JP6058289B2 - 表示装置、撮像装置及び階調電圧生成回路 - Google Patents

表示装置、撮像装置及び階調電圧生成回路 Download PDF

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Description

本技術は、階調画像を表示部に表示可能な表示装置、被写体の階調画像を作成可能な撮像装置、及び階調電圧生成回路に関する。
液晶表示装置や有機EL(Electro-Luminescence)表示装置等の表示装置においては、入力される画像データに基づいて表示される画像などの彩度や明るさを修正するためのガンマ補正が行われる。このガンマ補正は、様々な手法で行う事が可能であるが、例えば、図15に示す階調電圧生成回路400の出力する階調電圧を用いて、画像データを構成する各階調に対応する階調電圧を決定することにより行う事が出来る。
図15は、従来の階調電圧生成回路の一例を示す図である。同図に示す階調電圧生成回路400は、ラダー回路とも呼ばれる抵抗分割回路Rs1,Rs2,Rs3と、これら抵抗分割回路の何れかを選択するための抵抗選択回路410,420を備えている。当該構成において、抵抗選択回路410,420よって選択されたいずれかのラダー抵抗が、ガンマ補正用の階調電圧を生成するために用いられる。
抵抗分割回路Rs1,Rs2,Rs3は、階調基準電圧VH,VLの間に直列に接続された複数の抵抗により、それぞれ構成されている。これらの抵抗分割回路においては、階調基準電圧であるVHとVLの間に、それぞれ異なる電圧を発生する複数の分割点が形成されている。また、複数の抵抗の抵抗値は、各抵抗分割回路の複数の分割点に発生する電圧が所望のγ補正カーブを実現するように適宜に選択されている。
図16は、抵抗分割回路Rs1,Rs2,Rs3の各分割点の電圧により実現されるγ補正カーブの例を示す図である。同図に示す例では、抵抗分割回路Rs1を選択すると、図16に示すγ(Rs1)に相当するγ補正カーブが実現され、抵抗分割回路Rs2を選択すると、図16に示すγ(Rs2)に相当するγ補正カーブが実現され、抵抗分割回路Rs3を選択すると、図16に示すγ(Rs3)に相当するγ補正カーブが実現される。
すなわち、いずれかの抵抗分割回路Rs1,Rs2,Rs3を選択して、選択した抵抗分割回路の複数の分割点に発生する階調電圧を用いて画像データの各階調の階調電圧を補正することにより、当該画像データに対する所望のガンマ補正が実現される。
その他、引用文献1には、γ補正カーブを生成するための第1の抵抗分割回路と、当該第1の抵抗分割回路の所定の分割点の電圧を変動させるための第2の抵抗分割回路とを備えた液晶駆動回路が開示されている。
引用文献1に記載の液晶駆動回路においては、第2の抵抗分割回路の分割点に生じた電圧を、当該電圧を低インピーダンス化させるためのバッファを介して、第1の抵抗分割回路の所定の分割点に入力できるようになっており、この入力のオン/オフを切り替えることにより2種類のγ補正カーブを実現できるようになっている。
特開2003−223153号公報
しかしながら、図15に示す従来の階調電圧生成回路では、多数のγ補正カーブを切り替えて選択できるようにしようとした場合、そのγ補正カーブの種類に応じた数の抵抗分割回路を設けなければならない。このとき、抵抗の数は、[抵抗分割回路を構成する抵抗の数]に[γ補正カーブの種類数]を乗じた数だけ必要になる。すなわち、図15に示す従来の階調電圧生成回路を用いて多数のγ補正カーブを切り替えて選択できるように構成するためには、非常に大きな回路面積が必要になるというデメリットがある。
また、図15に示す従来の階調電圧生成回路では、階調選択回路を切り替えた時に、階調選択回路とバッファの入力容量を充放電するための時間が必要になる。このため、高速動作のためには、抵抗分割回路を構成する抵抗の抵抗値を下げて充放電時間を短縮させたり、抵抗と階調選択回路の間にバッファを挿入することにより各分割点の電圧が所望の電圧になるまでの時間を短縮したりする対応が必要となり、消費電力の増大を招いてしまうというデメリットがある。
また、引用文献1に開示されている技術も、図15に示す従来の階調電圧生成回路と同様、多数のγ補正カーブを実現しようとすると、第2の抵抗分割回路を複数備える必要があるため、大きな回路面積必要となるというデメリットがある。
また、引用文献1に開示されている技術では、第2の抵抗分割回路を切り替えて用いる際に、切り替えが行われてから第2の抵抗分割回路の分割点の電圧が安定するまでに、数msecが必要となる。これは、近年の表示装置の動作周期が約1μsecであることを考えると、非常に長い遅延が生じることを意味する。すなわち、引用文献1に記載の技術を用いて多様なγ補正カーブを実現しようとすると、高速動作とのトレードオフになり、有効な対策とは言えなかった。
本技術は、以上の課題に鑑みてなされたもので、回路面積や消費電力の増大を抑制しつつ、多様なγ補正カーブの高速な切り替えに対応した表示装置、撮像装置、及び階調電圧生成回路の提供を目的とする。
本技術の態様の1つは、画像を2以上の階調で表示可能な表示装置であって、抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて前記画像に対してガンマ補正を行うガンマ補正部と、所定の電圧を増幅して前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも1つに入力する増幅回路と、前記増幅回路の増幅率を調整するための調整部と、を備える表示装置である。
当該表示装置においては、前記ガンマ補正部が、前記抵抗分割回路の各分割点に発生する電圧を用いて、表示部に表示する画像の階調を補正する、いわゆるガンマ補正を実現出来る。なお、前記ガンマ補正部が行うガンマ補正において用いる電圧には、上述した抵抗分割回路の分割点に生じる電圧に加えて、前記抵抗分割回路の端部電圧を併せて用いてもよい。
ここで、前記増幅回路の出力電圧は、前記抵抗分割回路の1つの分割点に入力されている。従って、当該1つの分割点の電圧は、前記増幅回路の出力電圧に調整される。このとき、当該1つの分割点の電圧に合わせて、前記抵抗分割回路の他の分割点の電圧も変動する。すなわち、1つの分割点の電圧を調整すると、それに連動して他の分割点の電圧も変動することになる。
そして、前記調整部が前記増幅回路の増幅率を調整可能になっている。すなわち、前記調整部は、前記抵抗分割回路の各分割点に発生する電圧を変動させる制御が可能である。このように、本技術に係る表示装置よれば、1つの分圧回路、1つの増幅回路、及び、1つの調整部にて、前記ガンマ補正部の実行するガンマ補正に係るγ補正カーブを、高速かつ多様に変化させることが出来る。従って、回路面積や電力消費も少なくて済む。
また、本技術の他の態様の1つは、画像を2以上の階調で表示部に表示可能な表示装置であって、抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて前記画像に対してガンマ補正を行うガンマ補正部と、前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも2つに生じる電圧を増減調整するための電圧調整部と、を備える表示装置である。
当該表示装置においては、前記ガンマ補正部が、前記抵抗分割回路の各分割点に発生する電圧を用いて、表示部に表示する画像の階調を補正する、いわゆるガンマ補正を実現出来る。なお、前記ガンマ補正部が行うガンマ補正において用いる電圧には、上述した抵抗分割回路の分割点に生じる電圧に加えて、前記抵抗分割回路の端部電圧を併せて用いてもよい。
ここで、前記電圧調整部は、前記抵抗分割回路の少なくとも2つの分割点の電圧を調整できるようになっている。従って、当該2つの分割点の電圧は、前記電圧調整部の調整に応じて適宜に調整される。すなわち、前記調整部は、2つの分割点の電圧を調整することにより、それに連動させて他の分割点の電圧も変動調整することができる。
