JP2005104000A - インクカートリッジ集合体、インクカートリッジ、インクジェットプリンタ - Google Patents

インクカートリッジ集合体、インクカートリッジ、インクジェットプリンタ Download PDF

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Abstract

【課題】 インクカートリッジが異なる種類のカートリッジ装着部に誤装着されるのを防止する。
【解決手段】
インクカートリッジ10a〜10dの装着方向から見て、インクカートリッジ10a〜10dの突起部12a〜12dと挿入部16a〜16dとの位置関係のパターンを全て異ならせると共に、カートリッジ受け部20a〜20dのスリット22a〜22dとインク導入管21a〜21dとの位置関係のパターンを全て異ならなせる。そして、両者の位置関係のパターンを色ごとに一致させる。
【選択図】図8



Description

本発明は、複数種類のインクがそれぞれ充填されたインクカートリッジ集合体およびそれに含まれるインクカートリッジ、並びに、それらのインクカートリッジ内のインクを利用して画像を形成するインクジェットプリンタに関するものである。
インクジェットプリンタ(インクジェット式記録装置)では、インクが充填されたインクカートリッジをカートリッジケースに装着可能な構成になっているのが一般的である。そして、かかるプリンタでは、カートリッジケースに装着されたインクカートリッジ内のインクがインク供給針を介して記録ヘッド本体に供給される(例えば、特許文献1参照)。
このカートリッジケースのインク供給針の周辺部には、インク供給針より高さの高い3本の突部が立設されている。また、インクカートリッジの下面には、カートリッジケースの3本の突部が挿通される3つの凹部が形成されている。従って、インクカートリッジがカートリッジケースに装着される場合には、3本の突部の位置と3つの凹部との位置がそれぞれ一致しなければ装着することができない。
従って、プリンタの機種ごとに、突部および凹部を形成する場所やそれらの形状を変えることによって、インクカートリッジがそれに対応する機種のプリンタに含まれるカートリッジケースにだけ装着可能にすることができる。その結果、インクカートリッジの誤装着を防止することができる。
特開2000−218813号公報
このようなインクカートリッジの誤装着を防止するための対策は、複数種類のカラーインクを用いることによって高画質のカラー印字が行われるインクジェットプリンタにおいても取られることが多い。つまり、かかるプリンタにおいて、顧客によってインクカートリッジがそれと異なる色のカートリッジケースに装着されると、混色してインクカートリッジが不能になる等の問題が発生するので、インクカートリッジが異なる色のカートリッジケースに装着されるのを防止する必要がある。そこで、かかるプリンタで用いられるインクカートリッジとしてはインクの種類にかかわらず同一形状のものが利用されることがあるが、それらには色識別用のラベルが貼られると共に、顧客によって異なる色のカートリッジケースに装着できないような構成になっている。
ここで、インクカートリッジ内のインクの色を識別する方法としては、例えばインクカートリッジの表面にある多数の突起のうち所定の突起をカットする方法や、カートリッジ形状を色ごとに変えたりカートリッジ成形時に入れ子型の位置を変える方法や、色識別部品をインクカートリッジ上に組み付ける方法などがある。しかしながら、上述のような方法では、インクカートリッジの製造工程で余分な工数がかかったり、金型費が高くなったり、部品点数が増えて金型費および管理費が高くなる等の問題が生じる。
そこで、本発明の主な目的は、異なる種類のカートリッジ装着部に誤装着されるのを防止するためのインクカートリッジ集合体およびインクカートリッジ並びにこれを利用するインクジェットプリンタを提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
本発明のインクカートリッジ集合体は、カートリッジ本体と、前記カートリッジ本体に設けられ且つインクジェットプリンタにインクを供給するインク供給部とをそれぞれ有しており、複数種類のインクのうちのいずれか1種類であって互いに種類の異なるインクをそれぞれ貯留する複数のインクカートリッジを備えており、前記カートリッジ本体には、そのインクカートリッジが前記インクジェットプリンタに設けられた複数のカートリッジ装着部のうちの対応するカートリッジ装着部に装着されるときに、前記カートリッジ装着部に設けられた前記インクカートリッジを位置決めするための位置決め部に嵌合する嵌合部が設けられており、前記複数のインクカートリッジに関し、インクカートリッジの装着方向から見て、前記インク供給部と前記嵌合部との位置関係のパターンが全て異なるように構成されているものである。
この構成によると、複数のインクカートリッジで、インク供給部と嵌合部との位置関係を異ならせることにより、インクカートリッジが対応していないカートリッジ装着部に誤装着されてしまうのを防止することができる。また、複数のインクカートリッジは、インク供給部が形成された部材とカートリッジ本体とをインク供給部と嵌合部との位置関係が全て異なるように接合することによって製造される場合には、インク供給部が形成された部材及びカートリッジ本体を、全てのインクカートリッジに共通とすることができるので、製造コストを低減することができる。
本発明のインクカートリッジは、上述のインクカートリッジ集合体を構成するものである。
本発明のインクジェットプリンタは、カートリッジ本体と、前記カートリッジ本体に設けられたインク供給部とをそれぞれ備え且つ複数種類のインクのうちのいずれか1種類であって互いに種類の異なるインクをそれぞれ貯留する複数のインクカートリッジが装着されるインクジェットプリンタであって、前記複数のインクカートリッジがそれぞれ対応して装着される複数のカートリッジ装着部を有し、各カートリッジ装着部には、前記インク供給部と接続されてインクを導入するためのインク導入部と、前記カートリッジ装着部に対応するインクカートリッジが装着されるときに、そのカートリッジ本体に形成された嵌合部が嵌合する位置決め部とが設けられており、前記複数のカートリッジ装着部に関し、インクカートリッジの装着方向から見て、前記インク導入部と前記位置決め部との位置関係のパターンが全て異なるように構成されているものである。
この構成によると、複数のカートリッジ装着部で、インク導入部と位置決め部の位置関係を異ならせることにより、インクカートリッジが対応していないカートリッジ装着部が誤装着されてしまうのを防止することができる。
本発明のインクジェットプリンタにおいて、前記複数のカートリッジ装着部に関し、前記位置決め部が、各カートリッジ装着部の同じ位置に設けられていることが好ましい。
この構成によると、複数のカートリッジ装着部で、位置決め部がカートリッジ装着部の同じ位置に設けられているため、複数のインクカートリッジの各々を嵌合部を同じ方向に向けた状態で装着することができる。
本発明のインクジェットプリンタにおいて、前記複数のカートリッジ装着部に関し、前記インク導入部が、各カートリッジ装着部の同じ位置に設けられていることが好ましい。
この構成によると、複数のカートリッジ装着部で、インク導入部が、カートリッジ装着部の同じ位置に設けられているため、複数のインクカートリッジの各々をインク導入部を同じ方向に向けた状態で装着することができる。
本発明のインクジェットプリンタにおいて、前記複数のカートリッジ装着部が一列状に配置されていることが好ましい。
この構成によると、カートリッジ装着部が設けられている部分の幅を小さくできる。
本発明のインクジェットプリンタにおいて、前記列において隣接する2つのカートリッジ装着部においては、前記インク導入部が互いに近接する位置に設けられていることが好ましい。
この構成によると、複数のインク導入部を密集して配置することで、プリンタ側の複数のインク流路を集約することができ、インク流路にかかる構成を小さくすることが可能になる。
本発明のインクジェットプリンタにおいて、前記複数のカートリッジ装着部の個数が4つであり、これら4つの複数のカートリッジ装着部が格子状に配置されていることが好ましい。
この構成によると、カートリッジ装着部をコンパクトに配置することができる。
本発明のインクジェットプリンタにおいて、インクカートリッジの装着方向から見て、4つのカートリッジ装着部のインク導入部が内側に密集して配置されていることが好ましい。
この構成によると、複数のインク導入部を密集して配置することで、プリンタ側の複数のインク流路を集約して配することができ、インク流路にかかる構成を小さくすることが可能になる。
