JP6083393B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本願発明は、定着回転部材と加圧回転部材との間の定着ニップ部に未定着トナー像付きの記録材を通過させて定着させる定着装置と、これを備えた画像形成装置とに関する。画像形成装置には、複写機、プリンター、ファクシミリ及びこれらの機能を複合的に備えた複合機といった各種のものが含まれる。
従来、電子写真方式を採用した画像形成装置では、記録材上の未定着トナー像を加熱する定着回転部材とこれに圧接する加圧回転部材との間の定着ニップ部に、未定着トナー像を転写した記録材を搬送し加熱及び加圧することによって、トナー像を記録材に定着させることが広く行われている。
この種の定着装置として、特許文献1に示すように、定着回転部材の外周部を無端状のベルト体で構成するものがある。また、特許文献1には、定着ニップ部の上流側にガイドを設け、ベルト体の軸方向における周回位置の安定化を図った構成が開示されている。
特開2013−114058号公報
しかし、特許文献1で開示されているような従来の定着装置では、図11に示すように、常温下において押圧部材とベルト体との間には隙間があり、ウォームアップを開始した際に、ベルト体が押圧部材に対して浮き、ベルト体の径方向における周回位置が不安定になってしまう。周回位置が不安定になったベルト体は、隙間(例えば0.2〜0.7mm)をもって配置されている分離部材に接触してしまう。そして、ベルト体が分離部材に接触すると、ベルト体に接触跡が残り、その接触跡により画像定着時に光沢ムラが発生するという問題があった。
また、従来の定着装置の構成では、上記のようなベルト体と分離部材との接触を回避するために、ベルト体と分離部材との相対位置の調整幅を非常に狭くして、その調整幅の中で調整するなどしていたが、調整作業が非常に細かい作業になり、熟練した技術者が必要になるとともに、調整に長い時間がかかるという問題があった。
一方、ベルト体と分離部材との接触を回避するだけであれば、ベルト体と分離部材との隙間を大きくするという方法も考えられる。しかし、ベルト体と分離部材との隙間を大きくしすぎると、トナー量の多い画像(ベタ画像)の載った薄紙などでは、分離されずにベルト体に巻き付いてしまうなど、分離部材がその機能を果たさなくなってしまうという問題があった。
本願発明は上記のような問題に鑑み成されたものであり、ベルト体の周回位置を安定させ、ベルト体と分離部材との接触を防止して定着品質を確実に確保できる定着装置、並びに、これを備えた画像形成装置を提供することを技術的課題としている。
請求項1の発明は、記録材上の未定着トナー像を加熱する定着回転部材と、これに圧接する加圧回転部材とを備え、前記定着回転部材と前記加圧回転部材との間の定着ニップ部に、前記記録材を通過させてトナー像を定着させる定着装置であって、前記定着回転部材又は前記加圧回転部材の外周部を構成し、所定の周回経路で周回する無端状のベルト体と、前記ベルト体の内側から前記定着ニップ部を押圧する押圧部材と、前記ベルト体から前記記録材を分離させる分離部材と、前記ベルト体と前記分離部材との隙間を維持すると共に前記ベルト体の周回経路を維持するように前記ベルト体の内側に当接して、前記ベルト体にテンションをかけるテンション部材とを備え、前記押圧部材はローラー形状で、加熱時に熱膨張する材料から形成されており、前記押圧部材が熱膨張した場合に、前記テンション部材と前記ベルト体との接触圧が低くなるように構成されているというものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の定着装置において、前記ベルト体と前記押圧部材との間に、前記定着ニップ部及び前記定着ニップ部近傍を除いて、隙間が形成されているというものである。
請求項の発明は、請求項1又は2に記載の定着装置において、前記テンション部材が、前記ベルト体の周回経路における前記定着ニップ部よりも下流側において、前記ベルト体の内面と接触し、前記ベルト体の周回経路を外側に突出させて曲率を大きくする突起部を有するというものである。
請求項の発明は、請求項1又は2に記載の定着装置において、前記テンション部材は、前記ベルト体の長手方向の略全体に亘って延設され、前記ベルト体の内側に当接するというものである。
