JP6072150B2 - 放射線撮影システム - Google Patents

放射線撮影システム Download PDF

Info

Publication number
JP6072150B2
JP6072150B2 JP2015138111A JP2015138111A JP6072150B2 JP 6072150 B2 JP6072150 B2 JP 6072150B2 JP 2015138111 A JP2015138111 A JP 2015138111A JP 2015138111 A JP2015138111 A JP 2015138111A JP 6072150 B2 JP6072150 B2 JP 6072150B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiation
imaging
detector
radiation detector
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015138111A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015171650A (ja
Inventor
秀行 十河
秀行 十河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015138111A priority Critical patent/JP6072150B2/ja
Publication of JP2015171650A publication Critical patent/JP2015171650A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6072150B2 publication Critical patent/JP6072150B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

本発明は、固体撮像装置等を用いた放射線撮影システムに関するものである。
近年、医療診断を目的とする放射線撮影に放射線デジタル撮影システムが使用されている。一般に、この種の放射線デジタル撮影システムは、放射線撮影装置と放射線検出器から構成されている。
放射線撮影装置は撮影条件の設定や撮影画像の確認のような撮影情報を管理し、放射線検出器から撮影画像を取得し、放射線検出器の駆動制御を行う装置である。また、放射線検出器は蛍光体を利用して放射線をその強度に比例した可視光に変換した後に、光電変換素子を利用してアナログ電気信号に変換し、更にA/D変換回路を介して電気信号をデジタル信号に変換するものである。光電変換素子は、例えばアモルファスシリコン等の固体撮像素子から成り、光電変換素子をマトリクス状に並べることによって二次元センサを構成している。
通常では、放射線撮影装置と放射線検出器は通信ケーブルを介して接続されており、放射線撮影装置はこの通信ケーブルを介して放射線検出器の制御を行っている。そのため、放射線検出器の可搬性は通信ケーブルが届く範囲に制限されてしまうという問題がある。また、撮影技師が被写体に放射線検出器を当接する際に、通信ケーブルが邪魔になるという問題も有している。
これらの問題を解決するために、放射線撮影装置と放射線検出器との通信方法として、UWE(Ultra Wide Band)等の無線通信を採用する方法が提案されている。しかし、単に有線の通信ケーブルから無線に変更しただけでは、新たな問題が生ずる。例えば、複数台の放射線検出器が存在する場合には、放射線撮影装置と放射線検出器との間で、装置の動作制御が複雑になる。或いは、撮影技師が放射線検出器を取り扱う上でも、分かり難く困難なものとなる。最悪の場合には、被写体に当接した放射線検出器とは別の放射線検出器に対して撮影制御を行ってしまい、撮影技師はそのことに気付かず、所望の放射線画像を得ることができなくなる事態も考えられる。
このような事態が生じた場合には、所望の放射線画像を得るために再度、被写体の放射線撮影を行うことになる。つまり、放射線撮影のように動作制御の確実性、撮影技師・被写体の安全性等が重要視される現場においては、このような不具合の危険性は非常に深刻かつ重大な問題である。
上述の問題に対して、特許文献1、2において、放射線検出器の取り間違えを防止するための方法が開示されている。
特開2004−141473号公報 特開2009−63999号公報
しかし特許文献1においては、撮影技師が取り違えた放射線検出器から記録媒体を取り外して撮影装置に挿入した場合に、放射線検出器を取り違えたまま放射線撮影を開始してしまうということが考えられる。
