JP6046447B2 - 車両用接地ユニット - Google Patents

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本発明は、車両に搭載された複数の機器のマイナス側の回路を車体に接地させる車両用接地ユニットに関する。
車両では数多くの電気、電子機器が使用されている。これらの機器では、接地電位のシフトにより動作に不具合が生じるのを避ける上で、マイナス側の回路の適切な接地接続を行うことが重要である。車両の場合は主に、車体を介してバッテリのマイナス端子に接地接続することが一般的である。
そして、車体に対する接地箇所がむやみに増えることがないように、ワイヤーハーネス保護用のプロテクタのブラケットと一緒にアースケーブルの端子をボルトで共締め固定したり(例えば、特許文献1)、複数個重ねて受け部材に固定したアースケーブルの端子をまとめて車体にボルトで取付固定したり(例えば、特許文献2)、全アースケーブルをコネクタ接続した単一のジョイントコネクタの端子片をコネクタハウジングの外側に延出させて、車体に接地接続することが(例えば、特許文献3)、過去に提案されている。
特開2011−65894号公報 特開2006−40759号公報 特開2011−65931号公報
しかし、上述した過去の提案では、各機器にそれぞれアースケーブルを接続するため、これらをまとめて車体に接地するのに、接地箇所として広いスペースが必要となる。また、機器の数だけアースケーブルが必要になるので、アースケーブルのコストや配策スペースが嵩んでしまう。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、車両に搭載された複数の機器のマイナス側の回路をまとめて車体に接地するために必要なスペースや、接地用のアースケーブルのコストや配策スペースの削減を図ることができる車両用接地ユニットを提供することにある。
前記目的を達成するために、請求項1に記載した本発明の車両用接地ユニットは、
車両に搭載された複数の機器のマイナス側の回路を車体に接地させる車両用接地ユニットであって、
両端部が接地対象の各機器のマイナス側の回路にそれぞれ電気的に接続される少なくとも1本のアースケーブルと、
前記アースケーブルの中間部が電気的導通状態で固定された導電性のプレートとを備えており、
前記プレートは、導電性の締結部材により車体に固定される、
ことを特徴とする。
請求項1に記載した本発明の車両用接地ユニットによれば、プレートに中間部を電気的導通状態で固定したアースケーブルの両端にそれぞれ接地対象の機器を接続するので、2つの機器をまとめて車体に接地するのに、車体に締結されるプレートに1本のアースケーブルを電気的導通状態で固定するスペースを確保すれば済むようになる。このため、車両に搭載された複数の機器のマイナス側の回路をまとめて車体に接地するために必要なスペースや、接地用のアースケーブルのコストや配策スペースの削減を図ることができる。
また、請求項1に記載した本発明の車両用接地ユニットは、複数の前記プレートが互いに電気的に導通した状態で積層され、前記車体に最も近い1つの前記プレートのみが前記締結部材により車体に固定され、前記車体に最も近い1つのプレートに他のプレートが、前記車体に最も近い1つのプレートの前記アースケーブルを挟んだ両側縁から立設した取付片を、前記他のプレートの対応する両側縁に形成された取付孔に順次挿通させて積層されることを特徴とする。
そして、請求項1に記載した本発明の車両用接地ユニットによれば、アースケーブルの中間部を電気的導通状態で固定するプレートの表面の延在方向と複数のプレートの積層方向とにそれぞれアースケーブルを整列させてコンパクトに配置し、限られたスペースを有効に活用して多数の機器をまとめて車体に効率よく接地させることができる。
さらに、請求項2に記載した本発明の車両用接地ユニットは、請求項1に記載した本発明の車両用接地ユニットにおいて、前記締結部材により車体に締結される前記プレートは、前記アースケーブルの少なくとも前記中間部を覆って外力から保護する保護ケースの一部を構成しており、該保護ケースの一部を構成するプレートの前記締結部材による車体への締結により前記保護ケースが車体に固定されることを特徴とする。
