JP6021058B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
従来のコネクタとして、レバーがハウジングの前方側(挿入口側)に設けられるフロントロックタイプのものや、レバーがハウジングの後方側に設けられるバックロックタイプのものが知られている。
ハウジングには、導電性のコンタクトが収容されている。コンタクトは、平板状ケーブルの上下両側に配置される一対のアームを有しており、この一対のアーム間に平板状ケーブルを差し込む。この状態でレバーを操作すると、一対のアームは、これら両アーム間に設けられた支点部を中心として、先端側が平板状ケーブルの上下両面を挟持するようになっている。
このとき、フロントロックタイプのコネクタは、レバーの回動力がアームの支点部よりも先端側に作用する一方、バックロックタイプのコネクタは、レバーの回動力がアームの支点部よりも後端側に作用する。すなわち、フロントロックタイプでは、レバーの回動力を、コネクタの先端側を直接閉じる方向に作用させることで、平板状ケーブルを掴持するようになっている。一方、バックロックタイプでは、レバーの回動力を、コネクタの支点部よりも後端側を開く方向に作用させることで、これにより閉じる先端側で平板状ケーブルを掴持するようになっている。 このように、フロントロックタイプとバックロックタイプとでは、レバーの回動力をコンタクトに作用させる位置が支点の前側と後側とで異なることになる。しかしながら、バックロックタイプでは、コンタクトの後方にロック状態にあるレバーの収納スペースを確保できるため、フロントロックタイプのものと比較してコネクタの低背化が可能となる。
ここで、ハウジングにコンタクトを圧入して保持する構造については、例えば特許文献1に記載されている。すなわち、コネクタは、圧入方向に延びた本体部と、この本体部から圧入方向と直交する方向に突出した突起部とを備えている。また、ハウジングには、コンタクトを圧入するコンタクト挿入孔と、このコンタクト挿入孔とつながりコンタクトの突起部を保持する突起保持部とが形成されている。そして、コンタクトをハウジングのコンタクト挿入孔に圧入し、コンタクトの突起部がハウジングの突起保持部に到達して保持されるまで押し込む構造となっている。
特開2008−282668号公報
しかしながら、ハウジングにコンタクトを圧入すると、その圧入力によりハウジングに大きな負荷がかかる。そのため、ハウジングの裏面にコンタクト圧入による膨れが発生する場合があった。このような問題は、コネクタの薄型化により更に顕著である。
そこで、本発明は、コンタクト圧入によるハウジングへの負荷を軽減することのできるコネクタを得ることを目的とする。
本発明は、コネクタであって、導電性のコンタクトが収容されたハウジングと、前記ハウジングの前方側に設けられるとともに当該ハウジングの下壁、上壁および側壁で画成され、平板状ケーブルを挿入可能な挿入口と、前記ハウジングの後方側に設けられ、回動操作により前記コンタクトを前記平板状ケーブルに圧接させて相互に導通接続させるレバーとを備え、前記コンタクトは、前記ハウジングに圧入される第1コンタクトを有し、前記第1コンタクトは、当該第1コンタクトを前記ハウジングに圧入した状態で、前記下壁上に配置される固定側アームと、当該固定側アームよりも前記上壁側に配置される可動側アームと、前記固定側アームと前記可動側アームとを連結する連結ばね部と、を備え、前記ハウジングには、前記固定側アームの前記連結ばね部よりも後側が圧入される圧入溝が形成されており、前記圧入溝は、前記ハウジングにおける前記上壁と前記下壁との間に形成された壁部と、前記下壁とで上下が画成されており、前記固定側アームの前端には、前記ハウジングの下方に配置される回路基板に実装される端子部が設けられており、前記固定側アームの前記連結ばね部よりも後側を前記圧入溝に圧入した状態で、前記ハウジングには、前記固定側アームの前記圧入溝に圧入された部位から前記圧入の方向と直交する方向に作用する圧入力が生じており、前記圧入の方向と直交する方向に作用する圧入力が、上側に生じる上側圧入力および下側に生じる下側圧入力であり、前記上側圧入力が前記下側圧入力よりも前側で生じるようにしたことを特徴とする。
また、本発明において、前記圧入の方向と直交する方向は、前記第1コンタクトが前記平板状ケーブルを圧接する方向であってもよい。
また、本発明において、前記コンタクトは、下側に突出した突起部を備え、前記ハウジングは、前記突起部を掛止する掛止部を備え、前記掛止部の上面中央よりも後側で前記突起部が掛止される構造であってもよい。
本発明によれば、コンタクト圧入によるハウジングへの負荷を軽減することのできるコネクタを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態にかかるコネクタの側面図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図2に示す保護部材の取付状況を示した斜視図である。 図2のB−B線に沿ったレバーのアンロック状態を示した断面図である。 レバーのロック状態を示した図4に対応する断面図である。 図3に示す保護部材の拡大斜視図である。 比較例にかかるコネクタを模式的に示す断面図である。 図7中の領域E1の拡大図である。 比較例にかかるハウジングの下壁の裏面に発生した膨れの説明図である。 本発明の一実施形態にかかるコネクタを模式的に示す断面図である。 図10中の領域E2の拡大図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1〜図11は、本発明にかかるコネクタ1の一実施形態を示した図であり、コネクタ1は、FPC(フレキシブルプリント基板)やFFC(フレキシブルフラットケーブル)などの平板状ケーブル2を回路基板C(図4参照)に導通接続させるようになっている。
