JP6087606B2 - シート処理装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

シート処理装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、シート処理装置、その制御方法、及びプログラムに関するものである。
大量のシートを積載するシート処理装置においては、シートを高い精度で整合して排出する性能が要求されている。特許文献1には、積載トレイ上に揃え部材を設け、シート排出方向と平行なシート端面に揃え部材を接離させてシート端面の位置を揃えて集積するシート整合処理が提案されている。
特開2006−206331号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する問題がある。例えば、上記従来技術では、整合性を重視し、排出時に整合処理を施しているが、ユーザの目的やジョブの種類によっては、出力物の整合性を重視する必要がない場合がある。例えば、ユーザが排出先に出力中のページを途中で確認したい場合においても、整合処理部が常に動作しているため、整合処理がないシート処理装置に排出される時のように出力中に出力物を容易に取り出すことができない。
また、整合性が他の種類のジョブと比べて重視されないジョブの種類の例としては、ラッシュプリント(割り込み印刷)やサンプル印刷ジョブが挙げられる。これらは、すぐに出力物が排紙トレイから取り出されることが想定されるため積載性が求められていない場合がある。またジョブで使用するメディアタイプによっても整合処理が擦れを生じてしまうため、整合処理が好ましくない場合はそのジョブのみは整合処理を適用しない制御が求められる。
しかしながら、上記従来技術ではジョブ毎に整合処理を適用するか否かを設定することができないため、ユーザが予め整合処理をしない排紙トレイを設定するか、出力用紙が擦れてしまう前提で出力する必要があった。さらには、整合処理は、整合処理部が動作する際に動作音が発生する。この動作音が望ましくない静音モードでシート処理装置が動作している場合などは、整合処理も適用されずに静音を優先したいケースも考えられる。このように目的に応じては、整合処理が望ましくないケースはあるが、従来はジョブの種類や目的に応じて、整合処理の動作を制御するような構成にはなっていない。
本発明は、上述の問題に鑑みて行われたものであり、排出されたシートの整合処理の有無をジョブ単位で切り替えられる仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、シート処理装置であって、排出されたシートを積載するシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシートの側面に当接して該積載されたシートを整合する整合部材を有する整合手段と、前記整合手段による整合を行うか否かをジョブ単位でユーザが設定した印刷ジョブを受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けた印刷ジョブのために前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されているか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されていると判断された場合に、前記整合処理を実行するよう制御し、前記判断手段によって前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されていないと判断された場合に、前記シート処理装置に設定された前記整合処理の設定に従って前記整合処理を実行するか否かを決定する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明は、排出されたシートの整合処理の有無をジョブ単位で切り替えられる仕組みを提供できる。
実施形態に係る画像形成システムの主要部の断面構造を示す構成図。 実施形態に係る画像形成システム全体の制御を司るコントローラの構成を示すブロック図。 実施形態に係る画像形成装置の操作表示部400を説明する図。 実施形態に係るフィニッシャの構成を説明する図で、(A)は正面図、(B)は、シートの排出方向から見た図。 実施形態に係るフィニッシャ制御部の構成を示すブロック図。 積載トレイと整合板の位置関係を示す図で、(A)はシートの整合を行う時の整合板の状態を示す図、(B)は整合板を対比させた状態を示す図。 実施形態に係るフィニッシャにおけるシートの搬送を説明する図。 実施形態に係るソートモード時の排紙トレイ上でのシート整合動作を説明する図。 実施形態に係るシフトソートモード時の排紙トレイ上でのシート整合動作を説明する図。 実施形態に係る仕上げモードの選択画面を示す図。 第1の実施形態における整合処理設定を適用する際の処理を示すフローチャート。 第1の実施形態における整合処理設定適用を判断し適用を制御する際の処理を表すフローチャート。 第1の実施形態におけるジョブ単位の整合処理設定画面を示す図。 第1の実施形態における整合処理が適していない各種設定を示す図。 第1の実施形態における整合処理が適していない場合の通知画面を示す図。 第2の実施形態におけるジョブ間隔の例を示す図。 第2の実施形態におけるジョブ間隔の変更処理を表すフローチャート。 第3の実施形態におけるジョブ間隔の変更処理を表すフローチャート。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<全体構成>
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成システムの主要部の断面構造を示す構成図である。
この画像形成システムは、画像形成装置10とシート積載装置としてのフィニッシャ500とを備えている。ここでは、画像形成装置10にフィニッシャ500が接続された状態の画像形成システム(シート処理装置)として説明する。しかしながら、本発明は、これに限定されず、シートを排出して積載する機構を備えるシート処理装置であれば適用可能である。即ち、画像形成システム、画像形成装置、及びシート積載装置は、それぞれシート処理装置の一例となりうる。画像形成装置10は、原稿から画像を読み取るイメージリーダ200、及び読み取った画像をシート上に形成(印刷)するプリンタ350を備えている。
原稿給送装置100は、原稿トレイ101上に上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚ずつ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上の所定の取り位置を経て搬送し、その後、排紙トレイ112へ排出する。このときスキャナユニット104は所定の読取位置に固定されており、原稿が読取位置を通過するときに、その原稿の画像がスキャナユニット104により読み取られる。原稿が読取位置を通過する際に、原稿がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、原稿からの反射光がミラー105、106、107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像され、画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、プリンタ350の露光部110にビデオ信号として入力される。