本発明のインクカートリッジは、第1部材と、インク供給部を有する第2部材とが接合されて構成されており、インクジェットプリンタに供給するインクを保持するインクカートリッジであって、前記第1部材は、インクカートリッジをインクジェットプリンタの所定位置に所定の向きに位置決めして装着させるための嵌合部を有しており、前記インク供給部は、前記第2の部材の中心位置に対して偏った位置に設けられており、前記第2の部材は、前記第1の部材に対して、前記嵌合部と前記インク供給部との相対位置が互いに異なる複数の接合姿勢のうちの一の接合姿勢で接合されているものである。
この構成によると、複数のインクカートリッジは、第1部材と、インク供給部を有する第2部材とをインク供給部と嵌合部との相対位置が全て異なるように接合することによって製造することができる。従って、第1部材および第2部材を、全てのインクカートリッジに共通とすることができる。従って、部品点数を削減することにより製造コストを低減することができる。
本発明のインクカートリッジにおいて、前記第1の部材はインク保持容器であり、前記第2の部材は前記インク保持容器の開口を塞ぐ蓋体であることが好ましい。
この構成によると、2つの部材で複数種類のカートリッジを製造することができ、部品点数を削減することにより製造コストを低減することができる。
本発明のインクカートリッジにおいて、前記インク保持容器および前記蓋体の開口は円形または正多角形であることが好ましい。
この構成によると、複数の接合姿勢を規定しやすい。
本発明のインクカートリッジにおいて、前記インク保持容器および前記蓋体の開口は正多角形であり、前記蓋体が前記インク保持容器に対して接合可能な前記複数の接合姿勢の数は正多角形の角数と同数であることが好ましい。
この構成によると、特別な手段を用いることなく、複数の接合姿勢を規定できる。
本発明のインクカートリッジにおいて、前記インクジェットプリンタの前記所定位置には、それに装着されたインクカートリッジのインク供給部と正対するインク導入部が設けられていることが好ましい。
この構成によると、インクジェットプリンタに装着されたインクカートリッジ内のインクを確実にインクジェットヘッドへと供給することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るインクジェットプリンタの概略構成を示す図である。
インクジェットプリンタ1は、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタの4色のカラーインクがそれぞれ充填された複数のインクカートリッジ10a〜10dをそれぞれ着脱可能なカートリッジ受け部20a〜20dと、カートリッジ受け部20a〜20dにそれぞれ装着されたインクカートリッジ10a〜10dから供給チューブ4a〜4dを介してそれぞれ供給されるインクを用紙Pに対して吐出するインクジェットヘッド5(以下、単に「ヘッド5」と称する)と、ヘッド5が搭載され直線方向に往復動作するキャリッジ6と、このキャリッジ6が往復移動する際のガイドとなるキャリッジ軸7と、用紙Pを搬送する搬送機構8とを備えている。
インクカートリッジ10a〜10dは、インクを収納するインク容器11a〜11dと、インク容器11a〜11dにそれぞれ接合された蓋体15a〜15dとをそれぞれ有している。また、インク容器11a〜11dの外周面には、突起部12a〜12dがそれぞれ設けられている。そして、蓋体15a〜15dには、インク導入管21a〜21dをそれぞれ受け入れるための挿入部16a〜16dが設けられている。挿入部16a〜16dには、インクカートリッジ10a〜10dの内部を密封状態にする栓17a〜17dが圧縮状態でそれぞれ嵌入されている。ここで、栓17a〜17dの内側面は、インクカートリッジ10a〜10d内のインクと接している。また、インク容器11a〜11dの閉塞面(図1では上面)には空気孔13a〜13dが形成されている。
カートリッジ受け部20a〜20dは、インクカートリッジ10a〜10dのそれぞれの装着部である。カートリッジ受け部20a〜20dの底面には、インクカートリッジ10a〜10d内に貯留されたインクを導出してヘッド5に供給するための中空針状のインク導入管21a〜21dが上方に向かって突出するように設けられている。
インクカートリッジ10a〜10dがカートリッジ受け部20a〜20dにそれぞれ装着される場合には、インク導入管21a〜21dの先端が栓17a〜17dにそれぞれ突き刺されて、インクカートリッジ10a〜10d内に進入する。そして、インク導入管21a〜21dのそれぞれの先端がインクカートリッジ10a〜10d内のインクと接触する。なお、栓17a〜17dは、例えばブチルゴム等の弾性材料で形成されており、インク導入管21a〜21dが突き刺し可能であって、圧縮状態で挿入部16a〜16dに嵌入されているので、インク導入管21a〜21dを抜いた後でも弾性作用によってインク容器11a〜11d内は閉塞状態に復元される。
このようにして、インクカートリッジ10a〜10dがカートリッジ受け部20a〜20dにそれぞれ装着された後、ヘッド5からインクが用紙P上へ吐出される場合には、その吐出分のインクが供給チューブ4a〜4dを介してインクカートリッジ10a〜10dからヘッド5に供給される。なお、このとき、インク容器11a〜11dの空気孔13a〜13dからインクカートリッジ10a〜10d内に空気が流れ込む。
ヘッド5は、インクを吐出する複数のノズルを有している。従って、インクカートリッジ10a〜10dから供給チューブ4a〜4dを介してヘッド5に供給されたインクは、複数のノズルから吐出される。つまり、記録動作時には、キャリッジ6が往復移動するのに伴って、ヘッド5も往復移動しながらインクが吐出されて、用紙P上に印字が行われる。
次に、インクカートリッジ10a〜10dの詳細な構成について、図2〜図4を参照して説明する。図2および図3は、インクカートリッジ10a〜10dの斜視図、上面図である。図4は、ブラックに対応するインクカートリッジ10aに含まれるインク容器11aおよび蓋体15aの概略構成を示す図である。具体的には、図4(a)、図4(b)はインク容器11aの横断面図、下面図であり、図4(c)、図4(d)は蓋体15aの上面図、側面図である。そして、図4(e)はインク容器11aと蓋体15aとが接合されたインクカートリッジ10aの側面図である。
インクカートリッジ10aは、上述したように、インク容器11aと、蓋体15aとが接合されている。インク容器11aは、図2および図4に示すように、略四角柱状の外形を有する筒状の部材である。そして、インク容器11aの上端部は空気孔13a(図2〜図4においては図示せず)を除いて閉塞されており、その下端部は開口となっている。
そして、インク容器11aの下端部(開口している側の端部)には、図4(a)および図4(b)に示すように、4つの凹部14aが形成されている。4つの凹部14aは、インク容器11aの4つの側面の下端部内側面において、それぞれの中心位置に配置されている。従って、インク容器10aの下端部において凹部14aに対応する部分は肉薄部となっている。
また、蓋体15aは、インク容器11aの下端部の開口を閉塞するものであって、その投影形状はインク容器11aの投影形状とほぼ同じである。そして、蓋体15aの上面(インク容器11aとの接合面)には、図4(c)および図4(d)に示すように、上方に向かって突出する4つのリブ18aが設けられている。4つのリブ18aは、蓋体15aの外縁部近傍であって、その4辺のそれぞれの中心位置に配置されている。ここで、4つのリブ18aの外側の端部は、蓋体15aの外縁部から蓋体15aの内側に向けて所定距離だけ離隔して配置されている。なお、上記所定距離は、インク容器11aの下端部の肉薄部の厚さとほぼ一致している。
ここで、インク容器11aの4つの凹部14aの幅および高さは、蓋体15aのリブ18aの外側端部の幅および高さとほぼ同じである。従って、蓋体15aをインク容器11aに対して接合する場合に、リブ18aの外側端部近傍を凹部14a内に嵌挿させることができる。このとき、4つの凹部14aおよび4つのリブ18aの外側端部近傍はいずれも同じ形状であって、互いに等角度おきに形成されている。従って、蓋体15aをインク容器11aに対して接合させる場合には、蓋体15aを90度ずつ回転させることによって、4つの接合姿勢が可能となる。
そして、図4(e)には、蓋体15aをインク容器11aに対して4つの接合姿勢のうちの1つの接合姿勢の1つで接合させることによって形成されるブラックに対応するインクカートリッジ10aが図示されている。
ここで、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタのそれぞれに対応するインクカートリッジ10a〜10dを構成するインク容器11a〜11dおよび蓋体15a〜15dはそれぞれ同じ構成である。そして、インクカートリッジ10a〜10dでは、蓋体15a〜15dをインク容器11a〜11dに対して接合させる際の接合姿勢が互いに異なっている。
