JP6091858B2 - シート装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート装置に係り、特に車両に搭載されるシート装置に関する。
従来、車両等のシート装置には、シートバックフレームと、シートバックフレームの下部の左右にそれぞれ配置された左右のクッションサイドフレームとが備えられている。左右のクッションサイドフレーム間や、クッションサイドフレームの外側部にはクッションパッドが配置されて、そのクッションパッドの上面及び側面を覆うようにトリムカバーなどの表皮が取り付けられている。そして、クッションサイドフレームには、表皮を固定するためのトリムワイヤ等の表皮取付部材が当該クッションサイドフレームから下方に延在して設けられたものが知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1においては、表皮取付部材に対して表皮をホッグリングによって固定された場合が例示されているが、近年においては、トリムコードなどの表示支持部材によって表皮を表皮取付部材に取り付けたものも知られている。
実開平5−1344号公報
ここで、トリムコードなどの表示支持部材によって表皮取付部材に表皮を取り付けた場合、乗員が着座すると表皮が引っ張られてしまい、表皮支持部材が動いてしまうおそれがあった。この動作が生じると、表皮固定部材が表皮取付部材から脱落する可能性もあり、好ましくない。
そこで、本発明の課題は、乗員が着座したとしても、表皮固定部材が動作してしまうことを防止し、表皮固定部材の取付性を高めることである。
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明に係るシート装置は、
シートバックフレームと、
前記シートバックフレームの下部の左右にそれぞれ配置された左右のクッションサイドフレームと、
前記左右のクッションサイドフレームに取り付けられたクッションパッドの表面を覆う表皮を固定するため、前記クッションサイドフレームから下方に延在し、なおかつ前後方向にも延在する表皮取付部材と、
前記表皮を前記表皮取付部材に固定するための表皮固定部材と、
前記左右のクッションサイドフレームを前後方向に案内するための左右のガイドレールと、を備え、
前記表皮固定部材は、
前記表皮取付部材に係合する係合部と、
前記係合部に一体的に形成され、なおかつ前後方向に延在する固定本体部と、を備え、
前記クッションサイドフレームは、前記係合部を中心とした前記表皮固定部材の回転を規制する回転規制部材を有し、
当該回転規制部材は、
前記クッションサイドフレーム及び前記表皮取付部材間に架け渡され、前記表皮固定部材の前記固定本体部に側方から当接する補強部材であり、
前記左右のガイドレールの幅方向における外側であって、かつ前記クッションサイドフレームの前端部に配置されており、
前記クッションサイドフレームの前側に取り付く前記表皮が前記回転規制部材に固定されていることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載のシート装置において、
前記クッションサイドフレームと前記表皮取付部材との上下方向の間隔が最も広い位置に前記回転規制部材が配置されていることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項又は記載のシート装置において、
前記回転規制部材に前記表皮を固定するための第二表皮固定部材をさらに備え、
前記回転規制部材の中央には屈曲部が設けられていて、
前記第二表皮固定部材は前記屈曲部に対応して屈曲していることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項記載のシート装置において、
前記屈曲部は、外側に向けて凸となるように形成されていて、
前記第二表皮固定部材における前記屈曲部に対応する部分には切欠が設けられていることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記左右のガイドレールによってスライド自在に支持され、かつ前記左右のクッションサイドフレームをそれぞれ支持する左右の支持フレームと、
前記左右のクッションサイドフレームを前記左右の支持フレームに対して昇降させるため、一端部が前記クッションサイドフレームの内側に回転自在に取り付けられ、他端部が前記支持フレームの外側に回転自在に取り付けられたリンク部材とを備え、
前記回転規制部材は、前記リンク部材の他端部側の回転軸を避けた位置に配置されていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、回転規制部材が、係合部を中心とした表皮固定部材の回転を規制するので、乗員が着座し表皮が引っ張られることに基づく表皮固定部材の回転が防止されることになる。このように、表皮固定部材の回転が防止できれば、表皮固定部材が表皮取付部材から脱落してしまうことを防止することができ、表皮固定部材の取付性を向上させることが可能となる。
