JP2013046428A - 整流子およびブラシ付dcモータ - Google Patents

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忍 谷口
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Abstract

【課題】外周側に整流子弧片が配置された構造の整流子を備えたブラシ付DCモータにおける火花消去用素子の配置において、寸法の増大を招かずに火花消去用素子の実装スペースを確保することができる技術を提供する。
【解決手段】整流子基台301の外周には、周方向に沿って10個の整流子弧片302が隙間をおいて配置され、その一つ置きの隙間の5箇所の部分の整流子基台301には、凹部305が設けられている。凹部305の内部には、隣接する整流子弧片302を接続するチップコンデンサが収納され、このチップコンデンサが火花消去用素子として機能する。
【選択図】図1

Description

本発明は、火花消去用素子の配置に特徴のある整流子およびこの整流子を備えたブラシ付DCモータに関する。
ブラシ付DCモータの整流子は、周方向に沿って複数が配置された整流子弧片の間に火花(スパーク)が発生する問題がある。この整流子弧片の間で発生する火花は、整流子の磨耗、ブラシの磨耗、整流子弧片間の目詰まりによるショートといった問題の要因となる。この整流子弧片間における火花の発生を抑える技術として、整流子弧片間にコンデンサやバリスタ等の火花消去用素子を接続する技術が知られている(例えば、特許文献1や特許文献2を参照)。
特開2002―345214号公報 特開2006―67724号公報
整流子弧片間に火花消去用素子を配置する場合、その実装スペースを確保しなくてはならない問題が生じる。この問題は、ブラシ付DCモータの小型化を追及する場合に特に問題となる。特許文献1に記載の技術では、火花消去用素子を配置するための基板を別に用意しなくてはならず、ブラシ付DCモータを小型化する上で障害となる。
また、特許文献2には、平面型の整流子において、樹脂により構成される整流子本体の裏面側(整流子弧片として機能する摺動部が設けられた面の裏面側)に火花消去用素子を配置することで、軸方向における寸法が増大することがない構造が記載されている。しかしながら、特許文献2に記載の構造は、接続用の導電部材を別途用意しなくてはならず、構造が複雑になる。また、特許文献2に記載されているのは、軸側の面でブラシと接触する構造の平面側の整流子であり、外周側に整流子弧片が配置された構造の整流子に適用できる技術ではない。
このような背景において、本発明は、外周側に整流子弧片が配置された構造の整流子を備えたブラシ付DCモータにおける火花消去用素子の配置において、寸法の増大を招かずに火花消去用素子の実装スペースを確保することができる技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、整流子の基台と、前記基台の外周に周方向に沿ってそれぞれ隙間を有して配置された2N(Nは、2以上の自然数)個の整流子弧片と、前記隙間の一つ置きの部分に配置され、隣接する前記整流子弧片に接続された火花消去用素子とを備えることを特徴とする整流子である。
請求項1に記載の発明によれば、2N個の整流子弧片に対して、火花消去用素子の数が半分のN個となり、また隣接する整流子弧片の間に火花消去用素子が配置されるので、部品点数の削減および火花消去用素子の収容スペースの確保が容易となる。火花消去用素子としては、コンデンサが挙げられるが、火花消去機能を有する他のデバイスを利用することも可能である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記隙間の前記一つ置きの部分の前記基台には凹部が設けられており、前記凹部の内部に前記火花消去用素子が収められていることを特徴とする。請求項2に記載の発明によれば、火花消去用素子を配置する基板を別途利用せず、既存の基台を利用して火花消去用素子の収容場所を確保するので、部品点数の削減および火花消去用素子の収容スペースの確保の点で有利となる。特に基台に凹部を設け、そこに火花消去用素子を収める構造とすることで、外側に突出する部分を設けなくて良く、また火花消去用素子の分寸法が増大することがない構造とできる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、隣接する前記整流子弧片の一部が前記火花消去用素子の電極と半田により接続されていることを特徴とする。