JP6025040B2 - ブロー成形容器及びブロー成形方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ブロー成形容器、特に使用全期間を通して安定して内層の潰れ減容変形を規制し、内容物の注出路を安定して確保することが可能であり、最の使用までスムーズなスクイズ感で内容物を注出することが可能なブロー成形容器とその成形方法に関するものである。
外殻を形成する外層内に、内容物を収容する潰れ減容変形自在な内袋としての内層を、剥離可能に積層し、大気を内層内に吸引することなく内容物の注出を可能とした、積層剥離容器と称されているブロー成形容器が知られている。この積層剥離容器においては、内容物が注出されるに従って、ボトルの一部、例えば口部外周面に設けられた吸気孔から外層と内層の間に大気が侵入して、その大気圧によって内層が外層から剥離して潰れ減容変形する、いわゆるデラミ現象が発生する。このデラミ現象は、内容物に作用する重力の影響によって、内層の上方から下方に向かって進行する。従って、内容物の残量が少ない使用後半においては、内層同士の密着が進行し、内袋の注出口に至る注出路が狭くなり、その結果、ボトルの胴部を押した時の手の感覚が重くなるという問題があった。
この問題を解消する手段として、積層剥離容器の全高さ範囲に亘って、一つの縦帯状の接着層と、この接着層の反対側に位置する、外層の一部で挟み込み状に保持する挟持部とにより、内層の潰れ減容変形に対して一定した規制力を作用させ、これにより内層を規則的に扁平潰れ減容変形させて、内容物の注出路を確保し易くなるように構成されたブロー成形容器が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2007−91280号公報
上記ブロー成形容器では、接着層と挟持部とを不動部分としているので、内層はこの接着層と挟持部を含む縦切断面に対して垂直方向から押し潰される形態で潰れ減容変形することになり、挟持部は内層の潰れ減容変形の基本的な方向性を規制することになる。従って、挟持部が形成される範囲の高さ方向の位置、長さ、および個数を適宜調整することにより、内層の潰れ減容変形が規則的に進行し、使用全期間を通して内容物の注出路を確保させることが可能となる。
しかし、実際は、上記ブロー成形容器においても使用後半において、上記挟持部と接着層は、内層の潰れ減容変形規制手段としては十分に機能しない場合があり、その場合、内層同士の密着が進行し、ユーザが胴部を押した時の手の感覚が重くなる(押し感が重くなる)という問題点があった。この点においては、上記ブロー成形容器は更なる改良の余地があった。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題に鑑みなされたものであって、使用全期間を通して安定して内層の潰れ減容変形を規制し、内容物の注出路を安定して確保することが可能であり、使用最後までスムーズなスクイズ感で内容物を注出することが可能なブロー成形容器を提供することを目的とする。
上記技術的課題を解決するための本発明に係る第1の技術的手段は、外殻を形成する外層と、該外層に対し剥離可能に且つ潰れ減容変形自在に積層された内層とから成る有底筒状の胴部と、該外層の一部で該内層同士が接着することなくその一部を挟み込み状に保持する縦突条状の挟持部とを備えたボトル状のブロー成形容器であって、
前記挟持部の中間部位に、前記外層と前記内層ならびに内層同士が水平方向両側から押し潰されて剥離不能に密着一体化された状態の圧着部が形成されていることを特徴とする。
上記圧着部では、外層の一部によって内層同士が接着することなくその一部が挟み込まれた、内層の潰れ減容変形規制手段としての挟持部がその中間部位において水平方向両側から圧接され、外層と内層ならびに内層同士が水平方向両側から完全に押し潰され密着一体化した状態にある。また、この内層同士の密着状態は外層によって強固に安定して保持さている。その結果、この圧着部によって強い安定した張力が内層の面内に負荷されることになり、この圧着部は安定して内層の潰れ減容変形の方向性を規制すると共に、その規制力も圧着部のない従来の挟持部のみの構成に比べ強化されることになる。
また、この着部においては外層と内層ならびに内層同士が水平方向両側から完全に押し潰され密着一体化した状態にあり、構造的に安定している。従って、この圧着部が形成される胴部の高さ範囲の位置、長さ、および個数を適宜調整することにより、使用全期間を通して、安定して内層の潰れ減容変形の方向性を規制し、内容物がスムーズに注出するための注出路を確保するように作用し、ユーザは最の使用までスムーズなスクイズ感で内容物を注出することが出来るようになる。
