JP6022778B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
2つの部材が接合されたゴルフクラブヘッドが知られている。特開2002−165908号公報は、ホーゼル基部とホーゼル本体とが接合されたヘッドを開示する。このヘッドでは、ホーゼルまたはヒールに中空部が形成されている。実用新案登録第3142188号公報の図2A及び図2Bには、第1の材料からなる本体と第2の材料からなるネック部とが接合されたヘッドが開示されている。
特開2002−165908号公報 実用新案登録第3142188号公報
シャフトとの接合部分として、通常のヘッドはネック部を有する。ネック部にはシャフト孔が設けられる。シャフトとの接着面積を確保する観点から、このネック部の長さを短くするのには限界がある。ネック部は、ヒール側に位置し、且つ上方に延びている。よって、ネック部の質量に起因して、ヘッド重心位置はヒール側に偏りやすい。また、ネック部の上部に存在する質量は、低重心化を阻害しうる。
本発明の目的は、ヘッド重心がヒール側に偏在することを抑制し、低重心化が可能なゴルフクラブヘッドの提供にある。
本発明に係るゴルフクラブヘッドは、ヘッド本体とネック部とを備えている。上記ヘッド本体と上記ネック部とが接合されている。上記ヘッド本体は、本体側接合面と、この本体側接合面において開口する第1凹部とを有している。この第1凹部によって空間が形成されている。上記ネック部は、上記本体側接合面に面接触しているネック側接合面と、シャフト孔とを有している。上記面接触によって定まる当接境界面は、ヘッド高さ最低点近傍を通る。上記シャフト孔の軸線に直交する平面がPLとされ、この平面PLと上記当接境界面との成す角度がθ度とされる。ヘッドのバック側から見た時の上記角度θにおいて、上記平面PLから上記当接境界面に向かう方向が反時計回りであるときにプラスと定義される。ヘッドのバック側から見た時の上記角度θにおいて、上記平面PLから上記当接境界面に向かう方向が時計回りであるときにマイナスと定義される。このとき、上記角度θがプラスの値である。上記第1凹部の開口は、上記ネック部によって閉じられている。
好ましくは、上記空間の体積中心点が、ヘッド重心よりも上側に位置する。
好ましくは、上記角度θが、+10度以上+90度である。
好ましくは、上記本体側接合面及び上記ネック側接合面のいずれか一方には凸部Xが設けられ、他方には上記凸部Xが嵌め込まれた第2凹部が設けられている。
上記ネック側接合面に凸部Yが設けられていてもよい。好ましくは、上記凸部Yが、上記第1凹部に嵌め込まれている。好ましくは、上記凸部Yの先端と上記第1凹部の底部との間に上記空間が設けられている。
好ましくは、上記空間の中心ラインが、トウ側にいくほど上側に延びている。
好ましくは、上記ヘッド本体と上記ネック部とが溶接によって接合されている。好ましくは、上記ヘッド本体と上記ネック部との間に溶接ビードが存在している。好ましくは、この溶接ビードが、上記本体側接合面及び上記ネック側接合面の周囲に設けられている。
ヘッド重心がヒール側に偏在することを抑制され、低重心化が達成されうる。
図1は、基準状態にあるヘッドの正面図である。 図2は、図1のヘッドの背面図である。 図3は、図1のヘッドの分解斜視図である。 図4は、図2のF4−F4線に沿った断面図である。 図5は、図2のF5−F5線に沿った断面図である。 図6は、ヘッド本体とネック部との接合方法の一例を示す工程図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブヘッド2の正面図である。図2は、ヘッド2の背面図である。図3は、ヘッド2の分解斜視図である。図4は、図2のF4−F4線に沿った断面図である。図5は、図2のF5−F5線に沿った断面図である。
ヘッド2は、ヘッド本体h1とネック部n1とを備えている。ヘッド本体h1とネック部n1とは、それぞれ別個に成形される。これらのヘッド本体h1とネック部n1とが接合されている。接合の方法は、溶接である。ヘッド本体h1とネック部n1とは、互いに溶接可能な材質により形成されている。溶接強度の観点から、例えば、ヘッド本体h1及びネック部n1はいずれも鉄系金属であるのが好ましい。鉄系金属とは、鉄を50質量%以上含む金属を意味する。また例えば、ヘッド本体h1及びネック部n1はいずれもチタン合金であってもよい。ヘッドの左右慣性モーメントを高める観点からは、ネック部n1の比重がボディb1の比重よりも大きいのが好ましい。この観点から、ボディb1がステンレス鋼とされ、ネック部n1がこのステンレス鋼と溶接可能なタングステンニッケル合金であるのが好ましい。溶接強度の観点から、ボディb1がSUS630とされ、ネック部n1がSUS630と溶接可能なタングステンニッケル合金であるのが好ましい。ヘッドの左右慣性モーメントを高める観点からは、ネック部n1の比重がヘッド本体h1の平均比重よりも大きいのが好ましい。
慣性モーメント増大の観点から、ボディb1とネック部n1との比重差は、1.0以上が好ましく、1.5以上がより好ましい。ネック部n1に必要な強度を有する材質を考慮すると、ネック部n1の高比重化には限界がある。この観点から、ボディb1とネック部n1との比重差は、3.0以下が好ましい。後述される実施例では、ボディb1とネック部n1との比重差は、1.7とされた。
ヘッド本体h1は、フェース面4と、トップブレード6と、ソール面8と、バック面10とを有する。フェース面4は、スコアライン溝12を有する。スコアライン溝12を除き、フェース面4は実質的に平面である。フェース面4は曲面であってもよい。
ネック部n1は、シャフト孔14を有している。
ヘッド本体h1は、複数の部材が組み合わされてなる。ヘッド本体h1を構成する部材は、フェースプレートp1とボディb1とウエイト部材w1である。フェースプレートp1とボディb1とは接合されている。ボディb1には、フェースプレートp1の形状に対応した開口が設けられており、この開口にフェースプレートp1がはめ込まれている(図4及び図5参照)。図1には、フェースプレートp1と上記開口との境界線k1が図示されている。ヘッド2の慣性モーメントを増大させる観点から、フェースプレートp1の比重が、ボディb1の比重よりも小さくされてもよい。
ウエイト部材w1は、ボディb1のソール側且つトウ側に配置されている。ウエイト部材w1は、ソール面8の一部を構成している。ウエイト部材w1は、バック面10の一部を構成している。ウエイト部材w1の比重は、ボディb1の比重よりも大きい。ウエイト部材w1の比重は、ネック部n1の比重よりも大きくてもよい。慣性モーメント増大、低重心化及びトウ重心化の観点から、ボディb1とウエイト部材w1との比重差は、1.0以上が好ましく、1.5以上がより好ましい。入手可能な材質を考慮すると、ウエイト部材w1の高比重化には限界がある。この観点から、ボディb1とウエイト部材w1との比重差は、3.0以下が好ましい。後述される実施例では、ボディb1とウエイト部材w1との比重差は、1.7とされた。
ウエイト部材w1の重心は、ヘッド2の重心よりもトウ側に位置する。ウエイト部材w1の重心は、ヘッド2の重心よりも下側に位置する。ウエイト部材w1の材質として、タングステン合金及びタングステンニッケル合金が例示される。
バック面10には、キャビティ部16が設けられている。キャビティ部16は、フェース面4の裏側に設けられている。キャビティ部16を有するアイアン型ヘッド2は、一般に、キャビティバックアイアンと称される。フェースプレートp1は、キャビティ部16の底面を構成している。即ちフェースプレートp1は、バックアップの無い部分を有する。この構成は、質量を周囲に分散させるのに寄与し、ヘッド2の慣性モーメントの増大に寄与する。
