JP6164186B2 - 検査装置、検査プログラム、検査方法 - Google Patents

検査装置、検査プログラム、検査方法 Download PDF

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Description

本発明は、検査装置、検査プログラム、および検査方法に関するものである。
従来、主軸を回転させてマイクロチップに遠心力を作用させる検査装置が特許文献1などにより知られている。この特許文献に開示された検査装置は、DCモータとエンコーダとを備える回転駆動源、光源、検出器、および制御部を備える。マイクロチップに設けられた吸光光度測定部が、光源と検出器とに対応する停止位置に停止する前に、マイクロチップの内部において、血液から分離された血漿と試薬とが混合され、測定対象液が得られる。吸光光度測定部が、光源と検出器とに対応する停止位置に停止するよう制御部は、回転駆動源を制御する。停止位置に停止されたマイクロチップの吸光光度測定部に光源からの光が透過される。この透過光を検出器が検出して測定対象液の吸光光度が測定される。
特開2008−8875号公報
吸光光度測定部を停止位置に正確に停止させるために、制御部は、停止位置に停止させる前に、任意の位置に一端停止させ、その位置でエンコーダから検出された位置情報に基づき、停止位置まで停止させる駆動信号をモータに出力することが考えられる。一方、停止位置に停止させる前に、マイクロチップの内部では、血液から分離された血漿と試薬とが混合される。よって、血漿と試薬とが混合された混合時点から、光源から発光された光による吸光光度測定の開始時点までの期間が測定毎にばらつくと、測定毎の測定精度が低下する可能性がある。すなわち、任意の位置から停止位置までの移動時間がばらつくと、混合時点から、吸光光度測定の開始までの期間がばらつくので、測定精度が低下する可能性がある。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、測定開始までの期間のばらつきを抑え、測定精度の低下を抑えることが出来る検査装置、検査プログラム、および検査方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1記載の検査装置は、検査チップを保持するホルダと、前記ホルダを、主軸を中心に回転させる回転機構と、前記回転機構により回転される前記ホルダの位置を検出する位置検出部と、測定光を発光する発光部と、前記発光部により発光された測定光が、前記ホルダに保持された検査チップを透過した透過光を受光する受光部と、前記回転機構による回転を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、予め定められた一定期間以内に、前記位置検出部により検出された位置から前記測定光が前記ホルダに保持された前記検査チップを透過可能な測定位置まで、任意の位置に停止したホルダを回転させ、前記一定期間後に前記受光部が受光した透過光に基づき、測定を開始することを特徴とする。
請求項1記載の検査装置によれば、任意の位置に停止したホルダは、検出された位置から測定位置まで予め定められた一定期間以内に移動され、一定期間後に測定が開始される。従って、任意の位置にホルダがあっても、測定が開始されるまでの期間が一定となる。従って、測定毎の測定開始までの期間のばらつきを抑え、測定精度の低下を抑えることが出来る。
また、前記制御部は、予め定められた時計回り、または反時計回りのいずれか一方の第1回転方向に回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させてもよい。
測定毎に、ホルダが、第1回転方向で回転されて測定位置に停止される、または第1回転方向と反対方向の第2回転方向で回転されて測定位置に停止されると、主軸を回転させるモータのコギングにより測定位置への停止精度が異なるので、測定毎の測定精度が低下する。本開示によれば、ホルダは、第1回転方向で回転されて測定位置に停止される。従って、測定毎の測定精度が低下する可能性を低減できる。
また、前記制御部は、前記検出された位置から前記第1回転方向に回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させてもよい。
本開示によれば、第2回転方向から第1回転方向へ途中で逆回転することなく、ホルダは回転される。従って、途中で逆回転することにより、慣性、もしくは、停止によりホルダにより保持される検査チップに注入された液体が飛び出すことを低減できる。従って測定精度の低下の可能性を低減できる。
また、前記制御部は、前記一定期間で、前記検出された位置から前記第1回転方向に回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させる場合の回転速度を算出し、算出された回転速度で、前記検出された位置から前記第1回転方向に前記ホルダを回転させてもよい。
本開示によれば、算出された回転速度でホルダが回転されるので、検出された位置から測定位置まで予め定められた一定期間以内により確実に移動される。従って、任意の位置にホルダがあっても、測定が開始されるまでの期間がより確実に一定となる。従って、測定毎の測定開始までの期間のばらつきを抑え、測定精度の低下をより抑えることが出来る。
また、前記制御部は、前記検出された位置から前記第1回転方向に回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させる第1ルートと、前記検出された位置から、前記第1回転方向と反対方向の第2回転方向に回転させて、前記測定位置を通過させ、所定の折返し位置から前記第1回転方向に回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させる第2ルートと、のいずれかを前記位置検出部より検出された位置により決定し、決定されたルートで回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させてもよい。
本開示によれば、第1ルートと第2ルートとのいずれかで測定位置までホルダを移動させることが可能なので、回転速度を低速化することができ、消費電力の低下、および回転速度が高速化することによって検査チップに注入された液体が飛び出すことを低減できる。従って、測定精度の低下の可能性を低減できる。
また、前記制御部は、前記一定期間で、前記第1ルートで前記ホルダを回転させると決定した場合、前記検出された位置から前記第1回転方向に回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させる場合の回転速度を算出し、算出された回転速度で、前記検出された位置から前記第1回転方向に前記ホルダを回転させ、前記第2ルートで前記ホルダを回転させると決定した場合、前記検出された位置から前記第2回転方向に回転させて、前記ホルダを前記折返し位置に停止させ、前記折返し位置から前記第1回転方向に回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させる場合の回転速度を前記一定期間の残り時間に基づき算出し、算出された回転速度で、前記折返し位置から前記第1回転方向に前記ホルダを回転させてもよい。
