JP6841211B2 - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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Description

本発明は、貯湯式給湯機に関する。
貯湯タンクの中間部から取り出される中間温度の中温水を給湯に利用する貯湯式給湯装置が知られている。例えば特許文献1には、貯湯タンクの中間部に中温水の取り出し口を設け、この取り出し口から取り出した中温水を貯湯タンクの上部の高温水と混合して設定温度の湯を給湯する技術が開示されている。
特開2004−197958号公報
上記特許文献1の技術によれば、貯湯タンク内の中温水を利用することによって貯湯タンクの下部の低温水の温度上昇が抑制されるので、沸き上げ効率の低下を防ぐことができる。また、貯湯タンク内の中温水を給湯に利用することによって、高温水の使用を抑えることもできる。
但し、タンク中間部から取り出される中温水の温度は変動しやすい。例えば、タンク内の温度境界層の位置が動くと、タンク中間部から取り出される中温水の温度が大きく変動する可能性がある。中温水の温度が上昇すると、中温水を利用して設定温度の湯を生成することができなくなる状態にもなり得る。そこで、このような場合には、中温水を利用した給湯から、タンク下部から取り出される低温水を利用した給湯へと切り替えることが考えられる。しかしながら、給湯に利用する水が中温水から低温水へと急激に切り替えられると、設定温度の湯を生成することが一時的に困難となり、蛇口、シャワー、浴槽等への給湯温度が変動する可能性がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、貯湯タンク内の中温水を利用した給湯運転から低温水を利用した給湯運転へと切り替える際に、給湯温度の変動を抑制できる貯湯式給湯装置を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、加熱手段により加熱された湯を貯湯する貯湯タンクと、貯湯タンクの上部口に連通する高温配管と、上部口よりも低位の中間口で貯湯タンクに連通する中温配管と、貯湯タンクから中温配管を通って供給される中温水が流入する中温入口と、中温水よりも温度の低い低温水が流入する低温入口と、水出口とを有し、中温入口を水出口へ連通させる中温位置と、低温入口を水出口へ連通させる低温位置とに流路を切り替え可能な流路切替弁と、貯湯タンクから高温配管を通って供給される高温湯が流入する湯側入口と、流路切替弁の水出口からの水が流入する水側入口と、湯側入口から流入した高温湯と水側入口から流入した水とが混合した湯が出る湯出口とを有し、湯側入口から流入する高温湯と水側入口から流入する水の混合比を調整可能な混合弁と、混合弁及び流路切替弁を制御する制御手段と、を備える。制御手段は、混合弁の湯出口から供給される湯の温度が設定温度になるように混合弁を制御する給湯運転を実行可能に構成される。また、制御手段は、中温入口から流入する中温水を利用した給湯運転の実行中に、流路切替弁の流路を中温位置から低温位置に切り替える給湯運転中弁切替動作の際には、給湯運転を実行していない場合の弁切替動作の際に比べて、中温位置から低温位置への流路の切り替えに要する所要時間が長くなるように、流路切替弁を制御する。
本発明の貯湯式給湯機によれば、貯湯タンク内の中温水を利用した給湯運転から低温水を利用した給湯運転へと切り替える際に、給湯温度の変動を抑制できる貯湯式給湯装置を提供することが可能となる。
実施の形態1の貯湯式給湯機の構成を示す図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の貯湯運転時の回路構成図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の追いだき運転時の回路構成図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の第一経路を利用した給湯運転時の回路構成図である。 実施の形態1の貯湯式給湯機の第二経路を利用した給湯運転時の回路構成図である。 実施の形態1の第四流路切替弁の構成を示す図である。 第四流路切替弁のボール弁体の回転角度に対する流量比の特性を示す図である。 SS制御時の第四流路切替弁のボール弁体のステップ位置の変化を示す図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組み合わせ可能な構成のあらゆる組み合わせを含み得る。
実施の形態1.
