JP2014100988A - シート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 クッションサイドフレームに対する駆動装置の取付剛性の向上化を図る。
【解決手段】 シート装置は、シートバックフレームと、シートバックフレームの下部の左右にそれぞれ配置された一対のクッションサイドフレームと、一対のクッションサイドフレームをそれぞれ支持する一対の支持フレームと、一対のクッションサイドフレームを一対の支持フレームに対して昇降させて座面位置を調整するため、一対のクッションサイドフレームのうち一方のクッションサイドフレームに取り付けられた駆動装置とを備えている。一方のクッションサイドフレームには駆動装置を収容する凹部が形成されている。凹部をなす段差部は駆動装置の全周を囲っている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シート装置に係り、特に車両に搭載されるシート装置に関する。
従来、車両等のシート装置においては、座面位置調整用の駆動装置(例えばハイトブレーキ(ブレーキユニット14))を搭載したシート装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
実開2011−157026号公報
ハイトブレーキを操作する際においては操作レバーを介して大きなトルクがクッションサイドフレームに作用するために、ハイトブレーキの取付剛性をより一層高めることが望まれている。
そこで、本発明の課題は、クッションサイドフレームに対するハイトブレーキの取付剛性の向上化を図ることである。
以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明に係るシート装置は、
シートバックフレームと、
前記シートバックフレームの下部の左右にそれぞれ配置された一対のクッションサイドフレームと、
前記一対のクッションサイドフレームをそれぞれ支持する一対の支持フレームと、
前記一対のクッションサイドフレームを前記一対の支持フレームに対して昇降させて座面位置を調整するため、前記一対のクッションサイドフレームのうち一方のクッションサイドフレームに取り付けられた駆動装置とを備え、
前記一方のクッションサイドフレームには、前記駆動装置を収容する凹部が形成されていて、
前記凹部をなす段差部が前記駆動装置の全周を囲っていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のシート装置において、
前記凹部内であって前記駆動装置の後方に形成され、当該駆動装置の取付位置とは段差が異なる第二段差部と、
前記凹部の後方に取り付けられ、前記一対のクッションサイドフレームを連結する連結部材とを備えることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のシート装置において、
前記一対のクッションサイドフレームの内側には、前記駆動装置に連動して駆動する前後一対のリンク部材が設けられており、
前記一方のクッションサイドフレームの前記凹部には、後方の前記リンク部材に側方から当接するように、他方のクッションサイドフレームに向けて凸となるビードが形成されていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のシート装置において、
前記一対の支持フレームには、後方の前記リンク部材の一端部を回転自在に支持する第一後部回転軸が設けられるとともに、前方の前記リンク部材の一端部を回転自在に支持する第一前部回転軸が設けられていて、
前記一対のクッションサイドフレームには、後方の前記リンク部材の他端部を回転自在に支持する第二後部回転軸が設けられるとともに、前方の前記リンク部材の他端部を回転自在に支持する第二前部回転軸が設けられていて、
前記一方のクッションサイドフレームの前記凹部には、前記第一後部回転軸が近接した際に当該第一後部回転軸との接触を避けるように形成された回転軸用凹部が備えられていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のシート装置において、
前記凹部をなす前記段差部のうち、前側部分は前記第二前部回転軸よりも後方に配置されていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のシート装置において、
前記一方のクッションサイドフレームの下部中央には、上方に向かって凸となるくびれ部が形成されていて、