請求項3に記載の発明によれば、整流子弧片の一部を用いて火花消去用素子への半田接続が行われるので、接続用の導電部材を別途用意する必要がなく、部品点数が削減され、構造がシンプル化される。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発明において、前記火花消去用素子はチップコンデンサであり、前記凹部に収められた前記チップコンデンサの2つの電極のそれぞれが前記整流子弧片の隣接するものと接続されていることを特徴とする。チップコンデンサは、角型であるので、効率よく基台の凹部に収めることができ、また基台の凹部に収めた状態での整流子弧片との接続が容易となる。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発明において、前記整流子弧片の端部は、バネ性を有する折り曲げ部を備え、前記折り曲げ部が前記チップコンデンサの電極に付勢された状態で接触していることを特徴とする。請求項5に記載の発明によれば、部品点数を増加することなく、凹部にチップコンデンサを収容させることで、整流子弧片とチップコンデンサとの接続が行えるので、作業が簡単であり、製造コストが抑えられる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の発明において、軸方向から見て、前記整流子弧片の内側に前記火花消去用素子が位置していることを特徴とする。請求項6に記載の発明によれば、外側から見て、火花消去用素子が整流子弧片の内側に隠れる構造となり、整流子弧片を通常の火花消去用素子が搭載されないブラシ付DCモータと同じ大きさで設計できる。
請求項7の記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の整流子および当該整流子に接続されたコイルと、前記2N個の整流子弧片に接触可能なブラシとを備えることを特徴とするブラシ付DCモータである。
本発明によれば、外周側に整流子弧片が配置された構造の整流子を備えたブラシ付DCモータにおける火花消去用素子の配置において、寸法の増大を招かずに火花消去用素子の実装スペースを確保することができる。
実施形態のブラシ付DCモータの断面図である。 アマチュアおよび整流子の側面図である。 シャフトに取り付けられたアマチュアおよび整流子を軸方向から見た背面図である。 整流子の一部を拡大した拡大図である。 実施形態における結線の状態を示す等価回路図である。 整流子の一部を拡大した拡大図である。 実施形態における結線の状態を示す等価回路図である。
(全体の構成)
図1には、実施形態のブラシ付DCモータ100の断面構造が示されている。なお、図1において、符号105および符号200の部品は、断面構造ではなく、その外観が示されている。ブラシ付DCモータ100は、フレーム101を備えている。フレーム101は、ブラシ付DCモータ100のケーシングを構成する部材であり、軟磁性材料により構成された略筒形状を有している。フレーム101の内側には、永久磁石により構成される界磁マグネット102が配置されていて、フレーム101は、界磁マグネット102のバックヨークとしても機能する。界磁マグネット102の着磁の状態は、通常のブラシ付DCモータの場合と同じである。フレーム101は、軸方向の一方(図1における右の方向)が開放された構造を有し、そこに樹脂製のブラケット103が取り付けられている。ブラケット103には、ブラシ(刷子)105が固定されている。ブラシ105の構造は、通常のブラシ付DCモータの場合と同じである。ブラケット103には、ブラシ105に接続された端子106が取り付けられている。端子106に外部からの配線が接続される。また、ブラケット103には、板金により構成されたリアフレーム104が取り付けられている。
界磁マグネット102の内側には、後述するアマチュア200が回転自在な状態で保持されている。アマチュア200の中心には、回転軸であるシャフト110が固定されている。シャフト110は、軸受111によってフレーム101に回転自在な状態で保持され、軸受112によってリアフレーム104に回転自在な状態で保持されている。またシャフト110には、アマチュア200に近接して後述する整流子300が取り付けられている。
