JP6036563B2 - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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本発明は、貯湯式給湯機に関する。
例えばヒートポンプなどの加熱手段により沸き上げられた湯を貯湯タンクに貯え、貯湯タンクから取り出した湯を用いて、浴槽、シャワー、台所および洗面所の蛇口などの給湯先に給湯する貯湯式給湯機が広く用いられている。
特許文献1には、シャワーへの給湯流量を周期的に変動させることで、節水および省エネルギーを図るようにした給湯機が開示されている。
特開2011−252684号公報
特許文献1に開示された技術のように、シャワーへの給湯流量を変動させ、周期的に流量を低下させることで、ある程度の節水効果および省エネルギー効果が生じる場合もある。しかしながら、シャワーの流量が周期的に低下することで、すすぎ性能が低下し、使いにくくなる可能性がある。また、必要なすすぎ時間が長くなり、十分な節水効果および省エネルギー効果が得られないことも考えられる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、使いやすさを維持しながら、省エネルギー性を向上することのできる貯湯式給湯機を提供することを目的とする。また、部品の動作寿命を延ばすことができ、信頼性の高い貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、温水を貯える貯湯タンクと、貯湯タンクの上部から取り出された高温水と、貯湯タンクの上下方向において上部と下部との間の中間部から取り出された中温水との混合比を可変にする第1混合手段と、第1混合手段から供給される第1温水と、水源から供給される低温水との混合比を可変にする第2混合手段と、第2混合手段から供給される第2温水の温度を時間的に一定する定温給湯モードと、第2温水の温度を時間的に変動させる変温給湯モードとを切り替える手段と、定温給湯モードにおいて第1混合手段の動作頻度に比べて第2混合手段の動作頻度を高くする手段と、変温給湯モードにおいて第2混合手段の動作頻度に比べて第1混合手段の動作頻度を高くすることで第1温水の温度を時間的に変動させる手段と、を備えるものである。

本発明によれば、使いやすさを維持しながら、省エネルギー性を向上することが可能となる。また、部品の動作寿命を延ばすことができ、信頼性の高い貯湯式給湯機を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機を示す構成図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機の構成図である。図1に示すように、本実施の形態1の貯湯式給湯機35は、タンクユニット33と、ヒートポンプサイクルを利用するHPユニット7と、運転動作指令や設定値の変更操作をするユーザーインターフェース装置としてのリモコン装置44とを備えている。HPユニット7とタンクユニット33とは、HP往き配管14、HP戻り配管15、および電気配線(図示省略)とを介して、接続されている。タンクユニット33には、制御手段36が内蔵されている。タンクユニット33およびHPユニット7が備える各種の弁類、ポンプ類等の作動は、これらと電気的に接続された制御手段36により制御される。制御手段36とリモコン装置44とは、相互に通信可能に接続されている。リモコン装置44には、図示を省略するが、貯湯式給湯機35の状態等の情報を表示する表示部、使用者が操作するスイッチ等の操作部、スピーカ、マイク等が搭載されている。
HPユニット7は、タンクユニット33が備える貯湯タンク8から導かれた低温水を加熱するための加熱手段として機能する。HPユニット7は、圧縮機1、水冷媒熱交換器3、膨張弁4、空気熱交換器6を冷媒配管5にて環状に接続し、ヒートポンプサイクルを構成している。水冷媒熱交換器3は、冷媒配管5を流れる冷媒とタンクユニット33から導かれた低温水との間で熱交換を行うためのものである。