また、特許文献2においては、撮影技師が被写体識別子記憶媒体を放射線検出器に装着してから、放射線撮影装置が行われる間に、放射線検出器を取り間違える虞れがある。更には、放射線撮影装置を使用するために、病院の運用形態を被写体識別子記憶媒体を用いた運用形態に変更する必要がある。
また、特許文献1、2は共に、撮影技師に記憶媒体を装着するという操作を要求している。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、放射線撮影システムに無線通信が適用されたときの懸念事項である動作制御の確実性、撮影技師・被写体の安全性等を向上させる放射線撮影システムを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る放射線撮影システムは、被写体を透過した放射線に基づいて被写体の放射線画像を撮影する放射線検出器と、該放射線検出器を装着する撮影架台と、前記放射線検出器を制御する放射線撮影装置と、前記放射線検出器の設定情報を前記放射線撮影装置に送信する前記撮影架台に設けた設定通信機とを有し、前記設定通信機から送信された前記設定情報を基に前記放射線撮影装置と前記放射線検出器との間で無線通信を行う放射線撮影システムであって、前記放射線撮影装置は前記撮影架台に前記放射線検出器が配置されたことを検知すると、前記放射線撮影装置は次の段階の動作の指示を行うことを特徴とする。
本発明に係る放射線撮影システムによれば、手術台や臥位/立位撮影架台のような撮影架台に装着した放射線検出器と放射線撮影装置を用いて放射線撮影を行い、これにより撮影技師による放射線検出器の取り間違いを防止する。同時に、撮影技師に記憶媒体を装着する操作をなくすことができ、動作制御の確実性、撮影技師・被写体の安全性等が向上する。
実施例1の放射線撮影システムの構成図である。 放射線撮影システムのブロック回路構成図である。 撮影架台と放射線検出器の平面図である。 放射線撮影の動作フローチャート図である。 検出器の配置ステップの詳細な動作フローチャート図である。 通信設定ステップの詳細な動作フローチャート図である。 撮影待機ステップの詳細な動作フローチャート図である。 撮影ステップの詳細な動作フローチャート図である。 実施例2の放射線撮影システムのブロック回路構成図である。 放射線撮影の動作フローチャート図である。 通信設定ステップの動作フローチャート図である。 実施例3の放射線撮影システムのブロック回路構成図である。 放射線撮影の動作フローチャート図である。 通信設定ステップの動作フローチャート図である。 撮影管理テーブルの説明図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施例1の放射線撮影システムの構成図を示している。被検者が横になる撮影架台1の裏面には、放射線検出器2を装着するための放射線検出器装着部3が付設されている。放射線検出器装着部3には放射線撮影装置4が接続され、この放射線撮影装置4には放射線発生装置5及び表示操作部6が接続されている。また、放射線発生装置5にはX線の曝射を指示する曝射スイッチ7が接続されている。撮影架台1の上方には、自在に駆動することのできるアーム部8が設けられ、その先端にX線を照射するX線管球9が配置されている。
図2は放射線撮影システムのブロック回路構成図を示している。撮影架台1には、放射線検出器装着部3、USB赤外線アダプタから成る設定通信機11が設けられている。
放射線検出器2内には、放射線検出器制御部21が設けられ、この放射線検出器制御部21には、撮影部22、赤外線アダプタから成る設定通信部23、撮影通信部24、電源スイッチ25が接続されている。そして、設定通信部23は撮影架台1の設定通信機11と接続されている。
放射線撮影装置4内には、撮影装置制御部41が設けられ、この撮影装置制御部41には、USB(Universal Serial Bus)から成る設定通信部42、撮影通信部43、発生装置通信部44が接続されている。また、設定通信部42は撮影架台1の設定通信機11と、撮影通信部43は放射線検出器2の撮影通信部24と接続されている。更に、放射線撮影装置4に接続された表示操作部6は画面表示を行う画面表示部と撮影技師の入力を検知するHID(Human Interface Device)とを併せ持つタッチパネルディスプレイとされている。
放射線発生装置5内には、発生装置制御部51が設けられ、この発生装置制御部51には発生装置通信部52、外部の曝射スイッチ7、X線管球9が接続されている。また、発生装置通信部52は放射線撮影装置4の発生装置通信部44と接続されている。