プリンタ350の露光部110は、イメージリーダ200から入力されたビデオ信号に基づいて変調したレーザ光を出力する。このレーザ光は、ポリゴンミラー119により走査されながら感光ドラム111上に照射され、感光ドラム111には、その走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。この感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤によって現像され可視像化される。
印刷に使用されるシートは、プリンタ350に装備されている給紙段114或いは給紙段115から、ピックアップローラ127或いは128の回転により1枚ずつ取り出される。こうして取り出されたシートは、給紙ローラ129或いは給紙ローラ130の回転によりレジストローラ126の位置まで搬送される。図1では説明のため、給紙段を2つだけ示しているが、プリンタ350はこれら以外に不図示の給紙段を備えていてもよい。また図示しないオプション給紙装置をプリンタ350に接続することで、給紙段を増設することが可能な構成であってもよい。こうしてシートの先端がレジストローラ126の位置まで達したところで、レジストローラ126が所定のタイミングで回転駆動され、そのシートを感光ドラム111と転写部116との間に搬送する。これにより感光ドラム111に形成された現像剤像は、その給紙されたシート上に転写部116により転写される。こうして現像剤像が転写されたシートは定着部117に搬送され、定着部117は、そのシートを加熱及び加圧することによって、シート上に画像を定着させる。定着部117を通過したシートは、フラッパ121及び排出ローラ118を経てプリンタ350から外部(フィニッシャ500)に向けて排出される。またシートの両面に画像形成を行う場合には、シートは反転パス122を介して両面搬送パス124へ搬送され、再度、レジストローラ126の位置まで搬送される。
<コントローラ>
次に、図2を参照して、本画像形システム全体の制御を司るコントローラユニット90の構成について説明する。
コントローラユニット90は、図2に示すように、CPU回路部900を有し、CPU回路部900は、CPU901、ROM902、記憶部903を内蔵する。記憶部903は、HDDやRAMで構成される。CPU901は、本画像形システム全体の基本制御を行うCPUであり、制御プログラムが書き込まれたROM902と処理を行うための記憶部903がアドレスバス、データバスにより接続されている。CPU901は、ROM902に格納されている制御プログラムにより各制御部911、921、922、904、931、941、951を総括的に制御する。記憶部903は、制御データを一時的に保持し、また制御に伴う演算処理の作業領域として用いられる。
原稿給送制御部911は、原稿給送装置100をCPU回路部900からの指示に基づき駆動制御する。イメージリーダ制御部921は、上述のスキャナユニット104、イメージセンサ109などに対する駆動制御を行い、イメージセンサ109から出力された画像信号を画像信号制御部922に転送する。画像信号制御部922は、イメージセンサ109からのアナログ画像信号をデジタル信号に変換した後に各処理を施し、このデジタル信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部931に出力する。また、コンピュータ905から外部I/F904を介して入力されたデジタル画像信号に各種処理を施し、このデジタル画像信号をビデオ信号に変換してプリンタ制御部931に出力する。この画像信号制御部922による処理動作は、CPU回路部900により制御される。
プリンタ制御部931は、入力されたビデオ信号に基づき露光部110、プリンタ350を制御し、画像形成、シート搬送を行う。フィニッシャ制御部951はフィニッシャ500に搭載され、CPU回路部900と情報のやり取りを行うことによってフィニッシャ全体の駆動制御を行う。この制御内容については後述する。操作表示制御部941は、操作表示部400とCPU回路部900との間で情報のやり取りを行う。操作表示部400は、画像形成に関する各種機能を設定する複数のキー、設定状態を示す情報を表示するための表示部などを有する。各キーの操作に対応するキー信号をCPU回路部900に出力するとともに、CPU回路部900からの信号に基づき対応する情報を操作表示部400に表示する。
<操作表示部>
図3は、実施形態に係る画像形成装置の操作表示部400を説明する図である。
操作表示部400には、画像形成動作を開始させるためのスタートキー402、画像形成動作を中断するためのストップキー403、置数設定等を行うテンキー404〜413、クリアキー415、リセットキー416などが配置されている。また、上部にタッチパネルが形成された表示部420が配置されており、この表示部420の画面上にソフトキーを作成可能となっている。
この画像形成装置では、後処理モードとして、ノンソート、ソート、シフトソート、ステイプルソート(綴じモード)などの各処理モードを有する。このような処理モードの設定などは、操作表示部400からの入力操作により行われる。例えば、後処理モードを設定する際には、図3に示す初期画面でソフトキーである「仕上げ」キー417を選択すると、メニュー選択画面が表示部420に表示され、このメニュー選択画面を用いて処理モードの設定が行われる。
<フィニッシャ>
次に、フィニッシャ500の構成を、図4を参照して説明する。図4は、実施形態に係るフィニッシャ500の構成を説明する図である。図4(A)はフィニッシャ500を正面から見た図であり、図4(B)は、フィニッシャ500の積載トレイ(シート積載手段)700、701をシートの排出方向側から見た図である。
まず図4(A)を参照して説明する。
フィニッシャ500は、画像形成装置10から排出されたシートを順に取り込み、取り込んだ複数のシートを整合して1つの束に束ねる処理、束ねたシート束の後端をステイプルで綴じるステイプル処理などの後処理を行う。フィニッシャ500は、画像形成装置10から排出されたシートを搬送ローラ対511により搬送パス520に取り込む。搬送ローラ対511により内部に取り込まれたシートは、搬送ローラ対512、513、514を介して搬送される。搬送パス520上には、搬送センサ570、571、572、573が設けられており、それぞれシートの通過を検出している。搬送ローラ対512は、搬送センサ571とともにシフトユニット580に備え付けられている。
シフトユニット580は、後述するシフトモータM5(図5)により、シートの搬送方向に直交するシート幅方向へシートを移動させることが可能である。搬送ローラ対512がシートを挟持している状態で、シフトモータM5を駆動することにより、シートを搬送しながら、そのシートを幅方向にオフセットすることができる。シフトソートモードでは、部ごとにシート束の位置が幅方向へずらされる。オフセット量としては、例えば、幅方向の中心位置に対して手前側に15mm(手前シフト)、或いは奥側に15mm(奥シフト)が設定される。シフト指定がない場合は、シートは手前シフトと同じ位置に排出される。
