JP2022184281A - 撮影制御装置、撮影制御システム、撮影制御方法及びプログラム - Google Patents

撮影制御装置、撮影制御システム、撮影制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像検査の運用効率の更なる向上が可能となる。【解決手段】撮影制御装置(撮影制御装置11)は、放射線撮影装置により第1被検者の放射線画像を撮影するための撮影画面を表示部(表示部113)に表示する表示制御部(処理部111)を備え、表示制御部は、第1被検者の検査終了前の撮影画面に、撮影された第1被検者の放射線画像と、第1被検者よりも後に撮影を行う第2被検者に関する情報を表示することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、撮影制御装置、撮影制御システム、撮影制御方法及びプログラムに関する。
従来、医療分野では、放射線撮影システムを利用した画像検査が行われている。画像検査の運用効率を上げるために、例えば、特許文献1には、前の患者の撮影中に次の患者名を案内板に表示して音声で呼び出すことにより、現在の検査が終了した前の患者の着衣と、次の患者の脱衣をオーバーラップして行うことで撮影室の使用効率を上げることが記載されている。
特開2004-97636号公報
特許文献1に記載の発明における検査のように、1つの撮影室で複数の患者の検査を行う場合、通常は、患者Aの撮影→撮影画像の確認・調整→検査終了→次の患者Bの撮影オーダー選択→患者Bの撮影準備→患者Bの撮影という流れになる。そうすると、特許文献1に記載の発明では、前の患者Aの撮影中に、次の患者Bを呼び出すことはできるが、例えば、長尺撮影のように、撮影画像の確認に時間を要する場合、撮影技師は、患者Aの撮影画像の確認が終了するまで、次の患者Bの撮影の準備ができない。したがって、次の患者Bを早めに呼び出すことができたとしても、患者Aの撮影画像の確認後に患者Bの撮影準備を行う必要があるため、次の患者Bの待機時間を短縮することはできない。多くの患者の撮影をすればするほど、この待機時間の総量が長くなるため、画像検査の運用効率を阻害させる。
本発明は、画像検査の運用効率の更なる向上を目的とする。
前記の課題を解決するために、本発明の撮影制御装置は、
放射線撮影装置により第1被検者の放射線画像を撮影するための撮影画面を表示部に表示する表示制御部を備え、
前記表示制御部は、前記第1被検者の検査終了前の前記撮影画面に、撮影された前記第1被検者の前記放射線画像と、前記第1被検者よりも後に撮影を行う第2被検者に関する情報を表示することを特徴とする。
また、本発明の撮影制御システムは、
表示端末と、
放射線撮影装置により被検者の放射線画像の撮影を制御する撮影制御装置と、
を備えた撮影制御システムにおいて、
前記撮影制御装置は、
表示部と、
前記放射線撮影装置により第1被検者の放射線画像を撮影するための撮影画面を前記表示部に表示する表示制御部を備え、
前記表示制御部は、前記表示部の前記撮影画面に、撮影された前記第1被検者の放射線画像を表示し、
前記表示端末は、前記第1被検者の検査終了前に、前記第1被検者よりも後に撮影を行う第2被検者に関する情報を少なくとも表示することを特徴とする。
また、本発明の撮影制御方法は、
放射線撮影装置により第1被検者の放射線画像を撮影するための撮影画面を表示部に表示する工程と、前記第1被検者の検査終了前の前記撮影画面に、撮影された前記第1被検者の放射線画像と、前記第1被検者の次に撮影を行う第2被検者に関する情報を表示する工程を含む。
また、本発明のプログラムは、
撮影制御装置に用いられるコンピューターを、
放射線撮影装置により第1被検者の放射線画像を撮影するための撮影画面を表示部に表示する表示制御部として機能させ、
前記表示制御部は、前記第1被検者の検査終了前の前記撮影画面に、撮影された前記第1被検者の前記放射線画像と、前記第1被検者よりも後に撮影を行う第2被検者に関する情報を表示する。
本発明により、画像検査の運用効率の更なる向上が可能となる。
本発明の一実施の形態に係るX線撮影システムを示す図である。 撮影制御装置の構成を示す図である。 撮影制御装置の撮影画面の一例を示す図である。 撮影制御装置の撮影画面の一例を示す図である。 撮影制御装置の撮影画面の一例を示す図である。 本発明の一実施の形態に係るX線撮影システムを示す図である。 撮影制御装置の撮影画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の一実施の形態に係るX線撮影システム1を示す図である。
