JP6157015B2 - 受信装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、受信装置、制御方法、及びプログラムに関する。
画面に表示する複数のコンテンツの各々について、コンテンツの一部分を上記画面内に
表示するべき表示対象部分として特定し、上記画面内における、上記複数のコンテンツの各々の表示領域の領域サイズを、コンテンツの表示対象部分のサイズに基づいて各々調整することが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−262306号公報
ところで、放送番組の表示画面にオーバーレイ表示を同時に行っているときや、放送番組の表示サイズが小さいときに緊急ニュース速報が放送されると、その緊急ニュース速報の視認性を確保できない場合がある。緊急ニュース速報が放送された場合には、安心安全にかかわるため、その緊急ニュース速報の視認性を確保することが望ましい。そこで、受信装置は、緊急ニュース速報が放送された場合に放送番組を全画面表示することで、緊急ニュース速報の視認性を確保することが考えられる。しかしながら、上述の特許文献1では、コンテンツを表示するトリガについての記載がなく、緊急ニュース速報の視認性を確保することができない。また、例えば、放送番組を全画面表示することで放送番組の表示サイズが突然大きくなった場合に、その表示サイズの変化によって視聴者が驚いてしまうことも想定される。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、緊急ニュース速報が放送された場合に適切な表示サイズで表示する受信装置、制御方法、及びプログラムを提供することを課題とする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の一態様は、放送信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記放送信号に特定の記述子が含まれているか否かを判定する判定部と、前記放送信号による放送番組を表示する表示画面に対する視聴者の視聴距離を検出する検出部と、前記放送信号に特定の記述子が含まれていると判定された場合、前記検出部が検出した視聴距離に応じて、前記放送番組の表示サイズを設定する表示処理部と、を備える受信装置である。
また、本発明の一態様は、上記受信装置において、前記特定の記述子は、緊急ニュース速報の放送に対応して前記放送信号に含まれる記述子である。
また、本発明の一態様は、上記受信装置において、前記表示処理部は、前記検出部が検出した視聴距離が第1の閾値以上の場合、前記放送番組の表示サイズを、前記表示画面の全体の領域のサイズに設定する。
また、本発明の一態様は、上記受信装置において、前記表示処理部は、前記検出部が検出した視聴距離が第2の閾値以上、且つ前記第1の閾値未満の場合、前記放送番組の表示サイズを、前記表示画面の全体の領域よりも小さい所定のサイズに設定する。
また、本発明の一態様は、上記受信装置において、前記表示処理部は、前記検出部が検出した視聴距離が前記第2の閾値未満の場合、前記放送番組の表示サイズを変更しない。
また、本発明の一態様は、上記受信装置において、前記表示画面の一部又は全部に所定の情報を表示する処理を少なくとも有する機能を実行する機能処理部、を備え、前記機能処理部は、前記機能の実行中に、前記判定部により前記放送信号に特定の記述子が含まれていると判定された場合、前記検出部が検出した視聴距離に応じて、実行中の前記機能を終了するか否かを制御する。
また、本発明の一態様は、放送信号を受信する受信装置における制御方法であって、判定部が、受信された前記放送信号に特定の記述子が含まれているか否かを判定する判定ステップと、検出部が、前記放送信号による放送番組を表示する表示画面に対する視聴者の視聴距離を検出する検出ステップと、表示処理部が、前記放送信号に特定の記述子が含まれていると判定された場合、前記検出部が検出した視聴距離に応じて、前記放送番組の表示サイズを設定する表示処理ステップと、を有する制御方法である。
また、本発明の一態様は、コンピュータに、受信された放送信号に特定の記述子が含まれているか否かを判定する判定ステップと、前記放送信号による放送番組を表示する表示画面に対する視聴者の視聴距離を検出する検出ステップと、前記放送信号に特定の記述子が含まれていると判定された場合、検出された視聴距離に応じて、前記放送番組の表示サイズを設定する表示処理ステップと、を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、緊急ニュース速報が放送された場合に適切な表示サイズで表示できる。
実施形態に係る放送システムの概略構成を示すブロック図。 緊急ニュース記述子のデータ構造の一例を示す図。 実施形態に係る表示画面の遷移例を示す図。 実施形態に係る受信装置の概略構成を示すブロック図。 視聴距離の判定に用いる閾値テーブルの一例を示す図。 緊急ニュース速報時制御テーブルの一例を示す図。 実施形態に係る緊急ニュース速報時の処理の一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(放送システムの構成)