前記凹部をなす前記段差部のうち、前側部分は前記くびれ部に対向配置されていることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項2〜6のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記駆動装置には周方向に所定の間隔を空けて設けられたブレーキ固定部が前後それぞれに一対ずつ設けられていて、
前記駆動装置は、前記後方の一対のブレーキ固定部間に、前記駆動装置の軸心と、前記連結部材の軸心とを結んだ線が存在するように配置されていることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項1〜7のいずれか一項に記載のシート装置において、
前記一方のクッションサイドフレームには、被支持部材を支持するための支持ワイヤが少なくとも前後二箇所の取付部で固定されていて、
前記凹部は、前記二箇所の取付部間に対向するように配置されていることを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項8記載のシート装置において、
前記一方のクッションサイドフレームの上縁部には、前端部から後方に延在するフランジが形成されていて、
前記フランジは、前記二箇所の取付部のうち後方の取付部まで延在していることを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項9記載のシート装置において、
前記フランジの後端部は前記後方の取付部近傍で切り欠かれていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、駆動装置を収容する凹部をなす段差部が駆動装置の全周を囲っているので、駆動装置の全周にわたって剛性を高めることができる。したがって、クッションサイドフレームに対する駆動装置の取付剛性を向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、一対のクッションサイドフレームを連結する連結部材と、駆動装置との間であって凹部内に第二段差部が形成されているので、連結部材と駆動装置との間の剛性をより高めることができる。
請求項3記載の発明によれば、一方のクッションサイドフレームの凹部に、後方のリンク部材に側方から当接するビードが形成されているので、ビードによって剛性を高め、なおかつリンク部材の側方へのぶれを抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、一方のクッションサイドフレームの凹部に、第一後部回転軸が近接した際に当該第一後部回転軸との接触を避けるように形成された回転軸用凹部が備えられているので、当該回転軸要凹部によって剛性を高めつつも、リンク部材が駆動することによる接触を防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、凹部をなす段差部のうち、前側部分が第二前部回転軸よりも後方に配置されているので、前記前側部分と駆動装置とが離れすぎてしまうことがなく、駆動装置近傍の剛性を高めることができる。
請求項6記載の発明によれば、凹部をなす段差部のうち、前側部分がくびれ部に対向配置されているので、前記前側部分と駆動装置とをより近づけることができ、駆動装置近傍の剛性を高めることができる。
請求項7記載の発明によれば、後方の一対のブレーキ固定部間に、駆動装置の軸心と、連結部材の軸心とを結んだ線が存在するように駆動装置が配置されているので、駆動装置の軸心と連結部材の軸心との間隔を極力小さくすることができ、駆動装置と連結部材とをコンパクトに配置することができる。
請求項8記載の発明によれば、支持ワイヤの少なくとも前後二箇所の取付部間に対向する位置に凹部が形成されているので、支持ワイヤが凹部を補強することとなり、凹部内の強度を高めることができる。
請求項9記載の発明によれば、一方のクッションサイドフレームの上縁部に形成されたフランジが、当該クッションサイドフレームの前端から二箇所の取付部のうち後方の取付部まで延在しているので、このフランジによって支持ワイヤの取付剛性を高めることができる。したがって、凹部内の強度も向上することになる。
請求項10記載の発明によれば、フランジの後端部が後方の取付部近傍で切り欠かれているので、シートバックフレームがリクライニングされる際に、当該シートバックフレームを覆うクッションパッドとフランジとの接触を防止することができ、クッションパッドの損傷を抑制することができる。