X線撮影システム1は、撮影制御システムとして、X線発生装置20とX線撮影装置10との間で互いに信号等をやりとりして、両者を連携させながらX線撮影を行う一体型の撮影システムである。
図1に示すように、X線撮影システム1は、X線撮影装置10及びX線発生装置20を備える。
X線撮影システム1は、通信ネットワークを介して、画像保存通信システム(PACS:Picture Archiving and Communication Systems)31、病院情報システム(HIS:Hospital Information Systems)32、及び放射線科情報システム(RIS:Radiology Information Systems)33に接続される。
X線撮影システム1、PACS31、HIS32、及びRIS33を含む通信ネットワークにおいては、例えば、DICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格に従って情報の送受信が行われる。
X線撮影装置10は、撮影制御装置11、FPD12、撮影台13、及び中継器14等を備える。
X線撮影装置10は、例えば、胸部、腹部等の撮影対象部位を透過したX線を可視化して、体内の状態を示すX線画像を撮影する。
FPD12は、X線管装置25から照射され被検体を透過したX線を検出し、X線画像データを出力する撮像装置である。
FPD12は、例えば、撮影台13に装着され、有線通信によって撮影台13及び中継器14を介して撮影制御装置11と通信可能に接続される。
FPD12は、無線通信によって撮影制御装置11と接続されてもよい。FPD12が無線通信機能を有する場合、専用の撮影台13に装着するのではなく、FPD12を、被検体が仰臥するベッド上に置いたり、被検体自身に持たせたりして使用することもできる。
FPD12は、例えば、入射したX線を光に変換するシンチレーター、画素に対応してマトリックス状に配置されたPD(Photo Diode)、及び各PDに対応して配置されたTFT(Thin Film Transistor)スイッチを有する(いずれも図示略)。
入射したX線はシンチレーターで光に変換され、PDに入射して画素ごとに電荷として蓄積される。PDに蓄積された電荷は、TFTスイッチ及び信号線を介して流れ出し、増幅、A/D変換されてX線画像データとして撮影制御装置11に出力される。
なお、FPD12は、上述した間接変換型であってもよいし、X線を直接電気信号に変換する直接変換型であってもよい。
撮影台13は、FPD12のX線入射面がX線管装置25と対向する姿勢となるように、FPD12を着脱自在に保持する。図1では、撮影台13として、被検体を立位姿勢で撮影する立位用撮影台を例示している。
撮影台13は、被検体を臥位姿勢で撮影する臥位用撮影台でもよい。
撮影台13は、例えば、有線通信によって中継器14を介して撮影制御装置11と通信可能に接続される。
撮影制御装置11は、X線発生用制御装置21と連携してX線撮影システム1を制御する。撮影制御装置11は、例えば、FPD12に対して検出条件を送信し、設定する。検出条件は、撮影する画像サイズ、フレームレート(動態撮影の場合)、及びFPD12で実行される信号処理に関する情報(例えば、増幅器のゲイン等)を含む。撮影制御装置11は、FPD12の各動作を制御するとともに、FPD12からX線画像データを取得し、所定の画像処理を施して表示部113(図2参照)に表示させる。
なお、撮影制御装置11は、X線発生装置20の一部を構成してもよい。例えば、撮影制御装置11は、X線発生装置20のX線発生用コンソール22としての機能を有することができる(いわゆる一体型X線撮影システム)。
X線発生装置20は、X線発生用制御装置21、X線発生用コンソール22、照射スイッチ23、高電圧発生装置24、及びX線管装置25を備える。
X線管装置25は、被検体を挟んでFPD12と対向する位置に配置される。X線管装置25は、高電圧発生装置24によって高電圧が印加されることにより、X線を発生し、被検体に向けて照射する。X線管装置25は、X線の照射野を調整するX線可動絞りを含む。
X線発生用コンソール22及び照射スイッチ23は、X線発生用制御装置21に信号ケーブルを介して接続される。