タンクユニット33には、以下の各種部品や配管などが内蔵されている。貯湯タンク8は、温水を貯えるものである。貯湯タンク8の下部に設けられた水導入口8aには、第3給水配管9cが接続されている。水道等の水源から供給される低温水は、減圧弁31で所定圧力に調圧された上で、第3給水配管9cを通って貯湯タンク8内に流入する。貯湯タンク8の上部に設けられた温水導入出口8dには、貯湯タンク8内に貯留された高温水を取り出すための給湯配管21aと、送湯配管13とが接続されている。貯湯タンク8には、HPユニット7を用いて加熱された高温水が温水導入出口8dから流入するとともに、第3給水配管9cからの低温水が水導入口8aから流入する。貯湯タンク8内には、上側が高温、下側が低温となる温度成層を形成して、温水が貯留される。また、貯湯タンク8の表面には、複数の貯湯温度センサ41,42,43が高さを変えて取り付けられている。これら貯湯温度センサ41,42,43で貯湯タンク8内の温水の温度分布を検出することにより、貯湯タンク8内の残湯量あるいは蓄熱量が把握され、HPユニット7による貯湯タンク8内の温水の沸き上げ運転の開始および停止などが制御される。
タンクユニット33内には、熱源ポンプ12および利用側熱交換器20が内蔵されている。熱源ポンプ12は、タンクユニット33内の後述する各種配管に温水を循環させるためのポンプであり、HP往き配管14上に設けられている。利用側熱交換器20は、貯湯タンク8あるいはHPユニット7から供給される高温水を利用して、2次側の加熱対象水(浴槽水や暖房用水など)を加熱するための熱交換器である。本実施の形態では、利用側熱交換器20の2次側の構成として、浴槽30から導出した浴槽水を循環させるふろ往き配管27およびふろ戻り配管28を例示し説明する。利用側熱交換器20は、ふろ往き配管27と、ふろ戻り配管28と、浴槽30とで形成される循環経路の途中に設置されている。また、ふろ戻り配管28の途中には、浴槽水を循環させるためのふろ循環ポンプ29と、浴槽30から出た浴槽水の温度を検出するためのふろ戻り温度センサ38とが設置されている。ふろ往き配管27の途中には、利用側熱交換器20から出た熱交換後の湯の温度を検出するためのふろ往き温度センサ37が設置されている。
三方弁11は、流入口であるaポートおよびbポートと、流出口であるcポートとを有する流路切替手段である。四方弁18は、流入口であるbポートおよびcポートと、流出口であるaポートおよびdポートとを有する流路切替手段である。四方弁18は、4つの経路、a−b、a−c、b−d、c−dの間で流路切替可能に構成されている。また、タンクユニット33は、水導出口配管10、温水導入配管20a、第1バイパス配管16、温水導出配管20b、および第2バイパス配管17を有している。水導出口配管10は、貯湯タンク8の下部に設けられた水導出口8bと三方弁11のaポートとを接続する。HP往き配管14は、三方弁11のcポートとHPユニット7の入口側とを接続する。HP戻り配管15は、HPユニット7の出口側と四方弁18のcポートとを接続する。送湯配管13は、四方弁18のdポートと、貯湯タンク8上部の温水導入出口8dとを接続する。第1バイパス配管16は、四方弁18のaポートと、貯湯タンク8の中央部から下部の間に設けられた温水導入口8cとを接続する。温水導入配管20aは、送湯配管13の途中から分岐し、利用側熱交換器20の1次側入口に接続される。温水導出配管20bは、利用側熱交換器20の1次側出口と三方弁11のbポートとを接続する。第2バイパス配管17は、HP往き配管14における熱源ポンプ12とHPユニット7の入口側との間から分岐し、四方弁18のbポートに接続される。
更に、タンクユニット33は、第1給水配管9a、第2給水配管9b、給湯配管21c、中温水取出し配管21b、給湯用混合弁22、ふろ用混合弁23、中温水混合弁40、第1給湯配管24、および第2給湯配管25を有している。第1給水配管9aの一端は水道等の水源に接続され、第1給水配管9aの他端には減圧弁31を介して第2給水配管9bおよび第3給水配管9cが接続され、これらによって給水管路9が構成されている。第2給水配管9bは、途中から分岐して、給湯用混合弁22の二つの入口のうちの一方と、ふろ用混合弁23の二つの入口のうちの一方とにそれぞれ接続されている。中温水取出し配管21bは、その一端が貯湯タンク8の中ほどの高さに接続され、他端が中温水混合弁40の二つの入口のうちの一方に接続されている。この中温水取出し配管21bにより、貯湯タンク8の中ほどに貯留された中温水を取り出して、中温水混合弁40に供給可能である。中温水混合弁40の二つの入口のうちの他方は、給湯配管21aに接続されている。中温水混合弁40は、貯湯タンク8の上部から給湯配管21aにより取り出された高温水と、貯湯タンク8の中ほどの高さから中温水取出し配管21bにより取り出された中温水との混合比を可変とする機能を有する第1混合手段に相当する。中温水混合弁40の出口には、給湯配管21cの一端が接続されている。給湯配管21cの他端は、途中から分岐して、給湯用混合弁22の二つの入口のうちの他方と、ふろ用混合弁23の二つの入口のうちの他方とにそれぞれ接続されている。以下の説明では、中温水混合弁40から給湯配管21cへ供給される温水を「第1温水」と称する。給湯配管21a、中温水取出し配管21bおよび給湯配管21cにより、給湯管路21が構成される。