また、回転規制部材が、クッションサイドフレーム及び表皮取付部材間に架け渡されているので、回転規制部材が表皮取付部材を補強することになり、表皮取付部材の強度を高めることができる。
また、左右のガイドレールの幅方向における外側であって、かつクッションサイドフレームの前端部に配置された回転規制部材に対して、クッションサイドフレームの前側に取り付く表皮が固定されているので、当該表皮がガイドレールから離れることになり、表皮とガイドレールとの干渉を抑制することができる。
請求項記載の発明によれば、クッションサイドフレームと表皮取付部材との上下方向の間隔が最も広い位置に回転規制部材が配置されているので、前記間隔内に表皮が入り込んでガイドレールに干渉してしまう可能性が最も高い位置に回転規制部材が配置されることになる。そして、スライド時においては、回転規制部材が表皮をガイドレールから離間させるため、表皮とガイドレールとの干渉を防止することができる。
請求項記載の発明によれば、回転規制部材の屈曲部に対応して、第二表皮固定部材が屈曲しているので、その屈曲部分によって、第二表皮固定部材が回転規制部材を中心に回転することが防止される。
請求項記載の発明によれば、回転規制部材の屈曲部が外側に向けて凸となっているので、表皮とガイドレールとの距離を大きく取ることができ、両者の干渉をより確実に防止することができる。また、第二表皮固定部材における屈曲部に対応する部分には切欠が設けられているので、切欠によって屈曲部が露出することになる。つまり、屈曲部に対して第二表皮固定部材を係合させなくてもよく、屈曲部に対して第二表皮固定部材を係合させる形状よりも第二表皮固定部材を簡素化することができる。そして、屈曲部に対して第二表皮固定部材を係合させる形状の場合、第二表皮固定部材に屈曲部に対応して屈曲する部分が存在することになるが、その屈曲する部分には係合中に応力が集中するおそれがある。応力が集中するとその部分が回転規制部材から脱落する可能性も高い。しかしながら、前記切欠が設けられていると、応力集中が緩和されて第二表皮固定部材の安定性を向上させることができる。
請求項記載の発明によれば、リンク部材の他端部側の回転軸を避けた位置に回転規制部材が配置されているので、リンク部材の他端部側の回転軸の側方にはある程度のスペースが確保されることになる。このため、リンク部材を支持フレームに取り付ける際に回転規制部材が邪魔とならず、取付作業性を向上させることができる。
本実施形態に係るシート装置の要部構成を示す斜視図である。 図1のシート装置の一部分の断面形状を示す断面図である。 図2のトリムワイヤ及びトリムコードの概略構成を示す側面図である。 図1のシート装置に備わるガイドレールと補強部材との位置関係を示す外側から見た斜視図である。 図4のガイドレールと補強部材とを内側から見た斜視図である。 図5のVI−VI切断線から見た断面図である。 本実施形態に係る最下降状態の右のクッションサイドフレーム側の昇降機構を内側から示す側面図である。 本実施形態に係る最上昇状態の右のクッションサイドフレーム側の昇降機構を内側から示す側面図である。 本実施形態に係る右のクッションサイドフレームを外側から示す側面図である。 本実施形態に係るクッションサイドフレームの後端部付近を外側から拡大して示す側面図である。 図10に対してブラケットを想像線で追加した側面図である。 図10のクッションサイドフレームの後端部付近を後方から拡大して示す背面図である。 本実施形態に係る凹部を内側から見た斜視図である。 図13の凹部を外側から見た斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は本実施形態に係るシート装置の要部構成を示す斜視図である。図1に示すようにシート装置1には、シートバックフレーム2と、シートバックフレーム2の下部の左右にそれぞれ配置された左右一対のクッションサイドフレーム3と、クッションサイドフレーム3に対してシートバックフレーム2を傾動させるリクライニング機構4と、一対のクッションサイドフレーム3をそれぞれ支持する左右一対の支持フレーム5と、支持フレーム5をスライド自在に支持し、当該支持フレーム5を前後方向に案内する左右一対のガイドレール6と、一対のクッションサイドフレーム3を一対の支持フレーム5に対して昇降させて座面位置を調整する昇降機構7(図7参照)と、昇降機構7を駆動するための作動伝達部材8(ハイトブレーキ)と、が備えられている。
以下の説明において、特に断りのない限り、「内側」とは一対のクッションサイドフレーム3の間に挟まれた空間側を示し、「外側」とは一対のクッションサイドフレーム3よりも外の空間側を示す。
