JP6054536B2 - 車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体構造に係り、特に、サイドシルとピラーとの接合部を含む下部車体構造に関する。
近時、車両は走行性能、居住性、燃費性能等を総合的に向上するために、車体剛性とともに軽量化が求められる。また、車体構造は、車両の仕様や仕向け地によって要求される車体剛性および強度等が異なるため、車両の仕様等に適合した種々のバリエーションが必要となる。
従来、車体のサイドシルの剛性を高める手段として、サイドシルの内部を仕切るようにエクステンションを車体の前後方向に沿って配置したり(例えば、特許文献1参照)、サイドシル断面内に閉断面を閉塞するようにバルクヘッドを配置したり(例えば、特許文献2参照)する車体構造が知られている。
特許文献1に記載された車体構造では、センタピラーインナパネル8の下端部をサイドシル断面内に通して、サイドシルを構成するフロアコンパートメント7とサイドシルインナ9とともに3枚を合わせて接合している。
これにより、サイドシルの上下方向の潰れ変形および左右方向の圧縮変形を抑制して、剛性および強度を向上している。
特許文献2に記載された車体構造では、サイドシル16とセンタピラー32とクロスメンバ57との交差部において、サイドシル断面内にバルクヘッド17を配置している。
これにより、バルクヘッド17でサイドシル16の断面変形ないしねじれを抑制して剛性および強度を向上するとともに、側突荷重をセンタピラー32およびサイドシル16からバルクヘッド17を介してクロスメンバ57に効率的に伝達して、側突時における車室内空間の変形量を抑制することができる。
特開平6−166384号公報(図1参照) 特開2011−240886号公報(図2参照)
しかしながら、特許文献1に記載の車体構造では、サイドシル断面内をセンタピラーインナで仕切るために、一体に成形されたセンタピラーインナの下端部をサイドシルに直接接合して補強する構造であるから、車両の仕様変更に迅速、かつ柔軟に適合できないという課題があった。
つまり、車両の仕様や仕向け地によってさらに剛性を向上させたい場合や剛性よりも重量軽減や歩留まりを優先させたい場合には、仕様等に応じた新たな成形型を準備してセンタピラーインナの形状自体を変更しなければならず、短期開発に影響を与え、成形型のコストの増加や歩留まりの悪化等の製造上の課題があった。
また、特許文献2に記載の車体構造では、サイドシル断面内にバルクヘッド17を配置しているために、特許文献1に記載の車体構造のようにセンタピラーインナの下端をサイドシル断面内に通して接合することができないという問題があった。
つまり、車両の仕様や仕向け地によって高い剛性を確保できるバルクヘッドを追加しなければならないほどの車体剛性は求められていないが、バルクヘッドを廃止した場合には車体剛性が不足するようなときには好適に対応できないため、必要最小限の重量増加で必要な剛性および強度を満足することが困難であるという課題があった。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、車両の仕様や仕向け地の規格上の要求に対して、必要最小限の重量増加で適切な剛性および強度を確保することができる車体構造を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、請求の範囲第1項に係る発明は、車体側部で前後方向に延びる左右一対のサイドシルと、該サイドシルに下端が接合されて上方に延びるピラーと、を有する車体構造であって、前記サイドシルは、互いに対向する一対のアウタ上壁およびアウタ下壁と、該アウタ上壁およびアウタ下壁の車幅外側端部に連続するアウタ側壁と、前記アウタ上壁の車幅内側端部から上方に延びるアウタ上フランジと、前記アウタ下壁の車幅内側端部から下方に延びるアウタ下フランジと、によりハット状断面に形成されたサイドシルアウタと、互いに対向する一対のインナ上壁およびインナ下壁と、該インナ上壁およびインナ下壁の車幅内側端部に連続するインナ側壁と、前記インナ上壁の車幅外側端部から上方に延びるインナ上フランジと、前記インナ下壁の車幅外側端部から下方に延びるインナ下フランジと、によりハット状断面に形成されたサイドシルインナと、を有し、前記アウタ上フランジと前記インナ上フランジとを接合し、前記アウタ下フランジと前記インナ下フランジとを接合することで閉断面に構成され、前記ピラーは、下端に、前記アウタ上フランジと前記インナ上フランジとに挟まれて接合された接合部と、該接合部から前記サイドシルの閉断面内に延びるとともに前後方向に所定間隔を空けて設けられた第1の延長部および第2の延長部と、を有し、上端が前記第1の延長部および第2の延長部のうち少なくとも一方に接合されるとともに、下端が前記アウタ下フランジと前記インナ下フランジとに挟まれて接合されたエクステンションを備えること、を特徴とする。