このように、本技術に係る表示装置よれば、1つの分圧回路、及び、1つの電圧調整部にて、前記ガンマ補正部の実行するガンマ補正に係るγ補正カーブを、高速かつ多様に変化させることが可能であり、加えて、前記抵抗分割回路の2つの分割点の電圧を電圧調整部にて調整しているため、γ補正カーブの形状の調整に係る自由度を向上できるという効果もある。むろん、回路面積や電力消費も少なくて済む。
また、本技術の他の態様の1つは、被写体を撮像して階調画像を作成可能な撮像装置であって、抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて、前記階調画像に対してガンマ補正を行うガンマ補正部と、所定の電圧を増幅して前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも1つに入力する増幅回路と、前記増幅回路の増幅率を調整するための調整部と、を備える撮像装置である。
当該撮像装置においては、前記ガンマ補正部が、前記抵抗分割回路の各分割点に発生する電圧を用いて、表示部に表示する画像や記録部に記録する画像の階調を補正する、いわゆるガンマ補正を実現出来る。なお、前記ガンマ補正部が行うガンマ補正において用いる電圧には、上述した抵抗分割回路の分割点に生じる電圧に加えて、前記抵抗分割回路の端部電圧を併せて用いてもよい。
ここで、前記増幅回路の出力電圧は、前記抵抗分割回路の1つの分割点に入力されている。従って、当該1つの分割点の電圧は、前記増幅回路の出力電圧に調整される。このとき、当該1つの分割点の電圧に合わせて、前記抵抗分割回路の他の分割点の電圧も変動する。すなわち、1つの分割点の電圧を調整すると、それに連動して他の分割点の電圧も変動することになる。
そして、前記調整部が前記増幅回路の増幅率を調整可能になっている。すなわち、前記調整部は、前記抵抗分割回路の各分割点に発生する電圧を変動させる制御が可能である。このように、本技術に係る撮像装置よれば、1つの分圧回路、1つの増幅回路、及び、1つの調整部にて、前記ガンマ補正部の実行するガンマ補正に係るγ補正カーブを、高速かつ多様に変化させることが出来る。従って、回路面積や電力消費も少なくて済む。
また、本技術の他の態様の1つは、抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて階調電圧を生成する階調電圧生成部と、所定の電圧を増幅して前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも1つに入力する増幅回路と、前記増幅回路の増幅率を調整するための調整部と、を備える階調電圧生成回路である。
当該階調電圧生成回路においては、前記階調電圧生成部が、前記抵抗分割回路の各分割点に発生する電圧を用いて、階調電圧を生成する。この階調電圧は、各種装置において画像の階調を補正する、いわゆるガンマ補正に用いることができる。なお、前記ガンマ補正部が行うガンマ補正において用いる電圧には、上述した抵抗分割回路の分割点に生じる電圧に加えて、前記抵抗分割回路の端部電圧を併せて用いてもよい。
ここで、前記増幅回路の出力電圧は、前記抵抗分割回路の1つの分割点に入力されている。従って、当該1つの分割点の電圧は、前記増幅回路の出力電圧に調整される。このとき、当該1つの分割点の電圧に合わせて、前記抵抗分割回路の他の分割点の電圧も変動する。すなわち、1つの分割点の電圧を調整すると、それに連動して他の分割点の電圧も変動することになる。
そして、前記調整部が前記増幅回路の増幅率を調整可能になっている。すなわち、前記調整部は、前記抵抗分割回路の各分割点に発生する電圧を変動させる制御が可能である。このように、本技術に係る階調電圧生成回路よれば、1つの分圧回路、1つの増幅回路、及び、1つの調整部にて、前記階調電圧を用いて行われるガンマ補正に係るγ補正カーブを、高速かつ多様に変化させることが出来る。従って、回路面積や電力消費も少なくて済む。
なお、以上説明した表示装置、撮像装置、及び、階調電圧生成回路は、他の機器に組み込まれた状態で実施されたり他の方法とともに実施されたりする等の各種の態様を含む。また、本技術は前記表示装置、撮像装置又は階調電圧生成回路を備えるシステム、前記表示装置、撮像装置又は階調電圧生成回路の構成に対応した工程を有する表示方法、前記表示装置、撮像装置又は階調電圧生成回路の構成に対応した機能をコンピュータに実現させるプログラム、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、等としても実現可能である。
本技術によれば、回路面積や消費電力の増大を抑制しつつ、多様なγ補正カーブの高速な切り替えに対応したガンマ補正を行うことが可能となる。
第1実施形態に係る表示装置C1の構成を概略的に示した図である。 第2実施形態に係る表示装置C2の構成を概略的に示した図である。 第3実施形態に係る階調電圧生成回路の回路構成を概略的に示した図である。 調整部の具体的な構成の一例を示す図である。 調整部による第1抵抗と第2抵抗の調整を説明するための図である。 調整部による第1抵抗と第2抵抗の調整を説明するための図である。 調整部による第1抵抗と第2抵抗の調整を説明するための図である。 調整部による第1抵抗と第2抵抗の調整を説明するための図である。 調整部による第1抵抗と第2抵抗の調整を説明するための図である。 調整部による第1抵抗と第2抵抗の調整を説明するための図である。 調整部による第1抵抗と第2抵抗の調整を説明するための図である。 抵抗分割回路の各分割点に生じる電圧を説明する図である。 第4実施形態に係る階調電圧生成回路の回路構成を概略的に示した図である。 第5実施形態に係るデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 従来の階調電圧生成回路の一例を示す図である。 従来の階調電圧生成回路により実現されるγ補正カーブの例を示す図である。
以下、下記の順序に従って本技術を説明する。
(A)第1実施形態:
(B)第2実施形態:
(C)第3実施形態:
(D)第4実施形態:
(E)第5実施形態:
(F)まとめ:
(A)第1実施形態:
図1は、本技術の第1実施形態に係る表示装置C1の構成を概略的に示した図である。同図において、表示装置C1は、分圧回路C11、ガンマ補正部C12、ディスプレイC13、増幅回路C14、及び調整部C15を備えている。なお、表示装置C1は、当該表示装置C1を備える撮像装置であってもよい。
分圧回路C11は、抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する。ガンマ補正部C12は、分圧回路C11の有する抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて、ガンマ補正前の画像データに対してガンマ補正を行って、ガンマ補正後の画像データを出力する。このようにして生成されたガンマ補正後の画像データに基づく画像が、ディスプレイC13の画面に表示される。
ここで、増幅回路C14は、所定の電圧を入力されており、当該所定の電圧を適宜の増幅率で増幅した増幅電圧を、分圧回路C11の抵抗分割回路の分割点の少なくとも1つに入力する。これにより、当該分割点の電圧は、当該増幅電圧に調整されることになる。
そして、調整部C15は、増幅回路C14の増幅率を調整する。調整部C15は、増幅回路C14が行う、所定の電圧を増幅電圧に増幅する際の増幅率を調整可能になっている。すなわち、調整部C15が増幅回路C14の増幅率を調整すると、当該増幅率に応じて増幅電圧が調整され、この調整により、分圧回路C11の有する抵抗分割回路の各分割点に発生する電圧も調整される。その結果、ガンマ補正部C12の実行するガンマ補正におけるガンマ補正カーブも調整される。
このように、本第1実施形態によれば、1つの抵抗分割回路を有する分圧回路C11、1つの増幅回路C14、及び、1つの調整部C15にて、ガンマ補正部C12の実行するガンマ補正に係るγ補正カーブを、高速かつ多様に変化させることが出来る。従って、従来に比べて、階調電圧を生成するための構成に必要な回路面積や電力消費が少なくて済む。
(B)第2実施形態:
図2は、本技術の第2実施形態に係る表示装置C2の構成を概略的に示した図である。同図において、表示装置C2は、分圧回路C21、ガンマ補正部C22、ディスプレイC23、及び電圧調整部24を備えている。なお、表示装置C2は、当該表示装置C2を備える撮像装置であってもよい。
分圧回路C21は、抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する。ガンマ補正部C22は、分圧回路C21の有する抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて、ガンマ補正前の画像データに対してガンマ補正を行って、ガンマ補正後の画像データを出力する。このようにして生成されたガンマ補正後の画像データに基づく画像が、ディスプレイC23の画面に表示される。
ここで、電圧調整部24は、分圧回路C21の抵抗分割回路の分割点の少なくとも2つの電圧を調整可能になっている。これにより、電圧調整部24によって調整される少なくとも2つの分割点の電圧は、様々に調整されることになる。電圧調整部C24が、分割点の電圧を調整すると、分圧回路C21の有する抵抗分割回路の各分割点に発生する電圧も調整される。その結果、ガンマ補正部C22の実行するガンマ補正におけるガンマ補正カーブも調整される。
このように、本第2実施形態によれば、1つの抵抗分割回路を有する分圧回路C21、及び、1つの電圧調整部C24にて、ガンマ補正部C22の実行するガンマ補正に係るγ補正カーブを、高速かつ多様に変化させることが出来る。従って、階調電圧を生成するための構成に必要な回路面積や電力消費も少なくて済む。また、少なくとも2点の分割点の電圧を調整するため、γ補正カーブの調整に係る自由度が向上する。
(C)第3実施形態:
図3は、本技術の第3実施形態に係る階調電圧生成回路の回路構成を概略的に示した図である。同図において、階調電圧生成回路100は、抵抗分割回路10、階調電圧出力部20、増幅回路30,40、及び増幅率調整部50を備えている。
なお、本第3実施形態においては、抵抗分割回路10が上述した第1実施形態における分圧回路C11や第2実施形態における分圧回路C21に対応し、増幅回路30,40が上述した第1実施形態における増幅回路C14に対応し、増幅率調整部50が上述した第1実施形態における調整部C15に対応し、増幅回路30,40と増幅率調整部50の組み合わせが上述した第2実施形態における電圧調整部C24に対応する。
抵抗分割回路10は、直列に接続された複数の抵抗としての抵抗R001〜R255を備えており、低インピーダンスな階調基準電圧VHの信号ラインL1と低インピーダンスな階調基準電圧VLの信号ラインL2の間を接続している。
抵抗分割回路10は、その分割点D001〜D254に発生する254種類の電圧と、階調基準電圧VH,VLとを合わせて、複数階調としての256階調にそれぞれ対応する複数の電圧V000〜V255を発生する。
なお、本第3実施形態においては、複数の階調の一例として256階調の場合を例に取り説明を行うが、むろん、階調数はこれに限るものではない。具体的には、本第3実施形態においては、直列に接続した255個の抵抗で抵抗分割回路10を構成していたが、抵抗分割回路10を構成する抵抗の数は、発生させたい階調電圧数、すなわち、実現したい階調電圧の分解能に合わせて適宜に変更することができる。
抵抗分割回路10を構成する抵抗R001〜R255の抵抗値は、実現したいγ補正カーブの形状に応じて適宜に調整される。例えば、他の抵抗に比べて抵抗値の大きい抵抗を採用した箇所では、階調変化に対する電圧の変化が、他の抵抗における電圧の変化に比べて大きくなるし、他の抵抗に比べて抵抗値の小さい抵抗を採用した箇所では、階調変化に対する電圧の変化が、他の抵抗における電圧の変化に比べて小さくなる。このように各抵抗の抵抗値を適宜に選択することにより、後述の増幅回路等によって電圧を調整しない場合のγ補正カーブの形状を様々に変更することができる。
階調電圧出力部20は、抵抗分割回路10が生成する複数の電圧V000〜V255を用いて、複数階調のそれぞれに対応する階調電圧Vg1〜Vgn(nは256以下の正の整数)を生成する。図3においては、階調電圧出力部20は、階調選択部211,212,・・・,21n、バッファ221,222,・・・,22n、及び、制御部23を備えている。
階調選択部211,212,・・・,21nには、抵抗分割回路10が生成した複数階調に対応する複数の電圧V000〜V255が入力されている。階調選択部211,212,・・・,21nは、複数の電圧V000〜V255の中から何れかを選択し、選択した電圧を、対応するバッファへ出力する。何れの電圧を選択してバッファへ出力するかは、制御部23の出力する階調選択信号Ctl1〜Ctlnによって制御される。なお、制御部23は、後述する制御部51と共通構成としてもよく、後述する第5実施形態のデジタルカメラ300等の装置に組み込む場合は、その制御部370等の制御主体と共通構成としてもよい。
バッファ221,222,・・・,22nは、対応する階調選択部から入力される階調電圧を低インピーダンスに変換して出力する。後述する第5実施形態に示す表示装置や撮像装置は、これらの階調電圧Vg1〜Vgnを、γ補正を行う信号処理部や表示部340の駆動回路に対して入力されており、階調電圧Vg1〜Vgnを用いてガンマ補正処理を行い、ガンマ補正後の画像を記録媒体に記録したり、ディスプレイに表示したりする。
ここで、抵抗分割回路10が出力する複数の電圧V000〜V255は、増幅率調整部50の制御に従って様々な電圧を出力する増幅回路30,40によって、様々に変更できるようになっている。すなわち、本第3実施形態においては、抵抗分割回路10が出力する複数の電圧V000〜V255に応じて信号処理部が行うガンマ補正に係るγ補正カーブが、増幅率調整部50の制御に応じて、調整されることになる。以下、増幅回路30,40、及び増幅率調整部50について詳細に説明する。
増幅回路30は、オペアンプ31を用いて、所定電圧を基準とした所定の電位差を適宜の増幅率で増幅して出力する。同様に、増幅回路40も、オペアンプ41を用いて、所定電圧を基準とした所定の電位差を適宜の増幅率で増幅して出力する。
具体的には、増幅回路30は、オペアンプ31、オペアンプ31の反転入力端子31aと出力端子31cの間を接続することによりオペアンプ31に負帰還をかける第1抵抗32、及び、オペアンプ31の反転入力端子31aに接続された第2抵抗33を備えている。
オペアンプ31の反転入力端子31aには、第2抵抗33を介して所定電圧Vaが入力されており、非反転入力端子31bには、所定電圧Vbが入力されている。そして、出力端子31cは、抵抗分割回路10を構成する抵抗R128と抵抗R129の間にある分割点D128に対して接続されている。
以上のように構成された増幅回路30の増幅率A1は、第1抵抗32の抵抗値をR32とし、第2抵抗33の抵抗値をR33とすると、これら抵抗値の比率(R32/R33)により表すことができる。
従って、増幅回路30は、非反転入力端子31bに入力される所定電圧Vbを基準として、第2抵抗33を介して反転入力端子31aに入力される所定電圧Vaと非反転入力端子31bに入力される所定電圧Vbの電位差ΔV1(=Va−Vb)を、増幅率A1で反転増幅した電圧「−A1×ΔV1」を出力する。すなわち、増幅回路30の出力電圧VGHは、VGH=Vb−A1×ΔV1となる。
これにより、抵抗分割回路10の分割点D128は、増幅回路30の増幅率A1に応じた出力電圧VGHに調整されることになる。
一方、増幅回路40は、オペアンプ41、オペアンプ41の反転入力端子41aと出力端子41cの間を接続することによりオペアンプ41に負帰還をかける第1抵抗42、及びオペアンプ41の反転入力端子41aに接続された第2抵抗43を備えている。
オペアンプ41の反転入力端子41aには、第2抵抗43を介して所定電圧Vcが入力されており、非反転入力端子41bには、所定電圧Vdが入力されている。そして、出力端子41cは、抵抗分割回路10を構成する抵抗R033と抵抗R034の間にある分割点D033に対して接続されている。
