JP6025086B1 - 台車 - Google Patents
台車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6025086B1 JP6025086B1 JP2016041170A JP2016041170A JP6025086B1 JP 6025086 B1 JP6025086 B1 JP 6025086B1 JP 2016041170 A JP2016041170 A JP 2016041170A JP 2016041170 A JP2016041170 A JP 2016041170A JP 6025086 B1 JP6025086 B1 JP 6025086B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame material
- corner member
- frame
- bolt
- corner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Handcart (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Abstract
Description
(1)金属材製のコーナー部材と、アルミ製のフレーム材を連結して方形のフレームに組み立ててあるため、耐荷重性及び強度に優れ、且つ軽量になる。
(2)コーナー材とフレーム材の連結が、ネジ式の止め具へのボルトのねじ込みと、ボルトに螺合したナットの締め付けとの二重の連結であるため強固になる。
(1)金属材製であるため耐荷重性、強度に優れる。
(2)連結突起が直角又はほぼ直角に二方向に突設されているため、フレーム材を連結突起に連結するだけで方形のフレームを組み立てることができ、組み立てが容易である。
(3)コーナー部材にパイプを差込み可能なパイプ支持部があるためパイプ支持部にパイプを差込んで台車のハンドルとして使用したり、台車に積載した荷物の荷崩れを防止する支柱として使用したりすることができる。
[台車]
本発明の台車の一例を図面に基づいて説明する。一例として図1に示す台車は、方形のフレーム1の下に車輪2を備えた台車である。フレーム1は四つのコーナー部材3とそれらコーナー部材3間に連結される四本のフレーム材4で方形に構成されている。図1のAは桟、Bは桟Aの上に貼り付けた敷板である。
コーナー部材3は外板5と、外板5の内側に設けた筒状のパイプ支持部6(図2)と、外板5の内側であってパイプ支持部6の両側方に設けた二つの連結突起7を備えている。
前記外板5は金属材製の板であり、平面視直角又はほぼ直角(「く」字形又はほぼ「く」字形)に湾曲し(図5)、湾曲部の両側に翼片8を備えて、側面視ほぼT字状に形成されている(図1)。
前記パイプ支持部6は図2、図5のように、外板5の湾曲部の内側に、平面視ほぼ「く」字形の金属材製の支持部材9を突き当てて、溶接により固定されて上面開口の縦向きの筒状に形成されている。パイプ支持部6の底面には底板10(図3)を設けて、パイプ支持部6の上面開口部から鉛直方向に差し込んだパイプ11(図1)が支持されるようにしてある。
前記連結突起7は側面視「コ」字状の金属材製であり、その長手方向一方の端面13(図2)を支持部材9の両側面に突き当てて溶接により固定されている。この場合、翼片8の内面と連結突起7との間に隙間15(図3、図5)をあけて、その隙間15に角筒状のフレーム材4の外側の側板24を嵌入できるようにしてある。
前記フレーム材4はアルミ製の角筒である。フレーム材4の対向する側板24の四箇所には通孔25が開口されている。フレーム材4の底板26には一つの通孔27が開口されている。
コーナー部材3の連結突起7にフレーム材4を取り付けるには、角筒状のフレーム材4を連結突起7に被せて嵌合する。この場合、フレーム材4の側板24を翼片8と連結突起7の間の隙間15に差し込む。更に、図3に示すように、ボルト30を翼片8の通孔19からフレーム材4の通孔25に差し込み、ボルト30の先端部31(図4(a))を連結突起7の奥壁ナット20にねじ込んで、フレーム材4の側板24の外まで突出させる。このボルト30の先端部31にフレーム材4の側板24の外からワッシャ32を被せ、ナット33を螺合してボルト30に締め付ける。この締め付けと、奥壁ナット20へのボルト30のねじ込みとの二重の締め付けによりコーナー部材3の連結突起7にフレーム材4を連結固定する。
本願における台車用コーナー部材は図6に示す構成にすることもできる。図6では、パイプ支持部6として角材を縦向きに使用し、その角材の二方向の側面に外板5の端部を溶接により固定し、図2に示す連結突起7と同様に「コ」字形の連結突起7を突き合わせて溶接により固定することもできる。図3と同様に、夫々の連結突起7の外周に角筒状のフレーム材4を被せ、ボルト30を外板5−フレーム材4の一方の側板24−連結突起7−奥壁ナット20の順に差込んで、ボルト30の先端部31をフレーム材4の他方の側板24の外まで突出させ、そのボルト30の先端部31にワッシャ32を被せ、ナット33を螺合して締め付けて、連結突起7にフレーム材4を連結することができる。また、フレーム材4の底板26の外からワッシャ35をかませたボルト34を差込んで、連結突起7の底板21に固定した底ナット23にねじ込んで、フレーム材4を連結突起7の底板21に固定することもできる。前記外板5は可能であれば不要とすることもできる。