本発明に係る車体構造は、前記ピラーの下端に前記アウタ上フランジと前記インナ上フランジとに挟まれて接合された接合部を備えたことで、ピラーとサイドシルの上部とを接合して所定の剛性を確保することができる。
また、前記接合部から前記サイドシルの閉断面内に延びる第1の延長部および第2の延長部を備えたことで、第1の延長部および第2の延長部のうち少なくとも一方にエクステンションを接合することができるため、エクステンションの下端をサイドシルの下部に接合すれば、サイドシル断面の上下方向の潰れ変形、および左右方向の圧縮変形を抑制して、より強固な剛性を確保することができる。
このようにして、本発明に係る車体構造は、少なくとも2つの延長部を設けたことで、車両の仕様や仕向け地の規格上の要求に柔軟に適合する種々の剛性設計が可能となる。例えば、第1の延長部および第2の延長部のうち、一方にエクステンションを接合し、他方にはエクステンションを接合しない剛性設計や2つの延長部の両方にエクステンションを接合するより強度の高い剛性設計も適宜可能である。必要であればさらに、延長部の数を増やすことで、より好適な剛性設計が可能となる。
このため、本発明に係る車体構造は、必要最小限の重量増加で適切な剛性および強度等の車体性能を確保することができる。
また、本発明に係る車体構造は、エクステンションをピラーに対して別体で構成したことで、ピラーの形状を変更することなく、接合するエクステンションの数や形状により種々の剛性設計が可能であり、複数の延長部において、延長部の下端からサイドシルまでの間隔を統一ないし規格化することで、エクステンションの形状を規格集約化することができるため、短期開発に好適に寄与し、生産性および歩留まりを向上して工数低減を図ることができる。
請求の範囲第2項に係る発明は、請求の範囲第1項に記載の車体構造であって、前記エクステンションは、上端が前記第1の延長部および第2の延長部に接合されていること、を特徴とする。
本発明に係る車体構造は、前記エクステンションが前記第1の延長部および前記第2の延長部の両方に接合されているため、いずれか一方に接合されている場合よりも車体剛性および強度を向上することができる。
このため、車両の仕様や仕向け地の要求規格に対して、柔軟に適合する車体の剛性設計が可能であるから、必要最小限の重量増加で適切な剛性および強度を確保することができる。
請求の範囲第3項に係る発明は、請求の範囲第1項に記載の車体構造であって、前記第1の延長部および第2の延長部のうち一方の延長部に前記エクステンションを接合し、他方の延長部には前記エクステンションを接合せずに前記ピラーの下方に前記閉断面を閉塞するようにバルクヘッドを設け、前記バルクヘッドは、前記サイドシルアウタに接合されるとともに、前記他方の延長部よりも車幅内側に延びて前記サイドシルインナに近接するように配置されていること、を特徴とする。
本発明に係る車体構造は、一方の延長部にエクステンションを接合し、他方の延長部にはエクステンションを接合せずに前記ピラーの下方にバルクヘッドを設けたことで、エクステンションが前記第1の延長部および前記第2の延長部の両方に接合された場合よりも、車体の車幅方向の剛性および荷重伝達特性を向上することができる。
また、バルクヘッドの外側をサイドシルアウタに接合したことで、衝突荷重の入力時にバルクヘッドからサイドシルインナへ、そしてサイドシルインナから車体フロアないしクロスメンバへ早期に荷重伝達をすることができるため、衝突性能を高めることができる。
一方、バルクヘッドの内側をサイドシルインナに近接するように配置したことで、車両の走行時には、車体の振動がサイドシルインナから車体フロアへ伝達されることを回避して、居住性能および走行安定性を向上することができる。
このようにして、本発明に係る車体構造は、車両の仕様や仕向け地の規格上の要求に対して、柔軟に適合する車体の剛性設計を可能にし、必要最小限の重量増加で適切な剛性および強度を確保するとともに、車両の走行性能、居住性、および燃費性能、並びに荷重伝達性能等の衝突性能を総合的に向上することができる。
請求の範囲第4項に係る発明は、請求の範囲第3項に記載の車体構造であって、前記バルクヘッドは、前記他方の延長部に重なる下方位置に配置され、互いに対向する前後一対のバルク前壁およびバルク後壁と、該バルク前壁およびバルク後壁の車幅内側端部に連続するバルク側壁と、によりコ字状断面に構成され、前記バルク前壁は、前記バルク側壁に連続するバルク前壁下部と、該バルク前壁下部から上方に延びて前方に折り曲げられた前折り曲げ部と、該前折り曲げ部から上方に延びるバルク前壁上部と、を備え、前記バルク後壁は、前記バルク側壁に連続するバルク後壁下部と、該バルク後壁下部から上方に延びて後方に折り曲げられた後折り曲げ部と、該後折り曲げ部から上方に延びるバルク後壁上部と、を備え、前記バルク前壁上部と前記バルク後壁上部との間隔は、前記バルク前壁下部と前記バルク後壁下部との間隔よりも広いこと、を特徴とする。
本発明に係る車体構造は、バルクヘッドが前折り曲げ部および後折り曲げ部を備えたことで、車幅方向に沿って延びる凸状の稜線が形成され、車幅方向の荷重に対する耐力が増大するため、衝突荷重の伝達性能等の衝突性能を向上することができる。
また、前折り曲げ部および後折り曲げ部により、バルク前壁下部とバルク後壁下部の間隔(車体前後方向のスパン)よりもバルク前壁上部とバルク後壁上部の間隔の方を大きくすることができるため、バルクヘッドが配置される他方の延長部との干渉を回避しながらバルクヘッドのコンパクト化に寄与することができる。
請求の範囲第5項に係る発明は、請求の範囲第3項に記載の車体構造であって、前記バルクヘッドは、前記アウタ上壁に接合される上部接合部と、前記アウタ下壁に接合される下部接合部と、前記アウタ側壁に接合される側部接合部と、を備えること、を特徴とする。
本発明に係る車体構造は、バルクヘッドをサイドシルアウタに対して上部接合部、下部接合部、および側部接合部の3箇所で接合することで、サイドシル断面の上下左右方向の変形や断面のねじれ変形を抑制し、サイドシルの断面剛性および強度をより向上することができる。
請求の範囲第6項に係る発明は、請求の範囲第4項に記載の車体構造であって、前記バルクヘッドは、前記バルク側壁に前記車体前後方向に沿って延びるビードを備えること、を特徴とする。
本発明に係る車体構造は、バルク側壁にビードを備えたことで、バルク側壁の前後方向の圧縮引張変形に対する耐力や車幅方向の曲げ剛性が向上する。これにより、バルク側壁に連続するバルク前壁およびバルク後壁の車幅内側端部が前後方向および車幅方向に移動することを防止して、バルク前壁およびバルク後壁の倒れ変形を抑止することができる。
このため、側突時に入力された荷重をバルク前壁およびバルク後壁を介して確実にサイドシルインナおよび車体フロアに伝達することで、荷重伝達性能等の衝突性能を向上することができる。
請求の範囲第7項に係る発明は、請求の範囲第3項に記載の車体構造であって、前記バルクヘッドは、車体フロアを支持し車幅方向に延びるクロスメンバに対して、車幅方向に重なる位置に配置されていること、を特徴とする。
本発明に係る車体構造は、バルクヘッドをクロスメンバに対して車幅方向に重なる位置に配置したことで、車体の一方の側面に入力された荷重をサイドシルアウタからバルクヘッド、およびサイドシルインナを介してクロスメンバへと確実に伝達することができ、さらにはクロスメンバを介して車体の他方の側面まで分散させて伝達することができるため、荷重伝達性能、荷重分散性能等の衝突性能をより向上することができる。
本発明に係る車体構造は、車両の仕様や仕向け地の規格上の要求に対して、必要最小限の重量増加で適切な剛性および強度を確保することができる。
