JP6085922B2 - 液体カートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インク等の液体を収納する液体カートリッジ及び画像形成装置に関する。
プリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置として、インクなどの液滴を吐出する記録ヘッドを用いたインクジェット方式のものが知られている。このような液体吐出記録方式の画像形成装置は記録ヘッドからインク滴を、搬送される記録媒体(以下、単に「用紙」と呼ぶ場合がある)に対して吐出して画像形成を行なうものであり、記録ヘッドが主走査方向に移動しながら液滴を吐出して画像を形成するシリアル型画像形成装置と、記録ヘッドが移動しない状態で液滴を吐出して画像を形成するライン型ヘッドを用いるライン型画像形成装置がある。
このような画像形成装置(以下、「インクジェット記録装置」や「プリンタ」ともいう)においては、記録ヘッドに供給する液体を収容した液体カートリッジ(以下、インクカートリッジと呼ぶ場合がある)を交換可能に装置本体に装着するようにしている。そして、インクカートリッジ内のインク残量等の情報を正確に管理するために、インクカートリッジに記憶素子(以下、IDチップと呼ぶ場合がある)を備えることが知られている。
インクカートリッジのIDチップとプリンタ本体間で通信を行なうためには、インクカートリッジをプリンタ本体に装着したときに、IDチップ側の端子と本体側の端子とが接触して電気的に導通する必要がある。ところが、端子の位置決め不良により接触不良が生じた場合には、IDチップとプリンタ本体間で通信を行なうことができなくなってしまう。
このような問題を解決する方策として、例えば特許第4843112号公報(特許文献1)には、IDチップをカートリッジの取付け面に対して平行に移動できるように保持させ、そのIDチップの上にカバー部品を取り付けることによって、IDチップをカートリッジから取り外せないようにした構成が開示されている(図54等)。
しかしながら、上記特許文献1に記載された構成では、IDチップのカバー部材やケース固定部材が必要なため部品点数が増加し、また、カートリッジ製作時の手間もかかり、コストアップするという問題があった。
そこで、本発明は、少ない部品点数でIDチップを保持させることができ、かつ、カートリッジ製作時の手間もかからず、低コストな液体カートリッジを提供することを課題とする。
前記の課題は、本発明により、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成され、前記画像形成装置に液体を供給する液体カートリッジであって、分解及び組立て可能に2分割された第1のケースと第2のケースから構成されたカートリッジケースと、前記カートリッジケース内に収納された液体収容手段とを備え、前記カートリッジケースは、前記液体収容手段の液体供給口に対応する液体供給用開口部が設けられたケース壁面を有し、前記ケース壁面は、前記第1のケース及び前記第2のケースのそれぞれに存在するように2分割された第1のケース壁面及び第2のケース壁面を有し、それぞれの前記第1のケース壁面及び前記第2のケース壁面は、前記第1のケースと前記第2のケースが接合されると前記情報記憶手段保持部となる空間部と、前記第1のケースと前記第2のケースが接合されると前記空間部に連通する情報記憶手段用開口部を形成する切り欠きと、をそれぞれ有し、前記第1のケースと前記第2のケースが分割されているときには、前記空間部は、開放された空間として前記情報記憶手段が挿入可能であり、前記第1のケースと前記第2のケースが接合されると、前記第1のケース壁面及び前記第2のケース壁面は、前記情報記憶手段保持部の内部で前記情報記憶手段を移動可能に保持することにより解決される。
また、前記の課題は、本発明により、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成され、前記画像形成装置に液体を供給する液体カートリッジであって、情報記憶手段保持容器を介して情報記憶手段をカートリッジケースに保持させる液体カートリッジにおいて、前記カートリッジケースが第1のケースと第2のケースから構成され、前記情報記憶手段保持容器により前記第1のケースと第2のケースが固定され、前記カートリッジから前記画像形成装置に液体を供給する液体供給口を構成ないし保持する供給口部材に、前記情報記憶手段保持容器に嵌合可能な嵌合部が設けられていることにより解決される。
