JP6062882B2 - 台座を備える回転角度検出器及び回転機械 - Google Patents

台座を備える回転角度検出器及び回転機械 Download PDF

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Description

本発明は、検出体の位置調整用の台座を備える回転角度検出器及び回転機械に関する。
モータの回転軸やモータで駆動される回転機械の回転軸の回転数や回転位置、或いは回転角度を検出することは、モータやモータで駆動される回転機械を制御する上で重要である。このため、モータの回転軸や回転機械の回転軸に回転部材を取り付け、磁気を利用して回転部材の角度を検出する回転角度検出器が、磁気式エンコーダとして公知である。
このような回転角度検出器は、例えば、特許文献1に示されるように、回転角度を検出したい回転軸に取り付けられた磁性体製の検出器の回転体(検出リング)と、検出リングの周囲に配置された磁気検出部を備えた検出体とを備える。検出リングは、その周方向の面(周面)に、等間隔で凹凸形状が形成された被検出部を備えている。また、検出体は、検出リングの凹凸形状に対向する位置に配置された磁石と、磁石と凹凸形状が形成された周面との間に配置された磁気検出部とを備える。磁気検出部は、例えば、通過する磁束密度に応じて抵抗が変化する磁気抵抗素子が2つ直列に接続された直列回路に電圧を印加して形成され、2つの磁気抵抗素子の中点電圧が回転軸の回転位置で変化することにより、回転軸の回転角度をする。
一方、モータの回転軸や回転機械の回転軸の回転角度を検出する回転角度検出器の設置位置は常に一定ではなく、検出リングの被検出部と検出体との距離は、磁気検出部から出力される検出信号の信号強度に応じて変更する必要がある。検出体は、台座に固定されて使用される。そこで、従来は、検出リングの被検出部と検出体との距離の調整を、検出リングの半径方向の線上(回転軸の軸線に直交する直線上)において、検出体を検出リングの半径方向に動かすことによって行っていた。
特開2006−10436号公報
しかし、検出リングの被検出部と検出体との距離の調整を、検出体を検出リングの半径方向に動かすことによって行う方法は、検出体を検出リングに衝突させて検出体内部の磁気抵抗素子を損傷させる虞があるため、作業が困難であるという課題があった。
本発明は、検出体の台座への設置時に検出体を検出リングに衝突させる虞がなく、検出リングの被検出部と検出体との距離の調整を簡単に行うことができる回転角度検出器及び回転機械を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明では、モータの回転軸或いはモータに駆動される機械の回転軸の回転角度を検出する、台座を備える回転角度検出器であって、回転軸に取り付けられて回転し、外周部に被検出部を備える回転体と、回転軸の軸線に直交する直線上に設置され、前記被検出部に対向する検出体と、中央部に回転軸を挿通する開口部を備え、検出体を取り付ける台座とを備え、台座は、検出体を取り付ける凹部を備え、この凹部の周囲が、回転軸から遠い側の検出体の端面を突き当てる突き当て面として形成され、突き当て面の回転軸の軸線からの距離が、台座の周方向に沿って変化するように形成されていることを特徴とする回転角度検出器が提供される。更に、以上のような構成の回転角度検出器を備える回転機械も提供される。
本発明の台座を備える回転角度検出器及び回転機械によれば、検出体の調整作業が容易になり、検出素子を破損させる恐れがなくなるという効果がある。
(a)は従来の回転角度検出器の構造と検出体の位置調整方法を示す斜視図、(b)は(a)の平面図である。 (a)は本発明の第1の実施例の回転角度検出器の構造と検出体の位置調整方法を示す斜視図、(b)は(a)の平面図、(c)は第1の実施例における検出体を背面側から見た斜視図である。 (a)は本発明の第2の実施例の回転角度検出器の構造と検出体の位置調整方法を示す斜視図、(b)は(a)の平面図である。 (a)は本発明の第3の実施例の回転角度検出器の構造と検出体の位置調整方法を示す斜視図、(b)は(a)の平面図、(c)は第3の実施例の回転角度検出器に使用する台座の別の実施例を示す平面図、(d)は第3の実施例の回転角度検出器の台座への検出体の取り付けを説明する斜視図である。 (a)は本発明の第4の実施例の回転角度検出器に使用する台座の構造を示す斜視図、(b)は(a)に示した台座の表面側の構造を示す平面図、(c)は(a)に示した台座の裏面側の構造を示す平面図である。 (a)は本発明の第5の実施例の回転角度検出器に使用する台座の構造を示す斜視図、(b)は(a)に示した台座の表面側の構造を示す平面図、(c)は(a)に示した台座の裏面側の構造を示す平面図である。 本発明の回転角検出器が取り付けられた回転機械の斜視図である。