放射線検出器2と放射線撮影装置4は、UWEを介して無線通信を行い、撮影架台1と放射線撮影装置4はUSB接続を介して情報の送受信を行い、撮影架台1と放射線検出器2は赤外線通信を介して情報の送受信を行う。放射線撮影装置4と放射線発生装置5はNIC(Network Interface Card)により、LAN(Local Area Network)通信を介して情報の送受信を行う。
図3は撮影架台1及び放射線検出器2の平面図を示している。放射線検出器2の側面には設定通信部23が内蔵され、放射線検出器装着部3の内側側面には設定通信機11が配置されている。従って、放射線検出器2を撮影架台1の放射線検出器装着部3に装着すると、設定通信部23と設定通信機11が互いに対向する配置となり、赤外線通信を行うことができる。
図4は放射線撮影システムの放射線撮影を行う動作フローチャート図を示している。先ず、ステップS11において、放射線検出器2を放射線検出器装着部3に装着し、ステップS12において通信設定を行う。続いて、ステップS13において撮影待機し、ステップS14において撮影を行った後にステップS15で終了する。
図5は図4のステップS11における詳細な動作フローチャート図である。始めに、撮影技師はステップS11aで、放射線撮影を行う放射線検出器2の電源スイッチ25を押下し、放射線検出器2の電源を入れる。ステップS11bで、放射線検出器制御部21は撮影技師による電源スイッチ25の操作を検知し、設定通信部23を設定通信待機状態にする。続いて、撮影技師はステップS11cで、撮影架台1の放射線検出器装着部3に放射線検出器2を装着し、ステップS12に進む。
図6は図4のステップS12における詳細な動作フローチャート図である。ステップS12aで、撮影架台1は設定通信機11により放射線検出器2に設定情報を送信すると同時に、放射線撮影装置4に放射線検出器2に送信した設定情報を送信する。
そして、ステップS12bで放射線検出器2内の放射線検出器制御部21は、設定通信部23を介して撮影架台1が送信した設定情報を受信し、放射線検出器制御部21は受信した設定情報を基に、撮影通信部24を無線通信待機状態にする。
ステップS12cで、放射線撮影装置4内の撮影装置制御部41は、設定通信部42を介して撮影架台1の設定通信機11が送信した設定情報を受信する。そして、撮影装置制御部41は次の段階として、受信した設定情報を基に撮影通信部43を介して放射線検出器2に無線通信開始要求を送信する。
ステップS12dで、放射線検出器2内の放射線検出器制御部21は設定通信部23を介して放射線撮影装置4が送信した無線通信開始要求を受信する。
続いて、ステップS12eで放射線検出器制御部21は撮影通信部24を介して無線通信を開始させる。ステップS12eで、放射線撮影装置4内の撮影装置制御部41は撮影通信部43から放射線検出器2が送信した無線通信開始情報を受信し、無線通信を開始しステップS13に進む。
図7は図4のステップS13における詳細な動作フローチャート図である。ステップS13aで、放射線撮影装置4内の撮影装置制御部41は撮影通信部43を介して放射線検出器2に撮影待機要求を送信する。ステップS13bで、放射線検出器2内の放射線検出器制御部21は、撮影通信部24を介して放射線撮影装置4が送信した撮影待機要求を受信する。放射線検出器制御部21は撮影部22を撮影待機状態にし、撮影通信部24を介して放射線撮影装置4に撮影待機情報を送信する。
ステップS13cで、放射線撮影装置4内の撮影装置制御部41は、撮影通信部43を介して放射線検出器2が送信した撮影待機情報を受信し、撮影ステップS14に進む。
図8は図4のステップS14における詳細な動作フローチャート図である。ステップS14aで、放射線撮影装置4内の撮影装置制御部41は、撮影通信部43と発生装置通信部44を介して、放射線検出器2と放射線発生装置5に撮影開始要求を送信する。
ステップS14bにおいて、放射線検出器2内の放射線検出器制御部21は、撮影通信部24を介して放射線撮影装置4が送信した撮影開始要求を受信する。放射線検出器制御部21は撮影部22を撮影可能状態にし、撮影通信部24を介して放射線撮影装置4に撮影可能情報を送信する。
ステップS14cで、放射線発生装置5内の発生装置制御部51は、発生装置通信部52を介して放射線撮影装置4が送信した撮影開始要求を受信する。発生装置制御部51はX線管球9を撮影可能状態に切換え、発生装置通信部52を介して放射線撮影装置4に撮影可能情報を送信する。
ステップS14dで、撮影装置制御部41は撮影通信部43及び発生装置通信部44を介して、放射線検出器2と放射線発生装置5が送信した撮影可能情報を受信する。そして、撮影装置制御部41は表示操作部6に放射線撮影システムが放射線撮影可能状態であることを表示する。