請求項1に記載の液体カートリッジによれば、別部品のカバーを用いずに、カートリッジケース自体によりIDチップがカートリッジに保持されるため、部材点数及び製造時の手間を省いてコストを低減させることができる。
請求項6に記載の液体カートリッジによれば、カートリッジケースが第1ケースと第2ケースから構成されるものにおいて、情報記憶手段保持容器を用いて両ケースを固定するため、ネジ等の固定部材を使用する必要がなく、部材点数を減らすことができる。また、複数部材を固定する作業も容易であり、製造時の手間も軽減することができる。
本発明に係る画像形成装置の一例であるインクジェットプリンタの外観斜視図である。 インクカートリッジの斜視図である。 インクカートリッジの側面図である。 情報記憶手段であるIDチップの平面図である。 IDチップが装置本体側の電極端子に接続される様子を示す図である。 カートリッジケースに設けたIDチップ保持部を示す部分斜視図である。 IDチップの稼動範囲を示す模式図である。 図7のケース中央部での断面を示す図である。 IDチップの別例を示す平面図である。 第2実施例のインクカートリッジにおけるチップ保持部付近を示す断面図である。 第2実施例におけるIDチップの稼動範囲を示す模式図である。 インクカートリッジの第3実施例におけるチップ保持部付近を示す断面図である。 インクカートリッジの第2実施形態を示す斜視図である。 チップ収容容器を示す斜視図及び断面図である。 第2実施例で用いるチップ収容容器を示す斜視図である。 第3実施例のインクカートリッジの背面部付近を示す断面図である。 そのインクカートリッジに設けた嵌合部がチップ収容容器に嵌合する様子を示す斜視図である。 色の非互換性構造を有するカートリッジの正面図である。 非互換性構造の別例を備えたチップ収容容器の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であるインクジェットプリンタの外観斜視図である。このインクジェットプリンタは、装置本体1と、装置本体1に装着された用紙を装填するための給紙トレイ2と、装置本体1に着脱自在に装着されて画像が記録(形成)された用紙をストックするための排紙トレイ3とを備えている。さらに、装置本体1の前面の一端部側(給排紙トレイ部の側方)には、記録液カートリッジであるインクカートリッジ10を装填するためのカートリッジ装填部4を有し、このカートリッジ装填部4の上面は操作ボタンや表示器などを設ける操作/表示部5としている。
カートリッジ装填部4には、色の異なる色材である記録液(インク)、例えば黒(K)インク、シアン(C)インク、マゼンタ(M)インク、イエロー(Y)インクをそれぞれ収容した複数のインクカートリッジ10k,10c,10m,10y(色を区別しないときは「インクカートリッジ10」という)を、装置本体1の前面側から後方側に向って挿入して装填可能とし、このカートリッジ装填部4の前面側には、インクカートリッジ10を着脱するときに開く前カバー(カートリッジカバー)6を開閉可能に設けている。
本実施形態のインクジェットプリンタの機械的構成は従来周知なインクジェット記録装置と同様であるため、説明を省略する。
図2は、インクカートリッジ10を後ろ側(装置本体1に装着した場合の奥側)から見た斜視図である。また、図3は、インクカートリッジ10側面図である。なお、ここでは、本発明による液体収納部材をインク供給用のカートリッジに限定して説明するが、インク以外の液体を収納するもの、あるいは印字に寄与しないインク等を回収するためのものにも、本発明を適用可能である。
インクカートリッジ10は、カートリッジケース(筺体)20内に記録液であるインクを収容した記録液収容手段であるインク袋23を収納したものである。このカートリッジケース20は、分解及び組立て可能に2分割された第1ケース21と第2ケース22とで構成されている。そして、カートリッジケース20には内部に収納したインク袋23のインク供給口24に対応して開口部25を形成している。
このインクカートリッジ10をカートリッジ装填部4に装着したときに、カートリッジ装着部4の奥側に設けた中空針がインク袋23の供給口部24内に刺通されて、インク袋23内部と装置本体の供給ポンプとが連通状態となり、インク袋23内のインクを装置本体1側に供給可能となる。
また、このインクカートリッジ10の後ろ側面の上部には、EEPROMなどからなる書替え可能な不揮発性メモリ(以下、IDチップという)11を装着している。情報記憶手段であるIDチップ11には、インクカートリッジ10に関する情報、例えば、インク色、インク種、使用期限、ID番号、純正情報、再充填回数、インク残量などに関する固有の情報が記憶される。そして、このインクカートリッジ10をカートリッジ装填部4に装着することで、装置本体1側の電極端子と電気的に接続されて、IDチップ11に記憶されている情報が装置本体1側に読み出し可能となり、また、装置本体1側からIDチップ11に対する書き込みが可能となる。
