JP6166538B2 - 搬送装置および物品の投入方法 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を搬送する搬送装置および物品の投入方法に関するものである。
従来、例えば特許文献1に記載された搬送装置が知られている。
この従来の搬送装置は、搬送物である物品を上面に載せて搬送する搬送体を備える搬送手段(集積コンベヤ)と、この搬送手段の搬送体の上面に物品を投入する投入手段(合流ライン)とを具備している。
また、搬送手段の搬送体は、物品を上面に載せて搬送方向に搬送する搬送面部と、この搬送面部に突設され搬送方向に間隔をおいて位置し搬送方向に互いに隣り合う物品同士を仕切る複数の桟等の仕切突部とを有している。
特開2011−32020号公報(図1)
しかしながら、上記従来の搬送装置では、例えば物品が投入手段から搬送手段の搬送体の搬送面部上へ投入された際に、物品の姿勢が崩れる場合があり、このような場合には、物品はその姿勢が不揃いのまま搬送手段にて搬送されることとなる。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、物品を搬送しながら一定姿勢に揃えることができる搬送装置および物品の投入方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の搬送装置は、物品を上面に載せて搬送する搬送体を備える搬送手段と、前記搬送体の上面に物品を投入する投入手段とを具備し、前記搬送体は、物品を上面に載せて搬送方向に搬送する搬送面部と、この搬送面部に突設され、前記搬送方向に間隔をおいて位置し、前記搬送方向に互いに隣り合う物品同士を仕切る複数の仕切突部とを有し、前記搬送面部は、物品を前記仕切突部に当接するまで滑らせてその物品の姿勢を一定姿勢にする傾斜状の傾斜部分を有し、前記投入手段は、物品が重量物である場合にはその重量物を前記仕切突部に当てないように前記搬送体の上面に投入し、物品が軽量物である場合にはその軽量物を前記仕切突部に当てるように前記搬送体の上面に投入するものである。
請求項2記載の搬送装置は、請求項1記載の搬送装置において、搬送手段の搬送体の搬送面部は、投入手段から投入される物品を受け取る水平状の水平部分を有し、投入手段は、物品が重量物である場合にはその重量物を仕切突部に当てないように前記水平部分の上面に投入し、物品が軽量物である場合にはその軽量物を前記仕切突部に当てるように前記水平部分の上面に投入するものである。
請求項3記載の搬送装置は、物品を上面に載せて搬送する搬送体を備える搬送手段と、前記搬送体の上面に物品を投入する投入手段と、この投入手段を制御する制御手段とを具備し、前記搬送体は、物品を上面に載せて搬送方向に搬送する搬送面部と、この搬送面部に突設され、前記搬送方向に間隔をおいて位置し、前記搬送方向に互いに隣り合う物品同士を仕切る複数の仕切突部とを有し、前記搬送面部は、物品を前記仕切突部に当接するまで滑らせてその物品の姿勢を一定姿勢にする傾斜状の傾斜部分を有し、前記制御手段は、物品が軽量物である場合には、前記投入手段から前記搬送体上に軽量物が投入された直後に前記仕切突部に軽量物が当たるように、前記仕切突部の位置に応じて前記投入手段に投入動作を開始させ、物品が重量物である場合には、前記軽量物の場合よりも前記仕切突部が上流側に離れて位置するタイミングで、前記投入手段に投入動作を開始させるものである
請求項記載の物品の投入方法は、物品を上面に載せて搬送する搬送体を備える搬送手段と、前記搬送体の上面に物品を投入する投入手段とを具備し、前記搬送体は、物品を上面に載せて搬送方向に搬送する搬送面部と、この搬送面部に突設され、前記搬送方向に間隔をおいて位置し、前記搬送方向に互いに隣り合う物品同士を仕切る複数の仕切突部とを有し、前記搬送面部は、物品を前記仕切突部に当接するまで滑らせてその物品の姿勢を一定姿勢にする傾斜状の傾斜部分を有する、搬送装置を用いて行う物品の投入方法であって、物品が重量物である場合には、その重量物を前記仕切突部に当てないように前記投入手段によって前記搬送体の上面に投入し、物品が軽量物である場合には、その軽量物を前記仕切突部に当てるように前記投入手段によって前記搬送体の上面に投入するものである。