フィニッシャ500は、搬送センサ571からの入力により、シートがシフトユニット580を通過したことを検知すると、シフトモータM5(図5)を駆動させて、シフトユニット580をセンター位置へと戻す。搬送ローラ対513と514の間には、搬送ローラ対514によって反転搬送されるシートをバッファパス523に導く切替フラッパ540が配置されている。切替フラッパ540は後述するソレノイドSL1(図5)により駆動される。
搬送ローラ対514と515の間には、上排紙パス521または下排紙パス522に搬送するかを切り替える切替フラッパ541が配置されている。切替フラッパ541は後述するソレノイドSL1により駆動される。切替フラッパ541が上排紙パス521側に切り替わると、バッファモータM2(図5)により回転駆動される搬送ローラ対514により、シートは上排紙パス521へ導かれる。そして、シートは、排紙モータM3(図5)により回転駆動される搬送ローラ対515により積載トレイ(排紙トレイ)701へ排出される。上排紙パス521上には搬送センサ574が設けられており、シートの通過を検出している。また切替フラッパ541が下排紙パス522側に切り替わると、バッファモータM2により回転駆動される搬送ローラ対514により、シートは下排紙パス522へ導かれる。そのシートは更に、排紙モータM3により回転駆動される搬送ローラ対516〜518により処理トレイ630へ導かれる。下排紙パス522上には搬送センサ575、576が設けられており、シートの通過を検出している。処理トレイ630へ導かれたシートは、束排紙モータM4(図5)により回転駆動される束排紙ローラ対680により、後処理モードに応じて、処理トレイ630上または積載トレイ700上へ排出される。
また、積載トレイ701上には、図4(B)に示すように、積載トレイ701に排紙されたシートの両方の側端(シート搬送方向と平行する側面)に当接してシートの幅方向を揃えるための整合部材である整合板711a、711bが配置されている。なお、整合板711aは、第1の整合部材ともいい、整合板711bは、第2の整合部材ともいう。これら整合板711a、711bは、図4(A)では、符号711で示している。同様に、積載トレイ700上には、積載トレイ700に排紙されたシートのシート幅方向を揃えるための整合板710a、710bが配置されている。これら整合板710a、710bは、図4(A)では、符号710で示している。これら整合板710a、710bは、それぞれ後述する下トレイ整合モータM11、M12(図5)により、シート幅方向に移動可能であり、図4(A)で、整合板710aが手前側、整合板710bが奥側に配置されている。また整合板711a、711bは、それぞれ後述する上トレイ整合モータM9、M10(図5)によって同様に駆動され、図4(A)で、整合板711aが手前側、整合板711bが奥側に配置されている。また整合板710、711は、それぞれ、後述する上トレイ用の整合板昇降モータM13(図5)、下トレイ用の整合板昇降モータM14(図5)により移動される。例えば、整合板710、711は、実際に整合処理を行う整合位置(図6(A))と、待機状態にある待機位置(図6(B))との間を、整合板軸713を中心に上下に移動される。
積載トレイ700及び701は、後述のトレイ昇降モータM15、16(図5)により昇降可能となっている。後述の紙面検知センサ720及び721(図4(A))により、トレイまたはトレイ上のシートの最上面が検出される。フィニッシャ500は、紙面検知センサ720、721からの入力に応じて、トレイ昇降モータM15、16を回転駆動することで、常に前述のトレイまたはトレイ上のシートの最上面が一定の位置になるように制御する。また、積載トレイ700及び701上のシートの有無は、紙有無センサ730或いは731(図4(A))により検出される。
<フィニッシャ制御部>
次に、フィニッシャ500を駆動制御するフィニッシャ制御部951の構成について図5を参照して説明する。図5は、実施形態に係るフィニッシャ制御部951の構成を示すブロック図である。
フィニッシャ制御部951は、CPU952、ROM953、記憶部954等を備えている。フィニッシャ制御部951は、CPU回路部900と通信を行い、コマンドの送受信やジョブの情報、シートの受け渡し通知などのデータ交換を行い、ROM953に格納されている各種プログラムを実行してフィニッシャ500の駆動制御を行う。次にフィニッシャ500に備えられた各種入出力に関して説明する。
フィニッシャ500は、シートの搬送のために、搬送ローラ対511〜513を回転駆動する入口モータM1、バッファモータM2、排紙モータM3、シフトモータM5、ソレノイドSL1、SL2、搬送センサ570〜576を備えている。また、フィニッシャ500は、処理トレイ630(図4(A))の各種部材を駆動する手段として、束排紙ローラ対680を駆動する束排紙モータM4、整合部材641(図4(A))を駆動する整合モータM6、M7を備えている。さらに、フィニッシャ500は、揺動ガイドを昇降駆動する揺動ガイドモータM8を備えている。また、フィニッシャ500は、積載トレイ700、701を昇降させるためのトレイ昇降モータM15、M16、紙面検知センサ720、721(図4(A))、紙有無センサ730、731を備えている。またフィニッシャ500は、積載トレイ上のシートの整合動作ための上トレイ整合モータM9、M10、下トレイ整合モータM11、M12、上トレイ整合板昇降モータM13、下トレイ整合板昇降モータM14を備えている。
<ソート動作>
次に、ソートモードのシートの流れについて図3、図7、図8及び図10、11を参照して説明する。ユーザが画像形成装置10の操作表示部400において、図3に示す初期画面で「用紙選択」キー418を押下すると、図11に示すような給紙段選択画面が表示部420に表示される。ここでユーザは、ジョブに使用するシートを選択する。ここでは、給紙段1の「A4」サイズを選択するものとする。図11は、給紙段の選択画面の一例を示す図で、ここでは「A4」サイズが選択されている。
また、ユーザが画像形成装置10の操作表示部400において、図3に示す初期画面でソフトキーである「仕上げ」キー417を選択すると、図10(A)に示すような仕上げメニュー選択画面が表示部420に表示される。ここで、図10(A)で、ユーザが「ソート」キーを選択した状態でOKボタンを押下すると、ソートモードが設定される。
また、部毎にシート束をオフセットさせる場合には、図10(A)で、ユーザが「シフト」キーを選択した状態でOKボタンを押下するとシフトモードが設定される。
ユーザによりソートモードが指定されて、ジョブが投入されると、CPU回路部900のCPU901は、フィニッシャ制御部951のCPU952に、シートのサイズ、ソートモードが選択されていることなど、そのジョブに関する情報を通知する。尚、本実施形態では、1つの印刷ジョブでシートが排出された後、次の印刷ジョブで印刷されたシートに対して、前のジョブのシートとは排出位置が異なるようにシフト動作が行われる。このような印刷ジョブ毎のシフト動作をジョブ間シフトと称す。
図7は、実施形態に係るフィニッシャにおけるシートの搬送を説明する図で、前述の図4(A)と共通する部分は同じ記号で示している。