IDチップ11は、カートリッジケース20に固定されてはおらず、カートリッジケース20に設けられた保持部26内でケース壁面20aと平行に移動可能に保持されている。すなわち、IDチップ11は、壁面20aに平行な面内で上下左右あるいは斜め方向に移動できるようになっている。なお、後述するカートリッジケースの構造により、IDチップ11は保持部26からの脱落が防止されている。
図4は、IDチップ11の平面図である。
図4に示すように、IDチップ11は、基板12の外面(インクカートリッジ10にIDチップ11を装着したときの外側の面)に複数の接点部14が設けられている。また、この図では見えない基板12の内面側に、メモリ本体13(図5)が設けられている。そして、基板12には、後述する本体側コネクタの嵌合突起が嵌合される、嵌合部15が設けられている。本例では、嵌合部15を丸穴として設けたが、嵌合部の形状は本体側コネクタの嵌合突起と共に適宜な形状に設けることが可能であり、例えば角穴やスリットなど、適宜な切り欠き形状でもよい。
図5は、IDチップ11が装置本体1側の電極端子に接続される様子を示す図である。なお、図5では、図の右側が装置本体1側であり、図の左側がインクカートリッジ10側である。
インクカートリッジ10をカートリッジ装填部4(図1)にセットすることによって、カートリッジケース20(図5には示していない)に保持されたIDチップ11は、図5に矢印で示すように、装置本体1側のコネクタ8に向かって近づいて行く。コネクタ8には、IDチップ11の嵌合穴15に嵌まり合う嵌合突起8aが設けられており、嵌合突起8aの先端斜面に案内されてIDチップ11がカートリッジケースの壁面20aと平行に移動しながら、コネクタの嵌合突起8aにIDチップ11の嵌合穴15が嵌合される。これにより、IDチップ11の装置本体1に対する位置決めが行われる。
コネクタ8には本体側の電極端子7が設けられており、コネクタの嵌合突起8aにIDチップ11の嵌合穴15が嵌合することによって、IDチップ11の接点部14(図4)が本体側の電極端子7に接触され、IDチップ11が装置本体1に対して電気的に導通接続される。
図6は、カートリッジケース20に設けたIDチップ保持部を示す部分斜視図である。
この図に示すように、カートリッジケース20を構成する第1ケース21と第2ケース22には、それぞれ空間部26a,26bが形成されている。両ケースの空間部26a,26bは、両ケースの接合面を中心に対称形となっており、両ケースを接合(合体)させることによってチップ保持部26(図3)となる。
第1ケース21と第2ケース22の壁面(奥側の壁面)には、空間部26a,26bに連通する切り欠き27a,27bが形成されており、両ケースを接合(合体)させることによって切り欠き27a,27bが開口部27(図7)となる。
上記空間部26a,26bは、カートリッジケース20が第1ケース21と第2ケース22に分割されている状態では、IDチップ11を挿入できるように開放された空間として設けられるが、両ケースを接合(合体)させた場合には、チップ保持部26となった空間に、外部からIDチップ11を挿入することはできず、また、チップ保持部26となった空間内にIDチップ11が挿入されている(チップ保持部26にIDチップ11が保持されている)場合には、IDチップ11を外部に取り出すことはできない。すなわち、両ケースを接合(合体)させた状態では、チップ保持部26に保持されたIDチップ11の脱落が防止される。
第1ケース21と第2ケース22を接合(合体)させて形成したチップ保持部26にIDチップ11を保持させた状態を、カートリッジケース20の後ろ側(奥側)から見た図が図7である。開口部27は、チップ保持部26の内部空間をケース外部に連絡させる開口であり、チップ保持部26内に保持されたIDチップ11の接点部14に対して、開口部27を介して本体側端子7の接続が行われる。
図7に2点鎖線で示すIDチップ稼動範囲は、チップ保持部26内でIDチップ11が移動できる範囲を示している。また、第1ケース21と第2ケース22で形成された開口部27の大きさはIDチップ11よりも小さくなっており、これにより(カートリッジケース自体により)IDチップ11の脱落防止がなされている。
