JP6160490B2 - ハイブリッド車 - Google Patents

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Description

ここに開示された技術は、ハイブリッド車に関するものである。
従来より、モータジェネレータをエンジンで駆動して発電を行うハイブリッド車が知られている。例えば、特許文献1に係るハイブリッド車では、エンジンの熱効率とモータの効率とを合わせたパワーユニットの効率が最大となる発電トルクで発電制御を行っている。
特開2006−347283号公報
このようなハイブリッド車においては、必要な発電量が小さい場合には、エンジンの回転数を低下させることによってモータジェネレータの発電量を調整する。しかしながら、エンジンの回転数を低下させると、エンジンの熱効率が低下してしまう。つまり、従来のハイブリッド車では発電時のエンジンの熱効率に対する対策が不十分であり、この点において改善の余地がある。
ここに開示された技術は、エンジンでモータジェネレータを駆動して発電を行う際のエンジンの熱効率を向上させるものである。
ここに開示されたハイブリッド車は、エンジンと、バッテリと、前記エンジンにより駆動されて前記バッテリを充電するモータジェネレータと、車両の走行状態及び前記バッテリのSOCに基づいて目標発電量を求め、該目標発電量に応じて少なくとも回転数を含む前記エンジンの複数のパラメータを制御して前記モータジェネレータの発電量を調整する制御部とを備え、前記制御部は、前記複数のパラメータのうち前記エンジンの回転数を他のパラメータよりも優先的に変更して前記モータジェネレータの発電量を調整する第1運転領域と、前記モータジェネレータの発電量が前記第1運転領域よりも小さい運転領域であって、前記複数のパラメータのうち、前記目標発電量の変化に対応して変化させた場合の前記エンジンの熱効率の変化量が該エンジンの回転数を該目標発電量に対応して変化させた場合の該エンジンの熱効率の変化量よりも小さいパラメータを該エンジンの回転数よりも優先的に変更して該モータジェネレータの発電量を調整する第2運転領域とを有し、前記複数のパラメータには、前記エンジンの空燃比が含まれており、前記制御部は、前記第2運転領域において、前記エンジンの空燃比を該エンジンの回転数よりも優先的に変更して前記モータジェネレータの発電量を調整し、前記モータジェネレータの発電量が前記第2運転領域よりも小さい運転領域であって、前記エンジンの回転数を空燃比よりも優先的に変更して前記モータジェネレータの発電量を調整する第3運転領域を有するものとする。
前記の構成によれば、エンジンの複数のパラメータを変更することによってモータジェネレータの発電量が調整される。複数のパラメータのうちエンジンの回転数を変更する場合、エンジンの回転数が低くなるほど、モータジェネレータの発電量は小さくなる。一方で、エンジンの回転数が低い領域では、エンジンの熱効率の変化量が大きい。すなわち、かかる領域では、モータジェネレータの発電量を低減すべく、エンジンの回転数を低下させると、エンジンの熱効率も大きく低下してしまう。そのため、モータジェネレータの発電量が相対的に小さい第2運転領域では、制御部は、複数のパラメータのうち、目標発電量の変化に対応して変化させた場合のエンジンの熱効率の変化量がエンジンの回転数を目標発電量に対応して変化させた場合のエンジンの熱効率の変化量よりも小さいパラメータをエンジンの回転数よりも優先的に変更してモータジェネレータの発電量を調整する。
これにより、第2運転領域において、モータジェネレータの発電量を低下させる際のエンジンの熱効率の低下を抑制することができる。
一方、モータジェネレータの発電量が大きい第1運転領域においては、エンジン回転数を他のパラメータよりも優先的に変更することによってモータジェネレータの発電量を調整する。モータジェネレータの発電量が大きい場合には、エンジン回転数は高くなる。エンジン回転数が高いと、エンジンの熱効率も高い。つまり、モータジェネレータの発電量が大きい運転領域においては、エンジン回転数によってモータジェネレータの発電量を調整しても、エンジンの熱効率を維持することができる。また、エンジン回転数は、モータジェネレータの発電量を調整可能なパラメータの中でも、モータジェネレータの発電量を調整できる幅が広い。つまり、第1運転領域においては、エンジンの熱効率を維持しつつ、モータジェネレータの発電量を広い範囲で調整することができる。