シートバックフレーム2は、正面視略凸型形状となるようにパイプ材を形成したシートバック本体部21と、シートバック本体部21の右側部に取り付けられ上下方向に延在するサイドフレーム22と、シートバック本体部21の左下端部に取り付けられたヒンジ部23と、シートバック本体部21の左側部及びヒンジ部23に架け渡されたサイドワイヤ24とを備えている。
サイドフレーム22は、金属板から形成されていて、その前縁部及び後縁部には上下方向に沿うフランジ221が形成されている。サイドフレーム22の下端部は、リクライニング機構4を介して右のクッションサイドフレーム3に連結されている。
ヒンジ部23は、左のクッションサイドフレーム3の後端部に回転自在に支持されている。
サイドワイヤ24は、金属製の棒部材から形成されていて、サイドフレーム22の前側の外形に沿うようにシートバック本体部21の左側部及びヒンジ部23に架け渡されている。
ここで、サイドフレーム22に対してサイドワイヤ24は剛性が弱いために、シートバックフレーム2自体の剛性も左右で異なることになる。
一対のクッションサイドフレーム3の内側には、当該一対のクッションサイドフレーム3間に架け渡されて、これらを連結する3本の連結部材9が設けられている。三本の連結部材9のうち、一本目の連結部材9は一対のクッションサイドフレーム3の前端部に固定されており、二本目の連結部材9は一対のクッションサイドフレーム3の後端部に固定されており、三本目の連結部材9は一対のクッションサイドフレーム3の中央付近に固定されている。
また、一対のクッションサイドフレーム3のうち、右側のクッションサイドフレーム3には、金属製の棒材からなるトリムワイヤ50が設けられている。トリムワイヤ50は、クッションサイドフレーム3の前端部から下方へと延在する前側ワイヤ部51と、クッションサイドフレーム3の後端部から下方へと延在する後側ワイヤ部52と、前側ワイヤ部51の下端部及び後側ワイヤ部52の下端部間に前後方向に沿って連続する水平ワイヤ部53とを備えている。水平ワイヤ部53には、上方に向けて凸となる屈曲形状、例えば山形状に折り曲げられた逃げ部54が所定の間隔をあけて2つ形成されている。
また、水平ワイヤ部53の前端部からクッションサイドフレーム3の前側下部にかけては、金属製の棒材からなる補強部材60が架け渡されている。ここで、クッションサイドフレーム3における上記の三本目の連結部材9が連結された部分から前端部にかけては、その下端部が前方に向かって徐々に上昇するような形状になっている。このため、クッションサイドフレーム3と、トリムワイヤ50との上下方向の間隔は、クッションサイドフレーム3の前端部で最も広くなっている。この前記間隔が最も広い位置に、補強部材60が配置されている。
補強部材60には、水平ワイヤ部53の前端部に重なる第一重畳部61と、クッションサイドフレーム3の前側下部に重なる第二重畳部62と、第一重畳部61の後端から第二重畳部62の前端まで上下方向に沿って連続する補強本体部63とが備えられている。補強本体部63の中央には、外側に向かって凸となる屈曲部68が設けられている(図2参照)。
図2は、シート装置1の一部分の断面形状を示す断面図(図7におけるII−II切断線から見た断面図)である。この図2では、一対のクッションサイドフレーム3に取り付けられたクッションパッド55及びクッションパッド55の表面を覆う表皮56も図示している。
図2に示すように、クッションパッド55は、一対のクッションサイドフレーム3の間に配置されるだけでなく、クッションサイドフレーム3の上面及び外側面も覆うようになっている。そして、クッションパッド55の表面には表皮56が貼り付けられている。この表皮56の端部はクッションパッド55からはみ出ていて、その下端部にトリムコード64が取り付けられている。すなわち、トリムコード64は、表皮56をトリムワイヤ50に固定するための本発明に係る表皮固定部材である。このように、トリムコード64を介して表皮56がトリムワイヤ50に取り付けられるので、トリムワイヤ50が本発明に係る表皮取付部材である。
図3は、トリムワイヤ50及びトリムコード64の概略構成を示す側面図である。図3に示すようにトリムコード64には、トリムワイヤ50に係合する係合部65と、係合部65に一体的に形成され、なおかつ前後方向に延在して、水平ワイヤ部53及び逃げ部54に対向する固定本体部66とが備えられている。
固定本体部66は前後方向に延在する略板状部材であり、その内側の側面が逃げ部544に当接している。図2では、逃げ部54の頂点位置を点線T1で示しており、逃げ部54の外側の側面と固定本体部66の内側の側面とが当接した状態を示している。
また、図3に示すように固定本体部66の内側には、係合部65が上方に向けて延出している。係合部65の下端部は固定本体部66の内面から下方に凸となる湾曲形状となっている。この係合部65と固定本体部66との間に水平ワイヤ部53が収容され、係止される。係合部65の内側には、図示しない爪部が設けられていて、この爪部が水平ワイヤ部53に引っかかることで、水平ワイヤ部53を係止している。ここで、係合部65における逃げ部54に対向する部分には、逃げ部54との接触を防止する切欠67が形成されている。このように、トリムコード64は、複数の逃げ部54に対して1つ設けられている。