請求項の発明は、請求項1〜のうちいずれかに記載の定着装置において、前記ベルト体がその長手方向において前記定着ニップ部よりも長く、前記テンション部材は、前記定着ニップ部の領域外に配置しているというものである。
請求項6の発明は、請求項に記載の定着装置において、前記ベルト体の長手方向における両端面に沿ってそれぞれ配置され、前記ベルト体の長手方向の位置を規制する規制フランジを有し、前記テンション部材が、前記規制フランジに固定され、前記ベルト体の長手方向両端部に当接するというものである。
請求項の発明は、請求項1〜のうちいずれかに記載の定着装置において、前記ベルト体の周面に対向して配置され、金属材質を誘導加熱する加熱手段を備え、前記ベルト体が、金属材質を含む発熱層を有するというものである。
請求項の発明は画像形成装置に係り、請求項1〜のうちいずれかに記載の定着装置を備えているというものである。
本願の請求項に記載された発明によると、前記ベルト体の内側に当接して、前記ベルト体にテンションをかけるテンション部材を備えているから、ベルト体の周回位置を安定させることができ、ベルト体と分離部材との接触を防止できる。このため、ベルト体に接触跡が付くことを防止し、接触跡による画像定着時の光沢ムラが発生しないので、定着品質を確実に確保できる。
また、ベルト体の周回位置を安定させることができるから、ベルト体と分離部材との相対位置の調整がし易くなる。また、接触防止のために隙間を大きくする必要がなくなるから、ベルト体と分離部材との隙間を記録材の分離に適した設定にすることができ、記録材がベルト体に巻きつくなどの不具合を防止して、定着装置の信頼性を高めることができる。
プリンターの概略説明図である。 第1実施形態の定着装置の概略を示す軸方向断面図である。 定着装置の概略を示す側面断面図である。 定着装置の概略を示す斜視図である。 (a)は定着装置の概略を示す軸方向断面図、(b)は定着装置の概略を示す側面断面図である。 常温の状態における定着装置の概略を示す側面断面図である。 定着温度の状態における定着装置の概略を示す側面断面図である。 第2実施形態の定着装置の概略を示す側面断面図である。 第3実施形態の定着装置の概略を示す側面断面図である。 (a)は第4実施形態の定着装置の概略を示す定着装置の軸方向断面図、(b)は第4実施形態の定着装置の概略を示す側面断面図である。 従来の定着装置の概略を示す側面断面図である。
以下に、本願発明を具現化した実施形態を、画像形成装置の一例であるタンデム方式のカラーデジタルプリンター(以下、プリンターと称する)に適用した場合の図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば「左右」「上下」等)を用いる場合は、図1において紙面に直交した方向を正面視とし、これを基準にしている。これらの用語は説明の便宜のために用いたものであり、本願発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1).プリンターの概要
まず、図1を参照しながら、プリンター1の概要を説明する。図1に示すように、プリンター1は、その筐体2内に、画像プロセス装置3、給紙装置4、及び定着装置5等を備えている。詳細は図示していないが、プリンター1は、例えばLANといったネットワークに接続されていて、外部端末(図示省略)からの印刷指令を受け付けると、当該指令に基づいて印刷を実行するように構成されている。
筐体2内の下部に位置する給紙装置4は、記録材Pを収容する給紙カセット21、給紙カセット21内の記録材Pを最上層から繰り出すピックアップローラー22、繰り出された記録材Pを1枚ずつに分離する一対の分離ローラー23、及び、1枚に分離された記録材Pを所定のタイミングにて画像プロセス装置3に搬送する一対のタイミングローラー24等を備えている。各給紙カセット21内の記録材Pは、ピックアップローラー22及び分離ローラー23の回転にて、最上層のものから1枚ずつ搬送経路30に送り出される。搬送経路30は、給紙装置4の給紙カセット21から、タイミングローラー対24のニップ部、画像プロセス装置3の二次転写ニップ部、及び定着装置5の定着ニップ部33を経て、筐体2上部にある排出ローラー対26に至る。