本発明の第1の実施形態に係る車体構造のサイドシル周りの外観を示す分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る車体構造における図1のセンタピラーの縁部でサイドシルを切断してエクステンションを示す一部破断した部分拡大斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るエクステンションを示す図であり、(a)は図2の部分拡大図、(b)はサイドシルの断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るエクステンションの接合状態を説明するための正面図であり、(a)はエクステンションを接合するピラーインナの延長部を示し、(b)は延長部にエクステンションを接合した状態であり、サイドシルアウタを外して外側から見た図である。 本発明の第1の実施形態に係るエクステンションの接合状態を説明するための正面図であり、(a)はサイドシルインナを外して内側から見た図であり、(b)は第1の延長部にのみエクステンションを接合した変形例を示す。 本発明の第2の実施形態に係る車体構造におけるバルクヘッドの取付状態を示す斜視図であり、サイドシルアウタを外した状態でピラーインナの下部を後方左側から見たものである。 本発明の第2の実施形態に係る車体構造におけるバルクヘッドの取付状態を示す図であり、(a)はサイドシルインナを外した状態で前方内側から見た斜視図であり、(b)は正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る車体構造におけるバルクヘッドを示す図であり、(a)は接合状態を説明するためのサイドシルの断面図、(b)は外観構成とビードを示す斜視図である。 本発明の変形例に係るエクステンションの接合状態を説明するための正面図であり、(a)は2つの延長部を連続してつながるようにした変形例であり、(b)は2つの延長部に1つのエクステンションを接合した変形例を示す。
本発明の第1の実施形態に係る車両(不図示)の車体構造1について適宜図1から図5を参照しながら詳細に説明する。なお、車両の種類は特に限定されないが、説明の便宜上、車両の方向について前後方向、上下方向、および車幅方向(左右方向)といい、車両の室内側を内側、車外側を外側という。
図1は、車体の左側面を前方外側から見た斜視図であり、フロントピラー11からリアホイルハウス12までの車体構造を示す。
本発明の第1の実施形態に係る車体構造1は、図1に示すように、車体側部で前後方向に延びるサイドシル2と、サイドシル2に下端が接合されて上方に延びるピラーであるセンタピラーインナ3と、センタピラーインナ3の下端部に接合されたエクステンション4(図2参照)と、サイドシル2に接合され車幅方向に延びるクロスメンバ9と、を備えている。
なお、以下の説明において、車体の左側の構造について説明するが、サイドシル2は左右一対であり車体の右側についても同様の構造とすることができる。また、ピラーとしてセンタピラー(センタピラーインナ3)を例として説明するが、フロントピラー11やリアピラー(不図示)についても同様の構造とすることができる。センタピラーインナをピラーインナ3と略称する。ピラーインナ3には、補強のためにピラースティフナ30が接合され、さらにボディサイドパネル等のアウタパネル(不図示)が接合されるが、特に限定されるものではないので詳細な説明は省略する。
サイドシル2は、図2に示すように、外側に大きく張り出すように配設されたサイドシルアウタ21と、内側に小さく張り出すように配設されたサイドシルインナ22と、を備えている。サイドシルアウタ21とサイドシルインナ22は、それぞれの上部と下部のフランジ部でスポット溶接等の溶接手段により接合され、閉断面を形成している。
サイドシルアウタ21は、図3に示すように、互いに対向する一対のアウタ上壁21aおよびアウタ下壁21bと、アウタ上壁21aおよびアウタ下壁21bの車幅外側端部に連続するアウタ側壁21cと、アウタ上壁21aの車幅内側端部から上方に延びるアウタ上フランジ21dと、アウタ下壁21bの車幅内側端部から下方に延びるアウタ下フランジ21eと、を備えている。
サイドシルアウタ21は、ハット状断面に形成され、アウタ上フランジ21dとアウタ下フランジ21eを内側にして、アウタ側壁21cを外側に張り出すような向きに配設されている。
サイドシルインナ22は、互いに対向する一対のインナ上壁22aおよびインナ下壁22bと、インナ上壁22aおよびインナ下壁22bの車幅内側端部に連続するインナ側壁22cと、インナ上壁22aの車幅外側端部から上方に延びるインナ上フランジ22dと、インナ下壁22bの車幅外側端部から下方に延びるインナ下フランジ22eと、を備えている。