そして、図2に示すように、トリムコード64の固定本体部66には、補強部材60の第一重畳部61及び補強本体部63が内側から当接している。これにより、係合部65を中心としたトリムコード64の回転(図2における矢印Y2方向の回転)が規制されることになる。つまり、補強部材60が本発明に係る回転規制部材である。
図4は、ガイドレール6と補強部材60との位置関係を示す外側から見た斜視図であり、図5は内側から見た斜視図、図6は図5のVI−VI切断線から見た断面図である。なお図5においては、クッションパッド55及び表皮56も図示している。
図4及び図5に示すように、トリムワイヤ50及び補強部材60は、幅方向におけるガイドレール6の外側に配置されている。そして、補強部材60の補強本体部63には、クッションサイドフレーム3の前側に取り付く表皮56が第二トリムコード90を介して固定されている。具体的に説明すると、図6に示すように、クッションサイドフレーム3の前端部の下方においては、表皮56がクッションパッド55の側面及び前面を覆っている。そして、表皮56の先端部は、クッションパッド55の前面から内側に向けて延出している。その表皮56の先端部に、本発明に係る第二表皮固定部材としての第二トリムコード90が取り付けられており、この第二トリムコード90を補強部材60に取り付けることで、表皮56がトリムワイヤ50の前側ワイヤ部51及びクッションパッド55の前側内面を覆うこととなる。このとき、前述したように補強部材60の屈曲部68が外側に向かって凸となっているので、表皮56がガイドレール6から離間することになり、表皮56とガイドレール6との干渉が防止されることになる。
次に、第二トリムコード90について説明する。図4〜図6に示すように第二トリムコード90には、全体に亘って表皮56が取り付けられる上下方向に沿って連続する本体部91と、本体部91の後端部から外側に向けて湾曲し、前方へと延在する係止部92とが備えられている。本体部91は、補強部材の補強本体部63に対して重なっている。そのため、補強本体部63の屈曲部68に対応するように本体部91は屈曲している。また、係止部92及び本体部91の間には、補強本体部63が係合するようになっている。係止部92の先端部には、補強本体部63を係止するための爪部93が係止されている。なお、係止部92における屈曲部68に対応する部分には、屈曲部68を露出する切欠94が設けられている。この切欠94があるために係止部92を簡素な構成とすることが可能である。
一対のクッションサイドフレーム3の内側には、昇降機構7が設けられており、右のクッションサイドフレーム3の外側には作動伝達部材8が設けられている。作動伝達部材8は右のクッションサイドフレーム3を介して昇降機構7に係合している。
図7は最下降状態の右のクッションサイドフレーム3側の昇降機構7を内側から示す側面図である。
昇降機構7は、左右一対の後部リンク部材71と、左右一対の前部リンク部材72とを備えている。左の後部リンク部材71及び前部リンク部材72は左のクッションサイドフレーム3の内側に連結されていて、右の後部リンク部材71及び前部リンク部材72は右のクッションサイドフレーム3の内側に連結されている。
ここで、一対のクッションサイドフレーム3のそれぞれには、ほぼ同じように後部リンク部材71及び前部リンク部材72が取り付けられているので、以下の説明においては右のクッションサイドフレーム3と、後部リンク部材71及び前部リンク部材72との関係を例示して左のクッションサイドフレーム3の説明は省略する。
後部リンク部材71の前端部は、第一後部回転軸711を介して支持フレーム5の外側に回転自在に軸支されている。後部リンク部材71における第一後部回転軸711よりも先端には、後部リンク部材71が起立した際に支持フレーム5に当接してそれ以上の回転を規制する規制部712が形成されている。後部リンク部材71の後端部は、第二後部回転軸713を介してクッションサイドフレーム3の内側に回転自在に軸支されている。この第二後部回転軸713はパイプ部材であり、右のクッションサイドフレーム3の後部リンク部材71に連結されている。後部リンク部材71の回転軸711,713の間には、最下降状態時に支持フレーム5に当接する直線状の当接縁714が形成されている。また、後部リンク部材71の第二後部回転軸713の前方斜め上方には、作動伝達部材8に係合するギア部715が形成されている。
