JP6074948B2 - デジタルカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラに関する。
従来、デジタルカメラは、撮影された後に、画像処理が施されていない状態のデータ、すなわちRAWデータを生成し、RAWデータからディスプレイで画像鑑賞する際に適した画像データに変換し、これをJPEGデータとして記録媒体に記録する。ここで記録されるJPEGデータの明るさは、大きく2つの要素で決定される。一つは撮影時の露出であり、もう一つは撮影後に施される階調変換である。
露出は、シャッタースピード、絞りおよびISO感度によって決定される。シャッタースピード、絞りおよびISO感度は、被写体の明るさに応じて、デジタルカメラによって自動的に、あるいは撮影者によって手動で設定され、撮影が行われる。例えば、絞りおよびISO感度を固定し、シャッタースピードを適正露出より低速にすれば、撮像面での露光時間が長くなり、画像は明るくなる。
階調変換は、RAWデータに対して、ホワイトバランス変換やマトリックス変換などが施された後に、適用される。階調変換の変換曲線の形状によって、画像の明るさは変化する。
ここで、露出および階調変換とRAWデータおよびJPEGデータの関係について考えてみると、露出によってRAWデータの明るさが決定し、階調変換によって、RAWデータからJPEGデータに変換するときの明るさが決定すると考えることができる。例えば、同一のRAWデータであっても、階調変換の変換曲線の形状によって、JPEGデータの明るさは変化する。
このように、再現画像の明るさに関して露出と階調変換とは関連するものである。そこで、階調変換を考慮して露出を制御するデジタルカメラが知られている(特許文献1参照)。このデジタルカメラでは、ハイライト測光モード(露出決定時の測光対象の部分が、グレーでなく白い場合、その部分を白く再現する、というユーザ意図を反映させるためのモード)を利用する場合、設定されているガンマ曲線を参照して、露出補正量を決めるようになっている。
特開2007−129564号公報
ところで、適正露出で撮影して階調変換を行った後の画像をディスプレイで鑑賞した場合に、中間調の再現は望ましいがハイライトの再現が階調を失っていて望ましくない場合がある。この場合、露出を適正露出よりもアンダーにして再撮影し、階調変換によって画像を明るめに変換することが考えられる。しかしながら、このような再撮影時には、露出と階調変換とをそれぞれ設定変更しなければならず、使用者にとって操作が煩雑である。また露出アンダーでの撮影において、適正露出での撮影よりも階調変換を明るめにしても、適正露出での撮影と中間調の再現を同一にできるとは限らない。このため、煩雑な操作を必要とせず、撮影画像に対して、中間調の再現を保ちながら、露出と階調変換とを連動させて制御する技術が望まれている。しかしながら、従来技術では、この点について考慮されていなかった。
請求項1に記載の発明によるデジタルカメラは、被写体像を撮像する撮像と、使用者の操作に応じて単一の値を設定する操作部材と、前記操作部材で設定された値に応じて、適正露出よりもn段アンダーになるように前記撮像の露出を制御する露出制御と、前記操作部材で設定された値に応じて、前記撮像により撮像された画像データに対して入力レベルと出力レベルとの関係を表す階調曲線を用いて階調変換を行う階調変換と、を備え、前記露出制御および前記階調変換は、前記階調変換により階調変換された画像データの中間調部分が前記操作部材で設定された値によらず一定となるように、前記露出および前記階調変換を制御し、前記階調曲線は、入力レベルが所定レベル以下である場合には、出力レベルが入力レベルの2のn乗倍となるように線形変換を行う曲線であり、入力レベルが前記所定レベルよりも大きい場合には、入力レベルが前記所定レベルであり且つ出力レベルが前記所定レベルの2のn乗倍である点と、入力レベルおよび出力レベルともに最大輝度を示す点との間を結んだ、非線形変換を行う曲線である
本発明によれば、簡易な操作で、撮影画像に対して、中間調の再現を保ちながら、露出と階調変換とを連動させて制御することができる。