請求項2に記載した本発明の車両用接地ユニットによれば、請求項1に記載した本発明の車両用接地ユニットにおいて、プレートに電気的導通状態で固定したアースケーブルの中間部を覆って外力から保護する保護ケースの一部をプレートが兼ねているので、締結部材によりプレートを車体に締結することで、機器の接地と保護ケースの固定とを同時にまかなうことができる。
本発明によれば、車両に搭載された複数の機器のマイナス側の回路をまとめて車体に接地するために必要なスペースや、接地用のアースケーブルのコストや配策スペースの削減を図ることができる。
本発明の参考例に係る車両用接地ユニットの概略構成を示す説明図である。 図1の車両用接地ユニットの等価回路を示す回路図である。 図1の車両用接地ユニットをアースケーブルのプロテクタに組み込んだ変形例を示す説明図である。 図1の車両用接地ユニットをアースケーブルのプロテクタに組み込んだ変形例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る車両用接地ユニットの概略構成を示す説明図である。 車両用接地ユニットの組み付け工程を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の参考例に係る車両用接地ユニットの概略構成を示す説明図である。
参考例の車両用接地ユニット10は、図1中に模式的に示す接地対象の機器(負荷A〜H)3を車両の車体1にまとめて接地(ボディーアース)するためのものである。そして、車両用接地ユニット10は、ボルト5(請求項中の導電性の締結部材に相当)により車体1に締結、固定される導電材料(黄銅、アルミニウム等)製のプレート11と、プレート11に電気的に接続された4本のアースケーブル13,15,17,19とを備えている。
アースケーブル13,15,17,19は被覆電線で構成されており、その両端部13a,13b,15a,15b,17a,17b,19a,19bにそれぞれ接地対象の各機器3,3,…が電気的に接続されている。また、アースケーブル13,15,17,19の中間部13c,15c,17c,19cでは、被覆を剥ぎ取って露出させた芯線がプレート11にろう付けされている。
図1の車両用接地ユニット10を用いて各機器3を車体1に接地した場合の等価回路を図2に示す。図2に示すように、バッテリBからの給電を受ける各機器(負荷A〜H)3のマイナス側の回路は、それらが両端部13a,13b,15a,15b,17a,17b,19a,19bにそれぞれ接続されたアースケーブル13,15,17,19で構成されることになる。
そして、各アースケーブル13,15,17,19の中間部13c,15c,17c,19cが、プレート11を介して図2中不図示の車体1に接続されることで、各機器(負荷A〜H)3のマイナス側の回路が接地されることになる。
このように構成された本参考例の車両用接地ユニット10では、4本のアースケーブル13,15,17,19で8個の機器(負荷A〜H)3,3,…を車体1に接地することができる。よって、従来のように各機器をそれぞれ個別のアースケーブルで車体に接地するのに比べて、プレート11に電気的に接続するアースケーブル13,15,17,19の本数を減らし、機器3を接地するため必要とするスペースの削減を図ることができる。
なお、プレート11は、アースケーブル13,15,17,19を外力から保護するプロテクタの一部を兼ねるものとしてもよい。図3及び図4の説明図は、アースケーブル13,15,17,19を保護する箱形及びL形のプロテクタ21,23(請求項中の保護ケースに相当)に車両用接地ユニット10をそれぞれ組み込んだ場合の変形例を示している。
図3及び図4のプロテクタ21,23は、図中下方に開放された箱形のケーシング21a,23aと、ケーシング21a,23aの開口を塞ぐ蓋部材21b,23b(請求項中の保護ケースの一部に相当)とで構成されており、上述した車両用接地ユニット10のプレート11が、蓋部材21b,23bを兼ねている。
このような構成の変形例では、プレート11をボルト5により車体1に締結することで、車両用接地ユニット10を介した機器3の車体1への接地とプロテクタ21,23の車体1に対する取付固定とを同時に達成することができる。
また、上述した参考例のプレート11を複数枚積層して、より多数の機器3を車体1のまとめて接地できるように構成することもできる。図5はそのように構成した本発明の一実施形態に係る車両用接地ユニットの概略構成を示す説明図である。
