JP6153481B2 - 既設タンク底板取替用冶具、該冶具を用いた既設タンクの底板取替方法、及び強風対策用固定冶具 - Google Patents

既設タンク底板取替用冶具、該冶具を用いた既設タンクの底板取替方法、及び強風対策用固定冶具 Download PDF

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本発明は、既設タンク底板取替用冶具及び、該冶具を用いた既設タンクの底板取替方法に関する。
石油等を屋外にて貯留するための平底円筒型タンク(既設タンク)においては、経年劣化によって底板の交換が必要になる場合がある。底板の交換は、一般的には、既設タンクを構成する胴板と底板とを分離させ、胴板をジャッキアップさせて切り離した底板と新底板とを交換し、ジャッキダウンさせて新底板と胴板とを溶接するという方法が取られている。
このようなものとして、例えば特許文献1に「タンク底板の取替え方法」が開示されている。
特許文献1の方法は、胴板の外周面にジャッキ座を取り付けて該ジャッキ座をジャッキで押し上げることで、胴板を昇降させるようにしている(特許文献1の請求項1参照)。
特開2003−182790号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、胴板の昇降中において、胴板は単にジャッキで支持されているだけであるため、胴板に昇降中に風などの外力が加われば、周方向に移動して位置がずれる虞れがあり、安定的に昇降させることができないという問題がある。
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、胴板を安定して昇降させることのできる既設タンク底板取替用冶具及び、該冶具を用いた既設タンクの底板取替方法を提供することを目的としている。
(1)本発明に係る既設タンク底板取替用冶具は、底板を切り離した既設タンクの胴板外周に補強リングを取り付けて、該補強リングをジャッキアップすることによって前記胴板を昇降させて、前記切り離した底板を新底板に交換する既設タンクの底板取替方法に用いる既設タンク底板取替用冶具であって、
前記胴板をジャッキアップするジャッキアップ冶具と、強風対策用固定冶具を有し、
前記ジャッキアップ冶具が、前記既設タンクの近傍に立設可能な2本のポストと、該2本のポストに上下方向に移動可能に取り付けられると共に前記補強リングを支持可能な補強リング支持部材と、前記2本のポストの間に配置されて前記補強リング支持部材をジャッキアップするジャッキとを備えてなり、
前記強風対策用固定冶具が、前記胴板がジャッキアップされる過程において前記既設タンクの基礎ブラケットをガイドする2本のガイド柱と、該2本のガイド柱に設けられて該ガイド柱を基礎ボルトに固定するためのガイド柱固定部と、前記基礎ボルトに連結されると共に前記胴板が所定の位置にジャッキアップされたときに前記基礎ブラケットを固定する固定用ボルトとを備えてなることを特徴とするものである。
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、前記ジャッキアップ冶具は、前記2本のポストに亘るように設置されたジャッキを載置するジャッキ載置台を有し、前記ジャッキは前記ジャッキ載置台に載置されていることを特徴とするものである。
(3)また、上記(1)又は(2)に記載のものにおいて、前記ジャッキ載置台は前記ポストに対する上下方向の設置位置を変更できることを特徴とするものである。
(4)また、上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のものにおいて、前記補強リング支持部材は、前記2本のポストに上下方向移動可能に取り付けられたポストガイドと、該ポストガイドに着脱可能に取り付けられて前記補強リングを支持するタンク側ブラケットを備えてなることを特徴とするものである。
(5)また、上記(1)乃至(4)のいずれかに記載のものにおいて、前記ジャッキアップ冶具は、前記補強リング支持部材を前記ポストの所定位置に固定可能に構成されていることを特徴とするものである。
(6)また、本発明に係る既設タンクの底板取替方法は、上記(1)記載の既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法であって、
底板を前記既設タンクの胴板から切り離す底板切り離し工程と、
前記既設タンクの胴板外周に補強リングを取り付ける補強リング取付工程と、