給紙カセット21内の記録材Pは、通紙幅(矢印S方向と直交する幅寸法)の中央を基準にして、搬送経路30に向けて矢印S方向に搬送するセンター基準にセットされる。図示は省略するが、給紙カセット21内には、給紙前の記録材Pをセンター基準に幅寄せする一対の側部規制板を備えている。一対の側部規制板は、通紙幅方向に互いに連動して遠近移動するように構成されている。給紙カセット21内の記録材Pを一対の側部規制板にて通紙幅方向両側から挟持することによって、給紙カセット21内の記録材Pがその規格に拘らずセンター基準にセットされる。従って、画像プロセス装置3での転写処理や、定着装置5での定着処理もセンター基準で実行される。
給紙装置4の上方に位置する画像プロセス装置3は、像担持体の一例である感光体ドラム13上に形成されたトナー像を記録材Pに転写する役割を担うものであり、中間転写体としての中間転写ベルト6、並びに、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の各色に対応する計4つの作像部7等を備えている。
中間転写ベルト6は導電性を有する素材からなる無端状のものであり、像担持体の一例でもある。中間転写ベルト6は、筐体2内の中央部右側に位置する駆動ローラー8と、同じく中央部左側に位置する従動ローラー9とに巻き掛けられている。中間転写ベルト6のうち駆動ローラー8に巻き掛けられた部分の外側に二次転写ローラー10が配置されている。主モーター(図示省略)の動力伝達にて駆動ローラー8を図1の反時計方向に回転させることにより、中間転写ベルト6は図1の反時計方向に周回する。
中間転写ベルト6のうち駆動ローラー8に巻き掛けられた部分の外周側には、二次転写ローラー10が配置されている。二次転写ローラー10は中間転写ベルト6に当接していて、中間転写ベルト6と二次転写ローラー10との間(当接部分)が二次転写領域としての二次転写ニップ部になっている。二次転写ローラー10は、中間転写ベルト6の回転に伴って、又は二次転写ニップ部に挟持搬送される記録材Pの移動に伴って、図1の時計方向に回転する。中間転写ベルト6のうち従動ローラー9に巻き掛けられた部分の外周側には、中間転写ベルト6上の未転写トナーを除去する転写ベルトクリーナー12が配置されている。転写ベルトクリーナー12は中間転写ベルト6に当接している。
4つの作像部7は、中間転写ベルト6の下方において、図1の左からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順に、中間転写ベルト6に沿って並べて配置されている。図1では説明の便宜上、各作像部7に、再現色に応じて符号Y,M,C,Kを添えている。各作像部7は図1の時計方向に回転する像担持体の一例としての感光体ドラム13を備えている。感光体ドラム13の周囲には、図1における時計回りの回転方向に沿って順に、帯電装置14、露光装置19、現像装置15、一次転写ローラー16及び感光体クリーナー17が配置されている。
感光体ドラム13は負帯電性のものであり、主モーターからの動力伝達によって図1の時計方向に回転するように構成されている。帯電装置14は、感光体ドラムの表面を一様に帯電させるものである。現像装置15は、負の極性を呈するトナーを利用して、感光体ドラム13上に形成された静電潜像を反転現像にて顕在化させるものである。
一次転写ローラー16は中間転写ベルト6の内周側に位置していて、中間転写ベルト6を挟んで、対応する作像部7の感光体ドラム13に対峙している。一次転写ローラー16も、中間転写ベルト6の回転に伴って図1の反時計方向に回転する。中間転写ベルト6と一次転写ローラー16との間(当接部分)は一次転写領域としての一次転写ニップ部になっている。感光体クリーナー17は、感光体ドラム13上に残留する未転写トナーを除去するためのものであり、感光体ドラム13に当接している。4つの作像部7の下方には露光装置19が配置されている。露光装置19は、外部端末等からの画像情報に基づき、レーザー光によって各感光体ドラム13に静電潜像を形成するものである。
各作像部7は、感光体ドラム13、帯電装置14、露光装置19、現像装置15及び感光体クリーナー17をひとまとまりにハウジング20内に収容してカートリッジ化(一体構造化)されていて、いわゆるプロセスカートリッジとして筐体2に交換可能(着脱可能)に装着されている。なお、中間転写ベルト6の上方には、各現像装置15に供給されるトナーを収容するホッパー(図示省略)が配置されている。
