JP6070590B2 - シリンダーヘッド - Google Patents
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Description
上記課題を解決するためのシリンダーヘッドでは、入口部及び主通路部を有するEGR通路が、ウォータージャケットに沿って設けられている。このシリンダーヘッドでは、前記入口部が前記主通路部よりも前記ウォータージャケット側にオフセットした状態で前記入口部と前記主通路部とが接続されている。そして、前記入口部に、同入口部のうち前記ウォータージャケット側から膨出した部分であり前記主通路部に向かって湾曲した壁面からなる湾曲部に排気を導く分流壁が設けられている。また、前記主通路部には、向かい合って突出するフィンが複数設けられ、前記主通路部がこれらのフィンによって排気の流動方向に沿って延びる複数の分割通路に区画されている。さらに、前記複数のフィンのうち前記ウォータージャケット側とは反対側に位置する分割通路を区画するフィンが、前記湾曲部の終端部の延長線と交わる位置まで延びており、前記EGR通路の前記入口部と前記主通路部とが接続する部分における前記ウォータージャケット側とは反対側の壁面に、前記ウォータージャケット側に膨出した膨出部が設けられている。
図3に示すように、EGR通路200の入口部210には、流入してきた排気を二手に分流する分流壁を構成する分流柱212が設けられている。この分流柱212は、同分流柱212にぶつかって二手に分かれた排気うち、図3における右側に分かれた排気を黒塗り矢印で示すように、入口部210のうちウォータージャケット100側から膨出した部分であり主通路部220に向かって湾曲した壁面からなる湾曲部211に排気を導く。
図4に示すように、これらのフィン221は、2つずつ対になって向かい合って突出しており、主通路部220内はこれらのフィン221によって排気の流動方向に沿って延びる3つの分割通路225,226,227に区画されている。
図3に黒塗り矢印及び白抜き矢印で示すように、入口部210では、排気通路から流入してきた排気が分流柱212によって二手に分流される。そして、分流された排気の一方は、黒塗り矢印で示すように湾曲部211に分配される。そのため、EGR通路200の中でもウォータージャケット100に近い部分である湾曲部211の壁面にたくさんの排気が接触するようになり、排気の冷却が促進される。そして、入口部210を通過する排気は、湾曲部211に沿って流れることによって黒塗り矢印で示すようにウォータージャケット100側とは反対側に位置する主通路部220に向かって流れるようにその向きが変えられ、主通路部220に流入する際にはウォータージャケット100側とは反対側に向かって流れるようになる。また、他方の排気は、白抜き矢印で示すように膨出部215の壁面に沿って流れ、主通路部220に向かって流れるようになる。
(1)EGR通路200の壁面のうちウォータージャケット100に近い湾曲部211や分割通路227の壁面にたくさんの排気を接触させて排気の冷却を促進するとともに、ウォータージャケット100側とは反対側に位置する分割通路225にも排気を流し込むことができる。したがって、シリンダーヘッド10内に形成されたEGR通路200全体を使ってEGR通路200内を流れる排気を効率的に冷却することができる。
・分割通路225を区画するフィン221が膨出部215まで延び、膨出部215と繋がっている例を示したが、ウォータージャケット100側とは反対側に位置する分割通路225を区画するフィン221が湾曲部211の終端部の延長線Lと交わる位置まで延びていれば、このフィン221によって排気を跳ね返することができる。そのため、ウォータージャケット100側とは反対側に位置する分割通路225を区画するフィン221は、延長線Lと交わる位置まで延びていれば、必ずしも膨出部215と繋がっていなくてもよい。
Claims (1)
- 入口部及び主通路部を有するEGR通路が、ウォータージャケットに沿って設けられたシリンダーヘッドであり、前記入口部が前記主通路部よりも前記ウォータージャケット側にオフセットした状態で前記入口部と前記主通路部とが接続されており、
前記入口部に、同入口部のうち前記ウォータージャケット側から膨出した部分であり前記主通路部に向かって湾曲した壁面からなる湾曲部に排気を導く分流壁が設けられており、
前記主通路部に、向かい合って突出するフィンが複数設けられ、前記主通路部がこれらのフィンによって排気の流動方向に沿って延びる複数の分割通路に区画されており、
前記複数のフィンのうち前記ウォータージャケット側とは反対側に位置する分割通路を区画するフィンが、前記湾曲部の終端部の延長線と交わる位置まで延びており、
前記EGR通路の前記入口部と前記主通路部とが接続する部分における前記ウォータージャケット側とは反対側の壁面に、前記ウォータージャケット側に膨出した膨出部が設けられていることを特徴とするシリンダーヘッド。
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JP2014012594A JP6070590B2 (ja) | 2014-01-27 | 2014-01-27 | シリンダーヘッド |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014012594A JP6070590B2 (ja) | 2014-01-27 | 2014-01-27 | シリンダーヘッド |
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Family
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Family Applications (1)
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