X線発生用コンソール22は、照射パラメーターの入力等を行うための操作卓である。照射スイッチ23は、X線の照射を指示するためのスイッチであり、例えば、二段階の自動復帰型押しボタンスイッチで構成される。照射スイッチ23において、一段階目の押下操作が行われると、X線管装置25のウォームアップを開始させるためのウォームアップ開始信号がX線発生用制御装置21に送信され、二段階目の押下操作が行われると、X線管装置25にX線の照射を開始させるための照射開始信号がX線発生用制御装置21に送信される。
X線発生用制御装置21は、X線発生用コンソール22からの照射パラメーター(放射線照射パラメーター)及び照射スイッチ23からの制御信号(ウォームアップ開始信号及び照射開始信号)に基づいて、高電圧発生装置24及びX線管装置25の動作を制御する。
照射パラメーターは、X線発生用コンソール22を通じて設定することもできるし、撮影制御装置11を利用して設定することもできる。
図2は、撮影制御装置11の構成を示す図である。図2に示すように、撮影制御装置11は、処理部111、記憶部112、表示部113、操作部114、及び通信部115等を備える。
処理部111は、演算/制御装置としてのCPU(Central Processing Unit)、主記憶装置としてのROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を備える(いずれも図示略)。ROMには、基本プログラムや基本的な設定データが記憶される。CPUは、ROM又は記憶部112から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムを実行することにより、FPD12等の動作を集中制御する。また、処理部111は、表示部113の表示内容を制御する表示制御部として機能する。
記憶部112は、例えばHDD(Hard Disk Drive)、又はSSD(Solid State Drive)等の補助記憶装置である。記憶部112は、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等の光ディスク、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気ディスクを駆動して情報を読み書きするディスクドライブであってもよい。また例えば、記憶部112は、USBメモリ、SDカード等のメモリカードであってもよい。
記憶部112は、処理部111で実行される各種プログラムや、プログラムの実行に必要なパラメーター、及び処理結果等のデータを記憶する。
表示部113は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどのフラットパネルディスプレイで構成される。表示部113は、処理部111からの表示制御信号に基づいて、検査オーダーの内容や、撮影されたX線画像を表示する。検査オーダーは、被検体である患者の患者情報(例えば、患者ID、患者名、生年月日、性別)、撮影時の姿勢情報(例えば、姿勢(立位/臥位)、照射方向(背面/前面/側面)、撮影部位情報(例えば、胸部)、検査項目(肺換気機能、肺血流など)、被検体の検査履歴(前回検査時の撮影条件など)を含む。
操作部114は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を有するキーボードと、マウス等のポインティングデバイスで構成される。操作部114は、キー操作やマウス操作により入力された操作信号を受け付け、処理部111に出力する。利用者は、操作部114を通じて、例えば、照射パラメーターを含む撮影条件を入力することができる。
なお、表示部113及び操作部114は、例えば、タッチパネル付きのフラットパネルディスプレイのように一体的に構成されてもよい。
通信部115は、例えばNIC(Network Interface Card)、MODEM(MOdulator-DEModulator)、USB(Universal Serial Bus)等の通信インターフェースである。
処理部111は、通信部115を介して、有線/無線LAN等のネットワークに接続された装置との間で、DICOM規格に従って各種情報の送受信を行う。通信部115には、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等の近距離無線通信用の通信インターフェースを適用することもできる。
X線撮影システム1によりX線撮影を行う場合、撮影制御装置11において検査オーダーの登録が行われる。登録された検査オーダーは、撮影制御装置11の表示部113に表示される。検査オーダーは、HIS32やRIS33等の外部システムから入力されてもよいし、利用者により操作部114を通じて手動入力されてもよい。ここでは、HIS32やRIS33等の外部システムから検査オーダーが入力されるものとする。