図3が示すように、ヘッド本体h1は、本体側接合面s1と第1凹部r1とを有する。本実施形態では、本体側接合面s1は平面である。第1凹部r1は、本体側接合面s1に開口を有する。本実施形態では、第1凹部r1は孔である。本実施形態では、第1凹部r1の断面形状は円形である。
更に、本体側接合面s1は、凸部x1を有する。凸部x1の断面形状は、非円形である。凸部x1の断面形状は、多角形である。凸部x1の断面形状は、矩形である。
図3が示すように、ネック部n1は、ネック側接合面s2を有する。本実施形態では、ネック側接合面s2は平面である。
更に、ネック側接合面s2は、第2凹部r2を有する。第2凹部r2は、ネック側接合面s2に開口を有する。第2凹部r2の形状は、凸部x1に対応している。ヘッド2において、凸部x1は第2凹部r2に嵌め込まれている(図3の一点鎖線の矢印参照)。
凸部x1の断面形状は、非円形である。第2凹部r2の断面形状は非円形である。凸部x1が第2凹部r2に嵌め込まれると、ネック部n1とヘッド本体h1との相対回転は不能となる。凸部x1が第2凹部r2に嵌め込まれると、ネック部n1とヘッド本体h1との相対的な位置は固定される。凸部x1及び第2凹部r2は、ヘッド本体h1に対するネック部n1の位置決めの役割を果たす。この位置決めは、ヘッド本体h1とネック部n1との溶接作業を容易とする。
本体側接合面s1の周囲には、本体側隙間形成面wd1が設けられている。本体側隙間形成面wd1は、本体側接合面s1の周囲の一部に設けられても良い。本実施形態では、本体側隙間形成面wd1は、本体側接合面s1の周囲の全体に設けられている。
ネック側接合面s2の周囲には、ネック側隙間形成面wd2が設けられている。ネック側隙間形成面wd2は、ネック側接合面s2の周囲の一部に設けられても良い。本実施形態では、ネック側隙間形成面wd2は、ネック側接合面s2の周囲の全体に設けられている。
本体側隙間形成面wd1及びネック側隙間形成面wd2は、溶接強度の向上に寄与する。この点の詳細については後述される。
[用語の定義]
ここで、本願に記載の発明を明確とする観点から、本願で用いられる用語が以下の如く定義される。
[基準状態]
基準状態とは、所定のライ角及びリアルロフト角でヘッド2が水平面hp上に載置された状態である。この基準状態では、水平面hpに垂直な鉛直平面VP1(図示省略)が考慮される。この基準状態では、ヘッド2のシャフト孔14の軸線zが鉛直平面VP1内に配されている。この基準状態では、上記軸線zが水平面hpに対してそのライ角で傾けられる。この基準状態では、フェース面が平面VP1に対してそのリアルロフト角で傾けられる。この基準状態では、ヘッドのソールが水平面hpに接地している。所定のライ角及びリアルロフト角は、例えば、製品カタログに記載されている。図1は、基準状態にあるヘッド2を示している。
[トウ−ヒール方向]
上記基準状態のヘッド2において、上記平面VP1と上記水平面hpとの交線に対して平行な方向が、トウ−ヒール方向とされる。本願における「トウ側」及び「ヒール側」は、このトウ−ヒール方向に基づいて定まる。
[上下方向]
上記基準状態のヘッド2において、上記水平面hpに対して垂直な直線の方向が、上下方向とされる。本願における「上側」及び「下側」は、この上下方向に基づいて定まる。
[フェース−バック方向]
上記基準状態のヘッド2において、トウ−ヒール方向に対して垂直であり且つ上下方向に対して垂直である方向が、フェース−バック方向とされる。本願における「フェース側」及び「バック側」は、このフェース−バック方向に基づいて定まる。
[ヘッド高さHh]
上記基準状態のヘッド2におけるヘッドの上下方向高さが、ヘッド高さHhとされる(図1参照)。このヘッド高さHhは、トウ−ヒール方向のあらゆる位置において定まる。ヘッド高さHhは、ヘッドのトウ−ヒール方向の各位置における最も上側の点Phと水平面hpとの上下方向距離である。この点Phも、トウ−ヒール方向のあらゆる位置において定まる。