各作像部7において、帯電装置14にて帯電される感光体ドラム13に、露光装置19から画像信号に対応したレーザー光が投射されると、静電潜像が形成される。静電潜像は、現像装置15から供給されるトナーにて反転現像されて各色のトナー像となる。各感光体ドラム13上のトナー像は、それぞれ対応した一次転写ニップ部において、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順で、感光体ドラム13から中間転写ベルト6の外周面に一次転写されて重ねられる。感光体ドラム13に残った未転写トナーは感光体クリーナー17にて掻き取られ、感光体ドラム13上から取り除かれる。そして、記録材Pが二次転写ニップ部を通過する際に、重ね合わせられた4色のトナー像が記録材Pに一括して二次転写される。中間転写ベルト6に残った未転写トナーは転写ベルトクリーナー12にて掻き取られ、中間転写ベルト6上から取り除かれる。
二次転写ローラー10の上方に位置する定着装置5は、定着回転部材31とこれに圧接する加圧回転部材32とを備えている。定着回転部材31と加圧回転部材32との当接部分が定着領域である定着ニップ部33になっている。二次転写ニップ部を通過して未定着トナー像を載せた記録材Pは、定着回転部材31と加圧回転部材32との間の定着ニップ部33を通過する際に加熱・加圧され、記録材P上にトナー像が定着される。その後、記録材Pは、定着ニップ部33の下流側に設けられた分離部材34により定着回転部材31から分離され、搬送経路30上を搬送されたのちに排出ローラー対26の回転にて排紙トレイ27上に排出される。
筐体2内部のうち画像プロセス装置3と給紙装置4との間には、プリンター1の制御全般を司る制御部28が配置されている。制御部28には、各種演算処理、記憶及び制御を実行するコントローラー(図示省略)が内蔵されている。
(2).第1実施形態の定着装置及びその周辺の詳細構造
次に、図2及び図3を参照しながら、第1実施形態の定着装置5及びその周辺の詳細構造について説明する。前述の通り、定着装置5は、互いに通紙幅方向に延びて圧接した状態で回転可能な定着回転部材31と、加圧回転部材32と、分離部材34と、加熱部35とを備えている。
定着回転部材31は、回転可能に設けられた押圧部材41と、この押圧部材41に巻き掛けたベルト体としての定着ベルト42と、定着ベルト42の内側に当接して、定着ベルト42にテンションをかけるテンション部材43と、定着ベルト42の長手方向における両端面に沿ってそれぞれ配置された規制フランジ44とを備えている。本実施形態では、押圧部材41は、棒状の芯金に固定された断面略円状のローラーであり、定着ベルト42の内側から定着ニップ部33を押圧するものである。押圧部材41は、例えばシリコーンスポンジなどからなり、熱膨張する。そして、押圧部材41は、非磁性材質からなる芯金を介してプリンター1の筐体2に回転可能に軸支している。第1実施形態の定着ベルト42は、定着回転部材31の外周部を構成する無端状のものである。定着ベルト42は通紙幅方向に長い筒形状のものである。この定着ベルト42は、押圧部材41、テンション部材43及び自身の張力によって筒形状を保持しており、この筒形状に沿って定着ベルト42が周回する。また、押圧部材41は、その外形が定着ベルト42の内径よりも小さいものである。一例として、押圧部材41の外形を常温で数mm程度定着ベルト42の内径よりも小さくすることが考えられる。
押圧部材41は、圧縮バネ等の付勢部材(図示省略)によって、搬送経路30方向に向けて常時付勢されている。これにより、押圧部材41は、定着ベルト42を搬送経路30と直交する方向に向けて押圧している。そして、図3に示すように、押圧部材41の外形が定着ベルト42の内径よりも数mm小さいので、定着ベルト42と押圧部材41との間には、定着ニップ部33及び定着ニップ部33の近傍を除いて、隙間が形成されている。
本実施形態の定着ベルト42は、外側から順に、離型層、弾性を有する弾性層、発熱層を有する構成である。各層の構成の一例としては、離型層はフッ素樹脂層などで構成され、弾性層はシリコーンゴムなどで構成される。発熱層は、Ni、SUS、Fe等の導電性材料を含むものである。