尚、モータジェネレータの発電量を調整可能なエンジンのパラメータとしては、例えば、エンジンの空燃比及び排気循環量(EGR量)等が挙げられる。エンジンの空燃比については、詳しくは後述するが、空燃比がリーンになるほどモータジェネレータの発電量が低下する。EGR量については、EGR制御弁の開度や吸排気弁の開閉時期によってEGR量を調整することができる。EGR量を増加させるほど、新気の吸気量が低下してエンジン出力が低下するため、モータジェネレータの発電量が低下する。
また、或るパラメータを別のパラメータよりも優先的に変更するとは、別のパラメータを変更することを排除するものではなく、或るパラメータと別のパラメータの両方を変更する場合には或るパラメータの変化に対応するモータジェネレータの発電量の変化の方が別のパラメータの変化に対するモータジェネレータの発電量の変化の方が大きいことを意味する
また、前記の構成によれば、少なくともエンジンの回転数及び空燃比を変更することによってモータジェネレータの発電量が調整される。モータジェネレータの発電量は、エンジン回転数を低くするほど、又は、エンジンの空燃比をリーンにするほど小さくなる。エンジン回転数が低い領域ではエンジンの熱効率の変化量が大きい。そのため、モータジェネレータの発電量が小さい第2運転領域では、エンジンの空燃比をエンジン回転数よりも優先的に変更してエンジンの回転数を変更することによって、エンジンの熱効率の変動を小さく、即ち、熱効率の低下を抑制することができる
述の如く、エンジンの空燃比をリーンにすることによって、モータジェネレータの発電量を低下させることができるものの、エンジンの空燃比をリーンにするには限界がある。つまり、発電量が非常に小さい場合には、空燃比を優先して変更することによってはモータジェネレータの発電量を調整することが困難な場合がある。そこで、モータジェネレータの発電量が第2運転領域よりも小さい第3運転領域においては、エンジン回転数を空燃比よりも優先的に変更してモータジェネレータの発電量を調整する。これにより、モータジェネレータの発電量を調整できる範囲を拡大することができる。
尚、このとき、エンジンの空燃比はエンジン回転数に応じてエンジンの熱効率が高くなるように設定されることが好ましい。こうすることによって、モータジェネレータの発電量が非常に小さい場合であっても、発電量の調整を可能としつつ、エンジンの熱効率を向上させることができる。
前記ハイブリッド車によれば、エンジンでモータジェネレータを駆動して発電を行う際のエンジンの熱効率を向上させることができる。
ハイブリッド車の概略図である。 ハイブリッド車のエンジン及び制御システムを示す図である。 発電運転のフローチャートである。 第1発電運転におけるエンジン回転数と発電量との関係を示す図である。 第2発電運転における空燃比と発電量との関係を示す図である。 第3発電運転におけるエンジン回転数と発電量との関係を示す図である。 エンジン回転数に対する発電量及び熱効率の関係を示すである。 空燃比に対する発電量及び熱効率の関係を示すである。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、ハイブリッド車1(以下、「車両1」という)の概略図であり、図2は、ハイブリッド車のエンジン及び制御システムを示す図である。この車両1は、所謂シリーズ式のハイブリッド車であって、エンジン10と、回転軸が該エンジン10の出力軸(後述のエキセントリックシャフト13)に連結されていて、エンジン10を駆動して始動させかつ該始動後のエンジン10により駆動されて発電するモータジェネレータ20と、このモータジェネレータ20によって発電された電力が蓄電(充電)される高電圧・大容量のバッテリ30と、エンジン10に駆動されることによるモータジェネレータ20の発電電力及びバッテリ30の蓄電電力(放電電力)のうちの少なくとも一方の電力で駆動される走行用モータ40とを備えている。
モータジェネレータ20、バッテリ30及び走行用モータ40の間には、インバータ50が設けられている。このインバータ50を介して、モータジェネレータ20の発電電力が、バッテリ30及び/又は走行用モータ40に供給されるとともに、バッテリ30からの放電電力が、モータジェネレータ20及び/又は走行用モータ40に供給される。
走行用モータ40は、モータジェネレータ20の発電電力及びバッテリ30からの放電電力の少なくとも一方が供給されることにより駆動される。この走行用モータ40の駆動力が、デファレンシャル装置60を介して、駆動輪としての左右の前輪61に伝達され、これにより、車両1が走行する。尚、走行用モータ40は、回生発電電力を発生可能なものであって、車両1の減速時にジェネレータとして作動して、その発電した電力(回生発電電力)がバッテリ30に充電される。また、バッテリ30は、車両1の外部の電源による外部充電が可能である。