給湯用混合弁22は、中温水混合弁40から給湯配管21cにより供給される第1温水と、第2給水配管9bから供給される低温水との混合比を可変とする機能を有する第2混合手段に相当する。給湯用混合弁22の出口は、第1給湯配管24の一端に接続されている。以下の説明では、給湯用混合弁22から第1給湯配管24へ供給される温水を「第2温水」と称する。第2温水は、第1給湯配管24から給湯栓34を経由して、使用者が使用するシャワーやカラン等の蛇口(図示省略)に供給される。
ふろ用混合弁23は、中温水混合弁40から給湯配管21cにより供給される第1温水と、第2給水配管9bから供給される低温水との混合比を可変とする機能を有する。ふろ用混合弁23の出口は、第2給湯配管25の一端に接続されている。第2給湯配管25の途中には、第2給湯配管25を開閉するふろ用電磁弁26と、第2給湯配管25を通る湯の流量を検出するふろ用流量センサ45とが設けられている。ふろ用混合弁23から第2給湯配管25へ供給された温水は、ふろ往き配管27、ふろ戻り配管28を経て、浴槽30に流入する。
三方弁11は、水導出口配管10とHP往き配管14とが連通する形態と、温水導出配管20bとHP往き配管14とが連通する形態と、の2つの流路形態で、タンクユニット33内の温水の流路を切り替えて使用する。四方弁18は、HP戻り配管15と送湯配管13とが連通する形態と、HP戻り配管15と第1バイパス配管16とが連通する形態と、第1バイパス配管16と第2バイパス配管17とが連通する形態と、送湯配管13と第2バイパス配管17とが連通する形態と、の4つの流路形態で、タンクユニット33内の温水の流路を切り替えて使用する。
次に、本実施の形態1の貯湯式給湯機35の動作について説明する。貯湯式給湯機35は、第1給湯配管24への給湯モードとして、次の2つの給湯モードを備える。一つは定温給湯モードであり、もう一つは変温給湯モードである。定温給湯モードは、通常の給湯モードであり、第1給湯配管24へ供給する第2温水の温度を時間的に一定に制御するモードである。変温給湯モードは、第1給湯配管24へ供給する第2温水の温度を時間的に変動させることにより、定温給湯モードに比べて全体的な出湯熱量を抑え、省エネルギー効果を発揮させるものである。一般的に、人間の温感は、一定温度状態にあると鈍感になりやすく、ある程度の温度の揺らぎを与えることで、温熱感を得られる効果があることが知られている。変温給湯モードは、この効果を利用したものである。これら各給湯モードは、リモコン装置44の操作部(図示省略)から、使用者がモード選択することができる。以下、各モードの動作について説明する。
まず、定温給湯モードについて説明する。使用者がシャワーやカラン等から所望する温度の湯(第2温水)を出湯する際、制御手段36は、給湯用混合弁22による第1温水と低温水との混合比を調整し、第1給湯配管24に設けられた給湯温度センサ39で検出される第2温水の温度が、リモコン装置44で使用者が設定した湯温である目標温度になるように、フィードバック制御する。給湯流量は、使用状況の変化(例えば、複数の蛇口を使用している状態から1つになったり、蛇口を絞るなどして流量を減らしたりした場合)により変動する。このとき、制御手段36は、中温水混合弁40の混合比に対してはフィードバック制御を行わずに固定し、給湯用混合弁22の混合比をフィードバック制御することにより、第2温水の温度を目標温度に到達させる。また、制御手段36は、中温水取出し配管21bにより取り出される中温水の温度が、目標温度よりも高い場合には、中温水取出し配管21b側が全開で給湯配管21a側が全閉になる、すなわち中温水の混合比が100%で高温水の混合比が0%になるように、中温水混合弁40の混合比を予め調整する。また、制御手段36は、中温水取出し配管21bから取り出される中温水の温度が目標温度に比べて低い場合には、第1温水の温度が目標温度よりも所定温度(例えば5℃)高くなるように、給湯配管21aからの高温水と中温水取出し配管21bからの中温水との混合比を中温水混合弁40により予め調整する。なお、中温水取出し配管21bから取り出される中温水の温度は、貯湯タンク8への中温水取出し配管21bの接続位置と同じ高さに設けられた貯湯温度センサ42で検出される。あるいは、中温水取出し配管21bに温度センサを設けても良い。また、第1温水の温度は、給湯配管21cに設けられた温度センサ(図示省略)により検出される。