登録された検査オーダーの実行が指示されると、検査オーダーに含まれる撮影条件がX線発生用制御装置21及びFPD12に送信され、設定される。利用者は、X線発生用コンソール22を通じて、照射パラメーターの設定を変更して微調整することができる。照射パラメーターの設定が変更された場合は、X線発生用制御装置21から撮影制御装置11に、設定変更を示す信号および変更された照射パラメーターが送信される。
利用者によって照射スイッチ23の一段階目の押下操作が行われると、X線管装置25のウォームアップ(フィラメントの加熱等)が開始される。これに伴い、X線発生用制御装置21から撮影制御装置11に、ウォームアップが開始されたことを示すレディ信号(照射準備開始信号)が送信される。撮影制御装置11は、レディ信号を受信すると、FPD12に撮影準備(初期化)を指示する。
X線管装置25のウォームアップが完了すると、X線発生用制御装置21から撮影制御装置11に、ウォームアップが完了したことを示すスタート信号(照射準備完了信号)が送信される。また、FPD12から撮影制御装置11に、撮影準備が完了したことを示すOK信号(撮影準備完了信号)が送信される。
利用者によって照射スイッチ23の二段階目の押下操作が行われると、X線発生用制御装置21は、X線の照射を指示するX線照射信号を高電圧発生装置24及び撮影制御装置11に送信する。高電圧発生装置24によってX線管装置25に高電圧が印加され、X線の照射が開始される。なお、照射スイッチ23の二段階目の押下操作は、X線発生用制御装置21からのスタート信号及びFPD12からのOK信号を受け付ける前に行われてもよい。この場合、スタート信号及びOK信号を受信することに伴い、X線発生用制御装置21からX線照射信号が送信される。
単純X線撮影のように照射時間が設定されている場合は、所定の照射時間が経過すると、X線の照射が終了する。動態撮影の場合は、照射スイッチ23の二段階目の押下操作が行われている期間、X線の照射が連続して行われ、照射スイッチ23の押下操作が解放されると、X線の照射が終了する。X線照射の終了に伴いX線照射信号がオフとなり、OK信号、スタート信号及びレディ信号も順次オフとなる。
撮影されたX線画像は、FPD12から撮影制御装置11に送信され、記憶部112に格納される。撮影制御装置11において、X線画像データに対してオフセット補正やゲイン補正等の各種画像処理が施され、表示部113に表示される。
図3は、撮影制御装置11の表示部113に表示された、検査オーダーの実行を指示する際の撮影画面Dの一例を示す図である。撮影画面Dとは、表示部113に表示された画面全体を指すものとする。
撮影画面Dは、現在検査中の被検者(第1被検者)の情報が表示される第1領域A1と、第1被検者の後に撮影を行う患者(第2被検者)の情報が表示される第2領域A2と、第1被検者の検査オーダー情報が表示される第3領域A3と、第1被検者のX線画像が表示される第4領域A4と、第1被検者のX線画像の再生制御及び画像調整を行う第5領域A5と、第1被検者の検査中断及び検査終了を指示する第6領域A6と、に分けられており、各領域に各種の情報が表示される。
第1領域A1には、具体的には、第1被検者の情報として、患者ID、患者名、性別、生年月日、依頼科、詳細ボタンB1等が表示される。
詳細ボタンB1は、第1被検者の情報のさらに細かい情報を表示するためのボタンである。詳細ボタンB1が押下されると、撮影画面D上にフローティングで情報が表示される。
第2領域A2には、具体的には、第2被検者の情報として、検査オーダー情報(撮影条件を含む)、患者ID、患者名、性別、生年月日、依頼科、詳細ボタンB2等が表示される。なお、検査オーダー情報が複数の場合には、撮影順序(検査オーダー順)が分かるように表現されている(腹部臥位AP→腹部臥位側面)。
第2被検者の情報が表示されていることで、画像確認と撮影準備を別の技師が行う場合は(二人運用)、画像を確認する技師が画像の確認中に、撮影技師が第2被検者の撮影準備(管球調整、撮影台準備)を行うことが可能になり、画像確認と撮影を同じ技師が行う場合も(一人運用)、画像を確認しながら、撮影機器の調整が可能になる。
