JP6025196B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は配線を相互に電気的に接続するためのコネクタの構造に関し、特に、コネクタの小型化に関する。
プラグコネクタとレセプタクルコネクタとを互いに接続して、両コネクタの間を電気的に接続するコネクタにおいて、両コネクタの接続を位置決めするための凸部及び凹部を備えるものがある。例えば、プラグコネクタに位置決め用凸部を設け、レセプタクルコネクタに位置決め用凹部を設けて、両コネクタを接続する際にはこれらの凹凸が互いに嵌合することにより、両コネクタが正しい位置で接続するようにガイドするものである。
この種のコネクタは、例えば、ノートパソコンとその拡張ユニットとの間を接続する際に用いられる。ここでいう拡張ユニットとは、ポートリプリケータ或いはドッキングステーション等と呼ばれるものであり、シリアルポート、パラレルポート、PS/2ポート、USBポート、外部ディスプレイ出力端子等の各種の接続端子、PCIバス等の拡張スロット、CD−ROM等のドライブ装置を備える装置であり、この種のコネクタを介して接続したノートパソコンに対し、上述の接続端子、拡張スロット、ドライブ装置等の機能を提供する装置である。
この種のコネクタには、異物の侵入を防いで防塵性を高めるためのシャッター機構を開口部に備えるものがある。例えば、レセプタクルコネクタの開口部に移動可能な遮蔽板であるシャッターと、このシャッターを開口部の方向に付勢する弾性部材とを配置して、プラグコネクタを非接続の状態では開口部をシャッターにて閉鎖する一方、プラグコネクタが開口部に押し当てられるとシャッターが押し下げられて、レセプタクルコネクタと接続可能になるものがある。
更に、この種のコネクタには、上述の位置決め用の凸部及び凹部とシャッター機構の両方を備えるものがある。図25、図26は特許文献1に記載されているコネクタである。リセプタクルコネクタ20のリセプタクルハウジング21は、差込口(開口部)35を備え、更に、その全面を覆う平板のシャッター部材40を備える。プラグコネクタ10とリセプタクルコネクタ20とを接続する際、プラグコネクタ10のガイド突起12a、12bを、リセプタクルコネクタ20のガイド収容空間24a、24bにそれぞれ収容する。
これらガイド収容空間24a、24bは、リセプタクルハウジング21において、シャッター部材40を挟むようにその両隣に配置される。このため、リセプタクルハウジング21の長手方向の長さは、シャッター部材40の幅、ガイド収容空間24a及び24bの直径を合計したものよりも長くなる。その結果、コネクタ全体の寸法が大きくなりやすいという問題がある。
図27、図28は特許文献2に記載されているコネクタである。電気コネクタ組立体は互いに嵌合する電気コネクタ2及び相手コネクタ3からなり、電気コネクタ2はその長手方向両端に位置決め用案内部13を備え、相手コネクタ3はその長手方向両端に位置決め用凹部53を備える。また、相手コネクタ3は2つの位置決め用凹部53の間にシャッタ部材70を備える。
位置決め用案内部13を位置決め用凹部53に挿入する都合上、シャッタ部材70は位置決め用凹部53の上を覆っておらず、その両端を切り欠いた形状をしている。このため、シャッタ部材70の端部に隙間が生じ、そこからゴミが侵入する恐れがある。
また、レセプタクルコネクタの長手方向に沿って、位置決め用凹部53、シャッタ部材70、位置決め用凹部53を一列に配置する点で特許文献1に記載のコネクタと同じであり、同様にコネクタ全体の寸法が大きくなりやすい。
更に、接続の位置決めをするための凸部及び凹部を備えるプラグコネクタ及びレセプタクルコネクタの小型化に関しては、上述のようにレセプタクルコネクタの長手方向の長さを短くすることだけではなく、接続したコネクタの高さを低くすることも求められている。
図29は特許文献3に記載されているコネクタである。このように、プラグコネクタに位置決め用凸部を設け、基板上に配置したレセプタクルコネクタに位置決め用凹部を設けてなるコネクタにおいて、接続した状態でのコネクタの低背化を図るため、基板上の位置決め用凹部に対応する位置に凹部乃至貫通孔(以下総称して基板凹部と記す)を設けるものがある。
このような構成とすることにより、位置決め用凸部の先端が基板に食い込む形となるので、プラグコネクタ及びレセプタクルコネクタを接続した状態でのコネクタ全体の低背化に資することができる。しかし、この構成では、基板凹部を設ける都合上、基板強度の低下を招く側面がある。