少なくとも3個の前記既設タンク底板取替用冶具を前記胴板外周近傍に配置して、前記補強リングに前記補強リング支持部材の一部を前記補強リングに当接させるようにジャッキアップ冶具を設置するジャッキアップ冶具設置工程と、
前記ジャッキアップ冶具で前記補強リングを上方に押し上げることによって前記胴板を所定の高さに上昇させる第1胴板上昇工程と、
該第1胴板上昇工程で所定の高さに上昇した前記胴板近傍に強風対策用固定冶具を配置して、該強風対策用固定冶具のガイド柱を基礎ボルトに固定するガイド柱固定工程と、
前記ジャッキアップ冶具によって前記胴板を、さらに上昇させる第2胴板上昇工程と、
該第2胴板上昇工程によって上昇した前記既設タンクの基礎ブラケットを、前記基礎ボルトに連結された固定用ボルトによって固定する基礎ブラケット固定工程と、
前記底板を取り除く底板除去工程と、
新底板を設置する新底板設置工程と、
前記強風対策用固定冶具を除去して、前記胴板を下降させる胴板下降工程と、
前記胴板に前記新底板を接合する新底板接合工程とを備えたことを特徴とするものである
(7)本発明に係る強風対策用固定冶具は、底板を切り離した既設タンクの胴板外周に補強リングを取り付けて、該補強リングをジャッキアップすることによって前記胴板を昇降させて、前記切り離した底板を新底板に交換する既設タンクの底板取替方法に用いる強風対策用固定冶具であって、
前記胴板がジャッキアップされる過程において前記既設タンクの基礎ブラケットをガイドする2本のガイド柱と、該2本のガイド柱に設けられて該ガイド柱を基礎ボルトに固定するためのガイド柱固定部と、前記基礎ボルトに連結されると共に前記胴板が所定の位置にジャッキアップされたときに前記基礎ブラケットを固定する固定用ボルトとを備えたことを特徴とするものである。
本発明においては、胴板をジャッキアップするジャッキアップ冶具を有し、該ジャッキアップ冶具が、既設タンクの近傍に立設可能な2本のポストと、該2本のポストに上下方向に移動可能に取り付けられると共に補強リングを支持可能な補強リング支持部材と、2本のポストの間に配置されて補強リング支持部材をジャッキアップするジャッキとを備えていることにより、補強リング支持部材が2本のポストによってガイドされながら上下動するため、胴板が昇降中に周方向に移動することを防止し、胴板を安定して昇降させることができる。
本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具のジャッキアップ冶具の正面図である。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具のジャッキアップ冶具の側面図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図2のB−B矢視断面図である。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具のジャッキアップ冶具のポストガイドの正面図である。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具のジャッキアップ冶具のポストガイドの一部断面を含む側面図である。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具のジャッキアップ冶具のタンク側ブラケットの正面図である。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具のジャッキアップ冶具のタンク側ブラケットの側面図である。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具のジャッキアップ冶具のタンク側ブラケットの平面図である。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法の説明図である(その1)。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法の説明図である(その2)。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法の説明図である(その3)。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法の説明図である(その4)。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法の説明図である(その5)。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法の説明図である(その6)。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法の説明図である(その7)。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法の説明図である(その8)。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法の説明図である(その9)。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法の説明図である(その10)。 本発明の一実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を設置した既設タンクの平面図である。 本発明の他の実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具の強風対策用固定冶具の設置状態における正面図である。 本発明の他の実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具の強風対策用固定冶具の設置状態における平面図である。 図21のC−C矢視断面図である。 本発明の他の実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具の強風対策用固定冶具のガイド柱の正面図である。 本発明の他の実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具の強風対策用固定冶具のガイド柱の平面図である。 本発明の他の実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法における、強風対策用固定冶具の取付方法の説明図である(その1)。 本発明の他の実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法における、強風対策用固定冶具の取付方法の説明図である(その2)。 本発明の他の実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法における、強風対策用固定冶具の取付方法の説明図である(その3)。 本発明の他の実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法における、強風対策用固定冶具の取付方法の説明図である(その4)。 本発明の他の実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具を設置した既設タンクの平面図である。
本発明に係る既設タンク底板取替用冶具は、ジャッキアップ冶具1で構成されているものと、これに加えて強風対策用固定冶具51を有するものとの2つの形態がある。
以下において、実施の形態1でジャッキアップ冶具1について説明し、実施の形態2で強風対策用固定冶具51について説明する。
[実施の形態1]
ジャッキアップ冶具1は、図1〜3に示すように、既設タンク3の近傍に立設可能な2本のポスト5と、該2本のポスト5に上下方向に移動可能に取り付けられると共に補強リング7(図2、図4、図11〜図19参照)を支持可能な補強リング支持部材9と、2本のポスト5の間に配置されて補強リング支持部材9をジャッキアップするジャッキ11と、ジャッキ11を載置するジャッキ載置台13を備えている。
ジャッキアップ冶具1は、上記のように複数の部品によって構成され現地において組立てて設置するようになっている。それ故、各部品を個別に運ぶことができるので、人力によって設置可能になっている。
以下、ジャッキアップ冶具1の各構成を詳細に説明する。
<ポスト>
ポスト5は、図1〜図3に示すように、例えば角型鋼管からなり、土台6に立設して用いられる。ポスト5には、正面から背面にかけて貫通する貫通孔5aが長手方向に所定間隔で複数設けられている。
ポスト5は、ポスト5がポストガイド15をガイドする柱としての役割を有しており、そのために、安定的に立設させる必要がある。この点については後述する。
<補強リング支持部材>
補強リング支持部材9は、図2に示すように、2本のポスト5に上下方向移動可能に取り付けられたポストガイド15と、ポストガイド15に着脱可能に取り付けられて補強リング7を支持するタンク側ブラケット17を備えている。
以下に、ポストガイド15とタンク側ブラケット17について詳細に説明する。
≪ポストガイド≫
ポストガイド15は、4枚の板を筒状に組み合わせてなるポストガイド本体部19と、ポストガイド本体部19の両側に固定されてポスト5が挿入可能(図3参照)なガイド管21と、ポストガイド15を設置する際に把持するための取手部23とを有している。
ポストガイド本体部19の底部にはジャッキ11からの押上荷重を受けるジャッキ受板25が設けられている。ジャッキ受板25には図1、図3、図5、図6に示すように、補強リブ27が設けられている。
ポストガイド本体部19を構成する側板は、図2、図3、図6に示すように、背面側に張り出しており、この張出部29にはタンク側ブラケット17を取り付けるためボルト孔29aが設けられている。なお、図2においては、ボルトで締結しているボルト孔29aを黒丸で示している。
ガイド管21には、ストッパーピン33が挿入される挿入孔21aが複数設けられており、挿入孔21aと貫通孔5aの位置を合せてストッパーピン33を挿入することで、ポストガイド15の上下方向位置が固定される。なお、使用する貫通孔5aや挿入孔21aを変更することで、ポスト5に対する上下方向位置を所望の位置に設定できる。
なお、図1においては、ストッパーピン33を黒丸で示している。
≪タンク側ブラケット≫
タンク側ブラケット17は、図7に示すように、2本の支柱35と、2本の35に亘って取り付けられた板材37とを有している。
支柱35は、例えば、図3に示すように断面略コ字状の溝形鋼(チャンネル)が用いられる。
板材37には、タンク側ブラケット17の正面側に張り出して、ポストガイド15と連結するための連結板39が設けられている。連結板39はボルト孔39aを有している。
支柱35の上部及び下部には図8に示すように、タンク側ブラケット17が胴板3aへ取り付けられた状態における上下方向位置を調整する調整プレート41を取り付けるためのボルト孔35aが設けられている。
調整プレート41の取付状態を図2、図4、図9に示す。これらの図に示すように、調整プレート41を支柱35の上端または下端からはみ出すような大きさにすることで、タンク側ブラケット17の胴板3aに対する上下方向位置を微調整することができる。こうすることで、他のジャッキアップ冶具1との間で高さを調整でき、一部のジャッキアップ冶具1に荷重が集中することを防止できる。なお、図2においては、ボルトで締結しているボルト孔35aを黒丸で示している。
<ジャッキ載置台>
ジャッキ載置台13は、2本のポスト5に亘るようにしてストッパーピン33によってポスト5に設置可能になっている(図1及び図2参照)。このように、ジャッキ載置台13にジャッキ11が載置されることで、昇降中にジャッキ11にかかる胴板3a等の荷重をポスト5で支持するようになっている。そのため、ポスト5は、胴板3aの昇降中は地面に強く押し付けられるため固定しなくても安定的に立設させることができる。なお、ジャッキ11を直接地面に置く場合はポスト5を固定することが望ましい。
また、ジャッキ載置台13が2本のポスト5に亘るように設置されているので、荷重がかかることで両ポスト5が一体となり、この点においてもポスト5を安定して立設させることができる。
なお、ジャッキ載置台13の高さは、使用する貫通孔5aを選択することで段階的に調整可能になっており、ジャッキストロークに応じて高さ調整できる。
<ジャッキ>
ジャッキ11は、市販のジャーナルジャッキ等が用いられる。
以上のように構成された本実施の形態に係る既設タンク底板取替用冶具(ジャッキアップ冶具1)を用いた既設タンクの底板取替方法(以下、単に「底板取替方法」という)を、ジャッキアップ冶具1の動作と共に説明する。
本実施の形態に係る底板取替方法は、底板3bを既設タンク3の胴板3aから切り離す底板切り離し工程と、既設タンク3の胴板3a外周に補強リング7を取り付ける補強リング取付工程と、少なくとも3個の既設タンク底板取替用冶具を胴板3a外周近傍に配置して、補強リング7に補強リング支持部材9の一部を補強リング7に当接させるようにジャッキアップ冶具1を設置するジャッキアップ冶具設置工程と、ジャッキアップ冶具1によって補強リング7を上方に押し上げることによって胴板3aを上昇させる胴板上昇工程と、底板3bを取り除く底板除去工程と、新底板を設置する新底板設置工程と、胴板3aを下降させる胴板下降工程と、新底板と胴板3aを接合する新底板接合工程とを備えている。
以下、各工程を図10〜図20に基づいて、他の図を適宜参照しながら詳細に説明する。
<底板切り離し工程>
底板切り離し工程は、底板3bを既設タンク3(図10参照)の胴板3aから切り離す工程である。なお、図10は、既設タンク3の内部構造が分かるように、一部を破砕して図示している。図10において、切り離し位置を二点鎖線で示している。
切り離しは胴板3aから所定の距離だけ離れた位置で行い、底板3b(アニュラ板が設置されている場合は、アニュラ板)が胴板3aに円環状に残るようにする(図10、図27参照)ことが望ましく、このようにすることでジャッキアップ時の胴板3aの剛性を確保することができる。
なお、既設タンク3内に敷設している加熱管等は、予め吊り上げる等して作業の妨げにならないようにしておく。
<補強リング取付工程>
補強リング取付工程は、既設タンク3の胴板3a外周に補強リング7を取り付ける工程である。
補強リング7は、例えば断面略コ字状の溝形鋼からなるものであり、ジャッキアップ時にタンクの重さを支持するためのものを上側に取り付け、冶具の重さを支持するためのものを下側に取り付ける(図11参照)。なお、下側に取り付けるものは全周に亘るリング状でなくともよく、図11に示すように所定の長さがあればよい。
補強リング7の取り付けは、補強リング7を胴板3a外周に沿わせるように配置し、この補強リング7にU字型冶具43の2つの片部が跨るように被せて胴板3aに溶接し、溶接されたU字型冶具43と補強リング7との隙間に楔45(楔)を打ち込むことで行われる(図4参照)。なお、図11〜図19においては楔45の図示を省略している。
<ジャッキアップ冶具設置工程>
ジャッキアップ冶具設置工程は、少なくとも3個の既設タンク底板取替用冶具を胴板3a外周近傍に配置して、補強リング7に補強リング支持部材9の一部を補強リング7に当接させるようにジャッキアップ冶具1を設置する工程である。
少なくとも3個としたのは既設タンク3を安定的に昇降させるためであり、既設タンク3の大きさによって適宜数を増加して設置する。本実施の形態では6個配置するものとし、設置方法はいずれの場合も同様であるので6個のうちの1個に着目して以下の説明を行う。
ジャッキアップ冶具1の設置は、まずタンク側ブラケット17を、上下の補強リング7の間に配置し(図12参照)、支柱35をU字型冶具43と楔45によって胴板3aに固定する(図13、図4参照)。支柱35の上下には、図4に示すように、端部から所定量はみ出す大きさの調整プレート41を予め取り付けておき、タンク側ブラケット17と補強リング7の間に隙間が生じないようにする。このようにすることで、一部のジャッキアップ冶具1に荷重が集中することなく、全てのジャッキアップ冶具1で均等に胴板荷重を支持できる。なお、図12〜図19においては調整プレート41の図示を省略している。
次に、タンク側ブラケット17にポストガイド15をボルトで取り付ける(図14、図2、図3参照)。
次いで、土台6を設置し、ポストガイド15のガイド管21にポスト5を挿入して土台6にポスト5を立設させる(図15参照)。
次いで、ジャッキ載置台13を設置し、ジャッキ11をジャッキ載置台13に載置する(図16参照)。
このように、ジャッキアップ冶具1は、複数の部品を組み立てることで設置される。
以上のような設置を6か所で行う(図20参照)。なお、図20においては、ジャッキアップ冶具1を簡略化して四角で図示している。
<胴板上昇工程>
胴板上昇工程は、ジャッキアップ冶具1によって補強リング7を上方に押し上げることによって胴板3aを上昇させる工程である(図17参照)。
各ジャッキ11に人を配置して一斉にジャッキアップを行う。このとき、底板3bの一部が円環状に周板に取りついているので、胴板3aが変形することを防止できる。
ポストガイド15はポスト5にガイドされながら上昇するため、胴板3aの周方向のズレを抑えることができる。
ジャッキアップ量はポスト5の貫通孔5aとガイド管21の挿入孔21aとが連通するようにし、ストッパーピン33を挿入してポストガイド15の上下方向位置を固定する(図18参照)。このとき、胴板3aに残した底板3bがある場合、これも切除する。
なお、この状態においてはジャッキ11を外しておいてもよい。また、上昇した既設タンク3の下には適宜角材47等を配置して安定性を高めることが望ましい(図19参照)。
<底板除去工程>
底板除去工程は、底板切り離し工程で切り離した底板3bを取り除く工程である。
<新底板設置工程>
新底板設置工程は、新底板を設置する工程である。アニュラ板が必要な場合はアニュラ板も設置する。
<胴板下降工程>
胴板下降工程は、胴板3aを下降させる工程である。
下降させる手順は、上昇させる手順を逆にして行う。具体的には、ジャッキを利かせた状態でストッパーピン33を取り外し、配置した角材47等を取り除く。そして各ジャッキ11を一斉にジャッキダウンして胴板3aを下降させる。
下降後は、ジャッキアップ冶具1及び補強リング7を取り外す。
<新底板接合工程>
新底板接合工程は、新底板と胴板3aを接合する工程である。
以上のように、本実施の形態においては、ジャッキアップ冶具1が、既設タンク3の近傍に立設可能な2本のポスト5と、該2本のポスト5に上下方向に移動可能に取り付けられると共に補強リング7を支持可能な補強リング支持部材9と、2本のポスト5の間に配置されて補強リング支持部材9をジャッキアップするジャッキ11とを備えていることにより、補強リング支持部材9が2本のポスト5によってガイドされながら上下動するので、胴板3aが昇降中に周方向に移動することを防止し、胴板3aを安定して昇降させることができる。
[実施の形態2]
上記実施の形態1では、胴板3aをジャッキアップする際のジャッキアップ冶具1について説明したが、本実施の形態ではジャッキアップの途中から用いる強風対策用固定冶具51について図26〜図30に基づいて説明する。
既設タンク3は、屋外に設置されるものであるため風等で位置がずれないように、既設タンク3を基礎53に固定する必要がある。そのために、既設タンク3は、外周下部に基礎53に固定するための複数の基礎ブラケット55を有しており、設置状態においては、基礎ブラケット55が基礎53に固定された基礎ボルト57に固定されている(図26参照)。なお、図26〜図29は基礎ブラケット55の中央を通る立断面図である。
一方、既設タンク3が持ち上げられている状態においては、既設タンク3と基礎53の間から風が内部に入り込むため、通常より風の影響を受けやすくなっており、既設タンク3を固定していなければ、胴板3aの昇降が不安定になる。そこで本実施の形態では、強風対策用固定冶具51を取り付けて、胴板3aの昇降中の安定化を図るものである。
以下に、強風対策用固定冶具51について説明する。
強風対策用固定冶具51は、上記の基礎ボルト57と基礎ブラケット55を利用して既設タンク3を基礎53に固定するものであり、図21〜図25に示すように、胴板3aがジャッキアップされる過程において既設タンク3の基礎ブラケット55をガイドする2本のガイド柱59と、2本のガイド柱59に設けられてガイド柱59を基礎ボルト57に固定するためのガイド柱固定部61と、基礎ボルト57に連結されると共に胴板3aが所定の位置にジャッキアップされたときに基礎ブラケット55を固定する固定用ボルト63とを備えている。
以下、各構成について図21〜図25に基づいて詳細に説明する。
<ガイド柱>
ガイド柱59は、図21に示すように、基礎ブラケット55を両側から挟むように配置され、既設タンク3が上昇する際に、基礎ブラケット55をガイドするためのものである。
ガイド柱59は基礎ブラケット55が入る程度の間隔で基底板65に立設されている。基底板65の中央には図23に示すように、基礎ボルト57が背面側から挿入可能なU字溝部65aが設けられている。
ガイド柱59の側面には、強風対策用固定冶具51の設置の際に使用する取手部67が設けられている。
<ガイド柱固定部>
ガイド柱固定部61は、板状からなり両ガイド柱59に跨って溶接されている。ガイド柱固定部61の中央には図25に示す通り、U字溝部61aが設けられており、基底板65と同様に基礎ボルト57が背面側から挿入可能になっている。
ガイド柱固定部61の高さは、U字溝部61aに基礎ボルト57が挿入された状態で、基礎ボルト57の上端が突き出す高さに設定されており、ナットを用いてガイド柱59を基礎ボルト57に固定することができる。
<固定用ボルト>
固定用ボルト63は、既設タンク3が持ち上げられている間、基礎ブラケット55を固定するためのものであり、基礎ボルト57に長ナット69で連結して用いられる。
以上のように構成された強風対策用固定冶具51と、上記実施の形態1で説明したジャッキアップ冶具1とを用いた底板取替方法を、強風対策用固定冶具51に着目して説明する。
本実施の形態に係る底板取替方法は、底板切り離し工程と、補強リング取付工程と、ジャッキアップ冶具設置工程と、ジャッキアップ冶具1で補強リング7を上方に押し上げることによって胴板3aを所定の高さに上昇させる第1胴板上昇工程と、第1胴板上昇工程で所定の高さに上昇した胴板3a近傍に強風対策用固定冶具51を配置して、強風対策用固定冶具51のガイド柱59を基礎ボルト57に固定するガイド柱固定工程と、ジャッキアップ冶具1によって胴板3aを、さらに上昇させる第2胴板上昇工程と、第2胴板上昇工程によって上昇した既設タンク3の基礎ブラケット55を、基礎ボルト57に連結された固定用ボルト63によって固定する基礎ブラケット固定工程と、底板除去工程と、新底板設置工程と、強風対策用固定冶具51を除去して、胴板3aを下降させる胴板下降工程と、新底板接合工程とを備えている。
上記の各工程のうち、底板切り離し工程、補強リング取付工程、ジャッキアップ冶具設置工程、底板除去工程、新底板設置工程、新底板接合工程は、実施の形態1と同様であるのでその説明を省略し、第1胴板上昇工程、ガイド柱固定工程、第2胴板上昇工程、基礎ブラケット固定工程、胴板下降工程について以下に詳細に説明する。
<第1胴板上昇工程>
第1胴板上昇工程は、ジャッキアップ冶具1で補強リング7を上方に押し上げることによって胴板3aを所定の高さh1(図27参照)に上昇させる工程である。
高さh1は、ガイド柱固定工程で強風対策用固定冶具51の設置する際に、基礎ブラケット55が強風対策用固定冶具51に干渉しない高さであればよい。
<ガイド柱固定工程>
ガイド柱固定工程は、第1胴板上昇工程で所定の高さに上昇した胴板3a近傍に強風対策用固定冶具51を配置して、強風対策用固定冶具51のガイド柱59を基礎ボルト57に固定する工程である。
強風対策用固定冶具51の配置は、図27に示すように基底板65の位置を決めて基礎ボルト57の正面側から胴板3a側に倒すようにして行う。このとき、ガイド柱固定部61のU字溝部61a及び基底板65のU字溝部65aに基礎ボルト57が挿入される。このように、強風対策用固定冶具51は基礎ボルト57に干渉させることなく、容易に配置が可能である。
配置後は、ガイド柱固定部61をナットで基礎ボルト57に固定することで、強風対策用固定冶具51が固定される。
<第2胴板上昇工程>
第2胴板上昇工程は、ジャッキアップ冶具1によって胴板3aを、さらに所定の高さh2(図28参照)まで上昇させる工程である。
このとき、基礎ブラケット55はガイド柱59によってガイドされながら上昇し、ジャッキアップ冶具1と共に、胴板3aの周方向の移動を抑える効果を奏する。
<基礎ブラケット固定工程>
基礎ブラケット固定工程は、第2胴板上昇工程によって高さh2まで上昇した既設タンク3の基礎ブラケット55を、基礎ボルト57に連結された固定用ボルト63によって固定する工程である。
固定用ボルト63は長ナット69によって基礎ボルト57に連結し、この固定用ボルト63に基礎ブラケット55をナットで固定する。こうすることで、既設タンク3が強風対策用固定冶具51を介して基礎53に固定される。
なお、ガイド柱59と基礎ブラケット55の上面とに跨る連結部材71を溶接することで(図21、図22参照)、ガイド柱59と基礎ブラケット55を連結するのが望ましい。
また、ガイド柱59に跨って繋ぎ材73(図21、図22、図29参照)を溶接し、冶具を補強することが望ましい。
強風対策用固定冶具51の配置例として、12か所に配置したものを図30に示す。
以上のように既設タンク3が基礎53に固定されるため、既設タンク3の昇降時に強風が吹いても、既設タンク3が転倒したり滑動したりすることがなく、安全に作業をすることができる。
<胴板下降工程>
胴板下降工程は、強風対策用固定冶具51を除去してから、ジャッキダウンして胴板3aを下降させる工程である。下降させる手順は、実施の形態1と同様である。下降後は、ジャッキアップ冶具1及び補強リング7を取り外す。
以上のように、本実施の形態においては、強風対策用固定冶具51で既設タンク3を基礎53に固定することにより、安全に作業可能となり、また既設タンク3が損傷することがない。
1 ジャッキアップ冶具
3 既設タンク
3a 胴板
3b 底板
5 ポスト
5a 貫通孔
6 土台
7 補強リング
9 補強リング支持部材
11 ジャッキ
13 ジャッキ載置台
15 ポストガイド
17 タンク側ブラケット
19 ポストガイド本体部
21 ガイド管
21a 挿入孔
23 取手部
25 ジャッキ受板
27 補強リブ
29 張出部
29a ボルト孔
33 ストッパーピン
35 支柱
35a ボルト孔
37 板材
39 連結板
39a ボルト孔
41 調整プレート
43 U字型冶具
45 楔
47 角材
51 強風対策用固定冶具
53 基礎
55 基礎ブラケット
57 基礎ボルト
59 ガイド柱
61 ガイド柱固定部
61a U字溝部
63 固定用ボルト
65 基底板
65a U字溝部
67 取手部
69 長ナット
71 連結部材
73 繋ぎ材

Claims (7)

  1. 底板を切り離した既設タンクの胴板外周に補強リングを取り付けて、該補強リングをジャッキアップすることによって前記胴板を昇降させて、前記切り離した底板を新底板に交換する既設タンクの底板取替方法に用いる既設タンク底板取替用冶具であって、
    前記胴板をジャッキアップするジャッキアップ冶具と、強風対策用固定冶具を有し、
    前記ジャッキアップ冶具が、前記既設タンクの近傍に立設可能な2本のポストと、該2本のポストに上下方向に移動可能に取り付けられると共に前記補強リングを支持可能な補強リング支持部材と、前記2本のポストの間に配置されて前記補強リング支持部材をジャッキアップするジャッキとを備えてなり、
    前記強風対策用固定冶具が、前記胴板がジャッキアップされる過程において前記既設タンクの基礎ブラケットをガイドする2本のガイド柱と、該2本のガイド柱に設けられて該ガイド柱を基礎ボルトに固定するためのガイド柱固定部と、前記基礎ボルトに連結されると共に前記胴板が所定の位置にジャッキアップされたときに前記基礎ブラケットを固定する固定用ボルトとを備えてなることを特徴とする既設タンク底板取替用冶具。
  2. 前記ジャッキアップ冶具は、前記2本のポストに亘るように設置されたジャッキを載置するジャッキ載置台を有し、前記ジャッキは前記ジャッキ載置台に載置されていることを特徴とする請求項1記載の既設タンク底板取替用冶具。
  3. 前記ジャッキ載置台は前記ポストに対する上下方向の設置位置を変更できることを特徴とする請求項1又は2に記載の既設タンク底板取替用冶具。
  4. 前記補強リング支持部材は、前記2本のポストに上下方向移動可能に取り付けられたポストガイドと、該ポストガイドに着脱可能に取り付けられて前記補強リングを支持するタンク側ブラケットを備えてなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の既設タンク底板取替用冶具。
  5. 前記ジャッキアップ冶具は、前記補強リング支持部材を前記ポストの所定位置に固定可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の既設タンク底板取替用冶具。
  6. 請求項1記載の既設タンク底板取替用冶具を用いた既設タンクの底板取替方法であって、
    底板を前記既設タンクの胴板から切り離す底板切り離し工程と、
    前記既設タンクの胴板外周に補強リングを取り付ける補強リング取付工程と、
    少なくとも3個の前記既設タンク底板取替用冶具を前記胴板外周近傍に配置して、前記補強リングに前記補強リング支持部材の一部を前記補強リングに当接させるようにジャッキアップ冶具を設置するジャッキアップ冶具設置工程と、
    前記ジャッキアップ冶具で前記補強リングを上方に押し上げることによって前記胴板を所定の高さに上昇させる第1胴板上昇工程と、
    該第1胴板上昇工程で所定の高さに上昇した前記胴板近傍に強風対策用固定冶具を配置して、該強風対策用固定冶具のガイド柱を基礎ボルトに固定するガイド柱固定工程と、
    前記ジャッキアップ冶具によって前記胴板を、さらに上昇させる第2胴板上昇工程と、
    該第2胴板上昇工程によって上昇した前記既設タンクの基礎ブラケットを、前記基礎ボルトに連結された固定用ボルトによって固定する基礎ブラケット固定工程と、
    前記底板を取り除く底板除去工程と、
    新底板を設置する新底板設置工程と、
    前記強風対策用固定冶具を除去して、前記胴板を下降させる胴板下降工程と、
    前記胴板に前記新底板を接合する新底板接合工程とを備えたことを特徴とする既設タンクの底板取替方法。
  7. 底板を切り離した既設タンクの胴板外周に補強リングを取り付けて、該補強リングをジャッキアップすることによって前記胴板を昇降させて、前記切り離した底板を新底板に交換する既設タンクの底板取替方法に用いる強風対策用固定冶具であって、
    前記胴板がジャッキアップされる過程において前記既設タンクの基礎ブラケットをガイドする2本のガイド柱と、該2本のガイド柱に設けられて該ガイド柱を基礎ボルトに固定するためのガイド柱固定部と、前記基礎ボルトに連結されると共に前記胴板が所定の位置にジャッキアップされたときに前記基礎ブラケットを固定する固定用ボルトとを備えたことを特徴とする強風対策用固定冶具。
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