JP3863763B2 - 液圧制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パイロット室への液圧の作用・解放に応じて出力ポートの入力ポートおよび解放ポートへの連通、遮断を択一的に切換えるスプール弁と、パイロット室に入力ポートから液圧を作用せしめる状態ならびに前記パイロット室の液圧を解放する状態を択一的に切換える電磁三方弁とを含む液圧制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる液圧制御装置は、たとえば実開昭50−15422号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のものでは、スプール弁と、電磁三方弁とが同軸上に配置されており、液圧制御装置が、スプール弁および電磁三方弁の軸方向に著しく大きくなってしまう。またスプール弁が備える解放ポートとは別の液圧解放ポートが、パイロット室の液圧を解放するために電磁三方弁側に設けられており、液圧制御装置外に作動液を開放、排出したくない場合には、2つの解放ポートに何らかの管路接続を施さねばならず、コスト上昇を招く原因となる。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、スプール弁の軸線に沿う方向での小型化を可能とするとともに、作動液の排出に伴うコスト増を回避し得るようにした液圧制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、一端をパイロット室に臨ませるとともに該パイロット室の容積を縮少させる方向にばね付勢されたスプールが、出力ポートを入力ポートおよび解放ポートに択一的に連通させることを可能としてバルブボディに摺動自在に嵌合されて成るスプール弁と;前記パイロット室に通じて弁ハウジング内に形成される弁室に前記入力ポートから液圧を作用せしめる状態ならびに前記弁室の液圧を解放する状態を択一的に切換えるように作動する弁体が収納されて成る弁部と、前記弁体を駆動する電磁力を発揮するソレノイド部とで構成される電磁三方弁と;を含む液圧制御装置において、前記スプール弁のバルブボディには、記スプールを摺動自在に嵌合せしめる動孔と、その摺動孔の軸線と平行に延びるとともに閉塞端側に向かうにつれて順次小径となる有底の収納孔と、前記弁部の弁室から解放される液圧を導くようにして前記解放ポートに通じる液圧解放路とが設けられ、前記弁部の弁ハウジングは、前記収納孔に嵌合、固定されるべく段付きの円筒状に形成され、弁ハウジングの前記収納孔への挿入時に収納孔の内面に摺接するシール部材の個数が段階的に増加するようにして、複数の環状シール部材が弁ハウジングの外周の軸方向に間隔をあけた位置に装着され、その複数の環状シール部材は、前記挿入時に小径のものほど先に収納孔内面に摺接することを特徴とする。
【0006】
このような請求項1の発明の構成によれば、スプール弁および電磁三方弁をそれらの軸線が平行になるようにしてバルブボディに配設することができるので、スプール弁および電磁三方弁の軸線に沿う方向でバルブボディすなわち液圧制御装置の小型化を図ることができる。しかも電磁三方弁における弁部の弁室から解放される液圧を導く液圧解放路がスプール弁の解放ポートに通じるようにしてバルブボディに設けられるので、電磁三方弁側に特別に解放ポートを設けることが不要となり、液圧制御装置外に作動液を開放、排出したくない場合にも管路接続が1箇所ですみ、コスト上昇を招くことはない。また収納孔および弁ハウジングがともに段付きに形成されており、弁ハウジングの収納孔への挿入時に収納孔の内面に摺接するシール部材の個数が段階的に増加するので、収納孔の内面との摺接による押し込み荷重が段階的に増加することになり、弁ハウジングのバルブボディへの組付け性を良好とすることができる。しかもシール部材の弁ハウジングへの異常装着時や、弁ハウジングの斜め組付け時等には押し込み荷重の異常により組付け不良を容易に判定することができ、弁ハウジングを正確に収納孔に組み込むことができる。
【0007】
また請求項2の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記摺動孔は、前記バルブボディの一面に一端を開口した有底孔であり、前記摺動孔の一端部には、前記スプールの一端との間にパイロット室を形成するシールプラグが液密に圧入、固定されることを特徴とし、この構成によれば、スプールの一端を臨ませるパイロット室がシールプラグとスプールの一端との間に形成されており、シールプラグは圧入によりバルブボディに固定されるので、摺動孔の一端開口部を最小限の部品点数で液密に閉じることができる。