1. 貯湯式給湯機の構成
図1は、実施の形態1の貯湯式給湯機の構成を示す図である。なお、図中において、制御部と各機能部品とを接続するリード線は省略する。実施の形態1の貯湯式給湯機1は、貯湯ユニット100と、加熱手段としてのヒートポンプユニット200とを有している。貯湯ユニット100は、配管103,131および図示しない電気配線を介してヒートポンプユニット200と接続されている。また、貯湯ユニット100は、配管145,146を介して浴槽300と接続されている。
実施の形態1の貯湯式給湯機1は、ヒートポンプユニット200にて沸き上げられた湯を貯湯ユニット100内の貯湯タンク101内に貯留する。貯湯タンク101の内部では、温度による密度差によって、上層側が高温で低層側が低温になる温度成層を形成することができる。貯湯タンク101内に貯留した湯は、例えば台所又は洗面所の蛇口、シャワー、浴槽300などの給湯端末に供給される。
貯湯ユニット100内には、貯湯タンク101のほか、追いだき熱交換器121、第一流路切替弁105、第二流路切替弁108、第三流路切替弁127、第四流路切替弁161、熱源循環ポンプ129、風呂循環ポンプ124、給湯混合弁115a、風呂混合弁115b、制御部102、及びこれらの機器を接続する配管類が更に内蔵されている。追いだき熱交換器121は、貯湯タンク101から供給される熱源水と浴槽300から循環する浴水との間で熱交換を行うことにより、浴水を加熱するためのものである。熱源循環ポンプ129は、熱源水等の湯水を循環させるためのものである。風呂循環ポンプ124は、浴水を循環させるためのものである。給湯混合弁115aおよび風呂混合弁115bは、貯湯タンク101の上部から供給される高温水と給水配管139,141から供給される低温水又は中温配管112から供給される中温水との混合比を調整可能に構成されている。なお、以下の説明では、給湯混合弁115aと風呂混合弁115bを特に区別しないときには、単に「混合弁115」と称する。
第一流路切替弁105は、入口となるbポート及びdポートと、出口となるaポート及びcポートとを有する流路切替手段である。第二流路切替弁108は、入口となるfポートと、出口となるeポート、gポート及びhポートとを有する流路切替手段である。第三流路切替弁127は、入口となるiポート及びkポートと、出口となるjポートを有する流路切替手段である。第四流路切替弁161は、入口となるmポート及びnポートと、出口となるlポートを有する流路切替手段である。
ヒートポンプユニット200は、詳細な図示を省略するが、空気の熱を吸収して水を加熱して湯とすることのできる冷凍サイクルを搭載している。ヒートポンプユニット200は、具体的には、湯水の出入り口となる流入口206および流出口205と、高温冷媒と湯水との熱交換を行う沸き上げ用熱交換器203と、流入口206と沸き上げ用熱交換器203とを接続する配管202と、流出口205と沸き上げ用熱交換器203とを接続する配管204と、冷凍サイクルを構成する図示しない圧縮機、膨張弁、送風ファン等の動作を制御する制御部201と、を有している。制御部201は、貯湯ユニット100内の制御部102と通信可能に接続されている。
浴槽300には、浴槽アダプタ301が設けられている。浴槽アダプタ301には、配管145,146の一端がそれぞれ接続されている。配管145の他端は、貯湯ユニット100の風呂戻り口152に接続されている。配管146の他端は、貯湯ユニット100の風呂往き口153に接続されている。
貯湯タンク101には、複数の湯水の出入口が設けられている。貯湯タンク101の上部領域には、第一上部口101aと第二上部口101bとが設けられている。貯湯タンク101の下部領域には、第一下部口101cと第二下部口101dと入水口101eとが設けられている。また、貯湯タンク101の上部領域より低位且つ下部領域よりも高位に位置する中間部領域には、第一中間口101fと第二中間口101gとが設けられている。
貯湯タンク101の外面には、第一温度センサ164と第二温度センサ165が設けられている。第一温度センサ164は貯湯タンク101の中間部領域に配置され、第二温度センサ165は貯湯タンク101の上部領域に配置されている。第一温度センサ164及び第二温度センサ165は、それぞれの位置での水温を検出する。