本願における台車用コーナー部材は、図7に示す構成にすることもできる。図7では図1に示すパイプ支持部6を設けず、図2に示す連結部材12と同様に「コ」字形の連結部材12を二本用意し、そのうちの一方を外板5の内面に突き当て溶接により固定し、その連結突起7の側面に他方の連結突起7を突き当てて溶接により固定することもできる。この場合は、夫々の連結突起7の外周に角筒状のフレーム材4を被せ、ボルト30を外板5−フレーム材4の一方の側板24−連結突起7−奥壁ナット20の順に差込んで、ボルト30の先端部31をフレーム材4の他方の側板24の外まで突出させ、そのボルト30の先端部31にワッシャ32を被せ、ナット33を螺合して締め付けて、連結突起7にフレーム材4を連結することができる。また、フレーム材4の底板26の外からワッシャ35をかませたボルト34を差込んで、連結突起7の底板21に固定した底ナット23にねじ込んで、フレーム材4を連結突起7の底板21に固定することもできる。
2 車輪
3 コーナー部材
4 フレーム材
5 (コーナー部材の)外板
6 パイプ支持部
7 連結突起
8 翼片
9 支持部材
10 底板
11 パイプ
13 (連結突起の)端面
14 (連結突起の)内面
15 隙間
17 (連結突起の)奥壁
18 (奥壁の)通孔
19 (翼片の)通孔
20 (奥壁の)止め具(奥壁ナット)
21 (連結突起の)底板
22 (連結突起の底板の)通孔
23 (底板の)止め具(底ナット)
24 (フレーム材の)側板
25 (フレーム材の側板の)通孔
26 (フレーム材の)底板
27 (フレーム材の底板の)通孔
30 ボルト
31 (ボルトの)先端部
32 ワッシャ
33 ナット
34 ボルト
35 ワッシャ
50 嵌合部
A 桟
B 敷板
Claims (6)
- 方形のフレームの下に車輪を備えた台車において、
フレームは四つのコーナー部材にフレーム材が連結されて方形に組み立てられ、
前記コーナー部材の夫々は直角又はほぼ直角に二方向に突出する嵌合部を備え、
前記嵌合部は間隔をあけて対向する翼片と連結突起を備え、
前記対向する翼片と連結突起の双方にボルトを挿通可能な通孔が設けられ、
前記翼片と連結突起の通孔は同一軸線上に設けられ、
前記フレーム材は角筒であり、
前記フレーム材の対向する側板の双方にボルトを挿通可能な通孔が設けられ、
前記対向する側板の通孔は同一軸線上に設けられ、
前記連結突起にネジ式の止め具が設けられ、
前記フレーム材がコーナー部材の少なくとも連結突起の外側に被せて嵌合されて、前記フレーム材の側板の通孔と、コーナー部材の翼片と連結突起の通孔が連通し、
嵌合したコーナー部材とフレーム材の外側からコーナー部材の翼片と連結突起の通孔並びにフレーム材の対向する側板の通孔にボルトが挿通され、
前記コーナー部材とフレーム材は、前記ボルトが前記止め具にねじ込まれて連結され、当該ボルトの先端側は前記止め具から前記フレーム材の外まで突出し、その先端側にナットが螺合して締め付けられることによっても連結されて二重に連結された、
ことを特徴とする台車。 - 請求項1記載の台車において、
コーナー部材はパイプを縦向きに差し込み可能な筒状のパイプ支持部を備え、
前記コーナー部材のパイプ支持部と翼片と連結突起は金属製であり、
フレーム材はアルミ製である、
ことを特徴とする台車。 - 請求項1又は請求項2記載の台車において、
コーナー部材の翼片が、コーナー部材の外板を延長させて形成された、
ことを特徴とする台車。 - 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の台車において、
コーナー部材の翼片と連結突起の間に隙間があり、
フレーム材はその一方の側板が前記隙間に差し込まれて嵌合部と嵌合された、
ことを特徴とする台車。 - 請求項2記載の台車において、
コーナー部材の翼片と連結突起は、その軸方向一端がパイプ支持部の側面に固定されて、パイプ支持部の側方に突出された、
ことを特徴とする台車。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の台車において、
連結突起は少なくとも奥壁と底板を備え、
フレーム材が連結突起の外に被せて嵌合され、
前記連結突起の底板とフレーム材の底板にボルトが挿通可能な通孔が開口され、
連結突起の底板にネジ式の止め具が形成され、
嵌合された連結突起の底板と、フレーム材の底板の通孔に差し込まれたボルトが前記止め具に螺合されて、前記両底板同士も連結された、
ことを特徴とする台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016041170A JP6025086B1 (ja) | 2016-03-03 | 2016-03-03 | 台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016041170A JP6025086B1 (ja) | 2016-03-03 | 2016-03-03 | 台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6025086B1 true JP6025086B1 (ja) | 2016-11-16 |
JP2017154664A JP2017154664A (ja) | 2017-09-07 |