【0008】
また請求項の発明は、上記請求項1又は2の発明の構成に加えて、前記収納孔は、前記摺動孔の開口方向と同一側で開口するようにしてバルブボディに設けられ、該収納孔に嵌合、固定される弁部と協働して前記電磁三方弁を構成するソレノイド部に、前記シールプラグの少なくとも一部を覆って前記バルブボディの一面に締結される取付けステーが固着されることを特徴とし、かかる構成によれば、シールプラグの摺動孔からの離脱を確実に阻止することができる。すなわちシールプラグにはパイロット室の液圧が該シールプラグを摺動孔から抜け出させる方向で作用している。このためシールプラグの摺動孔への圧入、固定状態が万一不充分であった場合には、シールプラグが摺動孔から抜けてしまう側に移動してしまう可能性がある。しかるに電磁三方弁のソレノイド部をバルブボディの一面に取付けるための取付けステーで前記シールプラグの少なくとも一部が覆われるので、前記シールプラグが摺動孔から抜け出る方向に万一移動しようとしても、その移動が取付けステーで阻止され、シールプラグが摺動孔から抜けてしまうことはないのである。
【0009】
請求項の発明は、上記請求項の発明の構成に加えて、前記シールプラグは、前記一面に接触した前記取付けステーとの間に間隔をあける位置まで前記摺動孔の一端部に液密に圧入されることを特徴とし、かかる構成によれば、バルブボディの一面に確実に締結した取付けステーで、プラグの摺動孔からの離脱を確実に阻止することができる。
【0010】
請求項の発明は、上記請求項の発明の構成に加えて、シールプラグは、前記摺動孔の内面全周に弾発接触する環状のシール部材が外周に装着されるシール部と、該シール部に前記パイロット室とは反対側で同軸にかつ一体に連なってシール部よりも大径に形成される圧入部とを備え、前記圧入部が摺動孔に圧入されることを特徴とし、かかる構成によれば、シールプラグの摺動孔への圧入時に摺動孔の内面のうちシール部材に接触する部分が荒れてしまうことを回避して前記シール部材により確実なシールを可能とし、しかもシールプラグの圧入長さを比較的短くすることで圧入作業を容易とすることができる。
【0011】
請求項の発明は、上記請求項の発明の構成に加えて、前記摺動孔の一端には、軸方向外方に向かうにつれて大径となる拡径部が設けられ、前記圧入部の外端が前記拡径部の内端よりも内方に位置するまで前記シールプラグが摺動孔の一端部に圧入されることを特徴とし、かかる構成によれば、シールプラグの摺動孔への圧入時に拡径部で案内することでシールプラグの摺動孔への圧入を容易とするこができるとともにシール部材が傷つくことを防止することができ、しかも圧入部の外端が前記拡径部の内端よりも内方に位置することにより、パイロット室の液圧によりプラグが抜け方向に移動しようとしたときに、圧入部の外端の周縁部が摺動孔の内面に食込み易くなり、シールプラグの摺動孔からの抜け出しをより確実に阻止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0013】
図1〜図4は本発明の一実施例を示すものであり、図1は電磁三方弁が閉弁している状態での液圧制御装置の縦断面図であって図2の1−1線に沿う断面図、図2は図1の2矢視平面図、図3は図1の要部拡大図、図4は電磁三方弁における弁部の拡大縦断面図である。
【0014】
先ず図1および図2において、この液圧制御装置は、たとえばエンジンEにおける動弁装置の作動特性を変更するために液圧を高、低に切換えて前記動弁装置に作用せしめるものであり、エンジンEのエンジン本体11に締結されるバルブボディ14を有するスプール弁12と、該スプール弁12が備えるパイロット室15ならびにエンジン本体11に内蔵される液圧ポンプ等の液圧源間に介在するようにして前記バルブボディ14に取付けられる電磁三方弁13とを備える。
【0015】
スプール弁12は、前記バルブボディ14と、一端をパイロット室15に臨ませてバルブボディ14に摺動可能に嵌合されるスプール16と、パイロット室15の容積を縮少する方向にスプール16を付勢するばね力を発揮してバルブボディ14およびスプール16間に設けられる第1戻しばね17と、前記パイロット室15をスプール16の一端との間に形成するようにしてバルブボディ14に液密に圧入されるシールプラグ18とを備える。
【0016】