次に、貯湯ユニット100が備える弁類及び配管類について説明する。給水配管139の上流は、水源から引き込まれた給水口151に接続されている。給水配管139の下流側は、給水配管138及び給水配管141に分岐している。給水配管138は、貯湯タンク101の入水口101eに接続されている。水源から供給される低温水が給水配管138から貯湯タンク101の入水口101eに流入することで、貯湯タンク101内は満水状態に維持される。
配管134の上流は、貯湯タンク101の第一下部口101cに接続されている。配管134の下流は、排水栓135に接続されている。排水栓135は、配管137により排水口149に接続されている。通常使用時には貯湯タンク101内は常に湯水で満水状態に維持される。しかしながら、貯湯タンク101内の湯水を排水する必要のある非常時には、排水栓135が開かれる。これにより、貯湯タンク101内の湯水は、配管134、排水栓135、配管137を経由して排水口149から排水される。
配管136は、排水栓135と、第三流路切替弁127のiポートとを接続している。配管128は、第三流路切替弁127のjポートと、熱源循環ポンプ129の吸入口とを接続している。配管130は、熱源循環ポンプ129の吐出口と、HP往き口148とを接続している。配管131は、HP往き口148とヒートポンプユニット200の流入口206とを接続している。配管103は、ヒートポンプユニット200の流出口205と、HP戻り口147とを接続している。配管104は、HP戻り口147と、第一流路切替弁105のbポートを接続している。配管106は、第一流路切替弁105のaポートと、第二流路切替弁108のfポートとを接続している。配管132は、配管130の途中から分岐して第一流路切替弁105のdポートに接続されている。配管133は、第一流路切替弁105のcポートと、貯湯タンク101の第二下部口101dとを接続している。
配管107は、第二流路切替弁108のhポートと、貯湯タンク101の第二中間口101gとを接続している。配管110は、第二流路切替弁108のeポートと、追いだき熱交換器121の熱源水の入口とを接続している。配管126は、追いだき熱交換器121の熱源水の出口と、第三流路切替弁127のkポートとを接続している。配管111は、貯湯タンク101の第二上部口101bと、配管110の途中とを接続している。高温配管113は、貯湯タンク101の第一上部口101aと給湯混合弁115a及び風呂混合弁115bの湯側入口とをそれぞれ接続している。配管109は、第二流路切替弁108のgポートと、高温配管113の途中とを接続している。
給水配管139は、給水口151と、減圧弁140の上流側とを接続している。給水配管141は、減圧弁140の下流側と第四流路切替弁161のnポートとを接続している。給水配管138は、給水配管141の途中と貯湯タンク101の入水口101eとを接続している。中温配管112は、第四流路切替弁161のmポートと、貯湯タンク101の第一中間口101fとを接続している。配管162は、第四流路切替弁161のlポートと、給湯混合弁115a及び風呂混合弁115bの水側入口とをそれぞれ接続している。配管144は、給湯混合弁115aの湯出口と給湯口150とを接続している。
第四流路切替弁161のlポート、mポート及びnポートは、それぞれ水出口、中温入口及び低温入口として機能する。貯湯タンク101の第一中間口101fから中温配管112を通って供給される中温水は、第四流路切替弁161のmポートに流入する。当該中温水よりも温度の低い低温水は、第四流路切替弁161のnポートに流入する。本実施の形態では、給水口151から給水配管139,141を通って供給される低温水が第四流路切替弁161のnポートに流入する。第四流路切替弁161は、「中温位置」と「低温位置」とに流路を切り替え可能である。「低温位置」では、低温入口であるnポートが水出口であるlポートへ連通し、中温入口であるmポートが遮断される。「低温位置」のときには、給水配管141からの低温水が配管162へ流れる。以下の説明では、給水口151から給水配管139,141を通って配管162へ流れる経路を「第一経路」と称する。