本発明の一実施の形態によるデジタルカメラを上方から見た図である。 デジタルカメラの構成例を説明するブロック図である。 階調曲線を説明する図である。 被写体の一例を説明する図である。 デジタルカメラの動作処理の流れを説明するフローチャートである。 第2の実施の形態によるPCの構成例を説明するブロック図である。 変形例6を説明する図である。
−第1の実施の形態−
図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。図1は、第1の実施の形態におけるデジタルカメラ1を上方から見た図である。デジタルカメラ1の上面には、調整ダイヤル10が設けられている。調整ダイヤル10は、撮影時の露出と撮影画像の階調変換とを連動して制御する(詳しくは後述する)ためのダイヤルであり、調整ダイヤル10を回転させることにより、設定値を「0」「1」「2」の3段階で変更できるようになっている。
図2は、図1のデジタルカメラ1の構成例を説明するブロック図である。デジタルカメラ1は、撮像光学系11と、撮像素子12と、カメラ制御装置13と、操作部14と、表示部15と、カードインターフェース16とを備えている。カードインターフェース16には、着脱可能な記録媒体であるメモリカード17が装着される。
カメラ制御装置13は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路により構成され、メモリが記憶するプログラムを実行することによってデジタルカメラ1の動作を制御する。
撮像光学系11は、ズームレンズやフォーカシングレンズを含む複数のレンズ群で構成され、被写体像を撮像素子12の受光面に結像させる。なお、図2を簡単にするため、撮像光学系11を単レンズとして図示している。
撮像素子12は、例えばCMOSイメージセンサなどによって構成される。撮像素子12は、被写体像を光電変換して画像信号を生成する。撮像素子12の受光面には、周知のモザイクカラーフィルターが設けられている。モザイクカラーフィルターは、赤(R)色、青(B)色、および緑(G)色のいずれかの光を通過させる原色フィルタが画素位置に対応してモザイク状の配列(たとえば、ベイヤー配列)で構成された色分解フィルタである。撮像素子12は、このようなカラーフィルターを通して被写体像を撮像することにより、光の3原色ごとのカラー画像信号を出力する。撮像素子12で生成された画像信号は、不図示のA/D変換部でデジタル信号に変換され、RAWデータとしてカメラ制御装置13に出力される。
操作部14は、使用者によって操作される種々の入力部材、例えば、上述した調整ダイヤル10に加え、シャッターボタン、録画ボタン、十字キー、決定ボタンなどを含む。操作部14は、各入力部材が操作されると、各操作に応じた操作信号をカメラ制御装置13へ出力する。
表示部15は、デジタルカメラ1の背面に搭載された液晶ディスプレイ(背面モニタ)等で構成され、撮像素子12で撮像され、メモリカード17に記録された画像や各種設定メニューなどを表示する。
ところで、従来のデジタルカメラでは、露出を、デジタルカメラあるいは使用者が制御する。通常は適正露出で撮影を行うが、意図的に適正露出よりもアンダーにあるいはオーバーに撮影することもできる。
また、使用者が階調変換の変換曲線の形状を選択できるように構成されたデジタルカメラが知られている。このようなデジタルカメラには、例えば、明るめ、標準、暗めなどといった階調設定を選択する手段が設けられ、使用者がこの手段によって階調設定を選択できるようになっている。階調変換の変換曲線の形状については、デジタルカメラの製造者が、明るめ、標準、暗めなどの階調設定の選択肢に応じて、デジタルカメラのメモリ内に予め記憶させておくことができる。そしてこのようなデジタルカメラでは、撮影後のRAWデータに階調変換が施されるときに、階調設定の選択肢に応じて変換曲線が決定され、適用される。
従来のデジタルカメラにおいて、適正露出で撮影したJPEGデータをディスプレイで観賞した場合に、中間調の再現は望むものであるものの、ハイライトの再現が階調を失っていて望ましくない場合がある。使用者は、そのような再現状態を、撮影直後にデジタルカメラの背面ディスプレイの表示によって認識することができ、ハイライトの再現を望ましいものとするために再撮影を行う。この再撮影において、使用者は、適正露出よりもアンダーで撮影する。そして使用者は、階調設定を最初に撮影したときよりも明るめの設定にする。これにより、画像全体の明るさを概ね保ち、ハイライトの再現を望ましいものとすることができる。
しかしながら、このような再撮影の一連の操作を行うことには、煩雑さが伴う。まず、使用者は、露出をアンダーにするために、例えばマニュアル露出にして、適正露出からシャッタースピードを一段高速に設定する。そして使用者は、階調設定を明るめのものに変更する。特に、階調設定については、デジタルカメラの背面表示のメニューにおいて、複数回のボタンを押して設定する場合が多く、煩雑な操作となる。
また、従来のデジタルカメラの階調変換の変換曲線の形状は、露出を考慮して設計されているものではない。例えば、階調変換の選択肢として、明るめ、標準、暗めの3つの選択肢がある際に、露出を適正として階調設定を標準とした場合と、露出を適正露出よりも1段アンダーとして階調設定を明るめとした場合とでは、中間調の再現が同一とは限らない。また、露出は、1段アンダー、2段アンダー、…、と複数の段階で設定可能な場合が多いが、階調設定の段階は、例えば3段階など限られている場合が多い。
このことをふまえ、本実施形態のデジタルカメラ1では、煩雑な操作を必要とせず、中間調の再現を保証した形で、露出と階調変換を連動させて制御できるようになっている。以下、この点について詳しく説明する。
まず、調整ダイヤル10の設定値(「0」「1」「2」)について説明する。デジタルカメラ1では、使用者が調整ダイヤル10を操作してこの設定値を変えることで、露出と階調変換とを連動させて変更することができる。
調整ダイヤル10の設定値が「0」の場合、デジタルカメラ1は、露出を適正露出にして撮影を行う。調整ダイヤル10の設定値が「1」の場合、デジタルカメラ1は、露出を適正露出よりも1段アンダーにして撮影を行う。調整ダイヤル10の設定値が「2」の場合、デジタルカメラ1は、露出を適正露出よりも2段アンダーにして撮影を行う。
また、デジタルカメラ1における階調変換の変換曲線(以下、階調曲線と呼ぶ)を、図3を用いて説明する。図3において、横軸は入力値(階調変換前の値)を示し、縦軸は出力値(階調変換後の値)を示す。なお、この入力値および出力値ともに、最小輝度を0とし、最大輝度を1.0として、0〜1.0の間で正規化した値を示している。またデジタルカメラ1において、階調曲線は、調整ダイヤル10の設定値(「0」「1」「2」)に対応して、3種類設けられている。
調整ダイヤル10の設定値「0」に対応する階調曲線K0は、傾きが1.0の直線である。したがって階調曲線K0を用いる変換は、線形変換であり、入力値と出力値が同一の値となるため、実質的に無変換となる。すなわち調整ダイヤル10の設定値が「0」の場合、露出設定が適正露出となると共に、階調変換は無変換となる。
調整ダイヤル10の設定値「1」に対応する階調曲線K1は、入力値が最小値(0)から所定レベル(図3では0.35)までの範囲では傾きが2.0の直線である。一方、階調曲線K1は、入力値が所定レベル(図3では0.35)から最大値(1.0)までの範囲では、入力値が所定レベル(図3では0.35)で出力値が所定レベルの2倍(図3では0.7)の点と、入力値および出力値がともに最大値(1.0)である点との間を滑らかに増加するように結んだ非線形の曲線である。
すなわち調整ダイヤル10の設定値が「1」の場合、露出設定が適正露出よりも1段アンダーとなると共に、階調変換によって、シャドー部分および中間調部分では、出力値が入力値の2倍となる。したがってこの場合、シャドー部分および中間調部分では、階調変換後の値が、同じ明るさの被写体であれば、調整ダイヤル10の設定値が「0」(すなわち適正露出)のときと同一となる。一方、ハイライト部分では、入力値が階調を保ちながら出力値に変換される。