定着ベルト42のうち押圧部材41に巻き掛けた部分の外周側、具体的には搬送経路30を向く方向には、加圧回転部材32としての加圧ローラー46を配置している。加圧ローラー46は定着ベルト42を介して押圧部材41に圧接していて、定着ベルト42と加圧ローラー46との間(当接部分)が定着領域である定着ニップ部33である。駆動源である定着モーター(図示省略)から歯車やベルト等の動力伝達系を経由して、加圧ローラー46に動力伝達され、加圧ローラー46が図1及び図3の時計方向に回転駆動する。加圧ローラー46の回転又は定着ニップ部33を通過する記録材Pに伴って、定着ベルト42が加圧ローラー46の回転方向と逆向き(図1の反時計方向)に回転する。
テンション部材43は、定着ベルト42の周回経路を維持するために、定着ベルト42にテンションをかけるものである。このテンション部材43は、定着ベルト42に中心から外側へ向かう方向のテンションをかけるように構成されている。具体的には、定着ベルト42の内側から1N未満、例えば0.3N程度のテンションをかけるように構成している。そのためテンション部材43の外形は定着ベルト42の内径よりもわずかに大きく、テンション部材43の外形は、例えば常温で数十μm〜数百μm程度定着ベルト42の内径よりも大きいものが用いられる。また、テンション部材43は、押圧部材41が熱膨張するしないにかかわらず、定着ベルト42にテンションをかけて、定着ベルト42の周回経路が変わらないように構成されている。
テンション部材43を構成する材質は特に限定されず、金属材質や耐熱性樹脂等の中から適宜選択されれば良い。テンション部材43を構成する材質の一例としては、定着ベルト42との摩擦摺動による定着ベルト42及びテンション部材43の磨耗を低減させる観点からPAI(ポリアミドイミド)とし、定着ベルト42の内側にフッ素コートを施した上で、定着ベルト42の内側又はテンション部材43の外側(定着ベルト42の内側に対峙する部分)にフッ素系のグリスを塗布することも考えられる。
図4及び図5に示すように、本実施形態のテンション部材43は、押圧部材41の芯金に対し定着ニップ部33と反対側の位置に設けられた接続部45により規制フランジ44に一部連結されており、定着ベルト42の長手方向両端部に当接する構成となっている。この形態では、テンション部材43と規制フランジ44との接続部45以外にはスリット(隙間)が形成されている。この場合、テンション部材43と規制フランジ44とは同一の材質で構成しても良いし、別の材質で構成しても良い。また、テンション部材43と規制フランジ44とを一体化したものであっても良いし、他の連結部材を介して固定するものであっても良い。
更に、図5に示すように、テンション部材43は、側面視において断面C字状をなし、定着ベルト42と接触しない開口領域47を有するものである。この場合、テンション部材43の開口領域47を定着ニップ部33(搬送経路30方向)に一致させることにより、テンション部材43の開口領域47における定着ベルト42の形状が、定着ニップ部33の領域内外にかかわらず、テンション部材43が配置されている位置であっても、一様に断面凹形状となる。これにより、変形応力を一定にすることができ、定着ベルト42の耐久性能を向上させることができる。
加えて、テンション部材43は、規制フランジ44との連結部以外にはスリットが形成されており、かつ、断面C字状をなし、定着ベルト42と接触しない開口領域47を有するから、テンション部材43の径方向(定着ベルト42の径方向)に弾性変形する構成となっている。これにより、テンション部材43に定着ベルト42をはめ込み易くなり、組立作業がし易くなっている。
なお、テンション部材43と規制フランジ44との連結部の範囲、テンション部材43の側面視における断面形状、及びテンション部材43の開口領域47は、上記の構成に限定されないが、組立作業性確保の観点から、テンション部材43がその径方向に弾性変形可能になるようにそれぞれ設定されていることが望ましい。