本開示によれば、算出された回転速度でホルダが回転されるので、検出された位置から測定位置まで予め定められた一定期間以内により確実に移動される。従って、任意の位置にホルダがあっても、測定が開始されるまでの期間がより確実に一定となる。従って、測定毎の測定開始までの期間のばらつきを抑え、測定精度の低下をより抑えることが出来る。
また、前記制御部は、前記ホルダが前記測定位置に停止された状態において、前記一定期間が経過したか否かを判断し、前記一定期間が経過したと判断した場合に、前記受光部が受光した透過光に基づき、測定を開始してもよい。
本開示によれば、一定期間が経過したと判断した場合に測定が開始されるので、測定が開始されるタイミングがより正確になる。従って、測定毎の測定開始までの期間のばらつきを抑え、測定精度の低下をより抑えることが出来る。
また、前記制御部は、前記測定位置とは異なる位置に前記ホルダを停止させる際は、前記検出された位置から前記指定位置まで、時計回り、または反時計回りのいずれか一方の第1回転方向と前記第1回転方向と反対方向の第2回転方向との近い方のルートで、ホルダを指定位置に回転させてもよい。
本開示によれば、指定位置に移動させる際は、近い方のルートでホルダが移動されるので、より早く、指定位置に移動させることが出来る。
上記目的を達成する為に、本開示の検査プログラムは、検査チップを保持するホルダと、前記ホルダを、主軸を中心に回転させる回転機構と、前記回転機構により回転される前記ホルダの位置を検出する位置検出部と、測定光を発光する発光部と、前記発光部により発光された測定光が、前記ホルダに保持された検査チップを透過した透過光を受光する受光部と、前記回転機構による回転を制御する制御部と、を備える検査装置のコンピュータに、予め定められた一定期間以内に、前記位置検出部により検出された位置から前記測定光が前記ホルダに保持された前記検査チップを透過可能な測定位置まで、任意の位置に停止したホルダを回転させる回転ステップと、前記一定期間後に前記受光部が受光した透過光に基づき、測定を開始させる測定ステップとを実行させることを特徴とする。
また、本開示の検査方法は、検査チップを保持するホルダと、前記ホルダを、主軸を中心に回転させる回転機構と、前記回転機構により回転される前記ホルダの位置を検出する位置検出部と、測定光を発光する発光部と、前記発光部により発光された測定光が、前記ホルダに保持された検査チップを透過した透過光を受光する受光部と、前記回転機構による回転を制御する制御部と、を備える検査装置の検査方法であって、予め定められた一定期間以内に、前記位置検出部により検出された位置から前記測定光が前記ホルダに保持された前記検査チップを透過可能な測定位置まで、任意の位置に停止したホルダを回転させる回転ステップと、前記一定期間後に前記受光部が受光した透過光に基づき、測定を開始させる測定ステップと、を備えることを特徴とする。
本開示の検査プログラム、および検査方法によれば、任意の位置に停止したホルダは、検出された位置から測定位置まで予め定められた一定期間以内に移動され、一定期間後に測定が開始される。従って、任意の位置にホルダがあっても、測定が開始されるまでの期間が一定となる。従って、測定毎の測定開始までの期間のばらつきを抑え、測定精度の低下を抑えることが出来る。
検査装置1の構成を示す斜視図である。 図1のII−II線矢視方向断面図、及び、検査チップ2の斜視図である。 上部筐体11を外した状態の検査システム3の上部の拡大斜視図である。 検査装置1の電気的構成を示すブロック図である。 実施形態における検査処理の流れを示すフローチャートである。 平面視のホルダ61の回転制御を説明する説明図である。 変形例における検査処理の流れを示すフローチャートである。
<1.検査システム3の概略構造>
本開示を具体化した実施形態について、図面を参照して説明する。図1〜図3を参照して、検査システム3の概略構造について説明する。本実施形態の検査システム3は、液体である検体及び試薬を収容可能な図2に示す検査チップ2と、検査チップ2を用いて検査を行う検査装置1とを含む。図2及び図3に示すように、検査チップ2は、検査装置1のホルダ61に支持される。検査装置1がホルダ61と検査チップ2とから離間した垂直軸線A1を中心としてホルダ61及び検査チップ2を回転させると、遠心力がホルダ61及び検査チップ2に作用する。検査装置1が水平軸線A2を中心にホルダ61及び検査チップ2を回転させると、ホルダ61及び検査チップ2に作用する遠心力の方向である遠心方向が検査チップ2に対して切り替えられる。
<2.検査装置1の構造>
図1〜図3を参照して、検査装置1の構造について説明する。以下の説明では、図2の上方、下方、右方、左方、紙面手前側、及び、紙面奥側を、夫々、検査装置1の上方、下方、前方、後方、左方、及び、右方とする。本実施形態では、垂直軸線A1の方向は検査装置1の上下方向であり、水平軸線A2の方向は、ホルダ61及び検査チップ2が垂直軸線A1を中心として回転される際の速度の方向である。なお、図3の斜視図は、検査装置1の図1に示す上部筐体11及び一対の側部筐体13が取り除かれた状態を示す。
図1に示すように、検査装置1は筐体10を備える。筐体10は箱状のフレーム構造を有する。筐体10は、上部筐体11、下部筐体12、及び、一対の側部筐体13を備える。一対の側部筐体13は、上下方向に長い長方形の板材である。一対の側部筐体13の夫々の面は左右方向を向く。一対の側部筐体13は左右方向に離隔する。下部筐体12は、一対の側部筐体13の夫々の下端、前端の下側、及び、後端の下側の間に架け渡された板材である。上部筐体11は、一対の側部筐体13の夫々の上端、前端の上側、及び、後端の上側の間に架け渡された板材である。上部筐体11には、前側部分と上側部分との間に亘って穴部11Aが形成されている。上部筐体11は、長方形の板材である蓋部材11Bの一端部を、回転可能に支持する。蓋部材11Bの一端部と対向する他端部が、回転によって上部筐体11に近接した場合、蓋部材11Bは穴部11Aを覆う。又、上部筐体11の上側部分の右側に、電源スイッチ及び複数の操作スイッチを含む操作部94が設けられる。
図2及び図3に示すように、検査装置1は、ケース80、上板32、ターンテーブル33、角度変更機構34、ホルダ61、及び、図3に示す制御装置90を、図1に示す筐体10の内部に備える。上板32は、下部筐体12の前側の上端と後側の上端との間に架け渡された、長方形の板材である。ターンテーブル33は、上板32の上側に回転可能に設けられた円盤である。後述する検査チップ2は、ターンテーブル33の上方に配置されたホルダ61に支持される。