エンジン本体11に締結されたバルブボディ14の外側面のうち上方の一面14aは平坦に形成されており、バルブボディ14には、一端を前記一面14aに開口して上下にのびる有底の摺動孔20と、該摺動孔20の内側面の軸方向に間隔をあけた位置に開口する入力ポート21、出力ポート22および解放ポート23と、前記摺動孔20と平行にして上下に延びるとともに前記摺動孔20の開口方向と同一側で開口する有底の収納孔24とが設けられる。
【0017】
入力ポート21は、摺動孔20の直径よりも大きな幅を有した矩形状の横断面形状を有するものであり、摺動孔20の軸線に直交する平面内で摺動孔20の下部を横断するようにしてバルブボディ14に設けられ、該入力ポート21の外端は、エンジン本体11内の液圧源に接続されるべくエンジン本体11側のバルブボディ14の側面に開口され、入力ポート21の開口端部にはフィルタ25が装着される。また入力ポート21の内端部はバルブボディ14に設けられた連通孔26により前記収納孔24に連通される。而して入力ポート21の中間部は摺動孔20の下部内側面に開口するのであるが、該入力ポート21の中間部は摺動孔20内のスプール16で遮断されることはなく、収納孔24は、摺動孔20内でのスプール16の位置とは無関係に、連通孔26および入力ポート21を介してエンジン本体11内の液圧源に連通される。
【0018】
出力ポート22は、摺動孔20の軸線に沿って前記入力ポート21の上方に間隔をあけた位置に配置されるものであり、摺動孔20の軸線に直交する平面内で摺動孔20の中間部を横断するようにしてバルブボディ14に設けられ、該出力ポート22の外端は、エンジンEの動弁装置に接続されるべくエンジン本体11側のバルブボディ14の側面に開口される。
【0019】
解放ポート23は、摺動孔20の軸線に沿って前記出力ポート22の上方に間隔をあけた位置に配置されるものであり、摺動孔20の軸線に直交する平面内で摺動孔20の上部内側面に内端部を開口するようにしてバルブボディ14に設けられ、該解放ポート23の外端は、エンジン本体11側に作動液を戻すべくエンジン本体11側のバルブボディ14の側面に開口される。
【0020】
一端をパイロット室15に臨ませて摺動孔20に摺動可能に嵌合されるスプール16の他端と、摺動孔20の他端閉塞部との間にはばね室28が形成され、第1戻しばね17は、スプール16の他端部および摺動孔20の閉塞端部との間に設けられるようにしてばね室28に収納される。
【0021】
スプール16の外周面には、出力ポート22を入力ポート21および解放ポート23に択一的に切換えて連通せしめるための第1環状凹部30と、解放ポート23に常時通じる第2環状凹部31とが設けられる。またスプール16には、ばね室28に通じる解放路32が同軸に設けられるとともに、該解放路32を第2環状凹部31に通じさせる連通孔33とが設けられ、ばね室28は、解放路32、連通孔33および第2環状凹部31を介して解放ポート23に連通する。
【0022】
パイロット室15の液圧が低いときに、スプール16は、図1で示すように、第1戻しばね17のばね力によってパイロット室15の容積を縮少した上限位置に在り、この状態で、スプール16は出力ポート22および入力ポート21間を遮断するとともに第1環状凹部30を介して出力ポート22を解放ポート23に連通させている。
【0023】
パイロット室15の液圧が高くなると、スプール16は、第1戻しばね17のばね力に抗してパイロット室15の容積を増大した下限位置まで下動し、この状態で、スプール16は出力ポート22および解放ポート23間を遮断するとともに第1環状凹部30を介して出力ポート22を入力ポート21に連通させており、入力ポート21に通じる出力ポート22からの出力液圧が高圧となる。
【0024】
パイロット室15の液圧を解放すると、スプール16は第1戻しばね17のばね力により図1で示した上限位置へと戻ることになる。
【0025】
図3において、シールプラグ18は、摺動孔20の内周面に弾発的に接触する環状のシール部材としてのOリング35が外周に装着されるシール部18aと、摺動孔20に圧入されるべく前記シール部18aよりも大径に形成されてシール部18aに同軸にかつ一体に連設される圧入部18bと、圧入部18bよりも小径に形成されて圧入部18bの前記シール部18aとは反対側に同軸にかつ一体に連設される小径部18cとを備え、シール部18aを軸方向内方側に配置して摺動孔20の一端部に圧入される。
【0026】
