JP6071595B2 - 鞍乗型車両のメータ支持構造 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両のメータ支持構造の改良に関する。
操舵軸の上部にアッパブラケットを設け、このアッパブラケットにステーを介してメータを支持する鞍乗型車両のメータ支持構造が知られている(例えば、特許文献1(図3)参照。)。
特許文献1の図3に示すように、鞍乗型車両は、操舵軸上にアッパブラケット(2)(括弧付き数字は特許文献1に記載されている符号を示す。以下同じ。)が設けられ、このアッパブラケット(2)上に設けられるハンドルホルダ(12)にハンドルバー(11)が取り付けられている。
メータ(13)の後部は、ハンドルホルダ(12)の前部に保持される。メータ(13)下部は、アッパブラケット(2)にメータステー(41)及びメータブラケット(32)を介して固定される。すなわち、ハンドルホルダ(12)とアッパブラケット(2)とによって、メータ(13)が支持される。
従来技術では、メータ(13)をアッパブラケット(2)の前方に設けており、アッパブラケット(2)とメータ(13)との間に大きな空間を形成することが困難であった。そこで、操舵軸上に設けられるアッパブラケットにメータを固定すると共に、アッパブラケットとメータとの間に大きな空間を形成する技術が望まれる。
特開2010−168031号公報
本発明は、操舵軸上に設けられるアッパブラケットにメータを固定すると共に、アッパブラケットとメータとの間に大きな空間を形成することができる鞍乗型車両のメータ支持構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレームの前部を形成するヘッドパイプと、このヘッドパイプに回動可能に支持される操舵軸と、この操舵軸の上部に設けられるアッパブラケットと、このアッパブラケットの上面に設けられるハンドルホルダと、このハンドルホルダに固定されるハンドルバーと、前記アッパブラケットに設けられるメータステーと、このメータステーに固定されるメータとを有する鞍乗型車両のメータ支持構造において、前記メータステーは、前記ハンドルホルダの後方に配置され前記アッパブラケットから上方に延出すると共に上端部から前方に延出し、前記メータは、前記メータステーに対して前方に延出するように固定され、前記メータの下面に電気配線を接続するコネクタ部が設けられ、前記コネクタ部は、前記操舵軸の軸線上に配置されることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、ヘッドパイプの前方、側方及び後方がフロントカバーで覆われ、このフロントカバーに操舵軸が挿通するようにフロントカバー開口部が形成され、ワイヤ及び電気配線から構成されるケーブルが、ハンドルバーまたはメータに固定されるとともに、フロントカバー開口部からフロントカバー内を通過するように配策され、ケーブルは、メータステーの前方を通過することを特徴とする。
請求項3に係る発明では、ハンドルホルダは、左右一対で形成され、これらの左右一対のハンドルホルダの間に、メータステーが配置されることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、メータステーの上部は、コネクタ部の車幅方向左右に分岐するようにU字状またはV字状に形成されると共に、コネクタ部の車幅方向左右にメータを締結する締結部を有することを特徴とする。
請求項に係る発明は、ヘッドパイプの前方、側方及び後方がフロントカバーで覆われ、このフロントカバーに操舵軸が挿通するようにフロントカバー開口部が形成され、このフロントカバー開口部及びアッパブラケットを上方から覆うハンドルカバーが設けられ、メータステーは、アッパブラケットから上方に延出する第1ステーと、この第1ステーに締結されるとともに第1ステーの上方から屈曲して前方に延びる第2ステーとで構成され、第1ステーに、第2ステー及びハンドルカバーが共締めされることを特徴とする。
請求項に係る発明は、ハンドルカバーの前部に、ワイヤ及び電気配線から構成されるケーブルを配策するために側方へ開口すると共にC字状を呈するケーブル配策部が形成されていることを特徴とする。
請求項に係る発明では、ケーブルは、アッパブラケットに係止されることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、操舵軸の上部にアッパブラケットが設けられる。メータステーは、ハンドルホルダの後方に配置されアッパブラケットの後部から上方に延出すると共に上端部から前方に延出し、メータは、メータステーに対して前方に延出するように固定されるので、操舵軸上に設けられるアッパブラケットにメータステーを介してメータを固定すると共に、アッパブラケットとメータとの間に大きな空間を形成することができる。