図2に示すように、検査チップ2は、透明な合成樹脂の板材20を主体とする。板材20の一方側の面は、シート291により封止され、板材20の他方側の面は、シート292により封止されている。シート291、292は透明の合成樹脂の薄板である。板材20とシート291との間、及び、板材20とシート292との間には、検査チップ2に封入された液体が流動可能な図示外の液体流路が形成されている。シート291,292は、板材20の流路形成面を封止する。検査チップ2に注入された試薬及び検体は、液体流路を流動する過程で定量又は混合され、混合液が生成される。混合液は、液体流路のうち一部分に形成された測定部293に貯留される。検査チップ2は、厚み方向が前後方向、及び左右方向に延びる向きで、ホルダ61に保持される。
角度変更機構34は、ターンテーブル33に設けられた駆動機構である。この角度変更機構34は、水平軸線A2を中心にホルダ61を回転させることで検査チップ2を回転させる。ケース80は、上板32の上側に設けられ、ターンテーブル33、角度変更機構34、及び、ホルダ61を覆う。検査チップ2に対して光学測定を行う図3に示す測定部7の光源71、および光センサ72は、上板32の上側、且つ、ケース80の外部に設けられている。制御装置90は、検査装置1の各種処理を制御するコントローラである。図3に示すように、制御装置90は、上板32の下側に配置される。上板32の下部には、垂直軸線A1を中心にターンテーブル33を回転させる回転機構が、次のように設けられている。
図2に示すように、筐体10内の中央部の下方寄りに、ターンテーブル33を回転させるための駆動力を供給する主軸モータ35、及び、下部筐体12の内部から上方に延びる主軸57が設置されている。主軸モータ35はDCモータである。主軸モータ35の軸36は、上方に突出し、主軸57に連結している。主軸57は、上板32を貫通して、上板32の上側に突出している。主軸57の上端部は、ターンテーブル33の中央部に接続されている。主軸モータ35が軸36を回転させると、駆動力が主軸57に伝達される。このとき、主軸57の回転に連動して、ターンテーブル33が主軸57を中心に回転する。また、主軸モータ35の下側にエンコーダ96が配置され、主軸モータ35の上側に原点センサ97が配置される。図2において、エンコーダ96、および原点センサ97の回転円板は図示されているが、これらの発光部、および受光部は図示されていない。
主軸57は、内部が中空の筒状体である。内軸40は、主軸57の内部において上下方向に移動可能な軸である。図3に示すように、内軸40は、主軸57内を貫通してターンテーブル33の上方に延び、後述する一対のラックギア43に接続されている。
図2に示すように、筐体10の中央部の後方寄りには、内軸40を上下動させるためのステッピングモータ51が固定されている。ステッピングモータ51の軸58は右方に向けて突出している。軸58の先端には、図示外のピニオンギアが固定されている。ピニオンギアは、図示外のラックギアに噛み合っている。主軸57には、上下方向に延びるスリット57Aが設けられる。スリット57Aを介して主軸57の外側から内側に延びる図示外の連結部が設けられる。連結部の内側の端部は、内軸40に接続する。ステッピングモータ51が軸58を回転させると、軸58の先端に固定されたピニオンギアの回転に連動して、連結部が、スリット57Aに沿って上下動する。内軸40は、連結部に連動して上下動する。
角度変更機構34の詳細構造を説明する。角度変更機構34は、一対のラックギア43を備えている。一対のラックギア43は、金属製の板状部材である。図3に示すように、一対のラックギア43は、夫々、角柱形状を有する内軸40における互いに対向する面の上端に固定される。一方のラックギア43は、上側から見て内軸40から上下方向に垂直な一方向側に延び、他方のラックギア43は、一方向側とは反対側に延びる。図2に示すように、一対のラックギア43における内軸40側とは反対側の端部には、ギア431が上下方向に形成されている。ラックギア43は、内軸40の上下動に伴って上下動する。
図3に示すように、上側から見て各ラックギア43の反時計回り方向側には、夫々、支持部47が設けられている。支持部47は、ホルダ61を回転可能に支持する。より詳細には、図2及び図3に示すように、支持部47は、2つの円柱部471、延伸部472、及び支軸473を備えている。2つの円柱部471は、ラックギア43に沿って並べて配置され、上下方向に延びる。延伸部472は、円柱部471の上端から、ラックギア43に沿って内軸40から離れる方向に延び、その先端が支軸473を固定する。支軸473は、延伸部472との固定位置から上側から見て時計回り方向側に延び、その先端が、ホルダ61に形成されたギア部76の内側に配置されている。ギア部76は、ラックギア43のギア431と噛み合っている。ラックギア43の上下動に伴ってギア部76が支軸473を中心に回転することで、ホルダ61が回転する。故に、ホルダ61に保持された検査チップ2が支軸473を中心に回転する。
本実施形態では、主軸モータ35がターンテーブル33を回転駆動するのに伴って、ホルダ61及び検査チップ2が垂直軸である主軸57を中心に回転して、ホルダ61及び検査チップ2に遠心力が作用する。ホルダ61及び検査チップ2の垂直軸線A1を中心とした回転を、公転と呼ぶ。一方、ステッピングモータ51が内軸40を上下動させるのに伴って、ホルダ61及び検査チップ2が水平軸である支軸473を中心に回転して、ホルダ61及び検査チップ2に作用する遠心力の遠心方向が相対変化する。ホルダ61及び検査チップ2の水平軸線A2を中心とした回転を、自転と呼ぶ。
ケース80の詳細構造を説明する。図3に示すように、ケース80は、上側が閉塞した円筒部材である。ケース80は、側面部80A及び上面部80Bを有する。側面部80Aの前方上側から上面部80Bの前方に亘って穴部80Cが形成されている。ケース80は、上板32の上側に設置されている。より詳細には、ケース80は、ターンテーブル33の回転中心にある主軸57からみて、ホルダ61及び検査チップ2が回転される回転範囲の外側に設けられている。ケース80は、回転範囲を上側から覆う。以下、ケース80内の領域を回転領域81という。
ケース80の側面部80Aの右斜め後側に、穴部80Dが形成される。ケース80の側面部80Aの左斜め後側に、穴部80Eが形成される。検査チップ2に対して光学測定を行う測定部7は、測定光を発光する発光部としての光源71と、光源71から発せられた測定光を検出する受光部としての光センサ72とを有する。光源71は、図示しない固定部材により、光源71からの測定光が穴部80D、および穴部80Eを通過する高さ、および穴部80Dの右側に配置されている。光センサ72は、図示しない固定部材により、穴部80D、および穴部80Eを通過した測定光を受光する高さ、および穴部80Eの左側に配置されている。