[ヘッド高さ最低点P1]
上記基準状態のヘッド2において、上記点Phのうち最も下側にある点が、ヘッド高さ最低点P1である(図1参照)。ただし、ヘッドのトウ側の先端部は、ヘッド高さ最低点P1の選定から除外される。ヘッド高さ最低点P1の選定の対象は、フェース面の中心点よりもヒール側の部分である。
[ヘッド高さ最低点近傍ad1]
上記点Phのうち、上記ヘッド高さ最低点P1からトウ側に5mmの点がPt5とされ、ヒール側に5mmの点がPh5とされる(図6参照)。上記点Phのうち、点Pt5から点Ph5までの点が、「ヘッド高さ最低点近傍ad1」である。
より好ましいヘッド高さ最低点近傍ad1は次の通りである。上記点Phのうち、上記ヘッド高さ最低点P1からトウ側に5mmの点がPt5とされ、ヒール側に3mmの点がPh3とされる(図6参照)。上記点Phのうち、点Pt5から点Ph3までの点が、好ましい「ヘッド高さ最低点近傍ad1」である。
[当接境界面]
本体側接合面s1とネック側接合面s2とが面接触している当該接触面s12(図示省略)及びその延長面が、当接境界面Ptである(図2参照)。本実施形態では、本体側接合面s1が平面であり、ネック側接合面s2も平面であり、接触面s12も平面であるから、当接境界面Ptも平面である。なお図2では、平面Ptが簡略化されて直線で示されている。
上記接触面s12が平面でない場合、次のように当接境界面Ptが定義される。
(定義1)接触面s12の輪郭線Lcが同一平面Px上にある場合、この平面Pxが当接境界面Ptとされる。
(定義2)上記輪郭線Lc上の各点から平面Pyに下ろした垂線の集合により形成される垂直面Mpが考慮される。あらゆる平面Pyのうち、この垂直面Mpの面積が最小となるときの平面Pyが平面Py1とされる。このとき、この平面Py1が当接境界面Ptとされる。なお上記平面Pxが存在する場合、上記垂直面Mpの面積はゼロであり、上記平面Pxは上記平面Py1に一致する。
[角度θ]
平面PLと上記当接境界面Ptとの成す角度がθ(degree)である。平面PLは、シャフト孔14の軸線zに対して垂直な平面である。換言すれば、軸線zは平面PLの法線である。図2では、平面PLが簡略化されて直線で示されている。
[凸部X]
本願では、異なる「凸部」が存在する。これらを文言上区別するため、本願では、「凸部X」及び「凸部Y」との用語が用いられる。凸部Xは、本体側接合面s1又はネック側接合面s2のいずれか一方に設けられ、第2凹部r2に嵌め込まれる。上記凸部x1は、凸部Xの一例である。凸部Xは、ネック側接合面s2に設けられても良い。この場合、第2凹部r2は本体側接合面s1に設けられる。
[凸部Y]
凸部Yは、上記凸部Xとは別の凸部である。凸部Yは、ネック側接合面s2に設けられる。凸部Yは、第1凹部r1に嵌め込まれる。この嵌め込みは、ヘッド本体h1に対するネック部n1の位置決めを達成しうる。凸部Xと凸部Yとにより、2箇所での位置決めが達成されるため、位置決め精度が向上しうる。また、2箇所での位置決めにより、溶接作業中における位置ズレが抑制されうる。なお、本実施形態では、凸部Yは設けられていない。
[空間v1の中心ライン]
上記基準状態のヘッド2において、フェース−バック方向に対して平行であり且つ上下方向に対して平行な平面Pc(図示省略)が考慮される。この平面Pcは、トウ−ヒール方向のあらゆる位置において定まる。空間v1の内面と平面Pcとの交線Lv(図示省略)が考慮され、この交線Lvの図心Zc(図示省略)が決定される。この図心Zcは、トウ−ヒール方向の各位置において定まる。この図心Zcの集合が、本願において「中心ライン」と定義される。この中心ラインは、途中で途切れていても良い。この中心ラインLzが、図3において一点鎖線で示されている。