一方、摺動孔20の一端には、軸方向外方に向かうにつれて大径となるようにして彎曲した拡径部20aが設けられており、シールプラグ18は、圧入部18bの外端が拡径部20aの内端よりも内方に位置するまで摺動孔20の一端部に圧入され、小径部18cの外端はバルブボディ14の一面14aよりもわずかに内方側に配置される。
【0027】
図4を併せて参照して、電磁三方弁13は、前記スプール弁12のパイロット室15に通じて弁ハウジング38内に形成される弁室39に前記入力ポート21から液圧を作用せしめる状態ならびに前記弁室39の液圧を解放する状態を択一的に切換えるように作動する弁体40が収納されて成る弁部36と、前記弁体40を駆動する電磁力を発揮するソレノイド部37とで構成される。
【0028】
前記弁部36の弁ハウジング38は、バルブボディ14の収納孔24に嵌合、固定されるものであり、収納孔24が、閉塞端側に向かうにつれて順次小径となるように形成されるのに応じて、弁ハウジング38は段付きの円筒状に形成される。
【0029】
収納孔24は、一端を閉じるとともに連通孔26が中間部内面に開口する第1孔部24aと、第1孔部24aよりも大径に形成されるとともに第1孔部24aの他端に一端が同軸に連なる第2孔部24bと、第2孔部24bよりも大径に形成されるとともに第2孔部24bの他端に一端が同軸に連なる第3孔部24cと、第3孔部24cよりも大径に形成されるとともに第3孔部24cの他端に一端が同軸に連なる第4孔部24dと、小径端を第4孔部24dの他端に同軸に連ならせたテーパ状の第5孔部24eとから成り、第5孔部24eの大径端がバルブボディ14の上面に開口する。
【0030】
一方、弁ハウジング38は、磁性金属から成る段付き円筒状のハウジング主体41と、該ハウジング主体41に固定される円筒状の弁座部材42とから成る。ハウジング主体41は、収納孔24の第2孔部24bに嵌合し得る第1円筒部41aと、収納孔24の第3孔部24cに嵌合し得る第2円筒部41bと、収納孔24の第4孔部24dに嵌合し得る第3円筒部41cとを一体に備える。
【0031】
しかも第1および第2円筒部41a,41b間でハウジング主体41の外周には第1環状溝43が設けられ、第2および第3円筒部41b,41c間でハウジング主体41の外周には第2環状溝44が設けられる。
【0032】
弁ハウジング38すなわちハウジング主体41の収納孔24への嵌合時に、第1環状溝43は、収納孔24における第3孔部24cの一端部内面との間で第1環状室45を形成し、第2環状溝44は、収納孔24における第4孔部24dの一端部内面との間で第2環状室46を形成する。
【0033】
またハウジング主体41の第1、第2および第3円筒部41a,41b,41cの外周には、前記第1および第2環状室45,46を両側からシールするための環状のシール部材であるOリング47,48,49が装着されており、Oリング47は第2孔部24bの内周に弾発的に接触するようにして第1円筒部41aの外周に装着され、Oリング48は第3孔部24cの内周に弾発的に接触するようにして第2円筒部41bの外周に装着され、Oリング49は第4孔部24dの内周に弾発的に接触するようにして第3円筒部41cの外周に装着される。
【0034】
しかも各Oリング47〜49は、弁ハウジング38の前記収納孔24への挿入時に収納孔24の内面に摺接するOリング47〜49の個数が段階的に増加するようにして、ハウジング主体41の外周の軸方向に間隔をあけた位置に装着され、その場合に、複数のOリング47〜49は、前記挿入時に小径のものほど先に収納孔24内面に摺接する。
【0035】
すなわち、図4で示すようにハウジング主体41の収納孔24への挿入が完了した状態で、第4孔部24dの上端からOリング49の軸方向中心までの長さをLとしたときに、第3孔部24cの上端からOリング48の軸方向中心までの長さが2L、第2孔部24bの上端からOリング47の軸方向中心までの長さが3Lとなるように、各Oリング47〜49のハウジング主体41への装着位置が定められている。このようにすれば、ハウジング主体41の収納孔24への挿入時に、先ずOリング47が第2孔部24bの内面に摺接し、次いでOリング47が第2孔部24bの内面に摺接するとともにOリング48が第3孔部24cの内面に摺接し、その後で、Oリング47の第2孔部24bの内面への摺接、Oリング48の第3孔部24cの内面への摺接、ならびにOリング49の第4孔部24dの内面への摺接が同時に生じることになる。
【0036】