従って、上記圧着部は、接着層と共に或いは接着層に代わる内層の潰れ減容変形規制手段として好適に機能する。
本発明に係る第2の技術的手段は、前記圧着部が該胴部の高さ範囲に亘って断続的または連続的に形成されている、ことにある。
上記構成では、陥没部によって内層の収容容積が減少することになる。しかし、上記構成の圧着部は、容器の大きさ又は内容物の特性に拘わらず、使用全期間を通して、安定して内層の潰れ減容変形の方向性を規制し、内容物がスムーズに注出するための注出路を確保するように作用し、ユーザは使用最後までスムーズなスクイズ感で内容物を注出することが出来るようになる。従って、上記構成は上記欠点を補ってもなお余りある効果を有している。
本発明に係る第3の技術的手段は、前記圧着部は前記胴部の横断面において中心軸対称に形成されている、ことにある。
上記構成では、内層の潰れ減容変形規制手段としての接着層を省略することが出来る。外層に係る溶融樹脂、内層に係る溶融樹脂を共押出機により押し出して積層する際、接着層に係る溶融樹脂を介さずに積層することになるため、材料コストの低減をもたらすことが可能となる。
本発明に係る第4の技術的手段は、外層と内層が積層されたパリソンを、胴部金型の等分縦断面に関して対称に該胴部金型側壁の一部がそれぞれ内側に張り出した張り出し部と、該張り出し部に挟みこまれた挟持部金型とを備えたブロー成形金型でブローさせて容器を成形するブロー成形方法であって、
前記パリソンをブローさせた後に、前記挟持部金型の突出方向の中間部位において、外層と内層を水平方向両側から圧接して剥離不能に密着一体化させるスライドピンを備えることを特徴とする。
上記構成では、上記第1の技術的手段に係るブロー成形容器を好適に製造することが可能となる。
本発明のブロー成形容器によれば、内層の潰れ減容変形規制手段としての挟持部がその中間部位において水平方向両側から圧接されることにより当該部位には、外層と内層ならびに内層同士が水平方向両側から完全に押し潰され密着一体化した状態の圧着部が形成され、その他の部位では内層同士が非接着状態にある。また、この内層同士の密着状態は外層によって強固に安定して保持さている。更に、この圧着部は構造的に安定している。その結果、この圧着部によって強い安定した張力が内層の面内に常時負荷されることになり、この圧着部は安定して内層の潰れ減容変形の方向性を規制すると共に、その規制力も従来の挟持部のみの構成に比べ強化されることになる。従って、この圧着部が形成される胴部の高さ範囲の位置、長さ、および両側あるいは片側を適宜調整することにより、使用全期間を通して、安定して内層の潰れ減容変形の方向性を規制し、内容物がスムーズに注出するための注出路を好適に確保するように作用し、ユーザは最の使用までスムーズなスクイズ感で内容物を注出することが出来るようになる。
また、本発明のブロー成形方法によれば、ブロー成形時において容易に安定して容器の挟持部を水平方向両側から圧接して圧着部を形成することができ上記ブロー成形容器を好適に製造することが可能となる。
本発明のブロー成形容器の一実施例である積層剥離容器を示す要部説明図である。 図1のA−A断面図である。 本発明のブロー成形方法を示す説明図である。 図3(d)のE部拡大図である。 本発明のブロー成形容器の他の実施例である積層剥離容器を示す要部説明図である。 図5のB−B断面図である。 本発明のブロー成形容器の他の実施例である積層剥離容器を示す要部説明図である。 本発明のブロー成形容器の他の実施例である積層剥離容器を示す要部説明図である。 本発明の積層剥離容器に係る内層の潰れ減容変形形態を示す説明図である。 本発明の積層剥離容器に係る内層の潰れ減容変形形態を示す説明図である。
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。
図1は、本発明のブロー成形容器の一実施例である積層剥離容器100を示す要部説明図である。図2は、図1のA−A断面図である。
この積層剥離容器100は、外層1と内層2が縦帯状の接着層9を介して積層された多層パリソンを後述の割金型内でブロー成形することにより成形される。その構成は、口部3と、胴部4と、底部5とから構成され、口部3には大気を外層1と内層2の層間に取り込む吸気孔3aが設けられている。
外層1は胴部4の外殻を形成し、内層2は外層1に対し剥離可能に積層しながら内容物を収容する内袋を形成する。外層1と内層2は相性が低い合成樹脂からそれぞれ成る。一例を挙げると、外層1は、例えば低密度ポリエチレン樹脂(LDPE)から成り、一方、内層2は低密度ポリエチレン樹脂との相性がほとんどない例えばナイロン樹脂から成るが、これらに限定されることはない。