続いてステップS14eで、撮影技師は放射線撮影装置4により放射線撮影システムが放射線撮影可能状態に切換わったことを確認し、放射線発生装置5に対し曝射スイッチ7を押下する。ステップS14fで、発生装置制御部51は撮影技師による曝射スイッチ7の操作を検知し、発生装置制御部51はX線管球9により放射線を曝射した後に、発生装置制御部51はX線管球9を撮影待機状態にする。
ステップS14gで、放射線検出器制御部21は撮影部22によりX線管球9が発し被写体である被検者を透過した放射線を検知する。放射線検出器制御部21は撮影部22から被写体像の放射線画像を取得し、撮影通信部24を介して放射線撮影装置4に無線通信により放射線画像を送信すると共に、撮影部22を撮影待機状態にする。
ステップS14hで、撮影装置制御部41は撮影通信部43を介して放射線検出器2が送信した放射線画像を受信し、表示操作部6に放射線画像を表示する。ステップS14iで、撮影技師は表示操作部6により撮影が行われた放射線画像を確認する。図4のステップS14の終了により、ステップS15で実施例1における放射線撮影システムにより放射線撮影を終了する。
このように、本実施例1の放射線撮影システムでは、撮影架台1に装着した放射線検出器2により放射線撮影を行う。これにより、撮影技師による放射線検出器の取り間違いを防止すると同時に、撮影技師が記憶媒体を装着する操作を不要とする。このため、動作制御の確実性、撮影技師及び被写体の安全性等を向上させることができる。
図9は実施例2の放射線撮影システムのブロック回路構成図である。実施例1と同一の部材には同一の符号を付している。本実施例2においては、実施例1の図2に示す放射線検出器2内に検出器識別子記憶部26が追加され、また放射線撮影装置4内に使用可能検出器管理テーブル45が追加されている。
図10は実施例2の放射線撮影を行う動作フローチャート図であり、図4に示す実施例1の動作フローチャート図の通信設定のステップS12をステップS22に変更している。
図11はステップS22における詳細な動作フローチャート図である。ステップS22はステップS12におけるステップS12aを通信設定のステップS22aに変更している。更に、検出器識別子の送信ステップ、設定情報/検出器識別子の送信ステップ、検出器識別子判定ステップ、登録外の放射線検出器の装着表示ステップが追加されている。
先ずステップS22aで、撮影架台1は設定通信機11を用いて放射線検出器2に通信設定を送信する。ステップS22bで、放射線検出器2内の放射線検出器制御部21は、設定通信部23から撮影架台1が送信した設定情報を受信し、設定通信部23を介して撮影架台1に検出器識別子記憶部26に記憶した検出器識別子を送信する。
続いて、ステップS22cで、放射線検出器制御部21は設定通信部23を介して撮影架台1が送信した設定情報を受信し、放射線検出器制御部21は受信した設定情報を基に、撮影通信部24を無線通信待機状態にする。
ステップS22dで、撮影架台1は設定通信機11を介して放射線検出器2が送信した検出器識別子を受信し、設定通信機11を介して放射線撮影装置4に検出器識別子と放射線検出器2に送信した設定情報を送信する。
そしてステップS22eで、放射線撮影装置4内の撮影装置制御部41は、設定通信部42を介して撮影架台1が送信した検出器識別子と設定情報を受信する。撮影装置制御部41は受信した検出器識別子と使用可能検出器管理テーブル45とを照合し、使用可能検出器管理テーブル45に記憶した使用可能な検出器識別子に含まれているか判定する。
使用可能な検出器識別子に、受信した検出器識別子が含まれている場合には、ステップS22fに進み、使用可能検出器識別子に受信した検出器識別子が含まれていない場合はステップS22gに進む。ステップS22gで撮影装置制御部41は表示操作部6に、撮影技師が撮影架台1に使用可能な検出器識別子以外の検出器識別子を持つ放射線検出器2を配置したことを示す警告を表示し、図10のステップS11に戻る。
また、ステップS22fでは、実施例1と同様に、撮影装置制御部41は撮影架台1が送信した設定情報を受信し、受信した設定情報を基に、放射線検出器2に無線通信開始表示を送信する。そしてステップS22hで、放射線検出器制御部21は設定通信部23を介して放射線撮影装置4が送信した無線通信開始表示を受信する。ステップS22iで、撮影装置制御部41は放射線検出器2が送信した無線通信開始情報を受信し、無線通信を開始しステップS13に進む。
このように、本実施例2の放射線撮影システムにおいては、撮影技師が撮影架台1に配置した放射線検出器2の検出器識別子が、放射線撮影装置4に記憶した使用可能検出器識別子に含まれているか判定を行っている。このため、実施例1で得られる効果に加えて、撮影技師が使用可能検出器識別子以外の検出器識別子を持つ放射線検出器2を撮影架台1に配置した場合に、放射線撮影を禁止する。