画像形成装置10からフィニッシャ500へシートPが排出される際、CPU回路部900のCPU901は、フィニッシャ制御部951のCPU952にシートの受け渡しを開始することを通知する。更に、CPU901は、フィニッシャ制御部951のCPU952にシートPのシフト情報、シート幅情報等のシート情報を通知する。CPU952は、シートの受け渡し開始の通知を受け取ると、入口モータM1、バッファモータM2、排紙モータM3を回転駆動する。その結果、図7に示す搬送ローラ対511、512、513、514、515が回転駆動され、画像形成装置10から排出されたシートPはフィニッシャ500内に取り込まれて搬送される。搬送センサ571がシートPを検知すると、搬送ローラ対512がシートPを挟持したことになるので、CPU952は、シフトモータM5を駆動することによりシフトユニット580を移動させ、シートを幅方向へオフセットさせる。CPU901から通知されたシート情報のうちシフト情報が「シフト指定なし」であれば、一律、手前側15mmにオフセットさせる。
切替フラッパ541がソレノイドS1により図7で示す位置に回転駆動されると、シートPは上排紙パス521に導かれる。そして搬送センサ574でシートPの後端の通過が検知されると、CPU952は、搬送ローラ対515が、シートPが積載に適した速度で搬送されるように排紙モータM3を回転駆動して、シートPを積載トレイ701上に排出させる。
次に、手前シフト動作を例にソートモード時の整合動作を、図8を用いて説明する。図8は、積載トレイ701をシートの排出方向側から見た場合の整合板711a、711bの位置を説明する図である。
図8(A)に示すように、一対の整合板711a、711bは、ジョブ開始前は初期位置に待機している。ジョブが開始されると、図8(B)に示すように、手前側の整合板711aは、積載トレイ701の中心位置から、シート幅の半分の長さW/2にシフト量Zを加算した距離離れた手前側シート端位置X1から所定退避量Mだけ離れた整合待機位置に移動する。そして整合板711aは、シートが排出されるまで、この整合待機位置で待機している。一方、奥側の整合板711bは、積載トレイ701の中心位置から、シート幅の半分の長さW/2にシフト量Zを減算した距離だけ離れた奥側シート端位置X2から所定退避量Mだけ離れた整合待機位置に待機している。そして、シートPが積載トレイ701に排出され所定時間が経過したら、図8(C)に示すように、手前側の整合板711aが積載トレイの中心方向に所定押込量2Mだけ移動し、停止している奥側の整合板711bにシートPを突き当てる。その結果、シートPは、退避量Mだけ整合板711b側へ移動される。こうしてシートPを整合板711bに突き当てて所定時間が経過すると、整合板711aを図8(D)に示すように整合待機位置に退避する。このとき、シート幅方向で、整合板711aをシートPから離れる方向へ退避量Mの2倍の量である2Mだけ退避し、次のシートが積載トレイ701に排出されるまで待機する。ここでオフセット量Zが15mm、退避量Mが5mmの場合、整合動作時に、手前側の整合板711aはシートPを5mm押しこむので、整合動作後のシートのオフセット量は10mmになる。以上の動作を繰り返すことにより、積載トレイ701にシートPが排出される毎にシートPの整合が行われる。
<シフトソート動作>
次に、図3、図7、図9及び図10を参照して、シフトソートモードのシートの流れについて説明する。図10(B)に示す仕上げメニュー選択画面にて、「ソート」キー及び「シフト」キーが選択された状態で、OKキーが押下された場合、シフトソートモードが設定される。
ユーザによりシフトソートモードが指定されて、ジョブが投入されると、ノンソートモード時と同様に、CPU回路部900のCPU901は、フィニッシャ制御部951のCPU952に、シフトソートモードが選択されたことを通知する。以下では、1つの「部」を構成するシートの枚数が3枚のシフトソートモードの動作について説明する。
画像形成装置10からフィニッシャ500へシートPが排出される際、CPU回路部900のCPU901は、フィニッシャ制御部951のCPU952にシートの受け渡しを開始することを通知する。CPU952は、シートの受け渡し開始の通知を受け取ると、入口モータM1、バッファモータM2、排紙モータM3を駆動する。その結果、図7に示すように、搬送ローラ対511、512、513、514、515が回転駆動され、画像形成装置10から排出されたシートPはフィニッシャ500内に取り込まれて搬送される。搬送パスセンサ571により搬送ローラ対512がシートPを挟持したことを検知すると、CPU952は、シフトモータM5を駆動することによりシフトユニット580を移動させ、シートをオフセットさせる。CPU901から通知されたシートのシフト情報が「手前」であれば、手前側15mmに、「奥」であれば奥側15mmにオフセットさせる。
切替フラッパ541は、ソレノイドS1により図示の位置に回転駆動され、シートPは上排紙パス521に導かれる。搬送センサ574でシートPの後端の通過を検知したら、CPU952は、搬送ローラ対515が積載に適した速度で回転するように排紙モータM3の駆動し、積載トレイ701にシートPを排出させる。
シフト時の整合板の動作を、シフト方向が手前から奥に変更された場合を例に図9を用いて説明する。図9は積載トレイ701をシート排出方向側から見た時の図である。図9(A)に示すように、手前側の整合板711aの退避動作が終了したら、図9(B)に示すように、整合板711a、711bは積載トレイ701から離れる方向へ所定量だけ離間する。次に、整合板711a、711bは、シート幅方向における次のシートの整合待機位置へ移動する。図9(C)に示すように、手前側の整合板711aは積載トレイ701の中心位置から、シート幅の半分の長さW/2にシフト量Zを減算した距離離れた手前側のシート端位置X1から所定退避量M離れた整合待機位置に移動する。奥側の整合板711bは積載トレイ701の中心位置から、シート幅の半分の長さW/2にシフト量Zを加算した距離離れた奥側のシート端位置X2から所定退避量M離れた整合待機位置に移動する。整合待機位置への移動が終了したら、図9(D)に示すように、整合板711a、711bは積載トレイ701に近づく方向に所定量移動し、シートが積載トレイ701に排出されるまで待機する。この時、整合板711aは既積載シートの上面と当接している。
図9(E)に示すように、シートPが積載トレイ701に排出されてから所定時間経過すると、図9(F)に示すように、整合板711bが積載トレイ中心方向に所定押込量2M移動し、整合板711aにシートPを突き当てる。その状態で、所定時間経過すると、図9(G)に示すように、整合板711bが積載トレイ中心とは反対方向に所定押込量2M退避し、次のシートが積載トレイ701に排出されるまで待機する。
以上のようにシフト方向に変更があった場合は、一旦整合板を積載トレイから上方向へ離間し、整合位置を変更してから下降し、積載トレイにシートが排出される毎にシートを整合する。
<積載トレイ(排紙トレイ)の選択>
図10(A)に示す仕上げメニュー選択画面にて、「排紙先選択」キーを選択すると図10(C)に示すような排紙先の選択画面が表示部420に表示される。ここでユーザが排紙先を選択しOKキーを押すと排紙先が選択され、図10(A)に示すような仕上げメニュー選択画面が表示部420に表示される。
<第1の実施形態>
以下では、図11乃至図15を参照して、本発明に第1の実施形態について説明する。まず、図11を参照して、整合処理設定がジョブの設定又は画像形成装置10の設定によって適用される際の処理手順について説明する。本フローチャートは、ROM902に格納されたプログラムに従ってCPU回路部900が実行することによって実現される。
