JP6062348B2 - フォーカルプレンシャッタ及びカメラ - Google Patents
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したがって、抑止手段が非作動の状態(第1駆動部材を抑止しない状態)で、第2駆動部材がセット部材によりセット位置にセット(チャージ)される際に、第1駆動部材はガタ寄せバネの付勢力だけで第2駆動部材に追従してセット位置に移動するため、連写等の際にチャージ速度を速く(チャージ時間を短縮)すると、先羽根の重さ等により第1駆動部材が第2駆動部材に追従せず、再露光を招く虞があり、それ故にチャージ速度を速める(チャージ時間を短縮する)ことができないという問題があった。
この構成によれば、規制機構が作動する(電子ファインダにて撮影前の被写体像を観察し得る)モードの場合、シャッタ動作(露光動作)が完了した(先羽根が開口部を開放しかつ後羽根が開口部を閉鎖した)状態から、セット部材がセット動作(チャージ動作)を開始すると、先羽根駆動部材の従駆動部材は規制機構によりそのままの(先羽根が開口部を開放した)状態に停止させられ、先羽根駆動部材の主駆動部材及び後羽根駆動部材がそれぞれの付勢力に抗してセット位置にセットされ、主駆動部材及び後羽根駆動部材が電磁石等によりセット位置に保持された後にセット部材が(戻しバネ等の)付勢力により休止位置に戻されて機械的な規制が解除され、又、規制機構の規制が解除されて従駆動部材が(先羽根のガタ寄せバネ等の)付勢バネの付勢力により主駆動部材に追従したセット位置に移動した後、電磁石等の通電オフにより、(主駆動部材が従駆動部材を押すようにして)先羽根駆動部材及び後羽根駆動部材が付勢力により移動して先羽根及び後羽根がそれぞれ所望のタイミングで走行してシャッタ動作(露光動作)を行う。
また、規制機構が作動しない(電子ファインダにて撮影前の被写体像を観察しない)モードの場合、シャッタ動作(露光動作)が完了した(先羽根が開口部を開放しかつ後羽根が開口部を閉鎖した)状態から、セット部材がセット動作(チャージ動作)を開始すると、(先羽根駆動部材の)主駆動部材及び後羽根駆動部材がそれぞれの付勢力に抗してセット位置にセットされると共に(先羽根駆動部材の)従駆動部材が(先羽根のガタ寄せバネ等の)付勢力に加えて補助機構により補助されて主駆動部材に追従してセット位置にセットされ、主駆動部材及び後羽根駆動部材が電磁石等によりセット位置に保持された後にセット部材が(戻しバネ等の)付勢力により休止位置に戻されて機械的な規制が解除されると、電磁石等の通電オフにより、(主駆動部材が従駆動部材を押すようにして)先羽根駆動部材及び後羽根駆動部材が付勢力により移動して先羽根及び後羽根がそれぞれ所望のタイミングで走行してシャッタ動作(露光動作)を行う。
ここでは、規制機構が非作動の状態において、主駆動部材がセット位置に移動する際に従駆動部材の追従を補助する補助機構を設けたことにより、セット動作の際に従駆動部材は主駆動部材に確実に追従してセット位置にセットされるため、セット部材によるチャージ速度を速くしても、所望の露光動作が得られ、連続撮影(連写)のコマ速(コマ数)を高めて、高速での連続撮影が可能となる。
この構成によれば、補助機構として、弾性変形し得る付勢部材(例えば、従駆動部材を主駆動部材に向けて押圧するコイルバネや板バネ等、あるいは、従駆動部材を主駆動部材に向けて引寄せる引張りバネ等)を含むため、構造の簡素化、装置の小型化等を達成しつつ、従駆動部材を主駆動部材に追従させる補助力を及ぼすことができる。
この構成によれば、付勢部材として板バネを採用することで、主駆動部材がセット位置に移動する際に、主駆動部材に設けられた板バネが従駆動部材に設けられた当接部を押圧して従駆動部材の追従を補助するため、従駆動部材は主駆動部材に確実に追従するでき、一方、(規制機構が作動して従駆動部材の移動を規制する場合の)所定以上の抵抗力に対して、板バネが弾性変形して当接部を押圧する状態から外れるため、主駆動部材のみをセット位置に移動させて従駆動部材を規制しつつ停止させることができる。