ハウジング主体41において第2円筒部41bの軸方向中間部に対応した部分の内周には、弁座部50が半径方向内方に張り出すようにして一体に設けられる。また弁座部材42は、前記弁座部50との間に弁室39を形成するようにしてハウジング主体41の下部に嵌合され、ハウジング主体41の下端が弁座部材42の下部にかしめ結合される。しかもハウジング主体41に設けられた複数の通路孔51…を介して弁室39は第1環状室45に連通しており、バルブボディ14には第1環状室45をスプール弁12のパイロット室15に通じさせる連通路52が設けられる。
【0037】
ところで弁ハウジング38の収納孔24への嵌合により、収納孔24の閉塞端および弁ハウジング38間には、連通孔26を介して入力ポート21に通じる入力室54が形成されており、弁座部材42は、前記入力室54に通じる弁孔55を形成してハウジング主体41の下部に固定される。
【0038】
一方、前記弁座部50よりも上方でハウジング主体41には円筒状の軸受部材56が圧入されており、この軸受部材56および弁座部50間には解放室57が形成される。しかも解放室57はハウジング主体41に設けられた複数の通路孔58…を介して第2環状室46に通じており、スプール弁12の解放ポート23に第2環状室46を通じさせる液圧解放路59がバルブボディ14に設けられる。また弁座部50の中央部には解放室57に通じる弁孔60が設けられる。
【0039】
弁体40は、球状に形成されるものであり、弁孔55を中央部に開口させて弁室39に臨むようにして弁座部材42に形成される弁座61に図4で示すように着座する状態と、弁孔60を中央部に開口させて弁室39に臨むようにして弁座部50に形成される弁座62に着座する状態とを択一的に切換えるようにして、弁室39に収納される。而して弁体40が弁座61に着座した状態では弁室39が弁孔60を介して解放室57に通じており、この状態ではスプール弁12におけるパイロット室15の液圧は解放される。また弁体40が弁座62に着座した状態では弁室39が弁孔55を介して入力室54に通じており、この状態ではスプール弁12におけるパイロット室15に入力ポート21の液圧が作用する。
【0040】
ソレノイド部37は、弁部36におけるハウジング主体41の上部に一体に設けられるフランジ部41dに開口端がかしめ結合される有底円筒状のソレノイドハウジング64と、該ソレノイドハウジング64の閉塞端中央部に同軸にかつ一体に連設される有底円筒状の固定コア65と、ソレノイドハウジング64の閉塞端および前記フランジ部41d間に挟まれて固定コア65を囲繞するボビン66と、ボビン66に巻装されるコイル67と、ボビン66およびハウジング主体41の上部に同軸に挿入されて固定コア65に対向する可動コア68と、可動コア68を固定コア65から離反する側に付勢するばね力を発揮して固定コア65および可動コア68間に設けられる第2戻しばね69とを備える。
【0041】
ボビン66と、該ボビン66に巻装されるコイル67とは、合成樹脂から成るモールド部70で被覆される。このモールド部70には、ソレノイドハウジング64の開口端側側面に設けられた切欠き部64aから外方に突出するカプラ70aが一体に形成されており、このカプラ70aには、コイル67に接続される端子71…が配設される。
【0042】
ソレノイドハウジング64は一対の取付けステー72,73でバルブボディ14に取付けられるものであり、両取付けステー72,73は、ソレノイドハウジング64の外面に固着される支持板部72a,73aと、バルブボディ14の一面14aにボルト74,75により締結される締結板部72b,73bとを一体に有して縦断面L字状に形成され、両取付けステー72,73のうち一方の取付けステー73の締結板部73bは、バルブボディ14の摺動孔20に圧入されているシールプラグ18の少なくとも一部(この実施例では一部)を覆うように形成され、シールプラグ18の小径部18cの外端と、一面14aに締結された前記締結板部73bとの間にはわずかな間隔が生じている。
【0043】
ボビン66のフランジ部41d側端部内周およびハウジング主体41の上部間にはOリング76が介装され、またボビン66およびソレノイドハウジング64の閉塞端間には固定コア65を同軸に囲繞するOリング77が介装される。
【0044】
可動コア68には、該可動コア68を同軸に貫通する駆動軸78がかしめ結合されており、該駆動軸78は、軸受け部材56を摺動可能に貫通する。しかも駆動軸78には、弁座部50の弁孔60を緩く貫通する小径軸部78aが同軸にかつ一体に設けられており、この小径軸部78aの先端が弁室39内の弁体40に当接する。