図1および図2に示すように、コネクタ1は絶縁性のハウジング3を有しており、このハウジング3の前方側(図2中下方)に平板状ケーブル2を挿入可能な挿入口4が設けられている。そして、ハウジング3内には、挿入口4から挿入される平板状ケーブル2と導通接続自在な複数の導電性のコンタクト5が横並び状態で整然と収容されている。
また、ハウジング3の後方側(図2中上方)には、回動操作によりコンタクト5を平板状ケーブル2に圧接させて相互に導通接続させるレバー6が装着されている。
ハウジング3は、合成樹脂などの絶縁材料で形成されており、コンタクト5が取り付けられる溝部31が、ハウジング3の前後方向(図2中上下方向)に貫通しつつ、横方向(図2中左右方向)に複数設けられている。そして、それぞれの溝部31にコンタクト5が1つずつ取り付けられることにより、複数のコンタクト5が横並び状態で整然と配置されている。
挿入口4は、図3に示すように、ハウジング3の下壁32、上壁33および両側壁34によって横広がりとなる扁平な矩形状に画成されている。勿論、挿入口4の開口面積は、平板状ケーブル2の厚さおよび横幅に見合った上下および左右の寸法となっている。
コンタクト5は、図4に示すように、所定厚の板状となった導電性材料を、例えばプレスなどで打ち抜くことにより形成されている。このように形成されるコンタクト5は、前後方向(図2中上下方向)に延設される棒状の固定側アーム51と、この固定側アーム51と同方向に延設され、平板状ケーブル2の厚さ方向で固定側アーム51と対向する棒状の可動側アーム52とを備えている。そして、それら固定側アーム51と可動側アーム52とは、それぞれの長手方向の中間部同士が連結ばね部53で連結されることにより、全体として略H状に形成されている。このとき、連結ばね部53は可動側アーム52が開閉する際の支点となる。また、固定側アーム51の後端側には回路基板Cに実装される端子部51bが設けられており、この端子部51bによってコンタクト5は回路基板Cと電気的に導通される。さらに、可動側アーム52の後端側はばね部52bとなっている。コンタクト5をハウジング3に圧入すると、コンタクト5がハウジング3に掛止される構造になっている。このコンタクト掛止構造については後に詳しく説明する。
レバー6は、合成樹脂などの絶縁材料の射出成型などによって一体に成形され、一端部6a(図4中下方)に、コンタクト5の固定側接触部51aと可動側接触部52a間に閉じ方向の押圧力を付加するカム部61が設けられている。また、他端部6b(図4中上方)には、レバー6を回動操作する操作部62が設けられている。
そして、レバー6を、端子部51bやばね部52bが設けられたコンタクト5の後端側に配置するとともに、カム部61を、固定側アーム51および可動側アーム52のそれぞれの後端部51c、52c間に位置させる。このとき、レバー6には、可動側アーム52の後端部52cを挿入するための開口部63が形成されている。このようにレバー6がコンタクト5の後端部、つまり、ハウジング3の後端部に配置されることにより、バックロックタイプのコネクタ1が構成されている。
レバー6は、図4に示す初期状態では起立してアンロック状態となっている。一方、平板状ケーブル2を挿入口4に挿入させた後、図5に示すように、レバー6を矢印aに示すように後方に回動させて倒すことによりロック状態となり、このロック状態で平板状ケーブル2とコンタクト5とが電気的に導通される。すなわち、レバー6の操作部62を後方に回動させて倒すことにより、カム部61は、コンタクト5の固定側アーム51と可動側アーム52の後端部51c、52c間を押し開くように作用する。すると、固定側アーム51と可動側アーム52とは、連結ばね部53を支点としてそれぞれの前端部51d、52dが閉じられる方向に挙動する。これにより、固定側アーム51と可動側アーム52の前端部51d、52dに設けられた固定側接触部51aと可動側接点部52aとで、平板状ケーブル2の両面を強く挟み込むことができる。この挟み込みにより、コンタクト5と平板状ケーブル2とを電気的に導通させつつ、平板状ケーブル2の離脱を防止できるようになっている。
このように、バックロックタイプのコネクタ1では、レバー6をロック状態とした場合に、レバー6がコンタクト5と重なることなくそのコンタクト5の後方に配置できるため、フロントロックタイプのコネクタと比較して低背化を促進できる。