一方、「中温位置」では、中温入口であるmポートが水出口であるlポートへ連通し、低温入口であるnポートが遮断される。「中温位置」のときには、中温配管112からの中温水が配管162へ流れる。以下の説明では、貯湯タンク101の第一中間口101fから中温配管112を通って配管162へ流れる経路を「第二経路」と称する。
給湯混合弁115aは、貯湯タンク101から高温配管113を通って供給される高温湯と、第四流路切替弁161のlポートからの水とを混合し、温度調節する。その温度調節された湯は、配管144に流入する。配管144を通る湯は、給湯口150から蛇口、シャワーなどに供給される。
風呂混合弁115bは、貯湯タンク101から高温配管113を通って供給される高温湯と、第四流路切替弁161のlポートからの水とを混合し、温度調節する。その温度調節された湯は、配管119に流入する。配管119を通る湯は、配管120及び配管125から浴槽300に供給される。
本実施の形態の貯湯式給湯機1は、制御手段としての制御部102を備える。制御部102は、上述した制御部201、各アクチュエータ及び各センサと電気的に接続されている。貯湯式給湯機の運転は、制御部102により制御される。
2. 貯湯式給湯機による貯湯運転
本実施の形態の貯湯式給湯機1は、ヒートポンプユニット200で加熱された湯を貯湯タンク101に流入させる貯湯運転を実行できる。図2は、実施の形態1の貯湯式給湯機の貯湯運転時の回路構成図である。貯湯運転では、以下のようになる。
ヒートポンプユニット200及び熱源循環ポンプ129が運転される。貯湯タンク101の第一下部口101cから取り出された水が、配管134、排水栓135、配管136、第三流路切替弁127、配管128、熱源循環ポンプ129、配管130、HP往き口148及び配管131を通って流入口206からヒートポンプユニット200内に導かれる。ヒートポンプユニット200内で加熱された高温の湯は、流出口205から配管103、HP戻り口147、配管104、第一流路切替弁105、配管106、第二流路切替弁108、配管110、及び配管111を通って、第二上部口101bから貯湯タンク101に流入する。貯湯運転は、典型的には、深夜電力時間帯を中心に実施され、翌日に使用される分の湯を貯湯タンク101に貯える。
3. 貯湯式給湯機による追いだき運転
本実施の形態の貯湯式給湯機1は、貯湯タンク101に貯留されている高温水を熱源水として、浴槽300内の浴水を加熱する追いだき運転を実行できる。図3は、実施の形態1の貯湯式給湯機の追いだき運転時の回路構成図である。追いだき運転では、以下のようになる。
追いだき運転では、熱源循環ポンプ129と風呂循環ポンプ124が運転される。その結果、貯湯タンク101の第二上部口101bから流出する高温水は、配管111、配管110を通って追いだき熱交換器121に導かれる。一方、浴槽300側の経路では、風呂循環ポンプ124を運転することで、浴槽300に張られた浴水が、配管145、風呂戻り口152、配管125、追いだき熱交換器121、配管120、風呂往き口153、配管146で構成される循環回路を循環する。追いだき熱交換器121では、高温の熱源水の熱が浴水に伝達される。これにより、熱源水は中温水になるとともに浴水が温められる。追いだき熱交換器121から導出された中温水は、配管126、第三流路切替弁127、配管128、熱源循環ポンプ129、配管132、第一流路切替弁105、配管106、第二流路切替弁108、配管107を通って第二中間口101gから貯湯タンク101内に戻される。この追いだき運転は、浴槽300に張られた浴水の温度低下を温度センサで検知することで制御部102により自動的に実施、または、ユーザーが任意に実施できる構成となっている。
4.貯湯式給湯機による給湯運転
本実施の形態の貯湯式給湯機1は、設定温度の湯を給湯口150又は浴槽300へ給湯する給湯運転を実行できる。給湯運転では、給湯用流量センサ143が水流を検出すると、制御部102は、給湯用温度センサ142で検出される温度が給湯設定温度に等しくなるように、給湯混合弁115aでの混合比を調整する。また、風呂用温度センサ118が水流を検出すると、制御部102は、風呂用温度センサ114で検出される温度が湯はり設定温度に等しくなるように、風呂混合弁115bでの混合比を調整する。