S1101において、CPU回路部900外部I/F904及び画像信号制御部922を介して外部から印刷ジョブを受信する。続いて、S1102において、CPU回路部900は、受信したジョブに対して、整合処理の設定があるか否か(オン・オフ・自動の何れか)を判定する。受信したジョブに対して何かしらの整合処理設定があると判断した場合、CPU回路部900は、S1104へ処理を移行し、受信したジョブ対して整合処理設定がないと判断した場合、CPU回路部900は、S1103へ処理を移行する。
S1103において、CPU回路部900は、画像形成装置10に対して、操作表示制御部941から設定された整合処理設定がオンになっているか否かを判定する。画像形成装置10に対して整合処理設定がオンになっている場合はS1104へ移行する。S1104において、画像信号制御部922は、設定されている整合処理のオンまたはオフの設定をプリンタ制御部931に通知し、処理を終了する。
プリンタ制御部931は、整合処理のオンの設定が通知された場合、ジョブを実行することによって排紙される印刷物を、整合板(711aと711bまたは710aと710b)を使って整合する。一方、整合処理のオフが設定された場合、ジョブを実行することによって排紙される印刷物、整合板によって整合しない。
このように、ジョブごとに、ジョブを実行することによって排紙される印刷物を整合するか否かを、ユーザが指定することができる。また、ジョブに対して整合処理をしないよう設定されている場合でも、画像形成装置10の設定として、整合処理がオンになっている場合には、整合処理をするよう制御することができる。
なお、本実施形態では、S1103で、画像形成装置10の設定も考慮する例を説明したが、S1102でジョブに対して整合処理が設定されていない場合には、S1103及びS1104の処理を実行しないようにしてもよい。それによって、画像形成装置10の設定に関わらず、ユーザは、ジョブに対する整合処理のオン/オフの設定に従って、ジョブごとに整合処理を実行させるか否かを決めることができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について、図12を用いて説明する。
図12は、CPU回路部900が外部I/F904及び画像信号制御部922を介して外部から印刷ジョブを受信し、ジョブを解析後プリンタ制御部931に印刷指示を出すまでの一連の処理手順を示す。本フローチャートは、ROM902に格納されたプログラムに従ってCPU回路部900が実行することによって実現される。
S1201において、CPU回路部900は、受付手段として機能し、外部I/F904を介して外部から印刷ジョブを受信する。S1202において、CPU回路部900は、受信したジョブの整合処理設定がオフかどうかを判定する。整合処理がオフの場合、CPU回路部900は、S1209へ処理を移行し、整合処理がオフ以外の場合、CPU回路部900は、S1203へ処理を移行する。
ここで受信したジョブが、プリンタドライバ経由で整合処理の設定が指定されていた場合、CPU回路部900は、その設定に従う。ただし、図11で示したようにプリンタドライバ経由ではなく、直接ジョブがダイレクトキューなどにより整合処理の指定がないまま投入された場合、CPU回路部900は、図10(C)で設定した画像形成装置10自体に設定されている整合処理の設定に従う。
S1203において、CPU回路部900は、受信したジョブの種類、受信したジョブに使用されるメディアタイプ、及び画像形成装置10の設定から整合処理をオフに変更した方が望ましい設定が含まれているかを判定する。つまり、ここでは、受信したジョブの設定と、画像形成装置10の設定とに、整合処理の実行に影響を与える設定が含まれているか否かを判定している。CPU回路部900は、予めROM902に記憶された整合処理が適していない設定を参照し、整合処理の設定をオフにすることが適している条件が含まれているかを判定する。つまり、CPU回路部900は、ROM902に記憶された設定と、一致する設定が有るか否かを判定する。
予めROM902に記憶されている、整合処理が適していない設定の例を図14に示す。図14に示すように、整合処理が適していない設定とは、例えば、ジョブ設定としてのサンプルプリント、ラッシュプリント、メディアタイプとしての薄紙、コート紙、OHPシート、画像形成装置の設定としての静音モードなどがある。つまり、図14の例では、ジョブがサンプルプリント、ラッシュプリント設定されている場合には整合処理は重視されないと判断している。サンプルプリントとは、ジョブに設定された設定部数分の印刷を実行する前に、1部数の印刷物(または1部数の中のユーザによって指定されたページの印刷物)を試し印刷する設定である。このサンプルプリントを実行する場合、ユーザは、最初に印刷された1部数の印刷物を手に取って各ページを確認する目的で排紙するため、厳密な整合処理は必要とされない。そのため、サンプルプリントは、整合処理が適していない設定として登録されている。ラッシュプリントは、実行中のジョブを中断し、中断したジョブに優先して、印刷を行う割り込み印刷機能である。このラッシュプリントを実行する場合、ユーザは、急いで印刷物を手に入れたいと考えているため、印刷物の整合性よりも、速さが必要とされる可能性が高い。そのため、ラッシュプリントは、整合処理が適していない設定として登録されている。また、画像形成装置10の特徴により上にコート紙や薄紙、OHPシートなどが使用されている場合には、整合処理が用紙の表面を擦ってしまう可能性があるため整合処理が適切でない場合がある。さらには、画像形成装置10が静音モードで動作している場合には、整合処理の動作をオフにし、整合動作中の音を減らす。静音モード時には、整合動作に限らずスキャナなどもオフにすることが可能である。なお、図14に示す整合処理が適していない各種設定は、ユーザまたはサービスマンによって予め設定でき、画像形成装置10の特徴に合わせることができる。
図12の説明に戻る。S1203において、CPU回路部900は、受信したジョブに上記設定がある場合には、整合処理をオフにすることが望ましいと判断する。整合処理設定をオフにすることが望ましい設定が含まれていた場合、CPU回路部900は、S1204へ処理を移行する。それ以外の場合、CPU回路部900は、S1207に処理を移行する。
S1204において、CPU回路部900は、整合処理設定が自動か否かを判定する。整合処理を自動に設定するための画面については、図13を用いて後述する。ここで、自動が設定されていると判定した場合、CPU回路部900は、S1208へ処理を移行し、自動が設定されていない場合(すなわち、整合処理がオンに設定されている場合)、S1205へ処理を移行する。S1205において、画像信号制御部922は、設定されている整合処理が印刷するジョブまたは、画像形成装置10の設定に対して適切でないことをユーザに通知するため、操作表示制御部941に通知する。操作表示制御部941が通知する例は図15に示す。その後、S1206において、CPU回路部900は、操作表示制御部941から整合処理設定をオフにする変更通知(ユーザ入力)を受けたか否かを判定する。整合処理設定をオフに変更する通知を受けた場合、CPU回路部900は、S1208へ処理を移行する。変更通知がなかった場合、S1207へ移行する。
S1207において、CPU回路部900は、整合処理をオンに設定し、当該設定をプリンタ制御部931に通知し、処理を終了する。一方、S1208において、CPU回路部900は、整合処理をオフに設定し、当該設定をプリンタ制御部931に通知し、処理を終了する。