図3には、蓋体15a〜15dをインク容器11a〜11dに対して4つの接合姿勢のそれぞれで接合させることによって作製されるインクカートリッジ10a〜10dの上面図が図示されている。
ここで、図3に示すように、ブラックに対応するインクカートリッジ10aでは、突起部12aは図中左側面の中心から図中下方側に偏った位置に配置されており、挿入部16aは突起部12aのある左側面に対向する右側面近傍であり且つ右側面の中心から突起部12aと同じ側である下方側に偏った位置に配置されている。また、シアンに対応するインクカートリッジ10bでは、突起部12bは突起部12aと同様に左側面の下方側に偏った位置に配置されており、挿入部16bは突起部12bのある左側面近傍であり且つ左側面の中心から突起部12aと同じ側である下方側に偏った位置に配置されている。
同様に、イエローに対応するインクカートリッジ10cでは、突起部12cは右側面の中心から図中上方側に偏った位置に配置されており、挿入部16cは挿入部16aと同様に突起部12cのある右側面近傍であり且つ右側面の中心から突起部12aとは反対側である下方側に偏った位置に配置されている。また、マゼンタに対応するインクカートリッジ10dでは、突起部12dは突起部12cと同様に右側面の中心から上方側に偏った位置に配置されており、挿入部16dは挿入部16bと同様に突起部12dのある右側面であり且つ突起部12dとは反対側である下方側に偏った位置に配置されている。
なお、インクカートリッジ10a〜10dにおいて、挿入部16a〜16dは、図3から分かるように、それぞれ偏心した位置(中心位置ではない位置)に配置されている。
このように、図3では、左から順に、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタに対応するインクカートリッジ10a〜10dが図示されているが、突起部12a〜12dと挿入部16a〜16dとのそれぞれの相対位置が互いに異なっている。つまり、インクカートリッジ10a〜10dの装着方向から見て、突起部12a〜12dと挿入部16a〜16dとの位置関係のパターンが全て異なっている。
次に、カートリッジ受け部20a〜20dの詳細な構成について、図5および図6を参照して説明する。図5および図6は、カートリッジ受け部20a〜20dの斜視図、上面図である。図7および図8は、カートリッジ受け部20a〜20dにインクカートリッジ10a〜10dが装着された状態の斜視図、上面図である。なお、図5においては、図3に対応する上下左右の方向を矢印で示している。
カートリッジ受け部20a〜20dは、図5に示すように、インクカートリッジ10a〜10dのそれぞれを装着するための略箱状の部材を有している。ここで、カートリッジ受け部20a〜20dは一列状に配置されている。また、カートリッジ受け部20a〜20dのそれぞれの内部空間の断面積は、インクカートリッジ10a〜10dの断面積とほぼ同じ面積である。なお、本実施の形態では、カートリッジ受け部20a〜20dは一体成形されており、1つの部材で構成されている。
カートリッジ受け部20a〜20dの底面には、上述したように、インク導入管21a〜21dが上方に向かって突出するように設けられている。ここで、カートリッジ受け部20a〜20dにおいて、インク導入管21a〜21dは、それぞれ偏心した位置(中心位置ではない位置)に配置されている。なお、インク導入管21a〜21dの先端部は、カートリッジ受け部20a〜20dの高さ方向中央部近傍に配置されている。
また、隣接する2つのカートリッジ受け部20a、20bにおいては、インク導入管21a、21bが互いに近接する位置に設けられている。同様に、隣接する2つのカートリッジ受け部20c、20dにおいては、インク導入管21c、21dが互いに近接する位置に設けられている。
また、カートリッジ受け部20a〜20dの一側面には、インク容器11a〜11dの突起部12a〜12dが嵌合されるスリット22a〜22dが形成されている。スリット22a〜22dは、カートリッジ受け部20a〜20dの上端部からその高さ方向中央部近傍まで延びている。
ここで、図6に示すように、ブラックに対応するカートリッジ受け部20aでは、スリット22aは図中左側面の中心から図中下方側に偏った位置に配置されており、インク導入管21aはスリット22aのある左側面に対向する右側面近傍であり且つ右側面の中心からスリット22aと同じ側である図中下方側に偏った位置に配置されている。また、シアンに対応するカートリッジ受け部20bでは、スリット22bはスリット22aと同様に左側面の中心から下方側に偏った位置に配置されており、インク導入管21bはスリット22bのある左側面近傍であり且つ左側面の中心からスリット22bと同じ側である下方側に偏った位置に配置されている。
同様に、イエローに対応するカートリッジ受け部20cでは、スリット22cは右側面の中心から図中上方側に偏った位置に配置されており、インク導入管21cはインク導入管21aと同様にスリット22cのある右側面近傍であり且つ右側面の中心からスリット22cとは反対側である下方側に偏った位置に配置されている。また、マゼンタに対応するカートリッジ受け部20dでは、スリット22dはスリット22cと同様に右側面の中心から上方側に偏った位置に配置されており、インク導入管21dはインク導入管21bと同様にスリット22dのある右側面に対向する左側面近傍であり且つ左側面の中心からスリット22dとは反対側である下方側に偏った位置に配置されている。
このように、図5では、左から順に、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタに対応するインクカートリッジ10a〜10dのカートリッジ受け部20a〜20dが図示されているが、スリット22a〜22dとインク導入管21a〜21dとのそれぞれの相対位置が互いに異なっている。つまり、インクカートリッジ10a〜10dの装着方向から見て、カートリッジ受け部20a〜20dのスリット22a〜22dとインク導入管21a〜21dとの位置関係のパターンが全て異なっている。
以上の説明から分かるように、インクカートリッジ10a〜10dの突起部12a〜12dと挿入部16a〜16dとのそれぞれの位置関係のパターンと、カートリッジ受け部20a〜20dのスリット22a〜22dとインク導入管21a〜21dとの位置関係のパターンとは、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタの色ごとに同じになっている。従って、図7に示すように、インクカートリッジ10a〜10dを、カートリッジ受け部20a〜20dにそれぞれ適正に装着することができる。
ここで、例えばブラックに対応するインクカートリッジ10aを、ブラックに対応するカートリッジ受け部20aに装着させる際の動作について考える。インクカートリッジ10aをカートリッジ受け部20aの上方に持っていき、突起部12aをスリット22aに嵌挿させながらカートリッジ受け部20aの底面に向かって進入させる場合には、インク導入管21aの位置と挿入部16aの位置とが一致している。従って、インクカートリッジ10aを引き続きカートリッジ受け部20aの底面に向かって進入させると、インク導入管21aが挿入部16a内に進入可能であるので、インクカートリッジ10aをカートリッジ受け部20aに装着することができる。
これに対して、ブラックに対応するインクカートリッジ10aを、その他の色に対応するカートリッジ受け部20b〜20dに装着させる際の動作について考える。インクカートリッジ10aをカートリッジ受け部20b〜20dのいずれかの上方に持っていき、突起部12aをスリット22b〜22dに嵌挿させながらカートリッジ受け部20b〜20dの底面に向かって進入させる場合には、インク導入管21b〜21dの位置と挿入部16aの位置とが一致していない。従って、インクカートリッジ10aを引き続きカートリッジ受け部20b〜20dの底面に向かって進入させても、インク導入管21b〜21dがインクカートリッジ10aの底面の挿入部16a以外の部分に当接するので、インクカートリッジ10aをカートリッジ受け部20b〜20dに装着することはできない。
その結果、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタにそれぞれ対応するインクカートリッジ10a〜10dは、それぞれに対応するカートリッジ受け部20a〜20dに装着する場合にだけ、図8に示すように、突起部12a〜12dがスリット22a〜22dにそれぞれ嵌挿されると共に、インク導入管21b〜21dが挿入部16a〜16d内にそれぞれ進入して、適正に装着される。