本発明によれば、搬送手段の搬送体の搬送面部は、物品を仕切突部に当接するまで滑らせてその物品の姿勢を一定姿勢にする傾斜状の傾斜部分を有するため、物品を搬送しながら一定姿勢に揃えることができる。
本発明の一実施の形態に係る搬送装置の概略側面図である。 同上搬送装置の概略平面図である。 (a)および(b)は同上搬送装置にて重量物が搬送される際の説明図である。 (a)および(b)は同上搬送装置にて軽量物が搬送される際の説明図である。 同上搬送装置の搬送手段の断面図である。 同上搬送装置の投入手段の部分側面図である。 同上搬送装置を備えた仕分システムの平面図である。
本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図7において、1は仕分設備である仕分システムで、この仕分システム1は、物品Wを搬送する搬送装置2と、物品Wを仕分情報に基づいて仕分先ごとに仕分ける仕分装置3と、これら搬送装置2および仕分装置3間に配設され搬送装置2からの物品Wを搬送して仕分装置3に供給する中継搬送装置4とを備えている。
物品Wは、平面視矩形状で、水平方向長さ寸法(幅寸法および長さ寸法)に比べて上下方向長さ寸法(高さ寸法)が短い背低の直方体形状をなすもので、例えば書籍である。そして、仕分対象物(搬送物)である複数の物品Wは、大きさが一定ではなく、重量も一定ではない。
搬送装置2は、図1ないし図7に示されるように、物品Wを搬送方向(図7では右方向)に搬送する1つの搬送手段6と、物品Wを搬送方向(図7では上方向)に搬送して搬送手段6に投入する互いに平行な複数(例えば2つ)の投入手段7とを具備している。各投入手段7は、同一構成のもので、搬送手段6の一側方にこの搬送手段6に対して直交するように配設されている。
搬送手段6は、例えば平面視で直線状をなす1つのベルトコンベヤ(合流コンベヤ)にて構成されている。搬送手段6は、所定方向に回行しながら投入手段7からの物品Wを上面に載せて搬送方向に搬送する無端状の搬送体である搬送ベルト11を備えている。
搬送ベルト11は、対をなすローラ支持板12間に架設された1つの駆動ローラ13および複数の従動ローラ14に掛け渡されている。そして、駆動ローラ13が駆動手段である駆動モータ15からの動力で回転すると、搬送ベルト11が所定方向に回行し、この回行により搬送ベルト11上の物品Wが搬送方向へ搬送される。
搬送ベルト11の幅方向両端部は、ベルト挟持体16にて上下から移動可能に挟持されている。各ベルト挟持体16は、フレーム17に固定的に取り付けられた断面略コ字状の取付体18に固着されている。
ここで、搬送ベルト11は、物品Wを上面に載せて搬送方向に搬送する帯状で無端状の搬送面部21と、この搬送面部21の表面に突設され搬送方向に等間隔をおいて並んで位置し搬送方向に互いに隣り合う物品W同士をこれら物品W同士が接触しないように搬送方向前後に仕切る複数の仕切突部(桟等の仕切手段)22とを有している。
各仕切突部22は、搬送面部21の短手方向である幅方向に長手方向に有する長手状をなすもので、搬送面部21の表面に溶着等により固設されている。仕切突部22の長手方向一端部は搬送面部21の幅方向一端部の近傍に位置し、仕切突部22の長手方向他端部は搬送面部21の幅方向他端部の近傍に位置している。搬送面部21の幅方向一端部は一方側の取付体18内に挿入されて一方側のベルト挟持体16にて移動可能に挟持され、搬送面部21の幅方向他端部は他方側の取付体18内に挿入されて他方側のベルト挟持体16にて移動可能に挟持されている。
なお、搬送方向に互いに隣り合う1対の仕切突部22間には、1個の物品Wが投入される。換言すると、搬送面部21の上面のうち、互いに隣り合う仕切突部22間に位置する部分には、物品Wが1個ずつ投入される。また、互いに隣り合う仕切突部22間の距離Aは、物品Wの幅寸法よりも長く、例えば物品Wの幅寸法の2倍以上である。
また、搬送面部21の表面は、滑性を有する平滑面であり、この搬送面部21の表面と物品Wとの間の摩擦が比較的小さく、物品Wが搬送面部21に対して滑りやすくなっている。
そして、搬送ベルト11の搬送面部21は、図1および図2等から明らかなように、水平状に位置して投入手段7から投入される物品Wを受け取る搬送始端側の水平部分23と、この水平部分23よりも高い位置で水平状に位置して物品Wを搬送方向下流の中継搬送装置4の搬送始端部に供給する搬送終端側の水平部分24と、これら上下の水平部分23,24の間で搬送手段6の搬送方向に向かって上り傾斜する傾斜状に位置する姿勢修正用の傾斜部分25とを有している。