特開2006−4842 特開2006−244902 特開平11−288760、第0022段落
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、コネクタの小型化を図ることである。
上述の課題を解決するため、本発明は、その一態様として、プラグ及びレセプタクルからなり、プラグは、プラグ端子、レセプタクルとの接続位置を案内する位置決め用凸部を備え、レセプタクルは、プラグ端子に対応するレセプタクル端子、レセプタクル端子を囲むハウジング、及び、ハウジング内を一方向に移動可能であって、かつ、プラグとレセプタクルとを互いに接続する際に位置決め用凸部と対応する位置に窪みを有するシャッター、及び、ハウジングの底を覆う底部を備え、シャッターは、接続する方向において窪みと対向する位置にシャッター凸部を備え、底部はシャッター凸部に対応する位置に穴を有し、プラグ及びレセプタクルを互いに接続したとき、シャッター凸部は穴から突出することを特徴とするコネクタを提供する。
例えば、シャッターの向かい合う2つの端部のそれぞれに窪みを有することとしてもよい。
シャッターは薄板からなることとしてもよい。この場合、薄板の一方の面の一部にシャッター凹部を有し、薄板の他方の面の一部に対応する箇所にシャッター凸部を有し、シャッター凹部を窪みとすることが考えられる。
一の位置決め用凸部の先端が分岐し、一の位置決め用凸部は複数の先端部を有することが好ましい。このとき、シャッター凸部は位置決め用凸部の複数の先端部に対応する複数の凸部を有し、シャッター凸部の複数の凸部は、それぞれ、ハウジングの底部の穴から突出することが好ましい。
本発明によれば、コネクタのフットプリントを小さく、或いは、コネクタの高さを低くすることが可能であり、コネクタの小型化を図ることができる。
本発明の一実施の形態であるコネクタ1を構成するプラグ2の斜視図である。 プラグ2の上面図、正面図、右側面図である。 レセプタクル3をプラグ2側から見たときの斜視図である。 レセプタクル3をプラグ2側から見たときの分解斜視図である。 シャッター32をプラグ2側から見たときの斜視図である。 シャッター32の上面図、正面図、右側面図、A−A断面図、B−B断面図である。 レセプタクル3を基板側から見たときの斜視図である。 レセプタクル3の上面図、正面図、下面図、右側面図である。 プラグ2とレセプタクル3とを接続したコネクタ1を横から見た図と、そのA−A断面図である。 プラグ2とレセプタクル3とを接続したコネクタ1の斜視図である。 基板62の穴63、64、66、67、繋ぎ65、68の実際の寸法の一例を示す図である。 レセプタクル3の基板実装面からの高さの実例について説明するための図である。 レセプタクル3の基板実装面からの高さ、シャッター凸部43a、43c、組立公差及び部品公差について説明するための図である。 本発明の第2の実施の形態であるコネクタ70を構成するプラグ80の斜視図である。 プラグ80の上面図、正面図、右側面図である。 レセプタクル90をプラグ80側から見たときの斜視図である。 レセプタクル90をプラグ80側から見たときの分解斜視図である。 シャッター92をプラグ80側から見たときの斜視図である。 シャッター92の上面図、正面図、右側面図、A−A断面図、B−B断面図である。 レセプタクル90を基板側から見たときの斜視図である。 レセプタクル90の上面図、正面図、下面図、右側面図である。 プラグ80とレセプタクル90とを接続したコネクタ70を横から見た図と、そのA−A断面図である。 プラグ80とレセプタクル90とを接続したコネクタ70の斜視図である。 基板122の穴123の実際の寸法の一例を示す図である。 特許文献1に記載のコネクタについて説明するための図である。 特許文献1に記載のコネクタについて説明するための図である。 特許文献2に記載のコネクタについて説明するための図である。 特許文献2に記載のコネクタについて説明するための図である。 特許文献3に記載のコネクタについて説明するための図である。
本発明の第1の実施の形態であるコネクタ1について説明する。コネクタ1はプラグ2とレセプタクル3からなる。