なお、本実施例のインクカートリッジ10では、カートリッジケース20を構成する第1ケース21と第2ケース22の双方でチップ保持部26及び開口部27を構成した(第1ケース21と第2ケース22の双方に、チップ保持部26となる空間および開口部27となる切り欠きを設けた)が、第1ケース21と第2ケース22の一方にチップ保持部及び開口部を設けても(他方にはチップ保持部となる空間及び開口部となる切り欠きを設けなくとも)良い。
また、第1ケース21と第2ケース22の双方に、チップ保持部26となる空間および開口部27となる切り欠きを設ける場合、両ケースに設けるチップ保持部26となる空間および開口部27となる切り欠きは、図6では対称形としたが、両ケースで非対称なものでも良い。例えば、第1ケースの空間と切り欠きが大きく、第2ケースの空間と切り欠きが小さく、両ケースを合わせたときにチップ保持部26および開口部27が形成されるようにしても良い。
図8は、図7のケース中央部(図7の左右方向の中央)での断面を示す図である。開口部27がIDチップ11よりも小さいため、ケース壁面によってIDチップ11の脱落が防止されている。本例では、チップ保持部26内に、IDチップ11のケース奥側(図8の左方向)への移動を規制する規制リブ28,28を設けているが、チップ保持部26の奥行きを適度なサイズとすることで、規制リブ28を省略することもできる。このようにしてチップ保持部26に保持されたIDチップ11は、カートリッジケースの壁面20aと平行に移動することができ、本体側コネクタの突起部8aがIDチップ11の嵌合穴15に挿入されることで、本体側コネクタ8とIDチップ11の位置決めを行うことができる。
次に、図9〜11によりインクカートリッジの第2実施例について説明する。なお、上記説明した第1実施例のインクカートリッジ10と同一部分については説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。また、第1実施例のインクカートリッジ10と同一ないし同等の部分には同じ符号を付して説明を行う。
図9に示す第2実施例のIDチップ11Bは、基板12の外面(インクカートリッジにIDチップ11Bを装着したときの外側の面)に複数の接点部14が設けられている。また、先に説明したIDチップ11と同様に、この図では見えない基板12の内面側に、メモリ本体13が設けられている。そして、基板12には、本体側コネクタに設けられた2本の嵌合突起18aが嵌合される嵌合部として、2つの嵌合穴16,17が設けられている。一方の嵌合穴16は丸穴形状に、他方の嵌合穴17は長円形状に設けられている。
このIDチップ11Bは、先に説明したIDチップ11と同様に、カートリッジケース20のチップ保持部26に保持され、カートリッジケース自体により脱落防止がなされた状態で、カートリッジケースの壁面20aと平行に移動することができる。
図10は、第2実施例のインクカートリッジにおけるチップ保持部26B付近を示す断面図である。インク供給口24を構成ないし保持する供給口部材30は、インク袋23に溶着されており、供給口部分はパッキン31をカバー32で押さえつけることでインクがもれない構成となっている。そして、装置本体1側に備えられているインク供給パイプ19でパッキン31を突き破ることで記録ヘッドへのインク流路とカートリッジとを接続する。本例ではパッキンを用いてインクがもれない構成としているが、ボール弁等の弁を用いてもよい。
また、供給口部材30の延設部30aがチップ保持部26B内に進入して、IDチップ11Bと平行になるように設けられている。この延設部30aには、IDチップ11Bの2つの嵌合穴16,17に対応する位置及び大きさの嵌合穴28,29が設けられている。
そして、第2実施例のインクカートリッジ10Bをカートリッジ装填部4(図1)に装着すると、装置本体1側に備えられているコネクタ(図示せず)の2本の嵌合突起18a,18aがIDチップ11Bの嵌合穴16,17及び供給口部材30の嵌合穴28,29に嵌合される。これにより、本体側コネクタ18(図示せず)とIDチップ11Bの位置決めが行われ、同時に、本体側のインク供給パイプ19とインク供給口24の位置決めも行われる。
ここで、嵌合突起18aがIDチップ11Bの嵌合穴16,17に挿入されるタイミングと供給口部材30の嵌合穴28,29に挿入されるタイミングは、同時とみなすことができる(時間差を無視できる)ため、IDチップ11Bの位置決めとインク供給口24(供給口部材30)の位置決めは同時に行われる。