エンジン10は、モータジェネレータ20による発電用にのみ使用される。エンジン10は、本実施形態では、水素タンク70に貯留されている水素ガスが、燃料として供給される水素エンジンである。
図2に示すように、エンジン10は、ツインロータ式(2気筒)のロータリピストンエンジンであって、2つの繭状のロータハウジング11内(気筒内)に形成されるロータ収容室11aに、概略三角形状のロータ12がそれぞれ収容されて構成されている。2つのロータハウジング11は、3つのサイドハウジング(図示せず)の間に挟み込むようにして該サイドハウジングと一体化されてなり、各ロータハウジング11とその両側のサイドハウジングとで各ロータ収容室11aが形成される。尚、図2では、2つのロータハウジング11(2つの気筒)を展開した状態で図示しており、2つのロータハウジング11内の中央部にそれぞれ描いているエキセントリックシャフト13は、同じものである。
前記各ロータ12は、その三角形の各頂部に図示しないアペックスシールを有し、これらアペックスシールがロータハウジング11のトロコイド内周面に摺接しており、このことで、各ロータ12により各ロータ収容室11a(各気筒内)に3つの作動室(燃焼室に相当)が画成される。そして、各ロータ12は、該ロータ12の3つのアペックスシールが各々ロータハウジング11のトロコイド内周面に当接した状態でエキセントリックシャフト13の周りを自転しながら、該エキセントリックシャフト13の軸心の周りに公転するようになっている。ロータ12が1回転する間に、該ロータ12の各頂部間にそれぞれ形成された作動室が周方向に移動しながら、吸気、圧縮、膨張(燃焼)及び排気の各行程を行い、これにより発生する回転力がロータ12を介して出力軸としてのエキセントリックシャフト13から出力される。
前記各ロータ収容室11aには、吸気行程にある作動室に連通するように吸気通路14が連通しているとともに、排気行程にある作動室に連通するように排気通路15が連通している。吸気通路14は、上流側では1つであるが、下流側では、2つの分岐路に分岐してそれぞれ前記各ロータ収容室11aに連通している。吸気通路14の前記分岐部よりも上流側には、ステッピングモータ等のスロットル弁アクチュエータ90により駆動されて吸気通路14の断面積(弁開度)を調節するスロットル弁16が配設されている。吸気通路14の前記分岐部よりも下流側の各分岐路には、前記水素タンク70から供給された水素(燃料)を吸気通路14内に噴射する予混合用インジェクタ17(燃料噴射弁)が配設されている。この予混合用インジェクタ17により噴射された水素は空気と混合された状態(予混合状態)で、吸気行程にある作動室に供給される。
前記排気通路15は、上流側では、各ロータ収容室11aにそれぞれ連通するように2つ設けられているが、下流側では、1つに合流されている。この排気通路15の該合流部よりも下流側には、排気ガスを浄化するための三元触媒81とNOx吸蔵還元触媒(以下、「NOx触媒」という)82とが配設されている。尚、図2において吸気通路14及び排気通路15に図示した矢印は、吸気及び排気の流れを示している。
前記各ロータハウジング11(各気筒)には、前記水素タンク70から供給された水素(燃料)をロータ収容室11a内(気筒内)に直接噴射する直噴用インジェクタ18(燃料噴射弁)と、前記予混合用インジェクタ17又は直噴用インジェクタ18より噴射された水素の点火を行う2つの点火プラグ19とが設けられている。
予混合用インジェクタ17は、後述のエンジン水温センサ106により検出されたエンジン冷却水の温度(エンジン水温)が、予め設定された設定温度よりも低いときに作動する。一方、直噴用インジェクタ18は、前記エンジン水温が前記設定温度以上であるときに作動する。これは、前記エンジン水温が前記設定温度よりも低いときには、燃料(水素)が燃焼した際に生じる水蒸気が直噴用インジェクタ18の噴口において氷結して該噴口が塞がれる場合があるからである。また、ロータハウジング11のトロコイド内周面に付着した氷が、ロータ12のアペックスシールによって直噴用インジェクタ18の噴口内に掻き込まれ、このことによっても直噴用インジェクタ18の噴口が塞がれる場合がある。このように直噴用インジェクタ18の噴口が塞がれると、ロータ収容室11a内に供給される燃料量が不足する。そこで、前記氷結によるロータ収容室11a内への供給燃料量の不足を防止するべく、前記エンジン水温が、直噴用インジェクタ18の噴口で氷結が生じるような温度にあるときには、予混合用インジェクタ17により燃料の噴射を行う。前記エンジン水温が前記設定温度以上になれば、直噴用インジェクタ18の噴口内の氷が溶けるとともに、燃料(水素)が燃焼した際に生じる水蒸気が氷結することもないので、空気の充填率を高めて高トルクが得られるように直噴用インジェクタ18から水素を噴射する。