図1は、本実施形態に係る放送システム1の概略構成を示すブロック図である。
放送システム1は、受信装置10と、送信装置20とを含んで構成される。放送システム1において、受信装置10と、送信装置20との台数は、一般的にそれぞれ複数である。以下の説明においては、説明を容易にするため、受信装置10と、送信装置20との台数が、それぞれ1台である場合について説明する。また、以下の説明では、放送システム1において、例えば高度BSデジタル放送(スーパーハイビジョン)などのデジタル放送が伝送され、このデジタル放送のメディアトランスポート方式として、MMT(MPEG Media Transport)方式が採用されている場合を例とする。
送信装置20は、番組データi1と、制御データとを多重化した多重化データを示す信号を電波で送信する。制御データは、番組配列情報i2と、番組構成情報i3と、を含むデータである。送信装置20は、例えば、放送局などの放送事業者が有する送信装置である。番組データi1は、番組を構成する映像を示す映像データを少なくとも含むコンテンツデータである。なお、以下の説明においては、番組データi1が、映像データと音声データの両方を含むコンテンツデータであるものとして説明する。なお、映像データと音声データとのそれぞれは、予め定めた符号化方式で符号化されたデータである。例えば、映像データは、H.265、いわゆる、HEVC(High Efficiency Video Coding)などの符号化方式で符号化されたデータである。また、例えば、音声データは、ISO/IEC 14496 Part3、いわゆる、MPEG−4オーディオなどの符号化方式で符号化されたデータである。
番組配列情報i2は、その時点(現在)において各チャンネルで放送される番組と、その時点から所定時間後までの間に各チャンネルで放送予定の番組のそれぞれに関する情報を含む。従って、番組配列情報i2には、番組データi1に係る番組、つまり、その時点で放送される番組に関する情報が含まれる。例えば、番組配列情報i2には、各番組について含まれる放送情報として、番組識別情報と、放送日時情報とが含まれる。ここで、番組識別情報は、例えば、放送される番組の種類および配列などの番組やその属性を識別する情報である。また、放送日時情報は、番組の放送日時を示す情報である。その他、番組配列情報i2には、電子番組表を生成する際に用いられる種々の情報が含まれている。番組配列情報i2として、例えば、MMT−SI(MMT−System Information)を構成するMH−EIT(Event Information Table)が含まれる。
番組構成情報i3は、番組データi1に係る番組、つまり放送される番組の構成要素であるアセットのリストや、それらの諸要件を示す要件情報を含む。アセットとは、番組の構成要素である要素データである。要件情報として、例えば、番組データi1に含まれる映像データの解像度を示す情報が含まれる。また、高度BSデジタル放送(スーパーハイビジョン)では、番組構成情報i3には緊急ニュース記述子(Emergency_News_Descriptor)が含まれる。緊急ニュース記述子は、安心安全にかかわる緊急ニュース速報(緊急地震速報、臨時ニュース、分断ニュース、速報スーパーなど)が放送された場合に確実に視聴者に情報を届けるための記述子であり、緊急ニュース速報の放送中に配置される。例えば、番組構成情報i3としては、MMT−SIを構成するMPT(MMT Package Table;MPテーブル)が含まれる。上記緊急ニュース記述子は、例えば、MPTの第1ループ(プログラムループ)に配置される。
図2は、緊急ニュース記述子のデータ構造の一例を示す図である。緊急ニュース記述子は、送出時刻タイムスタンプ(transmit_timestamp)を含んで構成される。送出時刻タイムスタンプの64ビットのフィールドは、緊急ニュース記述子を配置したときの送出時刻をタイムスタンプフォーマットで示す。
図1に戻り、送信装置20は、番組データi1と、制御データとを多重化した多重化データを所定の暗号化方式(例えば、AES:Advanced Encryption Standard)で暗号化する。そして、送信装置20は、暗号化された多重化データについて誤り訂正符号化を行い、生成された誤り訂正符号を多重化データに付加する。送信装置20は、誤り訂正符号として、例えば、BCH(Bose Chaudhuri Hocquenghem)符号とLDPC(Low Density Parity Check)符号を付加する。送信装置20は、誤り訂正符号を付加した多重化データを所定の変調方式(例えば、8PSK:8 Phase Shift Keying(八相位相変調)、APSK:Amplitude and Phase Shift Keying(振幅位相変調))を用いて変調する。送信装置20は、変調により生成された放送信号を、放送伝送路BTを介して受信装置10に送信する。放送伝送路BTは、不特定の送信先として1台又は複数台の受信装置10に一斉に放送信号を送信することができる伝送路である。