サイドシルインナ22は、ハット状断面に形成され、インナ上フランジ22dとインナ下フランジ22eを内側にして、インナ側壁22cを内側に張り出すような向きに配設されている。
サイドシル2の上部では、サイドシルアウタ21のアウタ上フランジ21dとサイドシルインナ22のインナ上フランジ22dとの間にピラーインナ3が介在されて、サイドシルアウタ21とピラーインナ3とサイドシルインナ22とが一体として接合されている。
サイドシル2の下部では、サイドシルアウタ21のアウタ下フランジ21eとサイドシルインナ22のインナ下フランジ22eとの間にエクステンション4が介在され、サイドシルアウタ21とエクステンション4とサイドシルインナ22とが一体として接合されている。
ピラーインナ3は、図2に示すように、サイドシル2に接合される下端部が拡幅され上部に向かうにつれて幅が狭くなる形状で構成され(図4参照)、下端部の拡幅された裾野部分では、前側が後側よりも裾野が広がるように形成されている(図4(a)参照)。
ピラーインナ3の下端部は、図3と図4に示すように、アウタ上フランジ21dとインナ上フランジ22dとに挟まれて接合された接合部31(図4(b)参照)と、接合部31からサイドシル2の閉断面内に延びるように設けられた第1の延長部32および第2の延長部33と、を備えている。
第1の延長部32は、ピラーインナ3の下端の前端部に配設されている。第1の延長部32には、剛性をより向上するために上下方向に沿って外側に張り出して稜線をなした凸形状のボス部32aが形成されている。このボス部32aは、第1の延長部32の全幅に渡るように前後方向に平行に並べて一例として2筋が形成されている。
第2の延長部33は、第1の延長部32に対して前後方向に所定間隔を空けて、ピラーインナ3の下端の略中央部に配設されている。第2の延長部33は、第1の延長部32と同じ形状であるので詳細な説明は省略する。
なお、本実施形態においては、第1の延長部32と第2の延長部33の2箇所に延長部を設けたが、ピラーインナ3の幅等を考慮して適宜3箇所以上設けてもよい。また、第1の延長部32と第2の延長部33を隣接して連続して設けてもよい。
エクステンション4は、第1の延長部32の下端部に接合された第1のエクステンション41と、第2の延長部33の下端部に接合された第2のエクステンション42と、を備えている。第1のエクステンション41と第2のエクステンション42は、所定の同じ形状およびサイズになるように第1の延長部32と第2の延長部33の長さや幅が設定されている。
エクステンション4の形状やサイズを所定の規格に集約化することで、短期開発に好適に寄与し、生産性および歩留まりを向上してコスト低減を図ることができる。
第1のエクステンション41は、図3に示すように、矩形の平板形状をなし、上縁部が第1の延長部32の内側に接合され(図5(a)参照)、下縁部がアウタ下フランジ21eとインナ下フランジ22eとの間に接合されている。
第1のエクステンション41は、サイドシル2が形成する閉断面を上下方向に沿って仕切るように配設され、サイドシル2の上下方向の潰れ変形、および車幅方向の圧縮変形を抑制し、断面剛性および強度を向上する機能を奏する。
第1のエクステンション41には、剛性をより向上するために、上下方向に沿って内側に張り出して稜線をなした凸形状のビード41aが形成されている(図3(b)参照)。このビード41aは、第1の延長部32の全幅に渡るように前後方向に平行に並べて一例として3筋が形成されている。
第2のエクステンション42は、上縁部が第2の延長部33の内側に接合され、下縁部がアウタ下フランジ21eとインナ下フランジ22eとの間に接合されている。第2のエクステンション42は、第1のエクステンション41と同じ構成であるから詳細な説明は省略する。
なお、第1の実施形態に係る車体構造1においては、第1のエクステンション41および第2のエクステンション42をそれぞれ第1の延長部32および第2の延長部33に接合したが、図5(b)に示すように、車両の仕様や仕向け地の規格上の要求に応じて第1の延長部32および第2の延長部33のうち一方にのみ接合してもよい。