【0045】
このようなソレノイド部37によれば、コイル67への非通電状態にあっては第2戻しばね69のばね力により可動コア68は固定コア65から離反しており、駆動軸78は弁部36の弁体40を弁座61に着座させており、パイロット室15に通じる弁室39は弁孔62、解放室57、通路孔58…、第1環状室45および液圧解放路59を介して解放ポート23に通じることになる。またコイル67への通電状態にあっては第2戻しばね69のばね力に抗して可動コア68が固定コア65側に吸着され、可動コア68と一体の駆動軸78の移動により弁体40は弁座62に着座することになり、パイロット室15に通じる弁室39は弁孔61、入力室54および連通孔26を介して入力ポート21に通じることになる。
【0046】
次にこの実施例の作用について説明すると、スプール弁12のバルブボディ14には、バルブボディ14の一面14aに一端を開口してスプール16を摺動自在に嵌合せしめる有底の摺動孔20と、電磁三方弁13における弁部36の弁ハウジング38を嵌合、固定させて摺動孔20の軸線と平行に延びる有底の収納孔24とが設けられており、スプール弁12および電磁三方弁13をそれらの軸線が平行になるようにしてバルブボディ14に配設することができるので、スプール弁12および電磁三方弁13の軸線に沿う方向でバルブボディ14すなわち液圧制御装置の小型化を図ることができる。
【0047】
またバルブボディ14には、電磁三方弁13における弁部36の弁室39から解放される液圧を導く液圧解放路59が、スプール弁12の解放ポート23に通じるようにして設けられており、電磁三方弁13側に特別に解放ポートを設けることが不要となり、液圧制御装置外に作動液を開放、排出したくない場合にも管路接続が1箇所ですみ、コスト上昇を招くことはない。
【0048】
ところで、記摺動孔20の一端部には、スプール16の一端との間にパイロット室15を形成するシールプラグ18が液密に圧入、固定されるものであり、摺動孔20の一端開口部を最小限の部品点数で液密に閉じることができる。
【0049】
一方、有底の収納孔24は、閉塞端側に向かうにつれて順次小径となるように形成され、弁部36の弁ハウジング38は、収納孔24に嵌合、固定されるべく段付きの円筒状に形成され、弁ハウジング38の収納孔24への挿入時に収納孔24の内面に摺接するOリング47〜49の個数が段階的に増加するようにして、複数たとえば3つのOリング47〜49が弁ハウジング38の外周の軸方向に間隔をあけた位置に装着されている。したがって弁ハウジング38の収納孔24への挿入時には、収納孔24の内面との摺接による押し込み荷重が段階的に増加することになり、弁ハウジング38のバルブボディ14への組付け性を良好とすることができる。しかもOリング47〜49の弁ハウジング38への異常装着時や、弁ハウジング38の斜め組付け時等には押し込み荷重の異常により組付け不良を容易に判定することができ、弁ハウジング38を正確に収納孔24に組み込むことができる。
【0050】
しかもスプール弁12において、スプール16の一端を臨ませるパイロット室15が、バルブボディ14に設けられた摺動孔20の一端部に液密に圧入されるシールプラグ18と前記スプール16の一端との間に形成されるのであるが、シールプラグ18にはパイロット室15の液圧が該シールプラグ18を摺動孔20から抜け出させる方向で作用している。このためシールプラグ18の摺動孔20への圧入、固定状態が万一不充分であった場合には、シールプラグ18が摺動孔20から抜けてしまう側に移動してしまう可能性があるが、電磁三方弁13のソレノイドハウジング64をバルブボディ14の一面14aに取付けるための取付けステー73の締結板部73bにより前記シールプラグ18の少なくとも一部が覆われている。したがって前記シールプラグ18が摺動孔20から抜け出る方向に万一移動しようとしても、その移動が前記取付けステー73の締結板部73bで阻止され、シールプラグ18が摺動孔20から抜けてしまうことはない。
【0051】
またシールプラグ18は、バルブボディ14の一面14aに接触した取付けステー73の締結板部73bとの間に間隔をあける位置まで摺動孔20の一端部に液密に圧入されるので、バルブボディ14の一面14aに確実に締結した取付けステー73で、シールプラグ18の摺動孔20からの離脱を確実に阻止することができる。
【0052】