規制フランジ44は、図2に示すように、定着ベルト42の長手方向の位置を規制するものであり、定着ベルト42の長手方向両端部のいずれか一方が規制フランジ44のいずれか一方に突き当たるように構成されている。また、規制フランジ44を構成する材質は特に限定されず、金属材質や耐熱性樹脂等の中から適宜選択されれば良い。
図3に示すように、定着装置5における定着ニップ部33の下流側には、記録材Pを定着ベルト42から分離させるための分離部材34が、定着ベルト42に近接して配置されている。定着ベルト42と分離部材34との隙間(ギャップ)は、記録材Pの最大通紙領域(最大通紙サイズ)や周辺の部品構成などにより適宜設定されるものであるが、一例として0.2mm〜0.7mm程度に設定することが考えられる。ここで、分離部材34は、定着ベルト42の長手方向に沿って、記録材Pの最大通紙領域の略全体に亘って延びるものであっても良いし、分離部材34が複数に分割されたものであって、定着ベルト42の長手方向に沿って並んで配置されるものであっても良い。
加熱部35は、本実施形態では磁束発生装置であり、定着ベルト42に形成された発熱層を誘導加熱するものである。具体的に加熱部35は、定着回転部材31における搬送経路30と反対側(図2及び図3の上側)において、定着ベルト42の長手方向に沿わせて導線を巻いて構成された励磁コイル36を有するものである。この励磁コイル36は高周波電源(図示省略)に接続されて、20〜90kHz、100〜1500Wの高周波電流が供給されるため、一例として耐熱性の樹脂で被覆した細い線を数十〜数百本束ねたリッツ線を用いることが考えられる。この励磁コイル36によって誘起された磁束により、定着ベルト42に形成された発熱層に渦電流が誘起され、発熱層がジュール熱により発熱し、定着ベルト42が加熱される。
なお、定着ベルト42には、温度センサー(図示省略)を接触又は近接配置している。温度センサーの検出結果に応じて加熱部35を制御し、定着ベルト42を所定の定着温度に維持するように構成している。
第1実施形態の構成であれば、テンション部材43は、定着ベルト42の周回経路を維持するために、定着ベルト42に中心から外側へ向けてテンションをかけるから、定着ベルト42の周回位置を安定させることができ、定着ベルト42と分離部材34との接触を防止できる。このため、定着ベルト42に接触跡が付くことを防止し、接触跡による画像定着時の光沢ムラが発生しないので、定着品質を確実に確保できる。
また、定着ベルト42の周回位置を安定させることができるから、定着ベルト42と分離部材34との相対位置の調整がし易くなる。また、接触防止のために隙間を大きくする必要がなくなるので、定着ベルト42と分離部材34との隙間を記録材Pの分離に適した設定にすることができるから、記録材Pが定着ベルト42に巻き付くなどの不具合を防止して、定着装置5の信頼性を高めることができる。
更に、定着ベルト42が導電性金属を含む発熱層を有し、この発熱層が磁束発生装置である加熱部35により誘導加熱されて定着ベルト42自体を加熱するものであり、低熱容量である発熱層を加熱体とするから、定着ベルト42を高速かつ省エネルギーで所定の定着温度まで上昇させることができるとともに、省エネルギーで所定の定着温度を維持することができる。
加えて、定着ベルト42と押圧部材41との間には、定着ニップ部33及び定着ニップ部33の近傍を除いて、隙間が形成されており、この隙間がテンション部材43により維持されるから、加熱した定着ベルト42の熱が押圧部材41に逃げにくくなり、定着ベルト42を高速かつ省エネルギーで所定の定着温度まで上昇させることができるとともに、省エネルギーで所定の定着温度を維持することができる。
ここで、前述したように押圧部材41を熱膨張する材料で形成することにより、図6及び図7に示すように、押圧部材41が熱膨張した場合に、テンション部材43と定着ベルト42との接触圧が低くなるように構成されている。図6は常温の状態、つまり押圧部材41が熱膨張する前を示しており、定着ベルト42と押圧部材41との隙間が大きく、押圧部材41の押圧方向以外の方向においてはテンション部材43により定着ベルト42の周回経路が維持されている。図7は所定の定着温度の状態、つまり押圧部材41が熱膨張した状態を示しており、定着ベルト42とローラー形状の押圧部材41との隙間が小さくなる。したがって、押圧部材41により定着ベルト42の周回経路が維持される範囲が大きくなり、テンション部材43と定着ベルト42との接触圧が低減する。したがって、定着動作時にはテンション部材43による定着ベルト42への摩擦抵抗は軽減され、定着ベルト42の寿命を短くするという不都合も軽減される。
(3).第2、第3及び第4実施形態の定着装置及びその周辺の詳細構造
次に、図8、図9及び図10を参照しながら、第2、第3及び第4実施形態の定着装置5及びその周辺の詳細構造について説明する。第2、第3及び第4実施形態の定着装置5では、定着回転部材31の構成を第1実施形態のものと異ならせている。
すなわち、図8に示す第2実施形態の定着回転部材31では、テンション部材431が定着ベルト42の周回経路における定着ニップ部33よりも上流側において、定着ベルト42の周回経路を外側に突出させて一部の曲率を大きくする突起部に構成されている。その他の構成は第1実施形態とほぼ同様である。このように構成した場合も、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。加えて、第2実施形態の構成であれば、記録材Pが薄紙や腰の弱いコート紙である場合など、分離しにくいものだったとしても、曲率の大きい部分により記録材Pが分離しやすくなり、分離性を向上させることができる。更に、定着ベルト42と分離部材34との隙間を従来の設定より広くしても記録材Pの分離性を確保できるので、定着ベルト42と分離部材34との隙間を広めに設定して調整を簡略化できる。
図9に示す第3実施形態の定着回転部材31は、テンション部材432が、少なくとも定着ベルト42の長手方向における分離部材34に対応する範囲において、定着ベルト42の内側に当接するように構成されている。具体的には、テンション部材432は、定着ニップ部33とは反対側に形成された押圧部材41と定着ベルト42との隙間に、定着ベルト42の長手方向に亘って長板状の基板432Aを設け、この基板432A上に、略等間隔に基板432Aと直交する方向に延びるガイド片432Bを複数設けたもので、基板432Aは定着ベルト42の両端に設けられたフランジ44に連結されている。本実施形態では、テンション部材432が、定着ベルト42の長手方向全体にわたって等間隔で複数個所に当接するように構成されている。その他の構成は第1実施形態とほぼ同様である。このように構成した場合も、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。加えて、第3実施形態の構成であれば、テンション部材432が、少なくとも定着ベルト42の長手方向における分離部材34に対応する範囲に当接するので、分離部材34に対応する範囲の定着ベルト42の周回経路を維持することができる。また、定着ベルト42の長手方向における両端部への応力集中を回避して定着ベルト42の耐久性能を向上させることができる。
図10に示す第4実施形態の定着回転部材31は、テンション部材433が定着ベルト42の周回経路に沿って複数に分割して配置された構成である。また、分割されたテンション部材433のテンションをそれぞれ個別に調整できるようにしていることが望ましい。具体的には、複数に分割された各テンション部材433がそれぞれ接続部45により規制フランジ44に一部連結される構成にしてある。その他の構成は第1実施形態とほぼ同様である。このように構成した場合も、第1実施形態と同様の作用効果が得られる。加えて、第4実施形態の構成であれば、定着ベルト42の周回経路に沿って複数に分割されたテンション部材433のテンションをそれぞれ個別に調整できるので、定着ベルト42への荷重分布を平均化することができ、定着ベルト42の耐久性能を向上させることができる。
(4).その他
本願発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。例えば、画像形成装置としてプリンターを例に説明したが、これに限らず、複写機、ファクシミリ又はこれらの機能を複合的に備えた複合機等でもよい。また、加熱部35の他の態様としては、定着回転部材31の内部にヒータランプ等の抵抗発熱体を備え加熱するものでも良いし、定着ベルト42内面に黒色塗装を施し定着ベルト42の内面側にハロゲンヒータを備え、定着部材にハロゲン光反射部材を備え構成であっても良い。また、定着回転部材31側、加圧回転部材32側のいずれに転動力を伝達してもよいが、加圧回転部材32に回転動力を伝達して定着回転部材31を従動回転させるように構成するのが望ましい。また、両方の回転部材31,32にそれぞれ回転動力を伝達するように構成することも可能である。その他、各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
更に、加圧回転部材32が、上記実施形態の定着回転部材31における押圧部材41、定着ベルト42を有するベルト構造のものであれば、加圧回転部材32に上記実施形態のテンション部材43、431、432、433のいずれかを適用しても良いし、定着回転部材31及び加圧回転部材32の両方がベルト構造であれば、定着回転部材31及び加圧回転部材32の両方にテンション部材43、431、432、433のいずれかを適用しても良い。
加えて、定着回転部材31及び加圧回転部材32を、それぞれ互いに圧接する加圧状態と、互いに離間する離間状態とを切り換える接離機構をさらに備えた構成であっても良い。この場合、テンション部材43、431、432、433は、加圧状態及び離間状態のいずれの状態においても定着ベルト42にテンションをかけるように構成していることが望ましい。
P 記録材
1 プリンター(画像形成装置)
5 定着装置
30 搬送経路
31 定着回転部材
32 加圧回転部材
33 定着ニップ部
34 分離部材
35 加熱部
41 押圧部材
42 定着ベルト
43 テンション部材
44 規制フランジ
45 接続部
46 加圧ローラー
47 開口領域

Claims (8)

  1. 記録材上の未定着トナー像を加熱する定着回転部材と、これに圧接する加圧回転部材とを備え、前記定着回転部材と前記加圧回転部材との間の定着ニップ部に、前記記録材を通過させてトナー像を定着させる定着装置であって、
    前記定着回転部材又は前記加圧回転部材の外周部を構成し、所定の周回経路で周回する無端状のベルト体と、
    前記ベルト体の内側から前記定着ニップ部を押圧する押圧部材と、
    前記ベルト体から前記記録材を分離させる分離部材と、
    前記ベルト体と前記分離部材との隙間を維持すると共に前記ベルト体の周回経路を維持するように前記ベルト体の内側に当接して、前記ベルト体にテンションをかけるテンション部材とを備え、
    前記押圧部材はローラー形状で、加熱時に熱膨張する材料から形成されており、
    前記押圧部材が熱膨張した場合に、前記テンション部材と前記ベルト体との接触圧が低くなるように構成されている
    定着装置。
  2. 前記ベルト体と前記押圧部材との間には、前記定着ニップ部及び前記定着ニップ部近傍を除いて、隙間が形成されている、
    請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記テンション部材は、前記ベルト体の周回経路における前記定着ニップ部よりも下流側において、前記ベルト体の内面と接触し、前記ベルト体の周回経路を外側に突出させて曲率を大きくする突起部を有する、
    請求項1又は2記載の定着装置。
  4. 前記テンション部材は、前記ベルト体の長手方向の略全体に亘って延設され、前記ベルト体の内側に当接する、
    請求項1又は2記載の定着装置。
  5. 前記ベルト体は、その長手方向において前記定着ニップ部よりも長く、
    前記テンション部材は、前記定着ニップ部の領域外に配置している、
    請求項1〜3のうちいずれかに記載の定着装置。
  6. 前記ベルト体の長手方向における両端面に沿ってそれぞれ配置され、前記ベルト体の長手方向の位置を規制する規制フランジを有し、
    前記テンション部材が、前記規制フランジに固定され、前記ベルト体の長手方向両端部に当接する、
    請求項に記載の定着装置。
  7. 前記ベルト体の周面に対向して配置され、金属材質を誘導加熱する加熱手段を備え、
    前記ベルト体が、金属材質を含む発熱層を有する、
    請求項1〜6のうちいずれかに記載の定着装置。
  8. 請求項1〜7のうちいずれかに記載の定着装置を備えている、
    画像形成装置。
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