以上のように構成された増幅回路40の増幅率A2は、第1抵抗42の抵抗値をR42とし、第2抵抗43の抵抗値をR43とすると、これら抵抗値の比率(R42/R43)により表すことができる。
従って、増幅回路40は、非反転入力端子41bに入力される所定電圧Vdを基準として、第2抵抗43を介して反転入力端子41aに入力される所定電圧Vcと非反転入力端子41bに入力される所定電圧Vdの電位差ΔV2(=Vc−Vd)を、増幅率A2で反転増幅した電圧「−A2×ΔV2」を出力する。すなわち、増幅回路40の出力電圧VGLは、VGL=Vd−A2×ΔV2となる。
これにより、抵抗分割回路10の分割点D033は、増幅回路40の増幅率A2に応じた出力電圧VGLに、調整されることになる。
以上のように構成されたオペアンプを用いた増幅回路30,40によって抵抗分割回路10の途中位置にある分割点D128,D033の階調電圧を調整する場合、オペアンプ等の低インピーダンス出力可能な構成を用いずに抵抗分割回路10の途中位置にある分割点増幅回路30,40調整する場合に比べて、抵抗分割回路10の各分割点が所望の電圧に安定するまでの時間が高速化する。
これは、オペアンプ31やオペアンプ41の出力端子が低インピーダンスだからである。すなわち、低インピーダンスな階調基準電圧であるVHとVLの間の途中位置に、低インピーダンスな電圧であるVGH,VGLを入力することにより、これら低インピーダンスな電圧の間に配置される抵抗数が減少する。その結果、抵抗分割回路10の各抵抗を駆動する能力が向上し、抵抗分割回路10の各分割点が所望の電圧に安定するまでの時間が高速化するのである。
これにより、従来に比べて抵抗分割回路10を構成する抵抗の抵抗値を大きくしても、十分な高速応答性を実現することができるようになる。そして、抵抗分割回路10を構成する抵抗の抵抗値を大きくすると、抵抗分割回路10を流れる貫通電流Iが小さくなり、結果として、抵抗分割回路10における消費電力を低減することが出来ることになる。
以上のように構成された増幅回路30,40は、以下に説明する増幅率調整部50の制御により、その増幅率A1,A2を適宜に調整されるようになっている。
具体的には、増幅率調整部50は、増幅回路30の第1抵抗32と第2抵抗33の抵抗値を調整することにより第1抵抗32と第2抵抗33の抵抗値の比率を制御する機能と、増幅回路40の第1抵抗42と第2抵抗43の抵抗値を調整することにより第1抵抗42と第2抵抗43の抵抗値の比率を制御する機能を有している。これにより、増幅率調整部50は、増幅回路30の増幅率A1を調整し、増幅回路40の増幅率A2を調整することができる。
図4は、図3に示してある増幅率調整部50の具体的な構成の一例を示す図である。なお、図4においては、増幅回路30における増幅率の調整を増幅率調整部50が行う場合を例示してあるが、増幅率調整部50は、増幅回路40についても同様に増幅率の調整を行うものとする。
同図において、増幅率調整部50は、複数の抵抗R1〜R4を直列に接続した抵抗群52、抵抗選択回路53、及び、抵抗選択回路53を制御するための制御部51を備えている。本実施形態においては、抵抗選択回路53は、スイッチング素子としてのFET T1〜T3により実現されている。なお、以下では、抵抗R1と抵抗R2の接続点をノードN1と呼び、抵抗R2と抵抗R3の接続点をノードN2と呼び、抵抗R3と抵抗R4の接続点をノードN3と呼ぶことにする。
FET T1は、ソース端子とドレイン端子により、抵抗群52のノードN1と反転入力端子31aの間を接続し、FET T2は、ソース端子とドレイン端子により、抵抗群52のノードN2と反転入力端子31aの間を接続し、FET T3は、ソース端子とドレイン端子により、抵抗群52のノードN3と反転入力端子31aの間を接続している。FET T1〜T3のゲートは、制御部51に接続されている。
抵抗群52は、一方の端部(図では、抵抗R1の端子)が出力端子31cに接続されており、他方の端部(図では、抵抗R4の端子)には所定電圧Vaを入力されている。そして、抵抗群52を構成する抵抗R1〜R4のノードN1,N,N3は、抵抗選択回路53を介して、オペアンプ31の反転入力端子31aに接続されている。
制御部51は、増幅回路30の増幅率を指示するための制御信号として、FET T1〜T3のオン/オフを制御する信号をFET T1〜T3のゲートにそれぞれ入力する。これにより、抵抗群52の一部が、オペアンプ31に負帰還をかける第1抵抗32として機能し、抵抗群52の他の一部が、オペアンプ31の反転入力端子31aに接続する第2抵抗33として機能することになる。
以下、抵抗群52の何れが第1抵抗32を構成し、何れが第2抵抗33を構成するか、具体的に説明する。
図5〜図11は、増幅率調整部50による第1抵抗32と第2抵抗33の調整を説明するための図である。なお、これらの図においては、各素子の状態を把握しやすくするために、実質的に機能していない素子を点線で記載し、図11においては、オンとオフの中間的な状態に制御されているFETを他の素子に比べて細い線で示してある。
図5において、制御部51は、FET T1〜T3を全てオンに制御している。この場合、抵抗R1が第1抵抗32を構成し、抵抗R4が第2抵抗33を構成することになる。従って、増幅回路30の増幅率A1は、A1=R1/R4となる。
図6において、制御部51は、FET T1をオフに制御し、FET T2,T3をオンに制御している。この場合、抵抗R1とR2が第1抵抗32を構成し、抵抗R4が第2抵抗33を構成することになる。従って、増幅回路30の増幅率A1は、A1=(R1+R2)/R4となる。
図7において、制御部51は、FET T1,T2をオフに制御し、FET T3をオンに制御している。この場合、抵抗R1、R2,R3が第1抵抗32を構成し、抵抗R4が第2抵抗33を構成することになる。従って、増幅回路30の増幅率A1は、A1=(R1+R2+R3)/R4となる。
図8において、制御部51は、FET T1,T2をオンに制御し、FET T3をオフに制御している。この場合、抵抗R1が第1抵抗32を構成し、抵抗R3,R4が第2抵抗33を構成することになる。従って、増幅回路30の増幅率A1は、A1=R1/(R3+R4)となる。
図9において、制御部51は、FET T1をオンに制御し、FET T2,T3をオフに制御している。この場合、抵抗R1が第1抵抗32を構成し、抵抗R2,R3,R4が第2抵抗33を構成することになる。従って、増幅回路30の増幅率A1は、A1=R1/(R2+R3+R4)となる。
図10において、制御部51は、FET T1,T3をオフに制御し、FET T2をオンに制御している。この場合、抵抗R1,R2が第1抵抗32を構成し、抵抗R3,R4が第2抵抗33を構成することになる。従って、増幅回路30の増幅率A1は、A1=(R1+R2)/(R3+R4)となる。
その他、各FET T1〜T3のゲートに印加する電圧を、オンとオフの中間的な電圧に制御することにより、図6〜図10に示した状態の中間的なオン状態を実現することも出来る。その一例を図11に示してある。
図11において、制御部51は、FET T2,T3をオンに制御し、FET T1をオンとオフの中間的な電圧Vmidに制御している。このとき、FET T1のソース−ドレイン間にも電流が流れるため、ノードN1にも電圧が生じ、ノードN1とノードN2の電圧が異なるものとなる。従って、抵抗R2とFET T1が並列に接続される。この場合、抵抗R1,R2及びFET T1の抵抗R5が第1抵抗32を構成し、抵抗R4が第2抵抗33を構成する。よって、増幅回路30の増幅率A1は、A1=((R2×R5)/(R2+R5))+R1となる。
以上説明したように、図4に示す増幅率調整部50を用いて増幅回路30,40の増幅率を様々に変更することにより、増幅回路30,40の出力を様々に変更し、抵抗分割回路10の各分割点に発生する電圧を様々に変更することができる。すなわち、様々なガンマ補正を可能とするための多様な階調電圧の組み合わせを、増幅回路30,40から出力させることが出来ることが分かる。