詳細ボタンB2は、第2被検者の情報のさらに細かい情報を表示するためのボタンである。詳細ボタンB2が押下されると、撮影画面D上にフローティングで情報が表示される。詳細ボタンB2押下後の撮影画面Dが図4に示す撮影画面Dであり、詳細患者情報A7には、検査オーダー情報、患者ID、患者名、性別、生年月日、年齢、依頼科、病棟、コメント、国籍等が示されている。
第3領域A3には、具体的には、第1被検者に関する検査オーダー設定ボタンB3、B4が表示される。
検査オーダー設定ボタンB3、B4は、検査オーダーの実行を指示するためのボタンである。具体的には、検査オーダー設定ボタンB3は、胸部立位PAの検査オーダーの実行を指示するボタンであり、検査オーダー設定ボタンB4は、腹部立位PAの検査オーダーの実行を指示するボタンである。
第4領域A4には、具体的には、第1被検者の、選択された検査オーダーに対応する撮影条件に基づき撮影されたX線画像が表示される。
第5領域A5には、具体的には、再生制御タブB5、画像調整タブB6が表示される。
再生制御タブB5は、第4領域A4に表示されたX線画像の再生制御を行うタブである。再生制御タブB5では、例えば、早送り、巻戻し、コマ送り、コマ戻し、リピート再生、逆再生等の開始キーを選択することで、各種再生制御が実行可能である。
画像調整タブB6は、第4領域A4に表示されたX線画像の画像処理を行うタブである。図5は、図3の撮影画面Dにて、画像調整タブB6が選択された場合である。画像調整タブB6では、例えば、濃度調整、コントラスト調整、拡大、縮小、回転、反転、パンニング等の調整キーを選択することで、各種画像調整が実行可能である。
第6領域A6には、具体的には、検査中断ボタンB7、検査終了ボタンB8が表示される。
検査中断ボタンB7は、現在検査を行っている患者の検査を中断するボタンである。
検査終了ボタンB8は、現在検査を行っている患者の検査を終了するボタン(終了キー)である。
また、第1被検者の検査オーダーのFPD12や撮影台13の設置情報等の撮影条件と比較して、第2被検者の検査オーダーに含まれる撮影条件が異なる場合は、第2領域A2に表示された第2被検者の撮影条件のうち少なくとも第1被検者の撮影条件と異なる撮影条件を強調表示してもよい。具体的には、現在の検査オーダーが立位で後の検査オーダーが臥位の場合に、第2領域A2を強調表示する。また、強調表示の例としては、点滅表現や色を変える等が挙げられる。
また、第1被検者の検査オーダーのFPD12や撮影台13の設置情報等の撮影条件と比較して、第2被検者の検査オーダーが異なる場合のみ、第2領域A2に第2被検者の情報を表示するとしてもよい。
また、第2領域A2の項目、文字サイズ、色などの表示形態は変更可能である。
また、第2被検者の患者の情報(検査オーダーを含む)は、RIS33等から取得してもよいし、撮影制御装置11で受信した検査リストから取得してもよい。
以上説明したように、撮影制御装置11は、放射線撮影装置により第1被検者の放射線画像を撮影するための撮影画面を表示部(表示部113)に表示する表示制御部(処理部111)を備え、表示制御部は、第1被検者の検査終了前の撮影画面に、撮影された第1被検者の放射線画像と、第1被検者よりも後に撮影を行う第2被検者に関する情報を表示することにより、前の患者の画像の確認、調整作業の終了を待たず、撮影技師は後の患者の撮影の準備を行うことが可能となるので、画像検査の運用効率の更なる向上が図れる。
また、表示制御部は、撮影画面に表示された放射線画像を調整するための調整キーを撮影画面に表示することで、第1被検者である前の患者の放射線画像を調整しつつ、第2被検者である後の患者の撮影の準備を行うことが可能となるので、画像検査の運用効率の更なる向上が図れる。
また、表示制御部は、放射線画像の再生制御を開始するための開始キーを撮影画面に表示することで、第1被検者である前の患者の放射線画像を再生制御し、画像を確認しつつ、第2被検者である後の患者の撮影の準備を行うことが可能となるので、画像検査の運用効率の更なる向上が図れる。
また、第2被検者に関する情報は、撮影条件を含むことで、第1被検者である前の患者の画像の確認、調整作業の終了を待たず、第2被検者である後の患者の、撮影条件に対応した撮影の準備を行うことが可能となるので、画像検査の運用効率の更なる向上が図れる。
また、表示制御部は、撮影条件が、第1被検者の撮影条件と異なる場合は、第2被検者の撮影条件のうち少なくとも第1被検者の撮影条件と異なる撮影条件を強調して表示することで、第2被検者である後の患者の撮影条件が異なることを視認しやすくなり、画像検査の運用効率の更なる向上が図れる。