本実施形態に係るシート装置の要部構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る最下降状態の右のクッションサイドフレーム側の昇降機構を内側から示す側面図である。 本実施形態に係る最上昇状態の右のクッションサイドフレーム側の昇降機構を内側から示す側面図である。 本実施形態に係る右のクッションサイドフレームを外側から示す側面図である。 本実施形態に係るクッションサイドフレームの後端部付近を外側から拡大して示す側面図である。 図5に対してブラケットを想像線で追加した側面図である。 図5のクッションサイドフレームの後端部付近を後方から拡大して示す背面図である。 本実施形態に係る凹部を内側から見た斜視図である。 図8の凹部を外側から見た斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は本実施形態に係るシート装置の要部構成を示す斜視図である。図1に示すようにシート装置1には、シートバックフレーム2と、シートバックフレーム2の下部の左右にそれぞれ配置された左右一対のクッションサイドフレーム3と、クッションサイドフレーム3に対してシートバックフレーム2を傾動させるリクライニング機構4と、一対のクッションサイドフレーム3をそれぞれ支持する左右一対の支持フレーム5と、支持フレーム5を前後方向に案内する左右一対のガイドレール6と、一対のクッションサイドフレーム3を一対の支持フレーム5に対して昇降させて座面位置を調整する昇降機構7(図2参照)と、昇降機構7を駆動するための駆動装置としてのハイトブレーキ8と、が備えられている。
以下の説明において、特に断りのない限り、「内側」とは一対のクッションサイドフレーム3の間に挟まれた空間側を示し、「外側」とは一対のクッションサイドフレーム3よりも外の空間側を示す。
シートバックフレーム2は、正面視略凸型形状となるようにパイプ材を形成したシートバック本体部21と、シートバック本体部21の右側部に取り付けられ上下方向に延在するサイドフレーム22と、シートバック本体部21の左下端部に取り付けられたヒンジ部23と、シートバック本体部21の左側部及びヒンジ部23に架け渡されたサイドワイヤ24とを備えている。
サイドフレーム22は、金属板から形成されていて、その前縁部及び後縁部には上下方向に沿うフランジ221が形成されている。サイドフレーム22の下端部は、リクライニング機構4を介して右のクッションサイドフレーム3に連結されている。
ヒンジ部23は、左のクッションサイドフレーム3の後端部に回転自在に支持されている。
サイドワイヤ24は、金属製の棒部材から形成されていて、サイドフレーム22の前側の外形に沿うようにシートバック本体部21の左側部及びヒンジ部23に架け渡されている。
ここで、サイドフレーム22に対してサイドワイヤ24は剛性が弱いために、シートバックフレーム2自体の剛性も左右で異なることになる。
一対のクッションサイドフレーム3の内側には、当該一対のクッションサイドフレーム3間に架け渡されて、これらを連結する3本の連結部材9が設けられている。三本の連結部材9のうち、一本目の連結部材9は一対のクッションサイドフレーム3の前端部に固定されており、二本目の連結部材9は一対のクッションサイドフレーム3の後端部に固定されており、三本目の連結部材9は一対のクッションサイドフレーム3の中央付近に固定されている。
一対のクッションサイドフレーム3の内側には、昇降機構7が設けられており、右のクッションサイドフレーム3の外側にはハイトブレーキ8が設けられている。ハイトブレーキ8は右のクッションサイドフレーム3を介して昇降機構7に係合している。
図2は最下降状態の右のクッションサイドフレーム3側の昇降機構7を内側から示す側面図である。
昇降機構7は、左右一対の後部リンク部材71と、左右一対の前部リンク部材72とを備えている。左の後部リンク部材71及び前部リンク部材72は左のクッションサイドフレーム3の内側に連結されていて、右の後部リンク部材71及び前部リンク部材72は右のクッションサイドフレーム3の内側に連結されている。
ここで、一対のクッションサイドフレーム3のそれぞれには、ほぼ同じように後部リンク部材71及び前部リンク部材72が取り付けられているので、以下の説明においては右のクッションサイドフレーム3と、後部リンク部材71及び前部リンク部材72との関係を例示して左のクッションサイドフレーム3の説明は省略する。