図1及び図2に示すように、プラグ2は略直方体のハウジング21の上面に開口部22を有する。開口部22の向かい合う2面に沿ってプラグ端子群23a、23bが配置されている。プラグ端子群23aはハウジング21の下端から伸びる配線群24aと接続され、プラグ端子群23bは図1中ではハウジング21の向こうに隠れた配線群24bに接続されている。開口部22の図中左側には、頂部25a、谷部25b、頂部25cからなる位置決め用凸部25が設けられている。同様に、開口部22の図中右側には、頂部26a、谷部26b、頂部26cからなる位置決め用凸部26が設けられている。
次に図3及び図4を参照してレセプタクル3について説明する。レセプタクル3は大別するとシェル31、シャッター32、ハウジング33からなる。シェル31はプラグ2とレセプタクル3とを接続する際にプラグ2と向かい合う側に位置し、ハウジング33は、レセプタクル3を基板上に配置したとき基板に向かい合う側に位置する。ハウジング33の図中下方から配線群34が伸びている。ハウジング33は、バスタブ状に壁で四方を囲んだ中央に、直方体状の凸部35を配置した構造を有する。直方体凸部35の長側面に沿ってレセプタクル端子群36が配置される。プラグ2とレセプタクル3とを互いに接続したとき、プラグ2の開口部22にレセプタクル3の直方体凸部35が嵌り合い、プラグ端子群23a、23bとレセプタクル端子群36が互いに接触して、プラグ2とレセプタクル3の間に電気的な経路が確立される。
ハウジング33の内側にはばね37a−37dが配置される。シェル31、シャッター32、ハウジング33を組み立てたとき、ばね37a−37dは、図3の下方からシャッター32を支持し、シェル31にシャッター32を押し付けるように作用する。これにより、プラグ2が接続されていないとき、レセプタクル3では、シャッター32がレセプタクル端子群36を外部から覆い隠すので、レセプタクル端子群36を埃等から保護することができる。
シャッター32について更に説明する。図5及び図6に示すようにシャッター32は薄板を折り曲げた形状を有する。シャッター32の中央には直方体凸部35が貫通するための開口部41があり、その一端にはシャッター凹部42a、峰部42b、シャッター凹部42cを有する。開口部41の他端にはシャッター凹部43a、峰部43b、シャッター凹部43cを有する。尚、シャッター凹部42a、峰部42b及びシャッター凹部42cを一括してシャッター凹部42と呼び、シャッター凹部43a、峰部43b、シャッター凹部43cを一括してシャッター凹部43と呼ぶものとする。
プラグ2の位置決め用凸部25a、谷部25b、位置決め用凸部25cは、プラグ2とレセプタクル3とを互いに接続する際に、それぞれ順に、シャッター凹部42a、峰部42b、シャッター凹部42cに嵌り合うように配置されている。同様に、位置決め用凸部26a、谷部26b、位置決め用凸部26cは、シャッター凹部43a、峰部43b、シャッター凹部43cにそれぞれ嵌り合うように配置されている。
プラグ2とレセプタクル3とを接続するために両者を互いに接近させていくと、位置決め用凸部25aはシャッター凹部42aに嵌り、谷部25bに峰部42bが嵌り、位置決め用凸部25cはシャッター凹部42cに嵌る。これらの嵌り合いを介して、プラグ2がシャッター32を図4の下方に押し込む力が伝達される。位置決め用凸部26a、26c、谷部26bとシャッター凹部43a、43c、峰部43bの間の嵌り合いについても同様である。
レセプタクル3について図7を参照して更に説明する。ここでは、ハウジング33が基板と接触する面に開口部51、52が設けられている点に注意されたい。
開口部51、52の説明に先立ってシャッター凹部42、43について言及する。上述したように、シャッター32は薄板を折り曲げた形状を有するので、基板側からシャッター32を見ると、シャッター凹部42a、峰部42b、シャッター凹部42c、シャッター凹部43a、峰部43b、シャッター凹部43cに対応する箇所は、それぞれ凹凸が逆転し、シャッター凹部42a、42c、43a、43cは凸部となり、峰部42b、43bは凹部となる。以下、シャッター32を基板側から見たときのシャッター凹部42a、42c、43a、43cをそれぞれシャッター凸部42a、42c、43a、43cと呼ぶものとする。
開口部51、52の説明に戻ると、開口部51、52は直方体凸部35の両端近傍にあたる位置にそれぞれ設けられる。更に詳しくは、位置決め用凸部25、26とシャッター凹部42、43とが嵌り合った状態でシャッター32を押し下げていき、プラグ2とレセプタクル3との接続が完了した時点において、シャッター凸部42a、42c、43a、43cが、開口部51、52を介してハウジング33から突出するように、開口部51、52は配置される。この時点で、位置決め用凸部25、26は、ハウジング33から突出していても良いし、していなくても構わない。開口部51、52と、シャッター凸部42a、42c、43a、43cとの関係は図8の上面図(基板側から見た図)を見ると理解しやすいだろう。