また、前部リンク部材72の前端部は、第一前部回転軸721を介して支持フレーム5の外側に回転自在に軸支されている。この第一前部回転軸721を避けた位置に補強部材60が配置されている。また、前部リンク部材72の後端部は、第二前部回転軸722を介してクッションサイドフレーム3の内側に回転自在に軸支されている。また、前部リンク部材72の第二前部回転軸722の下方には、最下降状態時に支持フレーム5に当接する直線状の当接縁723が形成されている。また、前部リンク部材72の第一前部回転軸721の後ろ斜め上方には、右のクッションサイドフレーム3の前部リンク部材72に連結されたパイプ部材73が取り付けられている。
つまり、後部リンク部材71、前部リンク部材72、支持フレーム5及びクッションサイドフレーム3によって1つのリンク機構が形成されている。また、右のクッションサイドフレーム3と左のクッションサイドフレーム3とは、三本の連結部材9によって一体化されていて、なおかつ左右の後部リンク部材71は第二後部回転軸713によって連結され、左右の前部リンク部材72はパイプ部材73で連結されているため、左右のリンク機構は同じ動作をすることになる。
図7に示すようにクッションサイドフレーム3が最下降状態である場合には、トリムワイヤ50の2つの逃げ部54は、その上端部が水平方向で支持フレーム5に重なる位置に配置されている。このとき、後部リンク部材71の第一後部回転軸711は、右側から見るとクッションサイドフレーム3に隠れた状態となっている。他方、前部リンク部材72の第一前部回転軸721は、右側から見るとクッションサイドフレーム3からは露出しているがスペース的にあまり余裕がない状態となっている。
そして、クッションサイドフレーム3が最下降状態である場合に、後部リンク部材71が起立するように作動伝達部材8が操作されると、後部リンク部材71が第一後部回転軸711を中心に回転して起立するとともに、前部リンク部材72も第一前部回転軸721を中心に回転して起立する。この回転によって、後部リンク部材71の規制部712が支持フレーム5に当接するとそれ以上の上昇が規制される(図8参照)。
図8は最上昇状態の右のクッションサイドフレーム3側の昇降機構7を内側から示す側面図である。図8に示すようにクッションサイドフレーム3が最上昇状態となって、支持フレーム5に対する最上位位置まで配置される際には、クッションサイドフレーム3の移動に追従してトリムワイヤ50が前方斜め上へと移動する。移動後においては、トリムワイヤ50の2つの逃げ部54の内側の領域に、後部リンク部材71の第一後部回転軸711及び前部リンク部材72の第一前部回転軸721が配置される。すなわち、逃げ部54自体は第一後部回転軸711及び第一前部回転軸721に対して軸方向で重ならないことになり、第一後部回転軸711及び第一前部回転軸721の外側にスペースが確保されることになる。
そして、クッションサイドフレーム3が最上昇状態である場合に、後部リンク部材71が傾倒するように作動伝達部材8が操作されると、後部リンク部材71が第一後部回転軸711を中心に回転して傾倒するとともに、前部リンク部材72も第一前部回転軸721を中心に回転して傾倒する。この回転によって、後部リンク部材71の当接縁714及び前部リンク部材72の当接縁723が支持フレーム5に当接するとそれ以上の下降が規制される(図7参照)。
ここで、上昇時或いは下降時においてクッションサイドフレーム3は、第二後部回転軸713及び第二前部回転軸722を中心に回転していて常に水平状態を維持している。
次に、クッションサイドフレーム3について詳細に説明する。なお、一対のクッションサイドフレーム3は、両者共にほぼ同じ形状であるが、右のクッションサイドフレーム3は作動伝達部材8が取り付けられるのでその部分のみが左のクッションサイドフレーム3とは異なる。このため、以下の説明においては右のクッションサイドフレーム3を例示して左のクッションサイドフレーム3の説明は省略する。
図9は右のクッションサイドフレーム3を外側から示す側面図である。クッションサイドフレーム3の後端部には、リクライニング機構4のブラケット41が取り付けられている。ブラケット41には、シートバックフレーム2のサイドフレーム22が回転自在に支持されている。
図10はクッションサイドフレーム3の後端部付近を外側から拡大して示す側面図であり、図11は図10に対してブラケットを想像線で追加した側面図であり、図12はクッションサイドフレーム3の後端部付近を後方から拡大して示す背面図である。図10〜図12に示すように、クッションサイドフレーム3の後端部には、ブラケット41を前後の二箇所で固定する一対のブラケット用固定部31,32が取り付けられている。ブラケット用固定部31,32は例えばボルトなどの固定具である。クッションサイドフレーム3のブラケット用固定部31,32の取付位置は、それぞれ外側に凸となる突出部33,34となっている。前方の突出部33は、後方の突出部34よりも上方に配置されている。突出部33,34にはネジ孔が形成されている。また、突出部33,34との間も外側に向けて凸となる突出部35となっており、これにより、ブラケット用固定部31,32の取付位置が連続した突出部33,34,35となっている。