図12は実施例3の放射線撮影システムのブロック回路構成図である。本実施例3においては、実施例2の図9の撮影架台1に撮影架台識別子記憶部12が追加され、放射線撮影装置4の使用可能検出器管理テーブル45の代りに撮影管理テーブル46が設けられている。
また、1台の放射線撮影装置4に対して、複数の撮影架台1a、1bが使用され、各撮影架台1a、1bの放射線検出器装着部3に放射線検出器2a、2bが装着されている。なお、放射線検出器2a及び2bは何れの撮影架台1a、1bと組み合わせて装着しても支障はない。撮影架台1a、1bには、それぞれ撮影架台識別子記憶部12が設けられ、その出力はそれぞれ設定通信機11に接続されている。
図13は実施例3の放射線撮影システムにより放射線撮影を行う動作フローチャート図を示している。実施例2の図10の動作フローチャート図の通信設定のステップS22をステップS32に変更している。
図14はステップS32における詳細な動作フローチャート図である。ステップS32a〜S32cは、実施例2のステップS22a〜S22cと同一のステップである。本実施例3においては、実施例2のステップS22dの代りに、ステップS32dが設けられ、設定情報/検出器識別子/撮影架台識別子を送信するステップとしている。更に本実施例3では、実施例2における検出器識別子を判定するステップS22eと登録外の放射線検出器の装着表示ステップS22gを削除している。
ステップS32dで、撮影架台1は設定通信機11を介して放射線検出器2が送信した検出器識別子を受信する。続いて、撮影架台1は設定通信機11に放射線撮影装置4に検出器識別子と放射線検出器2に送信した設定情報を送信する。同時に、撮影架台1は設定通信機11に放射線撮影装置4に撮影架台識別子記憶部12に記憶した撮影架台識別子を送信する。
ステップS32eで、放射線撮影装置4内の撮影装置制御部41は設定通信部42を介して撮影架台1が送信した設定情報と検出器識別子と撮影架台識別子を受信する。撮影装置制御部41は撮影管理テーブル46に記憶した撮影架台識別子と受信した撮影架台識別子とが一致するテーブル行の検出器識別子と設定情報を、それぞれ受信した検出器識別子と通信設定に更新する。
撮影装置制御部41は撮影管理テーブル46に記憶した検出器識別子と設定情報により受信した撮影架台識別子以外で記憶しているか判定する。撮影管理テーブル46に記憶した検出器識別子と設定情報により受信した撮影架台識別子以外で記憶していると判定した場合には、撮影装置制御部41は撮影管理テーブル46により判定を行ったテーブル行の検出器識別子と設定情報を削除する。
図15(a)、(b)は撮影技師が撮影架台1a、1bに放射線検出器2a、2bを装着した場合に、これらの通信設定状態を記憶した撮影管理テーブル46の説明図である。例えば、図15(b)は図15(a)の状態から撮影技師が撮影架台1aに装着した放射線検出器2aを撮影架台1bに装着した状態を示している。
ステップS32fで、撮影装置制御部41は表示操作部6に撮影管理テーブル46で記憶した撮影架台識別子のうち、検出器識別子の設定情報を記憶している撮影架台識別子を表示する。
ステップS32gで、撮影技師は放射線撮影装置4により放射線撮影を行う撮影架台識別子を選択する。ステップS32hで、撮影装置制御部41は表示操作部6により撮影技師が選択した撮影架台識別子を検知する。撮影装置制御部41は検知した撮影架台識別子と撮影管理テーブル46を基に、撮影通信部43に撮影を開始する放射線検出器2に無線通信の開始要求を送信する。
そして、ステップS32iで、放射線検出器2内の放射線検出器制御部21は設定通信部23を介して、放射線撮影装置4が送信した無線通信開始表示を受信する。そして、ステップS32jで撮影装置制御部41は放射線検出器2が送信した無線通信開始情報を受信し、無線通信を開始しステップS13に進む。
このように、実施例3の放射線撮影システムでは、撮影管理テーブル46から、1台の放射線撮影装置4に対して複数の撮影架台1、及び放射線検出器2を持つシステム構成を管理できる。このため、実施例1で得られる効果に加えて、1台の放射線撮影装置4に複数個の放射線検出器2a、2b、・・・、複数台の撮影架台1a、1b、・・・によるシステム構成が実現できる。
以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことは云うまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1、1a、1b 撮影架台
2、2a、2b 放射線検出器
3 放射線検出器装着部
4 放射線撮影装置
5 放射線発生装置
6 表示操作部
7 曝射スイッチ
9 X線管球
11 設定通信機
12 撮影架台識別子記憶部
23、42 設定通信部