ここで、給湯運転では、第四流路切替弁161を操作することにより、第一経路を利用した給湯運転と第二経路を利用した給湯運転とを切り替えることができる。図4は、実施の形態1の貯湯式給湯機の第一経路を利用した給湯運転時の回路構成図である。なお、図4では給湯口150を給湯先とする給湯運転を例示している。第一経路を利用した給湯運転では、第四流路切替弁161が「低温位置」にされることにより、給水口151から給水配管139,141へ流出した低温水と、貯湯タンク101の第一上部口101aからの高温湯とが、給湯混合弁115aにて混合される。混合された湯は、配管144を通って給湯口150へと供給されて給湯に利用される。低温水利用給湯運転であれば、幅広い設定温度に対応した給湯運転を行うことができる。
図5は、実施の形態1の貯湯式給湯機の第二経路を利用した給湯運転時の回路構成図である。なお、図5では給湯口150を給湯先とする給湯運転を例示している。第二経路を利用した給湯運転では、第四流路切替弁161が「中温位置」にされることにより、貯湯タンク101の第一中間口101fから中温配管112へ流出した中温水と、貯湯タンク101の第一上部口101aからの高温湯とが、給湯混合弁115aにて混合される。混合された湯は、配管144を通って給湯口150へと供給されて給湯に利用される。追いだき運転が行われると、貯湯タンク101内の中温水の量が増大してしまう。本実施の形態であれば、貯湯タンク101から中温配管112へ流出する中温水を給湯に利用可能であるので、貯湯タンク101内の中温水の量を低減できる。このため、ヒートポンプユニット200への入水温度の低くすることができ、ヒートポンプユニット200の運転効率を向上できる。
ここで、第二経路を利用した給湯運転中に中温水の温度が高くなると、高温配管113を通って供給される高温湯との混合比を調整したとしても設定温度の湯を生成できない場合が生じる。そこで、制御部102は、第一温度センサ164にて検知された中温水の温度に基づいて、給湯運転における経路を切り替える。具体的には、制御部102は、第二経路を利用した給湯運転中において、検知された中温水の温度が予め定められた基準温度以上となった場合に、第四流路切替弁161の流路を中温位置から低温位置へと切り替える給湯運転中弁切替動作を実行する。給湯運転中弁切替動作が実行されると、給湯運転中の経路が第二経路から第一経路へと切り替えられる。これにより、混合弁115の水側入口に供給される水の温度を低下させることができるので、幅広い設定温度の湯を生成可能となる。
なお、給湯運転中弁切替動作での基準温度は、幅広い設定温度の湯を生成可能な中温水の温度として、予め定められた値が用いられる。なお、設定温度が低いほど設定温度の湯を生成可能な中温水の温度の上限値は低くなる。また、中温水に混合される高温湯の温度が高いほど、設定温度の湯を生成可能な中温水の温度の上限値は低くなる。そこで、基準温度は、設定温度又は第二温度センサ165によって検知される高温湯の温度に応じて可変させてもよい。
5.本実施の形態の特徴
次に、本実施の形態の特徴について説明する。第二経路を利用した給湯運転中に貯湯タンク101の中間部領域の温度が上昇すると、制御部102は第二経路から第一経路に切り替えを行う。この際、配管162から混合弁115の水側入口に供給される水の温度が急変すると、混合弁115による温度調節に追従遅れが生じるおそれがある。この場合、給湯温度が設定温度から一時的に乖離する現象が発生する。
そこで、本実施の形態では、このような現象を回避するため、以下の構成及び制御を適用することとしている。図6は、実施の形態1の第四流路切替弁161の構成を示す図である。この図に示すように、第四流路切替弁161は、回転可能なボール弁体171とボディ172とを有するボールバルブとして構成されている。