[角度θのプラスとマイナス]
角度θには、プラス(+)とマイナス(−)とが定義される。これらプラス及びマイナスは、ヘッドをバック側から見て判断される。上記平面PLから上記当接境界面Ptに向かう方向が反時計回りであるときに、角度θがプラスと定義される。上記平面PLから上記当接境界面に向かう方向が時計回りであるときに角度θがマイナスと定義される。図2では、角度θがプラスである。
なお、上記基準状態のヘッドをバック側から見たとき、上記角度θは、上記平面PLよりも下側の角度であり、且つ、当接境界面Ptよりもヒール側の角度である。よって、図2の実施形態では、角度θは鋭角であり、鈍角ではない。
角度θは、互いに交差する平面の成す角度である。即ち、当接境界面Ptと平面PLとの交線がLxとされ、この交線Lx上のいずれかの点がLpとされ、点Lpを通り交線Lxに垂直である当接境界面Pt上の直線がL1とされ、点Lpを通り交線Lxに垂直である平面PL上の直線がL2とされるとき、角度θは、直線L1と直線L2との成す角度である(図2参照)。角度θのプラス及びマイナスについての上記定義は、換言すれば次の通りである。ヘッドのバック側から見た時、上記直線L2から上記直線L1に向かう方向が反時計回りであるときに角度θがプラスと定義され、上記直線L2から上記直線L1に向かう方向が時計回りであるときに角度θがマイナスと定義される。だだし角度θは、直線L2よりも下側の角度であり、且つ、直線L1よりもヒール側の角度θである。
[体積中心点]
本願では、第1凹部r1によって形成される空間v1について、「体積中心点」との用語が定義される。密度が一定の充填体によって空間v1が完全に満たされた場合を仮定したとき、この充填体の重心が、空間v1の体積中心点と定義される。
上記実施形態では、当接境界面Ptは、キャビティ部16とシャフト孔14との間に位置する。上記実施形態では、当接境界面Ptが、ヘッド高さ最低点近傍ad1を通る。よって、空間v1をネック部n1の近傍に配置させることが可能となる。この空間v1によって減少した質量がトウ側に配分されうる。この質量配分により、ヒール側にヘッド重心が偏在することが抑制される。
上記実施形態では、空間v1は、トップブレード6に沿って延びている。空間v1の中心ラインLzは、トウ側にいくほど上側に延びている。中心ラインLzの全体において、中心ラインLzは、トウ側にいくほど上側に延びている。この延在方向により、空間v1がヘッドの上側に配置されやすい。この延在方向は、ヘッドの重心を下げるのに寄与する。空間v1は、本体側接合面s1に対して垂直な方向に延びてもよい。
上記実施形態では、上記角度θがプラスとされている。よって、本体側接合面s1に対して直角な方向が、トウ側にいくほど上側に延びる方向に近くなる。したがって、空間v1の中心ラインLzがトウ側にいくほど上側に延びる構成が、容易とされうる。この延在方向は、ヘッドの低重心化に寄与しうる。また、上記角度θがプラスとされることで、シャフト孔14と当接境界面Ptとの距離を増やすことができる。シャフト孔14と当接境界面Ptとの間が過度に薄い場合、強度が低下しうる。上記のように角度θがプラスとされることで、この過度に薄い部分が生じにくい。
第1凹部r1の開口は、ネック部n1によって閉じられている。本実施形態では、第1凹部r1の開口は、ネック側接合面s2によって閉じられている。第1凹部r1は、外部から視認されない。よってヘッド2の美観が向上している。また空間v1への異物の侵入が防止されている。
なお、第1凹部r1の開口は、前述した凸部Yによって閉じられていてもよい。
図示されないが、ネック側接合面s2に凸部Yが設けられる場合、凸部Yの先端と空間v1の底部との間に空間v1が設けられているのが好ましい。即ち、凸部Yが嵌め込まれた状態においても、空間v1が残っているのが好ましい。この場合、凸部Yによる位置決め効果と、空間v1によるヘッド重心位置の移動効果とが達成されうる。