以下、添付図面を用いて本発明の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明するが、本発明の実施例を説明する前に、比較技術として、図1を用いて従来の回転角度検出器10の構造と台座5への検出体4の取り付け方法を説明する。
図1(a)は、は従来の回転角度検出器10の構造を示している。回転角度検出器10は、回転軸1に取り付けられた回転体2、台座5及び台座5の上に設置された検出体4を備える。図1(b)は図1(a)に示される回転軸1に取り付けられた回転角度検出器10を軸線Xの方向から見た平面図である。回転軸1は、モータ等の回転軸そのもの、モータ等の回転軸に取り付けられた部品で回転軸に同期して回転する部品、或いはモータによって回転駆動される回転機械の回転軸又は回転機械の回転軸に取り付けられる部品の何れかである。
回転軸1に取り付けられた回転体2は、磁性体製の検出リングであり、外周部に、等間隔で凹凸形状が形成された被検出部3を備えている。また、検出体4は、回転軸1が挿通される貫通孔7を備える台座5の載置面6の上に、回転体2の被検出部3に対向して載置される。検出体4には、被検出部3に対向する位置に配置された磁石と、磁石と被検出部3との間に配置された磁気検出部とがあるが、検出体4の構造及び機能は公知であるので、これ以上の説明を省略する。
回転体2の被検出部3と検出体4との距離は、磁気検出部から出力される検出信号の信号強度に応じて変更する必要がある。そこで、従来の回転角度検出器10では、検出体4を台座5の載置面6の上で、回転軸1の軸線Xに直交する線上を矢印Aで示す方向に移動させて、被検出部3と検出体4の距離の調整を行っていた。しかし、この調整方法では、調整時に検出体4を被検出部3に衝突させて検出体4の内部にある磁気抵抗素子を損傷させる虞があるため、作業が困難であった。
本発明は、従来の回転角度検出器10における被検出部3と検出体4との距離の調整作業を改善するものであり、検出体4を載置する台座5の構造に特徴がある。以下に本発明の台座を備えた回転角度検出器の実施の形態を、幾つかの実施例に基づいて説明するが、本発明の回転角度検出器の構造はこれらの実施例に限定されるものではない。なお、以下に説明する実施例における回転軸1、回転体2、被検出部3及び検出体4については、図1(a)、(b)で説明した部材と同じものが使用できるので、同じ部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
図2(a)、(b)は本発明の第1の実施例の回転角度検出器11の構造を示すものであり、図2(a)が回転角度検出器11の斜視図、図2(b)が回転角度検出器11を軸線X方向から見た平面図である。回転角度検出器11は、回転軸1に取り付けられた回転体2、回転体2の被検出部3に対向する検出体4及び台座21を備える。台座21の載置面6には、台座21の中央部に設けられた開口部である貫通孔7の周囲に、載置面6よりも一段低くなった凹部8が設けられている。そして、凹部8の外周部が、検出体4の回転軸1から遠い側の端面を突き当てる突き当て面19として形成されている。なお、本発明の実施例では、貫通孔7の内径が回転体2の外径よりも大きく形成されているが、回転体2は台座21の上面に位置しても良いので、貫通孔7の内径は、少なくとも回転軸1を挿通できる大きさであれば良い。
第1の実施例の回転角度検出器11では、回転軸1の軸線Xからの突き当て面19の距離が、台座21の周方向に沿って滑らかに変化して、徐々に増大するように形成されている。そして、検出体4は、回転軸1から遠い側の端面が、この突き当て面19に突き当てられた状態で、凹部8の中に固定されて回転体2の被検出部3に対向する。ここで、突き当て面19の回転軸1の軸線Xからの距離が最も短い点19mと、突き当て面19の回転軸1の軸線Xからの距離が最も長い点19Mとの差をDとする。すると、検出体4の端面を突き当て面19に突き当て、突き当て面19の周方向に沿って検出体4を動かすことにより、回転体2の被検出部3と検出体4の距離を距離Dの範囲で調整することができる。
この結果、回転体2の被検出部3と検出体4の距離の調整において、検出体4を回転軸1の軸線Xに直交する線の方向に、回転軸1に向かって動かす必要がなくなり、検出体4を回転体2に衝突させずに調整作業を行なうことが可能となった。