図12は、抵抗分割回路10の各分割点D001〜D254に生じる電圧、及び、階調基準電圧VH,VLにより形成されるγ補正カーブについて説明する図である。同図には、図3に合わせて、増幅率調整部50を用いて増幅回路30,40の増幅率を調整することにより、抵抗分割回路10の分割点D033、D128の電圧を調整した場合について示してある。なお、以下では、説明の便宜上、階調の上昇に対して線型的に上昇する仮想的な階調電圧を線型階調電圧と呼ぶことにする。
同図に示す例では、増幅回路40の出力電圧VGLは、下限電圧VGL1から上限電圧VGL2の範囲で調整可能となっている。同様に、増幅回路30の出力電圧VGHは、下限電圧VGH1から上限電圧VGH2の範囲で調整可能となっている。
ここで、増幅回路30の出力電圧を線型階調電圧よりも低く設定しつつ、増幅回路40の出力電圧を線型階調電圧よりも低く設定した場合、抵抗分割回路10の出力する階調電圧は、下に凸のγ補正カーブを実現できることが分かる。
また、増幅回路30の出力電圧を線型階調電圧よりも高く設定しつつ、増幅回路40の出力電圧を線型階調電圧よりも高く設定した場合、抵抗分割回路10の出力する階調電圧は、上に凸のγ補正カーブを実現できることが分かる。
また、増幅回路30の出力電圧を線型階調電圧よりも高く設定しつつ、増幅回路40の出力電圧を線型階調電圧よりも低く設定した場合、又は、増幅回路30の出力電圧を線型階調電圧よりも低く設定しつつ、増幅回路40の出力電圧を線型階調電圧よりも高く設定した場合には、抵抗分割回路10の出力する階調電圧は、S字のγ補正カーブを実現できることが分かる。
以上説明したように、図4に示した増幅率調整部50を用いてFET T1〜T3のオン/オフを適宜に調整して増幅回路30,40に多様な増幅率を実現させることにより、様々なγ補正カーブを実現できることが分かる。
また、以上説明した様々なγ補正カーブの切り替えは、制御部51が増幅率調整部50を制御することにより行われる。制御部51は、γ補正カーブを変更するための所定の条件が満たされたときに、所定の制御信号を増幅率調整部50に入力する。増幅率調整部50は、制御部51から入力される制御信号に応じて、増幅回路30の増幅率A1を調整する。γ補正カーブを変更するための所定の条件としては、例えば、階調電圧生成回路100を備える装置の操作者が操作入力部(不図示)に対してγ補正カーブを変更するために操作入力を行ったこと、等とすることができる。
ここで、増幅回路30,40の出力電圧の変動範囲は、形成したいγ補正カーブに応じて、増幅回路30,40において増幅の基準電圧となる所定電圧Va、Vc、増幅回路30,40において増幅される所定の電位差ΔV1,ΔV2、及び、増幅回路30,40の増幅率A1,A2、を適宜に決定することにより設定することができる。
すなわち、分割点D033の階調電圧をV1〜V2の範囲内で変動調整したいのであれば、下記式(1)の関係を満たすように、増幅回路30の増幅率A1、所定電圧Va、所定の電位差ΔV1を決定する。なお、下記式()において、増幅率A1はx1〜x2の範囲で変動するものとする。
Figure 0006058289
同様に、分割点D128の階調電圧をV3〜V4の範囲内で変動調整したいのであれば、下記式(2)の関係を満たすように、増幅回路40の増幅率A2、所定電圧Vc、所定の電位差ΔV2を決定する。なお、下記式(2)において、増幅率A2はx3〜x4の範囲で変動するものとする。
Figure 0006058289
なお、本実施形態では、階調電圧生成回路100が、2つの増幅回路30,40を備えている場合を例示してあるが、増幅回路の数は、抵抗分割回路の分割点の数以下であれば複数設けることが可能である。すなわち、増幅回路は、1つだけ設けてもよいし、3つ以上設けてもよい。
増幅回路を設ける数を多くすればするほど、階調電圧により形成されるγ補正カーブは滑らかになり、ガンマ補正後の画像における階調性が向上する。ただし、増幅回路の数を多くすると、回路素子の数が増加したり回路面積が増大したりするといったデメリットがある。そこで、実際には、メリットとデメリットを比較衡量して最適な数の増幅回路を設けることになる。
(D)第4実施形態:
次に、階調電圧生成回路の第4実施形態について、図13を参照して説明する。同図に示す階調電圧生成回路200は、図3に示す第3実施形態と比較すると、オペアンプ31,41の反転入力端子や非反転入力端子に対して、所定電圧Va,Vb,Vc,Vdではなく、トランジスタ分圧回路170にて生成した電圧(後述の電圧Vref)や階調基準電圧VH,VLを入力している点を除くと、同一である。そこで、以下の説明では、図3に示す階調電圧生成回路100と共通する構成については、図3と同じ符号を付して説明を省略する。
図13において、階調電圧生成回路200は、オペアンプ31,41の非反転入力端子31b、41bに入力する電圧を生成するための構成として、トランジスタ分圧回路170を備えている。トランジスタ分圧回路170は、NチャネルMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)171(以下、nFET171と記載する。)と、NチャネルMOSFET172(以下、nFET172と記載する。)を備えている。
nFET171とnFET172は、nFET171のソース端子とnFET172のドレイン端子を接続することにより直列接続されている。なお、以下では、nFET171とnFET172の接続点N4に発生する電圧を電圧Vrefと呼ぶことにする。また、図13には、2つのNチャネルMOSFETを直列接続してトランジスタ分圧回路170を形成する例を示してあるが、むろん、トランジスタ分圧回路170は、2つのPチャネルMOSFETを直列接続して形成することもできる。このように、MOSトランジスタを用いて電圧Vrefを生成する構成とすることにより、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)製造プロセスを用いてトランジスタ分圧回路170を作成することができる。
トランジスタ分圧回路170は、階調基準電圧VHの信号ラインL1と階調基準電圧VLの信号ラインL2の間を接続している。これにより、nFET171のドレインには階調基準電圧VHが入力され、nFET172のソースには階調基準電圧VLが入力される。また、nFET171のゲートは、階調基準電圧VHの信号ラインL1に接続され、nFET172のゲートは、当該nFET172のドレインに接続されている。すなわち、nFET171,172は、ゲートとドレインを接続した、いわゆるダイオード接続の構成になっている。
これにより、nFET171は、階調基準電圧VHと電圧Vrefとの電位差に応じた抵抗として機能する。すなわち、nFET171には、階調基準電圧VHと電圧Vrefとの電位差に応じた電流が流れることになる。
同様に、nFET172は、電圧Vrefと階調基準電圧VLとの電位差に応じた抵抗として機能する。すなわち、nFET172には、電圧Vrefと階調基準電圧VLとの電位差に応じた電流が流れることになる。
このとき、接続点N4に発生する電圧Vrefは、階調基準電圧VHと階調基準電圧VLの電位差(VH−VL)を、nFET171のソース−ドレイン間に発生する電位差ΔV1と、nFET172のソース−ドレイン間に発生する電位差ΔV2との比率(ΔV1:ΔV2)に応じて分圧した電圧((VH−VL)×(ΔV2/(ΔV1+ΔV2))となる 。
ここで、電圧Vrefは、nFET171とnFET172の寸法の比率、又はnFET171とnFET172のアスペクト比の比率に応じた値となる。すなわち、nFET171とnFET172の寸法もしくはアスペクト比を同一にすれば、接続点N4に発生する電圧Vrefを、階調基準電圧VHと階調基準電圧VLの中間電圧Vmとすることができる。なお、FETの寸法とはチャネル幅Wとチャネル長Lのことであり、FETのアスペクト比とはチャネル幅Wとチャネル長Lの比率、すなわち、W/Lのことである。
以上のように構成されたトランジスタ分圧回路170の接続点N4は、増幅回路30のオペアンプ31の非反転入力端子31b及び増幅回路40のオペアンプ41の非反転入力端子41bに接続されており、これら非反転入力端子31b、41bには、トランジスタ分圧回路170の有する電圧/電流変換機能及び電流/電圧変換機能を用いて生成された電圧Vrefが入力されることになる。