図1に示す例では、放送伝送路BTは、放送信号を電波で伝送する伝送路である。この例では、送信装置20は、変調により生成された基底帯域の放送信号を、所定のチャンネルの周波数帯域の信号にアップコンバートする。送信装置20は、アップコンバートにより生成された放送信号を電波として放送伝送路BTに送出する。放送伝送路BTは、その一部又は全部に無線又は有線の通信ネットワークを含んで構成されてもよい。
上述した多重化データから放送信号に変換するまでの一連の処理、及びそれらの逆処理、つまり、受信装置10において放送信号から多重化データに変換するまでの処理については、次の文献に詳しく記載されている。
「高度広帯域衛星デジタル放送の伝送方式 標準規格」,一般社団法人 電波産業会,2014年7月,ARIB STD−B44,2.0版
受信装置10は、送信装置20から放送伝送路BTを介して伝送された放送信号を受信する。受信装置10は、放送信号から番組データi1と制御データを分離し、分離した番組データi1に含まれる映像データと音声データを出力する。また、受信装置10は、分離した制御データに含まれる番組構成情報i3を解析して緊急ニュース記述子が含まれているか否かを判定する。
また、受信装置10は、番組データi1に基づく映像(放送番組の映像)を表示する表示画面の一部又は全部に所定の情報をオーバーレイ表示(オンスクリーン表示)する処理を少なくとも有する機能を実行する。この機能は、例えば、チャンネルコール、時計表示、電子番組表等のように特定の目的のために実行する機能であり、受信装置10で予め用意されたアプリケーションプログラムを実行することで実現される。以下の説明において、この受信装置10で実行される上記機能のことを「受信機アプリ」とも称する。受信機アプリには、チャンネルコール、時計表示、電子番組表等の他に、受信装置10の各種設定(受信設定、画質設定、音声設定等)や、1画面表示と2画面表示との画面切り替え等も含まれる。
例えば、受信装置10は、受信機アプリの実行中に、放送信号に緊急ニュース記述子が含まれていると判定した場合、表示画面に対するユーザ(視聴者)の視聴距離に応じて、放送番組の映像の表示サイズを設定する。また、受信装置10は、受信機アプリの実行中に、放送信号に緊急ニュース記述子が含まれていると判定した場合、表示画面に対するユーザ(視聴者)の視聴距離に応じて、実行中の受信機アプリを終了するか否かを制御する。
図3は、本実施形態に係る表示画面の遷移例を示す図である。この図3を参照して、緊急ニュース速報が放送されたときの表示画面について、その概要を説明する。
表示画面G10は、緊急ニュース速報の開始前の表示画面の一例を示している。ここでは、アプリA及びアプリBの受信機アプリが実行中であり、アプリA及びアプリBのそれぞれのオーバーレイ表示が表示画面G10の右半分の領域に上下に配置されている。また、放送番組(TV)の表示は、表示画面G10の左半分の一部の領域に、縮小されたサイズで表示されている。この表示画面G10において緊急ニュース速報が開始された場合に視聴距離に応じて遷移する表示画面の例として、表示画面G11、表示画面G12.及び表示画面G13を示している。
表示画面G11は、緊急ニュース速報の開始時に視聴距離が十分に近い場合の表示画面の一例である。図示する例では、放送番組(TV)の表示サイズが表示画面G10における縮小されたサイズであっても、視聴距離が十分に近いため視認性が十分確保されている場合の例を示している。この場合、受信装置10は、表示画面G11の表示内容を表示画面G10の表示内容から変更しない。つまり、受信装置10は、放送番組(TV)の表示サイズ及び実行中の受信機アプリのオーバーレイ表示を表示画面G10から変更しない。
表示画面G12は、緊急ニュース速報の開始時に、視聴距離が表示画面G11の場合よりは遠いがある程度近い場合の表示画面の一例である。図示する例では、放送番組(TV)の表示は、表示画面G10における縮小されたサイズでは視認性が不足しているが、全画面表示にするまでの必要性がない例を示している。この場合、受信装置10は、実行中の受信機アプリを終了することでオーバーレイ表示を解除するとともに、放送番組(TV)の表示サイズを、表示画面G10の放送番組(TV)の表示サイズよりは大きいが、全画面表示のサイズよりは小さい表示サイズに設定する。
表示画面G13は、緊急ニュース速報の開始時に、視聴距離が遠い場合の表示画面の一例である。図示する例では、放送番組(TV)の表示は、表示画面G10における縮小されたサイズでは視認性が不足しており全画面表示が必要な例を示している。この場合、受信装置10は、実行中の受信機アプリを終了することでオーバーレイ表示を解除するとともに、放送番組(TV)の表示サイズを、表示画面の全体の領域のサイズに変更する。即ち、受信装置10は、放送番組(TV)を全画面表示させる。