後部リンク部材71の前端部は、第一後部回転軸711を介して支持フレーム5に回転自在に軸支されている。後部リンク部材71における第一後部回転軸711よりも先端には、後部リンク部材71が起立した際に支持フレーム5に当接してそれ以上の回転を規制する規制部712が形成されている。後部リンク部材71の後端部は、第二後部回転軸713を介してクッションサイドフレーム3に回転自在に軸支されている。この第二後部回転軸713はパイプ部材であり、右のクッションサイドフレーム3の後部リンク部材71に連結されている。後部リンク部材71の回転軸711,713の間には、最下降状態時に支持フレーム5に当接する直線状の当接縁714が形成されている。また、後部リンク部材71の第二後部回転軸713の前方斜め上方には、ハイトブレーキ8に係合するギア部715が形成されている。
また、前部リンク部材72の前端部は、第一前部回転軸721を介して支持フレーム5に回転自在に軸支されている。また、前部リンク部材72の後端部は、第二前部回転軸722を介してクッションサイドフレーム3に回転自在に軸支されている。また、前部リンク部材72の第二前部回転軸722の下方には、最下降状態時に支持フレーム5に当接する直線状の当接縁723が形成されている。また、前部リンク部材72の第一前部回転軸721の後ろ斜め上方には、右のクッションサイドフレーム3の前部リンク部材72に連結されたパイプ部材73が取り付けられている。
つまり、後部リンク部材71、前部リンク部材72、支持フレーム5及びクッションサイドフレーム3によって1つのリンク機構が形成されている。また、右のクッションサイドフレーム3と左のクッションサイドフレーム3とは、三本の連結部材9によって一体化されていて、なおかつ左右の後部リンク部材71は第二後部回転軸713によって連結され、左右の前部リンク部材72はパイプ部材73で連結されているため、左右のリンク機構は同じ動作をすることになる。
図2に示すようにクッションサイドフレーム3が最下降状態である場合に、後部リンク部材71が起立するようにハイトブレーキ8が操作されると、後部リンク部材71が第一後部回転軸711を中心に回転して起立するとともに、前部リンク部材72も第一前部回転軸721を中心に回転して起立する。この回転によって、後部リンク部材71の規制部712が支持フレーム5に当接するとそれ以上の上昇が規制される(図3参照)。
図3は最上昇状態の右のクッションサイドフレーム3側の昇降機構7を内側から示す側面図である。図3に示すように、クッションサイドフレーム3が最上昇状態である場合に、後部リンク部材71が傾倒するようにハイトブレーキ8が操作されると、後部リンク部材71が第一後部回転軸711を中心に回転して傾倒するとともに、前部リンク部材72も第一前部回転軸721を中心に回転して傾倒する。この回転によって、後部リンク部材71の当接縁714及び前部リンク部材72の当接縁723が支持フレーム5に当接するとそれ以上の下降が規制される(図2参照)。
ここで、上昇時或いは下降時においてクッションサイドフレーム3は、第二後部回転軸713及び第二前部回転軸722を中心に回転していて常に水平状態を維持している。
次に、クッションサイドフレーム3について詳細に説明する。なお、一対のクッションサイドフレーム3は、両者共にほぼ同じ形状であるが、右のクッションサイドフレーム3はハイトブレーキ8が取り付けられるのでその部分のみが左のクッションサイドフレーム3とは異なる。このため、以下の説明においては右のクッションサイドフレーム3を例示して左のクッションサイドフレーム3の説明は省略する。
図4は右のクッションサイドフレーム3を外側から示す側面図である。クッションサイドフレーム3の後端部には、リクライニング機構4のブラケット41が取り付けられている。ブラケット41には、シートバックフレーム2のサイドフレーム22が回転自在に支持されている。
図5はクッションサイドフレーム3の後端部付近を外側から拡大して示す側面図であり、図6は図5に対してブラケットを想像線で追加した側面図であり、図7はクッションサイドフレーム3の後端部付近を後方から拡大して示す背面図である。図5〜図7に示すように、クッションサイドフレーム3の後端部には、ブラケット41を前後の二箇所で固定する一対のブラケット用固定部31,32が取り付けられている。ブラケット用固定部31,32は例えばボルトなどの固定具である。クッションサイドフレーム3のブラケット用固定部31,32の取付位置は、それぞれ外側に凸となる突出部33,34となっている。前方の突出部33は、後方の突出部34よりも上方に配置されている。突出部33,34にはネジ孔が形成されている。また、突出部33,34との間も外側に向けて凸となる突出部35となっており、これにより、ブラケット用固定部31,32の取付位置が連続した突出部33,34,35となっている。