次に、プラグ2とレセプタクル3とを接続した状態について説明する。プラグ2は基板61に設置され、レセプタクル3は基板62に設置されているとき、プラグ2とレセプタクル3とを接続したものが図9の上の図であり、この図のA−A断面が同図の下の図である。基板62には2つの穴63、64が設けられている。これらの穴は互いに独立した穴であり、両者の間には繋ぎ65が存在する点に注意されたい。位置決め用凸部25の先端が分岐して複数の先端25a、25cを有し、これらの先端に対応して、シャッター凹部/凸部43a、43cが設けられ、これら凸部の先端が穴63、64に収まっている。同様に、穴66、67の間に繋ぎ68が設けられ、プラグ2とレセプタクル3とを接続すると、穴66、67にはそれぞれシャッター凸部42a、42cの先端が収まる。
シャッター凸部43a、43cの先端が基板62に食い込むような構造を有することにより、レセプタクル3の背の高さを低く抑えることができる。このことはレセプタクル3を搭載する機器が、例えばノートパソコンのように薄型化を求められる機器である場合に特に重要な利点となる。尚、先端25a、シャッター凸部43aが穴63に収まることによる効果を視覚的に表すため、図9の下の図は実際とは異なる寸法比で図示している。先端25c、シャッター凸部43c及び穴64についても同様である。
また、一般に基板に開口部を設けることは基板の強度の低下に繋がるが、図9の構造では、峰部43bは基板62に食い込まず、基板62に繋ぎ65が残る形となっている。この構造により、プラグの位置決め用凸部の先端を分岐せずに一体として基板に食い込ませる形をとる場合と比較すると、レセプタクル側の基板強度の低下を抑えることができる。
図10の斜視図を参照すると、シャッター凸部42a、42c、43a、43cに対応して基板62にどのような穴を設ける必要があるかが分かりやすい。既に説明したように、シャッター凸部43a、43cに対応する穴63、64を設けている。また、シャッター凸部42a、42cに対応する穴66、67を設けている。穴63、64の間に繋ぎ65があるのと同様に、穴66、67の間にも繋ぎ68がある。理解を容易にするために図11に基板62の穴63、64、66、67、繋ぎ65、68の実際の寸法の一例を示す。
図8の右側に図示したレセプタクル3の側面図に実際の製品の高さを図示したものが図12である。図示したようにレセプタクル3の背の高さは例えば4.9mmである。同じレセプタクル3に対応するプラグ2を接続したときの様子を図13に示す。設計値の上では、シャッター凸部43a、43cはシェル31の底部、即ち基板実装面から0.1mm突出する。仮に、シャッター凸部43a、43cを基板実装面から突出させないようにする場合を考えると、そのようなレセプタクルは、製品高さが4.9+0.1=5mmとなることがわかるだろう。しかも、この高さの増分はあくまで設計値上のものである。実際には、コンタクトをハウジングに圧入する際の組立公差、ハウジング底部公差、シャッター厚み公差、シャッター凹部公差といった公差の累積を考慮する必要がある為、レセプタクル3の製品高さの公差が±0.2mm程度必要となる。その結果、この寸法例のレセプタクル3では、基板実装面からのシャッターの突出量はノミナルで0.1±0.2mmとなり、最大で0.3mmとなる。
本発明の第2の実施の形態であるコネクタ70について説明する。コネクタ70はプラグ80とレセプタクル90からなる。
図14及び図15に示すように、プラグ80は略直方体のハウジング81の上面に開口部82を有する。開口部82の向かい合う2面に沿ってプラグ端子群83a、83bが配置されている。プラグ端子群83aはハウジング81の下端から伸びる配線群84aと接続され、プラグ端子群83bは図14中ではハウジング81の向こうに隠れた配線群84bに接続されている。開口部82の図中左側には、位置決め用凸部85が設けられている。同様に、開口部82の図中右側には、位置決め用凸部86が設けられている。既に説明した第1の実施の形態における位置決め用凸部25、26と比較すると、位置決め用凸部85、86は先端が分岐していない点で異なる。位置決め用凸部25、26はどちらもふたこぶ状であり、それぞれ2つの凸部25a、25c、26a、26cを有しているが、本実施の形態の位置決め用凸部85、86はひとこぶ状であり、先端は分岐していない。