このように、受信装置10は、緊急ニュース速報が放送された場合に視聴者の視聴距離に応じて適切な表示サイズで表示することができる。よって、受信装置10は、緊急ニュース速報の視認性を確保できる。以下、受信装置10の構成について詳しく説明する。
(受信装置の構成)
図4は、本実施形態に係る受信装置10の概略構成を示すブロック図である。
受信装置10は、例えば、テレビジョン装置であり、放送受信部11と、操作入力部12と、拡声部13と、表示部14と、記憶部15と、制御部16とを含んで構成される。制御部16は、復調部161と、分離部162と、音声処理部163と、処理部164とを含んで構成される。また、処理部164は、選局処理部1641と、検出部1642と、判定部1643と、機能処理部1644と、表示処理部1645とを含んで構成される。
放送受信部11は、選局処理部1641から入力された選局信号で指示されるチャンネルに対応する周波数帯域の放送信号を電波で受信する。放送信号として、送信装置20から放送伝送路BTを介して伝送された放送信号が受信される。放送受信部11は、受信した放送信号を基底周波数帯域にダウンコンバートする。放送受信部11は、ダウンコンバートにより生成された放送信号を復調部161に出力する。放送受信部11は、例えば、チューナーを含んで構成される。
操作入力部12は、受信装置10のユーザである視聴者の操作に基づいて生成された操作信号を取得する。操作入力部12は、取得した操作信号を制御部16に出力する。操作入力部12は、例えば、リモートコントローラRCから赤外線で伝送された操作信号を受信する赤外線インタフェースを含んで構成される。リモートコントローラRCは、複数のボタンを備え、視聴者の操作により押下されたボタンに対応する指示(コマンド)を示す操作信号を生成する。指示には、放送信号を受信するチャンネルの指示や、表示部14にオーバーレイ表示される各種の受信機アプリ(チャンネルコール、時計表示、電子番組表等)の実行の指示などがある。
なお、操作入力部12は、ボタン、つまみなどの、物理的な部材を含んで構成され、部材が受け付けた操作に応じた操作信号を生成してもよい。また、操作入力部12は、他の電子機器からの操作信号を無線又は有線で受信する入出力インタフェースを含んで構成されてもよい。他の電子機器は、例えば、画像を表示可能なディスプレイと、操作入力を受け付けるタッチセンサーなどのポインティングデバイスとを備える電子機器、例えば、多機能携帯電話機(いわゆる、スマートフォンを含む)、タブレット端末装置などでもよい。
拡声部13は、制御部16の音声処理部163から入力された音声信号に基づく音声を再生する。拡声部13は、例えば、スピーカーを含んで構成される。拡声部13は、例えば、放送信号で送信装置20から搬送される番組データi1に基づく音声を再生する。
表示部14は、例えば、液晶パネルを含んで構成され、処理部164から入力された映像信号に基づく映像(放送番組の映像)を表示する。表示部14は、例えば、放送信号で送信装置20から搬送された番組データi1に基づく放送番組の映像及び緊急ニュース速報の映像又は情報を表示する。また、表示部14は、実行された受信機アプリによるオーバーレイ表示を行う。例えば、表示部14は、リモートコントローラRCでチャンネルコールの操作がされると、チャンネルコールをオーバーレイ表示する。また、表示部14は、リモートコントローラRCで番組表を表示させる操作がされると、番組配列情報i2に基づく電子番組表を表示する。
記憶部15は、制御部16または制御部16内の構成要素が種々の処理を実行するためのプログラム、処理に用いられるデータ、処理により生成されるデータを記憶する。記憶部15は、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶媒体を含んで構成される。なお、記憶部15は、その他の記憶媒体や、HDD(Hard disk drive)などの記憶装置を含んで構成されてもよい。
制御部16は、放送受信部11から入力された放送信号から番組データi1と制御データを抽出する。例えば、制御部16は、抽出した番組データi1に基づく音声信号を拡声部13に出力し、番組データi1に基づく映像信号を表示部14に出力する。また、制御部16は、受信機アプリの実行に応じて、チャンネルコール、時計表示、電子番組表などを示す映像信号を表示部14に出力する。
復調部161は、放送受信部11から入力された放送信号についてフロントエンド処理を行って多重化データに変換する。フロントエンド処理とは、アナログ信号である放送信号を復号し、ディジタルデータである多重化信号に変換するまでの一連の処理である。フロントエンド処理には、復調、誤り訂正及び暗号化の各処理が含まれる。復調、暗号化の各処理は、送信装置20における変調、暗号化の逆の処理に相当する。誤り訂正処理では、送信装置20において付加された誤り訂正符号が用いられる。例えば、復調部161は、誤り訂正処理として、BCH符号を用いてシンドローム復号を行い、LDPC符号を用いてパリティ検査を行う。復調部161は、変換した多重化データを分離部162に出力する。