ここで、エンジン10の始動時においては、その前のエンジン停止直前のエンジン水温が、通常は、前記設定温度以上であり、そのエンジン停止直前に発生した水蒸気は蒸発しているので、始動時における前記エンジン水温が前記設定温度よりも低くても、直噴用インジェクタ18の噴口内に氷が存在する可能性は低い。そこで、エンジン10の始動性を高めるべく、直噴用インジェクタ18から燃料を噴射する。そして、エンジン10の始動後においても、前記エンジン水温が前記設定温度よりも低い場合には、直噴用インジェクタ18から予混合用インジェクタ17に切り換えることになる。
尚、本実施形態では、予混合用インジェクタ17は各分岐路において1つしか設けられていないが、直噴用インジェクタ18は、各ロータハウジング11において、エキセントリックシャフト13の軸方向(図2の紙面に垂直な方向)に2つ並んで配設されている(図2では、1つしか見えていない)。
車両1には、バッテリ30に出入りする電流及びバッテリ30の電圧を検出するバッテリ電流・電圧センサ101と、車両1のドライバによるアクセルペダルの踏み込み量(ドライバの操作によるアクセル開度)を検出するアクセル開度センサ102と、車両1の車速を検出する車速センサ103と、エキセントリックシャフト13に設けられ、エキセントリックシャフト13の回転角度位置を検出する回転角センサ104と、エンジン10の排気ガスの空燃比を検出する空燃比センサ105と、ロータハウジング11の内部に形成されたウォータジャケット(図示せず)に臨んで該ウォータジャケット内を流れるエンジン冷却水の温度(エンジン水温)を検出するエンジン水温センサ106と、水素タンク70内の圧力(つまり水素タンク70内の水素残量)を検出するタンク圧力センサ107と、吸気通路14内に吸入される吸気流量を検出するエアフローセンサ108と、バッテリ30の温度を検出するバッテリ温度センサ109と、エンジン10の作動制御や、インバータ50の作動制御(つまりモータジェネレータ20及び走行用モータ40の作動制御)等を行うコントロールユニット100とが設けられている。
前記エアフローセンサ108により検出される吸気流量は、エンジン10の各気筒への空気充填量に対応している。また、回転角センサ104は、エンジン10の回転数(以下、エンジン回転数という)を検出するエンジン回転数センサを兼ねている。さらに、空燃比センサ105により検出される排気ガスの空燃比は、エンジン10の実空燃比に対応している。
コントロールユニット100は、周知のマイクロコンピュータをベースとするコントローラであって、プログラムを実行する中央演算処理装置(CPU)と、例えばRAMやROMにより構成されてプログラム及びデータを格納するメモリと、電気信号の入出力をする入出力(I/O)バスと、を備えている。コントロールユニット100には、バッテリ電流・電圧センサ101、アクセル開度センサ102、車速センサ103、回転角センサ104、空燃比センサ105、エンジン水温センサ106、タンク圧力センサ107、エアフローセンサ108、バッテリ温度センサ109等からの各種信号が入力されるようになっている。コントロールユニット100は、制御部の一例である。
そして、コントロールユニット100は、前記入力信号に基づいて、スロットル弁アクチュエータ90、ポート噴射用インジェクタ17、直噴用インジェクタ18、点火プラグ19に対して制御信号を出力してエンジン10を制御するとともに、インバータ50に対して制御信号を出力してモータジェネレータ20及び走行用モータ40を制御する。