結果、アッパブラケット上方の空間に大きなメータを配置することができる。加えて、コネクタ部は、操舵軸の軸線上に配置されるので、コネクタ部の回動半径を可及的に小さくでき、電気配線の長さを短縮することができる。
請求項2に係る発明では、ケーブルが、ハンドルバーまたはメータに固定されるとともに、フロントカバー開口部からフロントカバー内を通過するように配策される。ケーブルは、メータステーの前方を通過するので、アッパブラケット上方に形成した空間を利用してケーブルを配策できる。加えて、ケーブルを操舵軸に近接して配置するので、ケーブルの配策長を短縮し、フロントカバー内に配策することができる。
請求項3に係る発明では、ハンドルホルダは、左右一対で形成される。左右一対のハンドルホルダ間の空いた場所を利用してメータステーが固定されるので、メータステーの固定のために前後方向にアッパブラケットを大型化することなく形成でき、アッパブラケット及びアッパブラケット周りのコンパクト化を図ることができる。
請求項4に係る発明では、メータステーの上部は、コネクタ部の車幅方向左右に分岐するようにU字状またはV字状に形成されると共に、コネクタ部の車幅方向左右にメータを締結する締結部を有する。コネクタ部が、メータステーにメータを締結する締結部の間に設けられるので、コネクタ部近傍の剛性を高くすることができ、操舵の際に電気配線から入力されるメータへの外力を有効に受け止めることができる。
請求項に係る発明では、ハンドルカバーが設けられ、メータステーは、アッパブラケットから上方に延出する第1ステーと、この第1ステーに締結されるとともに第1ステーの上方から屈曲して前方に延びる第2ステーとで構成される。メータステーを分割して形成したので、メータをアッパブラケットに組み付ける組み付け性の向上を図ることができる。加えて、第1ステーに、第2ステー及びハンドルカバーが共締めされるので、部品点数の削減を図ることができる。
請求項に係る発明では、ハンドルカバーの前部に、ケーブルを配策するために側方へ開口すると共にC字状を呈するケーブル配策部が形成されている。ケーブル配策部に側方からケーブルを組み付けるだけであるので、ハンドルカバーへのケーブルの組み付け性の向上を図ることができる。
請求項に係る発明では、ケーブルは、アッパブラケットに係止されるので、操舵軸に接近させてケーブルを配策でき、ケーブルの長さを短縮することができる。
本発明に係る鞍乗型車両の左側面図である。 図1の要部拡大図である。 図2の3矢視図である。 図3の4−4線断面図である。 本発明に係る鞍乗型車両の要部分解斜視図である。 図4の要部拡大図である。 図4の7矢視図である。 メータ周辺の後部斜視図である。 図8の鞍乗型車両からハンドルカバー及びメインフレームカバーを外した状態を示す図である。 図9の10矢視図である。 図2の11−11線断面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
先ず、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、車両10は、鞍乗型車両である。車両10は、車体フレーム20の前部を形成するヘッドパイプ21と、このヘッドパイプ21に回転可能に支持される操舵軸11と、この操舵軸11の上部に設けられるアッパブラケット12と、このアッパブラケット12に設けられるハンドルホルダ13と、このハンドルホルダ13に固定されるハンドルバー14とを備える。アッパブラケット12にメータステー30が設けられ、このメータステー30にメータ31が固定される。
また、車両10は、ヘッドパイプ21の下端に取付けられ左右一対のフロントフォーク15の上端を支持するボトムブリッジ16と、ヘッドパイプ21の上方に配置され車両前方に向かって点灯する前照灯17と、フロントフォーク15に支持され上方がフロントフェンダ18に覆われる前輪19とを備える。
車体フレーム20は、ヘッドパイプ21から後下がりに延びるメインフレーム22と、このメインフレーム22の後端部から後上がりに延ばされ直接又は間接的にシート41を支持するシートレール23とを備える。シートレール23の上方に運転者が着座するシート41が設けられ、このシート41の下方にヘルメット等を収納する収納ボックス42が設けられる。
また、メインフレーム22にリンク24を介してパワーユニット50が揺動自在に設けられる。パワーユニット50は、エンジン51及び変速機52から構成される。パワーユニット50の後部に後輪53が回転可能に設けられ、エンジン51の出力は、変速機52を介して後輪53に伝達される。さらに、パワーユニット50の後部とシートレール23の間に後輪53への衝撃を吸収するクッションユニット54が設けられる。