以上のように、本実施の形態のインクジェットプリンタ1では、インクカートリッジ10a〜10dの装着方向(図8の場合では紙面に垂直な方向)から見て、突起部12a〜12dと挿入部16a〜16dとの位置関係のパターンが全て異なっていると共に、カートリッジ受け部20a〜20dのスリット22a〜22dとインク導入管21a〜21dとの位置関係のパターンが全て異なっており、両者の位置関係のパターンが色ごとに一致している。このように、インクカートリッジ10a〜10dにおける突起部12a〜12dと挿入部16a〜16dとの位置関係およびカートリッジ受け部20a〜20dにおけるスリット22a〜22dとインク導入管21a〜21dとの位置関係を複数種類の色ごとに異ならせることにより、インクカートリッジ10a〜10dが対応していないカートリッジ受け部20a〜20dに誤装着されるのを防止することができる。
また、インクカートリッジ10a〜10dは、蓋体15a〜15dを90度ずつ回転させることによって、突起部12a〜12dと挿入部16a〜16dとの位置関係が異なる4つの接合姿勢で接合することによって製造することができる。従って、それぞれ同じ構成を有するインク容器11a〜11dおよび蓋体15a〜15dを、全てのインクカートリッジ10a〜10dに共通に使用することができるので、1種類のインク容器と1種類の蓋体とから4種類のインクカートリッジ10a〜10dを作製することができ、製造コストを低減することができる。
また、カートリッジ受け部20a〜20dが一列状に配置されているので、プリンタ1のカートリッジ受け部20a〜20dが設けられている部分の幅を小さくできる。
また、隣接する2つのカートリッジ受け部20a、20bにおいては、インク導入管21a、21bが互いに近接する位置に設けられていると共に、隣接する2つのカートリッジ受け部20c、20dにおいては、インク導入管21c、21dが互いに近接する位置に設けられている。従って、プリンタ1側のインク流路構成部を小さくすることが可能になる。
また、インク容器11a〜11dおよび蓋体15a〜15dは、その断面形状が正四角形であるので、複数の接合姿勢を規定しやすい。また、蓋体15a〜15dをインク容器11a〜11dに対して接合可能な接合姿勢の数は正四角形の角数と同数であって、特別な手段を用いることなく、複数の接合姿勢を規定できる。
なお、例えば複数のインクカートリッジの嵌合部と挿入部との位置関係のパターンが全て同じである場合に、嵌合部の形状を互いに異なるように複雑に構成して色を識別する場合と比較して、本実施の形態では、インクカートリッジ10a〜10dの突起部12a〜12dと挿入部16a〜16dとの位置関係のパターンが全て異なっているので、突起部12a〜12dの形状を複雑にする必要がない。また、嵌合部の形状が複雑である場合には、嵌合部が破損し易くなると共に、嵌合部をカートリッジ受け部の位置決め部に差し込みにくくなるが、本実施の形態では、そのような問題は生じない。
次に、本発明の第2の実施の形態のインクジェットプリンタについて、図9および図10を参照して説明する。図9は、本実施の形態に係るインクジェットプリンタに含まれるカートリッジ受け部120a〜120dの斜視図である。図10は、本実施の形態に係るインクジェットプリンタに含まれるカートリッジ受け部120a〜120dにインクカートリッジインクカートリッジ10a〜10dが装着された状態を示す上面図である。
本実施の形態に係るインクジェットプリンタが、第1の実施の形態に係るインクジェットプリンタ1と主に異なる点は、インクジェットプリンタ1に含まれるカートリッジ受け部20a〜20dは一列状に配置されているのに対して、本実施の形態では、カートリッジ受け部120a〜120dが格子状に配置されている点である。なお、その他の構成は、第1の実施の形態のインクジェットプリンタ1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ブラック、シアン、イエロー、マゼンタにそれぞれ対応するカートリッジ受け部120a〜120dは、インクカートリッジ10a〜10dのそれぞれを装着するための略箱状の部材を有している。ここで、カートリッジ受け部120a〜120dは、図9および図10に示すように、格子状に配置されている。なお、インクカートリッジ10a〜10dの構成は、第1の実施の形態で説明したとおりである。
カートリッジ受け部120a〜120dの底面には、インク導入管121a〜121dが上方に向かって突出するように設けられている。ここで、カートリッジ受け部120a〜120dでは、インク導入管121a〜121dは、インクカートリッジ10a〜10dの装着方向から見て、カートリッジ受け部120a〜120dの内側に密集して配置されている。
また、カートリッジ受け部120a〜120dの一側面には、インク容器11a〜11dの突起部12a〜12dが嵌合されるスリット122a〜122dが形成されている。ここで、スリット122a〜122dが、カートリッジ受け部120a〜120dに対して同じ位置つまり左側面の中心から図中下方側に偏った位置に配置されている。
そして、インクカートリッジ10a〜10dの装着方向から見て、カートリッジ受け部120a〜120dのスリット122a〜122dとインク導入管121a〜121dとの位置関係のパターンが全て異なっている。
つまり、図10に示すように、ブラックに対応するカートリッジ受け部120aでは、スリット122aは左側面の中心から下方側に偏った位置に配置されており、インク導入管121aはスリット122aのある左側面に対向する右側面近傍であり且つ右側面の中心からスリット122aと同じ側である下方側に偏った位置に配置されている。また、シアンに対応するカートリッジ受け部120bでは、スリット122bは左側面の中心から下方側に偏った位置に配置されており、インク導入管121bはスリット122bのある左側面近傍であり且つ左側面の中心からスリット122bと同じ側である下方側に偏った位置に配置されている。
同様に、イエローに対応するカートリッジ受け部120cでは、スリット122cは左側面の中心から下方側に偏った位置に配置されており、インク導入管121cはスリット122cのある左側面近傍であり且つ左側面の中心からスリット122cとは反対側である上方側に偏った位置に配置されている。また、マゼンタに対応するカートリッジ受け部120dでは、スリット122dは左側面の中心から下方側に偏った位置に配置されており、インク導入管121dはスリット122dのある左側面に対向する右側面近傍であり且つ右側面の中心からスリット122dとは反対側である上方側に偏った位置に配置されている。
従って、インクカートリッジ10a〜10dの突起部12a〜12dと挿入部16a〜16dとのそれぞれの位置関係のパターンと、カートリッジ受け部120a〜120dのスリット122a〜122dとインク導入管121a〜121dとの位置関係のパターンとは、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタの色ごとに同じになっている。
その結果、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタにそれぞれ対応するインクカートリッジ10a〜10dを、それぞれ対応するカートリッジ受け部120a〜120dに装着すると、図10に示すように、突起部12a〜12dがスリット122a〜122dにそれぞれ嵌挿されると共に、インク導入管121b〜121dが挿入部16a〜16d内にそれぞれ進入することができる。
以上のように、本実施の形態のインクジェットプリンタにおいても、第1の実施の形態と同様に、インクカートリッジ10a〜10dが対応していないカートリッジ受け部120a〜120dに誤装着されるのを防止することができる。
また、カートリッジ受け部120a〜120dが格子状に配置されているので、カートリッジ受け部120a〜120dをコンパクトに配置することができる。
また、インク導入管121a〜121dがカートリッジ受け部120a〜120dの内側に密集して配置されているので、プリンタ1側のインク流路の構成を小さくすることが可能になる。
また、スリット122a〜122dが、カートリッジ受け部120a〜120dに対して同じ位置に配置されているので、インクカートリッジ10a〜10dをカートリッジ受け部120a〜120dに装着する際に、突起部12a〜12dを同じ方向に向けた状態で装着することができる。
次に、本発明の第3の実施の形態のインクジェットプリンタについて、図11〜図17を参照して説明する。
本実施の形態に係るインクジェットプリンタが、第1の実施の形態に係るインクジェットプリンタ1と主に異なる点は、インクジェットプリンタ1に用いられるインクカートリッジ10a〜10dは略四角柱状であるのに対して、本実施の形態で用いられるインクカートリッジ210a〜210dは略円柱状である点である。また、これに伴って、カートリッジ受け部220a〜220dの形状もカートリッジ受け部20a〜20dの形状とは異なっている。なお、その他の構成は、第1の実施の形態のインクジェットプリンタ1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