次に図16及び図17を参照してレセプタクル90について説明する。レセプタクル90は大別するとシェル91、シャッター92、ハウジング93からなる。シェル91はプラグ80とレセプタクル90とを接続する際にプラグ80と向かい合う側に位置し、ハウジング93は、レセプタクル90を基板上に配置したとき基板に向かい合う側に位置する。ハウジング93の図中下方から配線群94が伸びている。ハウジング93は、バスタブ状に壁で四方を囲んだ中央に、直方体状の凸部95を配置した構造を有する。直方体凸部95の長側面に沿ってレセプタクル端子群96が配置される。プラグ80とレセプタクル90とを互いに接続したとき、プラグ80の開口部82にレセプタクル90の直方体凸部95が嵌り合い、プラグ端子群83a、83bとレセプタクル端子群96が互いに接触して、プラグ80とレセプタクル90の間に電気的な経路が確立される。
ハウジング93の内側にはばね97a−97dが配置される。シェル91、シャッター92、ハウジング93を組み立てたとき、ばね97a−97dは、図17の下方からシャッター92を支持し、シェル91にシャッター92を押し付けるように作用する。これにより、プラグ80が接続されていないとき、レセプタクル90では、シャッター92がレセプタクル端子群96を外部から覆い隠すので、レセプタクル端子群96を埃等から保護することができる。
シャッター92について更に説明する。図18及び図19に示すようにシャッター92は薄板を折り曲げた形状を有する。シャッター92の中央には直方体凸部95が貫通するための開口部101があり、その両端にはそれぞれシャッター凹部102、103を有する。シャッター凹部102、103はそれぞれ第1の実施の形態におけるシャッター凹部42、43に対応するが、シャッター凹部42、43はそれぞれ2つの凹部とひとつの峰部からなるのにたいして、シャッター凹部102、103はそれぞれひとつの凹部からなり、峰部を有していない。
プラグ80とレセプタクル90とを互いに接続する際、プラグ80の位置決め用凸部85、86は、それぞれ、レセプタクル90のシャッター凹部102、103に嵌り合うように配置されている。
プラグ80とレセプタクル90とを接続するために両者を互いに接近させていくと、位置決め用凸部85はシャッター凹部102に嵌り、位置決め用凸部86はシャッター凹部103に嵌る。これらの嵌り合いを介して、プラグ80がシャッター92を図17の下方に押し込む力が伝達される。
レセプタクル90について図20を参照して更に説明する。ここでは、ハウジング93が基板と接触する面に開口部111、112が設けられている点に注意されたい。
開口部111、112の説明に先立ってシャッター凹部102、103について言及する。上述したように、シャッター92は薄板を折り曲げた形状を有するので、基板側からシャッター92を見ると、シャッター凹部102、103に対応する箇所はどちらも凹凸が逆転して凸部に見える。以下、シャッター92を基板側から見たときのシャッター凹部102、103をそれぞれシャッター凸部102、103と呼ぶものとする。
開口部111、112の説明に戻ると、開口部111、112は直方体凸部95の両端近傍にあたる位置にそれぞれ設けられる。更に詳しくは、位置決め用凸部85、86とシャッター凹部102、103とが嵌り合った状態でシャッター92を押し下げていき、プラグ80とレセプタクル90との接続が完了した時点において、シャッター凸部102、103が、開口部111、112を介してハウジング93から突出するように、開口部111、112は配置される。この時点で、位置決め用凸部85、86は、ハウジング93から突出していても良いし、していなくても構わない。開口部111、112と、シャッター凸部102、103との関係は図21の上面図(基板側から見た図)を見ると理解しやすいだろう。
次に、プラグ80とレセプタクル90とを接続した状態について説明する。プラグ80は基板121に設置され、レセプタクル90は基板112に設置されているとき、プラグ80とレセプタクル90とを接続したものが図22の上の図であり、この図のA−A断面が同図の下の図である。基板122には2つの穴123、124が設けられている。位置決め用凸部85がシャッター凹部102に収まり、その裏側に形成される凸部であるシャッター凸部102の先端が穴124に収まっている。同様に、位置決め用凸部86がシャッター凹部103に収まり、その裏側に形成される凸部であるシャッター凸部103の先端が穴123に収まっている。