Family
ID=57326666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016041170A Active JP6025086B1 (ja) | 2016-03-03 | 2016-03-03 | 台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6025086B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6545139B2 (ja) * | 2016-08-31 | 2019-07-17 | ジー・オー・ピー株式会社 | 手押部材および保護部材 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3086709B2 (ja) * | 1991-03-29 | 2000-09-11 | 株式会社東芝 | 原子炉炉心 |
JP2005351412A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Jfe Steel Kk | 鋼管同士の連結方法 |
JP2015024822A (ja) * | 2014-11-04 | 2015-02-05 | ジー・オー・ピー株式会社 | 運搬台車 |
-
2016
- 2016-03-03 JP JP2016041170A patent/JP6025086B1/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3086709B2 (ja) * | 1991-03-29 | 2000-09-11 | 株式会社東芝 | 原子炉炉心 |
JP2005351412A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Jfe Steel Kk | 鋼管同士の連結方法 |
JP2015024822A (ja) * | 2014-11-04 | 2015-02-05 | ジー・オー・ピー株式会社 | 運搬台車 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017154664A (ja) | 2017-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5257794A (en) | Corner joint, chassis and cart | |
JP5993427B2 (ja) | 台車 | |
CN111936368B (zh) | 用于笼车的底盘及包括该底盘的笼车 | |
JP6025086B1 (ja) | 台車 | |
JP2010159054A (ja) | 運搬台車のコーナー部材 | |
US20050275176A1 (en) | Uni-body tubular wheelbarrow frame having a substantially circular cross-section | |
JP3141978U (ja) | 運搬台車のコーナー部材 | |
CN111886172A (zh) | 脚轮组件、包括该组件的底盘及包括该底盘的笼车 | |
JP5107966B2 (ja) | 鉄骨構造物 | |
US20110101771A1 (en) | Steering axle | |
JP6516368B2 (ja) | 台車 | |
US20150042073A1 (en) | System and Method for Positioning Sliding Plates on a Trailer | |
CN211693109U (zh) | 一种立柱与拉杆的连接结构 | |
JP5630893B2 (ja) | パネル用ジョイント | |
KR200476862Y1 (ko) | 분해조립이 용이한 운반용 수레 | |
KR950002933Y1 (ko) | 대차차체 | |
CN107554564A (zh) | 一种可拆卸式手推车 | |
KR20120007682U (ko) | 고정탁자의 조립식 철골 프레임 | |
JP7318702B2 (ja) | 閉断面部材の結合構造 | |
JP5950229B2 (ja) | 組立台車 | |
CN215097656U (zh) | 多功能运输小车 | |
JP2000127727A (ja) | 台車連結治具とそれを使用した台車連結構造 | |
CN211494236U (zh) | 用于车辆的副车架及具有其的车辆 | |
JP5386722B2 (ja) | 作業台 | |
JP3216614U (ja) | 一輪運搬車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160812 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160830 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160929 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6025086 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |