JP6118155B2 - 逆止弁及びダイアフラムポンプ - Google Patents

逆止弁及びダイアフラムポンプ Download PDF

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Description

本発明は、逆止弁及び該逆止弁を用いたダイアフラムポンプに関するものである。
図4は、従来のダイアフラムポンプの構成を示す断面図である。ダイアフラムポンプは、ポンプ本体1の両側部に、センターロッド4により相互に連結されたディスク部材2,3により中央部を挟持されたダイアフラム5,6の外周部が挟着固定されている。また、ダイアフラム5,6を介して内側の作動流体室7,8と外側のポンプ室9,10と、が区画され、それぞれ形成されている。
両側のポンプ室9,10には、吸込用逆止弁11,12を介して吸込口13が接続されると共に、吐出用逆止弁14,15を介して吐出口16が接続される。また、両側の作動流体室7,8には、切替弁17によって作動流体、例えば空気を交互に給排する作動流体孔18,19が連通している。なお、切替弁17は、例えば、ポンプ本体1の中央部に埋め込まれるようにして設置されるが、図面では説明の便宜上、外部に出してあり、その構造及び作用についての説明は後述する。
上記ダイアフラムポンプにおける逆止弁11,12,14,15は、例えば、図5に示すように、弁座71と、バルブケース72と、ボール弁73と、からなる逆止弁70が用いられている。弁座71は、ボール弁73で開閉される貫通孔71aを有する。バルブケース72は、大径開口部72aと、縮径部72cを介して大径開口部72aと連通する小径開口部72bと、を有する円筒体であり、弁座71の段部71bに大径開口部72aの内周縁が嵌合されている。弁座71及びバルブケース72は、金属製である。バルブケース72は、図4に示すようにポンプ本体1の逆止弁取付部に取り付けられているが、摩耗による取り外しを考慮したことから図5に示す重厚な形態をとる必要があった。そのため、コスト高となるとともに、組み立てた逆止弁70を収容するためのケーシング構造が必要であった。
実開昭62−95186号公報
そこで本発明は、上記の課題に鑑み、簡単な構造でコンパクトかつ低コストな逆止弁及び該逆止弁を用いたダイアフラムポンプを提供することを目的としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明の逆止弁は、
貫通孔を有するバルブシートと、
前記貫通孔からの流動体の流通を開閉するボール弁と、
前記ボール弁を前記流動体の流通を開とする位置と閉とする位置とに移動可能に覆うバルブケースと、を備え、
前記バルブケースは、最大幅が前記ボール弁の直径よりも小さい、前記流動体を通過させるための少なくとも1個の切れ込み部が前記ボール弁の移動方向
に形成され、前記バルブシートの外周に嵌合されるロック部材をさらに備え、前記バルブケースは、前記ロック部材に固定され、前記バルブケースは、中心部から放射状に延びた複数本の金属板製の腕部を同一方向に折り曲げて籠状に形成され、前記切れ込み部は、互いに隣接する前記腕部間に形成された空間であり、前記ロック部材は、前記バルブシートが挿嵌される挿嵌孔の内周に、周方向に形成された係止溝を有し、前記バルブケースは、前記腕部の先端から径方向外側に延びるように形成され前記係止溝に係止される係止爪を有し、前記バルブシートは、前記バルブケースとは反対側から前記挿嵌孔に挿嵌されるように構成され、前記腕部の先端が、前記バルブシートと前記ロック部材とによって径方向の内外から挟み込まれていることを特徴とする。
上記課題を解決するためになされた請求項記載の発明の逆止弁は、前記バルブケースは、X文字状形成された4本の腕部を同一方向に折り曲げて籠状に形成されていることを特徴とする。
上記課題を解決するためになされた請求項記載の発明のダイアフラムは、
ポンプ本体の内部における線対称位置に、対称軸から近い順に作動流体室、及び、該作動流体室とダイアフラムで仕切られたポンプ室が一対配され、
前記ポンプ室に吸込用逆止弁を介して吸込口が連通されると共に吐出用逆止弁を介して吐出口が連通され、
前記一対のダイアフラムに両端が連結したセンターロッドが、前記対称軸と直交する方向を軸として当該軸方向に移動自在に前記作動流体室を貫通して支持され、
切替弁の操作によって、前記一対の作動流体室に作動流体を交互に供給乃至排出することで、前記一対の作動流体室の容積を交互に増加乃至減少させ、以って、前記一対のダイアフラムを変動させると共に、これに連動する前記センターロッドをその軸方向に往復動させるダイアフラムポンプにおいて、
前記吸込用逆止弁及び前記吐出用逆止弁として請求項1又は2に記載の逆止弁が用いられていることを特徴とする。
請求項1記載の発明の逆止弁によれば、貫通孔を有するバルブシートと、貫通孔からの流動体の流通を開閉するボール弁と、ボール弁を流動体の流通を開とする位置と閉とする位置とに移動可能に覆うバルブケースと、を備え、バルブケースは、最大幅がボール弁の直径よりも小さい、流動体を通過させるための少なくとも1個の切れ込み部がボール弁の移動方向に形成されているので、簡単な構造でコンパクトかつ低コストな逆止弁が得られる。
また、バルブシートの外周に嵌合されるロック部材をさらに備え、バルブケースは、ロック部材に固定されているので、バルブケースがしっかり固定される。
また、バルブケースは、中心部から放射状に延びた複数本の腕部を同一方向に折り曲げて籠状に形成され、切れ込み部は、互いに隣接する前記腕部間に形成された空間であるので、バルブケースが曲げ加工で製作できるため、低コストで製作することができる。また、流動体が切れ込み部から通り抜けやすいので、大流量に対応可能である。
請求項記載の発明の逆止弁によれば、バルブケースは、金属板をX文字状に切り込んで形成された4本の腕部を同一方向に折り曲げて籠状に形成すれば、製作が容易で低コストな逆止弁が得られる。
請求項記載の発明の逆止弁によれば、ロック部材は、その内周壁の周方向に形成された係止溝を有し、バルブケースは、腕部の先端に形成され係止溝に係止される係止爪を有するので、ロック機構が単純であり、交換を容易に行うことができる。
請求項記載の発明のダイアフラムポンプによれば、吸込用逆止弁及び吐出用逆止弁に請求項1又は2に記載の逆止弁を用いたので、大流量に対応できると共に、ゴミ詰まりを軽減することができる。
本発明の一実施の形態に係るダイアフラムポンプの構造を示す断面図である。 図1のダイアフラムポンプにおける切替弁のデテント機構の平面図である。 図1のダイアフラムポンプに使用される逆止弁の構造を示す図であり、(a)はバルブケースの正面図、(b)はロック部材の断面図、(c)はバルブシートの断面図、(d)は逆止弁の断面図である。 従来のダイアフラムポンプの構造を示す断面図である。 図4のダイアフラムポンプに使用される逆止弁の構造を示す図であり、(a)はバルブケースの断面図、(b)は弁座の正面図、(c)は逆止弁の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るダイアフラムポンプの構造を示す断面図である。ダイアフラムポンプは、ポンプ本体1の内部における線対称位置に、対称軸から近い順に作動流体室7,8、及び、該作動流体室7,8とダイアフラム5,6で仕切られたポンプ室9,10が一対配されている。一対のダイアフラム5,6は、ディスク部材2,3でその中央部が挟持されかつその外周部がポンプ本体1に挟持固定されるとともに、センターロッド4の両端に連結されている。センターロッド4は、対称軸と直交する方向を軸として当該軸方向に移動自在に作動流体室7,8を貫通して支持されている。そして、切替弁17の操作によって、一対の作動流体室7,8に流体,例えば空気を交互に供給乃至排出することで、一対の作動流体室7,8の容積を交互に増加乃至減少させる。それにより、一対のダイアフラム5,6を変動させると共に、これに連動するセンターロッド4をその軸方向に往復動させている。
両側のポンプ室9,10には、吸込用逆止弁11A,12Aを介して吸込口13が接続されると共に、吐出用逆止弁14A,15Aを介して吐出口16が接続される。また、両側の作動流体室7,8には、切替弁17によって作動流体を交互に供給乃至排出する作動流体孔18,19が連通されている。切替弁17は、例えば、ポンプ本体1の中央部に埋め込まれて設置されているが、図面では説明の便宜上、外部に出してある。
また、一対の作動流体室7,8には、それぞれ切替圧減圧孔21,22が連通され、切替圧減圧孔21,22に、ダイアフラム5,6による作動流体排出動作終了直前の動きに連動して切替圧減圧孔21,22を開くパイロットバルブ23,24が設けられている。パイロットバルブ23,24は、切替圧減圧孔21,22の内部に螺合された弁本体25と、弁本体25に遊嵌されるダイアフラム検出子26と、を有している。また、ダイアフラム検出子26の後部小径部に弁体としてのOリング27が弁座28に対向するように篏着されている。さらに、ダイアフラム検出子26の後端とポンプ本体1の対向面との間に圧縮コイルスプリング29が装着されることにより、ダイアフラム検出子26の先端が作動流体室7,8の室内に突出している。
切替弁17は、例えば、特公平6−31650号公報に記載の切換弁とほぼ同じ構成のものである。切替弁17は、スプール31の両端面に両側の切替圧減圧孔21,22と連通する切替圧縮室32,33を望ませ、この両端の切替圧室32,33と切替弁17への作動流体供給口34と、がオリフィス35,36を介して接続されている。
上記切替弁17は、作動流体供給口34に直通のポート41,42と、ポンプ本体1の作動流体孔18,19に直通のポート43,44と、作動流体としての空気を大気に放出するポート45と、を備えている。なお、各ポートは、スプール31と嵌合するスリーブ46に形成する。
次にダイアフラムポンプの作用を説明する。作動流体供給口34から所定の圧力で切替弁17に空気を入れる。このとき、スプール31の位置は、ポート41が開、ポート42が閉となる状態にあり、空気がポート41を通ってポート43に入り、さらにポンプ本体1の作動流体室7に入る。このとき、反対側の作動流体室8の空気は、作動流体孔19からポート44を通ってポート45から大気に排出される。
したがって、ダイアフラム5,6及びセンターロッド4は左方向に移動し、ダイアフラム5が、左側のポンプ室9内の流動体を吐出口16に押し出すと共に、ダイアフラム6が、吸込口13より右側のポンプ室10内に流動体を吸い込む。
この左方向への移動の終了直前にディスク部材3でパイロットバルブ23のダイアフラム検出子26が押され、切換圧室33の空気が、このパイロットバルブ23、作動流体室8、作動流体孔19、ポート44,45を順次経て大気に排気される。
このとき、オリフィス36での空気供給流量よりもパイロットバルブ24での空気排出流量の方が大きいので、スプール31の両端の切換圧室32,33に予め等しくかかっていた圧力のバランスがくずれ、切換圧室33の方が低い圧力になる。
したがって、スプール31は、切換圧室33の方へ移動し、ポート41が閉、ポート42が開となり、ダイアフラム5,6及びセンターロッド4は、右方向に移動することになる。
この右方向への移動の終了直前においても上記作動流体室の自動切替が同様になされ、ポンプ作用が繰り返し行われる。
次に、切替弁17の一端部に設けられたデテント機構51について説明する。このデテント機構51は、スプール31が中立位置で停止する恐れを防止するものである。デテント機構51は、スリーブ46の一端にスプリング受け体53が設けられ、スプリング受け体53の中央の穴を通してスプール31と一体的な軸部54が切換圧室32に突出され、この軸部54にスプール作動体57が軸方向に僅かなクリアランスをもって遊嵌されている。このスプール作動体57の左右両側には断面丸形のワイヤスプリング58が左右対称に篏着され、スプリング受け体53の左右両側部に一体形成された立上部59のV溝60にワイヤスプリング58の反対側部が篏着されている。
図2に示すように、ワイヤスプリング58は、中央の直線部分に対し両側部が相互に対向する方向に円弧状に弯曲されてほぼC型に成型され、両側の端部61と、中央の直線状部62とが平行に形成されている。そして、このワイヤスプリング58の両側の端部61が、スプール作動体57の側面に設けられた小孔に回動自在に篏着され、ワイヤスプリング58の直線状部62が、スプリング受け体53に直線状に形成されたV溝60に回動自在に篏着されている。すなわち、このC形ワイヤスプリング58は、その切欠部を介して対向する端部61がスプール作動体57の小孔に篏着され、この小孔内で回動される。さらに、ワイヤスプリング58の直線状部62が、V溝60に篏着され、このV溝60の内部で回動される。
図1に示されている上方切替状態からスプール31が下方に移動されると、ワイヤスプリング58がスプリング受け体53のV溝60を中心に下方へ回動され、スプール作動体57との間で収縮される。それにより、スプール31がワイヤスプリング58に抗して中立位置に近づくにしたがって、ワイヤスプリング58は、その端部61が直線状部62に接近するように弾性変形され、内部に復元力を蓄える。そして、スプール31が中立位置を僅かでも過ぎると、ワイヤスプリング58がV溝60を中心に下方に回動する動作が、ワイヤスプリング58に蓄えられた反発力によるスナップアクションで瞬時になされ、スプール31は、瞬時に下限まで強制切替される。この切替動作において、切替前は軸部54に嵌合されたスプール作動体57の下側にクリアランスがあるので、先ずスプール作動体57のみが軽いスプリング力で中立位置よりも下側に反転し、その慣性力がワイヤスプリング58の押圧力と共に軸部54の端面に作用し、スプール34の切替が確実になされる。
ところで、ダイアフラムポンプにおける逆止弁11A,12A,14A,15Aは、例えば、図3に示すように、バルブシート81と、ロック部材82と、バルブケース83と、ボール弁84と、からなる逆止弁80が用いられる。
バルブシート81及びボール弁84は、ゴム、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、NBR等の同一材料で作られている。ロック部材82とバルブケース83は、金属で作られている。
バルブシート81は、環状の弁座であり、ボール弁84で開閉される流入出孔となる貫通孔81aを有する。ロック部材82は、バルブシート81が挿篏される挿篏孔82aを有する環状に形成されている。挿篏孔82aの内周には、周方向に形成され、バルブケース83における係止爪83a1が係止される係止溝82bが設けられている。
バルブケース83は、例えば、金属板をX文字状に切り込んで作製された4個の腕部83aと、腕部83aの先端に折曲げ形成された係止爪83a1と、を有する。バルブケース83は、対向する腕部83a同士が円弧状になるように4個の腕部83aを折り曲げて籠状に形成される。隣接する腕部83a同士の間に形成される空間である切れ込み部83bは、収容したボール弁84を脱落させないために、その最大幅dがボール弁84の直径より小さくなるように設定されている。
ダイヤフラムポンプにおける吸込用逆止弁11A,12A及び吐出用逆止弁14A,15Aとして、図3に示す構造の逆止弁80を用いた場合は、バルブケース83の開放部分が切れ込み部83bによって従来構造より拡大される。そのため、バルブケース83の側面方向にも流動体を流すことが可能になり、大流量の流動体を流すことが可能になると共に、ゴミ詰まりが軽減されるという効果がある。
また、逆止弁80を流路内に納めるケーシング構造は、従来のように逆止弁全体を収容する必要がなく、ロック部材82の外周部を固定するための段部を流路に形成するだけでよいので、構造が単純化される。
以上の通り、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用が可能である。
例えば、上述の実施の形態では、バルブケース83はロック部材82に固定されているが、これに限らず、ロック部材83を省いてバルブシート82に固定する構造としてもよい。
また、上述の実施の形態では、バルブケースが、金属板を十文字状に切り込んで形成された4個の腕部を折り曲げて形成されているが、これに限らず、3個、または5個以上の腕部となるように切り込んで形成されてもよい。
また、バルブケースは、放射状に配置した複数本の帯状体の各中心部を貼り付けや溶接等の固定手段で固定し、中心部から延びた複数本の腕部を同一方向に折り曲げて籠状に形成してもよい。
また、上述の実施の形態では、切替弁17としてスプール式切替弁を用いているが、これに限らず、電磁弁を用い、これをパイロットバルブに代わるセンサ(静電容量型または光ファイバー型)の検知信号で切り替える電気式や、電磁弁を用い、これをパイロットバルブに代わるタイマーからの信号で切り替えるタイマー切替方式等を用いてもよい。
また、上述の実施の形態では、ダイヤフラムポンプで用いられる逆止弁について説明したが、本発明の逆止弁は、これに限らず種々のポンプや流路管に適用可能である。
1 ポンプ本体
2,3 ディスク部材
4 センターロッド
5,6 ダイアフラム
7,8 作動流体室
9,10 ポンプ室
11A,12A 吸込用逆止弁
14A,15A 吐出用逆止弁
80 逆止弁
81 バルブシート
82 ロック部材
82b 係止溝
83 バルブケース
83a 腕部
83a1 係止爪
83b 切れ込み部
84 ボール弁

Claims (3)

  1. 貫通孔を有するバルブシートと、
    前記貫通孔からの流動体の流通を開閉するボール弁と、
    前記ボール弁を前記流動体の流通を開とする位置と閉とする位置とに移動可能に覆うバルブケースと、を備え、
    前記バルブケースは、最大幅が前記ボール弁の直径よりも小さい、前記流動体を通過させるための少なくとも1個の切れ込み部が前記ボール弁の移動方向に形成され
    前記バルブシートの外周に嵌合されるロック部材をさらに備え、
    前記バルブケースは、前記ロック部材に固定され
    前記バルブケースは、中心部から放射状に延びた複数本の金属板製の腕部を同一方向に折り曲げて籠状に形成され、前記切れ込み部は、互いに隣接する前記腕部間に形成された空間であり、
    前記ロック部材は、前記バルブシートが挿嵌される挿嵌孔の内周に、周方向に形成された係止溝を有し、
    前記バルブケースは、前記腕部の先端から径方向外側に延びるように形成され前記係止溝に係止される係止爪を有し、
    前記バルブシートは、前記バルブケースとは反対側から前記挿嵌孔に挿嵌されるように構成され、
    前記腕部の先端が、前記バルブシートと前記ロック部材とによって径方向の内外から挟み込まれていることを特徴とする逆止弁。
  2. 前記バルブケースは、X文字状形成された4本の腕部を同一方向に折り曲げて籠状に形成されていることを特徴とする請求項記載の逆止弁。
  3. ポンプ本体の内部における線対称位置に、対称軸から近い順に作動流体室、及び、該作動流体室とダイアフラムで仕切られたポンプ室が一対配され、
    前記ポンプ室に吸込用逆止弁を介して吸込口が連通されると共に吐出用逆止弁を介して吐出口が連通され、
    前記一対のダイアフラムに両端が連結したセンターロッドが、前記対称軸と直交する方向を軸として当該軸方向に移動自在に前記作動流体室を貫通して支持され、
    切替弁の操作によって、前記一対の作動流体室に作動流体を交互に供給乃至排出することで、前記一対の作動流体室の容積を交互に増加乃至減少させ、以って、前記一対のダイアフラムを変動させると共に、これに連動する前記センターロッドをその軸方向に往復動させるダイアフラムポンプにおいて、
    前記吸込用逆止弁及び前記吐出用逆止弁として請求項1又は2に記載の逆止弁が用いられていることを特徴とするダイアフラムポンプ。
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