この構成によれば、主駆動部材と従駆動部材が同一の軸線回りに回動するように重ねて配置された状態において、主駆動部材が軸線に垂直な面内において移動することで、板バネの先端領域が当接部に当接すると共に弾性変形する(撓む)ように形成されているため、簡略な構造にて、従駆動部材(の当接部)の押圧動作と弾性変形による当接の解除動作(相対的な移動を許容する動作)を行わせることができる。
この構成によれば、板バネの凸状に湾曲した先端領域が円柱状の当接部に当接するように形成されているため、(規制機構が作動して従駆動部材の移動を規制する場合の)所定以上の抵抗力が作用するとき、板バネの先端領域が弾性変形して当接部から確実に外れて押圧を解除し、主駆動部材のみをセット位置に移動させて従駆動部材を規制位置に留めることができる。
この構成によれば、構造の簡素化、装置の小型化等を達成しつつ、セット部材によるチャージ速度を速くしても、所望の露光動作が得られ、連続撮影(連写)のコマ速(コマ数)を高めて、高速での連続撮影が可能なカメラを得ることができる。
この実施形態に係るフォーカルプレンシャッタは、図1ないし図4に示すように、地板10、地板10に対して所定の間隔をおいて平行に配置された支持板20、地板10に移動自在に設けられた先羽根30及び後羽根40、先羽根30を駆動するべく付勢された先羽根駆動部材50(主駆動部材51及び従駆動部材55)、後羽根40を駆動するべく付勢された後羽根駆動部材60、先羽根駆動部材50及び後羽根駆動部材60を付勢力に抗しつつシャッタ動作前のセット位置にセット(チャージ)し得るセット部材70、セット部材70によるセット動作時(チャージ動作時)に所定条件下で主駆動部材51に対する従駆動部材55の追従を規制するべく作動する規制機構80、規制機構80が非作動の状態において主駆動部材51がセット位置に移動する際に従駆動部材55の追従を補助する補助機構M(主駆動部材51に設けられた板バネ52(セットばね)、従駆動部材55に設けられた当接部56)、セット位置において主駆動部材51及び後羽根駆動部材60(の被吸着部51c,60c)に対して磁気的吸引力を及ぼすべくそれぞれに対応して設けられた二つの電磁石90等を備えている。
尚、地板10には、先羽根駆動部材50、後羽根駆動部材60、セット部材70等が配置される側と反対側において、先羽根30を収容する羽根室を画定する中間板(不図示)及び後羽根40を収容する羽根室を画定する裏板(不図示)が所定の間隔をおいて固定されている。
アーム34は、支軸10dにより回動自在に支持されると共に、その一部が先羽根駆動部材50に含まれる従駆動部材55の駆動ピン55aに連結されている。
アーム35は、支軸10eにより回動自在に支持されている。
そして、先羽根30は、(アーム34又は35と地板10との間に設けられた)捩りコイルバネ又は引っ張りバネ等のガタ寄せバネ(不図示)により反時計回りに回転付勢されており、アーム34が、図3、図9、図10に示すように、先羽根駆動部材50により下方に向けて(時計回りに)駆動されることにより3枚の羽根本体31,32,33が重なり合って開口部10aを開放し、一方、図6及び図8に示すように、先羽根駆動部材50により上方に向けて(反時計回りに)駆動されることにより3枚の羽根本体31,32,33が展開して開口部10aを閉鎖するようになっている。
アーム44は、支軸10fにより回動自在に支持されると共に、その一部が後羽根駆動部材60の駆動ピン60aに連結されている。
アーム45は、支軸10gにより回動自在に支持されている。
そして、後羽根40は、(アーム44又は45と地板10との間に設けられた)捩りコイルバネ又は引っ張りバネ等のガタ寄せバネ(不図示)により反時計回りに回転付勢されており、アーム44が、図6及び図8に示すように、後羽根駆動部材60により上方に向けて(反時計回りに)駆動されることにより3枚の羽根本体41,42,43が重なり合って開口部10aを開放し、一方、図3に示すように、後羽根駆動部材60により下方に向けて(時計回りに)駆動されることにより3枚の羽根本体41,42,43が展開して開口部10aを閉鎖するようになっている。
また、板バネ52の先端領域は、従駆動部材55の当接部56に向けて凸状に湾曲して形成されている。