本実施形態では、検査チップ2の公転可能範囲のうちで主軸57の後側位置が、検査チップ2に測定光が照射される測定位置である。検査チップ2が測定位置にある場合、光源71と光センサ72とを結ぶ測定光70が、検査チップ2の図2に示すシート291、292に対して略垂直に交差する。ホルダ61には、図2に示す検査チップ2が装着された状態で測定部293に近接する位置に、穴部61Aが形成されている。光源71からから射出した測定光70は、測定位置にある検査チップ2の測定部293を通過し、更に、ホルダ61の穴部61Aを通過して、光センサ72によって検出される。以上のようにして、測定部7による光学測定が行われる。
本実施形態では、検査チップ2の公転可能範囲のうちで、主軸57の前側位置が、検査チップ2が、上部筐体11に形成された穴部11A、およびケース80の穴部80Cを介してホルダ61から取り出される取出位置である。この取出位置は、穴部11A、および穴部80Cを介してホルダ61に検査チップ2が挿入される位置でもある。測定位置と取出位置とは主軸57に対して反転した位置関係を有する。
<3.制御装置90の電気的構成>
図4を参照して、制御部としての制御装置90の電気的構成について説明する。制御装置90は、検査装置1の主制御を司るCPU91と、各種データを一時的に記憶するRAM92と、パラメータを記憶したフラッシュメモリ93と、制御プログラムを記憶したROM95とを有する。CPU91には、操作部94が接続されている。制御装置90としては、検査装置1に外部から接続されるパーソナルコンピュータを用いてもよいし、検査装置1に外部から接続される専用の制御装置を用いてもよい。CPU91はタイマー機能を有する。以降の記載において、タイマー機能をタイマーと記載する。
更に、CPU91には、主軸モータ35であるDCモータ、位置検出部としてのエンコーダ96、光源71としてのLED(Light Emitting Diode)、および光センサ72としてのPD(Photo Ditecter)が接続されている。CPU91は、主軸モータ35を回転駆動させる制御信号を図示しないモータドライバを介して主軸モータ35に送信することによって、ホルダ61及び検査チップ2の公転を制御する。エンコーダ96が、円周上に複数の光学的スリットを並列して設けられた回転円板に、光をスリットを通して当て、その光を検出することによって、CPU91は回転角度、および回転速度を測定する。この測定値に基づいて、CPU91から主軸モータ35に制御信号を送ることによって、ターンテーブル33を所望の速度で回転させ、所望の角度に停止させる。尚、CPU91は、原点センサ97からの信号を検出し、エンコーダ96の各光学的スリットと回転領域81におけるホルダ61の位置とを関連付けて、ホルダ61の公転を制御する。原点センサ97は、一例として、径が異なる領域を有する回転円板を有する。この回転円板が回転されると、受光部において、発光部からの光が遮光される期間と発光部からの光が受光される期間とが生じる。この遮光期間と受光期間との境界において、エンコーダ96の発光部からの光が通過する光学的スリットの位置が原点とされる。この原点を基準に、ホルダ61の回転領域81における公転制御が実行される。また、以降の説明において、エンコーダ96の光学的スリットの数、すなわち総パルス数は2812パルスとして説明する。CPU91は、ステッピングモータ51を回転駆動させる制御信号を図示しないモータドライバを介してステッピングモータ51に送信することによって、ホルダ61及び検査チップ2の自転を制御する。
CPU91は、制御信号を送信することによって、光源71の発光タイミング、および発光強度を制御する。また、CPU91は、光センサ72からの信号強度を受信する。
<4.検査処理の流れ>
図5に示すフローチャートを参照して、本実施形態の検査処理の流れを説明する。図5に示すフローチャートは、ユーザーが操作部94の電源スイッチを操作し、電力が検査装置1に供給された場合にCPU91が実行する処理を示す。本実施形態では、検査装置2は、2つのホルダ61を備える。この2つのホルダ61は、主軸に対して反転した位置に設けられる。以下の記載において、一方のホルダ61に保持される検査チップ2について説明する。また図5に示すフローチャートを実行させる検査プログラムは、ROM95に記憶される。この検査プログラムは、検査装置1の出荷時にROM95に記憶されてもよいし、出荷後に、検査装置1がインターネットに接続され、図示しないサーバからダウンロードされて、ROM95に記憶されてもよい。
S1において、指定位置への移動指示があるか否かを判断する。指定位置への移動指示は、以下の3つの場合において、CPU91から主軸モータ35に送られる制御信号である。1つ目は、検査チップ2Aをホルダ61に挿入させる場合である。この場合、ホルダ61を、後述する取出し位置に位置させるように主軸モータ35に制御信号を送信する。2つ目は、検査チップ2に対して、主軸モータ35、およびステッピングモータ51に制御信号を送信する所定の遠心処理を実行した後に、ホルダ61を後述する測定位置に位置させる場合である。所定の遠心処理とは、検査チップ2に注入された試薬及び検体を混合させ、生成された混合液を測定部293に貯留させる処理である。3つ目は、検査チップ2Aをホルダ61から取り出させる場合である。この場合、ホルダ61を、後述する取出し位置に位置させるように主軸モータ35に制御信号を送信する。指定位置への移動指示があると、S2へ処理を移行する。指定位置への移動指示が無いと判断すると、再び、S1の処理を実行する。
S2において、主軸モータ35が停止しているか否かを判断する。この判断は、エンコーダ96からの信号に基づき実行される。主軸モータ35が停止していると判断すると、S4へ処理を移行する。主軸モータ35が停止していないと判断すると、S3に処理を移行する。
S3において、主軸モータ35の停止制御を実行する。この停止制御は、主軸モータ35にホルダ61の公転を停止させる制御信号を送信することである。例えば、主軸モータ35に逆パルスを送信することで、ホルダ61の公転を減速する。検査チップ2に注入された試薬及び検体を混合させる際のホルダ61の回転速度は、おおよそ4000rpmであるが、この回転速度から1秒間に1000rpm減速させて、公転を停止させる。主軸モータ35の両端子を、モータドライバ、またはリレー等でショートさせる事により急ブレーキをかける制御を実行し、ホルダ61を急停止させてもよい。また、図示しないストッパを主軸57に連結させて、ホルダ61を急停止させてもよい。停止制御の実行を終了すると、S4へ処理を移行する。