ここで、電圧Vrefとして中間電圧Vmを入力する場合、増幅回路30は、中間電圧Vmよりも高電圧側の分割点D128を調整することになり、増幅回路40は、中間電圧Vmよりも低電圧側の分割点D033を調整することになる。このとき、増幅回路30を構成するオペアンプ31の反転入力端子31aに対しては、第1抵抗32を介して階調基準電圧VLを入力し、増幅回路40のオペアンプ41を構成する反転入力端子41aには、第1抵抗42を介して階調基準電圧VHを入力する。
これにより、増幅回路30の出力電圧VGHや増幅回路40の出力電圧VGLは、下記式(3)、(4)に示す値に調整されることになる。
Figure 0006058289
Figure 0006058289
すなわち、増幅回路30の出力電圧の調整可能範囲は、中間電圧Vmから階調基準電圧VHの範囲となり、増幅回路40の出力電圧の調整可能範囲は、階調基準電圧VLから中間電圧Vmの範囲になる。これにより、増幅回路30,40によって調整された階調電圧を用いて形成されるγ補正カーブを適切且つ滑らかなものとすることができる。
(E)第5実施形態:
次に、上述した第3実施形態や第4実施形態に係る階調電圧生成回路を備えた具体的な機器の一例について説明する。図14は、図3若しくは図13に示す階調電圧生成回路を備えるデジタルカメラ300(撮像装置、表示装置)の構成を示すブロック図である。なお、デジタルカメラ300としては、静止画を撮像するデジタルスチルカメラであってもよいし、動画を撮影するデジタルビデオカメラであってもよい。
図14に示すデジタルカメラ300は、ズーム光学系を含むレンズ310、イメージセンサ部320、信号処理部330、表示部340、コーデック処理部350、媒体記録部360、制御部370、及び操作入力部380を備える。
イメージセンサ部320は、撮像信号(画素データに対応する信号)を信号処理部330に供給する。
信号処理部330は、供給される撮像信号に対して、ホワイトバランス処理、ガンマ補正処理、色分離処理等の所定の信号処理を施し、表示部340およびコーデック処理部350に供給する。なお、信号処理部330は、表示部340とコーデック処理部350のそれぞれに対して独立して信号処理を施すことが可能である。
なお、デジタルカメラ300は、上述した第3実施形態に係る階調電圧生成回路100又は第4実施形態に係る階調電圧生成回路200に相当する階調電圧生成回路390を備えており、信号処理部330又は表示部340の駆動回路は、階調電圧生成回路390から供給される階調電圧に応じてガンマ補正を行う。
表示部340は、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等で構成され、信号処理部330からの画像信号に基づいた画像を画面に表示する。これらのディスプレイは、表示部340に入力される画像データに基づいて、液晶表示パネルやEL表示パネルを駆動するための駆動回路を備えている。そして、表示部340は、この駆動回路においてガンマ補正を行うように構成することも可能であり、この場合、当該駆動回路に対し、上述した階調電圧を入力することになる。
コーデック処理部350は、信号処理部330からの撮像信号を所定の圧縮方式により圧縮し、媒体記録部360に供給する。媒体記録部360は、制御部370の制御に基づいて、信号処理部330からの撮像信号を、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスクなどの記録媒体に記憶する。この記録媒体は、デジタルカメラ300に対して着脱可能なようになされていても良い。
制御部370は、操作入力部380により入力されたユーザの操作入力に基づいて、イメージセンサ部320、信号処理部330、表示部340、コーデック処理部350、媒体記録部360、及び階調電圧生成回路390を制御する。
デジタルカメラ300の使用者は、操作入力部380を介して制御部370に対する操作入力を行うことができる。操作入力部380は、撮像を指令するシャッタボタンをはじめとして、例えば、ジョグダイヤル、キー、レバー、ボタン、またはタッチパネルなどにより構成可能である。操作入力部380は、ユーザによる操作を受け付けると、当該操作に対応する操作信号を制御部370に入力する。
制御部370は、例えば、操作入力部380から供給されるγ補正カーブを変更するための操作信号に応じて、増幅回路30又は増幅回路40における増幅率を変更するための制御信号を階調電圧生成回路390に入力する。これにより、階調電圧生成回路390の出力する階調電圧が、所望のγ補正カーブを表す階調電圧に変更される。
このとき、信号処理部330又は表示部340の駆動回路は、変更された階調電圧に基づいてガンマ補正を行う。従って、イメージセンサ部320から入力された画像データや記録媒体から読み出した画像データに対して所望のガンマ補正が為される。これにより、所望のガンマ補正が行われた画像が表示部340に表示されたり、媒体記録部360に記録されたりする。
)まとめ:
上述した第1実施形態に係る表示装置は、画像を2以上の階調で表示可能であって、抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路C11と、前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて前記画像に対してガンマ補正を行うガンマ補正部C12と、所定の電圧を増幅して前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも1つに入力する増幅回路C14と、増幅回路C14の増幅率を調整するための調整部C15と、を備えている。これにより、回路面積や消費電力の増大を抑制しつつ、多様なγ補正カーブの高速な切り替えに対応したガンマ補正が可能となる。
また、上述した第2実施形態に係る表示装置は、画像を2以上の階調で表示部に表示可能であって、抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路C21と、前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて前記画像に対してガンマ補正を行うガンマ補正部C22と、前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも2つに生じる電圧を増減調整するための電圧調整部C24と、を備えている。これにより、回路面積や消費電力の増大を抑制しつつ、多様なγ補正カーブの高速な切り替えに対応したガンマ補正が可能となる。また、γ補正カーブの調整に係る自由度が向上する。
また、上述した第3実施形態や第4実施形態に係る階調電圧生成回路は、抵抗分割回路10を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、抵抗分割回路10の分割点に生じる電圧を用いて階調電圧を生成する階調電圧出力部20と、所定の電位差を適宜の増幅率で増幅して抵抗分割回路10の分割点の少なくとも1つに入力する増幅回路30,40と、増幅回路30,40の増幅率を調整するための増幅率調整部50と、を備えている。これにより、様々なγ補正カーブに対応する階調電圧を適宜に出力可能となる。これにより、回路面積や消費電力の増大を抑制しつつ、多様なγ補正カーブの高速な切り替えに対応したガンマ補正が可能となる。
なお、本技術は上述した実施形態や変形例に限られず、上述した実施形態および変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、公知技術並びに上述した実施形態および変形例の中で開示した各構成を相互に置換したり組み合わせを変更したりした構成、等も含まれる。また,本技術の技術的範囲は上述した実施形態に限定されず,特許請求の範囲に記載された事項とその均等物まで及ぶものである。
そして、本技術は、以下のような構成を取ることができる。
(1) 画像を2以上の階調で表示可能な表示装置であって、
抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、
前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて前記画像に対してガンマ補正を行うガンマ補正部と、
所定の電圧を増幅して前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも1つに入力する増幅回路と、
前記増幅回路の増幅率を調整するための調整部と、
を備える表示装置。
(2) 2つ以上の前記増幅回路を備え、
前記抵抗分割回路は、少なくとも3つの抵抗を直列接続して構成され、
2つ以上の前記増幅回路は、前記抵抗分割回路の互いに異なる分割点に前記所定の電圧を増幅した電圧を入力する(1)に記載の表示装置。
(3) 前記増幅回路は、低インピーダンス出力である(1)又は(2)に記載の表示装置。
(4) 前記増幅回路は、所定の電圧を増幅出力するオペアンプを有し、当該オペアンプの出力端子が前記抵抗分割回路の分割点のいずれかに接続されている(1)〜(3)の何れか1項に記載の表示装置。
(5) 前記抵抗分割回路は、2つの階調基準電圧の間を接続しており、
前記増幅回路は、前記所定の電圧を増幅出力するオペアンプを有し、当該オペアンプの出力端子が前記2つの階調基準電圧の中間電圧よりも高電圧寄りの前記分割点に接続されており、前記オペアンプの反転入力端子に、前記2つの階調基準電圧の低い方を入力されている(1)〜(4)の何れか1項に記載の表示装置。
(6) 前記抵抗分割回路は、2つの階調基準電圧の間を接続しており、
前記増幅回路は、前記所定の電圧を増幅出力するオペアンプを有し、当該オペアンプの出力端子が前記2つの階調基準電圧の中間電圧よりも低電圧寄りの前記分割点に接続されており、前記オペアンプの反転入力端子に、前記2つの階調基準電圧の高い方を入力されている(1)〜(4)の何れか1項に記載の表示装置。
(7) 前記増幅回路は、前記所定の電圧を増幅出力するオペアンプを有し、 前記調整部は、前記オペアンプに負帰還をかける第1抵抗の抵抗値と、前記オペアンプの反転入力端子に接続して入力を加えるための第2抵抗の抵抗値と、の比率を調整することにより、前記増幅回路の増幅率を調整する(1)〜(6)の何れか1項に記載の表示装置。
(8) 前記抵抗分割回路は、2つの階調基準電圧の間を接続しており、
当該表示装置は、直列接続した2以上のトランジスタを用いて前記2つの階調基準電圧の電位差を分圧するトランジスタ分圧回路を更に備え、
前記増幅回路は、前記2つの階調基準電圧の何れかと、前記トランジスタ分圧回路の出力する分圧との電位差を、前記所定の電圧として増幅する(1)〜(7)の何れか1項に記載の表示装置。
(9) 前記トランジスタ分圧回路は、2つのトランジスタで構成され、
前記トランジスタ分圧回路を構成する2つのトランジスタは、同一のアスペクト比である(8)に記載の表示装置。
(10) 前記トランジスタ分圧回路は、2つのトランジスタで構成され、
前記トランジスタ分圧回路を構成する2つのトランジスタは、同一寸法である(8)に記載の表示装置。
(11) 画像を2以上の階調で表示部に表示可能な表示装置であって、
抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、
前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて前記画像に対してガンマ補正を行うガンマ補正部と、
前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも2つに生じる電圧を増減調整するための電圧調整部と、
を備える表示装置。
(12) 被写体を撮像して階調画像を作成可能な撮像装置であって、
抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、
前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて、前記階調画像に対してガンマ補正を行うガンマ補正部と、
所定の電圧を増幅して前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも1つに入力する増幅回路と、
前記増幅回路の増幅率を調整するための調整部と、
を備える撮像装置。
(13) 抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、
前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて階調電圧を生成する階調電圧生成部と、
所定の電圧を増幅して前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも1つに入力する増幅回路と、
前記増幅回路の増幅率を調整するための調整部と、
を備える階調電圧生成回路。
C1…表示装置、C11…分圧回路、C12…ガンマ補正部、C13…ディスプレイ、C14…増幅回路、C15…調整部、
C2…表示装置、C21…分圧回路、C22…ガンマ補正部、C23…ディスプレイ、C24…電圧調整部、
10…抵抗分割回路、20…階調電圧出力部、23…制御部、30…増幅回路、31…オペアンプ、31a…反転入力端子、31b…非反転入力端子、31c…出力端子、32…第1抵抗、33…第2抵抗、40…増幅回路、41…オペアンプ、41a…反転入力端子、41b…非反転入力端子、41c…出力端子、42…第1抵抗、43…第2抵抗、50…増幅率調整部、51…制御部、52…抵抗群、53…抵抗選択回路、100…階調電圧生成回路、211,212,21n…階調選択部、221,222,22n…バッファ、A1…増幅率、A2…増幅率、D001〜D254…分割点、I…貫通電流、L1…信号ライン、L2…信号ライン、N1,N2,N3…ノード、R1〜R4…抵抗、R5…抵抗、R001〜R255…抵抗、T1〜T3…FET、VH…階調基準電圧、VL…階調基準電圧、Vm…電圧、Va…所定電圧、Vb…所定電圧、Vc…所定電圧、Vd…所定電圧、VGH…出力電圧、VGL…出力電圧、VGH1…下限電圧、VGH2…上限電圧、VGL1…下限電圧、VGL2…上限電圧、Vg1〜Vgn…階調電圧、V000〜V255…電圧、
200・・・階調電圧生成回路、170・・・トランジスタ分圧回路、171・・・NチャネルMOSFET、172・・・NチャネルMOSFET
300・・・デジタルカメラ、310・・・レンズ、320・・・イメージセンサ部、330・・・信号処理部、340・・・表示部、350・・・コーデック処理部、360・・・媒体記録部、370・・・制御部、380・・・操作入力部、390・・・階調電圧生成回路

Claims (13)

  1. 画像を2以上の階調で表示可能な表示装置であって、
    抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、
    前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて前記画像に対してガンマ補正を行うガンマ補正部と、
    所定の電圧を増幅して前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも1つに入力する増幅回路と、
    前記増幅回路の増幅率を調整するための調整部と、
    を備え
    前記抵抗分割回路は、2つの階調基準電圧の間を接続しており、
    前記増幅回路は、前記所定の電圧を増幅出力するオペアンプを有し、当該オペアンプの出力端子が前記2つの階調基準電圧の中間電圧よりも高電圧寄りの前記分割点に接続されており、前記オペアンプの反転入力端子に、前記2つの階調基準電圧の低い方を入力されている表示装置。
  2. 画像を2以上の階調で表示可能な表示装置であって、
    抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、
    前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて前記画像に対してガンマ補正を行うガンマ補正部と、