本実施形態では、空間v1の体積中心点が、ヘッド重心よりも上側に位置する。よって、ヘッドの低重心化が達成されている。低重心化の観点から、より好ましくは、空間v1の全体が、ヘッド重心よりも上側に位置する。
図6は、ネック部n1とヘッド本体h1との接合工程の一例を示す。この接合工程では、先ず、凸部x1が第2凹部r2に嵌め込まれ、本体側接合面s1とネック側接合面s2とが面接触した当接状態S1が形成される。この当接状態S1において、ネック部n1はヘッド本体h1に対して位置決めされている。
当接状態S1では、隙間gpが形成される。本体側隙間形成面wd1とネック側隙間形成面wd2との間に隙間gpが存在している。本体側隙間形成面wd1は、ネック部n1との間に隙間gpが生じるような形状を呈している。ネック側隙間形成面wd2は、ヘッド本体h1との間に隙間gpが生じるような形状を呈している。本体側隙間形成面wd1が設けられて、ネック側隙間形成面wd2は設けられなくても良い。逆に、ネック側隙間形成面wd2が設けられて、本体側隙間形成面wd1が設けられなくても良い。形成面wd1又はwd2のいずれか一方が存在すれば、隙間gpは形成される。本実施形態では、本体側隙間形成面wd1とネック側隙間形成面wd2とが設けられているため、隙間gpが大きい。
次に、当接状態S1において形成された隙間gpが溶接ビードbdによって充填され、ビード充填状態S2が形成される。図6では、この溶接ビードbdがハッチングで示されている。周知の溶接方法によって、溶接ビードbdが形成される。このビード充填状態S2では、溶接ビードbdは隙間gpを充填し、更に隙間gpからはみ出た溶接ビードbdが存在する。図示しないが、本体側隙間形成面wd1の少なくとも一部は溶接ビードbdと融合している。図示しないが、ネック側隙間形成面wd2の少なくとも一部は溶接ビードbdと融合している。
次に、ビード充填状態S2において隙間gpからはみ出た溶接ビードbdが除去され、仕上げ状態S3が形成される。この除去は、例えば、研磨によってなされる。ネック部n1の表面とヘッド本体h1の表面とが滑らかに連続するように、溶接ビードbdが除去される。仕上げ状態S3において、隙間gpは溶接ビードbdによって充填されている。隙間gpにより、溶接ビードbdが確実に残存する。隙間gpは、ネック部n1とヘッド本体h1との接合強度を高めている。特に、本実施形態では、隙間gpを充填している溶接ビードbdが、本体側接合面s1及びネック側接合面s2の周囲の全体に存在する。よって接合強度が一層高められている。
好ましくは、前述の角度θはプラスとされる。この角度θにより、空間v1の中心ラインLzを上述の如く配向させるのが容易となり、低重心が達成されやすい。また、角度θが大きくされることで、シャフト孔14の底面と当接境界面Ptとの距離が大きくなりやすい。よって、シャフト孔14と当接境界面Ptとの間に、過度に薄い部分が形成されるのを避けることができる。更に、角度θが大きくされることで、当接境界面Ptによるヘッド2の断面積が大きくなりやすい。よって、ヘッド本体h1とネック部n1との接合面積を大きくしやすい。これらの観点から、角度θは、+10度以上が好ましく、+20度以上がより好ましく、+30度以上が更に好ましい。一方、角度θが過大である場合、中心ラインLzを上述の如く配向させにくくなる場合がある。また角度θが過大である場合、当接境界面Ptがヘッドのキャビティ16に近づく。この場合、本体側接合面s1又はその近傍の形状が複雑となることがある。この複雑な形状により、溶接又は仕上げ研磨が行いにくい場合がある。これらの観点から、角度θは、+90度以下が好ましく、+70度以下がより好ましく、+50度以下が更に好ましい。