端子106に駆動電流を供給すると、ブラシ105および整流子300を介して、アマチュア200のアマチュアコイル205に励磁電流が流れ、アマチュア200と界磁マグネット102との間で磁気吸引力および磁気反発力が作用してアマチュア200が回転する。このアマチュア200の回転に従って整流子300で駆動電流の極性の切り替えが行われ、上述したアマチュア200の回転が持続する。これは、通常のブラシ付DCモータの場合と同じである。
(アマチュアおよび整流子の構造)
図2には、アマチュア200および整流子300がシャフト110に固定された状態の側面図が示されている。図3には、図2を軸方向(図2のZ軸正の方向(図2の右の方向))から見た背面図が示されている。なお、図3において、アマチュアコイル205の記載は省略されている。
図3に示すように、アマチュア200は、軟磁性材料により構成されたアマチュアコア201を備えている。アマチュアコア201の中心には、回転軸となるシャフト110が固着されている。この例において、アマチュアコア201は、打抜き加工により形成した図3に示す形状の珪素鋼板を軸方向において複数積層したもので構成している。図3に示すようにアマチュアコア201は、軸中心から離れる方向に延在した複数の突極202を備えている。この例において、突極202は、軸方向から見た場合の等角な位置に10個が配置されている。突極202には、図3では図示省略されているアマチュアコイル205(図2参照)が巻回されている。突極202は、その先端の部分に周方向に平たく延在した突極先端部203を備えている。突極先端部203の外周は、図1の界磁マグネット102に対向する突極面204とされている。この突極の構造は、通常の構造であり、また10個ある全ての突極において同じである。
整流子300は、絶縁材料により構成された略円筒形状の整流子基台301を基台(ベース)としている。整流子基台301の中心には、シャフト110が固着されている。整流子基台301の外周には、長方形の導電金属材料を軸方向からみて弧形状となるように加工した整流子弧片302が周方向に沿って、それぞれが特定の間隔を有した状態で固定されている。整流子基台301への整流子弧片302の固定は、接着剤を用いた接着や整流子弧片302の一部を利用した図示しない爪構造を用いた係合構造により行われている。
整流子弧片302は、突極202と同じ数(この場合は、10個)が、軸方向から見て等角な位置に配置されている。整流子弧片302のアマチュア側の端部は、外側(軸から離れる方向)に折り返され、ライザ303とされている。ライザ303は、アマチュアコイル205の巻線(マグネットワイヤ)が接続される整流子側の端子として機能する部材である。図1および図2には、各アマチュアコイル205の巻線がライザ303に巻きつけられ固定された状態が示されている。
整流子300のアマチュア200と反対側の端面(図1,図2の右側の端面)には、火花消去用素子が埋め込まれた状態で実装されている。図3および図4に示すように、整流子基台301の端部には、軸方向から見た等角な5箇所の位置に凹部305が設けられている。この5箇所の凹部305は、隣接する整流子弧片302の隙間部分の一つ置きの部分に設けられている。すなわち、10個の整流子弧片の隙間の部分は、軸方向から見た周方向に沿って10箇所あり、この10箇所ある隙間の部分の一つ置きの5箇所の部分に5個の凹部305が設けられている。図3の符号309の部分を拡大したものが図4(A)に示されている。なお、図4(B)には、図4(A)をB−B’の線で切断した切断面が示されている。
図4に示すように凹部305には、チップコンデンサ306が収められている。チップコンデンサ306は、略箱型を有し、両端に電極306aおよび306bを備えている。図4(A)に示す隣接する整流子弧片302a,302bは、隙間を有して配置されており、その隙間の部分に凹部305が設けられている。外側から見て、凹部305の開口部の一部は、整流子弧片302aの一部302a’および整流子弧片302bの一部302b’によって覆われている。整流子弧片302aの内側は、チップコンデンサ306の電極306aと半田307によって他の部材を介さずに直接接続されている。また、整流子弧片302bの内側がチップコンデンサ306の電極306bと半田308によって他の部材を介さずに直接接続されている。