分離部162は、復調部161から入力された多重化データを番組データi1と制御データに分離する。分離部162は、制御データをさらに番組配列情報i2と番組構成情報i3に分離する。分離部162は、分離した番組構成情報i3に含まれるMPTを参照して番組データi1から音声データと映像データを抽出する。分離部162は、抽出した音声データを音声処理部163に出力し、抽出した映像データを処理部164の表示処理部1645に出力する。また、分離部162は、分離した番組配列情報i2を処理部164の機能処理部1644に出力し、分離した番組構成情報i3を判定部1643に出力する。
音声処理部163は、分離部162から入力される音声データを所定の音声復号方式を用いて復号する。音声処理部163が用いる音声復号方式は、送信装置20が送信する音声データの符号化に用いられた音声符号化方式に対応する音声復号方式である。音声処理部163は、復号により得られた音声信号を拡声部13に出力する。
選局処理部1641は、操作入力部12から入力された操作信号に基づいて、放送信号を受信するチャンネルを選択する。特定のチャンネルを指示する操作信号が入力される場合には、選局処理部1641は、当該操作信号が示すチャンネルを選択する。特定のチャンネルは、リモートコントローラRCが備えるチャンネルボタンのうち、押下されたチャンネルボタンに係るチャンネルに相当する。電子番組表が表示部14に表示されている場合には、選局処理部1641は、番組毎の表示枠のうち、操作信号が指示する表示枠に係る番組を放送するチャンネルを選択してもよい。選局処理部1641は、選択したチャンネルを示す選局信号を放送受信部11に出力する。これにより、選局処理部1641は、放送受信部11に選択したチャンネルで放送信号を受信させることができる。
検出部1642は、センサー30の出力に基づいて、表示部14の表示画面に対する視聴者の視聴距離を検出する。センサー30は、例えば、光学式の測距センサーであってもよいし、撮像装置(カメラ)であってもよい。なお、センサー30は、受信装置10の内部に設けられてもよいし、外部機器として接続されてもよい。検出部1642は、センサー30の出力に基づいて、例えば三角測量の原理を用いて視聴距離を検出する。そして、検出部1642は、検出結果を機能処理部1644及び表示処理部1645に出力する。
判定部1643は、放送信号に緊急ニュース記述子が含まれているか否かを判定する。具体的には、判定部1643は、分離部162から入力される番組構成情報i3を解析して緊急ニュース記述子が含まれているか否かを判定する。そして、判定部1643は、判定結果を機能処理部1644及び表示処理部1645に出力する。
機能処理部1644は、受信機アプリの実行を制御する。例えば、機能処理部1644は、受信機アプリを実行する。例えば、機能処理部1644は、操作入力部12から制御部16に入力される操作信号に基づいて、受信機アプリを実行する。このときの操作信号は、各種の受信機アプリ(チャンネルコール、時計表示、電子番組表等)の実行の指示を示す操作信号である。
例えば、機能処理部1644は、チャンネルコールの受信機アプリを実行した場合、視聴中の番組配列情報i2に基づいて、チャンネルを示す文字等を含むオーバーレイ表示信号を生成して表示処理部1645に出力する。また、機能処理部1644は、時計表示の受信機アプリを実行した場合、放送信号に含まれる時刻情報、または受信装置10の内部の時計機能の時刻情報等に基づいて、日時及び時刻を示す文字を含むオーバーレイ表示信号を生成して表示処理部1645に出力する。また、機能処理部1644は、電子番組表の受信機アプリを実行した場合、番組配列情報i2に含まれるMH−EITに基づいて電子番組表を含むオーバーレイ表示信号を生成して表示処理部1645に出力する。
また、機能処理部1644は、受信機アプリの実行中に、判定部1643により放送信号に緊急ニュース記述子が含まれていると判定された場合、検出部1642が検出した視聴距離に応じて、実行中の受信機アプリを終了するか否かを制御する。例えば、機能処理部1644は、受信機アプリごとに、視聴距離と受信機アプリを終了するか否かと、が関連付けされた緊急ニュース速報時制御テーブルに基づいて、実行中の受信機アプリを終了するか否かを制御する。なお、緊急ニュース速報時制御テーブルの具体例については、後述する。
表示処理部1645は、分離部162から入力された映像データを所定の映像復号方式を用いて復号する。表示処理部1645が用いる映像復号方式は、送信装置20が送信する映像データの符号化に用いられた映像符号化方式に対応する映像復号方式である。この復号により放送番組の映像を表す映像信号が生成される。表示処理部1645は、生成した映像信号を表示部14に出力する。また、放送信号に緊急ニュース速報が含まれる場合、表示処理部1645は、緊急ニュース速報データが含まれる映像データから映像信号を生成して表示部14に出力する。また、表示処理部1645は、受信機アプリの実行に応じて機能処理部1644で生成されたチャンネルコール、時計表示、電子番組表などを示すオーバーレイ表示信号を取得し、取得したオーバーレイ表示信号を放送番組の映像信号に重畳したオーバーレイ表示を含む映像信号を生成して表示部14に出力する。