図7は、第四流路切替弁161のボール弁体171の回転角度に対する流量比の特性を示す図である。この図に示す特性は、第四流路切替弁161が低温位置である場合のボール弁体171の角度を0°とし、nポートからlポートへと流れる低温水とmポートからlポートへと流れる中温水との流量比を示している。この流量特性に示すように、ボール弁体171の回転角度が0°のときには、nポートからlポートへと流れる低温水の流量比が100%となりmポートからlポートへと流れる中温水の流量比が0%となっている。そして、ボール弁体171の回転角度が大きくなるにつれてmポートからlポートへと流れる中温水の流量比が減少するとともに、mポートからlポートへと流れる中温水の流量比が増大している。そして、ボール弁体171の回転角度が90°となると、nポートからlポートへと流れる低温水の流量比が0%となりmポートからlポートへと流れる中温水の流量比が100%となっている。このように、ボールバルブとして構成された第四流路切替弁161では、ボール弁体171が回転移動することにより、中温水と低温水の流量比が徐々に変化する。
本実施の形態では、図7に示すような第四流路切替弁161の流量特性を利用した以下の制御を実行する。制御部102は、給湯運転中に第四流路切替弁161を中温位置から低温位置へと切り替える要求が発生した場合に、第二経路に対応する中温位置から第一経路に対応する低温位置まで、移動と一時停止とを繰り返しながら変位するように第四流路切替弁161を制御する。以下、給湯運転中に行われるこのような制御を「SS制御(Slow Step制御)」と称する。第四流路切替弁161は、給湯運転が行われていないときには一時停止を挟むことなく中温位置から低温位置へと切り替えられる。このため、給湯運転中のSS制御は、第四流路切替弁161の単位時間当たりの変位量を給湯運転が行われていないときよりも小さくする制御ともいえる。このような給湯運転中のSS制御によれば、給湯運転が行われていない場合の第四流路切替弁161の切り替えに比べて、切り替えに要する所要時間が長くなる。
図8は、SS制御時の第四流路切替弁161のボール弁体のステップ位置の変化を示す図である。SS制御では、例えば図8に示すように第四流路切替弁161を切り替えることができる。図8に示すSS制御では、第四流路切替弁161のボール弁体171を微動作させた後、2秒程度一時停止させるステップを15ステップ程度繰り返すこととしている。これにより、第四流路切替弁161のボール弁体171が、第二経路に対応する中温位置から、第一経路に対応する低温位置まで徐々に変位することとなる。これにより、配管162から混合弁115に流入する湯の温度の急変が防止されるので、配管162から混合弁115に流入する湯の温度が徐々に下降する。このため、混合弁115による温度調節が確実に追従することができ、給湯温度の変動を確実に低減にすることができる。
6.本実施の形態の貯湯式給湯機の変形例
本実施の形態の貯湯式給湯機は、以下のように変形して実施してもよい。
SS制御の1ステップでの動作量と停止時間は、中温配管112から取り出す中温水の温度と、給水配管139,141から供給される低温水の温度の差に応じて変化させてもよい。中温水の温度と低温水の温度差が大きいほど、第四流路切替弁161の流路切り替え前後における混合弁115の水入口に供給される水の温度変動が大きくなる。このため、給湯運転中のSS制御では、中温水の温度と低温水の温度差が大きいほど、SS制御の1ステップでの動作量を小さくする又は1ステップでの停止時間を長くする、又はこれら両方を行うように制御してもよい。
SS制御の1ステップでの動作量と停止時間は、第四流路切替弁161の流量特性に応じて変化させてもよい。図8に示す第四流路切替弁161の流量特性では、ボール弁体171の回転角度が例えば45°付近の領域では、0°付近又は90°付近の領域に比べてボール弁体171の移動量に対する流量変化が大きい。このため、SS制御では、ボール弁体171の移動量に対する流量変化が大きい第一範囲では、当該流量変化が第一範囲よりも小さい第二範囲に比べてSS制御の1ステップでの動作量を小さくする、又は1ステップでの停止時間を長くする、又はこれら両方を行うように制御してもよい。図8に示す例では、ボール弁体171の回転角度が45°付近の領域が第一範囲に相当し、0°付近又は90°付近の領域が第二範囲に相当している。このようなSS制御によれば、混合弁115の水入口に供給される水の温度の急変を防ぐことが可能となる。