なお、第1の実施例の回転角度検出器11における検出体4の、回転軸1から遠い側の端面は平坦面でも良いが、図2(c)に示すように、回転軸1から遠い側の端面4Bを湾曲面とすることができる。湾曲面は円周面でも良い。また、本実施例では、回転軸1の軸線Xからの突き当て面19の距離を、台座21の周方向に沿って右回りに滑らかに増大させているが、台座21の周方向に沿って左回りに滑らかに増大させても良い。
図3(a)、(b)は本発明の第2の実施例の回転角度検出器12の構造を示すものであり、図3(a)が回転角度検出器12の斜視図、図3(b)が回転角度検出器12を軸線X方向から見た平面図である。回転角度検出器12は、回転軸1に取り付けられた回転体2、回転体2の被検出部3に対向する検出体4及び台座22を備える。台座22の載置面6には、台座22の中央部に設けられた開口部である貫通孔7の周囲に、載置面6よりも一段低くなった凹部8が設けられている。そして、凹部8の外周部が、検出体4の回転軸1から遠い側の端面を突き当てる突き当て面29として形成されている。
第2の実施例の回転角度検出器12では、回転軸1の軸線Xからの突き当て面29の距離が、台座22の周方向に沿って複数の突き当て面29によって段階的に変化して、徐々に増大するように形成されている。そして、検出体4は、回転軸1から遠い側の端面が、この突き当て面29に突き当てられた状態で、凹部8の中に固定されて回転体2の被検出部3に対向する。第2の実施例では、図3(b)に示すように、凹部8が軸線Xの回りに放射状に8分割されており、8つの突き当て面29を備えている。各突き当て面29は回転軸1の軸線Xに直交する直線に対して直交する平坦面である。
従って、第2の実施例の回転角度検出器12における検出体4の、回転軸1から遠い側の端面は平坦面で良く、検出体4は8つの突き当て面29の何れかに突き当てて凹部8の中に設置される。ここで、軸線Xからの距離が最も短い突き当て面29mと、軸線Xからの距離が最も長い突き当て面29Mとの距離の差をDとする。すると、検出体4の端面を8つの突き当て面29の何れかに突き当てることにより、回転体2の被検出部3と検出体4の距離を距離Dの範囲で8段階に調整することができる。
この結果、回転体2の被検出部3と検出体4の距離の調整において、検出体4の端面を8つの突き当て面29の何れかに突き当てれば良いので、検出体4を回転体2に衝突させずに調整作業を行なうことが可能となった。
図4(a)、(b)は本発明の第3の実施例の回転角度検出器13の構造を示すものであり、図4(a)が回転角度検出器13の斜視図、図4(b)が回転角度検出器13を軸線X方向から見た平面図である。回転角度検出器13は、回転軸1に取り付けられた回転体2、回転体2の被検出部3に対向する検出体4及び台座23を備える。台座23の載置面6には、台座23の中央部に設けられた開口部である貫通孔7の周囲に、載置面6よりも一段低くなった凹部8が設けられている。そして、凹部8の外周部が、検出体4の回転軸1から遠い側の端面を突き当てる突き当て面39として形成されている。
第3の実施例の回転角度検出器13では、回転軸1の軸線Xからの突き当て面39の距離が、台座23の周方向に沿って複数の突き当て面39によって段階的に変化して、徐々に増大するように形成されている。そして、検出体4は、回転軸1から遠い側の端面が、この突き当て面39に突き当てられた状態で、凹部8の中に固定されて回転体2の被検出部3に対向する。第3の実施例では、図4(b)に示すように、凹部8が軸線Xの回りに放射状に8分割されており、8つの突き当て面39a〜39hを備えている。
各突き当て面39a〜39hは同一半径を備えた円周面であるが、軸線Xから各突き当て面39a〜39hに降ろした垂線の長さが異なる。そして、第3の実施例では、各突き当て面39a〜39hの各円周面の中心点Ca〜Chは、図4(b)に示すように、次第に軸線Xに近づいて行き、突き当て面39hの中心点Chが軸線Xに重なる。
第3の実施例では、各突き当て面39a〜39hは同一半径を備えた円周面であるので、図4(d)に示すように、検出体4の回転軸1から遠い側の端面4Bも同一半径を備えた円周面とすれば、検出体4はどの突き当て面39a〜39hでも隙間なく付き当たる。ここで、軸線Xからの距離が最も短い突き当て面39aと、軸線Xからの距離が最も長い突き当て面39hとの距離の差をDとする。すると、検出体4の端面を8つの突き当て面39a〜39hの何れかに突き当てることにより、回転体2の被検出部3と検出体4の距離を、距離Dの範囲で8段階に調整することができる。