しかもシールプラグ18は、摺動孔20の内周面に弾発的に接触するOリング35が外周に装着されるシール部18aと、前記摺動孔20に圧入されるべく前記シール部18aよりも大径に形成されてシール部18aに同軸にかつ一体に連設される圧入部18bと、圧入部18bよりも小径に形成されて圧入部18bの前記シール部18aとは反対側に同軸にかつ一体に連設される小径部18cとを備えるものであり、このシールプラグ18が、シール部18aを軸方向内方側に配置して前記摺動孔20の一端部に圧入される。したがってシールプラグ18の摺動孔20への圧入時に摺動孔20の内面のうちOリング35に接触する部分が荒れてしまうことがなく、前記Oリング35による確実なシールが可能となり、シールプラグ18の圧入長さを比較的短くすることで圧入作業を容易とすることができる。
【0053】
さらに摺動孔20の一端には、軸方向外方に向かうにつれて大径となる拡径部20aが設けられるので、シールプラグ18の摺動孔20への圧入時に拡径部20aで案内することでシールプラグ18の摺動孔20への圧入を容易とするこができるとともにOリング35が傷つくことを防止することができる。また圧入部18bの外端が拡径部20aの内端よりも内方に位置するまでシールプラグ18が摺動孔20の一端部に圧入されることにより、パイロット室15の液圧によりシールプラグ18が抜け方向に移動しようとしたときに、圧入部18bの外端の周縁部が摺動孔20の内面に食込み易くなり、シールプラグ18の摺動孔20からの抜け出しをより確実に阻止することができる。
【0054】
このようにシールプラグ18を摺動孔20の一端部に圧入したときに、シールシールプラグ18が備える小径部18cは拡径部20aに対応した位置に在り、圧入部18bの外端の周縁部が摺動孔20の内面に食込み易くなるようにした上で、シールプラグ18の外端を取付けステー73の締結板部73bに近接対向させることが可能となる。
【0055】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0056】
たとえば上記実施例では、出力ポート22と、入力ポート21および解放ポート23との連通、遮断を択一的に切換えるようにスプール弁12を構成したが、一対の出力ポートと、入力ポートおよび解放ポートとの連通、遮断を一方の出力ポートが入力ポートに通じているときには他方の出力ポートを解放ポートに通じさせるようにして択一的に切換えるようにスプール弁を構成することも可能である。
【0057】
【発明の効果】
以上のように発明によれば、スプール弁および電磁三方弁の軸線に沿う方向でバルブボディすなわち液圧制御装置の小型化を図ることができ、電磁三方弁側に特別に解放ポートを設けることが不要となるので、液圧制御装置外に作動液を開放、排出したくない場合にも管路接続が1箇所ですみ、コスト上昇を招くことはない。また収納孔および弁ハウジ ングがともに段付きに形成されており、弁ハウジングの収納孔への挿入時に収納孔の内面に摺接するシール部材の個数が段階的に増加するので、収納孔の内面との摺接による押し込み荷重が段階的に増加することになり、弁ハウジングのバルブボディへの組付け性を良好とすることができる。しかもシール部材の弁ハウジングへの異常装着時や、弁ハウジングの斜め組付け時等には押し込み荷重の異常により組付け不良を容易に判定することができ、弁ハウジングを正確に収納孔に組み込むことができる。
【0058】
また特に請求項2の発明によれば、摺動孔の一端開口部を最小限の部品点数で液密に閉じることができる。
【0059】
また特に請求項の発明によれば、シールプラグの摺動孔からの離脱を確実に阻止することができる。
【0060】
また特に請求項の発明によれば、バルブボディの一面に確実に締結した取付けステーで、プラグの摺動孔からの離脱を確実に阻止することができる。
【0061】
また特に請求項の発明によれば、シールプラグの摺動孔への圧入時に摺動孔の内面のうちシール部材に接触する部分が荒れてしまうことを回避してシール部材により確実なシールを可能とし、シールプラグの圧入長さを比較的短くすることで圧入作業を容易とすることができる。
【0062】
請求項の発明によれば、シールプラグの摺動孔への圧入を容易とするこができるとともにシール部材が傷つくことを防止することができ、しかもシールプラグの摺動孔からの抜け出しをより確実に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 電磁三方弁が閉弁している状態での液圧制御装置の縦断面図であって図2の1−1線に沿う断面図である。