つまり、搬送面部21は、下側水平部分23、上側水平部分24、およびこれらの間の傾斜部分25を上部である往路面側に有している。そして、この搬送面部21の平面状の傾斜部分25は、その表面である上面において物品Wをこの物品Wと対向する反搬送方向側の仕切突部22に当接するまで自重で滑らせて、その物品Wの姿勢を一定姿勢、すなわち例えば物品Wのうち長手方向に沿った一端部(一辺部)が長手状の仕切突部22に当接してこの仕切突部22に沿って位置する姿勢(仕切突部22に対して平行な姿勢)にするものである。
傾斜部分25の下端側は、曲率半径が比較的大きな円弧状となって下側の水平部分23に繋がっており、また同様に、傾斜部分25の上端側は、曲率半径が比較的大きな円弧状となって上側の水平部分24に繋がっている。
なお、傾斜部分25は、水平方向に対して所定の傾斜角度αをもって搬送方向に向かって上り傾斜しており、この傾斜角度αは鋭角であり、例えば35度〜40度で、好ましくは略38度である。
また、図2に示されるように、搬送手段6の搬送始端部には、搬送ベルト11の仕切突部22を検知する光学系の仕切検知手段31が設けられている。搬送手段6の搬送終端部には、駆動ローラ13の回転を検知する光学系の回転検知手段であるエンコーダ32が設けられている。
そして、仕切検知手段31およびエンコーダ32からの検知信号が制御手段33に送信され、この制御手段33はその検知信号に基づいて投入手段7を制御する。すなわち、制御手段33は、搬送ベルト11の仕切突部22の位置を常時把握しながら、物品Wの特性(例えば重量)に応じて異なるタイミングで投入手段7に対して投入指令を送信する。
投入手段7は、制御手段33による制御に基づき、物品Wの特性(例えば重量)に応じて異なるタイミングで物品Wを搬送手段6の搬送ベルト11の搬送面部21の水平部分23の上面の所望位置に順次投入するものである。つまり、投入手段7は、制御手段33による制御に基づき、搬送体11の搬送面部21の水平部分23の上面のうち、物品Wの特性に応じた位置に物品Wを投入するものである。
投入手段7は、図6および図7等に示されるように、例えば平面視で搬送手段6の搬送方向に対して直交する方向に直線状に並ぶ複数のコンベヤにて構成されている。
具体的には、投入手段7は、搬送始端部に位置し作業者Xの手作業によって物品Wが上面に投入される始端コンベヤ(投入コンベヤ)41と、搬送終端部に位置し物品Wを搬送ベルト11の上面に投入する終端コンベヤ(タイミングコンベヤ)42と、これら両コンベヤ41,42間に位置する複数の中間コンベヤ43とを備えている。
始端コンベヤ41は、複数の物品Wが載置される載置台45に近接して配設されており、作業者Xは、載置台45上の物品Wを1つずつ手で取って始端コンベヤ41の搬送面41aに載せる。
この搬送面41aは、その幅方向一端側から幅方向他端側に向かって下り傾斜する傾斜状に位置している。このため、搬送面41aに載せられた物品Wは、始端コンベヤ41の搬送方向(物品Wの長手方向)に沿った一端部が当接板(図示せず)に当接した状態となる。その結果、物品Wの長手方向に沿った一端部は、投入手段7の幅方向一端側の基準直線Lの上を投入手段7の搬送始端部から搬送終端部まで移動する。つまり、基準直線Lは、投入手段7の搬送面上における物品Wの搬送基準である。
終端コンベヤ42は、図6に示されるように、物品Wを上面に載せて搬送する無端状の複数本の丸ベルト46を有している。丸ベルト46は、対をなす板状のコンベヤフレーム47間に架設された1つの駆動ローラ48および複数の従動ローラ49に掛け渡されている。そして、駆動ローラ48が駆動手段である駆動モータ50からの動力で回転すると、丸ベルト46が所定方向に回行し、この回行により丸ベルト46上の物品Wが搬送方向へ搬送されて搬送ベルト11の上面に投入される。