S4において、停止位置を取得する。この停止位置について、図6に示す模式図を参照して説明する。図6に示すように、ホルダ61は、回転領域81のうちの任意の位置に停止している。一般に、回転しているホルダ61をある特定の位置に停止させるためには、徐々に回転速度を落とし、エンコーダ96からの信号に基づき、回転速度、回転時間などを制御する必要がある。しかし、徐々に回転速度を落とし、例えば、主軸モータ35の回転速度が20rpmなどの低速回転である状況では、主軸モータ35がスムーズに回転せず、エンコーダ96からの信号に基づいて、回転中のホルダ61の位置、および回転速度が正確に検出できない可能性がある。この結果、回転しているホルダ61を、回転を止めずにある特定の位置に精度よく停止させるのが困難になる可能性がある。また、ある特定の位置に精度よく停止させるのに時間がかかる可能性がある。特に、鉛直方向に延びる主軸57の主軸モータ35の制御においては、ホルダ61に保持された検査チップ2のシート291、292に対して略垂直に測定光70が交差する位置に停止させるのは、困難である。更に、ホルダ61の回転速度を4000rpmといった高速に回転させる主軸モータ35において、回転を停止させずに、精度よくホルダ61を停止させるのは、困難である。本実施形態では、回転しているホルダ61を任意の位置にいったん停止させ、その任意の位置に停止したホルダ61の位置の位置情報をエンコーダ96から受信する。そして、任意の位置に停止したホルダ61の位置の位置情報に基づき、測定位置Pm、または取出位置P1へ移動させる回転制御を実行することにより、より正確に、またより早く所望の位置にホルダ61を移動させることが出来る。本実施形態では、回転領域81をエリア1、エリア2、エリア3に分割して処理を実行する。尚、測定位置Pmは、図3に示すようにホルダ61に保持された検査チップ2に測定光が照射される測定位置である。この測定位置Pmにおいて光源71からの測定光70が、検査チップ2の図2に示すシート291、292に対して略垂直に交差する。また取出位置P1は、カバー80の穴部80Cからホルダ61に保持された検査チップ2を取り出し、および挿入可能な位置であり、主軸57に対して測定位置Pmと反転した位置である。エリア1は、測定位置Pmから反時計回りに取出位置P1までの領域である。エリア2は、取出位置P1から反時計回りに後述する分岐位置P2までの領域である。エリア3は分岐位置P2から反時計回りに測定位置Pmまでの領域である。エンコーダ96からの信号に基づき、任意の位置に停止したホルダ61の停止位置を示すデータをRAM92に記憶する。この際、停止位置がエリア1に含まれる場合は、停止位置を示すデータを、エリア1を示すデータと関連付けて記憶する。同様に、停止位置がエリア2に含まれる場合は、停止位置を示すデータを、エリア2を示すデータと関連付けて記憶する。停止位置がエリア3に含まれる場合は、停止位置を示すデータを、エリア3を示すデータと関連付けて記憶する。停止位置の取得が終了すると、S5に処理を移行する。
図5に示すように、S5において、測定位置へ移動するか否かを判断する。この判断は、S1において判断した指定位置への移動指示が、測定位置への移動指示であるか否かによって実行される。測定位置への移動指示であると判断すると、S6へ処理を移行する。測定位置への移動指示でない、すなわち取出位置への移動指示と判断すると、S21へ処理を移行する。
S6において、タイマーをリセットする。すなわち、タイマーが示す時間tはゼロである。タイマーのリセットが終了すると、S7へ処理を移行する。
S7において、タイマーをスタートする。タイマーのスタートを終了すると、S8へ処理を移行する。
S8において、S4において、取得された停止位置が、エリア3であるか否かを判断する。停止位置がエリア3であると判断すると、S9へ処理を移行する。停止位置がエリア3でない、すなわち、停止位置がエリア1、またはエリア2であると判断すると、S11へ処理を移行する。
ここで、任意の位置に停止したホルダ61の測定位置Pmまでの移動制御について説明する。S4において取得された停止位置がエリア1である場合、図6に示すように、測定位置Pmまで時計回り(Clockwise)で移動したほうが、移動距離が短い。一方、S4において取得された停止位置がエリア2、またはエリア3である場合、図6に示すように、測定位置Pmまで反時計回り(CounterClockwise)で移動したほうが、移動距離が短い。一般に、時計回りでホルダ61が回転されて測定位置Pmに停止する場合と、反時計まわりでホルダ61が回転されて測定位置Pmに停止する場合とでは、主時モータ35の一例であるDCモータのコギングにより停止精度が異なる。よって、任意の停止位置から測定位置Pmまでの移動を、停止位置に応じて時計回りと反時計回りとで制御すると、測定毎の測定位置Pmに対する停止位置の位置ずれの分布が大きくなる。この結果、測定毎の測定精度のばらつきが生じる。本実施形態において、任意の停止位置から測定位置Pmまでの移動を、停止位置によらず時計回りの一通りで制御する。よって、本実施形態において、停止位置がエリア3である場合、反時計回りでホルダ61を移動させた後、時計回りでホルダ61を移動させて測定位置Pmに停止させる。すなわち、図6に示すように、エリア3に含まれる停止位置から折返し位置Prまで反時計回りで移動させ、折返し位置Prから時計回りで移動させて、測定位置Pmに停止させる。この移動方法が、本発明の第2ルートの一例である。停止位置がエリア2である場合、反時計回りで測定位置Pmまで移動させた方が、移動距離は短くなるが、エリア2に含まれる停止位置から時計回りでホルダ61を移動させ、測定位置Pmに停止させる。停止位置がエリア1である場合、エリア1に含まれる停止位置から時計回りでホルダ61を移動させ、測定位置Pmに停止させる。停止位置がエリア1、またはエリア2である場合に、停止位置から、測定位置まで時計回りで移動させる移動方法が本発明の第1ルートの一例である。
折返し位置Prについて説明する。図4に示す主軸モータ35であるDCモータの回転制御は、パルス制御によって制御される。一般に、DCモータの微少な回転動作は時間を要するため、大きく位置変更させるよりも小さく位置変更させる方が時間を要する。例えば、エンコーダ96により検出される1パルス分の距離だけ移動させる様にDCモータにPWM(Pulse Width Modulation)信号を送信して、位置変更させると、長時間要することになる。本実施形態では、測定位置Pmから±2パルス分の位置ずれが生じても、測定位置Pmに停止しているとして処理を進める。この結果、測定位置Pmから3パルス分だけ位置ずれが生じた場合に、測定位置Pmに移動させる制御を再度実行する。これにより、位置変更させる際に最も少ないパルス数は、3パルスとなり、位置変更に要する時間を短縮させる。従って、折返し位置Prは、測定位置Pmから反時計回りに3パルス分だけずれた位置に設定される。例えば、ホルダ61を、回転領域81を一周させるのに要するパルス数が2812パルスである場合、