また調整ダイヤル10の設定値「2」に対応する階調曲線K2は、入力値が最小値(0)から所定レベル(図3では0.175)までの範囲では傾きが4.0の直線である。一方、階調曲線K2は、入力値が所定レベル(図3では0.175)から最大値(1.0)までの範囲では、入力値が所定レベル(図3では0.175)で出力値が所定レベルの4倍(図3では0.7)の点と、入力値および出力値がともに最大値(1.0)である点との間を滑らかに増加するように結んだ非線形の曲線である。
すなわち調整ダイヤル10の設定値が「2」の場合、露出設定が適正露出よりも2段アンダーとなると共に、階調変換によって、シャドー部分および中間調部分では、出力値が入力値の4倍となる。したがってこの場合、シャドー部分および中間調部分では、階調変換後の値が、同じ明るさの被写体であれば、調整ダイヤル10の設定値が「0」(すなわち適正露出)のときと同一となる。一方、ハイライト部分では、入力値が階調を保ちながら出力値に変換される。
なお、階調曲線K1およびK2における所定レベルは、それぞれ、例えば、線形変換後の出力値が最大値1.0の70%となる入力値としている。したがって、階調曲線K1では所定レベルが0.35(=1.0×70/100/2)であり、階調曲線K2では所定レベルが0.175(=1.0×70/100/4)である。
ここで、調整ダイヤル10の設定値を「0」として撮影した場合と、調整ダイヤル10の設定値を「1」として撮影した場合とを、具体的に比較する。ここでは、一例として、図4に示すような人物を被写体として撮影する場合を説明する。なお、この被写体人物において、洋服の部分(以下A部分と呼ぶ)が輝度αであり、顔の肌の部分(以下B部分と呼ぶ)がその2倍の輝度2αであるとする。また、ここでは、デジタルカメラ1のAD変換の上限値(RAWデータの上限値)を4095であるとして説明する。
調整ダイヤル10の設定値が「0」である場合、上述したように、露出設定が適正露出となると共に階調変換は無変換となる。ここでA部分のRAWデータが2500であったとすると、B部分はA部分の輝度の2倍であるため、B部分のRAWデータは2500×2=5000となるのが、階調性の面では望ましい。しかし、これは上限値の4095を超えるため、実際には、B部分のRAWデータは4095となる。階調変換後において、A部分の画像データは2500/4095≒0.6105となり、B部分の画像データは、4095/4095=1.0となる。すなわち、B部分については、飽和してしまう。
一方、調整ダイヤル10の設定値が「1」である場合、上述したように、露出設定が適正露出よりも1段アンダーとなると共に、階調変換は階調曲線K1を用いて行われる。したがって、A部分のRAWデータは2500/2=1250となり、B部分のRAWデータは5000/2=2500となる。そして階調変換においては、A部分のRAWデータについては、1250/4095≒0.30525が所定レベル(0.35)に満たないので階調曲線K1により線形変換され、階調変換後のA部分の画像データは、0.30525×2=0.6105となる。一方、B部分については、2500/4095≒0.6105が所定レベル(0.35)以上なので、階調曲線K1により非線形変換された値となる。したがって、A部分については、調整ダイヤル10の設定値が「0」の場合と同一の再現となり、B部分については、飽和を避けることができる。
このように調整ダイヤル10の設定値を「1」または「2」とすることで、シャドー部分および中間調部分では、調整ダイヤル10の設定値によらずに画像再現を一定にしながら、ハイライト部分では、飽和を避けることができ、階調を保つことができる。
次に、デジタルカメラ1において、上述したような露出および階調変換の連動制御に関する動作処理の流れを、図5に示すフローチャートを用いて説明する。カメラ制御装置13は、例えばモード切替ボタンなどにより撮影モードに設定されると、図5に示す処理を開始する。