一方、ブラケット41の下部には、前後それぞれに貫通孔42(図4参照)が形成されている。この貫通孔42がそれぞれ突出部33,34に対向配置された状態で、当該貫通孔42内にブラケット用固定部31,32を挿入し突出部33,34のネジ孔に螺合させることで、ブラケット41がクッションサイドフレーム3に固定される。また、図7に示すようにブラケット41の中段付近から上部には、内側に向けて凸となる段差部44が形成されている。また、ブラケット41の下端部43は、上方に向けて凸となる湾曲した形状に形成されている。
ここで、図5及び図6に示すように、クッションサイドフレーム3の後側上端部36は、一対のブラケット用固定部31,32のうち、前方のブラケット用固定部31の下端部(図5に示す水平線S1)よりも上方に突出している。また、クッションサイドフレーム3の後側上端部36は、図7に示すようにブラケット41の段差部44に沿うように内側に向けて傾倒している。
図4に示すように、クッションサイドフレーム3の下部中央には上方に向かって凸となるくびれ部37が形成されている。
クッションサイドフレーム3には、前方の連結部材9の後方から、後方の連結部材9の前方に掛けて内側に凹んだ補強凹部38が形成されている。この補強凹部38によってクッションサイドフレーム3の剛性が確保されている。補強凹部38内には、中央の連結部材9が配置されている。また、補強凹部38内であって連結部材9の後方斜め下には、第二前部回転軸722が取り付けられている。
クッションサイドフレーム3の後部である補強凹部38の後部内であって、リクライニング機構4よりも前方にはハイトブレーキ8が配置されている。具体的に説明すると、補強凹部38の後部には、ハイトブレーキ8を収容する凹部10が設けられている。この凹部10をなす段差部11は、ハイトブレーキ8の全周を囲っている。図5及び図6に示すように凹部10の外側に、ブラケット用固定部31,32が配置されているが、これらブラケット用固定部31,32のうち、前方のブラケット用固定部31は、上下方向で凹部10に重なる位置に配置されている。また、凹部10をなす段差部11のうち、前側部分11aは、第二前部回転軸722よりも後方に配置され、なおかつくびれ部37に対向配置されている。
ハイトブレーキ8は、後部リンク部材71のギア部715に係合するピニオンギア(図示省略)と、ピニオンギアに一体的に連結された回転軸81と、回転軸81を回転させるための操作レバー(図示省略)と、操作レバーから手が離されたときに回転軸81の回転位置を保持するブレーキ機構(図示省略)とを備えている。操作レバーは常時は付勢によってその操作前の初期位置となる中立位置に保持されており、これを上下に動かす操作によって、回転軸81をその操作した方向に回転操作して、操作から手を離すことによって、ブレーキ機構によって回転軸81の回転位置を保持したまま、操作レバーのみが付勢によって中立位置に戻される構成となっている。
また、ハイトブレーキ8には周方向に所定の間隔を空けて設けられたブレーキ用固定部82,83が前後に一対ずつ備えられている。このブレーキ用固定部82,83がクッションサイドフレーム3に固定されている。
凹部10内には、後部リンク部材71に対して側方から当接するように、内側に向けて凸となるビード13が形成されている。
また、凹部10内には、ハイトブレーキ8の後方に形成され、当該ハイトブレーキ8の取付位置とは段差が異なる第二段差部12が設けられている。第二段差部12の方がハイトブレーキ8の取付位置よりも外側となっている。この第二段差部12に第二後部回転軸713が取り付けられている。そして、凹部10の後方には、クッションサイドフレーム3の後端部に配置される連結部材9が取り付けられている。つまり、内側から順に、ハイトブレーキ8、第二後部回転軸713、後方の連結部材9、ブラケット用固定部31,32が配置されている。これらが異なる垂直面上に配置されるように段差(段差11,12、突出部33,34,35)が形成されている。
また、ブラケット41の下端部43は後方の連結部材9に対向することになるが、当該下端部43が上方に向けて凸となる湾曲した形状となっているために、後方の連結部材9を避けることとなる。
そしてハイトブレーキ8は、凹部10内であって、後方の一対のブレーキ用固定部83が前方のブラケット用固定部31よりも前方となるように配置されている。さらに図4に示すように、ハイトブレーキ8は、後方の一対のブレーキ用固定部83の間に、ハイトブレーキ8の軸心と、後方の連結部材9の軸心とを結んだ線Lが存在するように配置されている。
図8は凹部10を内側から見た斜視図であり、図9は凹部10を外側から見た斜視図である。