当接境界面Ptがヘッド高さ最低点近傍ad1よりもヒール側を通る場合、当接境界面Ptがシャフト孔14の底に近づく。これにより、シャフト孔14の底部の近傍に、過度に薄い部分(薄肉部)が生じうる。この薄肉部はヘッド2の強度を低下させうる。また、この薄肉部を避けるためにシャフト孔14の長さが短くされると、シャフトとシャフト孔14との接着面積が小さくなる。これらの観点から、当接境界面Ptはヘッド高さ最低点近傍ad1を通るのが好ましい。
当接境界面Ptがヘッド高さ最低点近傍ad1よりもトウ側を通る場合、空間v1の体積が小さくなりやすい。よって、空間v1による重心移動効果が減少しうる。この観点から、当接境界面Ptはヘッド高さ最低点近傍ad1を通るのが好ましい。
好ましくは、ヘッド2の接合方法は、次の工程を含む。
(a)凸部Xが第2凹部r2に嵌め込まれ、本体側接合面s1とネック側接合面s2とが面接触した当接状態S1を形成する。
(b)上記当接状態S1において、リアルロフト角、ライ角及び/又はフェース角が測定される。
(c)上記測定結果が所定の基準値が外れている場合、この基準値の範囲内となるように、リアルロフト角、ライ角及び/又はフェース角が調整される。
(d)リアルロフト角、ライ角及び/又はフェース角が上記基準値を満たす状態で、ヘッド本体h1とネック部n1とが溶接される。
これらの工程により、リアルロフト角、ライ角及び/又はフェース角の精度が高まる。また、いわゆる調角が困難な材質(例えばチタン合金)で作製されたヘッドの場合、リアルロフト角、ライ角及び/又はフェース角の修正が難しい。しかし上記工程により、この問題が解決されうる。
上記工程(c)の調整を可能とする観点からは、凸部X及び/又は第2凹部r2の断面形状が円形とされてもよい。この場合、上記工程(c)における調整(特に、リアルロフト角の調整)が容易とされうる。
上記(c)の調整は、凸部Xと第2凹部r2との相対回転を伴うのが好ましい。この場合、調整が容易とされうる。
上記(c)の調整工程では、本体側接合面s1とネック側接合面s2とが面接触した当接状態S1が維持されたまま調整がなされるのが好ましい。この場合、ヘッド本体h1とネック部n1との接合強度を維持することができる。
好ましくは、上記(c)の調整工程では、リアルロフト角が調整される。上記実施形態では、当接状態S1が維持されたままヘッド本体h1をネック部n1に対して回転させると、リアルロフト角は容易に変化しうる。
凸部Xが、第2凹部r2に圧入されてもよい。圧入とは、凸部Xを第2凹部r2に挿入するために押圧力が必要であることを意味する。この圧入により、凸部Xと第2凹部r2との間の相対回転は生じにくい。この圧入により、ヘッド本体h1に対するネック部n1の固定が確実となり、位置決め精度が高まる。よって、溶接中における位置ズレが抑制され、リアルロフト角、ライ角及び/又はフェース角の精度が高まる。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
上述したヘッド2と同じ構造のヘッドを作製した。ヘッド本体のボディは、ロストワックス精密鋳造法により作製した。第1凹部r1は鋳造により形成された。このボディの材質は、SUS630とされた。フェースプレートの材質は、新日本製鐵社製のチタン合金「51AF」とされた。ネック部は、ロストワックス精密鋳造法により作製した。このネック部の材質は、タングステンニッケル合金とされた。ウエイト部材は、ロストワックス精密鋳造法により作製した。ウエイト部材の材質は、タングステンニッケル合金とされた。図6を用いて説明した上述の方法によりネック部をヘッド本体に溶接して、ヘッドを得た。このヘッドでは、第1凹部がネック側接合面で塞がれており、大きな体積の空間v1がヘッドの上部に形成された。この空間v1は中空部とされ、外部から視認できなかった。よって美観に優れたヘッドとすることができた。