一方、カートリッジ前後方向(図10の左右方向)における、延設部30aとパッキン31の位置関係(距離L1)と、コネクタの嵌合突起18aとインク供給パイプ19の位置関係(距離L2)とを比べると、L1<L2に設定されており、嵌合突起18aの先端部が嵌合穴16,17及び28,29に嵌合してIDチップ11B及び供給口24を位置決めした時点では、インク供給パイプ19はインク供給口24(のパッキン31)に到達しておらず、そこから更に嵌合突起18aが嵌合穴16,17及び28,29に進入してから、インク供給パイプ19がパッキン31を突き破るように構成されている。
このように、インク供給パイプ19がパッキン31と接触する前に、供給口24の位置決めが行われることによって、インク供給パイプ19と供給口24の位置関係がが挿入しやすい状態となる。これにより、インク供給パイプ19が確実にインク供給口24に挿入される。
図12は、インクカートリッジの第3実施例におけるチップ保持部26B付近を示す断面図である。本実施例のインクカートリッジ10Cは、大部分が第2実施例のインクカートリッジ10Bと同じであるため、異なる部分についてのみ説明する。また、同一ないし同等の部材には同じ符号を付して説明を省略する。
図12に示すように、第1ケース21Bと第2ケース22Bとで形成されるチップ保持部26Bの底部20bには、本体側コネクタに設けられた2本の嵌合突起18a,18aが嵌合される嵌合部として、2つの嵌合穴20c,20dが設けられている。嵌合穴20c,20dの位置と大きさは、IDチップ11B及び延設部30aに設けられた嵌合穴16,17,28,29に対応するものである。なお、延設部30aと嵌合穴28,29については図10を参照されたい。
さて、本第3実施例のインクカートリッジ10Cにおいては、嵌合突起18a,18aがIDチップ保持部26Bの底部20bに設けられた嵌合穴20c,20dに嵌合されることによって、カートリッジ本体(第1ケース21Bと第2ケース22Bで構成されるカートリッジケース20)がプリンタ本体1に対して位置決めされる。本実施例では、インクカートリッジ10Cをカートリッジ装填部4(図1)に装着することによって、IDチップ11Bとインク供給口24に加えて、カートリッジ本体が同時に位置決めされる。
上記説明した各実施例のインクカートリッジにおいては、別部品のカバーを用いずに、カートリッジケース自体によりIDチップが脱落防止状態でカートリッジに保持されるため、部材点数及び製造時の手間を省いてコストを低減させることができる。
また、IDチップ保持部26となる空間が第1のケースと第2のケース双方に対称形で形成されることにより、カートリッジ製作時にどちらのケースの空間にもチップを挿入することができ、作業が容易になる。
次に、インクカートリッジの第2実施形態について説明する。本第2実施形態のインクカートリッジは、チップ保持容器を用いてIDチップをカートリッジケースに保持させるものである。
図13は、第2実施形態のインクカートリッジ40(第1実施例)を後ろ側(装置本体1に装着した場合の奥側)から見た斜視図である。インクカートリッジ40は、カートリッジケース(筺体)50内に記録液であるインクを収容した記録液収容手段であるインク袋(図示せず)を収納したものである。このカートリッジケース50は、分解及び組立て可能に2分割された第1ケース51と第2ケース52とで構成されている。そして、カートリッジケース50には内部に収納したインク袋のインク供給口54に対応して開口部55を形成している。
このインクカートリッジ40をカートリッジ装填部4(図1)に装着したときに、カートリッジ装着部4の奥側に設けた中空針がインク袋の供給口部54内に刺通されて、インク袋内部と装置本体の供給ポンプとが連通状態となり、インク袋内のインクを装置本体1側に供給可能となる。
また、このインクカートリッジ40の後ろ側面50aの上部には、EEPROMなどからなる書替え可能な不揮発性メモリであるIDチップがチップ収容容器60を介して装着保持される。なお、IDチップは図13には示されていないが、図4で説明したIDチップ11または図9で説明したIDチップ11Bを用いることができる。
インクカートリッジ40をカートリッジ装填部4に装着することで、装置本体1側の電極端子と電気的に接続されて、IDチップ11(11B)に記憶されている情報が装置本体1側に読み出し可能となり、また、装置本体1側からIDチップ11(11B)に対する書き込みが可能となる。
図14は、チップ収容容器60を示す斜視図及び断面図である。
この図に示すように、チップ収容容器60は、内部にチップ保持部61が形成されており、そのチップ保持部61の外側端部に外面壁63があり、外面壁63には開口64が設けられている。また、チップ収容容器60の両側側面からは、チップ収容容器60をカートリッジケース50に固定させるための固定部62,62が突設されている。