シートレール23の後方に、テールライトユニット55が設けられる。このテールライトユニット55の下方に且つ収納ボックス42の後方に、後輪53の上方及び後方を覆う後部フェンダ60が配置される。収納ボックス42の後方に且つシート41の下方にバッテリ56が配置される。なお、このバッテリ56は、後部フェンダ60の上部に載置される。車両10は、車体フレーム20等を覆う車体カバー70を備える。
車体カバー70は、ヘッドパイプ21の少なくとも一部を覆うフロントカバー71と、メインフレーム22の上方を覆うメインフレームカバー72と、このメインフレームカバー72の下部に接続され運転者が足を載せるフロア73と、このフロア73に接続され車両10の下部を覆うアンダーカバー74と、このアンダーカバー74に接続され車幅方向側方及び車両後部の車幅方向を覆うリアサイドカバー75と、ハンドルバー14を覆うハンドルカバー76とを有する。
次に本発明に係る要部の外観について説明する。
図2に示すように、車両10の前部は、前側がフロントカバー71で覆われ、後側がメインフレームカバーで覆われる。こられのフロントカバー71及びメインフレームカバー72の上方にハンドルバー14の一部を覆うハンドルカバー76が配置される。
メータ支持構造の詳細は後述するが、メータステー30の下半分はハンドルカバー76に覆われる。メータ31は、表示機器が配置されるメータ本体部32と、メータ本体部32の下部を覆う下部メータカバー33とからなり、メータステー30の上半分は下部メータカバー33により覆われる。
また、メータ31に電気配線43が接続され、下方に延びる。電気配線43の近傍にブレーキ等のワイヤ44が集められ、電気配線43と共に下方に延びる。これらの電気配線43とワイヤ44とにより、ケーブル45が構成される。
図3に示すように、ハンドルホルダ13は、左右一対で形成される。これらの左右一対のハンドルホルダ13にハンドルバー14が固定される。これらの左右一対のハンドルホルダ13の間に、メータステー30が配置される。左右一対のハンドルホルダ13の一部及びメータステー30の下半分は、ハンドルカバー76により覆われる。
次にメータ支持構造を断面図に基づいて説明する。
図4に示すように、操舵軸11の軸線11aが挿通するように開口するフロントカバー開口部77が、フロントカバー71に形成される。フロントカバー開口部77及びアッパブラケット12は、ハンドルカバー76により覆われる。メータ31の下面34に、電気配線43を接続するコネクタ部35が設けられる。コネクタ部35は、操舵軸11の軸線11a上に配置される。また、ハンドルバー14に、ブレーキ等のワイヤ44が接続される。
ハンドルバー14またはメータ31に固定されたケーブル45(電気配線43、ワイヤ44)は、メータステー30の前方を通過し、さらにフロントカバー開口部77からフロントカバー71内を通過するように配策される。
アッパブラケット12は、操舵軸11に接続される円筒部12aと、この円筒部12aの上端に設けられる上面部12bと、この上面部12bに設けられるハンドルカバー用ステー12cと、上面部12bに設けられるケーブル係止部12dとからなる。なお、ケーブル係止部12dは、円筒部12aに設けても差し支えない。
ハンドルカバー用ステー12cに、ケーブル44を保持するクリップ46が設けられる。フロントカバー71内を通過するケーブル45は、クリップ46を介してハンドルカバー用ステー12c係止される。さらに、クリップ46の下方にて、ケーブル45は、ケーブル係止部12dにも係止される。
また、車両側面視において、ハンドルホルダ13とメータステー30とが、重なっている。このように、メータステー30は、ハンドルホルダ13から後方へ離間していないので、メータステー30及びハンドルホルダ13が設けられるアッパブラケット12の前後方向の長さを短く形成することができ、コンパクト化を図ることができる。
次にメータの組み付けについて説明する。
図5に示すように、メータステー30は、アッパブラケット12の後端部に設けられ上方に延出する第1ステー36と、この第1ステー36の上部に連結される第2ステー37とからなる。第1ステー36の上部には、上部雌ねじ36aが設けられる。第1ステー36のハンドルカバー用ステー12cには、上面部雌ねじ12eと、複数の側面部穴12fが設けられる。
第2ステー37は、第1ステー36の上部に重なる連結部38と、この連結部38の上端から屈曲して前上がりに延びると共に車幅方向左右に分岐する分岐部39とからなる。連結部38に穴38aが設けられ、分岐部39に穴39a、39b、39cが設けられる。