ステップS1において、カメラ制御装置13は、シャッターボタンが半押し操作されたか否かを判定する。シャッターボタンから半押し操作信号が入力された場合には、カメラ制御装置13は、ステップS1を肯定判定して、ステップS2へ進む。一方、シャッターボタンから半押し操作信号が入力されない場合には、カメラ制御装置13は、ステップS1を否定判定し、ステップS1の判定処理を繰り返す。
ステップS2において、カメラ制御装置13は、調整ダイヤル10の設定値を認識する。そしてカメラ制御装置13は、この調整ダイヤル10の設定値に応じて露出設定を行う。具体的にカメラ制御装置13は、上述したように、調整ダイヤル10の設定値が「0」の場合は、通常の露出設定(適正露出)とする。なお、適正露出は、例えば撮像素子12からの出力信号に基づいて所定の露出演算によって算出される。また、カメラ制御装置13は、調整ダイヤル10の設定値が「1」の場合は通常の露出設定よりも1段アンダーとし、設定値が「2」の場合は通常の露出設定よりも2段アンダーとする。そしてカメラ制御装置13は、ステップS3へ進む。
ステップS3において、カメラ制御装置13は、シャッターボタンが全押し操作されたか否かを判定する。シャッターボタンから全押し操作信号が入力された場合には、カメラ制御装置13は、ステップS3を肯定判定して、ステップS4へ進む。一方、シャッターボタンから全押し操作信号が入力されない場合には、カメラ制御装置13は、ステップS3を否定判定し、ステップS3の判定処理を繰り返す。
ステップS4において、カメラ制御装置13は撮影処理を行う。すなわちカメラ制御装置13は、ステップS2で設定した露出設定となるようにシャッタースピードおよび絞り値を制御して、撮像素子12に撮像を行わせ、撮像素子12からRAWデータを取得する。そしてカメラ制御装置13は、ステップS5へ進む。
ステップS5において、カメラ制御装置13は、ステップS4で取得したRAWデータにホワイトバランスゲインを乗算することにより、ホワイトバランス変換を施して、ステップS6へ進む。なお、ホワイトバランスゲインは、デジタルカメラ1におけるホワイトバランス設定に応じて決定される。
ステップS6において、カメラ制御装置13は、ステップS5でホワイトバランスゲインを乗算した画像データに対して、3×3マトリックスを用いてマトリックス変換を行う。このマトリックスのパラメータは、撮像素子12の分光感度などに応じて予め最適化されているものとする。
ステップS7において、カメラ制御装置13は、ステップS6でマトリックス変換された画像データに対して、調整ダイヤル10の設定値に応じた階調変換を施す。具体的にカメラ制御装置13は、上述したように、調整ダイヤル10の設定値が「0」の場合は階調曲線K0を用いて階調変換を行い、調整ダイヤル10の設定値が「1」の場合は階調曲線K1を用いて階調変換を行い、調整ダイヤル10の設定値が「2」の場合は階調曲線K2を用いて階調変換を行う。そしてカメラ制御装置13は、ステップS8へ進む。
ステップS8において、カメラ制御装置13は、ステップS7で階調変換を行った画像データに対し、表示部15(液晶ディスプレイ)のγ特性に応じた変換(γ変換)を施して、ステップS9へ進む。
ステップS9において、カメラ制御装置13は、ステップS8で変換を行った画像データに対して、必要に応じて適宜JPEG圧縮などを行い、画像ファイルとしてメモリカード16に記録して、図5の処理を終了する。
以上説明した第1の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)デジタルカメラ1は、被写体像を撮像する撮像素子12と、使用者の操作に応じて単一の値を設定する調整ダイヤル10と、調整ダイヤル10で設定された値に応じて、撮像素子12の露出を制御するカメラ制御装置13と、調整ダイヤル10で設定された値に応じて、撮像素子12により撮像された画像データに対して階調変換を行うカメラ制御装置13と、を備え、カメラ制御装置13は、階調変換後の画像データの中間調部分が調整ダイヤル10で設定された値によらず一定となるように、露出および階調変換を制御するように構成した。これにより、使用者は、調整ダイヤル10を動かして一つの値を設定するという簡易な操作を行うだけで、撮像画像に対して、中間調の再現を保ちながら、露出と階調変換とを連動させて制御することができる。