図8に示すように、凹部10には、ハイトブレーキ8のピニオンギアをより一層内側に配置するためのピニオンギア用凹部14が形成されている。ピニオンギア用凹部14は、凹部10よりもより内側に凹んでいる。そしてピニオンギア用凹部14における後部には、ピニオンギアと、後部リンク部材71のギア部715とを係合させるためのスリット15が上下方向に沿って形成されている。
また、図8及び図9に示すように、凹部10には、クッションサイドフレーム3が下降して第一後部回転軸711が近接した際に、当該第一後部回転軸711との接触を避けるように形成された回転軸用凹部16が設けられている。この回転軸用凹部16は、図8に示すように内側から見ると凹部10をなす段差部11が当該凹部10の中心に向けて窪んでいる。他方、図9に示すように外側から見ると凹部10をなす段差部11が当該凹部10の中心に向けて突出している。
また、図4に示すように、クッションサイドフレーム3には、例えばシートベルトなどの被支持部材(図示省略)を支持するための支持ワイヤ17が取り付けられている。支持ワイヤ17には前後方向に沿う長辺部171と、上下方向に沿う短辺部172と、長辺部171及び短辺部172を連結する折り曲げ部173とを備えている。短辺部172は、補強凹部38内に溶接により固定されている。また、長辺部171の後端部はクッションサイドフレーム3の上縁部であってブラケット41の直前部分に溶接により固定されている。他方、長辺部171の前端部はクッションサイドフレーム3の上縁部であってハイトブレーキ8よりも前方に溶接により固定されている。この長辺部171の溶接部分を前後二箇所の取付部174,175とする。前後二箇所の取付部174,175間は、凹部10に対向している。
また、図8に示すように、クッションサイドフレーム3の上縁部には、内側に折り曲げ形成されたフランジ39が設けられている。このフランジ39はクッションサイドフレーム3の前端部から、前後二箇所の取付部174,175のうち後方の取付部174まで延在している。そして、フランジ39の後端部は後方の取付部174近傍で切り欠かれている(図8に示す円S2内参照)。この切欠の近傍ではシートバックフレーム2がリクライニングされる際に、当該シートバックフレーム2を覆うクッションパッドが近接することになるが、この切欠によってクッションパッドとの接触が抑制されている。
以上のように、本実施形態によれば、ハイトブレーキ8を収容する凹部10をなす段差部11がハイトブレーキ8の全周を囲っているので、ハイトブレーキ8の全周にわたって剛性を高めることができる。したがって、クッションサイドフレーム3に対するハイトブレーキ8の取付剛性を向上させることができる。
また、一対のクッションサイドフレーム3を連結する後方の連結部材9と、ハイトブレーキ8との間であって凹部10内に第二段差部12が形成されているので、後方の連結部材9とハイトブレーキ8との間の剛性をより高めることができる。
また、右のクッションサイドフレーム3の凹部10に、後部リンク部材71に側方から当接するビード13が形成されているので、ビード13によって剛性を高め、なおかつ後部リンク部材71の側方へのぶれを抑制することができる。
また、右のクッションサイドフレーム3の凹部10には、第一後部回転軸711が近接した際に当該第一後部回転軸711との接触を避けるように形成された回転軸用凹部16が備えられているので、当該回転軸用凹部16によって剛性を高めつつも、後部リンク部材71が駆動することによる接触を防止することができる。
また、凹部10をなす段差部11のうち、前側部分11aが第二前部回転軸722よりも後方に配置されているので、前記前側部分11aとハイトブレーキ8とが離れすぎてしまうことがなく、ハイトブレーキ8近傍の剛性を高めることができる。
凹部10をなす段差部11のうち、前側部分11aがくびれ部37に対向配置されているので、前記前側部分11aとハイトブレーキ8とをより近づけることができ、ハイトブレーキ8近傍の剛性を高めることができる。
また、後方の一対のブレーキ用固定部83間に、ハイトブレーキ8の軸心と、後方の連結部材9の軸心とを結んだ線Lが存在するようにハイトブレーキ8が配置されているので、ハイトブレーキ8の軸心と後方の連結部材9の軸心との間隔を極力小さくすることができ、ハイトブレーキ8と後方の連結部材9とをコンパクトに配置することができる。
また、支持ワイヤ17の少なくとも前後二箇所の取付部174,175間に対向する位置に凹部10が形成されているので、支持ワイヤ17が凹部10を補強することとなり、凹部10内の強度を高めることができる。
また、右のクッションサイドフレーム3の上縁部に形成されたフランジ39が、当該クッションサイドフレーム3の前端から後方の取付部174まで延在しているので、このフランジ39によって支持ワイヤ17の取付剛性を高めることができる。したがって、凹部10内の強度も向上することになる。