インバータ50は、モータジェネレータ20の作動状態を、バッテリ30からの電力供給により駆動トルクを発生させてエンジン10を駆動する駆動状態と、エンジン10による駆動により発電して該発電電力をバッテリ30や走行用モータ40に供給する発電状態とに切り換える機能を持っている。そして、コントロールユニット100は、インバータ50を制御して、エンジン10の始動時には、モータジェネレータ20の作動状態を前記駆動状態としてエンジン10を始動し、エンジン10の始動後には、前記発電状態に切り換える。モータジェネレータ20が前記発電状態にあるとき、インバータ50の制御によりモータジェネレータ20の吸収トルクを変更することで、モータジェネレータ20による発電電力を変更することができるようになっている。また、インバータ50は、モータジェネレータ20を、エンジン10を駆動もせずかつ発電もしない空回り状態(モータジェネレータ20の吸収トルクが0である状態)にすることも可能であり、コントロールユニット100がインバータ50を制御してモータジェネレータ20を空回り状態にしたとき、エンジン10は、負荷がかからない無負荷運転状態となる。一方、モータジェネレータ20が前記発電状態にあるとき、エンジン10は、モータジェネレータ20の発電動作による負荷がかかる有負荷運転状態となる。
さらに、インバータ50は、走行用モータ40の駆動を、バッテリ30からの放電電力のみでもって行う第1態様と、モータジェネレータ20からの発電電力のみでもって行う第2態様と、バッテリ30及びモータジェネレータ20の両方からの電力でもって行う第3態様とに切換えることができる機能を持っている。
また、コントロールユニット100は、バッテリ電流・電圧センサ101により検出された、バッテリ30に出入りする電流及びバッテリ30の電圧に基づいて、バッテリ30の残存容量(SOC)を検出する。コントロールユニット100は、バッテリ30のSOCが高い状況では該1態様を優先的に使用し、SOCが低い状況では第2態様又は第3態様を優先的に使用する。ここでの第2態様とは、発電電力が全て走行用モータ40で消費される場合と、発電電力が走行用モータ40での消費とバッテリ30の充電との両方に使われる場合とがある。前者の場合には、SOCを維持しながら走行用モータ40を駆動し、後者の場合には、SOCを増加させながら(充電しながら)走行用モータ40を駆動する。第3態様の状況としては、アクセル開度センサ102等からの入力情報に基づくドライバの加速要求が大きい場面や、バッテリ30の放電可能電力が低い場合等が挙げられる。尚、タンク圧力センサ107による水素タンク70内の水素残量が所定値以下になった場合やエンジン10がオーバーヒートした場合などでは第1態様を選択する。
コントロールユニット100は、発電要求に基づいて、エンジン10にモータジェネレータ20を駆動させ発電を行う(以下、この運転を「発電運転」という)。発電要求は、例えば、バッテリの放電可能電力が低いとき又は、ドライバの加速要求が大きいときに発せられる。また、要求される発電量は、バッテリの放電可能電力又はドライバの加速要求の大きさに応じて変化する。
以下に、コントロールユニット100による発電運転を詳しく説明する。図3は、発電運転のフローチャートである。図4は、第1発電運転におけるエンジン回転数と発電量との関係を示す。図5は、第2発電運転における空燃比と発電量との関係を示す。図6は、第3発電運転におけるエンジン回転数と発電量との関係を示す。図7に、エンジン回転数に対する発電量及び熱効率の関係を示す。図8に、空燃比に対する発電量及び熱効率の関係を示す。
まず、ステップS101において、コントロールユニット100は、前記各種センサからの出力信号を読み込む。
続く、ステップS102において、コントロールユニット100は、エンジン回転数、アクセル開度及びバッテリ30のSOC等に基づいて目標発電量を算出する。
ステップS103は、コントロールユニット100は、算出した目標発電量に基づいて発電運転を行うか否かを判定する。具体的には、コントロールユニット100は、目標発電量が0でなければ、発電運転を行うと判定し、目標発電量が0であれば、発電運転を行わないと判定する。コントロールユニット100は、発電運転を行うと判定したときにはステップS104へ進む一方、発電運転を行わないと判定したときにはステップS106へ進む。
ステップS104では、コントロールユニット100は、目標発電量が所定の第1発電量X1以上か否かを判定する。コントロールユニット100は、目標発電量が第1発電量X1以上である場合にはステップS105へ進む一方、目標発電量が第1発電量X1未満である場合にはステップS106へ進む。
ステップS105においては、コントロールユニット100は、第1発電運転を行う。第1発電運転は、図4に示すように、エンジン回転数を空燃比よりも優先して変更してモータジェネレータ20の発電量を調整する運転である。エンジン回転数を空燃比よりも優先して変更するとは、モータジェネレータ20の発電量を調整するに際してエンジン回転数及び空燃比を変化させた場合に、エンジン回転数の変化に対応する発電量の変化の方が空燃比の変化に対する発電量の変化の方が大きいことを意味する。つまり、モータジェネレータ20の発電量の調整に関し、エンジン回転数の方が空燃比よりも支配的となっている。当然ながら、エンジン回転数を空燃比よりも優先して変更するとは、エンジン回転数だけを変更して空燃比を変更しないことも含まれる。