まず、インクカートリッジ210a〜210dの詳細な構成について、図11〜図13を参照して説明する。図11および図12は、インクカートリッジ210a〜210dの斜視図、上面図である。図13は、ブラックに対応するインクカートリッジ210aに含まれるインク容器211aおよび蓋体215aの概略構成を示す図である。具体的には、図13(a)、図13(b)はインク容器211aの横断面図、下面図であり、図13(c)、図13(d)は蓋体215aの上面図、側面図である。そして、図13(e)はインク容器211aと蓋体215aとが接合されたインクカートリッジ210aの側面図である。
インクカートリッジ210aは、インク容器211aと、蓋体215aとが接合されている。インク容器211aは、図11および図13に示すように、略円柱状の外形を有する筒状の部材である。そして、インク容器211aの一端部は空気孔213aを除いて閉塞されており、その他端部は開口となっている。
そして、インク容器211aの下端部(開口している側の端部)には、図13(a)および図13(b)に示すように、4つの凹部214aが形成されている。4つの凹部214aは、インク容器211aの下端部内側面において、インク容器211aの軸上で直交する2つの線上に配置されている。従って、インク容器211aの下端部において凹部214aに対応する部分は肉薄部となっている。
また、蓋体215aは、インク容器211aの下端部の開口を閉塞するものであって、その投影形状はインク容器211aの投影形状とほぼ同じである。そして、蓋体215aの上面(インク容器211aとの接合面)には、図13(c)および図13(d)に示すように、上方に向かって突出する4つのリブ218aが設けられている。4つのリブ218aは、蓋体215aの外縁部近傍であって、蓋体215aの軸上で直交する2つの線上に配置されている。ここで、4つのリブ218aの外側の端部は、蓋体215aの外縁部からその内側に向けて所定距離だけ離隔して配置されている。なお、上記所定距離は、インク容器211aの下端部の肉薄部の厚さとほぼ一致している。
ここで、インク容器211aの4つの凹部214aの幅および高さは、蓋体215aのリブ218aの外側端部近傍の幅および高さとほぼ同じである。従って、蓋体215aをインク容器211aに対して接合する場合に、リブ218aの外側端部近傍を凹部214a内に嵌挿させることができる。このとき、4つの凹部214aおよび4つのリブ218aの外側端部近傍はいずれも同じ形状であって、互いに等角度おきに形成されている。従って、蓋体215aをインク容器211aに対して接合させる場合には、蓋体215aを90度ずつ回転させることによって、4つの接合姿勢が可能となる。
そして、図13(e)には、蓋体215aをインク容器211aに対して4つの接合姿勢のうちの1つの接合姿勢の1つで接合させることによって形成されるブラックに対応するインクカートリッジ210aが図示されている。
ここで、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタのそれぞれに対応するインクカートリッジ210a〜210dを構成するインク容器211a〜211dおよび蓋体215a〜215dはそれぞれ同じ構成である。そして、インクカートリッジ210a〜210dでは、蓋体215a〜215dをインク容器211a〜215dに対して接合させる際の接合姿勢が互いに異なっている。
図12には、蓋体215a〜215dをインク容器211a〜211dに対して4つの接合姿勢のそれぞれで接合させることによって作製されるインクカートリッジ210a〜210dの上面図が図示されている。
ここで、図12に示すように、ブラックに対応するインクカートリッジ210aでは、突起部212aは下端部に配置されており、挿入部216aは突起部212aのある下端部に対向する上端部近傍に配置されている。また、シアンに対応するインクカートリッジ210bでは、突起部212bは下端部に配置されており、挿入部216bは右端部近傍に配置されている。
同様に、イエローに対応するインクカートリッジ210cでは、突起部212cは下端部に配置されており、挿入部216cは突起部212cのある下端部近傍に配置されている。また、マゼンタに対応するインクカートリッジ210dでは、突起部212dは下端部に配置されており、挿入部216dは左端部近傍に配置されている。
なお、インクカートリッジ210a〜210dにおいて、挿入部216a〜216dは、図12から分かるように、それぞれ偏心した位置(中心位置ではない位置)に配置されている。
このように、図12では、左から順に、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタに対応するインクカートリッジ210a〜210dが図示されているが、突起部212a〜212dと挿入部216a〜216dとのそれぞれの相対位置が互いに異なっている。つまり、インクカートリッジ210a〜210dの装着方向から見て、突起部212a〜212dと挿入部216a〜216dとの位置関係のパターンが全て異なっている。
次に、カートリッジ受け部220a〜220dの詳細な構成について、図14および図15を参照して説明する。図14および図15は、カートリッジ受け部220a〜220dの斜視図、上面図である。図16および図17は、カートリッジ受け部220a〜220dにインクカートリッジ210a〜210dが装着された状態の斜視図、上面図である。
カートリッジ受け部220a〜220dは、図14に示すように、インクカートリッジ210a〜210dのそれぞれの装着するための略箱状の部材を有している。ここで、カートリッジ受け部220a〜220dは一列状に配置されている。また、カートリッジ受け部220a〜220dのそれぞれの内周面の面積は、インクカートリッジ210a〜210dの外周面とほぼ同じ面積である。なお、本実施の形態では、カートリッジ受け部220a〜220dは一体成形されており、1つの部材で構成されている。
カートリッジ受け部220a〜220dの底面には、インク導入管221a〜221dが上方に向かって突出するように設けられている。ここで、カートリッジ受け部220a〜220dにおいて、インク導入管221a〜221dは、それぞれ偏心した位置(中心位置ではない位置)に配置されている。なお、インク導入管221a〜221dの先端部は、カートリッジ受け部220a〜220dの高さ方向中央部近傍に配置されている。
また、カートリッジ受け部220a〜220dの側面には、インク容器211a〜211dの突起部212a〜212dが嵌合されるスリット222a〜222dが形成されている。スリット222a〜222dは、カートリッジ受け部220a〜220dの上端部からその高さ方向中央部近傍まで延びている。ここで、スリット222a〜222dは、カートリッジ受け部220a〜220dの同じ位置(図15中において下端となる位置)に設けられている
ここで、図15に示すように、ブラックに対応するカートリッジ受け部220aでは、スリット222aは下端に配置されており、インク導入管221aは図中上端の近傍に配置されている。また、シアンに対応するカートリッジ受け部220bでは、スリット222bは下端に配置されており、インク導入管221bは図中右端の近傍に配置されている。
同様に、イエローに対応するカートリッジ受け部220cでは、スリット222cは下端に配置されており、インク導入管221cは図中下端の近傍に配置されている。また、マゼンタに対応するカートリッジ受け部220dでは、スリット222dは下端に配置されており、インク導入管221dは図中左端の近傍に配置されている。
このように、図15では、左から順に、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタに対応するインクカートリッジ210a〜210dのカートリッジ受け部220a〜220dが図示されているが、スリット222a〜222dとインク導入管221a〜221dとのそれぞれの相対位置が互いに異なっている。つまり、インクカートリッジ210a〜210dの装着方向から見て、カートリッジ受け部220a〜220dのスリット222a〜222dとインク導入管221a〜221dとの位置関係のパターンが全て異なっている。
以上の説明から分かるように、インクカートリッジ210a〜210dの突起部212a〜212dと挿入部216a〜216dとのそれぞれの位置関係のパターンと、カートリッジ受け部220a〜220dのスリット222a〜222dとインク導入管221a〜221dとの位置関係のパターンとは、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタの色ごとに同じになっている。従って、図16および図17に示すように、インクカートリッジ210a〜210dを、カートリッジ受け部220a〜220dにそれぞれ適正に装着することができる。