また、表示処理部1645は、放送信号に緊急ニュース記述子が含まれていると判定された場合、検出部1642が検出した視聴距離に応じて、表示画面に表示する放送番組の表示サイズを設定する。例えば、表示処理部1645は、検出した視聴距離を予め設定された閾値と比較することで視聴距離の遠近を検出し、検出結果に基づいて表示サイズを設定する。
例えば、表示処理部1645は、検出部1642が検出した視聴距離が第1の閾値以上の場合(視聴距離が遠い場合)、表示画面に表示する放送番組の表示サイズを、表示画面の全体の領域のサイズに設定する(全画面表示)。また、表示処理部1645は、検出部1642が検出した視聴距離が第2の閾値以上、且つ前記第1の閾値未満の場合(視聴距離がある程度近い場合)、放送番組の表示サイズを、表示画面の全体の領域よりも小さい所定のサイズに設定する。また、表示処理部1645は、検出部1642が検出した視聴距離が第2の閾値未満の場合(視聴距離が十分近い場合)、放送番組の表示サイズを変更しない。
(閾値テーブル)
図5は、視聴距離の判定に用いる閾値テーブルの一例を示す図である。図示する閾値テーブルには、各閾値の距離が設定されている。ここでは、第1の閾値が4mであり、第2の閾値が2mである。よって、受信装置10は、この閾値テーブルを参照し、検出部1642による視聴距離の検出結果に基づいて、4m以上の場合を視聴距離が遠いと判定し、2m以上4m未満の場合を視聴距離がある程度近いと判定し、2m未満の場合を視聴距離が十分近いと判定する。なお、ここでは、閾値が2つの場合を例に説明したが、3以上の閾値に基づいて、さらに詳細に表示サイズが設定されてもよい。
(緊急ニュース速報時制御テーブル)
各閾値を用いて判定した視聴距離に応じて設定する表示サイズについては、受信機アプリの制御とともに緊急ニュース速報時制御テーブルに設定されている。
図6は、本実施形態に係る緊急ニュース速報時制御テーブルの一例を示す図である。緊急ニュース速報時制御テーブルには、視聴距離と、表示サイズと、受信機アプリの制御とが関連付けられている。
図示する例では、視聴距離が第1の閾値以上の場合の制御情報として、放送番組の表示サイズの設定が全画面表示であることと、実行中の受信機アプリを終了することが設定されている。また、視聴距離が第2の閾値以上、且つ第1の閾値未満の場合の制御情報として、放送番組の表示サイズの設定が60%表示(全画面表示に対して60%の大きさの表示)であることと、実行中の受信機アプリを終了することが設定されている。また、視聴距離が第2の閾値未満の場合の制御情報として、放送番組の表示サイズの設定が変更なしであることと、実行中の受信機アプリを変更しない(終了しない)ことが設定されている。
なお、閾値テーブルの第1、2の閾値、及び緊急ニュース速報時制御テーブルの表示サイズおよび受信機アプリの制御の各設定は、表示画面の大きさや緊急ニュース速報に含まれる情報の表示の大きさに基づいて任意に定めることができる。例えば、各設定は、受信装置10において予め設定されていてもよい。また、緊急ニュース速報ごとに放送信号に各設定を示す情報が送信され、受信した受信装置10が各設定に基づいて制御してもよい。また、各設定は、ユーザが任意に設定または変更できるようにしてもよい。
(動作)
次に、本実施形態に係る緊急ニュース速報時の処理の動作について説明する。
図7は、本実施形態に係る緊急ニュース速報時の処理の一例を示すフローチャートである。
受信装置10は、放送信号を受信する(ステップS101)。ここで、受信した放送信号による放送番組(放送番組の映像)を表示する表示画面には、実行中の受信機アプリのオーバーレイ表示がされており、放送番組の表示が縮小されたサイズで表示されている(図3の表示画面G10参照)。そして、受信装置10は、受信した放送信号に緊急ニュース記述子が含まれているか否かを判定する(ステップS102)。放送信号に緊急ニュース記述子が含まれていないと判定された場合(ステップS102:NO)、ステップS101に戻る。
一方、放送信号に緊急ニュース記述子が含まれていると判定された場合(ステップS102:YES)、受信装置10は、表示画面に対する視聴距離を検出する(ステップS103)。そして、受信装置10は、閾値テーブル(図5)を参照して、検出部1642が検出した視聴距離が第1の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS104)。
視聴距離が第1の閾値以上であると判定された場合(ステップS104:YES)、受信装置10は、緊急ニュース速報時制御テーブル(図6)の設定に基づいて、実行中の受信機アプリを終了してオーバーレイ表示を解除するとともに、放送番組の表示サイズを全画面表示(図3の表示画面G13参照)に変更する(ステップS105)。