(3パルス/2812パルス)*360°=0.384°・・・(1)
式(1)から、主軸57を中心として測定位置Pmから0.384°分、反時計回りに角度変更された位置が折返し位置Prである。尚、エンコーダ96により検出される3パルス分の距離だけ移動させる様に主軸モータ35にPWM信号を送信してホルダ61を移動させた場合、100ms程度時間を要する。
分岐位置P2について説明する。本実施形態において、分岐位置P2を境に、任意の停止位置から反時計回りでホルダ61が移動されるか、時計回りでホルダ61を移動されるかが制御される。折返し位置Prが測定位置Pmから3パルス分だけ反時計回りにずれた位置であるので、分岐位置P2は、取出し位置P1から3パルス分だけ、反時計回りにずれた位置であってもよいが、折返し位置Prにおいて反時計回りから時計回りに回転方向を変更するのに要する時間が必要なので、以下のように分岐位置P2を設定する。分岐位置P2は、分岐位置P2から時計回りで移動させて、測定位置Pmに停止させるのに要する時間が、分岐位置P2から反時計回りで折返し位置Prまで移動させるのに要する時間と、反時計回りから時計回りに回転方向を変更するのに要する時間と、折返し位置Prから時計回りで測定位置Pmまで移動させるのに要する時間との和と等しくなる位置である。例えば、分岐位置P2は、最大回転数Xrpm、折返し位置Prにおける停止時間、および折返し位置Prから時計回りで測定位置Pmまで移動するのに要する時間により、予め定められる。最大回転数Xrpmは、停止精度良く、停止させられる主軸モータ35の最大回転数であり、例えば20rpm程度である。折返し位置Prにおける停止時間は、予め、反時計回りから時計回りに回転方向を変更するのに要する時間が測定され、FLASH93に記憶されている。この停止期間は、例えば0.2秒である。折返し位置Prから時計回りで測定位置Pmまで移動するのに要する時間は、予め測定され、FLASH93に記憶されている。この移動に要する時間は、例えば0.1秒である。エンコーダ96の総パルス数が2812パルスであり、、測定位置Pmに対応するエンコーダ96のパルス位置が0パルス、そこから時計回りにパルス数が増加し、分岐位置P2に対応するパルス位置がαとした場合、分岐位置P2から反時計回りで折返し位置Prまで移動させるのに要する時間は、式(2)で表され、分岐位置P2から反時計回りで折返し位置Prまで移動させるのに要する時間が式(3)で表される。
(1/X)×((2812−α)/2812)・・・(2)
(1/X)(α/2812)・・・(3)
最大回転数、式(2)、式(3)、折返し位置Prにおける停止時間である0.2秒、および折返し位置Prから時計回りで測定位置Pmまで移動するのに要する時間である0.1から式(4)が導出される。
(1/X)×((2812−α)/2812)=(1/X)(α/2812)+0.2+0.1・・・(4)
この式(4)を満たすαが、分岐位置P2を示す。
すなわち、S8において、以降の処理において、反時計回りで回転させるか、時計回りで回転させるかを判断するため、S4において取得された停止位置が、エリア3であるか否かを判断する。以下、任意の停止位置から測定位置Pmまでの移動時間を短縮化しつつ、測定毎の測定精度のばらつきを抑える検査処理の流れを説明する。
S9において、目標位置を折返し位置Prに設定する。設定が終了すると、S10へ処理を移行する。
S10において、回転方向を反時計回りに設定する。設定が終了すると、S11へ処理を移行する。反時計回りが本発明の第2回転方向の一例である。
S11において、到達時間を測定モードに設定する。本実施形態において、測定モードとは、
予め設定された、任意の停止位置から折返し位置Prまでの移動時間である。この移動時間は、例えば、主軸モータの回転速度を、予め設定された速度に設定し、この回転速度でホルダ61を回転させた際に、検査チップ2の測定部293に貯留された混合液が、遠心力により測定部293から流出しない程度の速度のうちの最高速度に基づく。到達時間を測定モードに設定すると、S12に処理を移行する。
S12において、目標位置への移動を開始させる。すなわち、S9において折返し位置Prが目標位置に設定されているので、折返し点への移動を開始させる。折返し位置Prへの移動は、S10において設定された反時計回りの回転方向、およびS11において設定された到達時間で主軸を回転させる。折返し位置Prへの移動を開始させると、S13へ処理を移行する。
S13において、目標位置に到達したか否かを判断する。すなわち、S9において、折返し位置Prが目標位置に設定されているので、折返し位置Prに到達したか否かを判断する。この判断は、エンコーダ96からの信号に基づき実行される。折返し位置Prに到達したと判断すると、S14に処理を移行する。到達していないと判断すると、S13に処理を移行する。
S14において、目標位置を測定位置Pmに設定する。設定が終了すると、S15へ処理を移行する。
S15において、回転方向を時計回りに設定する。設定が終了すると、S16へ処理を移行する。時計回りが本発明の第1回転方向の一例である。
S16において、到達時間を(3−t)秒に設定する。時間tは、S16においてタイマーが示す時間である。S16においてタイマーが示す時間は、S7においてタイマーをスタートした時点からの経過時間である。すなわち、以降の測定位置Pmへの移動時間は、(3−t)秒で実施される。すなわち、任意の停止位置から測定位置Pmへ移動し、測定を開始するまでの時間は3秒である。S16において、エンコーダ96により検出された位置、すなわちS4において検出された位置、または折返し位置Prから測定位置Pmまで(3−t)秒でホルダ61を移動させる回転速度を算出する。従って、本実施形態において、任意の位置に停止したホルダ61を測定位置Pmまで予め定められた一定期間で移動させる。本実施形態では、この測定開始までの時間を予め3秒と設定されているが、5秒、10秒、1秒など任意の時間が予め設定されればよい。
S17において、タイマーを停止する。タイマーを停止すると、S18に処理を移行する。
S18において、目標位置への移動を開始させる。すなわち、S14において測定位置Pmが目標位置に設定されているので、測定位置Pmへの移動を開始させる。測定位置Pmへの移動は、S15において設定された時計回りの回転方向、およびS16において設定された到達時間(3−t)、すなわち算出された回転速度で主軸57を回転させることによって実行される。測定位置Pmへの移動を開始させると、S19へ処理を移行する。
S19において、目標位置に到達したか否かを判断する。すなわち、S14において、測定位置Pmが目標位置に設定されているので、測定位置Pmに到達したか否かを判断する。この判断は、エンコーダ96からの信号に基づき実行される。測定位置Pmに到達したと判断すると、S20に処理を移行する。到達していないと判断すると、S19に処理を再度実行する。