プリンタ制御部931は、整合処理のオンの設定が通知された場合、ジョブを実行することによって排紙される印刷物を、整合板(711aと711bまたは710aと710b)を使って整合する。一方、整合処理のオフが設定された場合、ジョブを実行することによって排紙される印刷物、整合板によって整合しない。
<設定画面>
次に、図13を参照して、ジョブの投入時に、ユーザがジョブの仕上がり設定を行うユーザインタフェースの一例について説明する。この画面は、ユーザがコンピュータ905にインストールするプリンタドライバに表示する画面である。但し、この画面はコンピュータにインストールされたプリンタドライバに限らず、印刷ジョブの印刷設定を施すことが可能なユーザインタフェースに共通して適用可能である。例えば、画像形成装置10の操作表示部400に表示してもよい。
図13に示す画面1300は、プリンタドライバでジョブの各種印刷設定を施す画面を示す。この図13に示す画面は、ジョブの投入時に設定する画面であり、図10に示した画像形成装置10に対する設定画面とは別に存在する。メディア設定タブ1301から印刷に適用する用紙サイズや用紙タイプのメディアを選択することができる。また、レイアウト設定タブ1302からジョブに適用する製本設定や両面指定などの面付けを設定することができる。また、仕上げ設定タブ1303から本実施形態で示すジョブの排紙動作を設定することができる。
排紙先設定プルダウン1304は、ジョブの出力先トレイを指定する。プルダウンから、フィニッシャが排紙可能な排紙トレイを選択することが可能である。排紙モード設定プルダウン1305では、フィニッシャが排紙可能な仕上がりモード(ソートやシフトソートなど)を指定する。
整合処理設定プルダウン1306は、出力するジョブに整合処理を適用するかどうか(オン、オフ、自動)を選択する。自動が選択された場合には、その他のジョブの設定や画像形成装置10の設定に応じて、整合処理のオン・オフを決定する。また、オンを選択した場合も前述した図12で示したように整合処理が適していない場合には、ユーザに整合処理がジョブ設定に適していないことを通知し、適切な処理を促す。OKボタン1307が押下され、画面1300で設定された内容がジョブに適用されると、画面1300が閉じられる。一方、キャンセルボタン1308が押下され、画面1300で設定した内容が破棄され、画面1300が閉じられる。
<通知画面>
次に、図15を参照して、S1205でユーザに整合処理設定変更を促す際の通知画面の一例について説明する。図15(A)は、ジョブに対する整合処理がオンに設定されており、画像形成装置10に静音モードが設定されている場合に表示される通知画面1501を示す。本通知画面1501より、整合処理オフボタン1502を押下しユーザは整合処理設定をオフにし、印刷を継続することができる。その場合、CPU回路部900は、プリンタ制御部931に整合処理設定のオフを通知し、プリンタ制御部931は、ジョブを実行することによって排紙される印刷物、整合板によって整合しない。また、印刷継続ボタン1503を押下し整合処理設定をオンのまま印刷を継続するよう選択することが可能である。その場合、CPU回路部900は、プリンタ制御部931に整合処理設定のオンを通知し、プリンタ制御部931は、ジョブを実行することによって排紙される印刷物を、整合板を使って整合する。このような設定変更通知は、図14で示した整合処理が適切でない各種設定が含まれていた場合に表示される。よって、サンプルプリント時やラッシュプリント時も同様の通知画面が表示される。
図15(B)は、S1205でジョブに整合処理が適していないメディアが含まれていた場合の設定変更通知画面1504の例である。整合処理が適していないメディアが含まれていた場合には、ユーザは次の4択から設定可能となる。ユーザは整合処理オフボタン1505を押下し、指定された整合処理をオフにすることができる。その場合、CPU回路部900は、プリンタ制御部931に整合処理設定のオフを通知し、プリンタ制御部931は、ジョブを実行することによって排紙される印刷物、整合板によって整合しない。また、メディアタイプ変更ボタン1506を押下し、メディアタイプを変更し、整合処理の影響が小さいメディアタイプに設定変更することができる。そして、整合処理の影響が小さいメディアタイプに変更された後、CPU回路部900は、プリンタ制御部931に整合処理設定のオンを通知し、プリンタ制御部931は、ジョブを実行することによって排紙される印刷物を、整合板を使って整合する。また、排紙トレイ変更ボタン1507を押下し、出力する排紙トレイを変更し、整合処理が適用されない排紙トレイを選択することができる。その場合、CPU回路部900は、プリンタ制御部931に排紙トレイの変更を通知し、プリンタ制御部931は、ジョブを実行することによって排紙される印刷物を、整合処理が行われない(整合板が備えられていない)排紙トレイに排紙する。また、継続印刷ボタン1508を押下し、警告を無視し、そのまま印刷することもできる。その場合、CPU回路部900は、プリンタ制御部931に整合処理設定のオフを通知し、プリンタ制御部931は、ジョブを実行することによって排紙される印刷物、整合板によって整合しない。このように、本実施形態によれば、整合処理をオフに変更することと、メディアタイプを変更することと、排紙トレイを変更することと、設定を変更しないこととの少なくとも1つを選択可能に画面を構成する。
以上説明したように、本実施形態によれば、整合処理が適していない設定がジョブや画像形成装置に含まれている場合には、ユーザに対して印刷実行前に通知することで必要に応じて設定を変更させることができる。これにより、ユーザにとっては、より目的に応じた印刷を実行することができ、再印刷などの無駄な出力も防ぐことができる。
<第3の実施形態>
以下では、図16及び図17を参照して、第3の実施形態について説明する。第1の実施形態及び第2の実施形態では、ユーザの目的に応じて整合処理の設定を制御することが可能となった。よって、整合処理設定がオンとオフのジョブが混在することになる。ユーザが目的に応じて、整合処理をオフに設定しジョブを出力した場合は、ユーザが排紙トレイに出力された出力物をすぐに取り出すことが想定される。しかし、すぐ後の整合処理がオンに設定されているジョブの出力が開始されてしまった場合には、シート積載部の整合板が動作し始めるため、出力物を排紙トレイから取り出し難くなり、ユーザは出力物を排紙トレイから取り出す十分な時間がない可能性がある。そのため、ユーザは一旦次のジョブ出力を中断させ、排紙トレイに積載されている出力物を取り除く必要がある。これは、ジョブの中断、再開指示が発生し、印刷全体の生産性が落ちることになる。よって、本実施形態では、連続する印刷ジョブの整合処理設定に応じてジョブの出力間隔を延長する例について説明する。なお、本実施形態は、上記第1の実施形態に組み合わせて適用されてもよい。
図16(A)では、整合処理がオフに設定されたジョブが連続して出力された場合のジョブ間隔の例を示す。整合処理がオフに設定されたジョブが連続する場合には、ユーザは後続のジョブの出力が開始された場合でも整合板の動作がないため、通常のジョブ間隔(T)が適用される。これにより、ユーザは整合処理オフが連続しているため、必要に応じて排紙された出力物を任意に取り出すことが可能である。