26 検出器識別子記憶部
41 撮影装置制御部
45 使用可能検出器管理テーブル
46 撮影管理テーブル

Claims (4)

  1. 被写体を透過した放射線に基づいて被写体の放射線画像を撮影する放射線検出器と、該放射線検出器を装着する撮影架台と、前記放射線検出器を制御する放射線制御装置と、前記放射線検出器の設定情報を前記放射線制御装置に送信する前記撮影架台に設けた設定通信機とを有し、前記設定通信機から送信された前記設定情報を基に前記放射線制御装置と前記放射線検出器との間で無線通信を行う放射線撮影システムであって、前記放射線制御装置は前記撮影架台に前記放射線検出器が配置されたことを検知すると、前記放射線制御装置は、前記撮影架台に配置された前記放射線検出器に無線通信を開始させることを特徴とする放射線撮影システム。
  2. 被写体を透過した放射線に基づいて被写体の放射線画像を撮影する放射線検出器と、該放射線検出器を装着する撮影架台と、前記放射線検出器を制御する放射線制御装置と、前記放射線検出器の設定情報を前記放射線制御装置に送信する前記撮影架台に設けた設定通信機とを有し、前記設定通信機から送信された前記設定情報を基に前記放射線制御装置と前記放射線検出器との間で無線通信を行う放射線撮影システムであって、前記放射線制御装置は前記撮影架台に前記放射線検出器が配置されたことを検知すると、前記放射線制御装置は、前記撮影架台に配置された前記放射線検出器を撮影可能状態に切換えることを特徴とする放射線撮影システム。
  3. 被写体を透過した放射線に基づいて被写体の放射線画像を撮影する放射線検出器と、該放射線検出器を装着する撮影架台と、前記放射線検出器を制御する放射線制御装置と、前記放射線検出器の設定情報を前記放射線制御装置に送信する前記撮影架台に設けた設定通信機とを有し、前記設定通信機から送信された前記設定情報を基に前記放射線制御装置と前記放射線検出器との間で無線通信を行う放射線撮影システムであって、前記放射線制御装置は前記撮影架台に前記放射線検出器が配置されたことを検知すると、前記放射線制御装置は、前記撮影架台に配置された前記放射線検出器を用いて放射線撮影を開始することを特徴とする放射線撮影システム。
  4. 被写体を透過した放射線に基づいて被写体の放射線画像を撮影する放射線検出器と、該放射線検出器を装着する撮影架台と、前記放射線検出器を制御する放射線制御装置と、前記放射線検出器の設定情報を前記放射線制御装置に送信する前記撮影架台に設けた設定通信機と、前記放射線検出器に検出器識別子を記憶する検出器識別子記憶部と、前記放射線制御装置に使用する前記放射線検出器の検出器識別子を記憶するテーブルとを有し、前記設定通信機から送信された前記設定情報を基に前記放射線制御装置と前記放射線検出器との間で無線通信を行う放射線撮影システムであって、前記放射線制御装置は前記撮影架台に前記放射線検出器が配置されたことを検知すると、前記放射線制御装置は、前記撮影架台に配置された前記放射線検出器の検出器識別子と前記テーブルに記憶した検出器識別子とを照合し、前記撮影架台に配置された前記放射線検出器の検出器識別子と前記テーブルに記憶した検出器識別子が一致しなかった場合に警告することを特徴とする放射線撮影システム。
JP2015138111A 2015-07-09 2015-07-09 放射線撮影システム Active JP6072150B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015138111A JP6072150B2 (ja) 2015-07-09 2015-07-09 放射線撮影システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015138111A JP6072150B2 (ja) 2015-07-09 2015-07-09 放射線撮影システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009283554A Division JP5777279B2 (ja) 2009-12-15 2009-12-15 放射線撮影システム、制御方法、及びプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016147170A Division JP6309053B2 (ja) 2016-07-27 2016-07-27 放射線撮影システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015171650A JP2015171650A (ja) 2015-10-01