S20において、測定を開始する。すなわち、光センサ72において得られた受光強度が、測定データとして採用される。よって、S16において、任意の位置に停止したホルダ61を測定位置Pmまで予め定められた一定期間で移動させるので、測定の開始は、予め定められた一定期間後である。測定データを取り終えると、S1に処理を移行させる。
一方、S5において、取出位置P1への移動指示と判断すると、S21において、取出位置P1が目標位置に設定される。設定が終了すると、S22に処理を移行する。
S22において、S4において取得された停止位置が、エリア1であるか否かを判断する。測定位置Pmに対して停止位置が位置ずれする場合に比べて、取出位置P1に対して停止位置が位置ずれしてもよいので、以降の処理においては、S4において取得された停止位置から、取出位置P1まで、移動距離が短くなるように制御が実行される。よって、S4において取得された停止位置が、エリア1であるか、エリア2、またはエリア3であるかを判断する。エリア1であると判断すると、S22に処理を移行する。エリア1でない、すなわち停止位置が、エリア2、またはエリア3であると判断すると、S24に処理を移行する。
S23において、回転方向を反時計回りに設定する。すなわち、停止位置がエリア1であるので、反時計回りで回転したほうが時計回りで回転するよりも、取出位置P1に早く到達できる。設定が終了すると、S25に処理を移行する。
一方、S24において、回転方向を時計回りに設定する。すなわち、停止位置がエリア2、またはエリア3であるので、時計回りで回転したほうが反時計回りで回転するよりも、取出位置P1に早く到達できる。設定が終了すると、S25に処理を移行する。
S25において、到達時間を取出モードに設定する。本実施形態において、取出モードとは、予め設定された、任意の停止位置から測定位置P1までの移動時間である。この移動時間は、例えば、設定可能な主軸モータ35の回転速度の最高速度に基づく。到達時間を測定モードに設定すると、S26に処理を移行する。
S26において、目標位置への移動を開始させる。すなわち、S21において取出位置P1が目標位置に設定されているので、取出位置P1への移動を開始させる。取出位置P1への移動は、S23において設定された反時計回り、またはS24において設定された時計回りの回転方向で主軸57を回転させる。また、S25において設定された到達時間で主軸57を回転させる。取出位置P1への移動を開始させると、S27へ処理を移行する。
S27において、目標位置に到達したか否かを判断する。すなわち、S21において、取出位置P1が目標位置に設定されているので、取出位置P1に到達したか否かを判断する。この判断は、エンコーダ96からの信号に基づき実行される。取出位置P1に到達したと判断すると、S28に処理を移行する。到達していないと判断すると、S27の処理を再実行する。
S28において、取出し可能通知を通知する。この取出し可能通知は、図示しない表示部が検査装置1に設けられた場合は、この表示部に表示させる、蓋部材11Bを開いて取出し可能である旨のメッセージが一例である。このほかにも、検査装置1に外部から接続されるパーソナルコンピュータの表示部に表示させる同様のメッセージでもよい。取出し可能通知を通知すると、S1に処理を移行する。
上記実施形態では、S8において、任意の位置に停止したホルダ61がエリア3に位置する場合、折返し位置P1まで移動させ、折返し位置Prから測定位置Pmまで移動させたが、これに限られない。S7においてタイマーをスタートさせると、S14に移行してもよい。すなわち、任意の位置から測定位置Pmまで予め定められた一定期間でホルダ61を時計回りで移動させてもよい。
上記実施形態では、時計回りを第1回転方向、反時計回りを第2回転方向として説明したが、
時計回りが第2回転方向、反時計回りが第1回転方向であってもよい。また、折返し位置Prは、測定位置Pmから反時計回りに3パルス分だけずれた位置として説明したが、折返し位置Prは、測定位置Pmから時計回りに数パルス分だけずれた位置であってもよい。
<変形例>
上記実施形態では、S4において、取得された任意の停止位置から測定位置Pmまでの移動時間が予め所定の時間に設定され、エリア1に含まれる任意の停止位置、または折返し位置Prから測定位置まで、(3−t)秒で移動するように、主軸57の回転速度が決定されたが、これに限られない。例えば、任意の停止位置から測定を開始するまでの時間を一定とし、測定位置Pmに到達してから、予め定められた測定開始時間まで待機してもよい。以下、図7に示すフローチャートを参照して変形例の検査処理の流れを説明する。
図7に示すフローチャートにおいて、S1〜S15、およびS21〜S28は図5に示すフォローチャートと同一なので、説明を省略する。図7に示すS15において、回転方向を時計回りに設定すると、S16Aへ処理を移行する。
S16Aにおいて、到達時間を測定モードに設定する。変形例における、測定モードとは、予め設定された、任意の停止位置から測定位置Pmまでの移動時間である。この移動時間は、例えば、主軸モータの回転速度を、予め設定された速度に設定し、この回転速度でホルダ61を回転させた際に、検査チップ2の測定部293に貯留された混合液が、遠心力により測定部293から流出しない程度の速度のうちの最高速度に基づく。また、移動時間が予め定められた一定期間以内になるように回転速度が算出される。到達時間を測定モードに設定すると、S17Aに処理を移行する。
S17Aにおいて、目標位置への移動を開始させる。すなわち、S14において測定位置Pmが目標位置に設定されているので、測定位置Pmへの移動を開始させる。測定位置Pmへの移動は、S15において設定された時計回りの回転方向、およびS16Aにおいて設定された予め設定された回転速度で主軸57を回転させることによって実行される。測定位置Pmへの移動を開始させると、S18Aへ処理を移行する。
S18Aにおいて、目標位置に到達したか否かを判断する。すなわち、S14において、測定位置Pmが目標位置に設定されているので、測定位置Pmに到達したか否かを判断する。この判断は、エンコーダ96からの信号に基づき実行される。測定位置Pmに到達したと判断すると、S19Aに処理を移行する。到達していないと判断すると、S19に処理を再度実行する。
S19Aにおいて、タイマーが示す時間が3秒より長いか否かを判断する。長いと判断する、すなわち3秒であると判断すると、S20Aに処理を移行する。短いと判断すると、S19Aの処理を再実行する。
S20Aにおいて、タイマーを停止する。タイマーを停止すると、S21Aに処理を移行する。