【図2】 図1の2矢視平面図である。
【図3】 図1の要部拡大図である。
【図4】 電磁三方弁における弁部の拡大縦断面図である。
【符号の説明】
12・・・スプール弁
13・・・電磁三方弁
14・・・バルブボディ
14a・・・バルブボディの一面
15・・・パイロット室
16・・・スプール
18・・・シールプラグ
18a・・・シール部
18b・・・圧入部
20・・・摺動孔
20a・・・拡径部
21・・・入力ポート
22・・・出力ポート
23・・・解放ポート
24・・・収納孔
35,47〜49・・・シール部材としてのOリング
36・・・弁部
37・・・ソレノイド部
38・・・弁ハウジング
39・・・弁室
40・・・弁体
59・・・液圧解放路
73・・・取付けステー

Claims (6)

  1. 一端をパイロット室(15)に臨ませるとともに該パイロット室(15)の容積を縮少させる方向にばね付勢されたスプール(16)が、出力ポート(22)を入力ポート(21)および解放ポート(23)に択一的に連通させることを可能としてバルブボディ(14)に摺動自在に嵌合されて成るスプール弁(16)と;
    前記パイロット室(15)に通じて弁ハウジング(38)内に形成される弁室(39)に前記入力ポート(21)から液圧を作用せしめる状態ならびに前記弁室(39)の液圧を解放する状態を択一的に切換えるように作動する弁体(40)が収納されて成る弁部(36)と、前記弁体(40)を駆動する電磁力を発揮するソレノイド部(37)とで構成される電磁三方弁(13)と;を含む液圧制御装置において、
    前記スプール弁(12)のバルブボディ(14)には、記スプール(16)を摺動自在に嵌合せしめる動孔(20)と、その摺動孔(20)の軸線と平行に延びるとともに閉塞端側に向かうにつれて順次小径となる有底の収納孔(24)と、前記弁部(36)の弁室(39)から解放される液圧を導くようにして前記解放ポート(23)に通じる液圧解放路(59)とが設けられ、前記弁部(36)の弁ハウジング(38)は、前記収納孔(24)に嵌合、固定されるべく段付きの円筒状に形成され、弁ハウジング(38)の前記収納孔(24)への挿入時に収納孔(24)の内面に摺接するシール部材(47〜49)の個数が段階的に増加するようにして、複数の環状シール部材(47〜49)が弁ハウジング(38)の外周の軸方向に間隔をあけた位置に装着され、その複数の環状シール部材(47〜49)は、前記挿入時に小径のものほど先に収納孔(24)内面に摺接することを特徴とする液圧制御装置。
  2. 前記摺動孔(20)は、前記バルブボディ(14)の一面(14a)に一端を開口した有底孔であり、前記摺動孔(20)の一端部には、前記スプール(16)の一端との間にパイロット室(15)を形成するシールプラグ(18)が液密に圧入、固定されることを特徴とする、請求項1記載の液圧制御装置。
  3. 前記収納孔(24)は、前記摺動孔(20)の開口方向と同一側で開口するようにしてバルブボディ(14)に設けられ、該収納孔(24)に嵌合、固定される弁部(36)と協働して前記電磁三方弁(13)を構成するソレノイド部(37)に、前記シールプラグ(18)の少なくとも一部を覆って前記バルブボディ(14)の一面(14a)に締結される取付けステー(73)が固着されることを特徴とする、請求項1又は2記載の液圧制御装置。
  4. 前記シールプラグ(18)は、前記一面(14a)に接触した前記取付けステー(73)との間に間隔をあける位置まで前記摺動孔(20)の一端部に液密に圧入されることを特徴とする、請求項記載の液圧制御装置。
  5. 前記シールプラグ(18)は、前記摺動孔(20)の内面全周に弾発接触する環状のシール部材(35)が外周に装着されるシール部(18a)と、該シール部(18a)に前記パイロット室(15)とは反対側で同軸にかつ一体に連なってシール部(18a)よりも大径に形成される圧入部(18b)とを備え、前記圧入部(18b)が摺動孔(20)に圧入されることを特徴とする請求項記載の液圧制御装置。
  6. 前記摺動孔(20)の一端には、軸方向外方に向かうにつれて大径となる拡径部(20a)が設けられ、前記圧入部(18b)の外端が前記拡径部(20a)の内端よりも内方に位置するまで前記シールプラグ(18)が摺動孔(20)の一端部に圧入されることを特徴とする、請求項記載の液圧制御装置。
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