具体的には、目標発電量が第1発電量X1から最大発電量X0までの間は、エンジン回転数をR1からR0の間で調整する。このとき、エンジン10の空燃比は、エンジン10の熱効率が高くなるようにエンジン回転数に応じて調整される。例えば、エンジン回転数がR1のときには、R2のときに比べて空燃比がリーンに設定されている。
また、ステップS104において目標発電量が第1発電量X1未満であると判定された場合には、コントロールユニット100は、ステップS106において、目標発電量が第1発電量X1よりも小さな第2発電量X2以上か否かを判定する。コントロールユニット100は、目標発電量が第2発電量X2以上である場合にはステップS107へ進む一方、目標発電量が第2発電量X2未満である場合にはステップS108へ進む。
ステップS107においては、コントロールユニット100は、第2発電運転を行う。第2発電運転は、図5に示すように、エンジン10の空燃比をエンジン回転数よりも優先して変更してモータジェネレータ20の発電量を調整する運転である。空燃比をエンジン回転数よりも優先して変更するとは、モータジェネレータ20の発電量を調整するに際してエンジン回転数及び空燃比を変化させた場合に、空燃比の変化に対応する発電量の変化の方がエンジン回転数の変化に対する発電量の変化の方が大きいことを意味する。つまり、モータジェネレータ20の発電量の調整に関し、空燃比の方がエンジン回転数よりも支配的となっている。当然ながら、空燃比をエンジン回転数よりも優先して変更するとは、空燃比だけを変更してエンジン回転数を変更しないことも含まれる。
具体的には、目標発電量が第2発電量X2から第1発電量X1までの間は、エンジン10の空燃比をA2からA1の間で調整する。この第2発電運転の間は、エンジン回転数は、所定の回転数(例えば、第1発電運転における最小のエンジン回転数R1)で一定とされている。
つまり、目標発電量が第1発電量X1以上か否かによって、エンジン回転数を優先的に変更してモータジェネレータ20の発電量を調整するか、空燃比を優先的に変更してモータジェネレータ20の発電量を調整するかが切り替わる。
ここで、目標発電量が第1発電量X1未満の運転領域においては、エンジン回転数の方が空燃比よりもエンジンの熱効率へ与える影響が大きくなっている。すなわち、図7,8に示すように、目標発電量が第1発電量X1未満の運転領域においては、モータジェネレータ20の発電量を所定発電量ΔWだけ変化させる場合に、エンジン回転数を該所定発電量ΔWに相当する量だけ変化させたときのエンジン10の熱効率の変化量Δη1の方が、空燃比を該所定発電量ΔWに相当する量だけ変化させたときのエンジン10の熱効率の変化量Δη2よりも大きい。つまり、第1発電量X1未満の発電量においては、空燃比を変化させることによって発電量を低下させる方が、エンジン回転数を変化させることによって発電量を低下させる場合よりも、エンジン10の熱効率の低下を抑制することができる。
また、ステップS106において目標発電量が第2発電量X2未満であると判定された場合には、コントロールユニット100は、ステップS108において第3発電運転を行う。第3発電運転は、図6に示すように、エンジン回転数を空燃比よりも優先して変更してモータジェネレータ20の発電量を調整する運転である。
具体的には、目標発電量が第2発電量X2から第3発電量X3までの間は、エンジン回転数をR2からR1の間で調整する。このとき、エンジン10の空燃比は、エンジン10を適切に運転できるように且つエンジン10の熱効率が高くなるようにエンジン回転数に応じて調整される。例えば、エンジン回転数がR2のときには、R1のときに比べて空燃比がリッチに設定されている。
前記第2発電運転のようにエンジン10の空燃比を変更することによってモータジェネレータ20の発電量を調整することができるものの、その調整幅は小さい。つまり、空燃比をリーンにしても、エンジン10を適切に運転しつつ、モータジェネレータ20の発電量を低下させるには限界がある。そこで、モータジェネレータ20の発電量が非常に小さい運転領域、即ち、目標発電量が第2発電量X2未満の運転領域では、エンジン回転数を空燃比よりも優先して変更してモータジェネレータ20の発電量を調整する。これにより、モータジェネレータ20の発電量が非常に小さい運転領域における発電量の調整が可能となる。