この結果、回転体2の被検出部3と検出体4の距離の調整において、検出体4の端面を8つの突き当て面39a〜39hの何れかに突き当てれば良いので、検出体4を回転体2に衝突させずに調整作業を行なうことが可能となった。また、円周面である突き当て面39a〜39hの半径が全て同じであるので、検出体4との突き当てが容易である。
図4(c)は第3の実施例の回転角度検出器13に使用する台座23の別の実施例を示すものである。図4(a)、(b)に示した実施例では、凹部8が放射状に8等分されていたが、図4(c)に示す実施例では、凹部8が放射状に4等分されている。4つの突き当て面39は、全て半径R1の円周面である。また、図4(b)に示す台座23では、軸線Xから各突き当て面39a〜39hに降ろした垂線の長さが、軸線Xに対して右回りに次第に大きくなっていた。一方、図4(c)に示す実施例では、4つの突き当て面39の軸線Xからの距離が、左回りに次第に大きくなっている。図4(c)に示す実施例では、検出体4の端面を4つの突き当て面39の何れかに突き当てることにより、回転体2の被検出部3と検出体4の距離を4段階に調整することができる。このように、突き当て面39の分割数と、軸線からの距離が小さくなる方向は特に限定されるものではない。
図5(a)は本発明の第4の実施例の回転角度検出器14の構造を示すものである。回転角度検出器14は、回転軸1に取り付けられた回転体2及び台座24を備える。回転体2の外周部には被検出部3が設けられている。なお、図5(a)には検出体4の図示は省略してある。台座24の載置面6には、中央部に回転軸1を挿通する貫通孔7が設けられており、貫通孔7の内径は、回転軸1に取り付けられた回転体2の被検出部3の外径よりも大きい。従って、台座24は、回転軸1に回転体2が取り付けられている状態で、回転軸1から取り外すことができ、回転軸1に対して裏返して取り付けることが可能である。
そこで、第4の実施例では、図5(b)に示すように、台座24の表面側には、貫通孔7の周囲に、載置面6よりも一段低くなった凹部8を設け、凹部8の外周部には、第2の実施例と同様の突き当て面29を設けている。一方、台座24の裏面側には、貫通孔7の周囲に、載置面6よりも一段低くなった凹部8を設けると共に、凹部8の外周部には、第3の実施例と同様の突き当て面39a〜39hを設けている。前述のように、突き当て面29は平坦面であり、突き当て面39a〜39hは半径が同一の円周面である。
従って、台座24を備える第4の実施例の回転角度検出器14は、検出体4の端面が平坦面であっても、円周面であっても対応が可能である。なお、台座24の表面側と裏面側にどのような突き当て面を設けるかは限定されるものではない。隣接する突き当て面の軸線Xからの距離の差を一層小さくして表面側と裏面側に振り分けて形成すれば、回転体2の被検出部3と検出体4の距離をより多段階に調整することができ、調整範囲が広がる。また、台座24は1枚ではなく、複数枚用意しておくことも可能である。
更に、以上説明した実施例では、台座は全て中央部に貫通孔を備えたドーナツ状の形状を説明したが、台座はU字状に形成して回転軸に対して横から差し込んだり、取り外したりすることも可能であり、台座の形状は特に限定されるものではない。次に、台座がU字状の実施例を一例として説明する。
図6(a)は本発明の第5の実施例の回転角度検出器15の構造を示すものである。回転角度検出器15は、回転軸1に取り付けられた回転体2及び台座24Aを備える。回転体2の外周部には被検出部3が設けられている。なお、図6(a)には検出体4の図示は省略してある。第5の実施例の台座24Aは、開口部の形状が第4の実施例の台座24と異なる。第5の実施例の台座24Aは、内径が回転軸1の外径よりも大きい半円部7Aと、半円部7Aに連続し、半円部7Aの半円の直径と同じ幅で台座24Aの外周部まで切り欠かれた切欠部7Bとを備えており、U字状の形状をしている。従って、台座24Aは、切欠部7Bを利用して、回転軸1に対して横方向から取り付けることが可能である。
また、台座24Aには、その両面に凹部8と突き当て面29が設けられており、その一例を図6(b)、(c)に示す。第5の実施例では、図6(b)に示すように、台座24A表面側には、半円部7Aの周囲に、載置面6よりも一段低くなった凹部8を設け、凹部8の外周部には、第4の実施例と同様の平坦な突き当て面29を設けている。第5の実施例では、突き当て面29の数は、半円部7Aの半円の中心点からの距離が最も短い突き当て面29mから、半円部7Aの半円の中心点からの距離が最も長い突き当て面29Mまでの5つであり、回転体2の被検出部3からの検出体4の距離を5段階に調節することができる。