接着層9は、外層1および内層2の双方に対して接着性を発揮する合成樹脂から成る。一例を挙げると、上記低密度ポリエチレン(LDPE)樹脂および上記ナイロン樹脂の双方に対し接着性を発揮する、例えば接着性ポリオレフィン樹脂(例えば、三井化学社製のアドマー)から成る。
この積層剥離容器100の動作を簡単に説明すると、先ず、胴部4を指で両側から押圧すると、外層1と内層2は共に内側に変形し、内層2内の圧力が上昇して内容物が口部3から外部に注出されることになる。次に、胴部2の押圧を解除すると、外層1は弾性復元力により元の形に戻り始め、その結果、外層1と内層2の層間が負圧になり、吸気孔3aを通って空気が層間に導入され、内層2は減容変形状態を保持したまま、外層2だけが元の形に復元する。そして、以後、上記動作が繰り返されることになる。なお、内容物は、図示されてはいないが、口部3に逆止弁を有するキャップ及びノズルまたはポンプを取り付けて外部に注出される。
また、詳細については図2を参照しながら後述するが、胴部4の側壁の片側上下2箇所においてツマミ部としての挟持部7がそれぞれ形成されている。特に、挟持部7の中間部位において、後述のスライドピンによって水平方向両側から圧接されることにより、外層1および内層2が一体化し、更に内層2同士も完全に押し潰され密着一体化した状態圧着部7aが形成されている。なお、この圧着部7a以外の挟持部7では、内層2同士は接着されていない。この圧着部7aによって、内層2が内側に潰れ減容変形する際、内層2の潰れ減容変形の方向性を好適に規制し、内層2同士が密着して内容物の注出路が狭まることを好適に防止する。
図2に示すように、胴部4の側面の等分縦断面に関して対称な位置には、胴部4の側面の一部が凹んだ陥没部6,6がそれぞれ形成され、陥没部6,6の間には挟持部7が形成されている。更に、挟持部7の中間部位は水平方向両側から扁平に押圧されて凹み、その結果、外層1と内層2が互いに押し潰され密着一体化すると共に、内層2同士も完全に押し潰され密着一体化した状態の圧着部7aがそれぞれ形成されている。
図3は、本発明の積層剥離容器100を成形するブロー成形方法を示す説明図である。
先ず、図3(a)に示すように、胴部金型10を閉じてパリソンPを金型の内側にセットする。また、積層剥離容器100の挟持部7を両側から圧接するスライドピン11,11が胴部金型10の挟持部金型10bの内部を進退可能に通する形態で配設されている。後述する圧着部7aの形成工程までは、スライドピン11,11の先端部は、挟持部金型10bの内壁面と一致した位置にあり、その一部を成している。スライドピン11,11が作動すると、それらの先端部が前方に突出し、挟持部7を両側から圧接するように構成されている。
次いで、図3(b)及び同(c)に示すように、軟化したパリソンPの内部に高圧エアを吹き込んで膨張させ、パリソンPを胴部金型10の内周面全体に押し付け、ボトル状に成形する。この際、軟化したパリソンPは、膨張圧力で挟持部金型10bの内部に入り込む。これにより、外層1の一部で内層2の一部を挟み込み状に保持した縦突条状の挟持部7が形成される。なお、この状態の挟持部7では、内層2同士は重ねられただけで密着一体化されていない。
次いで、図3(d)に示すように、スライドピン11,11を作動させ、それらの先端部が前方に突出して、挟持部7を両側から圧接することにより、圧着部7aが形成される。図4に示すように、圧着部7aにおいては外層1と内層2が互いに押し潰され密着一体化していると共に、内層2同士も完全に押し潰され密着一体化した状態にある。
図5は、本発明のブロー成形容器の他の実施例である積層剥離容器200を示す要部説明図である。
図1の積層剥離容器100との違いは、挟持部7が胴部4の両側上下4箇所に形成されている。
従って、図6に示されるように、接着層9に代わって、挟持部7の圧着部7aが内層2の潰れ減容変形形態規制手段として機能している。
図7は、本発明のブロー成形容器の他の実施例である積層剥離容器300を示す要部説明図である。
図1の積層剥離容器100との違いは、圧着部7aが胴部4の片側全高さ範囲に亘って連続して形成されている。
この図7に示した実施例にあっては、胴部4の略全高さ範囲に亘って一対の陥没部6,6を設けたので、内層2に対する挟持部7の規制力は、胴部4の略全高さ範囲に亘って均等に作用することになり、内容物の注出路を安定して確保することが出来る。
図8は、本発明のブロー成形容器の他の実施例である積層剥離容器400を示す要部説明図である。