断面図に示すように、チップ保持部61の天井面と底面とに、リブ65,65が凸設されており、このリブ65,65と外面壁63とでIDチップ11(11B)を挟み、IDチップ11(11B)がチップ保持部61内でケース壁面50aと平行に移動可能に保持される。すなわち、IDチップ11(11B)は、壁面50aに平行な面内で上下左右あるいは斜め方向に移動できるようになっている。また、外面壁63に設けられた開口64はIDチップ11(11B)より小さく、したがって、外面壁63により、IDチップ11(11B)の脱落防止がなされている。
カートリッジケース50を構成する際、第1ケース51と第2ケース52とでチップ収容容器60を挟み込み、両ケースに設けてある穴53から固定部62を突出させ、その固定部62と両ケース51,52を溶着または接着することにより、ネジ等を用いることなく、両ケース51,52をチップ収容容器60により固定することができる。また、チップ収容容器60が、第1ケース51と第2ケース52で構成されるカートリッジケース50内に装着されることで、IDチップ11(11B)がチップ収容容器60を介してカートリッジケース50に(インクカートリッジ40)に移動可能な状態で保持され、かつ、カートリッジからの脱落が防止される。
本実施例のインクカートリッジ40は、IDチップ11(11B)の保持にチップ収容容器60を用いるものの、第1ケース51と第2ケース52の固定をチップ収容容器60により行うため、ネジ等の固定部材を必要とせず、コストダウンを図ることができる。
図15は、第2実施例で用いるチップ収容容器を示す斜視図である。
この図に示すチップ収容容器60Bは、容器側面に設けた固定部62B,62Bがスナップフィットとして設けられている。これ以外は、図14のチップ収容容器60と同じである。また、カートリッジケース50側では、第1ケース51と第2ケース52に設ける穴53が、丸穴からスナップフィット固定部62Bに対応する形状に変更されること以外は、図13のインクカートリッジ40と同じである。
本第2実施例においては、第1ケース51と第2ケース52を固定する固定手段としてスナップフィット固定部62Bを用いることで、上記第1実施例とは異なり、第1ケース51と第2ケース52が嵌め殺しとならないため、インクカートリッジのリサイクル、リユース等を行う場合に分解が容易になるため、コスト低減に寄与することができる。
次に、第3実施例について、図16、図17を参照して説明する。
図16は、第3実施例のインクカートリッジ40Cの背面部付近を示す断面図である。インク供給口54を構成ないし保持する供給口部材70は、インク袋53に溶着されており、供給口部分はパッキン71をキャップ72で押さえつけることでインクがもれない構成となっている。そして、装置本体1側に備えられているインク供給パイプでパッキン71を突き破ることで記録ヘッドへのインク流路とカートリッジとを接続する。本例ではパッキンを用いてインクがもれない構成としているが、ボール弁等の弁を用いてもよい。
供給口部材70には、上方に延びる延設部70aが設けられており、更にその延設部70aから、2本の立ち上げ部70b、70bが設けられている。第1ケース51と第2ケース52をチップ収容容器60で固定する際に、供給口部材70の2本の立ち上げ部70b、70bを(両者間の溝を)チップ収容容器の側面から突出する固定部62に嵌合させる。固定部62に立ち上げ部70b、70bを嵌合させた様子を図17に示す。
チップ収容容器60は、固定部62,62が第1ケース51と第2ケース52に固定されることでカートリッジケースに対する位置が決まっている。そのため、供給口部材70(の立ち上げ部70b、70b)をチップ収容容器の固定部62,62に嵌合させることで、インク供給口54のカートリッジケースに対する位置決めも行なわれる。これにより、インク供給パイプ(供給針)が確実にインク供給口54に挿入されるようになる。また、本実施例の構成によれば、インク供給口を位置決めするためのリブ等をカートリッジケースに形成する必要が無くなる。
次に、インクカートリッジの非互換性について説明する。
図1に示すインクジェットプリンタは、複数色のインクを使用するカラー画像形成装置であり、各色インクカートリッジをカートリッジ装填部4にセットする際、各色インクカートリッジは適正な位置にセットされなければならない。間違った色のインクカートリッジがセットされた場合には、混色により所望の画像を得ることができない。また、他機種用のインクカートリッジを間違ってセットしようとした場合には、カートリッジ装填部あるいはインクカートリッジを損傷させる恐れもある。これらのため、インクカートリッジに、色または機種についての非互換性を担保する構成を設けるのが好ましい。