このとき、エンジン10の空燃比がエンジン10を適切に運転できるように且つエンジン10の熱効率が高くなるようにエンジン回転数に応じて調整されているので、エンジン10の熱効率もできる限り高く維持される。
したがって、前記ハイブリッド車1は、エンジン10と、バッテリ30と、前記エンジン10により駆動されて前記バッテリ30を充電するモータジェネレータ20と、車両の走行状態及び前記バッテリ30のSOCに基づいて目標発電量を求め、該目標発電量に応じて少なくとも回転数を含む前記エンジン10の複数のパラメータを制御して前記モータジェネレータ20の発電量を調整するコントロールユニット100とを備え、前記コントロールユニット100は、前記複数のパラメータのうち前記エンジン10の回転数を他のパラメータよりも優先的に変更して前記モータジェネレータの発電量を調整する第1運転領域と、前記モータジェネレータ20の発電量が前記第1運転領域よりも小さい運転領域であって、前記複数のパラメータのうち、前記目標発電量の変化に対応して変化させた場合の前記エンジン10の熱効率の変化量が該エンジン10の回転数を該目標発電量に対応して変化させた場合の該エンジン10の熱効率の変化量よりも小さいパラメータを該エンジン10の回転数よりも優先的に変更して該モータジェネレータ20の発電量を調整する第2運転領域とを有する。
前記の構成によれば、モータジェネレータ20の発電量が相対的に大きいときには、エンジン10の回転数が他のパラメータよりも優先的に変更されてモータジェネレータ20の発電量が調整される。このとき、モータジェネレータ20の発電量が大きいので、エンジン10の回転数も高くなる。その結果、エンジン10の熱効率も比較的高くなる。
一方、モータジェネレータ20の発電量が相対的に小さいときには、エンジン10の回転数以外のパラメータがエンジン10の回転数よりも優先的に変更されてモータジェネレータ20の発電量が調整される。このとき、モータジェネレータ20の発電量が小さいので、エンジン10の回転数が低くなる。そのため、モータジェネレータ20の発電量に合わせてエンジン10の回転数を低下させると、エンジン10の熱効率が低くなってしまう。一方、このとき変更されるパラメータは、目標発電量の変化に対応して変化させた場合のエンジン10の熱効率の変化量がエンジン10の回転数を該目標発電量に対応して変化させた場合のエンジン10の熱効率の変化量よりも小さい。そのため、モータジェネレータ20の発電量を調整する際のエンジン10の熱効率の低下を抑制することができる。
また、前記複数のパラメータには、前記エンジン10の空燃比が含まれており、前記コントロールユニット100は、前記第2運転領域において、前記エンジン10の空燃比を該エンジン10の回転数よりも優先的に変更して前記モータジェネレータ20の発電量を調整する。
前記の構成によれば、モータジェネレータ20の発電量が相対的に大きいときには、エンジン10の回転数がエンジン10の空燃比よりも優先的に変更されてモータジェネレータ20の発電量が調整される。このとき、モータジェネレータ20の発電量が大きいので、エンジン10の回転数も高くなり、エンジン10の熱効率も比較的高くなる。
一方、モータジェネレータ20の発電量が相対的に小さいときには、エンジン10の空燃比がエンジン10の回転数よりも優先的に変更されてモータジェネレータ20の発電量が調整される。モータジェネレータ20の発電量が相対的に小さい領域においては、エンジン10の空燃比を目標発電量の変化に対応して変化させた場合のエンジン10の熱効率の変化量の方がエンジン10の回転数を該目標発電量に対応して変化させた場合のエンジン10の熱効率の変化量よりも小さい。そのため、エンジン10の熱効率の低下を抑制することができる。
さらに、前記コントロールユニット100は、前記モータジェネレータ20の発電量が前記第2運転領域よりも小さい運転領域であって、前記エンジン10の回転数を空燃比よりも優先的に変更して前記モータジェネレータ20の発電量を調整する第3運転領域を有する。
モータジェネレータ20の発電量は、エンジン10の空燃比を変更することによっても調整できるものの、その調整幅は狭い。つまり、エンジン10の空燃比をリーンにしすぎると、エンジン10を適切に運転することが難しくなる。そのため、エンジン10の空燃比を変更するにしても、低減できるモータジェネレータ20の発電量は限られる。そこで、モータジェネレータ20の発電量が非常に小さい運転領域では、エンジン10の回転数が空燃比よりも優先的に変更されてモータジェネレータ20の発電量が調整される。こうすることによって、モータジェネレータ20の発電量の調整幅を拡大することができる。