(2)上記(1)のデジタルカメラ1において、カメラ制御装置13は、調整ダイヤル10で設定された値に応じて、入力レベルと出力レベルとの関係を表す階調曲線(K0〜K2)を選択し、当該選択した階調曲線を用いて階調変換を行うように構成した。これにより、カメラ制御装置13は、階調曲線を選択するという簡易な処理を行うだけで、撮像画像に対して、中間調の再現を保ちながら、露出と階調変換とを連動させて制御することができる。
(3)上記(2)のデジタルカメラ1において、カメラ制御装置13は、調整ダイヤル10で設定された値に応じて、適正露出よりもn段(1段または2段)アンダーになるように露出を設定し、階調曲線K1およびK2は、入力レベルが所定レベル以下である場合には、出力レベルが入力レベルの2のn乗倍となるように線形変換を行う変換曲線であるようにした。これにより、使用者が調整ダイヤル10を「1」または「2」にすることで、撮影画像において、ハイライト部分の飽和を抑制しつつも、中間調の再現を適正露出時と同一とすることができる。
(4)上記(3)のデジタルカメラ1において、階調曲線K1およびK2は、入力レベルが所定レベルよりも大きい場合には、入力レベルが所定レベルであり且つ出力レベルが所定レベルの2のn乗倍である点と、入力レベルおよび出力レベルともに最大輝度を示す点との間を滑らかな曲線で結んだ、非線形変換を行う変換曲線であるようにした。これにより、撮影画像において、ハイライト部分の階調を適切に再現することができる。
−第2の実施の形態−
第2の実施の形態では、デジタルカメラ1により撮影された画像データをパーソナルコンピュータ(PC)に入力し、このPCが当該画像データに対して上述した階調変換を施す点が、第1の実施の形態と異なるので、この点について詳しく説明する。なお、第2の実施の形態において、第1の実施の形態と同様の箇所については、同一の符号を付して、説明を省略する。
まず、図6を用いて、第2の実施の形態におけるPC2の構成例を説明する。PC2は、PC制御装置20と、接続インターフェース21と、ハードディスクなどの記憶媒体22と、を備える。PC2は、接続インターフェース21を介して、デジタルカメラ1などの外部装置と接続される。接続インターフェース21は、たとえば、有線接続を行うUSBインターフェースや、無線接続を行う無線LANモジュールを含む。PC制御装置20は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路により構成され、メモリが記憶するプログラムを実行することによってPC2の動作を制御する。
PC制御装置20は、接続インターフェース21を介してデジタルカメラ1に装着されたメモリカード17から、デジタルカメラ1による撮影画像を取り込む。なお、PC制御装置20は、デジタルカメラ1による撮影画像が記録されたメモリカード17がPC2に装着されている場合には、不図示のカードインターフェースを介してデジタルカメラ1による撮影画像を取り込んでもよい。
次に、第2の実施の形態におけるデジタルカメラ1の撮影処理について説明する。デジタルカメラ1において、カメラ制御装置13内のメモリには、上述した階調曲線K0〜K2ごとに、それぞれの階調曲線を生成するために必要なパラメータ(以下、階調パラメータと呼ぶ)が記憶されている。この階調パラメータは、例えば、階調曲線を規定する式の係数などであってもよいし、入力値と出力値との組(データセット)であってもよい。
第2の実施の形態におけるカメラ装置15は、上述した第1の実施の形態と同様に、調整ダイヤル10の設定値に応じて露出設定を行って撮影を行う。そしてカメラ制御装置13は、調整ダイヤル10の設定値に応じて、上述した第1の実施の形態と同様に階調曲線を選択する。カメラ制御装置13は、この選択した階調曲線を生成するための階調パラメータと、撮像素子12により撮像されたRAWデータと関連付けて、メモリカード17に記録する。