本実施例では、ネック部n1の比重が大きいため、トウ−ヒール方向への重量分散が達成された。このため大きな慣性モーメントが得られた。また、第1凹部r1を設けたことにより、ネック部n1の比重が大きいにも関わらず、ヘッド重心がヒール側に偏在することを抑制され、低重心化が達成された。
以上説明された発明は、ウッド型、ハイブリッド型、ユーティリティ型、アイアン型、パター型など、あらゆるゴルフクラブヘッドに適用されうる。
2・・・ヘッド
4・・・フェース
6・・・トップブレード
8・・・ソール
10・・・バック面
12・・・スコアライン溝
14・・・シャフト孔
h1・・・ヘッド本体
n1・・・ネック部
s1・・・本体側接合面
s2・・・ネック側接合面
z・・・シャフト孔の軸線
Pt・・・当接境界面
PL・・・シャフト孔の軸線に対して垂直な平面
r1・・・第1凹部
v1・・・第1凹部によって形成された空間
Lz・・・第1凹部によって形成された空間の中心ライン
x1・・・凸部(凸部X)
r2・・・第2凹部
bd・・・溶接ビード
P1・・・ヘッド高さ最低点
ad1・・・ヘッド高さ最低点近傍

Claims (7)

  1. ヘッド本体とネック部とを備えており、
    上記ヘッド本体と上記ネック部とが溶接によって接合されており、
    上記ヘッド本体が、本体側接合面と、この本体側接合面において開口する第1凹部とを有しており、
    上記第1凹部によって空間が形成されており、
    上記ネック部が、上記本体側接合面に面接触しているネック側接合面と、シャフト孔とを有しており、
    上記面接触によって定まる当接境界面が、ヘッド高さ最低点近傍を通り、
    上記シャフト孔の軸線に直交する平面がPLとされ、この平面PLと上記当接境界面との成す角度がθ度とされ、
    ヘッドのバック側から見た時の上記角度θにおいて、上記平面PLから上記当接境界面に向かう方向が反時計回りであるときにプラスと定義され、
    ヘッドのバック側から見た時の上記角度θにおいて、上記平面PLから上記当接境界面に向かう方向が時計回りであるときにマイナスと定義されるとき、
    上記角度θがプラスの値であり、
    上記第1凹部の開口が、上記ネック部によって閉じられており、
    上記第1凹部の開口が、上記ネック側接合面によって閉じられているゴルフクラブヘッド。
  2. 上記空間の体積中心点が、ヘッド重心よりも上側に位置する請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 上記角度θが、+10度以上+90度である請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 上記本体側接合面及び上記ネック側接合面のいずれか一方には凸部Xが設けられ、他方には上記凸部Xが嵌め込まれた第2凹部が設けられている請求項1から3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 上記ネック側接合面に凸部Yが設けられており、
    上記凸部Yが、上記第1凹部に嵌め込まれており、
    上記凸部Yの先端と上記第1凹部の底部との間に上記空間が設けられている請求項1から4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 上記空間の中心ラインが、トウ側にいくほど上側に延びている請求項1から5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 記ヘッド本体と上記ネック部との間に溶接ビードが存在しており、
    この溶接ビードが、上記本体側接合面及び上記ネック側接合面の周囲に設けられている請求項1から6のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
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