    所定の電圧を増幅して前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも1つに入力する増幅回路と、
    前記増幅回路の増幅率を調整するための調整部と、
    を備え、
    前記抵抗分割回路は、2つの階調基準電圧の間を接続しており、
    前記増幅回路は、前記所定の電圧を増幅出力するオペアンプを有し、当該オペアンプの出力端子が前記2つの階調基準電圧の中間電圧よりも低電圧寄りの前記分割点に接続されており、前記オペアンプの反転入力端子に、前記2つの階調基準電圧の高い方を入力されている表示装置。
  3. 前記増幅回路は、低インピーダンス出力である請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記調整部は、前記オペアンプに負帰還をかける第1抵抗の抵抗値と、前記オペアンプの反転入力端子に接続して入力を加えるための第2抵抗の抵抗値と、の比率を調整することにより、前記増幅回路の増幅率を調整する請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の表示装置。
  5. 当該表示装置は、直列接続した2以上のトランジスタを用いて前記2つの階調基準電圧の電位差を分圧するトランジスタ分圧回路を更に備え、
    前記増幅回路は、前記2つの階調基準電圧の何れかと、前記トランジスタ分圧回路の出力する分圧との電位差を、前記所定の電圧として増幅する請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の表示装置。
  6. 前記トランジスタ分圧回路は、2つのトランジスタで構成され、
    前記トランジスタ分圧回路を構成する2つのトランジスタは、同一のアスペクト比である請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記トランジスタ分圧回路は、2つのトランジスタで構成され、 前記トランジスタ分圧回路を構成する2つのトランジスタは、同一寸法である請求項5又は請求項6に記載の表示装置。
  8. 画像を2以上の階調で表示部に表示可能な表示装置であって、
    抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、
    前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて前記画像に対してガンマ補正を行うガンマ補正部と、
    前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも2つに生じる電圧を増減調整するための電圧調整部と、
    を備え
    前記抵抗分割回路は、2つの階調基準電圧の間を接続しており、
    前記電圧調整部は、前記所定の電圧を増幅出力するオペアンプを有し、当該オペアンプの出力端子が前記2つの階調基準電圧の中間電圧よりも高電圧寄りの前記分割点に接続されており、前記オペアンプの反転入力端子に、前記2つの階調基準電圧の低い方を入力されている表示装置。
  9. 画像を2以上の階調で表示部に表示可能な表示装置であって、
    抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、
    前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて前記画像に対してガンマ補正を行うガンマ補正部と、
    前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも2つに生じる電圧を増減調整するための電圧調整部と、
    を備え、
    前記抵抗分割回路は、2つの階調基準電圧の間を接続しており、
    前記電圧調整部は、前記所定の電圧を増幅出力するオペアンプを有し、当該オペアンプの出力端子が前記2つの階調基準電圧の中間電圧よりも低電圧寄りの前記分割点に接続されており、前記オペアンプの反転入力端子に、前記2つの階調基準電圧の高い方を入力されている表示装置。
  10. 被写体を撮像して階調画像を作成可能な撮像装置であって、
    抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、
    前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて、前記階調画像に対してガンマ補正を行うガンマ補正部と、
    所定の電圧を増幅して前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも1つに入力する増幅回路と、
    前記増幅回路の増幅率を調整するための調整部と、
    を備え、
    前記抵抗分割回路は、2つの階調基準電圧の間を接続しており、
    前記増幅回路は、前記所定の電圧を増幅出力するオペアンプを有し、当該オペアンプの出力端子が前記2つの階調基準電圧の中間電圧よりも高電圧寄りの前記分割点に接続されており、前記オペアンプの反転入力端子に、前記2つの階調基準電圧の低い方を入力されている撮像装置。
  11. 被写体を撮像して階調画像を作成可能な撮像装置であって、
    抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、
    前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて、前記階調画像に対してガンマ補正を行うガンマ補正部と、
    所定の電圧を増幅して前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも1つに入力する増幅回路と、
    前記増幅回路の増幅率を調整するための調整部と、
    を備え、
    前記抵抗分割回路は、2つの階調基準電圧の間を接続しており、
    前記増幅回路は、前記所定の電圧を増幅出力するオペアンプを有し、当該オペアンプの出力端子が前記2つの階調基準電圧の中間電圧よりも低電圧寄りの前記分割点に接続されており、前記オペアンプの反転入力端子に、前記2つの階調基準電圧の高い方を入力されている撮像装置
  12. 抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、
    前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて階調電圧を生成する階調電圧生成部と、
    所定の電圧を増幅して前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも1つに入力する増幅回路と、
    前記増幅回路の増幅率を調整するための調整部と、
    を備え、
    前記抵抗分割回路は、2つの階調基準電圧の間を接続しており、
    前記増幅回路は、前記所定の電圧を増幅出力するオペアンプを有し、当該オペアンプの出力端子が前記2つの階調基準電圧の中間電圧よりも高電圧寄りの前記分割点に接続されており、前記オペアンプの反転入力端子に、前記2つの階調基準電圧の低い方を入力されている階調電圧生成回路。
  13. 抵抗分割回路を用いて複数の電圧を生成する分圧回路と、
    前記抵抗分割回路の分割点に生じる電圧を用いて階調電圧を生成する階調電圧生成部と、
    所定の電圧を増幅して前記抵抗分割回路の分割点の少なくとも1つに入力する増幅回路と、
    前記増幅回路の増幅率を調整するための調整部と、
    を備え
    前記抵抗分割回路は、2つの階調基準電圧の間を接続しており、
    前記増幅回路は、前記所定の電圧を増幅出力するオペアンプを有し、当該オペアンプの出力端子が前記2つの階調基準電圧の中間電圧よりも低電圧寄りの前記分割点に接続されており、前記オペアンプの反転入力端子に、前記2つの階調基準電圧の高い方を入力されている階調電圧生成回路。
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