すなわち、板バネ52は、図5及び図6に示すように、主駆動部材51がセット位置に移動する際に、従駆動部材55に設けられた当接部56を押圧して、主駆動部材51に対して従駆動部材55が確実に追従するように補助し、一方、規制機構80が作動して従駆動部材55の移動を規制する場合の所定以上の抵抗力に対して、図9及び図10に示すように、弾性変形して当接部56を押圧する状態から外れるため、従駆動部材55の規制による停止状態を維持しつつ、主駆動部材51のみがセット位置に移動するのを許容するようになっている。
ここで、付勢バネ53の(時計回りの回転)付勢力は、先羽根30をガタ寄せするガタ寄せバネの(反時計回りの回転)付勢力よりも大きく設定されている。
駆動ピン55aは、地板10の長孔10bに挿入されると共に、時計回りに回転した回転端において長孔10bに固定されたゴム等の緩衝部材に当接して停止するようになっている。
すなわち、当接部56は、図5及び図6に示すように、主駆動部材51がセット位置に移動する際に、板バネ52により押圧されて、主駆動部材51に対して従駆動部材55が確実に追従するように補助し、一方、規制機構80が作動して従駆動部材55の移動を規制する場合の所定以上の抵抗力に対して、図9及び図10に示すように、板バネ52を弾性変形させて当接状態から逸脱させ、従駆動部材55と一緒に規制位置に停止したまま、主駆動部材51のみをセット位置に移動させるようになっている。
このように、規制機構80が非作動の状態において、主駆動部材51がセット位置に移動する際に従駆動部材55の追従を補助する補助機構80を設けたことにより、セット動作の際に従駆動部材55は主駆動部材51に確実に追従してセット位置にセットされるため、セット部材70によるチャージ速度を速くしても、所望の露光動作が得られ、連続撮影(連写)のコマ速(コマ数)を高めて、高速での連続撮影が可能となる。
ここでは、補助機構Mとして、セット位置に向けて移動する主駆動部材51に対して従駆動部材55を押圧すると共に規制機構80が作動した状態において主駆動部材51に対する従駆動部材55の相対的な移動を許容するように弾性変形し得る付勢部材(板バネ52)を含むため、構造の簡素化、装置の小型化等を達成しつつ、従駆動部材55を主駆動部材51に追従させる補助力を及ぼすことができる。
また、付勢部材として、従駆動部材55に設けられた当接部56に当接し得ると共に所定以上の抵抗力に対して弾性変形して撓むように主駆動部材51に設けられた板バネ52を採用し、主駆動部材51及び従駆動部材55が同一の軸線S1回りに回動するように重ねて配置された構成において、主駆動部材51が軸線S1に垂直な面内において移動することで、板バネ52の先端領域が当接部56に当接すると共に弾性変形する(撓む)ように形成されているため、簡略な構造にて、従駆動部材55の(当接部56の)押圧動作と弾性変形による当接状態の解除動作(相対的な移動を許容する動作)を行わせることができる。
さらには、板バネ52の先端領域が当接部56に向けて凸状に湾曲して形成され、当接部56が軸線S1と平行に伸長する円柱状に形成されているため、規制機構80が作動して従駆動部材55の移動を規制する場合の所定以上の抵抗力が作用するとき、板バネ52の先端領域が円滑に弾性変形して当接部56から確実に外れて押圧を解除し、主駆動部材51のみをセット位置に移動させて従駆動部材55を規制位置に留めることができる。
駆動ピン60aは、地板10の長孔10cに挿入されると共に、時計回りに回転した回転端において長孔10cに固定されたゴム等の緩衝部材に当接して停止するようになっている。
付勢バネ63は、捩りコイルバネであり、図1及び図3に示すように、支軸10iの周りに配置されており、一端部(不図示)が後羽根駆動部材60の一部に掛止され、他端部(不図示)が支軸10i回りに回転可能に配置されて支持板20(のラチェット爪20d)により位置決めされる調整車(ラチェット筒)63aに掛止されて、後羽根駆動部材60を図3中の時計回りに回転付勢する付勢力を及ぼすように形成されている。
ここで、付勢バネ63の(時計回りの回転)付勢力は、後羽根40をガタ寄せするガタ寄せバネの(反時計回りの回転)付勢力よりも大きく設定されている。