一方、ブラケット41の下部には、前後それぞれに貫通孔42(図9参照)が形成されている。この貫通孔42がそれぞれ突出部33,34に対向配置された状態で、当該貫通孔42内にブラケット用固定部31,32を挿入し突出部33,34のネジ孔に螺合させることで、ブラケット41がクッションサイドフレーム3に固定される。また、図12に示すようにブラケット41の中段付近から上部には、内側に向けて凸となる段差部44が形成されている。また、ブラケット41の下端部43は、上方に向けて凸となる湾曲した形状に形成されている。
ここで、図10及び図11に示すように、クッションサイドフレーム3の後側上端部36は、一対のブラケット用固定部31,32のうち、前方のブラケット用固定部31の下端部(図10に示す水平線S1)よりも上方に突出している。また、クッションサイドフレーム3の後側上端部36は、図12に示すようにブラケット41の段差部44に沿うように内側に向けて傾倒している。
図9に示すように、クッションサイドフレーム3の下部中央には上方に向かって凸となるくびれ部37が形成されている。
クッションサイドフレーム3には、前方の連結部材9の後方から、後方の連結部材9の前方に掛けて内側に凹んだ補強凹部38が形成されている。この補強凹部38によってクッションサイドフレーム3の剛性が確保されている。補強凹部38内には、中央の連結部材9が配置されている。また、補強凹部38内であって連結部材9の後方斜め下には、第二前部回転軸722が取り付けられている。
クッションサイドフレーム3の後部である補強凹部38の後部内であって、リクライニング機構4よりも前方には作動伝達部材8が配置されている。具体的に説明すると、補強凹部38の後部には、作動伝達部材8を収容する凹部10が設けられている。この凹部10をなす段差部11は、作動伝達部材8の全周を囲っている。図10及び図11に示すように凹部10の外側に、ブラケット用固定部31,32が配置されているが、これらブラケット用固定部31,32のうち、前方のブラケット用固定部31は、上下方向で凹部10に重なる位置に配置されている。また、凹部10をなす段差部11のうち、前側部分11aは、第二前部回転軸722よりも後方に配置され、なおかつくびれ部37に対向配置されている。
作動伝達部材8は、後部リンク部材71のギア部715に係合するピニオンギア(図示省略)と、ピニオンギアに一体的に連結された回転軸81と、回転軸81を回転させるための操作レバー(図示省略)と、操作レバーから手が離されたときに回転軸81の回転位置を保持するブレーキ機構(図示省略)とを備えている。操作レバーは常時は付勢によってその操作前の初期位置となる中立位置に保持されており、これを上下に動かす操作によって、回転軸81をその操作した方向に回転操作して、操作から手を離すことによって、ブレーキ機構によって回転軸81の回転位置を保持したまま、操作レバーのみが付勢によって中立位置に戻される構成となっている。
また、作動伝達部材8には周方向に所定の間隔を空けて設けられたブレーキ用固定部82,83が前後に一対ずつ備えられている。このブレーキ用固定部82,83がクッションサイドフレーム3に固定されている。
凹部10内には、後部リンク部材71に対して側方から当接するように、内側に向けて凸となるビード13が形成されている。
また、凹部10内には、作動伝達部材8の後方に形成され、当該作動伝達部材8の取付位置とは段差が異なる第二段差部12が設けられている。第二段差部12の方が作動伝達部材8の取付位置よりも外側となっている。この第二段差部12に第二後部回転軸713が取り付けられている。そして、凹部10の後方には、クッションサイドフレーム3の後端部に配置される連結部材9が取り付けられている。つまり、内側から順に、作動伝達部材8、第二後部回転軸713、後方の連結部材9、ブラケット用固定部31,32が配置されている。これらが異なる垂直面上に配置されるように段差(段差11,12、突出部33,34,35)が形成されている。
また、ブラケット41の下端部43は後方の連結部材9に対向することになるが、当該下端部43が上方に向けて凸となる湾曲した形状となっているために、後方の連結部材9を避けることとなる。
そして作動伝達部材8は、凹部10内であって、後方の一対のブレーキ用固定部83が前方のブラケット用固定部31よりも前方となるように配置されている。さらに図9に示すように、作動伝達部材8は、後方の一対のブレーキ用固定部83の間に、作動伝達部材8の軸心と、後方の連結部材9の軸心とを結んだ線Lが存在するように配置されている。
図13は凹部10を内側から見た斜視図であり、図14は凹部10を外側から見た斜視図である。
