JP6087880B2 - モータ弁 - Google Patents

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Description

本発明は、主としてガス器具のバーナに対するガス供給路に介設するモータ弁に関する。
従来、この種のモータ弁として、ガス流入口と、ガス流出口と、ガス流入口とガス流出口との一方に連通する弁室と、ガス流入口とガス流出口との他方に連通する弁孔が形成された弁室の一端の弁座とを有するバルブケーシングと、弁座に着座して弁孔を閉塞可能な閉じ方向にバネで付勢される弁室内の弁体と、弁体に連結されるアーマチュアと、アーマチュアに対向するコア及びコアを励磁する電磁コイルを有する電磁石と、モータと、モータの回転により弁体の開閉方向たるX軸方向にコアを進退する送りねじ機構とを備え、コアを弁体に向けてX軸方向一方に前進させてアーマチュアに当接させると共に、電磁コイルへの通電でコアを励磁して、コアにアーマチュアを吸着させ、この状態で吸着体をX軸方向他方に後退させることにより、弁体を開動作させるようにしたものは知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、従来のモータ弁では、電磁コイルを含む電磁石全体が弁室内に配置されており、電磁コイルがガスに晒されている。そのため、ショート等の電気的故障時のガス引火を考慮して、電磁コイルに流せる電流、電圧がJIS規格(JISC60079−11付属書A)により制限される。従って、商用電源を使用するにはトランスが必要になり、大型化、コストアップを招く不具合がある。
特開2006−322492号公報
本発明は、以上の点に鑑み、商用電源を使用する場合でもトランスが不要なモータ弁を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、ガス流入口と、ガス流出口と、ガス流入口とガス流出口との一方に連通する弁室と、ガス流入口とガス流出口との他方に連通する弁孔が形成された弁室の一端の弁座とを有するバルブケーシングと、弁座に着座して弁孔を閉塞可能な閉じ方向にバネで付勢される弁室内の弁体と、弁体に連結されるアーマチュアと、アーマチュアに対向するコア及びコアを励磁する電磁コイルを有する電磁石と、モータと、モータの回転により弁体の開閉方向たるX軸方向にコアを進退する送りねじ機構とを備え、コアを弁体に向けてX軸方向一方に前進させてアーマチュアに当接させると共に、電磁コイルへの通電でコアを励磁して、コアにアーマチュアを吸着させ、この状態でコアをX軸方向他方に後退させることにより、弁体を開動作させるようにしたモータ弁において、弁座からX軸方向他方に所定距離離れた位置で弁室を閉塞する蓋部材が設けられ、アーマチュアは弁室に配置されるが、電磁コイルは蓋部材を挟んで弁室と反対側に配置され、更に、蓋部材に、電磁コイルよりもX軸方向一方に位置し、X軸方向に進退するコアの部分が挿通される貫通孔が形成され、貫通孔内のコアの挿通クリアランスを介して弁室からガスが漏れることを阻止するシール部材を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電磁コイルがガスに晒されることを蓋部材及びシール部材により防止できる。従って、電磁コイルに流す電流、電圧がJIS規格によって制限されることがなく、商用電源を使用する場合でもトランスが不要となり、大型化、コストアップを回避できる。
また、本発明においては、電磁コイルを前記蓋部材に固定し、電磁コイルに対し前記コアをX軸方向に移動自在とすることが望ましい。更に、シール部材は、蓋部材とコアの外周面とに一端と他端が固定された伸縮自在な筒体で構成することが望ましい
本発明の実施形態のモータ弁の切断側面図。 本発明の他の実施形態のモータ弁の切断側面図。
図1参照して、Aは本発明の実施形態のモータ弁を示している。このモータ弁Aのバルブケーシング1は、ガス流入口11と、ガス流出口12と、ガス流入口11に連通する弁室13と、弁室13の一端の弁座14とを有しており、弁座14には、ガス流出口12に連通する弁孔14aが形成されている。尚、本実施形態のモータ弁Aは、ガス器具のバーナに対するガス供給路に介設されるものであり、流出口12から流出するガスがバーナに供給される。
弁室13には、弁体2が収納されている。弁体2は、弁座14に着座して弁孔14aを閉塞する閉じ方向に弁バネ21で付勢されている。また、弁体2の開閉方向をX軸方向として、弁体2は、弁座14に着座するX軸方向一方(図面で下方)の端部の弁部22と、弁部22からX軸方向他方(図面で上方)にのびる軸部23とを有しており、この軸部23の端部にアーマチュア24が固定されている。
モータ弁Aは、更に、アーマチュア24に対向するコア31及びコア31を励磁する電磁コイル32を有する電磁石3と、モータ4と、モータ4の回転によりX軸方向にコア31を進退する送りねじ機構5とを備えている。コア31はU字状であって、その片側の腕部分31aを囲うように電磁コイル32が設けられている。また、送りねじ機構5は、モータ4のロータに連結された雄ねじ部材51と、雄ねじ部材51に螺合する雌ねじ部材52とで構成され、雌ねじ部材52にコア31が連結されている。
バーナへの点火時は、モータ4の作動で送りねじ機構5を介してコア31を弁体2に向けてX軸方向一方に前進させて、図1に仮想線で示す如くアーマチュア24にコア31を当接させると共に、電磁コイル32への通電でコア31を励磁して、コア31にアーマチュア24を吸着させ、この状態でコア31をX軸方向他方に後退させることにより、弁体2を開動作させて弁孔14aを開き、バーナにガスを供給するようにしている。また、消火時やバーナの失火時は、電磁コイル32への通電を停止し、弁体2をばね21の付勢力で閉弁位置に復帰させて、バーナへのガス供給を停止する。
また、モータ弁Aは、弁座14からX軸方向他方に所定距離離れた位置で弁室13を閉塞する蓋部材6を備えており、蓋部材6を挟んで弁室13と反対側に電磁石3の電磁コイル32が配置されている。更に、蓋部材6に、電磁コイル32よりもX軸方向一方に位置するコア31の両腕部分31a,31aが挿通される一対の貫通孔61,61が形成され、各貫通孔61内のコア31の挿通クリアランスを介して弁室13からガスが漏れることを阻止するシール部材を設けている。
尚、本実施形態では、蓋部材6を肉厚のものとして、蓋部材6の弁室13とは反対側の外面に電磁石収納用の凹部62を形成し、この凹部62の底部に各貫通孔61を形成している。そして、各貫通孔61に装着した、コア31の各腕部分31aの外周面に接するOリング7でシール部材を構成している。更に、電磁コイル32を凹部62内に収納した状態で蓋部材6に固定し、電磁コイル32に対しコア31をX軸方向に移動自在としている。また、蓋部材6の外面に、凹部62を覆うようにしてモータ4を取付けている。
以上の構成によれば、電磁コイル32がガスに晒されることを蓋部材6及びシール部材たるOリング7により防止できる。従って、電磁コイル32に流す電流、電圧がJIS規格によって制限されることがなく、商用電源を使用する場合でもトランスが不要となり、大型化、コストアップを回避できる。また、モータ4内部にガスが入ることも防止できるため、モータ4としてステッピングモータだけでなくブラシモータも使用できるようになり、設計の自由度が増す。
また、本実施形態では、電磁コイル32が移動しないため、電磁コイル32のリード線32aにコア31のストローク分の弛みを付ける必要がなく、配線コストの削減を図ることができ、更に、電磁コイル32がコア31と一緒に移動するものに比し、モータ負荷が軽減され、省電力化を図ることができる。
尚、シール部材は、上記実施形態のOリング7に限られるものではなく、図2に示す実施形態の如く、蓋部材6とコア31の各腕部分31aの外周面とに一端と他端が固定されたブーツやベローズ等の伸縮自在な筒体7´でシール部材を構成してもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、弁室13に連通するポートを流入口11、弁孔14aに連通するポートを流出口12としたが、弁室13に連通するポートを流出口、弁孔14aに連通するポートを流入口としてもよい。
A…モータ弁、1…バルブケーシング、11…流入口、12…流出口、13…弁室、14…弁座、14a…弁孔、2…弁体、24…アーマチュア、3…電磁石、31…コア、32…電磁コイル、4…モータ、5…送りねじ機構、6…蓋部材、7…Oリング(シール部材)、7´…筒体(シール部材)。

Claims (3)

  1. ガス流入口と、ガス流出口と、ガス流入口とガス流出口との一方に連通する弁室と、ガス流入口とガス流出口との他方に連通する弁孔が形成された弁室の一端の弁座とを有するバルブケーシングと、弁座に着座して弁孔を閉塞可能な閉じ方向にバネで付勢される弁室内の弁体と、弁体に連結されるアーマチュアと、アーマチュアに対向するコア及びコアを励磁する電磁コイルを有する電磁石と、モータと、モータの回転により弁体の開閉方向たるX軸方向にコアを進退する送りねじ機構とを備え、コアを弁体に向けてX軸方向一方に前進させてアーマチュアに当接させると共に、電磁コイルへの通電でコアを励磁して、コアにアーマチュアを吸着させ、この状態でコアをX軸方向他方に後退させることにより、弁体を開動作させるようにしたモータ弁において、
    弁座からX軸方向他方に所定距離離れた位置で弁室を閉塞する蓋部材が設けられ
    アーマチュアは弁室に配置されるが、電磁コイルは蓋部材を挟んで弁室と反対側に配置され、
    更に、蓋部材に、電磁コイルよりもX軸方向一方に位置し、X軸方向に進退するコアの部分が挿通される貫通孔が形成され、貫通孔内のコアの挿通クリアランスを介して弁室からガスが漏れることを阻止するシール部材を備えることを特徴とするモータ弁。
  2. 前記電磁コイルを前記蓋部材に固定し、電磁コイルに対し前記コアをX軸方向に移動自在とすることを特徴とする請求項1記載のモータ弁。
  3. 前記シール部材は、前記蓋部材と前記コアの外周面とに一端と他端が固定された伸縮自在な筒体で構成されることを特徴とする請求項1又は2記載のモータ弁。
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