S21Aにおいて、測定を開始する。すなわち、光センサ72において得られた受光強度が、測定データとして採用される。よって、S16Aにおいて、移動時間が予め定められた一定期間以内になるように回転速度が算出され、S19Aにおいて、タイマーが示す時間が3秒であると判断されると、S20Aにおいて、測定が開始される。従って、一定期間が経過したと判断した場合に測定が開始されるので、測定が開始されるタイミングがより正確になる。従って、測定毎の測定開始までの期間のばらつきを抑え、測定精度の低下をより抑えることが出来る。測定データを取り終えると、S1に処理を移行させる。
1 検査装置
2 検査チップ
3 検査システム
7 測定部
20 板材
293 測定部
33 ターンテーブル
34 角度変更機構
35 主軸モータ
40 内軸
57 主軸
61 ホルダ
70 測定光
71 光源
72 光センサ
81 回転領域
90 制御部
91 CPU
96 エンコーダ
A1 垂直軸線
A2 水平軸線

Claims (10)

  1. 検査チップを保持するホルダと、
    前記ホルダを、主軸を中心に回転させる回転機構と、
    前記回転機構により回転される前記ホルダの位置を検出する位置検出部と、
    測定光を発光する発光部と、
    前記発光部により発光された測定光が、前記ホルダに保持された検査チップを透過した透過光を受光する受光部と、
    前記回転機構による回転を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    予め定められた一定期間以内に、前記位置検出部により検出された位置から前記測定光が前記ホルダに保持された前記検査チップを透過可能な測定位置まで、任意の位置に停止したホルダを回転させ、
    前記一定期間後に前記受光部が受光した透過光に基づき、測定を開始すること
    を特徴とする検査装置。
  2. 前記制御部は、予め定められた時計回り、または反時計回りのいずれか一方の第1回転方向に回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させること
    を特徴とする請求項1記載の検査装置。
  3. 前記制御部は、前記検出された位置から前記第1回転方向に回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させること
    を特徴とする請求項2記載の検査装置。
  4. 前記制御部は、前記一定期間で、前記検出された位置から前記第1回転方向に回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させる場合の回転速度を算出し、算出された回転速度で、前記検出された位置から前記第1回転方向に前記ホルダを回転させること
    を特徴とする請求項3記載の検査装置。
  5. 前記制御部は、前記検出された位置から前記第1回転方向に回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させる第1ルートと、前記検出された位置から、前記第1回転方向と反対方向の第2回転方向に回転させて、前記測定位置を通過させ、所定の折返し位置から前記第1回転方向に回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させる第2ルートと、のいずれかを前記位置検出部より検出された位置により決定し、決定されたルートで回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させること
    を特徴とする請求項2記載の検査装置。
  6. 前記制御部は、
    前記一定期間で、前記第1ルートで前記ホルダを回転させると決定した場合、前記検出された位置から前記第1回転方向に回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させる場合の回転速度を算出し、算出された回転速度で、前記検出された位置から前記第1回転方向に前記ホルダを回転させ、
    前記第2ルートで前記ホルダを回転させると決定した場合、前記検出された位置から前記第2回転方向に回転させて、前記ホルダを前記折返し位置に停止させ、前記折返し位置から前記第1回転方向に回転させて、前記ホルダを前記測定位置に停止させる場合の回転速度を前記一定期間の残り時間に基づき算出し、算出された回転速度で、前記折返し位置から前記第1回転方向に前記ホルダを回転させること
    を特徴とする請求項5記載の検査装置。
  7. 前記制御部は、前記ホルダが前記測定位置に停止された状態において、前記一定期間が経過したか否かを判断し、
    前記一定期間が経過したと判断した場合に、前記受光部が受光した透過光に基づき、測定を開始すること
    を特徴とする請求項5記載の検査装置。
  8. 前記制御部は、前記測定位置とは異なる位置に前記ホルダを停止させる際は、前記検出された位置から前記指定位置まで、時計回り、または反時計回りのいずれか一方の第1回転方向と前記第1回転方向と反対方向の第2回転方向との近い方のルートで、ホルダを指定位置に回転させること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか記載の検査装置。
  9. 検査チップを保持するホルダと、前記ホルダを、主軸を中心に回転させる回転機構と、前記回転機構により回転される前記ホルダの位置を検出する位置検出部と、測定光を発光する発光部と、前記発光部により発光された測定光が、前記ホルダに保持された検査チップを透過した透過光を受光する受光部と、前記回転機構による回転を制御する制御部と、を備える検査装置のコンピュータに、
    予め定められた一定期間以内に、前記位置検出部により検出された位置から前記測定光が前記ホルダに保持された前記検査チップを透過可能な測定位置まで、任意の位置に停止したホルダを回転させる回転ステップと、
    前記一定期間後に前記受光部が受光した透過光に基づき、測定を開始させる測定ステップと
    を実行させることを特徴とする検査プログラム。
  10. 検査チップを保持するホルダと、前記ホルダを、主軸を中心に回転させる回転機構と、前記回転機構により回転される前記ホルダの位置を検出する位置検出部と、測定光を発光する発光部と、前記発光部により発光された測定光が、前記ホルダに保持された検査チップを透過した透過光を受光する受光部と、前記回転機構による回転を制御する制御部と、を備える検査装置の検査方法であって、
    予め定められた一定期間以内に、前記位置検出部により検出された位置から前記測定光が前記ホルダに保持された前記検査チップを透過可能な測定位置まで、任意の位置に停止したホルダを回転させる回転ステップと、
    前記一定期間後に前記受光部が受光した透過光に基づき、測定を開始させる測定ステップと、を備えることを特徴とする検査方法。
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