以上のように、本実施の形態のインクジェットプリンタにおいても、第1の実施の形態と同様に、インクカートリッジ210a〜210dが対応していないカートリッジ受け部220a〜220dに誤装着されるのを防止することができる。また、それぞれ同じ構成を有するインク容器211a〜211dおよび蓋体215a〜215dを、全てのインクカートリッジ210a〜210dに共通とすることができるので、製造コストを低減することができる。
また、カートリッジ受け部220a〜220dが一列状に配置されているので、プリンタのカートリッジ受け部220a〜220dが設けられている部分の幅を小さくできる。
また、インク容器211a〜211dおよび蓋体215a〜215dは、その断面形状が円形であるので、接合姿勢の数を任意に規定することができる。すなわち、蓋体215a〜215dをインク容器211a〜211dに対して接合する際に、蓋体215a〜215dのインク容器211a〜211dに対する回転角を任意に設定することによって、特別な手段を用いることなく、幾通りもの接合姿勢を規定できる。従って、色の異なるインクカートリッジの種類が4種類を超えた多種類となる場合であっても、1種類のインク容器と1種類の蓋体とから多種類のインクカートリッジを作製することができる。
また、スリット222a〜222dが、カートリッジ受け部220a〜220dに対して同じ位置に配置されているので、インクカートリッジ210a〜210dをカートリッジ受け部220a〜220dに装着する際に、突起部212a〜212dを同じ方向に向けた状態で装着することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態のインクジェットプリンタについて、図18を参照して説明する。図18は、本実施の形態に係るインクジェットプリンタに含まれるカートリッジ受け部320a〜320dにインクカートリッジ210a〜210dが装着された状態を示す上面図である。
本実施の形態に係るインクジェットプリンタが、第1の実施の形態に係るインクジェットプリンタ1と主に異なる点は、インクジェットプリンタ1に用いられるインクカートリッジ10a〜10dは略四角柱状であるのに対して、本実施の形態で用いられるインクカートリッジ210a〜210dは略円柱状である点と、インクジェットプリンタ1に含まれるカートリッジ受け部20a〜20dは一列状に配置されているのに対して、本実施の形態では、カートリッジ受け部320a〜320dが格子状に配置されている点である。なお、その他の構成は、第1の実施の形態のインクジェットプリンタ1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ブラック、シアン、イエロー、マゼンタにそれぞれ対応するカートリッジ受け部320a〜320dは、インクカートリッジ210a〜210dのそれぞれを装着するための略箱状の部材を有している。ここで、カートリッジ受け部320a〜320dは、図18に示すように、格子状に配置されている。なお、インクカートリッジ210a〜210dの構成は、第3の実施の形態で説明したとおりである。
カートリッジ受け部320a〜320dの底面には、インク導入管321a〜321dが上方に向かって突出するように設けられている。また、カートリッジ受け部320a〜320dの側面には、インク容器211a〜211dの突起部212a〜212dが嵌合されるスリット322a〜322dが形成されている。
そして、インクカートリッジ210a〜210dの装着方向から見て、カートリッジ受け部320a〜320dのスリット322a〜322dとインク導入管321a〜321dとの位置関係のパターンが全て異なっている。なお、インク導入管321a〜321dは、カートリッジ受け部320a〜320dに対して同じ位置つまり図18中における左斜め上方向の端部近傍に配置されている。
以上のように、本実施の形態のインクジェットプリンタにおいても、第1の実施の形態と同様に、インクカートリッジ210a〜210dが対応していないカートリッジ受け部320a〜320dに誤装着されるのを防止することができる。
また、カートリッジ受け部220a〜220dが格子状に配置されているので、カートリッジ受け部320a〜320dをコンパクトに配置することができる。
また、インク導入管321a〜321dがカートリッジ受け部320a〜320dに対して同じ位置に配置されているので、インクカートリッジ210a〜210dをカートリッジ受け部320a〜320dに装着する際に、インク導入管321a〜321dを同じ方向に向けた状態で装着することができる。
次に、本発明の第5の実施の形態のインクジェットプリンタについて、図19を参照して説明する。図19は、本実施の形態に係るインクジェットプリンタに含まれるカートリッジ受け部420a〜420dにインクカートリッジ210a〜210dが装着された状態を示す図である。
本実施の形態に係るインクジェットプリンタが、第1の実施の形態に係るインクジェットプリンタ1と主に異なる点は、インクジェットプリンタ1に用いられるインクカートリッジ10a〜10dは略四角柱状であるのに対して、本実施の形態で用いられるインクカートリッジ210a〜210dは略円柱状である点と、インクジェットプリンタ1に含まれるカートリッジ受け部20a〜20dではインク導入管21a〜21dは各カートリッジ受け部20a〜20dの同じ位置に配置されていないのに対して、本実施の形態では、インク導入管221a〜221dは各カートリッジ受け部220a〜220dの同じ位置に配置されている点である。なお、その他の構成は、第1の実施の形態のインクジェットプリンタ1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ブラック、シアン、イエロー、マゼンタにそれぞれ対応するカートリッジ受け部420a〜420dは、インクカートリッジ210a〜210dのそれぞれを装着するための略箱状の部材を有している。ここで、カートリッジ受け部420a〜420dは、図19に示すように、一列状に配置されている。なお、インクカートリッジ210a〜210dの構成は、第3の実施の形態で説明したとおりである。
カートリッジ受け部420a〜420dの底面には、インク導入管421a〜421dが上方に向かって突出するように設けられている。また、カートリッジ受け部420a〜420dの側面には、インク容器211a〜211dの突起部212a〜212dが嵌合されるスリット422a〜422dが形成されている。
そして、インクカートリッジ210a〜210dの装着方向から見て、カートリッジ受け部420a〜420dのスリット422a〜422dとインク導入管421a〜421dとの位置関係のパターンが全て異なっている。なお、インク導入管421a〜421dは、カートリッジ受け部420a〜420dに対して同じ位置つまり図19中における左斜め上方向の端部近傍に配置されている。
以上のように、本実施の形態のインクジェットプリンタにおいても、第1の実施の形態と同様に、インクカートリッジ210a〜210dが対応していないカートリッジ受け部420a〜420dに誤装着されるのを防止することができる。
また、カートリッジ受け部420a〜420dが一列状に配置されているので、プリンタのカートリッジ受け部420a〜420dが設けられている部分の幅を小さくできる。
また、インク導入管421a〜421dがカートリッジ受け部420a〜420dに対して同じ位置に配置されているので、インクカートリッジ210a〜210dをカートリッジ受け部420a〜420dに装着する際に、インク導入管421a〜421dを同じ方向に向けた状態で装着することができる。
次に、本発明の第6の実施の形態のインクジェットプリンタについて、図20および図21を参照して説明する。
本実施の形態に係るインクジェットプリンタが、第1の実施の形態に係るインクジェットプリンタ1と主に異なる点は、インクジェットプリンタ1では、略四角柱状である4つのインクカートリッジ10a〜10dが用いられるのに対して、本実施の形態では、略六角柱状である7つのインクカートリッジ510a〜510gが用いられる点である。なお、消費量の多いブラックのインクカートリッジ210a、210gのみ2個用いられるようになっている。また、これに伴って、カートリッジ受け部520a〜520gの形状もカートリッジ受け部20a〜20dの形状とは異なっている。なお、その他の構成は、第1の実施の形態のインクジェットプリンタ1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