JP6072150B2 true JP6072150B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=54259350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015138111A Active JP6072150B2 (ja) 2015-07-09 2015-07-09 放射線撮影システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6072150B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4838442B2 (ja) * 2001-05-16 2011-12-14 キヤノン株式会社 放射線撮影システムおよびその制御方法ならびに記憶媒体
WO2009031411A1 (ja) * 2007-09-06 2009-03-12 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. 放射線画像撮影システム
EP2277444B1 (en) * 2008-05-20 2017-07-12 Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. Radiation image capturing system
WO2010134365A1 (ja) * 2009-05-19 2010-11-25 コニカミノルタエムジー株式会社 放射線画像撮影システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015171650A (ja) 2015-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6021403B2 (ja) 放射線撮像装置
JP5218410B2 (ja) 放射線画像撮影システム
WO2011142157A1 (ja) 放射線画像撮影システム
JP2007127414A (ja) 放射線画像検出器及び放射線画像撮影システム
JP2007195634A (ja) 電子機器及びその制御方法
US20180021006A1 (en) Radiographic apparatus, radiographic system, radiographic method, and storage medium
JP7324032B2 (ja) 放射線撮像装置および放射線撮像システム
JP2010158514A (ja) 放射線画像撮影システム
JP2012157666A (ja) 放射線画像撮影システム
JP6309053B2 (ja) 放射線撮影システム
JP6072150B2 (ja) 放射線撮影システム
JP5570351B2 (ja) コンソール、入力端末、および、x線画像撮影システム
JP5777279B2 (ja) 放射線撮影システム、制御方法、及びプログラム
JP6972810B2 (ja) 放射線制御装置
JP5355653B2 (ja) 放射線撮影装置及びその制御方法
JP6704717B2 (ja) 放射線撮影装置、放射線撮影システム、および放射線撮影装置の制御方法。
JP2022184281A (ja) 撮影制御装置、撮影制御システム、撮影制御方法及びプログラム
JP2011115384A (ja) 放射線画像撮影システム
JP6186477B2 (ja) 放射線画像検出装置および放射線の照射開始検出方法
JP6648922B2 (ja) 放射線撮影システム、制御装置、放射線撮像装置、及び放射線撮影システムの制御方法
JP5964931B2 (ja) 放射線画像検出装置および放射線の照射開始検出方法
WO2023210337A1 (ja) 放射線撮像装置、放射線撮像システム、および制御方法
CN114403909A (zh) 放射线摄像装置、***、方法及计算机可读介质
JP2009204671A (ja) 放射線画像撮影システム
KR100863299B1 (ko) 디지털 엑스선 촬영장치의 평판형 엑스선 검출기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160614

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160617

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161227

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6072150

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151