図1の積層剥離容器100との違いは、圧着部7aが胴部4の両側の略全高さ範囲に亘って連続して形成されている。
この図8に示した実施例にあっては、図7の積層剥離容器300と比べ、内層2に対する挟持部7の規制力が、胴部4の略全高さ範囲に亘ってより均等に作用することになり、内容物の注出路をより安定して確保することになる。また、上記、図5の積層剥離容器200と同様に、接着層9が不要となる。
図9は、本発明の積層剥離容器100,300に係る内層2の潰れ減容変形形態を示す説明図である。
この図は、挟持部7の圧着部7aの内層2に対する潰れ減容変形規制力と接着層9による潰れ減容変形規制力が作用した時の、内層2の潰れ減容変形形態を示している。内層2同士が接着することなく、内層2が、挟持部7および接着層9を含む等分縦断面に向かって規則的に減容変形し、内容物の注出路が安定して確保されていることが分かる。
図10は、本発明の積層剥離容器200,400に係る内層2の潰れ減容変形形態を示す説明図である。
この図は、挟持部7の圧着部7aの内層2に対する潰れ減容変形規制力が胴部4の両側で作用した時の、内層2の潰れ減容変形形態を示している。内層2同士が接着することなく、内層2が、両側の挟持部7,7を含む等分縦断面に向かって規則的に減容変形し、内容物の注出路が安定して確保されていることが分かる。
以上の通り、本発明の積層剥離容器100,200,300,400によれば、内層2の潰れ減容変形規制手段としての挟持部7がその中間部位において水平方向両側から圧接されることにより当該部位には、外層1と内層2ならびに内層2同士が水平方向両側から完全に押し潰され密着一体化した状態の圧着部7aが形成される。また、この内層2同士の密着一体化状態は外層1によって強固に安定して保持さている。更に、この圧着部7aは構造的に安定している。その結果、この圧着部7aによって強い安定した張力が内層の面内に常時負荷されることになり、この圧着部7aは安定して内層2の潰れ減容変形の方向性を規制すると共に、その規制力も従来の挟持部のみの構成に比べ強化されることになる。従って、この圧着部7aが形成される胴部の高さ範囲の位置、長さ、および両側あるいは片側を適宜調整することにより、使用全期間を通して、安定して内層2の潰れ減容変形の方向性を規制し、内容物がスムーズに注出するための注出路を好適に確保するように作用し、ユーザは最の使用までスムーズなスクイズ感で内容物を注出することが出来るようになる。
また、本発明のブロー成形方法によれば、ブロー成形時において容易に安定して容器の挟持部7を水平方向両側から圧接して圧着部を形成することができ上記積層剥離容器100,200,300,400を好適に製造することが可能となる。
本発明のブロー成形容器は、積層剥離容器に対し好適に適用される。
1 外層
2 内層
3 口部
3a 吸気孔
4 胴部
5 底部
6 陥没部
7 挟持部
7a 圧着部
9 接着層
10 胴部金型
10a 張り出し部
10b 挟持部金型
11 スライドピン
100 積層剥離容器

Claims (4)

  1. 外殻を形成する外層(1)と、該外層(1)に対し剥離可能に且つ潰れ減容変形自在に積層された内層(2)とから成る有底筒状の胴部(4)と、該外層(1)の一部で該内層(2)同士が接着することなくその一部を挟み込み状に保持する縦突条状の挟持部(7)とを備えたボトル状のブロー成形容器であって、
    前記挟持部(7)の中間部位に、前記外層(1)と前記内層(2)ならびに内層(2)同士が水平方向両側から押し潰されて剥離不能に密着一体化された状態の圧着部(7a)が形成されていることを特徴とするブロー成形容器。
  2. 前記圧着部(7a)は該胴部の高さ範囲に亘って断続的または連続的に形成されている請求項1に記載のブロー成形容器。
  3. 前記圧着部(7a)は前記胴部の横断面において中心軸対称に形成されている請求項1又は2に記載のブロー成形容器。
  4. 外層(1)と内層(2)が積層されたパリソン(P)を、胴部金型(10)の等分縦断面に関して対称に該胴部金型側壁の一部がそれぞれ内側に張り出した張り出し部(10a)と、該張り出し部(10a)に挟みこまれた挟持部金型(10b)とを備えたブロー成形金型でブローさせて容器を成形するブロー成形方法であって、
    前記パリソン(P)をブローさせた後に、前記挟持部金型(10b)の突出方向の中間部位において、外層(1)と内層(2)を水平方向両側から圧接して剥離不能に密着一体化させるスライドピン(11,11)を備えることを特徴とするブロー成形方法。
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