図18は、図13のインクカートリッジ40(第1実施例)に色の非互換性構造を持たせた構成を示すカートリッジの正面図である。図2に示す4つのインクカートリッジは左から順に黒、シアン、マゼンタ、イエローの各色インクをそれぞれ収容したインクカートリッジ40k,40c,40m,40yである。各色のインクカートリッジは、チップ収容容器60に設けた固定部62,62の位置(高さ方向の位置)がそれぞれに異なっている。そして、プリンタ本体のカートリッジ装填部4においては、各色のインクカートリッジ40k,40c,40m,40yのケース側面から突出している固定部62,62の位置に応じた位置(高さ)に、上記固定部62が挿入される溝を形成しておく。したがって、ある色のインクカートリッジ40をカートリッジ装填部4の間違った場所にセットしようとした場合には、固定部62,62が本体側(装填部4)の溝にはまることができず、間違った色のカートリッジの装填が防止される。正しい位置にセットすれば、固定部62,62が本体側(装填部4)の溝に進入できるため、装填が可能となる。このようにして各色インクカートリッジ40における色の非互換性が担保される。
ここでは、色の非互換性構造について説明したが、機種の非互換性についても同様な構造により行なうことができる。
また、固定部62,62の位置による非互換性構造は、高さ方向の位置に限らず、カートリッジケースの前後方向の位置により非互換性を持たせることもできる。また、図示例では、1つのケースにおける固定部62,62の位置は、左右両側で同じ位置としたが、右と左の固定部62の位置を異ならせる構造も可能である。さらに、高さ方向の位置とケース前後方向の位置を組み合わせた非互換性構造も可能である。これらにより、色の非互換性と機種の非互換性を同時に備えるインクカートリッジも構成可能である。
また、図18では、図13のインクカートリッジ40(第1実施例)における非互換性構造について説明したが、図15で説明したチップ収容容器60Bを用いるインクカートリッジにおいても同様な非互換性構造を設けることが可能である。
図19は、非互換性構造の別例を備えたチップ収容容器の斜視図である。
この図に示すチップ収容容器60Cは、基本的な構成は図14で説明したチップ収容容器60と同様であるが、外面壁63の上部に非互換構造66が設けられている。この非互換構造66は、例えば壁面に形成した穴もしくは溝として設けることができる。そして、各色インクカートリッジ毎に、非互換構造66の穴もしくは溝の形を異なるものにする。このような非互換構造66を設けたチップ収容容器60Cをインクカートリッジが備える場合、プリンタ本体のカートリッジ装填部4においては、各色インクカートリッジの非互換構造66の穴もしくは溝の形に対応する嵌合リブを凸設させておく。これにより、間違った色のカートリッジを装填しようとした場合には、チップ収容容器60Cの非互換構造66が、装填部4に設けた嵌合リブの形状と一致しないためにカートリッジを装填することができず、色の非互換性が担保される。機種の非互換性についても同様な構造により行なうことができる。色の非互換性と機種の非互換性を同時に備える構造も可能である。
上記説明したように、第2実施形態のインクカートリッジにおいては、カートリッジケースが複数部材から構成されるものにおいて、IDチップを保持するチップ保持容器を用いて複数部材(図示例では第1ケース51と第2ケース52)を固定するため、ネジ等の固定部材を使用する必要がなく、部材点数を減らすことができる。また、複数部材を固定する作業も容易であり、製造時の手間も軽減することができる。そのため、低コストで確実にIDチップを保持できるインクカートリッジを提供することが可能となる。
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、インクカートリッジの構造は、本発明の範囲内で適宜変更が可能である。また、IDチップは適宜な構成のものを使用可能である。また、本発明を画像形成装置に適用する場合、シリアル型画像形成装置、ライン型画像形成装置のいずれにも適用することができる。
また、画像形成装置における色数や、インクカートリッジの個数等は任意である。また、カラー画像形成装置に限らず、モノクロ装置にも本発明は適用可能である。また、画像形成装置としてはプリンタに限らず、複写機やファクシミリ、あるいは複数の機能を備える複合機等、任意の形態を採用可能である。
1 記録装置本体
4 カートリッジ装填部
10,40 インクカートリッジ