次に、第2の実施の形態におけるPC2の画像処理について説明する。この画像処理をPC制御装置20に実行させるためのコンピュータプログラムは、例えば、PC制御装置20内のメモリ(不図示)に記憶されている。この画像処理において、まず、PC制御装置20は、デジタルカメラ2から、RAWデータと共に、このRAWデータに関連付けられた階調パラメータを入力する。
そしてPC制御装置20は、デジタルカメラ2から入力された階調パラメータに基づいて階調曲線を生成する。さらにPC制御装置20は、デジタルカメラ2から入力されたRAWデータに対して、上述した第1の実施の同様に、ホワイトバランス変換、マトリックス変換、階調変換、およびディスプレイγ変換を行い、記憶媒体22に記録する。このときPC制御装置20は、階調パラメータに基づいて生成した階調曲線を用いて階調変換を行う。
以上説明した第2の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
デジタルカメラ1は、被写体像を撮像する撮像素子12と、使用者の操作に応じて単一の値を設定する調整ダイヤル10と、調整ダイヤル10で設定された値に応じて、撮像素子12の露出を制御するカメラ制御装置13と、調整ダイヤル10で設定された値に応じて、撮像素子12により撮像された画像データに対して階調変換を行うための階調パラメータを決定するカメラ制御装置13と、撮像素子12により撮像された画像データと当該決定した階調パラメータとを関連付けてメモリカード17に記録するカメラ制御装置13と、を備え、カメラ制御装置13は、階調変換後の画像データの中間調部分が調整ダイヤル10で設定された値によらず一定となるように、露出の制御および階調パラメータの決定を行うように構成した。また、コンピュータプログラムは、デジタルカメラ1によって記録された画像データと階調パラメータとを入力する入力ステップと、入力ステップにより入力された画像データに対して、入力ステップにより入力された階調パラメータに基づいて階調変換を行う階調変換ステップと、をコンピュータ(PC制御装置20)に実行させるようにした。これにより、使用者は、調整ダイヤル10を動かして一つの値を設定するという簡易な操作を行うだけで、撮像画像に対して、中間調の再現を保ちながら、露出と階調変換とを連動させて制御することができる。また、デジタルカメラ1ではRAWデータを記録することにより、他の装置(PC2など)でRAWデータに対して使用者が自由に画像処理を施すこともできるし、上述したように階調パラメータを用いて露出と連動した階調変換を施すこともできる。
(変形例1)
上述した実施の形態では、階調曲線において、線形変換から非線形変換に変わるレベル(所定レベル)を、線形変換後の出力値が最大値の70%となる入力値とする場合について説明した。しかしながら、所定レベルは、これに限らなくてよく、この他の値であってもよい。またこのレベルを可変とし、使用者が設定できるようにしてもよい。この場合、使用者が操作部14のボタンなどを操作して、このレベルを所望の値に設定できるようにする。
変形例1によれば、デジタルカメラ1は、上記所定レベルを設定する操作部14を備えることにより、線形変換とする範囲(すなわち出力レベルが入力レベルの2のn乗倍となるように変換する範囲)と、非線形変換とする範囲とを、使用者が所望に応じて設定することができる。
(変形例2)
上述した実施の形態では、ハイライト部分の階調を再現するように露出および階調変換を制御する場合について説明した。しかしながら、シャドー部分の階調を再現するようにしてもよい。この場合、デジタルカメラ1は、露出設定を適正露出よりもオーバーにして撮影を行い、階調変換において暗めに変換する(すなわち入力値よりも出力値を低くするように変換する)。例えば、調整ダイヤル10の設定値が「0」の場合は適正露出とし、設定値が「1」の場合は1段オーバーとし、設定値が「2」の場合は2段オーバーとする。また、階調変換においては、中間調の再現が調整ダイヤル10の設定値によらずに同じとなるような階調曲線を用いる。例えば、設定値が「1」の場合は傾きが0.5の直線を用いるようにし、設定値が「2」の場合は傾きが0.25の直線が用いるようにする。