一方、視聴距離が第1の閾値未満であると判定された場合(ステップS104:NO)、受信装置10は、検出部1642が検出した視聴距離が第2の閾値以上であるか否かを判定する(ステップS106)。視聴距離が第2の閾値以上であると判定された場合(ステップS106:YES)、受信装置10は、緊急ニュース速報時制御テーブルの設定に基づいて、実行中の受信機アプリを終了してオーバーレイ表示を解除するとともに、放送番組の表示サイズを60%表示(図3の表示画面G12参照)に変更する(ステップS107)。
一方、視聴距離が第2の閾値未満であると判定された場合(ステップS106:NO)、受信装置10は、緊急ニュース速報時制御テーブルの設定に基づいて、実行中の受信機アプリ及び放送番組の表示サイズを変更しないで処理を終了する(図3の表示画面G11参照)。
以上説明したように、本実施形態に係る受信装置10は、放送信号を受信する放送受信部11と、判定部1643と、検出部1642と、表示処理部1645とを備えている。判定部1643は、放送受信部11が受信した放送信号に緊急ニュース記述子(特定の記述子の一例)が含まれているか否かを判定する。検出部1642は、放送信号による放送番組を表示する表示画面に対する視聴者の視聴距離を検出する。そして、表示処理部1645は、放送信号に緊急ニュース記述子が含まれていると判定された場合、検出部1642が検出した視聴距離に応じて、放送番組の表示サイズを設定する。ここで、特定の記述子は緊急ニュース速報等の放送に対応して放送信号に含まれる記述子である。なお、本実施形態では、この特定の記述子の名称を「緊急ニュース記述子」として説明したが、この名称に限られるものではない。
これにより、受信装置10は、緊急ニュース速報が放送された場合に視聴者の視聴距離に応じて適切な表示サイズで表示することができる。よって、受信装置10は、緊急ニュース速報の視認性を確保できる。
例えば、表示処理部1645は、検出部1642が検出した視聴距離が第1の閾値以上の場合、放送番組の表示サイズを、表示画面の全体の領域のサイズに設定する。
これにより、受信装置10は、視聴者の視聴距離が遠い場合には放送番組の表示を全画面表示にするので、緊急ニュース速報の視認性を確保できる。
また、表示処理部1645は、検出部1642が検出した視聴距離が第2の閾値以上、且つ第1の閾値未満の場合、放送番組の表示サイズを、表示画面の全体の領域よりも小さい所定のサイズに設定する。
これにより、受信装置10は、視聴者の視聴距離がある程度近い場合には、放送番組の表示を全画面表示よりは小さく視聴距離に応じた適切なサイズで表示することができる。よって、受信装置10は、緊急ニュース速報の視認性を確保できるとともに、表示サイズの変更の際に突然表示サイズが必要以上に大きくなってしまうことがなく視聴者を驚かせてしまうことが無い。
また、表示処理部1645は、検出部1642が検出した視聴距離が第2の閾値未満の場合、放送番組の表示サイズを変更しない。
つまり、受信装置10は、視聴者の視聴距離が十分近い場合には、視聴者にとって緊急ニュース速報の視認性が確保されているため、放送番組の表示サイズを、それまで視聴者が視聴していたサイズのまま変更しない。これにより、受信装置10は、緊急ニュース速報が放送された場合に、視聴距離が十分近いにもかかわらず突然表示サイズが大きくなってしまうことが無いので、視聴者を驚かせてしまうことが無い。
なお、緊急ニュース速報の開始前から放送番組が視聴距離に対して心因性が確保されているサイズに表示されている場合(例えば、全画面表示の場合)には、視聴距離が第2の閾値未満の場合、第2の閾値以上、且つ第1の閾値未満の場合、及び第1の閾値以上の場合、のいずれの場合も受信装置10は表示サイズの変更を行わない制御となる。
また、受信装置10は、視聴距離に応じて、表示サイズを変更する際の変更速度を制御してもよい。例えば、受信装置10は、視聴距離が十分近い場合であっても、放送番組の表示サイズを徐々に(ゆっくり)大きくすることで、小さい表示画面(例えば、図3の表示画面G10の放送番組(TV)の表示画面)から全画面表示に変更してもよい。これにより、受信装置10は、視聴者を驚かせること無く放送番組の表示サイズを大きくすることができる。
また、受信装置10は、受信機アプリを実行する機能処理部1644を備えている。受信機アプリは、表示画面の一部又は全部に所定の情報を表示する処理を少なくとも有する機能である。そして、機能処理部1644は、受信機アプリの実行中に、判定部1643により放送信号に緊急ニュース記述子(特定の記述子の一例)が含まれていると判定された場合、検出部1642が検出した視聴距離に応じて、実行中の受信機アプリを終了するか否かを制御する。
これにより、受信装置10は、緊急ニュース速報が放送されたときに視聴距離に応じて放送番組の表示サイズを大きくする場合に、受信機アプリのオーバーレイ表示が邪魔にならないように制御できる。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
例えば、上記実施形態では、受信装置10がテレビジョン装置である例を説明したが、受信装置10は、放送信号を受信する機能を備えたテレビジョン放送の録画機(ハードディスクレコーダ等)、パーソナルコンピュータ、多機能携帯電話機(いわゆる、スマートフォンを含む)、タブレット端末装置等であってもよい。