そして、セット部材70は、駆動機構(不図示)が及ぼす駆動力により、付勢バネ73の付勢力に抗して図3(又は図4)及び図8に示す休止位置(露光動作完了の状態、露光動作開始前の状態)から時計回りに回転すると、係合部70aが係合部51bに回転力を及ぼしかつ係合部70bが係合部60bに回転力を及ぼして、図6に示すように、主駆動部材51及び後羽根駆動部材60をそれぞれの付勢バネ(53,63)の回転付勢力に抗しつつ反時計回りに回転させて、シャッタ動作前のセット位置にセットするセット動作を行い、一方、セット位置において主駆動部材51及び後羽根駆動部材60(の被吸着部51c,60c)が電磁石90により吸着保持された状態で、付勢バネ73の付勢力により反時計回りに回転して休止位置に戻ると、図8に示すように、係合部70aが係合部51bから離脱しかつ係合部70bが係合部60bから離脱して、先羽根駆動部材50(主駆動部材51、従駆動部材55)及び後羽根駆動部材60の時計回りの回転を許容するようになっている。
そして、コイル83が一方向に通電されると、ロータ81が、図3に示す非作動の状態(規制部81aが係合部55cから外れた状態)から図9に示す作動状態に時計回りに回転して、規制部81aが係合部55cに係合し、従駆動部材55が反時計回りに回転するのを規制して、シャッタ動作完了の位置(先羽根30が開口部10aを全開した状態)に停止させ、一方、コイル83が逆向きに通電されると、ロータ81が図9に示す位置から図3に示す位置に反時計回りに回転して規制を解除し、従駆動部材55が反時計回りに回転するのを許容するようになっている。
そして、コイルへの通電により、鉄芯部材91を通る磁力線を発生させて、対向する被吸着部51c,60cに対して磁気的吸引力を及ぼすようになっている。
先ず、シャッタ動作完了後(露光動作完了後)の休止状態においては、図3及び図4に示すように、セット部材70は付勢バネ73の付勢力により反時計回りに回転して休止位置に位置し、先羽根駆動部材50は時計回りに回転して停止し(主駆動レバー51は付勢バネ53の回転付勢力により時計回りに回転し、従駆動部材55はガタ寄せバネの付勢力に抗して主駆動部材61に押されて主駆動部材51と一緒に時計回りに回転して停止し)、先羽根30は開口部10aを開放した位置に位置し、又、後羽根駆動部材60は付勢バネ63の回転付勢力により時計回りに回転して停止し、後羽根40は開口部10aを閉鎖した位置に位置している。
また、この状態において、補助機構(板バネ52、当接部56)は、図3及び図4に示すように、板バネ52が弾性変形していない状態にあると共に当接部56から離脱した状態にある。
さらに、規制機構80は、図3に示すように、ロータ81が反時計回りに回転して規制部81aが従駆動部材55の係合部55cから離脱した非作動の状態にある。
続いて、図8に示すように、セット部材70が付勢バネ73の付勢力により反時計回りに回転して休止位置に戻り(先羽根駆動部材50及び後羽根駆動部材60の)機械的な規制が解除される。
以上により、先羽根30及び後羽根40により、開口部10aの開閉動作が行われて、シャッタ動作(露光動作)が完了する。連続撮影を行う場合には、セット部材70によるチャージ速度(セット速度)を速くして、上記のシーケンスが連続的に行われる。
ここでは、規制機構80が非作動の状態において、主駆動部材51がセット位置に移動する際に従駆動部材55の追従を補助する補助機構M(板バネ52、当接部56)を設けたことにより、セット動作の際に従駆動部材55は主駆動部材51に確実に追従してセット位置にセットされるため、セット部材70によるチャージ速度を速くしても、所望の露光動作が得られ、連続撮影(連写)のコマ速(コマ数)を高めて、高速での連続撮影が可能となる。
そして、図9に示すように、セット部材70の時計回りの回転により、係合部70aが係合部51bに係合して主駆動部材51を付勢バネ53の付勢力に抗して反時計回りに回転させると共に係合部70bが係合部60bに係合して後羽根駆動部材60を付勢バネ63の付勢力に抗して反時計回りに回転させる。
この状態において、電子ファインダを用いて、撮影前の被写体像を確認することができる。
続いて、図8に示すように、セット部材70が付勢バネ73の付勢力により反時計回りに回転して休止位置に戻り(先羽根駆動部材50及び後羽根駆動部材60の)機械的な規制が解除される。
以上により、先羽根30及び後羽根40により、開口部10aの開閉動作が行われて、シャッタ動作(露光動作)が完了する。