終端コンベヤ42の搬送終端部は、搬送ベルト11の搬送面部21の幅方向端部の上方に配設されている。つまり、平面視で、終端コンベヤ42の搬送終端部と搬送ベルト11の搬送面部21の幅方向端部とが重なるようになっており、搬送ベルト11の仕切突部22が終端コンベヤ42の搬送終端部の近接位置を移動する。なお、終端コンベヤ42の搬送終端部の従動ローラ49は、搬送ベルト11の搬送面部21の幅方向端部の上方に位置している。
また、図7に示されるように、複数の中間コンベヤ43のうち、上流端位置の1つがスキャナーコンベヤ51であり、このスキャナーコンベヤ51は架台部52を有している。
架台部52には、物品Wに付されたバーコードを読み取り、この読み取った情報を制御手段33に送信する物品検知手段であるバーコードリーダ(図示せず)が設けられている。
また、架台部52には、物品Wの高さ寸法(厚さ寸法)、幅寸法(短手方向長さ寸法)および長さ寸法(長手方向長さ寸法)を検知する物品検知手段である光学系のセンサ(光電センサ等)が複数設けられている。
そして、制御手段33は、それらセンサの検知に基づいて物品Wの体積を算出し、算出体積が予め設定された設定体積以上である場合には物品Wが重量物であると判断し、算出体積がその設定体積未満である場合には物品Wが軽量物であると判断する。また、制御手段33は、物品Wが重量物であるか軽量物であるかの判断の結果に応じて、投入手段7の終端コンベヤ42による物品Wの搬送手段6への投入タイミング(重量物用のタイミングか、軽量物用のタイミングか)を決定する。
なお、高さ寸法検知用のセンサは、例えば上下方向に5mm間隔で10個並ぶように設けられている。最上のセンサのみ+αとして高さ異常を検知している。幅寸法検知用のセンサは、例えば物品Wの幅寸法を上下方向の左右2ヶ所で検知するようになっている。長さ分法検知用のセンサは、例えば計測トリガセンサのオンにて前後を上下方向2ヶ所で検知するようになっている。
さらに、図7に示されるように、複数の中間コンベヤ43のうち、搬送方向中央位置付近の1つがリジェクトコンベヤ55であり、このリジェクトコンベヤ55は、搬送始端側の水平軸を中心として搬送終端側が昇降するように上下回動する回動搬送部56を有している。
回動搬送部56は、例えばベルトコンベヤ式のもので、正常な物品Wを搬送して下流の中間コンベヤ43に供給する水平状態と、異常な物品WであるNG品を斜め下方へ搬送してNG品搬送手段60に供給する傾斜状態との間で、上下回動可能となっている。
なお、リジェクトコンベヤ55にてリジェクトされるNG品は、例えば規格外の大きさのもの、バーコード未読のもの、予定外品等である。このNG品は、NG品搬送手段60によって、載置台45の付近の位置まで搬送される。
一方、仕分装置3は、物品Wを搬送しながら仕分ける搬送仕分部61と、この搬送仕分部61にて仕分けられた物品Wを集積する集積部62とを備えている。
また、中継搬送装置4は、搬送手段6の搬送ベルト11の搬送面部21の水平部分24からの物品Wを受け取って搬送する直線状の第1搬送部65と、この第1搬送部65からの物品Wを受け取って搬送する円弧状の第2搬送部66と、この第2搬送部66からの物品Wを受け取って搬送して搬送仕分部61へ供給する第3搬送部67とを備えている。
なお、第1搬送部65は、例えば平面視で搬送方向に対して傾斜状のローラを有するローラコンベヤ等からなり、物品Wを搬送しながら一方側に幅寄せするものである。
次に、上記仕分システム1の搬送装置2の作用等を説明する。
図3(a)および(b)に示すように、例えば物品Wが重量物であり、制御手段33が、搬送手段6に対して次に投入すべき物品Wが重量物であると判断した場合には、投入手段7の終端コンベヤ42は、制御手段33による制御に基づき、その重量物を仕切突部22に当てないように搬送ベルト11の搬送面部21の水平部分23の上面の所望位置(搬送方向に互いに隣り合う仕切突部22間の中央位置)に投入する。このため、終端コンベヤ42による投入直後に、重量物である物品Wが仕切突部22に衝突することがない。
なお、この投入の際に、物品Wは、移動中の搬送面部21から受ける力で若干回動して姿勢が崩れ、例えば仕切突部22に対して斜め姿勢となる。
その後、物品Wは、搬送ベルト11の搬送面部21の傾斜部分25の上面上で、反搬送方向側の一端部である一辺部が仕切突部22にこの仕切突部22に沿って当接するまで自重で滑り、その仕切突部22に対して平行な一定姿勢となる。また、互いに隣り合う仕切突部22間の距離Aがすべて等しいことから、搬送方向に互いに隣り合う物品W間の距離が一定となる。