ハンドルカバー76は、略円盤上の円盤部81と、この円盤部81の後部から立ち上がる空洞状のステーカバー部82と、このステーカバー部82の上後部に設けられる上部の穴83と、円盤部81の略中央に設けられる下部の穴84と、この下部の穴84の車幅方向左右に形成され左右一対のハンドルホルダ13が挿通される左右のホルダ挿通部85と、下部の穴84の前方に形成されるケーブル配策部86とからなる。
また、メータ31は、メータ本体部32と下部メータカバー33とからなり、下部メータカバー33には、穴33a、33c、33dが設けられる。
メータ31の組み付けについて説明する。先ず、ボルト61bを穴39b(締結部39b)に通し、ボルト61bによりメータ本体部32と第2ステー37を締結する。その後、ボルト61aを穴33a及び穴39a(締結部39a)に通し、ボルト61aによりメータ本体部32と第2ステー37及び下部メータカバー33を締結する。ボルト61cを穴33c及び穴39c(締結部39c)に通し、ボルト61cによりメータ本体部32と第2ステー37及び下部メータカバー33を締結する。ボルト61dを穴33dに通し、ボルト61dによりメータ本体部32と第2ステー37を締結する。ボルト61a、61cは、下部メータカバー33及び第2ステー37をメータ本体部32に共締めする。このため、部品点数の低減を図ることができる。
第2ステー37及びハンドルカバー76の組み付けについて説明する。段付ボルト62を、上部の穴83、穴38に通し、上部雌ねじ38aに締結する。さらに、ボルト63を、下部の穴84に通し、上面部雌ねじ12eに締結する。
次に第1ステーに、第2ステー及びハンドルカバー76を組み付けた状態について説明する。
図6に示すように、段付ボルト62の段部62aは、ハンドルカバー76の上部の穴83に位置する。段付ボルト62の雄ねじ62bは、第2ステーの穴38を通過し、第1ステー36の上部雌ねじ36aに締結される。ハンドルカバー76が樹脂製であっても、樹脂に圧縮力を掛けることなく、金属部材である第2ステー37及び第1ステー36に大きな締結力を付与することができる。このように、第1ステー36に、第2ステー37及びハンドルカバー76が共締めされる。
図4に戻って、上記のような構造としたので、アッパブラケット12の後部から上方に延出し、さらに前方に延出する形状のメータステー30であっても、剛性を高くすることができる。結果、メータ30は、メータステー30に対して、前方に延出するように固定される。
次に第2ステーを底面図に基づいて説明する。
図7に示すように、第2ステー37の分岐部39は、コネクタ部35の車幅方向左右に分岐するようにU字状に形成される。分岐部39の内ボルト61a側は前後方向に短く、分岐部39の内ボルト61c側はボルト61a側よりも前後方向に長く形成される。分岐部39がコネクタ部35の左右両側からメータ31を支持するので、負荷の掛かり易いコネクタ部35周辺部の剛性を向上させることができる。加えて、分岐部39の内ボルト61c側を長く形成することで、メータ31の前後方向も安定して固定することができる。
図8に示すように、メータステー30は、ハンドルカバー76及びメータ31にほとんど覆われる。また、車両後方側は、締結用の段付ボルト62が1個で済むので、外観性を向上させることができる。ハンドルホルダ13の上方は、大型のメータ31のみが配置され、独特の外観性を備えることができる。
図9に示すように、第2ステー37の連結部38には、切り欠き形状の回り止め38bが設けられる。回り止め38bを、第1ステー36の上部に設けられた爪36bに引っ掛かることで、第2ステー37の回転が規制される。このように、簡単な構成で、メータ31を支持することができ、部品コストの低減を図ることができる。
図10に示すように、メータステー30は、アッパブラケット12の後部からのみ上方へ延出するので、アッパブラケット12とメータ31の間の空間を大きくすることができる。また、クリップ45をアッパブラケット12に設けることにより、ケーブル(図4、符号45)をアッパブラケット12の近傍に集束することができ、ケーブルの配策を簡単にすることができる。
次に平面視におけるハンドルカバーの状態を説明する。
図11に示すように、ハンドルカバー76は、前部にケーブル45を通すケーブル配策部86が設けられる。ケーブル配策部86は、右側方の開口すると共にC字状を呈する。このため、ケーブル配策部86を簡易な形状にしつつも、複数のケーブル45を容易にケーブル配策部86に集束させることができる。これらのケーブル45を保持、ガイドするバンド部を備えるクリップ46が、図5に示すアッパブラケット12の側面部穴12fに挿入、係合される。なお、ケーブル配策部86は、左側方等に開口しても差し支えない。