SS制御の実行中に、例えば混合弁115の水側入口の側が全開となる状態が予め定められた時間以上継続する場合がある。このような場合には、第四流路切替弁161の水出口であるlポートから流出する水の温度が高いため、現在の給湯温度が設定給湯温度よりも高くなっている或いは近い将来高くなると判断することができる。そこで、SS制御の実行中に混合弁115の水側入口の混合比が予め定められた割合以上となる状態が予め定められた時間以上継続している場合には、SS制御の1ステップでの動作量を大きくする又は1ステップでの停止時間を短くする、又はこれら両方を行うように制御して、第四流路切替弁161のlポートから流出する水の温度を逸早く低下させることとしてもよい。
SS制御の実行中に、例えば混合弁115の湯側入口の混合比が水側入口の側よりも十分に大きいような場合がある。このような場合には、第四流路切替弁161の水出口であるlポートから流出する水の温度が設定給湯温度に対して十分に低いため、現在の給湯温度を設定給湯温度に調整することができない可能性は低いと判断することができる。そこで、SS制御の実行中に混合弁115の湯側入口の混合比が予め定められた割合を超えた場合には、SS制御を停止して第四流路切替弁161の移動をその時点で停止し、給湯運転の終了後に第四流路切替弁161を低温位置まで動作させることとしてもよい。このような制御によれば、給湯運転中に第四流路切替弁161を動作させることによる給湯温度の変動の可能性及び他の流路切替弁への影響を低減することが可能となる。
SS制御の実行中に給湯運転が停止された場合には、SS制御を終了して、第四流路切替弁161を低温位置まで一時停止を挟むことなく速やかに変位させることとしてもよい。これにより、第四流路切替弁161が動作していることによる他の流路切替弁の動作等への影響を低減することが可能となる。
第四流路切替弁161が低温位置にされた状態で給湯運転が実行されている場合に、混合弁115の湯側入口が予め設定された開度以上になる場合がある。このような場合には、第四流路切替弁161の水出口であるlポートから流出する水の温度が設定給湯温度に対して十分に低いため、現在の給湯温度を設定給湯温度に調整することができない可能性は低いと判断することができる。そこで、第四流路切替弁161が低温位置にされた状態での給湯運転中に上記の条件が成立した場合には、第四流路切替弁161を低温位置から中温位置へと切り替えることとしてもよい。このような制御によれば、給湯運転中に給湯温度の変動を抑制しつつ中温水を有効に利用することが可能となる。
第四流路切替弁161の構成は、ボール弁体を備えたボールバルブの構成に限られない。すなわち、第四流路切替弁161は、弁体の移動に伴い中温水と低温水の流量比が変化するように構成された公知の切替弁の構成を採用することができる。
1 貯湯式給湯機、 100 貯湯ユニット、 101 貯湯タンク、 101a 第一上部口、 101b 第二上部口、 101c 第一下部口、 101d 第二下部口、 101e 入水口、 101f 第一中間口、 101g 第二中間口、 102 制御部、 103,104,106,107,109,110,111,119,120,125,126,128、130,131,132,133,134,136,137,144,145,146,162,202,204 配管、 105 第一流路切替弁、 108 第二流路切替弁、 112 中温配管、 113 高温配管、 114 風呂用温度センサ、 115 混合弁、 115a 給湯混合弁、 115b 風呂混合弁、 118 風呂用温度センサ、 121 追いだき熱交換器、 124 風呂循環ポンプ、 127 第三流路切替弁、 129 熱源循環ポンプ、 135 排水栓、 138,139,141 給水配管、 140 減圧弁、 142 給湯用温度センサ、143 給湯用流量センサ1、 147 HP戻り口、 148 HP往き口、 149 排水口、 150 給湯口、 151 給水口、 152 風呂戻り口、 153 風呂往き口、 161 第四流路切替弁、 164 第一温度センサ、 165 第二温度センサ、 171 ボール弁体、 172 ボディ、 200 ヒートポンプユニット、 201 制御部、 203 沸き上げ用熱交換器、 205 流出口、 206 流入口、 300 浴槽、 301 浴槽アダプタ

Claims (8)

  1. 加熱手段により加熱された湯を貯湯する貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクの上部口に連通する高温配管と、