まず、インクカートリッジ510a〜510gの詳細な構成について、図20を参照して説明する。図20(a)および図20(b)は、インクカートリッジ510aの斜視図、上面図である。ここで、インクカートリッジ510a〜510gは、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタ、ライトシアン、ライトマゼンタ、ブラックにそれぞれ対応するものである。なお、ここでは、ブラックに対応するインクカートリッジ510aについてのみ詳細に説明する。
インクカートリッジ510aは、インク容器511aと、蓋体515aとが接合されている。インク容器511aは、略六角柱状の外形を有する筒状の部材である。そして、インク容器211aの一端部は空気孔513aを除いて閉塞されており、その他端部は開口となっている。
そして、インク容器511aの下端部(開口している側の端部)の内側面のそれぞれの中心位置には、6つの凹部(図示しない)が形成されている。また、蓋体515aは、インク容器511aの下端部の開口を閉塞するものであって、その上面(インク容器511aとの接合面)の外縁部近傍であって、その6辺のそれぞれの中心位置には、上方に向かって突出する6つのリブ(図示しない)が設けられている。なお、インク容器511aの6つの凹部および蓋体515aの6つのリブの構成は、第1の実施の形態のインク容器211aの4つの凹部214aおよび蓋体215aのリブ218aと同様の構成である。従って、蓋体515aをインク容器511aに対して接合させる場合には、蓋体515aを60度ずつ回転させることによって、6つの接合姿勢が可能となる。
ここで、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタ、ライトシアン、ライトマゼンタ、ブラックのそれぞれに対応するインクカートリッジ210a〜210gを構成するインク容器および蓋体はそれぞれ同じ構成である。そして、インクカートリッジ210a〜210fでは、蓋体をインク容器に対して接合させる際の接合姿勢が互いに異なっている。なお、インクカートリッジ210aとインクカートリッジ210gは、同種のインクカートリッジであり、その接合姿勢は同じである。
図21は、本実施の形態に係るインクジェットプリンタに含まれるカートリッジ受け部520a〜520gにインクカートリッジ510a〜510gが装着された状態を示す上面図である。インクカートリッジ510a〜510gにおいて、挿入部516a〜516gは、図21から分かるように、それぞれ偏心した位置(中心位置ではない位置)に配置されている。
また、カートリッジ受け部520a〜520gは、インクカートリッジ510a〜510gのそれぞれを装着するための略箱状の部材を有している。また、カートリッジ受け部520a〜520gのそれぞれの内周面の面積は、インクカートリッジ510a〜510gの外周面とほぼ同じ面積である。
カートリッジ受け部520a〜520gの底面には、インク導入管521a〜521gが上方に向かって突出するように設けられている。ここで、カートリッジ受け部520a〜520gにおいて、インク導入管521a〜521gは、それぞれ偏心した位置(中心位置ではない位置)に配置されている。なお、インク導入管521a〜521gは、カートリッジ受け部520a〜520gの同じ位置つまり左端部近傍に配置されている。また、カートリッジ受け部520a〜520gの一側面には、インク容器511a〜511gの突起部512a〜512gが嵌合されるスリット522a〜522gが形成されている。
そして、図21に示すように、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタ、ライトシアン、ライトマゼンタに対応するインクカートリッジ210a〜210fでは、インクカートリッジ510a〜510fの装着方向から見て、突起部512a〜512fと挿入部516a〜516fとの位置関係のパターンが全て異なっている。また、インクカートリッジ510a〜510fの装着方向から見て、カートリッジ受け部520a〜520fのスリット522a〜522fとインク導入管521a〜521fとの位置関係のパターンが全て異なっている。
以上の説明から分かるように、インクカートリッジ510a〜510fの突起部512a〜512fと挿入部516a〜516fとのそれぞれの位置関係のパターンと、カートリッジ受け部520a〜520fのスリット522a〜522fとインク導入管521a〜521fとの位置関係のパターンとは、ブラック、シアン、イエロー、マゼンタ、ライトシアン、ライトマゼンタの色ごとに同じになっている。従って、インクカートリッジ510a〜510fを、カートリッジ受け部520a〜520fにそれぞれ適正に装着することができる。
なお、インクカートリッジ510a、510gの突起部512a、512gと挿入部516a、516gとの位置関係のパターンと、カートリッジ受け部520a、520gのスリット522a、522gとインク導入管521a、521gとの位置関係のパターンはいずれも同じであるため、インクカートリッジ510a、510gはそれぞれカートリッジ受け部520a、520gのいずれにも装着可能である。
以上のように、本実施の形態のインクジェットプリンタにおいても、第1の実施の形態と同様に、インクカートリッジ510a〜510gが対応していないカートリッジ受け部520a〜520gに誤装着されるのを防止することができる。また、それぞれ同じ構成を有するインク容器511a〜511gおよび蓋体515a〜515gを、全てのインクカートリッジ510a〜510dに共通とすることができるので、1種類のインク容器と1種類の蓋体とから6種類のインクカートリッジ510a〜510fを作製することができ、製造コストを低減することができる。
また、インク導入管521a〜521gがカートリッジ受け部520a〜520gに対して同じ位置に配置されているので、インクカートリッジ510a〜510gをカートリッジ受け部520a〜520gに装着する際に、インク導入管521a〜521gを同じ方向に向けた状態で装着することができる。
また、インク容器511a〜511fおよび蓋体515a〜515fdは、その断面形状が正六角形であるので、複数の接合姿勢を規定しやすい。また、蓋体515a〜515fをインク容器511a〜511fに対して接合可能な接合姿勢の数は正六角形の角数と同数であって、特別な手段を用いることなく、複数の接合姿勢を規定できる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて、様々な設計変更を行うことが可能なものである。例えば、上述の実施の形態では、複数のカートリッジ受け部が一列状または格子状に配置されているが、複数のカートリッジ受け部の配置は任意に変更することができる。また、複数のカートリッジ受け部は、必ずしも1つの部材で構成されている必要はなく、それぞれ別部材であってもよい。
また、上述の実施の形態では、インクカートリッジは略四角柱、略円柱、略六角柱のいずれかであるが、インクカートリッジの形状は任意に変更することができる。従って、インクカートリッジがその他の多角柱であってもよい。
また、上述の実施の形態では、インク容器に突起部が設けられ、蓋体にインク供給部となる挿入部が設けられているが、インク容器の底面(閉塞面)に挿入部を設けて、蓋体に突起部を設けるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、インクカートリッジに突起部が設けられており、カートリッジ受け部にその突起部が嵌合されるスリットが設けられているが、カートリッジ受け部に突起部が設けられており、インクカートリッジにその突起部が嵌合されるスリット(溝)が設けられていてもよい。
また、上述の実施の形態では、インクジェットプリンタにおいて、インクカートリッジが対応していないカートリッジ受け部に誤装着されるのが防止されているが、本発明のインクカートリッジは、インクジェットプリンタ以外の装置のインクカートリッジの装着部に、嵌合部が嵌合される位置決め部を設けることによって、インクカートリッジが対応していない装着部に誤装着されるのを防止することができる。例えば、インク注入装置の装着部に、嵌合部が嵌合される位置決め部を設けることによって、インクカートリッジが対応していない装着部に誤装着されて、種類の異なるインクが誤注入されるのを防止することができる。
また、上述の実施の形態では、インクカートリッジの一端部(蓋体)にインク供給口となる挿入部が設けられており、他端部(インク容器の閉塞面)に空気孔が設けられているが、インクカートリッジの一端部にインク供給口と外気導入口とを備える形態のインクカートリッジ(例えば、バッファタンクを介してインクジェットヘッドにインクを供給するタイプのインクカートリッジ)においても、本発明を適用することができる。なお、この場合には、上述の実施の形態と同様に、インク供給口となる挿入部を蓋体の偏心した位置に設けると共に、蓋体の中心位置に外気導入口となる別の挿入部を設けることによって、インク容器と蓋体との接合姿勢が互いに異なるインクカートリッジにおいて、外気導入口となる挿入部の位置を共通にすることができる。