また、補助機構Mに含まれる付勢部材として、主駆動部材51に設けられた板バネ52を採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、セット位置に向けて移動する主駆動部材51に対して従駆動部材55を押圧又は引寄せて付勢する共に規制機構80が作動した状態において主駆動部材51に対する従駆動部材55の相対的な移動を許容するように弾性変形し得るものであれば、従駆動部材55を主駆動部材51に追従するように反時計回りに回転付勢する捩りコイルバネ、あるいは、主駆動部材51と従駆動部材55との間に張設された引張りバネ等を採用することもできる。
上記実施形態においては、規制機構として、ロータ81、ヨーク82、コイル83を備えた電磁アクチュエータからなる規制機構80を採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、その他の形態をなす規制機構を備えた構成において、本発明を採用してもよい。
10a 開口部
10h 支軸
S1 軸線
20 支持板
30 先羽根
40 後羽根
50 先羽根駆動部材
51 主駆動部材
M 補助機構
52 板バネ(補助機構)
53 付勢バネ
55 従駆動部材
56 当接部(補助機構)
60 後羽根駆動部材
63 付勢バネ
70 セット部材
80 規制機構
90 電磁石
Claims (6)
- 露光用の開口部を有する地板と、
前記開口部を開閉するべく前記地板に移動自在に設けられた先羽根と、
前記開口部を開閉するべく前記地板に移動自在に設けられた後羽根と、
前記先羽根を駆動する先羽根駆動部材と、
前記先羽根駆動部材を付勢する先羽根用駆動ばねと、
前記後羽根を駆動する後羽根駆動部材と、
前記後羽根駆動部材を付勢する後羽根用駆動ばねと、
前記先羽根駆動部材及び後羽根駆動部材を、前記先羽根用駆動ばねおよび後羽根用駆動ばねの付勢力に抗してシャッタ動作前のセット位置にセットし得るセット部材を備え、
前記先羽根駆動部材は、前記セット部材が係合して前記先羽根用駆動ばねの付勢力に抗しつつシャッタ動作前のセット位置にセットされる主駆動部材と、前記先羽根に連結される従駆動部材を含み、
前記セット位置にセットされる前記主駆動部材に追従するよう前記従駆動部材を付勢するセットばねと、
前記セット部材によるセット動作時に所定条件下で前記従駆動部材の追従を規制するべく作動する規制機構をさらに備えた、フォーカルプレンシャッタであって、
前記規制機構が非作動の状態において、前記主駆動部材が前記セット位置に移動する際に前記従駆動部材の追従を補助する補助機構を設けた、
ことを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。 - 前記補助機構は、前記セット位置に向けて移動する前記主駆動部材に対して前記従駆動部材を押圧又は引寄せて付勢する共に前記規制機構が作動した状態において前記主駆動部材に対する前記従駆動部材の相対的な移動を許容するように弾性変形し得る付勢部材を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載のフォーカルプレンシャッタ。 - 前記付勢部材は、前記従駆動部材に設けられた当接部に当接し得ると共に所定以上の抵抗力に対して弾性変形して撓むように前記主駆動部材に設けられた板バネである、
ことを特徴とする請求項2に記載のフォーカルプレンシャッタ。 - 前記主駆動部材及び従駆動部材は、同一の軸線回りに回動するように重ねて配置され、
前記板バネは、前記軸線に垂直な面内において撓むように形成され、
前記当接部は、前記板バネの先端領域と当接し得るように前記軸線と平行に伸長して形成されている、
ことを特徴とする請求項3に記載のフォーカルプレンシャッタ。 - 前記板バネの先端領域は、前記当接部に向けて凸状に湾曲して形成され、
前記当接部は、前記軸線と平行に伸長する円柱状に形成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載のフォーカルプレンシャッタ。 - 請求項1ないし5いずれか一つに記載のフォーカルプレンシャッタを備えた、
ことを特徴とするカメラ。
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