一方、台座24Aの裏面側には、図6(c)に示すように、半円部7Aの周囲に、載置面6よりも一段低くなった凹部8を設け、凹部8の外周部には、5つの突き当て面39a〜39eを設けている。突き当て面39a〜39eは、第3の実施例と同様に、半径が同一の円周面で良く、半円部7Aの半円の中心点から突き当て面39a〜39eまでの距離を5段階に変化させてある。このように、第5の実施例の台座24Aは、検出体4の端面を表側の5つの突き当て面29の何れかに突き当てることにより、回転体2の被検出部3からの検出体4の距離を5段階に調整することができる。同様に、検出体4の端面を台座24Aの裏側の5つの突き当て面39a〜39eの何れかに突き当てることにより、回転体2の被検出部3からの検出体4の距離を5段階に調整することができる。
従って、台座24Aを備える第5の実施例の回転角度検出器15は、検出体4の端面が平坦面であっても、円周面であっても対応が可能である。台座24Aの表面側と裏面側にどのような突き当て面を設けるかは限定されるものではない。台座24Aは交換が容易であるので、異なる種類の突き当て面を有する台座を複数枚用意しておけば、回転体2の被検出部3からの検出体4の距離をより多段階に調整することができ、調整範囲が広がる。
図7は、本発明の第2の実施例の回転角検出器12が取り付けられた回転機械9を示すものであり、回転機械9の台座取付用部品20が示されている。台座取付用部品20に取り付ける回転角度検出器12は第2の実施例の回転角検出器12に限定されるものではなく、他の実施例の回転角度検出器を取り付けることもできる。このように、台座を具備する回転角度検出器を使用することによって、回転機械9の他部品を変更せずに、台座の取り扱いが可能となる。
1 回転軸
2 回転体
3 被検出部
4 検出体
5、21,22,23,24,24A 台座
6 載置面
7 貫通孔
7A 半円部
7B 切欠部
8 凹部
9 回転機械
10、11、12、13、14、15 回転角度検出器
19,29,29m、29M,39a〜39h 突き当て面
X 軸線

Claims (9)

  1. モータの回転軸或いはモータに駆動される機械の回転軸の回転角度を検出する、台座を備える回転角度検出器であって、
    前記回転軸に取り付けられて回転し、外周部に被検出部を備える回転体と、
    前記回転軸の軸線に直交する直線上に設置され、前記被検出部に対向する検出体と、
    中央部に前記回転軸を挿通する開口部を備え、前記検出体を取り付ける台座とを備え、
    前記台座は、前記検出体を取り付ける凹部を備え、この凹部の周囲が、前記回転軸から遠い側の前記検出体の端面を突き当てる突き当て面として形成され、
    前記突き当て面の前記回転軸の軸線からの距離が、前記台座の周方向に沿って変化するように形成されていることを特徴とする回転角度検出器。
  2. 前記突き当て面の、周方向に沿って変化する前記回転軸の軸線からの距離が段階的に変化するように、前記突き当て面は複数の突き当て面から形成されていることを特徴とする請求項1に記載の回転角度検出器。
  3. 前記複数の突き当て面が同一半径の円周面であることを特徴とする請求項2に記載の回転角度検出器。
  4. 前記複数の突き当て面が、前記回転軸の軸線に直交する直線に対して直交する平坦面であることを特徴とする請求項2に記載の回転角度検出器。
  5. 前記検出体の前記回転軸から遠い側の前記検出体の端面の形状が、前記複数の突き当て面に隙間なく取り付けられる形状である請求項3又は4に記載の回転角度検出器。
  6. 前記台座は、前記回転軸に対して裏返して取り付けることが可能であり、前記台座の裏面側には、前記台座の表側に形成された前記突き当て面とは異なる形状の突き当て面が形成されていることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の回転角度検出器。
  7. 前記開口部は、内径が前記回転軸の外径よりも大きい円孔であることを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の回転角度検出器。
  8. 前記開口部は、内径が前記回転軸の外径よりも大きい半円部と、前記半円部に連続し、前記半円の直径と同じ幅で前記台座の外周部まで切り欠かれた切欠部とを有することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の回転角度検出器。
  9. 請求項1から8の何れか1項に記載の回転角度検出器を備える回転機械。
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