    前記上部口よりも低位の中間口で前記貯湯タンクに連通する中温配管と、
    前記貯湯タンクから前記中温配管を通って供給される中温水が流入する中温入口と、前記中温水よりも温度の低い低温水が流入する低温入口と、水出口とを有し、前記中温入口を前記水出口へ連通させる中温位置と、前記低温入口を前記水出口へ連通させる低温位置とに流路を切り替え可能な流路切替弁と、
    前記貯湯タンクから前記高温配管を通って供給される高温湯が流入する湯側入口と、前記流路切替弁の前記水出口からの水が流入する水側入口と、前記湯側入口から流入した高温湯と前記水側入口から流入した水とが混合した湯が出る湯出口とを有し、前記湯側入口から流入する高温湯と前記水側入口から流入する水の混合比を調整可能な混合弁と、
    前記混合弁及び前記流路切替弁を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、
    前記混合弁の前記湯出口から供給される湯の温度が設定温度になるように前記混合弁を制御する給湯運転を実行可能に構成され、
    前記制御手段は、
    前記中温入口から流入する中温水を利用した前記給湯運転の実行中に、前記流路切替弁の流路を前記中温位置から前記低温位置に切り替える給湯運転中弁切替動作の際には、前記給湯運転を実行していない場合の弁切替動作の際に比べて、前記中温位置から前記低温位置への流路の切り替えに要する所要時間が長くなるように、前記流路切替弁を制御することを特徴とする貯湯式給湯機。
  2. 前記制御手段は、前記給湯運転中弁切替動作の際には、前記流路切替弁の弁体が移動と一時停止とを繰り返しながら前記中温位置から前記低温位置へ移動するように前記流路切替弁を制御することを特徴とする請求項1に記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記制御手段は、前記給湯運転中弁切替動作の際には、前記中温入口から流入する中温水の温度と、前記低温入口から流入する低温水の温度との差が大きいほど前記所要時間が長くなるように前記流路切替弁を制御することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記流路切替弁は、回転可能なボール弁体を有する切替弁として構成され、
    前記制御手段は、前記給湯運転中弁切替動作の際には、前記ボール弁体の移動量に対する流量変化が大きい第一範囲では、当該流量変化が前記第一範囲よりも小さい第二範囲に比べて、前記ボール弁体の単位時間当たりの移動量が小さくなるように前記流路切替弁を制御することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記制御手段は、前記給湯運転中弁切替動作の実行中に、前記混合弁の前記水側入口から流入した水の混合比が予め定められた割合以上となる状態が予め定められた期間継続した場合には、前記流路切替弁の弁体の単位時間当たりの移動量が大きくなるように前記流路切替弁を制御することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記制御手段は、前記給湯運転中弁切替動作の実行中に、前記湯側入口から流入した湯の混合比が予め定められた割合を超えた場合には、前記流路切替弁の弁体の移動をその時点で停止することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
  7. 前記制御手段は、前記給湯運転中弁切替動作の実行中に、前記給湯運転が停止した場合には、前記流路切替弁の弁体を一時停止させずに前記低温位置まで移動させることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
  8. 前記制御手段は、前記低温入口から流入する低温水を利用した前記給湯運転の実行中に、前記混合弁の前記湯側入口から流入した湯の混合比が予め定められた割合を超えた場合には、前記流路切替弁の流路を前記低温位置から前記中温位置へ変位させるように前記流路切替弁を制御することを特徴とする請求項1から請求項7の何れか1項に記載の貯湯式給湯機。
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