また、フランジ39の後端部が後方の取付部174近傍で切り欠かれているので、シートバックフレーム2がリクライニングされる際に、当該シートバックフレーム2を覆うクッションパッドとフランジ39との接触を防止することができ、クッションパッドの損傷を抑制することができる。
また、シートバックフレーム2における剛性の強い側の下部に連結された右のクッションサイドフレーム3の後部にハイトブレーキ8が取り付けられているので、シートバックフレーム2の剛性の弱い側の下部に連結された左のクッションサイドフレーム3にハイトブレーキ8を設けた場合と比べて剛性を維持することができる。
また、右のクッションサイドフレーム3におけるリクライニング機構4よりも前方にハイトブレーキ8が配置されているので、前後方向で見るとリクライニング機構4とハイトブレーキ8とが重なり合うことになり、上下方向への大型化を抑制することができる。
また、右のクッションサイドフレーム3の後側上端部36が、前方のブラケット用固定部31の下端部よりも上方に突出していて、なおかつ内側に向けて傾倒しているので、右のクッションサイドフレーム3の後部の剛性を高めることができる。
また、内側に向けて凸となる段差44がブラケット41に形成されているので、ブラケット41自体の剛性を高めることができる。なおかつ、ブラケット41の段差44に沿って右のクッションサイドフレーム3の後側上端部36が傾倒しているので、当該傾倒している部分にブラケット41の段差44を収めることができ、両者をコンパクトに配置することができる。
また、ハイトブレーキ8の前後二箇所のブレーキ用固定部82,83のうち、後方のブレーキ用固定部83が、前方のブラケット用固定部31よりも前方に配置されているので、ハイトブレーキ8とブラケット41とが前後方向にずらして配置され、両者が高さ方向で重なることを防止することができる。したがって高さ方向への大型化を抑制することができる。
また、ブレーキ用固定部82,83とともにハイトブレーキ8を収容する凹部10が右のクッションサイドフレーム3に形成されているので、ハイトブレーキ8の周囲が凹部10によって囲まれ、剛性を確保することができる。
また、ブラケット用固定部31,32が凹部10の外側に配置されているので、ブラケット用固定部31,32が凹部の内側にある場合と比べて露出された状態となり、ブラケット41の取付作業を容易に行うことができる。
また、前方のブラケット用固定部31が凹部10の外側であって、上下方向で凹部10に重なる位置に配置されているので、後方のブラケット用固定部32との間隔を大きくすることができる。一対のブラケット用固定部31,32の前後方向の間隔を大きくすることができると、ブラケット41自体の安定性を確保することが可能となる。
また、一対のブラケット用固定部31,32の取付位置が、それぞれ外側に向かって突出した突出部33,34となっているので、ブラケット用固定部31,32の剛性を向上させることができる。そして、後方の連結部材9が一対のブラケット用固定部31,32の下方に固定されているので、後方の連結部材9及びブラケット41をコンパクトに右のクッションサイドフレーム3に配置することができる。
また、一対のブラケット用固定部31,32の取付位置が連続した突出部33,34,35となっているので、より高い剛性を確保することができる。
また、一対のブラケット用固定部31,32の取付位置、ハイトブレーキ8の取付位置及び後方の連結部材9の取付位置がそれぞれ異なる垂直面上に配置されるように、右のクッションサイドフレーム3に段差(段差11,12、突出部33,34,35)が形成されているので、各取付位置の近傍に段差が形成されることになる。この段差によって各取付位置の剛性を向上させることができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 シート装置
2 シートバックフレーム
3 クッションサイドフレーム
4 リクライニング機構
5 支持フレーム
6 ガイドレール
7 昇降機構
8 ハイトブレーキ(駆動装置)
9 連結部材
10 凹部
11 段差部
11a 前側部分
12 第二段差部
13 ビード
16 回転軸用凹部
17 支持ワイヤ
31,32 ブラケット用固定部
33,34,35 突出部
36 後側上端部
37 くびれ部
38 補強凹部
39 フランジ
41 ブラケット
43 下端部
44 段差部
71 後部リンク部材(後方のリンク部材)
72 前部リンク部材(前方のリンク部材)
73 パイプ部材