以上のように構成した車体構造1は、少なくとも2つの延長部32,33を設けたことで、車両の仕様や仕向け地の規格上の要求に柔軟に適合する種々の剛性設計が可能となる。例えば、第1の延長部32および第2の延長部33のうち、一方にエクステンション4を接合し、他方にはエクステンション4を省略して配置しない剛性設計や2つの延長部32,33の両方にエクステンションを接合するより強度の高い剛性設計も適宜可能である。必要であればさらに、延長部32,33の数を増やすことで、必要最小限の重量増加でより好適な剛性設計が可能となる。
また、車体構造1は、エクステンション4をピラーインナ3に対して別体で構成したことで、ピラーインナ3の形状を変更することなく、接合するエクステンション4の数や形状により種々の剛性設計が可能である。また、複数の延長部32,33において、延長部32,33の下端からサイドシル2までの間隔を統一ないし規格化することで、エクステンション4の形状を規格集約化することができるため、短期開発に好適に寄与し、生産性および歩留まりを向上して工数低減を図ることができる。
続いて、本発明の第2の実施形態に係る車体構造10について、図6から図8を参照しながら説明する。参照する図6は、サイドシルアウタを外した状態でピラーインナの下部を後方外側から見た斜視図である。図7の(a)は、サイドシルインナを外した状態で前方内側から見た斜視図であり、(b)は正面図である。
第2の実施形態に係る車体構造10は、図6に示すように、第1の延長部32および第2の延長部33のうち一方の第1の延長部32に接合されたエクステンション41と、他方の第2の延長部33に重なる下方位置に配設されたバルクヘッド5と、を備えている。
なお、車体構造10は、第1の実施形態に係る車体構造1に対して、主としてバルクヘッド5を配設した点で相違し、他の構成は同様であるから同様な構成については同じ符号を付して、詳細な説明は省略する。
バルクヘッド5は、互いに対向する前後一対のバルク前壁51およびバルク後壁52と、バルク前壁51およびバルク後壁52の車幅内側端部に連続するバルク側壁53と、により軽量化されたコ字状断面に構成されている。
バルクヘッド5は、図8(a)に示すように、サイドシル2の閉断面を閉塞するように配設され、サイドシルアウタ21に接合されて保持され、サイドシルインナ22にバルク側壁53が近接するようにサイドシルインナ22とバルク側壁53との間に隙間δを設けて配設されている。
バルクヘッド5とサイドシルアウタ21との接合部は、アウタ上壁21aに接合される上部接合部5Aと、アウタ下壁21bに接合される下部接合部5Bと、アウタ側壁21cに接合される側部接合部5Cと、の3箇所であり、スポット溶接等の溶接手段により接合されている。
バルク前壁51は、図8(b)に示すように、バルク側壁53に連続するバルク前壁下部51aと、バルク前壁下部51aから上方に延びて前方に折り曲げられた前折り曲げ部51bと、前折り曲げ部51bから上方に延びるバルク前壁上部51cと、を備えている。
かかる構成により、バルク前壁51は、前折り曲げ部51bにより、車幅方向に沿って延びる凸状の稜線を備えたことで、車幅方向の荷重に対する耐力が増大するため、衝突荷重の伝達性能等の衝突性能を向上することができる。
バルク後壁52は、バルク側壁53に連続するバルク後壁下部52aと、バルク後壁下部52aから上方に延びて後方に折り曲げられた後折り曲げ部52bと、後折り曲げ部52bから上方に延びるバルク後壁上部52cと、を備えている。
バルク後壁52は、バルク前壁51に対して左右対象であるが、同様の構成であるので詳細な説明は省略する。
そして、バルクヘッド5は、前折り曲げ部51bおよび後折り曲げ部52bにより、バルク前壁下部51aとバルク後壁下部52aの間隔(車体前後方向のスパン)よりもバルク前壁上部51cとバルク後壁上部52cの間隔の方が広くなっている。
このため、バルクヘッド5が配置される第2の延長部33との干渉を回避しながらバルクヘッド5のコンパクト化に寄与することができる。
バルク側壁53は、剛性をより向上するために、車体前後方向に沿って延びるビード53aを備えている。ビード53aは、車幅方向外側に張り出して凸形状をなしている。
車体構造10は、バルク側壁53にビード53aを備えたことで、バルク側壁53の剛性が向上するため、バルク前壁51およびバルク後壁52の倒れ変形を抑止することができる。また、バルク前壁51とバルク後壁52をバルク側壁53で一体として連結したことで、バルク前壁51とバルク後壁52のねじれ剛性を向上させ、サイドシル2の変形を抑制することができる。
バルクヘッド5は、図6と図8(a)に示すように、車体フロア13を支持し車幅方向に延びるクロスメンバ9に対して、車幅方向に重なる位置に配置されている。
かかる構成により、車体の一方の側面に入力された荷重をサイドシルアウタ21からバルクヘッド5、およびサイドシルインナ22を介してクロスメンバ9へと確実に伝達することができ、さらにはクロスメンバ9を介して車体の他方の側面まで分散させて伝達することができるため、荷重伝達性能、荷重分散性能等の衝突性能をより向上することができる。
以上のように構成された本発明の第2の実施形態に係る車体構造10の動作について、主として図8を参照しながら説明する。
車体構造10は、第1の延長部32にエクステンション41を接合し、第2の延長部33に重なる下方位置にバルクヘッド5を配設したことで、エクステンション4が第1の延長部32および第2の延長部33の両方に接合された場合よりも、車体の車幅方向の剛性および荷重伝達特性を向上することができる。
また、バルクヘッド5の外側をサイドシルアウタ21に接合したことで、側突時に車体に入力された荷重をバルク前壁51およびバルク後壁52を介して早期に確実にサイドシルインナ22およびクロスメンバ9および車体フロア13(図8(a)参照)に伝達することで、荷重伝達性能等の衝突性能を向上することができる。
一方、バルクヘッド5の内側をサイドシルインナ22に隙間δを設けて近接するように配置したことで、車両の走行時には、車体の振動がサイドシルインナ22から車体フロア13へ伝達されることを回避して、居住性能および走行安定性を向上することができる。また、バルクヘッド5をサイドシルアウタ21に接合しサイドシルインナ22には接合しないことで、閉断面を形成するサイドシル2の組み付け性を向上することができる。
このようにして、本発明の第2の実施形態に係る車体構造10は、車両の仕様や仕向け地の規格上の要求に対して、柔軟に適合する車体の剛性設計を可能にし、必要最小限の重量増加で適切な剛性および強度を確保するとともに、車両の走行性能、居住性、および燃費性能、並びに荷重伝達性能等の衝突性能を総合的に向上することができる。
以上、本発明の第2の実施形態について説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されず、適宜変形して実施することが可能である。例えば、本実施形態においては、第1の延長部32にエクステンション41を接合し、第2の延長部33に重なる下方位置にバルクヘッド5を配設したが、車両の仕様等に応じて延長部を3箇所以上設けてバルクヘッド5を2箇所以上に配設してもよい。
また、本実施形態においては、第1の延長部32と第2の延長部33を別個独立に離隔して配置したが、第1の延長部32Aと第2の延長部33Aが連続してつながるように一体に形成してもよい(図9(a)参照)。また、本実施形態においては、図5(a)に示すように、第1の延長部32と第2の延長部33のうち第1の延長部32にエクステンション41を接合したが、図9(b)に示すように、第1の延長部32と第2の延長部33の両方に接合するように1つのエクステンション43を配設してもよい。
第2の実施形態においては、第2の延長部33に重なる下方位置にコ字状断面のバルクヘッド5を配置したが、これに限定されるものではなく、コ字状断面の形状に限定されるものではなくブロック形状でもよく、第2の延長部33に重ならない横位置に配置してもよい。
1、10 車体構造
2 サイドシル
3 ピラーインナ(ピラー)
4 エクステンション
5 バルクヘッド
5A 上部接合部
5B 下部接合部
5C 側部接合部
9 クロスメンバ
11 フロントピラー
12 リアホイルハウス
13 車体フロア
21 サイドシルアウタ
21a アウタ上壁
21b アウタ下壁
21c アウタ側壁
21d アウタ上フランジ
21e アウタ下フランジ
22 サイドシルインナ
22a インナ上壁
22b インナ下壁
22c インナ側壁
22d インナ上フランジ
22e インナ下フランジ
30 ピラースティフナ
31 接合部
32 第1の延長部
33 第2の延長部
41 エクステンション
41a ビード
42 エクステンション
51 バルク前壁
51a バルク前壁下部
51b 前折り曲げ部
51c バルク前壁上部
52 バルク後壁
52a バルク後壁下部
52b 後折り曲げ部
52c バルク後壁上部
53 バルク側壁
53a ビード

Claims (7)

  1. 車体側部で前後方向に延びるサイドシルと、
    該サイドシルに下端が接合されて上方に延びるピラーと、を有する車体構造であって、
    前記サイドシルは、
    互いに対向する一対のアウタ上壁およびアウタ下壁と、該アウタ上壁およびアウタ下壁の車幅外側端部に連続するアウタ側壁と、前記アウタ上壁の車幅内側端部から上方に延びるアウタ上フランジと、前記アウタ下壁の車幅内側端部から下方に延びるアウタ下フランジと、によりハット状断面に形成されたサイドシルアウタと、
    互いに対向する一対のインナ上壁およびインナ下壁と、該インナ上壁およびインナ下壁の車幅内側端部に連続するインナ側壁と、前記インナ上壁の車幅外側端部から上方に延びるインナ上フランジと、前記インナ下壁の車幅外側端部から下方に延びるインナ下フランジと、によりハット状断面に形成されたサイドシルインナと、を有し、
    前記アウタ上フランジと前記インナ上フランジとを接合し、前記アウタ下フランジと前記インナ下フランジとを接合することで閉断面に構成され、
    前記ピラーは、
    下端に、前記アウタ上フランジと前記インナ上フランジとに挟まれて接合された接合部と、
    該接合部から前記サイドシルの閉断面内に延びるとともに前後方向に所定間隔を空けて設けられた第1の延長部および第2の延長部と、を有し、
    上端が前記第1の延長部および第2の延長部のうち少なくとも一方に接合されるとともに、下端が前記アウタ下フランジと前記インナ下フランジとに挟まれて接合されたエクステンションを備えること、
    を特徴とする車体構造。
  2. 前記エクステンションは、上端が前記第1の延長部および第2の延長部に接合されていること、
    を特徴とする請求範囲第1項に記載の車体構造。
  3. 前記第1の延長部および第2の延長部のうち一方の延長部に前記エクステンションを接合し、他方の延長部には前記エクステンションを接合せずに前記ピラーの下方に前記閉断面を閉塞するようにバルクヘッドを設け、
    前記バルクヘッドは、前記サイドシルアウタに接合されるとともに、前記他方の延長部よりも車幅内側に延びて前記サイドシルインナに近接するように配置されていること、
    を特徴とする請求範囲第1項に記載の車体構造。
  4. 前記バルクヘッドは、前記他方の延長部に重なる下方位置に配置され、
    互いに対向する前後一対のバルク前壁およびバルク後壁と、
    該バルク前壁およびバルク後壁の車幅内側端部に連続するバルク側壁と、によりコ字状断面に構成され、
    前記バルク前壁は、前記バルク側壁に連続するバルク前壁下部と、該バルク前壁下部から上方に延びて前方に折り曲げられた前折り曲げ部と、該前折り曲げ部から上方に延びるバルク前壁上部と、を備え、
    前記バルク後壁は、前記バルク側壁に連続するバルク後壁下部と、該バルク後壁下部から上方に延びて後方に折り曲げられた後折り曲げ部と、該後折り曲げ部から上方に延びるバルク後壁上部と、を備え、
    前記バルク前壁上部と前記バルク後壁上部との間隔は、前記バルク前壁下部と前記バルク後壁下部との間隔よりも広いこと、
    を特徴とする請求範囲第3項に記載の車体構造。
  5. 前記バルクヘッドは、前記アウタ上壁に接合される上部接合部と、前記アウタ下壁に接合される下部接合部と、前記アウタ側壁に接合される側部接合部と、を備えること、
    を特徴とする請求範囲第3項に記載の車体構造。
  6. 前記バルクヘッドは、前記バルク側壁に前記車体前後方向に沿って延びるビードを備えること、
    を特徴とする請求範囲第4項に記載の車体構造。
  7. 前記バルクヘッドは、車体フロアを支持し車幅方向に延びるクロスメンバに対して、車幅方向に重なる位置に配置されていること、
    を特徴とする請求範囲第3項に記載の車体構造。
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