次に、変温給湯モードについて説明する。変温給湯モードでは、給湯実行中に中温水混合弁40の混合比を変動させるように動作させることで、第2温水の温度を時間的に変動させる。すなわち、変温給湯モードにおいては、制御手段36は、給湯実行中に、給湯用混合弁22の混合比に対してはフィードバック制御を行わずに固定し、中温水混合弁40での高温水と中温水との混合比を変動させることで、第1温水の温度を時間的に変動させる。このため、給湯用混合弁22が動作を停止していても、給湯用混合弁22に供給される第1温水の温度が時間的に変動することで、給湯用混合弁22から流出する第2温水の温度が時間的に変動する。本実施の形態1の変温給湯モードでは、第2温水の温度を、定温給湯モードでの目標温度に等しい状態から、この目標温度より数℃低い温度へ低下させた後、また目標温度へ上昇させる、というサイクルを、例えば10秒程度の周期で繰り返すように、中温水混合弁40を繰り返し動作させる。変温給湯モードにおける給湯温度の変動幅は、数℃程度であるので、シャワー等の使用者に不快感を与えることはない。一方、給湯温度すなわち第2温水の温度を、目標温度に比べて周期的に低下させるので、使用するエネルギー(貯湯タンク8に貯えた湯の量または蓄熱量)が少なくて済む。このため、定温給湯モードに比べて、省エネルギー効果が発揮される。また、第2温水を例えばシャワー等へ供給する場合、給湯温度が周期的に変動しても、すすぎ性能には影響ないため、シャワー等の使いやすさを維持しつつ、上記の省エネルギー効果が得られる。
なお、変温給湯モードにおいて、目標温度から低温側への変動させる温度幅、サイクルの周期などの値を、使用者がリモコン装置44で任意に設定可能に構成してもよい。また、上述の例では、変温給湯モードにおける温度変動を、定温給湯モードの目標温度を基準として低温側に変動させるものとして説明したが、例えば、温度変動の基準を定温給湯モードの目標温度よりも例えば3℃程度低い温度とし、その基準温度から上下に例えば2〜3℃の幅で変動させるように構成してもよい。このような構成によれば、使用者は出湯温度の揺らぎをより一層感じることにはなるが、それが直ちに不快感となることはなく、更なる省エネルギー効果が発揮される。
上述したように、定温給湯モードでは、中温水混合弁40の混合比に対してはフィードバック制御を行わずに固定し、給湯用混合弁22の混合比をフィードバック制御する。このため、定温給湯モードでは、中温水混合弁40の動作頻度に比べて、給湯用混合弁22の動作頻度が高くなる。これに対し、変温給湯モードでは、給湯用混合弁22の混合比は繰り返し変動させることなく固定し、中温水混合弁40の混合比を繰り返し変動させることで、第2温水の温度を時間的に変動させる。このため、変温給湯モードでは、給湯用混合弁22の動作頻度に比べて、中温水混合弁40の動作頻度が高くなる。このようなことから、本実施の形態1によれば、中温水混合弁40および給湯用混合弁22の稼動時間や稼動量が何れか一方に偏ることがないので、中温水混合弁40および給湯用混合弁22の双方の長寿命化を図ることができる。よって、信頼性の高い貯湯式給湯機35を提供することが可能となる。
なお、本実施の形態1では、上述した制御に加えて、以下のような制御を更に行っても良い。変温給湯モードの動作時に、第1給湯配管24に設けられた給湯温度センサ39により検出される第2温水の温度の変動幅が、予め設定された温度幅(例えば3℃)にならないような場合には、中温水混合弁40が正常に動作していないと考えられる。そこで、制御手段36は、変温給湯モードによる給湯開始後、給湯温度センサ39により検出される第2温水の温度の変動幅が、予め設定された制限時間内に、予め設定された温度幅にならないような場合には、中温水混合弁40が故障したと判断して、中温水混合弁40に代えて、給湯用混合弁22の混合比を繰り返し変動させるように制御しても良い。このような制御によれば、中温水混合弁40が万一故障した場合であっても、変温給湯モードにおいて第2温水の温度を時間的に変動させることが可能となる。なお、制御手段36は、中温水混合弁40が故障したと判断した場合には、リモコン装置44に、中温水混合弁40が故障している旨を表示し、速やかな対応を使用者に求めるよう報知することが望ましい。