図5に示すように、本実施形態の車両用接地ユニット10Aは、プレート11と同様に4本のアースケーブル13,15,17,19の中間部13c,15c,17c,19cをろう付けした複数枚のプレート12を、プレート11上に積層して構成されている。
詳細には、図6の説明図に示すように、プレート11のアースケーブル13,15,17,19を挟んだ両側縁から取付片11a,11aを立設し、積層する各プレート12,12,…(図6では代表して1つのみ示している)の対応する両側縁に、取付片11aが挿通される取付孔12a,12aをそれぞれ形成している。
したがって、プレート11の取付片11aにプレート12の取付孔12aを順次挿通すると、アースケーブル13,15,17,19の線径以上の間隔をおいて、プレート11上に複数枚のプレート12が積層される。また、取付片11aの表面が取付孔12aの内周縁に接触することで、プレート11と各プレート12,12,…とが電気的に接続された状態となる。そして、プレート11をボルト5で車体1に締結、固定することで、各プレート11,12,12,…が車体1にまとめて接地される。
このように構成すれば、アースケーブル13,15,17,19をプレート11,12の表面に沿う方向だけでなく、表面と直交する方向にも整列させて、より多数のアースケーブル13,15,17,19をコンパクトに配置することができる。そして、各アースケーブル13,15,17,19の両端部13a,13b,15a,15b,17a,17b,19a,19bにそれぞれ接地対象の各機器3,3,…が電気的に接続されるので、より多数の機器3,3,…を車体1にまとめて接地することができるようになる。
なお、図5及び図6に示す実施形態の車両用接地ユニット10Aでも、例えば一番下のプレート11を、図3や図4に示すプロテクタ21,23の蓋部材21b,23bとして兼用することができる。そのように構成すれば、プレート11をボルト5により車体1に締結することで、車両用接地ユニット10Aを介した機器3の車体1への接地とプロテクタ21,23の車体1に対する取付固定とを同時に達成することができる。
また、図5及び図6に示す実施形態のように、プレート11,12,12,…を積層する場合、ボルト5によって車体1に締結するのは、プレート11のみである。
本発明は、車両に搭載された複数の機器を車体に接地させる際に用いて極めて有用である。
1 車体
3 機器
5 ボルト(締結部材)
10,10A 車両用接地ユニット
11,12 プレート
11a 取付片
12a 取付孔
13,15,17,19 アースケーブル
13a,13b,15a,15b,17a,17b,19a,19b 両端部
13c,15c,17c,19c 中間部
21,23 プロテクタ(保護ケース)
21a,23a ケーシング
21b,23b 蓋部材(保護ケースの一部)
B バッテリ

Claims (2)

  1. 車両に搭載された複数の機器を車体に接地させる車両用接地ユニットであって、
    両端部が接地対象の各機器にそれぞれ電気的に接続される少なくとも1本のアースケーブルと、
    前記アースケーブルの中間部が電気的導通状態で固定された導電性のプレートとを備えており、
    前記プレートは、導電性の締結部材により車体に締結、固定され、
    複数の前記プレートが互いに電気的に導通した状態で積層され、前記車体に最も近い1つの前記プレートのみが前記締結部材により車体に締結、固定され、
    前記車体に最も近い1つのプレートに他のプレートが、前記車体に最も近い1つのプレートの前記アースケーブルを挟んだ両側縁から立設した取付片を、前記他のプレートの対応する両側縁に形成された取付孔に順次挿通させて積層される、
    ことを特徴とする車両用接地ユニット。
  2. 前記締結部材により車体に締結される前記プレートは、前記アースケーブルの少なくとも前記中間部を覆って外力から保護する保護ケースの一部を構成しており、該保護ケースの一部を構成するプレートの前記締結部材による車体への締結により前記保護ケースが車体に固定されることを特徴とする請求項1記載の車両用接地ユニット。
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