また、撮影条件は、撮影順序を含むことで、撮影順序も考慮に入れた、第2被検者である後の患者の撮影の準備を行うことが可能となるので、画像検査の運用効率の更なる向上が図れる。
また、第2被検者に関する情報の表示形態は、変更可能であることで、第2被検者に関する情報の表示形態を、運用に適した表示形態とすることが可能となり、画像検査の運用効率の更なる向上が図れる。
また、表示制御部は、第2被検者に関する情報をフローティング表示することで、第2被検者である後の患者に関する詳細な情報を確認することが可能となり、画像検査の運用効率の更なる向上が図れる。
また、第2被検者に関する情報は、被検者名(患者名)を含むことで、後の患者を呼び出すことが可能となり、画像検査の運用効率の更なる向上が図れる。
<第2の実施形態>
図6は、本発明の一実施の形態に係るX線撮影システム2を示す図である。
X線撮影システム2は、撮影制御システムとしてのX線撮影システム1に表示端末40を加えたものである。X線撮影システム2のその他の構成や動作は、X線撮影システム1と同様である。
表示端末40は、撮影制御装置11の表示部113に表示される撮影画面Dと同じ画面を表示する端末である。具体的には、表示端末は、PDA(personal digital assistant)やモニター等が挙げられる。
ここで、表示端末40を用い、画像確認と撮影準備を別の技師が行う場合(二人運用)について説明する。既に、撮影されたX線画像は、表示部113に表示されているものとする。また、表示端末40には、第1被検者の検査終了前に、撮影制御装置11の表示部113に表示される撮影画面Dと同じ画面が表示される。
画像確認を行う技師は、撮影制御装置11の表示部113に表示された撮影画面を確認することで、第1被検者の画像の確認、調整作業を行う。一方で、撮影を行う技師は、撮影室を出ることなく、第1被検者の検査終了前に表示端末40に表示された撮影画面を確認することで、第2被検者の撮影準備(管球調整、撮影台準備)を行う。
したがって、画像確認を行う技師による画像確認と、撮影を行う技師による撮影準備を並行して行うことが可能になる。
なお、表示端末40に表示される画面は、撮影制御装置11の表示部113に表示される撮影画面Dと同じである場合に限られない。撮影準備を行う技師にとって必要な情報である、第1領域A1と第2領域A2のみ、表示端末40に表示してもよい。
また、表示端末40と撮影制御装置11の接続は、有線接続でも無線接続でもよい。また、接続された表示端末40も含め撮影制御装置11とみなしてもよい。
以上説明したように、撮影制御システム(X線撮影システム2)は、表示端末(表示端末40)と、放射線撮影装置(X線撮影装置10)により被検者の放射線画像の撮影を制御する撮影制御装置11と、を備え、撮影制御装置は、表示部と、放射線撮影装置により第1被検者の放射線画像を撮影するための撮影画面を表示部に表示する表示制御部を備え、表示制御部は、表示部の撮影画面に、撮影された第1被検者の放射線画像を表示し、表示端末は、第1被検者の検査終了前に、第1被検者よりも後に撮影を行う第2被検者に関する情報を少なくとも表示することで、一方の技師による、第1被検者である前の患者の画像の確認、調整作業の終了を待たず、もう一方の撮影技師は第2被検者である後の患者の撮影の準備を行うことが可能となるので、画像検査の運用効率の更なる向上が図れる。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
例えば、第2被検者とは、第1被検者の後に撮影を行う患者であり、第1被検者の次に撮影を行う患者に限られない。より具体的には、次の撮影を行う患者が第1被検者と同一の撮影条件の場合、撮影準備をする必要がないため、撮影準備が必要となる患者まで飛ばして当該患者を第2被検者としてもよい。
また、検査オーダー情報(部位、立位/臥位/カセッテ等の撮影条件等)や患者情報(性別等)は、アイコンで表示してもよい。つまり、表示制御部は、撮影条件等をアイコンで表示することで、後の患者の撮影条件を視認しやすくなり、画像検査の運用効率の更なる向上が図れる。具体的には、図7に示す撮影画面Dの第2領域A2のように、立位や臥位をアイコンで表示してもよい。
また、検査オーダー情報や患者情報のアイコンは、単なるマークに限定されず、何らかの機能を有するマークでもよい。具体的には、アイコンをクリックすることで、検査オーダー情報や患者情報の詳細な情報(撮影条件の設定情報等)をフローティング表示するアイコン等が挙げられる。