また、制御手段36は、定温給湯モードによる給湯開始後、給湯温度センサ39により検出される第2温水の温度が、予め設定された制限時間内に目標温度に到達しない場合には、給湯用混合弁22が故障したと判断して、給湯用混合弁22に代えて中温水混合弁40の混合比をフィードバック制御等で調整することにより、第2温水の温度を目標温度に到達させるように制御しても良い。このような制御によれば、給湯用混合弁22が万一故障した場合であっても、第2温水の温度を目標温度に到達させることが可能となる。なお、制御手段36は、給湯用混合弁22が故障したと判断した場合には、リモコン装置44に、給湯用混合弁22が故障している旨を表示し、速やかな対応を使用者に求めるよう報知することが望ましい。
また、本発明では、変温給湯モードにおいて、第2温水の流量を周期的に変動させてもよい。その場合、第2温水の流量の変動周期と、第2温水の温度の変動周期とが、異なっていても良いし、同じでも良い。
1 圧縮機、3 水冷媒熱交換器、4 膨張弁、5 冷媒配管、6 空気熱交換器、7 HPユニット、8 貯湯タンク、8a 水導入口、8b 水導出口、8c 温水導入口、8d 温水導入出口、9 給水管路、9a 第1給水配管、9b 第2給水配管、9c 第3給水配管、10 水導出口配管、11 三方弁、12 熱源ポンプ、13 送湯配管、14 HP往き配管、15 HP戻り配管、16 第1バイパス配管、17 第2バイパス配管、18 四方弁、20 利用側熱交換器、20a 温水導入配管、20b 温水導出配管、21 給湯管路、21a 給湯配管、21b 中温水取出し配管、21c 給湯配管、22 給湯用混合弁、23 ふろ用混合弁、24 第1給湯配管、25 第2給湯配管、26 ふろ用電磁弁、27 ふろ往き配管、28 ふろ戻り配管、29 ふろ循環ポンプ、30 浴槽、31 減圧弁、33 タンクユニット、34 給湯栓、35 貯湯式給湯機、36 制御手段、37 ふろ往き温度センサ、38 ふろ戻り温度センサ、39 給湯温度センサ、40 中温水混合弁、41,42,43 貯湯温度センサ、44 リモコン装置、45 ふろ用流量センサ

Claims (4)

  1. 温水を貯える貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクの上部から取り出された高温水と、前記貯湯タンクの上下方向において上部と下部との間の中間部から取り出された中温水との混合比を可変にする第1混合手段と、
    前記第1混合手段から供給される第1温水と、水源から供給される低温水との混合比を可変にする第2混合手段と、
    前記第2混合手段から供給される第2温水の温度を時間的に一定する定温給湯モードと、前記第2温水の温度を時間的に変動させる変温給湯モードとを切り替える手段と
    記定温給湯モードにおいて前記第1混合手段の動作頻度に比べて前記第2混合手段の動作頻度を高くする手段と、
    記変温給湯モードにおいて前記第2混合手段の動作頻度に比べて前記第1混合手段の動作頻度を高くすることで前記第1温水の温度を時間的に変動させる手段と、
    を備える貯湯式給湯機。
  2. 記定温給湯モードにおいて前記第1混合手段の混合比を固定して前記第2混合手段の混合比を調整することにより前記第2温水の温度を制御する手段と、
    前記変温給湯モードにおいて前記第2混合手段の混合比を固定して前記第1混合手段の混合比を変動させることにより前記第2温水の温度を時間的に変動させる手段と、
    を備える請求項1記載の貯湯式給湯機。
  3. 記変温給湯モードによる給湯開始後、予め設定された制限時間内に前記第2温水の温度の変動幅が予め設定された温度幅にならない場合には、前記第1混合手段に代えて前記第2混合手段の混合比を変動させる手段を備える請求項1または2記載の貯湯式給湯機。
  4. 記定温給湯モードによる給湯開始後、予め設定された制限時間内に前記第2温水の温度が目標温度に到達しない場合には、前記第2混合手段に代えて前記第1混合手段の混合比を調整することにより前記第2温水の温度を制御する手段を備える請求項1乃至3の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
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