図13に示すように、凹部10には、作動伝達部材8のピニオンギアをより一層内側に配置するためのピニオンギア用凹部14が形成されている。ピニオンギア用凹部14は、凹部10よりもより内側に凹んでいる。そしてピニオンギア用凹部14における後部には、ピニオンギアと、後部リンク部材71のギア部715とを係合させるためのスリット15が上下方向に沿って形成されている。
また、図13及び図14に示すように、凹部10には、クッションサイドフレーム3が下降して第一後部回転軸711が近接した際に、当該第一後部回転軸711との接触を避けるように形成された回転軸用凹部16が設けられている。この回転軸用凹部16は、図13に示すように内側から見ると凹部10をなす段差部11が当該凹部10の中心に向けて窪んでいる。他方、図14に示すように外側から見ると凹部10をなす段差部11が当該凹部10の中心に向けて突出している。
また、図9に示すように、クッションサイドフレーム3には、例えばシートベルトなどの被支持部材(図示省略)を支持するための支持ワイヤ17が取り付けられている。支持ワイヤ17には前後方向に沿う長辺部171と、上下方向に沿う短辺部172と、長辺部171及び短辺部172を連結する折り曲げ部173とを備えている。短辺部172は、補強凹部38内に溶接により固定されている。また、長辺部171の後端部はクッションサイドフレーム3の上縁部であってブラケット41の直前部分に溶接により固定されている。他方、長辺部171の前端部はクッションサイドフレーム3の上縁部であって作動伝達部材8よりも前方に溶接により固定されている。この長辺部171の溶接部分を前後二箇所の取付部174,175とする。前後二箇所の取付部174,175間は、凹部10に対向している。
また、図13に示すように、クッションサイドフレーム3の上縁部には、内側に折り曲げ形成されたフランジ39が設けられている。このフランジ39はクッションサイドフレーム3の前端部から、前後二箇所の取付部174,175のうち後方の取付部174まで延在している。そして、フランジ39の後端部は後方の取付部174近傍で切り欠かれている(図13に示す円S2内参照)。この切欠の近傍ではシートバックフレーム2がリクライニングされる際に、当該シートバックフレーム2を覆うクッションパッドが近接することになるが、この切欠によってクッションパッドとの接触が抑制されている。
以上のように、本実施形態によれば、回転規制部材としての補強部材60が、係合部65を中心としたトリムコード64の回転を規制するので、乗員が着座し表皮56が引っ張られることに基づくトリムコード64の回転(図2における矢印Y2方向の回転)が防止されることになる。このように、トリムコード64の回転が防止できれば、トリムコード64がトリムワイヤ50から脱落してしまうことを防止することができ、トリムコード64の取付性を向上させることが可能となる。
また、補強部材60が、クッションサイドフレーム3及びトリムワイヤ50間に架け渡されているので、補強部材60がトリムワイヤ50を補強することになり、トリムワイヤ50の強度を高めることができる。
また、一対のガイドレール6の幅方向における外側であって、かつクッションサイドフレーム3の前端部に配置された補強部材60に対して、クッションサイドフレーム3の前側に取り付く表皮56が固定されているので、当該表皮56がガイドレール6から離れることになり、表皮56とガイドレール6との干渉を抑制することができる。
また、クッションサイドフレーム3とトリムワイヤ50との上下方向の間隔が最も広い位置に補強部材60が配置されているので、前記間隔内に表皮56が入り込んでガイドレール6に干渉してしまう可能性が最も高い位置に補強部材60が配置されることになる。そして、スライド時においては、補強部材60が表皮56をガイドレール6から離間させるため、表皮56とガイドレール6との干渉を防止することができる。
また、補強部材60の屈曲部68に対応して、第二トリムコード90が屈曲しているので、その屈曲部分によって、第二トリムコード90が補強部材60を中心に回転することが防止される。
また、補強部材60の屈曲部68が外側に向けて凸となっているので、表皮56とガイドレール6との距離を大きく取ることができ、両者の干渉をより確実に防止することができる。また、第二トリムコード90における屈曲部68に対応する部分には切欠94が設けられているので、切欠94によって屈曲部68が露出することになる。つまり、屈曲部68に対して第二トリムコード90を係合させなくてもよく、屈曲部68に対して係止部92全体を係合させる形状よりも第二トリムコード90を簡素化することができる。そして、屈曲部68に対して係止部92全体を係合させる形状の場合、第二トリムコード90に屈曲部68に対応して屈曲する部分が存在することになるが、その屈曲する部分には係合中に応力が集中するおそれがある。応力が集中するとその部分が補強部材60から脱落する可能性も高い。しかしながら、前記切欠94が設けられていると、応力集中が緩和されて第二トリムコード90の安定性を向上させることができる。