(変形例3)
上述した実施の形態では、図5のステップS7で階調変換を行った後、ステップS8でディスプレイγ変換を行う場合について説明した。しかしながら、階調変換とディスプレイγ変換とを一つの変換曲線を用いて一度に行うようにしてもよい。この場合、調整ダイヤル10の設定値に応じた階調曲線とディスプレイγ変換のための変換曲線とを合成した変換曲線を用意する。カメラ制御装置13がこの変換曲線を用いて変換を行うことで、画像データ(入力値)が、調整ダイヤル10の設定値に応じて階調変換されると共にディスプレイγ変換された出力値に変換される。変形例3によれば、上述した実施の形態よりも、階調変換およびディスプレイγ変換に係る時間を短縮することができる。
(変形例4)
上述した実施の形態では、調整ダイヤル10により、露出および階調変換のための設定値を設定する場合について説明した。しかしながら、露出および階調変換のための設定値を設定するための操作部材は、使用者の操作に応じて1つの値を設定することができる操作部材であれば、調整ダイヤル10に限らなくてもよく、例えばボタンなどであってもよい。
(変形例5)
上述した実施の形態では、調整ダイヤル10により3段階の値を設定し、調整ダイヤル10の設定値に応じて露出および階調曲線を3段階で変更する例について説明した。しかしながら、調整ダイヤル10により設定できる値は3段階に限らずこの他の段階数であってもよく、例えば10段階であってもよい。この場合、露出および階調曲線も10段階で変更するようにすればよい。
(変形例6)
上述した第2の実施の形態では、PC制御装置20が各処理を実行するためのプログラムがPC制御装置20のメモリに格納されている場合について説明した。しかしながら、PC2に対するプログラムのローディングは、図7に示すように、プログラムを格納したCD−ROMなどの記憶媒体40をPC2にセットして行ってもよいし、ネットワークなどの通信回線41を経由する方法でPC2へローディングしてもよい。通信回線41を経由する場合は、通信回線41に接続されたサーバー(コンピュータ)42のハードディスク装置43などにプログラムを格納しておく。プログラムは、記憶媒体40や通信回線41を介する提供など、種々の形態のコンピュータプログラム製品として供給することができる。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。また、上記実施形態に各変形例の構成を適宜組み合わせてもかまわない。
1…デジタルカメラ、2…PC、10…調整ダイヤル、11…撮像光学系、12…撮像素子、13…カメラ制御装置、14…操作部、20…PC制御装置

Claims (2)

  1. 被写体像を撮像する撮像と、
    使用者の操作に応じて単一の値を設定する操作部材と、
    前記操作部材で設定された値に応じて、適正露出よりもn段アンダーになるように前記撮像の露出を制御する露出制御と、
    前記操作部材で設定された値に応じて、前記撮像により撮像された画像データに対して入力レベルと出力レベルとの関係を表す階調曲線を用いて階調変換を行う階調変換と、
    を備え、
    前記露出制御および前記階調変換は、前記階調変換により階調変換された画像データの中間調部分が前記操作部材で設定された値によらず一定となるように、前記露出および前記階調変換を制御し、
    前記階調曲線は、入力レベルが所定レベル以下である場合には、出力レベルが入力レベルの2のn乗倍となるように線形変換を行う曲線であり、入力レベルが前記所定レベルよりも大きい場合には、入力レベルが前記所定レベルであり且つ出力レベルが前記所定レベルの2のn乗倍である点と、入力レベルおよび出力レベルともに最大輝度を示す点との間を結んだ、非線形変換を行う曲線であるデジタルカメラ。
  2. 請求項に記載のデジタルカメラにおいて、
    使用者の操作に応じて、前記所定レベルを設定する設定操作部材をさらに備えるデジタルカメラ。
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