81 回転軸
82,83 ブレーキ用固定部
174,175 取付部
711 第一後部回転軸
713 第二後部回転軸
721 第一前部回転軸
722 第二前部回転軸
L 線

Claims (10)

  1. シートバックフレームと、
    前記シートバックフレームの下部の左右にそれぞれ配置された一対のクッションサイドフレームと、
    前記一対のクッションサイドフレームをそれぞれ支持する一対の支持フレームと、
    前記一対のクッションサイドフレームを前記一対の支持フレームに対して昇降させて座面位置を調整するため、前記一対のクッションサイドフレームのうち一方のクッションサイドフレームに取り付けられた駆動装置とを備え、
    前記一方のクッションサイドフレームには、前記駆動装置を収容する凹部が形成されていて、
    前記凹部をなす段差部が前記駆動装置の全周を囲っていることを特徴とするシート装置。
  2. 請求項1記載のシート装置において、
    前記凹部内であって前記駆動装置の後方に形成され、当該駆動装置の取付位置とは段差が異なる第二段差部と、
    前記凹部の後方に取り付けられ、前記一対のクッションサイドフレームを連結する連結部材とを備えることを特徴とするシート装置。
  3. 請求項2記載のシート装置において、
    前記一対のクッションサイドフレームの内側には、前記駆動装置に連動して駆動する前後一対のリンク部材が設けられており、
    前記一方のクッションサイドフレームの前記凹部には、後方の前記リンク部材に側方から当接するように、他方のクッションサイドフレームに向けて凸となるビードが形成されていることを特徴とするシート装置。
  4. 請求項3記載のシート装置において、
    前記一対の支持フレームには、後方の前記リンク部材の一端部を回転自在に支持する第一後部回転軸が設けられるとともに、前方の前記リンク部材の一端部を回転自在に支持する第一前部回転軸が設けられていて、
    前記一対のクッションサイドフレームには、後方の前記リンク部材の他端部を回転自在に支持する第二後部回転軸が設けられるとともに、前方の前記リンク部材の他端部を回転自在に支持する第二前部回転軸が設けられていて、
    前記一方のクッションサイドフレームの前記凹部には、前記第一後部回転軸が近接した際に当該第一後部回転軸との接触を避けるように形成された回転軸用凹部が備えられていることを特徴とするシート装置。
  5. 請求項4記載のシート装置において、
    前記凹部をなす前記段差部のうち、前側部分は前記第二前部回転軸よりも後方に配置されていることを特徴とするシート装置。
  6. 請求項5記載のシート装置において、
    前記一方のクッションサイドフレームの下部中央には、上方に向かって凸となるくびれ部が形成されていて、
    前記凹部をなす前記段差部のうち、前側部分は前記くびれ部に対向配置されていることを特徴とするシート装置。
  7. 請求項2〜6のいずれか一項に記載のシート装置において、
    前記駆動装置には周方向に所定の間隔を空けて設けられたブレーキ固定部が前後それぞれに一対ずつ設けられていて、
    前記駆動装置は、前記後方の一対のブレーキ固定部間に、前記駆動装置の軸心と、前記連結部材の軸心とを結んだ線が存在するように配置されていることを特徴とするシート装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のシート装置において、
    前記一方のクッションサイドフレームには、被支持部材を支持するための支持ワイヤが少なくとも前後二箇所の取付部で固定されていて、
    前記凹部は、前記二箇所の取付部間に対向するように配置されていることを特徴とするシート装置。
  9. 請求項8記載のシート装置において、
    前記一方のクッションサイドフレームの上縁部には、前端部から後方に延在するフランジが形成されていて、
    前記フランジは、前記二箇所の取付部のうち後方の取付部まで延在していることを特徴とするシート装置。
  10. 請求項9記載のシート装置において、
    前記フランジの後端部は前記後方の取付部近傍で切り欠かれていることを特徴とするシート装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016203948A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 テイ・エス テック株式会社 車両用シート

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