尚、本発明の鞍乗型車両のバメータ支持構造は、実施の形態では第2ステー37の分岐部39をU字状を呈する形状としたが、これに限定されず、コネクタ部35の左右両側を支持することができれば、分岐部39はV字状を呈する形状としても差し支えない。
本発明のメータ支持構造は、鞍乗型車両に好適である。
10…車両(鞍乗型車両)、11…操舵軸、11a…操舵軸の軸線、12…アッパブラケット、13…ハンドルホルダ、14…ハンドルバー、20…車体フレーム、21…ヘッドパイプ、30…メータステー、31…メータ、34…メータの下面、35…コネクタ部、36…第1ステー、37…第2ステー、39a、39b、39c…締結部(穴)、43…電気配線、44…ワイヤ、45…ケーブル、70…車体カバー、76…ハンドルカバー、77…フロントカバー開口部、86…ケーブル配策部。

Claims (7)

  1. 車体フレーム(20)の前部を形成するヘッドパイプ(21)と、このヘッドパイプ(21)に回動可能に支持される操舵軸(11)と、この操舵軸(11)の上部に設けられるアッパブラケット(12)と、このアッパブラケット(12)の上面に設けられるハンドルホルダ(13)と、このハンドルホルダ(13)に固定されるハンドルバー(14)と、前記アッパブラケット(12)に設けられるメータステー(30)と、このメータステー(30)に固定されるメータ(31)とを有する鞍乗型車両のメータ支持構造において、
    前記メータステー(30)は、前記ハンドルホルダ(13)の後方に配置され前記アッパブラケット(12)から上方に延出すると共に上端部から前方に延出し、
    前記メータ(31)は、前記メータステー(30)に対して前方に延出するように固定され
    前記メータ(31)の下面(34)に電気配線(43)を接続するコネクタ部(35)が設けられ、
    前記コネクタ部(35)は、前記操舵軸(11)の軸線(11a)上に配置されることを特徴とする鞍乗型車両のメータ支持構造。
  2. 前記ヘッドパイプ(21)の前方、側方及び後方がフロントカバー(71)で覆われ、
    このフロントカバー(71)に前記操舵軸(11)が挿通するようにフロントカバー開口部(77)が形成され、
    ワイヤ(44)及び前記電気配線(43)から構成されるケーブル(45)が、前記ハンドルバー(14)または前記メータ(31)に固定されるとともに、前記フロントカバー開口部(77)から前記フロントカバー(71)内を通過するように配策され、
    前記ケーブル(45)は、前記メータステー(30)の前方を通過することを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両のメータ支持構造。
  3. 前記ハンドルホルダ(13)は、左右一対で形成され、
    これらの左右一対のハンドルホルダ(13)の間に、前記メータステー(30)が配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗型車両のメータ支持構造。
  4. 前記メータステー(30)の上部は、前記コネクタ部(35)の車幅方向左右に分岐するようにU字状またはV字状に形成されると共に、前記コネクタ部(35)の車幅方向左右に前記メータ(31)を締結する締結部(39a、39b、39c)を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の鞍乗型車両のメータ支持構造。
  5. 前記ヘッドパイプ(21)の前方、側方及び後方がフロントカバー(71)で覆われ、
    このフロントカバー(71)に前記操舵軸(11)が挿通するようにフロントカバー開口部(77)が形成され、
    前記フロントカバー開口部(77)及び前記アッパブラケット(12)を上方から覆うハンドルカバー(76)が設けられ、
    前記メータステー(30)は、前記アッパブラケット(12)から上方に延出する第1ステー(36)と、この第1ステー(36)に締結されるとともに前記第1ステー(36)の上方から屈曲して前方に延びる第2ステー(37)とで構成され、
    前記第1ステー(36)に、前記第2ステー(37)及び前記ハンドルカバー(76)が共締めされることを特徴とする請求項のいずれか1項記載の鞍乗型車両のメータ支持構造。
  6. 前記ハンドルカバー(76)の前部に、ワイヤ(44)及び前記電気配線(43)から構成されるケーブル(45)を配策するために側方へ開口すると共にC字状を呈するケーブル配策部(86)が形成されていることを特徴とする請求項記載の鞍乗型車両のメータ支持構造。
  7. 前記ケーブル(45)は、前記アッパブラケット(12)に係止されることを特徴とする請求項記載の鞍乗型車両のメータ支持構造。
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