次いで、物品Wは、一定姿勢のまま、隣り合う物品Wとの間の距離を一定に維持しつつ、搬送手段6から中継搬送装置4に搬出され、この中継搬送装置4の第1搬送部65にて一方側に幅寄せされ、その後、仕分装置3へ供給され、この仕分装置3によって仕分先ごとに仕分けられる。
また、図4(a)および(b)に示すように、例えば物品Wが軽量物であり、制御手段33が、搬送手段6に対して次に投入すべき物品Wが軽量物であると判断した場合には、投入手段7の終端コンベヤ42は、制御手段33による制御に基づき、その軽量物を仕切突部22に当てるように搬送ベルト11の搬送面部21の水平部分23の上面の所望位置(反搬送方向側の仕切突部22寄りの位置)に投入する。このため、終端コンベヤ42による投入直後に、軽量物である物品Wは反搬送方向側の仕切突部22に当接し、これにより、物品Wが移動中の搬送面部21から受ける力で大きく回動することが防止される。
なお、この投入の際に、軽量物である物品Wが仕切突部22との当接により姿勢を崩し、例えば仕切突部22に対して斜め姿勢となる場合がある。
しかしこの場合においても、前記重量物と同様、物品Wは、搬送ベルト11の搬送面部21の傾斜部分25にて姿勢が修正され、仕切突部22に対して平行な一定姿勢となり、また同時に隣り合う物品W間の距離が一定となる。
次いで、軽量物である物品Wも、前記重量物と同様、一定姿勢のまま、隣り合う物品Wとの間の距離を一定に維持しつつ、搬送手段6から中継搬送装置4に搬出され、その後、中継搬送装置4から仕分装置3に供給され、この仕分装置3によって仕分先ごとに仕分けられる。
なお、図3(a)における距離aは、重量物に対する終端コンベヤ42の投入動作開始時における仕切突部22と基準直線Lとの間の距離である。図4(a)における距離bは、軽量物に対する終端コンベヤ42の投入動作開始時における仕切突部22と基準直線Lとの間の距離である。物品Wの特性、例えば重量に応じて投入タイミングが2種類あり、a>bである。
そして、上記搬送装置2によれば、搬送手段6の搬送ベルト11の搬送面部21は、物品Wを仕切突部22にこの仕切突部22に沿って当接するまで自重で滑らせて一定姿勢にする傾斜状の傾斜部分25を有するため、物品Wを搬送方向に搬送しながら一定姿勢に揃えることができるとともに、その搬送方向に互いに隣り合う物品W間の距離も一定距離(一定ピッチ)に揃えることができ、よって例えば下流での仕分作業を適切に行うことができる。
また、投入手段7にて搬送中の物品Wを検知する物品検知手段であるセンサからの検知信号に基づいて物品Wが重量物であるか軽量物であるかを判断してそれに応じた投入タイミングを決定する制御手段33を備えており、投入手段7は、その制御手段33による制御に基づき、物品Wが重量物である場合にはその重量物を仕切突部22に当てないように水平部分23の上面に投入するため、投入直後の重量物が仕切突部22に衝突してこの仕切突部22が破損してしまうことを防止できる。
さらに、投入手段7は、制御手段33による制御に基づき、物品Wが軽量物である場合にはその軽量物を仕切突部22に当てるように水平部分23の上面に投入するため、投入直後の軽量物が搬送面部21から受ける力で大きく回動、例えば90度以上回動してしまうことを防止できる。
なお、上記実施の形態では、2つの投入手段7が搬送手段6の側方に配設された構成について説明したが、投入手段7の数は任意であり、例えば1つでも、或いは3つ以上でもよい。
また、搬送手段6の搬送面部21の傾斜部分25は、必ずしも平面状である必要はなく、例えば少し湾曲した曲面状等でもよい。
さらに、投入手段7は、物品特性として物品Wの重量に応じて投入タイミングが異なるものには限定されず、例えば物品Wの形状や材質等に応じて投入タイミングが異なるもの等でもよい。
また、制御手段33は、センサの検知に基づいて算出体積(物品サイズ)から物品Wが重量物であるか軽量物であるかを判断するものには限定されず、例えばバーコードリーダの検知に基づいて物品Wを識別して対応する登録商品情報から物品Wが重量物であるか軽量物であるかを判断するもの等でもよい。