また、前部リンク部材72の第一前部回転軸721を避けた位置に補強部材60が配置されているので、前部リンク部材72の第一前部回転軸721の側方にはある程度のスペースが確保されることになる。このため、前部リンク部材72を支持フレーム5に取り付ける際に補強部材60が邪魔とならず、取付作業性を向上させることができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、一対のクッションサイドフレーム3のうち、一方のクッションサイドフレーム3にのみトリムワイヤ50が設けられている場合を例示したが、両方のクッションサイドフレーム3にトリムワイヤ50が設けられていてもよい。
1 シート装置
2 シートバックフレーム
3 クッションサイドフレーム
4 リクライニング機構
5 支持フレーム
6 ガイドレール
7 昇降機構
8 作動伝達部材
9 連結部材
10 凹部
11 段差部
11a 前側部分
12 第二段差部
13 ビード
16 回転軸用凹部
17 支持ワイヤ
31,32 ブラケット用固定部
33,34,35 突出部
36 後側上端部
37 くびれ部
38 補強凹部
39 フランジ
41 ブラケット
43 下端部
44 段差部
50 トリムワイヤ(表皮取付部材)
51 前側ワイヤ部
52 後側ワイヤ部
53 水平ワイヤ部
54 逃げ部
55 クッションパッド
56 表皮
60 補強部材(回転規制部材)
64 トリムコード(表皮固定部材)
65 係合部
66 固定本体部
67 切欠
71 後部リンク部材(後方のリンク部材)
72 前部リンク部材(前方のリンク部材)
73 パイプ部材
81 回転軸
82,83 ブレーキ用固定部
90 第二トリムコード(第二表皮固定部材)
91 本体部
92 係止部
93 爪部
94 切欠
174,175 取付部
711 第一後部回転軸
713 第二後部回転軸
721 第一前部回転軸
722 第二前部回転軸
L 線

Claims (5)

  1. シートバックフレームと、
    前記シートバックフレームの下部の左右にそれぞれ配置された左右のクッションサイドフレームと、
    前記左右のクッションサイドフレームに取り付けられたクッションパッドの表面を覆う表皮を固定するため、前記クッションサイドフレームから下方に延在し、なおかつ前後方向にも延在する表皮取付部材と、
    前記表皮を前記表皮取付部材に固定するための表皮固定部材と、
    前記左右のクッションサイドフレームを前後方向に案内するための左右のガイドレールと、を備え、
    前記表皮固定部材は、
    前記表皮取付部材に係合する係合部と、
    前記係合部に一体的に形成され、なおかつ前後方向に延在する固定本体部と、を備え、
    前記クッションサイドフレームは、前記係合部を中心とした前記表皮固定部材の回転を規制する回転規制部材を有し、
    当該回転規制部材は、
    前記クッションサイドフレーム及び前記表皮取付部材間に架け渡され、前記表皮固定部材の前記固定本体部に側方から当接する補強部材であり、
    前記左右のガイドレールの幅方向における外側であって、かつ前記クッションサイドフレームの前端部に配置されており、
    前記クッションサイドフレームの前側に取り付く前記表皮が前記回転規制部材に固定されていることを特徴とするシート装置。
  2. 請求項記載のシート装置において、
    前記クッションサイドフレームと前記表皮取付部材との上下方向の間隔が最も広い位置に前記回転規制部材が配置されていることを特徴とするシート装置。
  3. 請求項又は記載のシート装置において、
    前記回転規制部材に前記表皮を固定するための第二表皮固定部材をさらに備え、
    前記回転規制部材の中央には屈曲部が設けられていて、
    前記第二表皮固定部材は前記屈曲部に対応して屈曲していることを特徴とするシート装置。
  4. 請求項記載のシート装置において、
    前記屈曲部は、外側に向けて凸となるように形成されていて、
    前記第二表皮固定部材における前記屈曲部に対応する部分には切欠が設けられていることを特徴とするシート装置。
  5. 請求項のいずれか一項に記載のシート装置において、
    前記左右のガイドレールによってスライド自在に支持され、かつ前記左右のクッションサイドフレームをそれぞれ支持する左右の支持フレームと、
    前記左右のクッションサイドフレームを前記左右の支持フレームに対して昇降させるため、一端部が前記クッションサイドフレームの内側に回転自在に取り付けられ、他端部が前記支持フレームの外側に回転自在に取り付けられたリンク部材とを備え、
    前記回転規制部材は、前記リンク部材の他端部側の回転軸を避けた位置に配置されていることを特徴とするシート装置。
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