なお、5箇所の凹部305は、整流子基台301の軸方向の端面側にも開放され、この端面側の開口部からチップコンデンサ306の実装作業が可能な構造を有している。図5には、この例におけるアマチュアコイル、整流子弧片およびチップコンデンサの電気的な結線の状態が示されている。図5に示されるように、整流子弧片302の数に対して、C1〜C5のチップコンデンサ306の数が半分である。すなわち、整流子弧片の数を2N(Nは、2以上の自然数)とした場合に、隣接する整流子弧片の隙間の一つ置きの部分に配置されたチップコンデンサはN個となる。
(製造方法の一例)
以下、図2の構造を得るための製造工程の一例を説明する。まず、打抜き加工により、図3に示す形状を有する珪素鋼板を得、それをシャフト110に通した状態で積層し、シャフト110に固着されたアマチュアコア205を得る。
また、これとは別に、整流子基台301を用意し、その外周に10個の整流子弧片302を固定する。整流子基台301への整流子弧片302の固定は、接着剤を用いた接着や整流子弧片302の一部を利用した図示しない爪構造を用いた係合構造を用いて行う。
整流子基台301の外周への整流子弧片302の固定を行ったら、図2のZ軸正の方向側から凹部305の内部にチップコンデンサ306を挿入する。そしてその状態において、図4(A)に例示されているように、半田307,308を用いて、隣接する一方の整流子弧片(例えば符号302a)と電極306aとを接続し、また隣接する他方の整流子弧片(例えば符号302b)と電極306bとを接続する。こうして、5箇所の凹部305のそれぞれにおいて、図4(A)に示す状態を得、整流子300を得る。
整流子300を得たら、整流子300の中心に設けられた開口に既にアマチュア201が取り付けられているシャフト110を通し、接着剤を用いて整流子300をシャフト110に固定する。こうして、図2に示すようなアマチュア201と整流子300とがシャフト110に組み付けられた状態を得る。次に、アマチュアコア205の突極202(図3参照)に巻線を巻回し、アマチュアコイル205を形成する。この際、整流子弧片302のライザ303に巻線を図2に示す状態で接続し、図5に示す結線の状態を得る。以上の工程により、図2に示す構造を得る。
(優位性)
以上説明した実施形態によれば、2N個(この例の場合は10個)の整流子弧片302に対して、火花消去用素子であるチップコンデンサ306の数が半分のN個(この場合は5個)であり、また隣接する整流子弧片の間にチップコンデンサ306が配置されるので、部品点数の削減および火花消去用素子の収容スペースの確保が容易となる。
また、火花消去用素子であるチップコンデンサ306を配置するための基板を別途用意することもなく、既存の整流子基台301を利用してチップコンデンサ306の収容場所を確保するので、部品点数の削減およびチップコンデンサ306の収容スペースの確保の点で有利となる。特に整流子基台301に凹部305を設け、そこにチップコンデンサ306を収める構造とすることで、整流子300の外形寸法が増大することはない。
整流子弧片302aの一部を用いて半田307によりチップコンデンサ306の電極306aへの接続が直接行われ、また整流子弧片302bの一部を用いて半田308によりチップコンデンサ306の電極306bへの接続が直接行われる。このため、接続用の導電パターンや配線を別途用意する必要がなく、部品点数が削減され、構造がシンプル化される。
また、チップコンデンサ306は、角型であるので、効率よく整流子基台301の凹部305に収めることができ、またこの収めた状態において、チップコンデンサ306と整流子弧片302a,302bとの接続が容易となる。
また、外側から見て、チップコンデンサ306が整流子弧片302a,302bの内側に隠れる構造になるため、整流子弧片を通常の火花消去用素子が搭載されないブラシ付DCモータと同じ大きさで設計できる。
(その他)
図6には、図4とは異なる構造のチップコンデンサ(火花消去用素子)の整流子基台301への実装構造が示されている。なお、図6(A)は図4(A)に対応し、図6(B)は図4(B)に対応している。すなわち、図6(A)のD−D’の線で切断した断面をY軸負の方向から見た状態が図6(B)に示されている。