さらに、例えば投入手段7にて搬送中の物品Wの重量を測定する重量測定手段が設けられ、制御手段33がその測定重量が設定重量以上である場合には物品Wが重量物であると判断し、その測定重量が設定重量未満である場合には物品Wが軽量物であると判断するもの等でもよい。
また、例えば物品Wの形状を検知する形状検知手段を投入手段7の架台部52に設けた構成等でもよい。
さらに、搬送手段6の搬送面部21の傾斜部分25は、搬送方向に向かって上り傾斜する傾斜状で物品Wをこの物品Wよりも反搬送方向側(上流側)の仕切突部22に当接するまで滑らせてその物品Wの姿勢を一定姿勢にするものには限定されず、例えば搬送方向に向かって下り傾斜する傾斜状で物品Wをこの物品Wよりも搬送方向側(下流側)の仕切突部22に当接するまで滑らせてその物品Wの姿勢を一定姿勢にするもの等でもよい。
2 搬送装置
6 搬送手段
7 投入手段
11 搬送体である搬送ベルト
21 搬送面部
22 仕切突部
23 水平部分
25 傾斜部分
W 物品

Claims (4)

  1. 物品を上面に載せて搬送する搬送体を備える搬送手段と、
    前記搬送体の上面に物品を投入する投入手段とを具備し、
    前記搬送体は、
    物品を上面に載せて搬送方向に搬送する搬送面部と、
    この搬送面部に突設され、前記搬送方向に間隔をおいて位置し、前記搬送方向に互いに隣り合う物品同士を仕切る複数の仕切突部とを有し、
    前記搬送面部は、物品を前記仕切突部に当接するまで滑らせてその物品の姿勢を一定姿勢にする傾斜状の傾斜部分を有し、
    前記投入手段は、物品が重量物である場合にはその重量物を前記仕切突部に当てないように前記搬送体の上面に投入し、物品が軽量物である場合にはその軽量物を前記仕切突部に当てるように前記搬送体の上面に投入する
    ことを特徴とする搬送装置。
  2. 搬送手段の搬送体の搬送面部は、投入手段から投入される物品を受け取る水平状の水平部分を有し、
    投入手段は、物品が重量物である場合にはその重量物を仕切突部に当てないように前記水平部分の上面に投入し、物品が軽量物である場合にはその軽量物を前記仕切突部に当てるように前記水平部分の上面に投入する
    ことを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  3. 物品を上面に載せて搬送する搬送体を備える搬送手段と、
    前記搬送体の上面に物品を投入する投入手段と、
    この投入手段を制御する制御手段とを具備し、
    前記搬送体は、
    物品を上面に載せて搬送方向に搬送する搬送面部と、
    この搬送面部に突設され、前記搬送方向に間隔をおいて位置し、前記搬送方向に互いに隣り合う物品同士を仕切る複数の仕切突部とを有し、
    前記搬送面部は、物品を前記仕切突部に当接するまで滑らせてその物品の姿勢を一定姿勢にする傾斜状の傾斜部分を有し、
    前記制御手段は、
    物品が軽量物である場合には、前記投入手段から前記搬送体上に軽量物が投入された直後に前記仕切突部に軽量物が当たるように、前記仕切突部の位置に応じて前記投入手段に投入動作を開始させ、
    物品が重量物である場合には、前記軽量物の場合よりも前記仕切突部が上流側に離れて位置するタイミングで、前記投入手段に投入動作を開始させる
    ことを特徴とする搬送装置。
  4. 物品を上面に載せて搬送する搬送体を備える搬送手段と、
    前記搬送体の上面に物品を投入する投入手段とを具備し、
    前記搬送体は、
    物品を上面に載せて搬送方向に搬送する搬送面部と、
    この搬送面部に突設され、前記搬送方向に間隔をおいて位置し、前記搬送方向に互いに隣り合う物品同士を仕切る複数の仕切突部とを有し、
    前記搬送面部は、物品を前記仕切突部に当接するまで滑らせてその物品の姿勢を一定姿勢にする傾斜状の傾斜部分を有する、搬送装置を用いて行う物品の投入方法であって、
    物品が重量物である場合には、その重量物を前記仕切突部に当てないように前記投入手段によって前記搬送体の上面に投入し、
    物品が軽量物である場合には、その軽量物を前記仕切突部に当てるように前記投入手段によって前記搬送体の上面に投入する
    ことを特徴とする物品の投入方法。
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