また、上記実施形態において、特定の記述子は、緊急ニュース速報の放送に対応して放送信号に含まれる記述子である例を説明したが、他の用途の記述子であってもよい。
なお、上述した実施形態における受信装置10の一部の機能をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、受信装置10に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、受信装置10の一部、例えば、制御部16や、制御部16が備える各部の一部又は全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。また、本実施形態の受信装置10内の各構成要素は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、または全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1 放送システム、10 受信装置、11 放送受信部、12 操作入力部、13 拡声部、14 表示部、15 記憶部、16 制御部、20 送信装置、30 センサー、161 復調部、162 分離部、163 音声処理部、164 処理部、1641 選局処理部、1642 検出部、1643 判定部、1644 機能処理部、1645 表示処理部

Claims (7)

  1. 放送信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記放送信号に特定の記述子が含まれているか否かを判定する判定部と、
    前記放送信号による放送番組を表示する表示画面に対する視聴者の視聴距離を検出する検出部と、
    前記放送信号による放送番組を表示する表示画面の一部又は全部に所定の情報を表示する処理を少なくとも有する機能を実行する機能処理部と、
    前記放送信号に特定の記述子が含まれていると判定された場合、前記検出部が検出した視聴距離と前記機能ごとに終了させるか否かとが対応付けられた管理情報に応じて、前記機能を終了するか否かを制御して前記放送番組の表示サイズを設定する表示処理部と、
    を備える受信装置。
  2. 前記特定の記述子は、緊急ニュース速報の放送に対応して前記放送信号に含まれる記述子である、
    請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記表示処理部は、
    前記検出部が検出した視聴距離が第1の閾値以上の場合、前記放送番組の表示サイズを、前記表示画面の全体の領域のサイズに設定する、
    請求項1または請求項2に記載の受信装置。
  4. 前記表示処理部は、
    前記検出部が検出した視聴距離が第2の閾値以上、且つ前記第1の閾値未満の場合、前記放送番組の表示サイズを、前記表示画面の全体の領域よりも小さい所定のサイズに設定する、
    請求項3に記載の受信装置。
  5. 前記表示処理部は、
    前記検出部が検出した視聴距離が前記第2の閾値未満の場合、前記放送番組の表示サイズを変更しない、
    請求項4に記載の受信装置。
  6. 放送信号を受信する受信装置における制御方法であって、
    判定部が、受信された前記放送信号に特定の記述子が含まれているか否かを判定する判定ステップと、
    検出部が、前記放送信号による放送番組を表示する表示画面に対する視聴者の視聴距離を検出する検出ステップと、
    機能処理部が、前記放送信号による放送番組を表示する表示画面の一部又は全部に所定の情報を表示する処理を少なくとも有する機能を実行する機能処理ステップと、
    表示処理部が、前記放送信号に特定の記述子が含まれていると判定された場合、前記検出部が検出した視聴距離と前記機能ごとに終了させるか否かとが対応付けられた管理情報に応じて、前記機能を終了するか否かを制御して前記放送番組の表示サイズを設定する表示処理ステップと、
    を有する制御方法。
  7. コンピュータに、
    受信された放送信号に特定の記述子が含まれているか否かを判定する判定ステップと、
    前記放送信号による放送番組を表示する表示画面に対する視聴者の視聴距離を検出する検出ステップと、
    前記放送信号による放送番組を表示する表示画面の一部又は全部に所定の情報を表示する処理を少なくとも有する機能を実行する機能処理ステップと、
    前記放送信号に特定の記述子が含まれていると判定された場合、検出された視聴距離と前記機能ごとに終了させるか否かとが対応付けられた管理情報に応じて、前記機能を終了するか否かを制御して前記放送番組の表示サイズを設定する表示処理ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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