11 IDチップ(情報記憶手段)
20,50 カートリッジケース
21,51 第1ケース
22,52 第2ケース
23 インク袋
24,54 インク供給口
26 チップ保持部
27 開口部
60 チップ収容容器
62 固定部
66 非互換構造
特許第4843112号公報

Claims (10)

  1. 画像形成装置本体に対して着脱可能に構成され、前記画像形成装置に液体を供給する液体カートリッジであって、
    分解及び組立て可能に2分割された第1のケースと第2のケースから構成されたカートリッジケースと、
    前記カートリッジケース内に収納された液体収容手段と
    を備え、
    前記カートリッジケースは、前記液体収容手段の液体供給口に対応する液体供給用開口部が設けられたケース壁面を有し、
    前記ケース壁面は、前記第1のケース及び前記第2のケースのそれぞれに存在するように2分割された第1のケース壁面及び第2のケース壁面を有し、
    それぞれの前記第1のケース壁面及び前記第2のケース壁面は、前記第1のケースと前記第2のケースが接合されると前記情報記憶手段保持部となる空間部と、
    前記第1のケースと前記第2のケースが接合されると前記空間部に連通する情報記憶手段用開口部を形成する切り欠きと、
    をそれぞれ有し、
    前記第1のケースと前記第2のケースが分割されているときには、前記空間部は、開放された空間として前記情報記憶手段が挿入可能であり、
    前記第1のケースと前記第2のケースが接合されると、前記第1のケース壁面及び前記第2のケース壁面は、前記情報記憶手段保持部の内部で前記情報記憶手段を移動可能に保持することを特徴とする液体カートリッジ。
  2. 前記第1のケースと前記第2のケースが接合されると、前記切り欠きが、前記情報記憶手段保持部内に保持された前記情報記憶手段の端子部に外部の端子を接続させる情報記憶手段用開口部となることを特徴とする、請求項1に記載の液体カートリッジ。
  3. 前記空間部が、前記第1のケースと前記第2のケース双方に対称形で形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の液体カートリッジ。
  4. 前記情報記憶手段は、前記画像形成装置本体側の位置決め部材が嵌合される嵌合部を有し、
    当該カートリッジから前記画像形成装置に液体を供給する液体供給口を構成ないし保持する供給口部材には、前記位置決め部材が嵌合される嵌合部が設けられており、
    当該カートリッジの前記画像形成装置本体への装着時に、前記位置決め部材が前記情報記憶手段の嵌合部および前記供給口部材の嵌合部に嵌合されることを特徴とする、請求項1に記載の液体カートリッジ。
  5. 当該カートリッジのケースを構成する部材に、前記位置決め部材が嵌合される嵌合部が設けられており、
    当該カートリッジの前記画像形成装置本体への装着時に、前記位置決め部材が前記情報記憶手段の嵌合部、前記供給口部材の嵌合部、および前記ケースを構成する部材の嵌合部に嵌合されることを特徴とする、請求項4に記載の液体カートリッジ。
  6. 画像形成装置本体に対して着脱可能に構成され、前記画像形成装置に液体を供給する液体カートリッジであって、情報記憶手段保持容器を介して情報記憶手段をカートリッジケースに保持させる液体カートリッジにおいて、
    前記カートリッジケースが第1のケースと第2のケースから構成され、前記情報記憶手段保持容器により前記第1のケースと第2のケースが固定され、
    前記カートリッジから前記画像形成装置に液体を供給する液体供給口を構成ないし保持する供給口部材に、前記情報記憶手段保持容器に嵌合可能な嵌合部が設けられていることを特徴とする、液体カートリッジ。
  7. 前記情報記憶手段保持容器が前記第1のケース及び第2のケースに接着又は溶着されることを特徴とする、請求項6に記載の液体カートリッジ。
  8. 前記情報記憶手段保持容器が、着脱可能な固定手段により前記第1のケース及び第2のケースに固定されることを特徴とする、請求項6に記載の液体カートリッジ。
  9. 当該カートリッジに、収納する液体の色又は対応機種に応じた非互換構造が設けられていることを特徴とする、請求項6〜8のいずれか1項に記載の液体カートリッジ。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の液体カートリッジを装着可能なことを特徴とする画像形成装置。
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