シャッター凸部102、103の先端が基板122に食い込むような構造を有することにより、レセプタクル90の背の高さを低く抑えることができる。このことはレセプタクル90を搭載する機器が、例えばノートパソコンのように薄型化を求められる機器である場合に特に重要な利点となる。
図23の斜視図を参照すると、シャッター凸部102、103に対応して基板122にどのような穴を設ける必要があるかが分かりやすい。既に説明したように、シャッター凸部102、103に対応する穴124、123を設けている。図24に基板122の穴123の実際の寸法の一例を示す。図中の記載を省略しているが、穴124も同じ寸法を有する。
以上、本発明を実施の形態に即して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
上述のコネクタ1は、レセプタクル3の直方体凸部35の長側面に沿ってレセプタクル端子群36を配置する一方、プラグ2に直方体凸部35を挟むコの字型の断面を有する開口部22の内側にプラグ端子群23a、23bを配置した構造を有するものであるが、本発明はこのようなプラグ端子群、レセプタクル端子群の配置に限定されるものではない。プラグ側に直方体凸部35に相当する構造を設け、レセプタクル側に開口部22に相当する構造を設けることとしてもよい。
1、70 コネクタ
2、80 プラグ
3、90 レセプタクル
21、81 ハウジング
22、41、51、52、82、102、111、112 開口部
23a、23b、83a、83b プラグ端子群
24a、24b、84a、84b 配線群
25、26、85、86 位置決め用凸部
25a、25c、26a、26c 頂部
25b、26b 谷部
31、91 シェル
32、92 シャッター
33、93 ハウジング
34、94 配線群
35、95 直方体凸部
36、96 レセプタクル端子群
37a−37d、97a−97d ばね
42、43、102、103 シャッター凹部
42a、42c、43a、43c シャッター凹部
42b、43b 峰部
61、62、121、122 基板
63、64、66、67,123、124 穴
65、68 繋ぎ

Claims (4)

  1. プラグ及びレセプタクルからなり、
    前記プラグは、プラグ端子、及び、前記レセプタクルとの接続位置を案内する位置決め用凸部を備え、
    前記レセプタクルは、前記プラグ端子に対応するレセプタクル端子、前記レセプタクル端子を囲むハウジング、前記ハウジング内を前記プラグが前記レセプタクルに接続する方向に移動可能であって、かつ、前記プラグと前記レセプタクルとを互いに接続する際に前記位置決め用凸部と対応する位置に窪みを有するシャッター、及び、前記ハウジングの底を覆う底部を備え、
    前記シャッターは、前記接続する方向において前記窪みと対向する位置にシャッター凸部を備え、
    前記底部は前記シャッター凸部に対応する位置に穴を有し、
    前記プラグ及びレセプタクルを互いに接続したとき、前記シャッター凸部は前記穴から突出する
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記シャッターの向かい合う2つの端部のそれぞれに前記窪みを有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記シャッターは薄板からなり、
    前記薄板の一方の面の一部にシャッター凹部を有し、前記薄板の他方の面の前記一部に対応する箇所に前記シャッター凸部を有し、前記シャッター凹部を前記窪みとする
    ことを特徴とする請求項1及び2のいずれかに記載のコネクタ。
  4. 一の前記位置決め用凸部の先端は複数に分岐し、複数の先端部を有し、
    前記シャッター凸部は前記位置決め用凸部の前記複数の先端部に対応する複数の凸部を有し、
    前記シャッター凸部の複数の凸部は、それぞれ、前記ハウジングの底部の穴から突出する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコネクタ。
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