図16(B)は、整合処理がオンに設定されたジョブが連続して出力された場合のジョブ間隔の例を示す。この例でもジョブ間隔は通常通りの間隔(T)である。これは、ユーザがすぐに出力物を取り出すことが想定されていないためである。
図16(C)は、整合処理がオフに設定されたジョブの後に、整合処理がオンに設定されたジョブが続く場合のジョブ間隔の例を示す。この場合、整合処理がオフに設定されたジョブの後のジョブ間隔が、通常のジョブ間隔(T)よりも長いジョブ間隔((T)+α)が適用される。このように、必要に応じて、ジョブ間隔が延長されることによって、ユーザが確実に整合処理がオフに設定されたジョブにおいて出力された出力物を排紙トレイから取り除くことができ、次の整合処理がオンに設定されたジョブを中断する必要がなくなる。このようにジョブ間隔を制御することで、結果的に画像形成装置10の生産性が大幅に低減することを抑制することができる。
図16(D)は、整合処理がオンに設定されたジョブの後に整合処理がオフのジョブが続く場合のジョブ間隔の例を示す。この場合は、整合処理がオンに設定されたジョブを排紙トレイから取り出す場合も、後続のジョブが整合処理がオフに設定されているため、ユーザは必要に応じて出力物を取り出すことが可能であり、ジョブ間隔は通常通りのままとなる。
次に、図17を参照して、印刷するジョブの設定とその前のジョブの設定に応じてジョブ間隔を延長する動作を制御する処理手順について説明する。本フローチャートは、ROM902に格納されたプログラムに従って画像信号制御部922が実行することによって実現される。
S1701において、CPU回路部900は、受付手段として機能し、外部I/F904からジョブを受信する。続いて、S1702において、画像信号制御部922は、受信したジョブの整合処理設定(オン/オフ)を一時的に記憶部903に記憶する。この情報は後続のジョブが投入され、次のジョブ間隔を制御する際の判断に使用される。よって、当該情報は、後続のジョブの印刷後に記憶部903から削除される。
次に、S1703において、CPU回路部900は、受信した際に前のジョブが印刷中であるかをプリンタ制御部931に問い合わせて、判定する。まだ前のジョブが印刷中である場合、CPU回路部900は、S1704へ処理を移行し、印刷中のジョブがない場合、CPU回路部900は、S1708へ処理を移行する。
S1704において、CPU回路部900は、S1701で受信したジョブに対して整合処理がオンに設定されているか否かを判定する。整合処理がオンに設定されていると判定した場合、CPU回路部900は、S1705へ移行し、整合処理がオフに設定されていると判定した場合、CPU回路部900は、S1708へ移行する。
S1705において、CPU回路部900は、前のジョブが整合処理オンで出力されたか否かを記憶部903に格納されている先行ジョブの情報から判定する。先行ジョブが整合処理オンと判定した場合、CPU回路部900は、S1707へ処理を移行し、先行ジョブが整合処理オフと判定した場合、CPU回路部900は、S1706へ処理を移行する。
S1706において、CPU回路部900は、通常のジョブ間隔(T)よりもα時間ジョブ間隔を延長する。この延長時間αはサービスマンによって変更可能である。続いて、S1707において、CPU回路部900は、延長したジョブ間隔に相当する時間が経過するまで待機し、経過するとS1708に処理を移行する。
S1708において、CPU回路部900は、プリンタ制御部931へ印刷開始を指示し、処理を終了する。このように、受信したジョブの前のジョブの設定に応じて、ジョブの印刷を開始する間隔を延長することで、ユーザが次のジョブの設定に影響されることなく出力物を排紙トレイから取り出しやすくすることが可能となる。例えば、本実施形態では、先行ジョブが整合処理がオフで、後続するジョブが整合処理がオンの場合に、先行ジョブ終了後にユーザが排紙トレイに積載されたシートを取り出すことを想定し、取り出すための時間を設けるために、ジョブ間隔を延長している。これは、後続するジョブが整合処理がオンであるため、ユーザが先行ジョブのシートを取り出す前に、後続ジョブが開始されると、整合動作が行われることによりユーザがシートを取り出しにくくなるためである。つまり、後続するジョブが開始される前に先行ジョブのシートをユーザが排紙トレイから取り出す猶予を、ジョブ間隔を延長することで与えている。これにより、後続ジョブが中断されることも回避することができる。
<第4の実施形態>
以下では、図18を参照して、第4の実施形態について説明する。上記第2の実施形態では、図17を参照して、整合処理がオフに設定されたジョブの後に、整合処理がオンに設定されたジョブを連続で印刷する場合に、後続するジョブの印刷開始までの時間を延長する制御について説明した。本実施形態では、排紙トレイに積載されたシートの有無を検出するセンサを設けた場合の制御について説明する。なお、本実施形態は、上記第1の実施形態に組み合わせて適用されてもよい。
図18を参照して、印刷開始までの時間を排紙トレイの紙有無センサによって、排紙トレイのシートが取り除かれたか否かを検知し、次のジョブの印刷開始を指示する処理手順について説明する。本フローチャートは、ROM902に格納されたプログラムに従ってCPU回路部900が実行することによって実現される。なお、S1806以外は、図17の処理と同様である説明を省略する。S1806の処理は、図17のS1706及びS1707の処理の代わりとなる。
S1806において、CPU回路部900は、フィニッシャ制御部951から排紙トレイが具備する紙有無センサ730、731によって排紙トレイから紙が取り除かれたことが通知された場合、ステップ1807へ処理を移行する。通知がされない間はS1806へ戻る。このように、紙有無センサ730、731は、排紙トレイに積載されたシートが取り除かれたか否かを検出することができるセンサであれば、メカ的なセンサであっても、光学的なセンサであってもよい。
このように、本実施形態によれば、紙有無センサ730、731を用いて後続ジョブの印刷開始を指示することで、ユーザが確実に排紙トレイから出力物を取り除いたうえで整合処理設定がオンとなっている後続ジョブの出力物を排紙することができる。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (11)

  1. シート処理装置であって、
    排出されたシートを積載するシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシートの側面に当接して該積載されたシートを整合する整合部材を有する整合手段と、
    前記整合手段による整合を行うか否かをジョブ単位でユーザが設定した印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けた印刷ジョブのために前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されていると判断された場合に、前記整合処理を実行するよう制御し、前記判断手段によって前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されていないと判断された場合に、前記シート処理装置に設定された前記整合処理の設定に従って前記整合処理を実行するか否かを決定する制御手段と
    を備えることを特徴とするシート処理装置。