このとき、エンジン10の空燃比をエンジン10を適切に運転でき且つエンジン10の熱効率が高くなるようにエンジン10の回転数に応じて設定することによって、エンジン10の熱効率をできる限り高く維持することができる。
《その他の実施形態》
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、前記実施形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、前記実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。また、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、前記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
前記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
前記実施形態では、エンジン10はロータリピストンエンジンであるが、これに限られるものではない。エンジン10はレシプロエンジンであってもよい。また、燃料は水素に限られるものではなく、ガソリンや軽油等であってもよい。
前記コントロールユニット100による制御は、前記フローチャートの制御に限られるものではない。モータジェネレータ20の発電量を調整する際に、優先的に変更するパラメータをエンジン10の回転数と空燃比とで該発電量に応じて切り替える限りは、任意の手順で制御を行うことができる。
また、第1発電運転においては、エンジン10の空燃比は一定であってもよい。第2発電運転においては、エンジン10の回転数が変更されてもよい。
また、コントロールユニット100は、エンジン10の回転数及び空燃比を変更することによってモータジェネレータ20の発電量を調整しているが、それ以外のパラメータを変更してもよい。例えば、コントロールユニット100は、エンジン10の空燃比に代えて、又は、エンジン10の空燃比に加えて、排気循環量(EGR量)を変更してもよい。EGR量については、EGR制御弁の開度や吸排気弁の開閉時期によってEGR量を調整することができ、EGR量を増加させるほど、新気の吸気量が低下してエンジン出力が低下するため、モータジェネレータ20の発電量を低下させることができる。
以上説明したように、ここに開示された技術は、ハイブリッド車について有用である。
1 ハイブリッド車
10 エンジン
20 モータジェネレータ
30 バッテリ
100 コントロールユニット(制御部)

Claims (1)

  1. エンジンと、
    バッテリと、
    前記エンジンにより駆動されて前記バッテリを充電するモータジェネレータと、
    車両の走行状態及び前記バッテリのSOCに基づいて目標発電量を求め、該目標発電量に応じて少なくとも回転数を含む前記エンジンの複数のパラメータを制御して前記モータジェネレータの発電量を調整する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記複数のパラメータのうち前記エンジンの回転数を他のパラメータよりも優先的に変更して前記モータジェネレータの発電量を調整する第1運転領域と、
    前記モータジェネレータの発電量が前記第1運転領域よりも小さい運転領域であって、前記複数のパラメータのうち、前記目標発電量の変化に対応して変化させた場合の前記エンジンの熱効率の変化量が該エンジンの回転数を該目標発電量に対応して変化させた場合の該エンジンの熱効率の変化量よりも小さいパラメータを該エンジンの回転数よりも優先的に変更して該モータジェネレータの発電量を調整する第2運転領域とを有し、
    前記複数のパラメータには、前記エンジンの空燃比が含まれており、
    前記制御部は、
    前記第2運転領域において、前記エンジンの空燃比を該エンジンの回転数よりも優先的に変更して前記モータジェネレータの発電量を調整し、
    前記モータジェネレータの発電量が前記第2運転領域よりも小さい運転領域であって、前記エンジンの回転数を空燃比よりも優先的に変更して前記モータジェネレータの発電量を調整する第3運転領域を有するハイブリッド車。
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