本発明の第1の実施の形態に係るインクジェットプリンタの概略構成を示す図である。 インクカートリッジ10a〜10dの斜視図である。 インクカートリッジ10a〜10dの上面図である。 ブラックに対応するインクカートリッジ10aに含まれるインク容器11aおよび蓋体15aの概略構成を示す図である。 カートリッジ受け部20a〜20dの斜視図である。 カートリッジ受け部20a〜20dの上面図である。 カートリッジ受け部20a〜20dにインクカートリッジ10a〜10dが装着された状態の斜視図である。 カートリッジ受け部20a〜20dにインクカートリッジ10a〜10dが装着された状態の上面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るインクジェットプリンタに含まれるカートリッジ受け部120a〜120dの斜視図である。 カートリッジ受け部120a〜120dにインクカートリッジ10a〜10dが装着された状態を示す上面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るインクジェットプリンタに含まれるインクカートリッジ210a〜210dの斜視図である。 インクカートリッジ210a〜210dの上面図である。 ブラックに対応するインクカートリッジ210aに含まれるインク容器211aおよび蓋体215aの概略構成を示す図である。 カートリッジ受け部220a〜220dの斜視図である。 カートリッジ受け部220a〜220dの上面図である。 カートリッジ受け部20a〜20dにインクカートリッジ10a〜10dが装着された状態の斜視図である。 カートリッジ受け部20a〜20dにインクカートリッジ10a〜10dが装着された状態の上面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るインクジェットプリンタに含まれるカートリッジ受け部320a〜320dにインクカートリッジ210a〜210dが装着された状態を示す上面図である。 本発明の第4の実施の形態に係るインクジェットプリンタに含まれるカートリッジ受け部420a〜420dにインクカートリッジ210a〜210dが装着された状態を示す図である。 図20(a)は、インクカートリッジ510aの斜視図である。 図20(b)は、インクカートリッジ510aの上面図である。 本発明の第5の実施の形態に係るインクジェットプリンタに含まれるカートリッジ受け部520a〜520gにインクカートリッジ510a〜510gが装着された状態を示す上面図である。
符号の説明
1 インクジェットプリンタ
10a〜10d、210a〜210d、510a〜510g インクカートリッジ
11a〜11d、211a〜211d、511a インク容器(カートリッジ本体;第1部材)
12a〜12d、212a〜212d、512a〜512g 突起部(嵌合部)
15a〜15d、215a〜215d、515a 蓋体(第2部材)
16a〜16d、216a〜216d、516a〜516g 挿入部(インク供給部)
20a〜20d、120a〜120d、220a〜220d、320a〜320d、420a〜420d、520a〜520g カートリッジ受け部(カートリッジ装着部)
21a〜21d、121a〜121d、221a〜221d、321a〜321d、421a〜421d、521a〜521g インク導入管(インク導入部)
22a〜22d、122a〜122d、222a〜222d、322a〜322d、422a〜422d、522a〜522d スリット(位置決め部)

Claims (14)

  1. カートリッジ本体と、前記カートリッジ本体に設けられ且つインクジェットプリンタにインクを供給するインク供給部とをそれぞれ有しており、複数種類のインクのうちのいずれか1種類であって互いに種類の異なるインクをそれぞれ貯留する複数のインクカートリッジを備えており、
    前記カートリッジ本体には、そのインクカートリッジが前記インクジェットプリンタに設けられた複数のカートリッジ装着部のうちの対応するカートリッジ装着部に装着されるときに、前記カートリッジ装着部に設けられた前記インクカートリッジを位置決めするための位置決め部に嵌合する嵌合部が設けられており、
    前記複数のインクカートリッジに関し、インクカートリッジの装着方向から見て、前記インク供給部と前記嵌合部との位置関係のパターンが全て異なるように構成されていることを特徴とするインクカートリッジ集合体。
  2. 請求項1に記載のインクカートリッジ集合体を構成するインクカートリッジ。
  3. カートリッジ本体と、前記カートリッジ本体に設けられたインク供給部とをそれぞれ備え且つ複数種類のインクのうちのいずれか1種類であって互いに種類の異なるインクをそれぞれ貯留する複数のインクカートリッジが装着されるインクジェットプリンタであって、
    前記複数のインクカートリッジがそれぞれ対応して装着される複数のカートリッジ装着部を有し、
    各カートリッジ装着部には、
    前記インク供給部と接続されてインクを導入するためのインク導入部と、
    前記カートリッジ装着部に対応するインクカートリッジが装着されるときに、そのカートリッジ本体に形成された嵌合部が嵌合する位置決め部とが設けられており、
    前記複数のカートリッジ装着部に関し、インクカートリッジの装着方向から見て、前記インク導入部と前記位置決め部との位置関係のパターンが全て異なるように構成されていることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  4. 前記複数のカートリッジ装着部に関し、前記位置決め部が、各カートリッジ装着部の同じ位置に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記複数のカートリッジ装着部に関し、前記インク導入部が、各カートリッジ装着部の同じ位置に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記複数のカートリッジ装着部が一列状に配置されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記列において隣接する2つのカートリッジ装着部においては、前記インク導入部が互いに近接する位置に設けられていることを特徴とする請求項6に記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記複数のカートリッジ装着部の個数が4つであり、これら4つの複数のカートリッジ装着部が格子状に配置されていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のインクジェットプリンタ。
  9. インクカートリッジの装着方向から見て、4つのカートリッジ装着部のインク導入部が内側に密集して配置されていることを特徴とする請求項8に記載のインクジェットプリンタ。
  10. 第1部材と、インク供給部を有する第2部材とが接合されて構成されており、インクジェットプリンタに供給するインクを保持するインクカートリッジであって、
    前記第1部材は、インクカートリッジをインクジェットプリンタの所定位置に所定の向きに位置決めして装着させるための嵌合部を有しており、
    前記インク供給部は、前記第2の部材の中心位置に対して偏った位置に設けられており、
    前記第2の部材は、前記第1の部材に対して、前記嵌合部と前記インク供給部との相対位置が互いに異なる複数の接合姿勢のうちの一の接合姿勢で接合されていることを特徴とするインクカートリッジ。
  11. 前記第1の部材はインク保持容器であり、前記第2の部材は前記インク保持容器の開口を塞ぐ蓋体であることを特徴とする請求項10に記載のインクカートリッジ。
  12. 前記インク保持容器および前記蓋体の開口は円形または正多角形であることを特徴とする請求項11に記載のインクカートリッジ。
  13. 前記インク保持容器および前記蓋体の開口は正多角形であり、前記蓋体が前記インク保持容器に対して接合可能な前記複数の接合姿勢の数は正多角形の角数と同数であることを特徴とする請求項12に記載のインクカートリッジ。
  14. 前記インクジェットプリンタの前記所定位置には、それに装着されたインクカートリッジのインク供給部と正対するインク導入部が設けられていることを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載のインクカートリッジ。
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