この例では、整流子基台301に凹部305を設ける点は、図4の場合と同じである。図4の構造と異なるのは、整流子弧片302aの一部が折り曲げられ、図6(B)の折り曲げ部302cが設けられている点である。この折り曲げ部302cの部分には、バネ性が付与されており、折り曲げ部302cは、チップコンデンサ306における電極306aの側面に自身のバネ性により付勢された状態で接触する。この接触により整流子弧片302aとチップコンデンサ306の電極306aとの接続が行われている。この接続構造は、整流子弧片302bとチップコンデンサの電極306bとの間においても同じである。また、図6を一例として説明した構造は、5箇所ある全ての凹部においても同じである。
図6に示す構造を採用した場合、部品点数を増加させることなく、整流子弧片とチップコンデンサとの確実な接続が行える。また、凹部にチップコンデンサを嵌め込む作業で、整流子弧片とチップコンデンサとの接続が行えるので、作業が簡単であり、製造コストが抑えられる。なお、折り曲げ部302cのバネ性に起因する付勢力による接続に加えて、半田や接着剤による固定を併用することも可能である。
以上の例示では、チップコンデンサの収納場所、つまり火花消去用素子を収納する凹部を整流子300(図2参照)のアマチュア201と反対側の端部304の部分に設ける場合を説明したが、火花消去用素子を収納する凹部を設ける位置は、符号304の部分に限定されず、ライザ303が設けられた部分の近傍や、符号304の部分とライザ303が設けられた部分との間の部分であってもよい。
整流子弧片の数は、10個(10極)に限定されず、4個(4極)以上の偶数が可能である。図7には、6個の整流子弧片および6個の突極を備えた構造のブラシ付DCモータにおける結線の状態の等価回路図の一例が示されている。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
本発明は、ブラシ付DCモータに利用することができる。
100…ブラシ付DCモータ、101…フレーム、102…界磁マグネット、103…ブラケット、104…リアフレーム、105…ブラシ、106…端子、110…シャフト、111…軸受、112…軸受、200…アマチュア、201…アマチュアコア、202…突極、203…突極先端部、204…突極面、205…アマチュアコイル、300…整流子、301…整流子基台、302…整流子弧片、302a…整流子弧片、302b…整流子弧片、303…ライザ、304…整流子の端部、305…凹部、306…チップコンデンサ、306a…電極、306b…電極、307…半田、308…半田。

Claims (7)

  1. 整流子の基台と、
    前記基台の外周に周方向に沿ってそれぞれ隙間を有して配置された2N(Nは、2以上の自然数)個の整流子弧片と、
    前記隙間の一つ置きの部分に配置され、隣接する前記整流子弧片に接続された火花消去用素子と
    を備えることを特徴とする整流子。
  2. 前記隙間の前記一つ置きの部分の前記基台には凹部が設けられており、前記凹部の内部に
    前記火花消去用素子が収められていることを特徴とする請求項1に記載の整流子。
  3. 隣接する前記整流子弧片の一部が前記火花消去用素子の電極と半田により接続されていることを特徴とする請求項1または2に記載の整流子。
  4. 前記火花消去用素子はチップコンデンサであり、前記凹部に収められた前記チップコンデンサの2つの電極のそれぞれが前記整流子弧片の隣接するものと接続されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の整流子。
  5. 前記整流子弧片の端部は、バネ性を有する折り曲げ部を備え、前記折り曲げ部が前記チップコンデンサの電極に付勢された状態で接触していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の整流子。
  6. 軸方向から見て、前記整流子弧片の内側に前記火花消去用素子が位置していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の整流子。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の整流子および当該整流子に接続されたコイルと、
    前記2N個の整流子弧片に接触可能なブラシと
    を備えることを特徴とするブラシ付DCモータ。
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