  2. シート処理装置であって、
    排出されたシートを積載するシート積載手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシートの側面に当接して該積載されたシートを整合する整合部材を有する整合手段と、
    前記整合手段による整合を行うか否かをジョブ単位でユーザが設定した印刷ジョブを受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けた印刷ジョブのために前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されているか否かを判断する判断手段と、
    前記印刷ジョブに設定された他の設定に前記整合処理の実行に影響を与える設定が含まれているか否かを判定する判定手段と、
    記判断手段によって前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されていると判断された場合に、前記判定手段によって前記印刷ジョブに設定された他の設定に前記整合処理の実行に影響を与える設定が含まれていなければ前記整合処理を実行するように制御し、
    記判断手段によって前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されていると判断されても、前記判定手段によって前記他の設定に前記整合処理の実行に影響を与える設定が含まれていると判断された場合に、前記整合処理の設定を変更するように促す表示を表示部に実行させる制御手段と
    を備えることを特徴とするシート処理装置。
  3. 前記判定手段は、前記印刷ジョブに設定された他の設定に加えて、前記シート処理装置の設定に前記整合処理の実行に影響を与える設定が含まれているか否かを判定することを特徴とする請求項に記載のシート処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記判断手段によって前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されていると判断されても、前記判定手段によって前記他の設定に前記整合処理の実行に影響を与える設定が含まれていると判断された場合に、前記整合処理を実行しないよう設定するための表示、または排紙先を変更するための表示を選択可能に表示部に実行させることを特徴とする請求項2又は3に記載のシート処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記整合処理の設定の変更を促した後に、当該設定が変更されなかった場合は、前記整合処理を実行するように制御することを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載のシート処理装置。
  6. 前記制御手段は、さらに、
    先行して印刷が実行された印刷ジョブで前記整合処理が行われなかった場合であって、かつ、後続して印刷を実行する印刷ジョブに対して前記整合処理を実行する場合に、通常のジョブ間隔よりも長いジョブ間隔を設定することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  7. 排紙トレイに積載されたシートの有無を検出するセンサをさらに備え、
    前記制御手段は、さらに、
    先行して印刷が実行された印刷ジョブで前記整合処理が行われなかった場合であって、かつ、後続して印刷を実行する印刷ジョブに対して前記整合処理を実行する場合に、前記先行して印刷が実行された印刷ジョブのシートが前記排紙トレイから取り除かれたことを前記センサによって検出すると、後続する印刷ジョブの印刷を実行することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  8. 前記整合処理の実行に影響を与える設定とは、ジョブ設定としてのサンプルプリント、ラッシュプリント、メディアタイプとしての薄紙、コート紙、OHPシート、及び、シート処理装置の設定としての静音モードの少なくとも何れかであることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  9. 排出されたシートを積載するシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシートの側面に当接して積載されたシートを整合する整合部材を有する整合手段とを備えるシート処理装置の制御方法であって、
    受付手段が、前記整合手段による整合を行うか否かをジョブ単位でユーザが設定した印刷ジョブを受け付ける受付ステップと、
    判断手段が、前記受付ステップで受け付けた印刷ジョブに前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されているか否かを判断する判断ステップと、
    制御手段が、前記判断ステップで前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されていると判断された場合に、前記整合処理を実行するよう制御し、前記判断ステップで前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されていないと判断された場合に、前記シート処理装置に設定された前記整合処理の設定に従って前記整合処理を実行するか否かを決定する制御ステップとを実行することを特徴とするシート処理装置の制御方法。
  10. 排出されたシートを積載するシート積載手段と、前記シート積載手段に積載されたシートの側面に当接して該積載されたシートを整合する整合部材を有する整合手段と、を備えるシート処理装置の制御方法であって、
    受付手段が、前記整合手段による整合を行うか否かをジョブ単位でユーザが設定した印刷ジョブを受け付ける受付ステップと、
    判断手段が、前記受付ステップで受け付けた印刷ジョブのために前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されているか否かを判断する判断ステップと、
    判定手段が、前記印刷ジョブに設定された他の設定に前記整合処理の実行に影響を与える設定が含まれているか否かを判定する判定ステップと、
    制御手段が、前記判断ステップで前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されていると判断された場合に、前記判定ステップで前記印刷ジョブに設定された他の設定に前記整合処理の実行に影響を与える設定が含まれていなければ前記整合処理を実行するように制御し、前記判断ステップで前記整合手段による整合処理を実行するよう設定されていると判断されても、前記判定ステップで前記他の設定に前記整合処理の実行に影響を与える設定が含まれていると判断された場合に、前記整合処理の設定を変更するように促す表示を表示部に実行させる制御ステップと
    を実行することを特徴とするシート処理装置の制御方法。
  11. 請求項9及び10に記載されたシート処理装置の制御方法における各ステップを、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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