また、調整キー、開始キー、終了キーには、ボタンのみならず、バー等も含まれる。
1 X線撮影システム(撮影制御システム)
2 X線撮影システム(撮影制御システム)
10 X線撮影装置(放射線撮影装置)
11 撮影制御装置
12 FPD
13 撮影台
14 中継器
20 X線発生装置
21 X線発生用制御装置
22 X線発生用コンソール
23 照射スイッチ
24 高電圧発生装置
25 X線管装置
40 表示端末
111 処理部(表示制御部)
112 記憶部
113 表示部
114 操作部
115 通信部
116 バス

Claims (13)

  1. 放射線撮影装置により第1被検者の放射線画像を撮影するための撮影画面を表示部に表示する表示制御部を備え、
    前記表示制御部は、前記第1被検者の検査終了前の前記撮影画面に、撮影された前記第1被検者の前記放射線画像と、前記第1被検者よりも後に撮影を行う第2被検者に関する情報を表示することを特徴とする撮影制御装置。
  2. 前記表示制御部は、前記撮影画面に表示された前記放射線画像を調整するための調整キーを前記撮影画面に表示することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  3. 前記表示制御部は、前記放射線画像の再生制御を開始するための開始キーを前記撮影画面に表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影制御装置。
  4. 前記第2被検者に関する情報は、撮影条件を含むことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の撮影制御装置。
  5. 前記表示制御部は、前記撮影条件をアイコンで表示することを特徴とする請求項4に記載の撮影制御装置。
  6. 前記表示制御部は、前記撮影条件が、前記第1被検者の撮影条件と異なる場合は、前記第2被検者の撮影条件のうち少なくとも前記第1被検者の撮影条件と異なる撮影条件を強調して表示することを特徴とする請求項4に記載の撮影制御装置。
  7. 前記撮影条件は、撮影順序を含むことを特徴とする請求項4に記載の撮影制御装置。
  8. 前記第2被検者に関する情報の表示形態は、変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  9. 前記表示制御部は、前記第2被検者に関する情報をフローティング表示することを特徴とする請求項1に記載の撮影制御装置。
  10. 前記第2被検者に関する情報は、被検者名を含むことを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の撮影制御装置。
  11. 表示端末と、
    放射線撮影装置により被検者の放射線画像の撮影を制御する撮影制御装置と、
    を備えた撮影制御システムにおいて、
    前記撮影制御装置は、
    表示部と、
    前記放射線撮影装置により第1被検者の放射線画像を撮影するための撮影画面を前記表示部に表示する表示制御部を備え、
    前記表示制御部は、前記表示部の前記撮影画面に、撮影された前記第1被検者の放射線画像を表示し、
    前記表示端末は、前記第1被検者の検査終了前に、前記第1被検者よりも後に撮影を行う第2被検者に関する情報を少なくとも表示することを特徴とする撮影制御システム。
  12. 放射線撮影装置により第1被検者の放射線画像を撮影するための撮影画面を表示部に表示する工程と、前記第1被検者の検査終了前の前記撮影画面に、撮影された前記第1被検者の放射線画像と、前記第1被検者の次に撮影を行う第2被検者に関する情報を表示する工程を含む撮影制御方法。
  13. 撮影制御装置に用いられるコンピューターを、
    放射線撮影装置により第1被検者の放射線画像を撮影するための撮影画面を表示部に表示する表示制御部として機能させ、
    前記表示制御部は、前記第1被検者の検査終了前の前記撮影画面に、撮影された前記第1被検者の前記放射線画像と、前記第1被検者よりも後に撮影を行う第2被検者に関する情報を表示するプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024127751A1 (ja) * 2022-12-16 2024-06-20 株式会社島津製作所 X線撮影装置における表示方法およびx線撮影装置

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