平板状ケーブル2を挿入する挿入口4には、図2および図3に示すように、挿入口4の両側壁34を保護する保護部材100が設けられている。保護部材100は、図6にも示すように、直線状の取付部102を有しており、この取付部102の先端部をU字状に折り返して、そのU字状に湾曲した部分が側壁34の前面34aを保護するガード部101となっている。ガード部101は、取付部102の一部(先端部)を加工して一体に形成されている。このとき、保護部材100は、全体が耐摩耗性に優れた金属材料、例えば、リン青銅、黄銅、チタン銅、ベリリウム銅やステンレス等で形成するのが好適である。
一方、図2に示すように、両側壁34の肉厚内には所定厚みtを残して保護部材100の取付部102を挿入する取付穴34bが形成されている。そして、この取付穴34bに取付部102を挿入することにより、U字状の保護部材100のガード部101が側壁34の前面(先端面)34aを覆うようになっている。
また、取付部102の下辺中央部には、取付穴34bに設けられた係合凹部(図示省略)に係合する係止凸部102aが設けられており、この係止凸部102aが上記係合凹部に係合することにより、取付部102が抜止めされるようになっている。
また、保護部材100には、ガード部101の先端部を挿入口4の奥側に延設して、平板状ケーブル2の両側に一定の押圧付勢力を付加するケーブル保持部103が設けられている。このように、保護部材100は、ガード部101、取付部102およびケーブル保持部103を備えることにより、全体として釣り針形状となっている。
また、保護部材100にケーブル保持部103が設けられた一方で、挿入口4の両側壁34の内側には、そのケーブル保持部103の収納スペースとなる溝部34cが深さdをもって形成されている。溝部34cの深さdは、ケーブル保持部103の厚みと等しいか、若しくはその厚みよりも若干大きくするのが好適である。
本実施形態のケーブル保持部103は、ガード部101の先端から側壁34に沿って挿入口4の奥側へと延長された後、その延設された先端部103aが挿入口4の幅方向の中央部側に向かってやや屈曲されている。このため、ケーブル保持部103の先端部103aは、自然状態では側壁34の内側から若干挿入口4内に突き出した格好となっている。このとき、ケーブル保持部103は、U字状に湾曲されたガード部101に備わる弾発力によって、挿入された平板状ケーブル2の側面を押圧する付勢力が付与されるようになっている。
なお、図2ではケーブル保持部103の自然状態を図示するために、ケーブル保持部103の先端部103aが、平板状ケーブル2の側面よりも内側に突き出た格好となっている。しかしながら、平板状ケーブル2が挿入口4に挿入された実際の状態では、平板状ケーブル2の側面によって、その側面よりもケーブル保持部103の先端部103aが外側に押し込まれる格好となる。
また、図2に示すように、保護部材100が側壁34に取り付けられた状態では、保護部材100のガード部101と両側壁34の前面34aとの間に、所定の隙間δが設けられるようになっている。
さらに、本実施形態の保護部材100の表面には、メッキが施されている。また、保護部材100は、挿入口4の両側壁34にそれぞれ取り付けられており、その一対の保護部材100は左右対称に配置されている。
このように、本実施形態のコネクタ1では、コンタクト5の端子部51bが回路基板Cに実装されている。一方、平板状ケーブル2をコネクタ1の挿入口4に挿入してレバー6をロック状態とした際に、平板状ケーブル2はコンタクト5と電気的に導通される。したがって、平板状ケーブル2を挿入口4に挿入してレバー6をロックすることにより、平板状ケーブル2と回路基板Cとはコンタクト5を介して電気的に導通されることになる。
次に、コンタクト掛止構造について詳細に説明する。
図7は、比較例にかかるコネクタ1を模式的に示す断面図であり、図8は、図7中の領域E1の拡大図である。既に説明した通り、従来は、ハウジング3にコンタクト5を圧入すると、その圧入力によりハウジング3に大きな負荷がかかる問題があった。具体的には、図8に示すように、コンタクト5の固定側アーム51には、下方向に突出した突起部71が形成されている。また、ハウジング3の下壁32には、突起部71を掛止する掛止部72が形成されている。図8において左から右の方向にコンタクト5をハウジング3に圧入すると、固定側アーム51に形成されている突起部71が下壁32に形成されている掛止部72に掛止され、コンタクト5がハウジング3に掛止される構造になっている。
このとき、掛止部72の上面中央付近には上方向の圧入力f11が生じ、突起部71には下方向の圧入力f12が生じている。この圧入力f11とf12は、図8に示すように、同一鉛直線上に生じているため、固定側アーム51が上下に突っ張られ、ハウジング3の下壁32への負荷が大きくなる。そのため、図9に示すように、ハウジング3の下壁32の裏面にコンタクト圧入による膨れ73が発生する場合があった。
図10は、本発明の一実施形態にかかるコネクタ1を模式的に示す断面図であり、図11は、図10中の領域E2の拡大図である。比較例と同様、コンタクト5の固定側アーム51には、下方向に突出した突起部81が形成されている。また、ハウジング3の下壁32には、突起部81を掛止する掛止部82が形成されている。比較例と異なる点は、突起部81を比較例(突起部71)よりも図11上で右側に形成している点である。すなわち、比較例では、図8に示すように、掛止部72の上面中央付近で突起部71が掛止されるのに対して、本実施形態では、図11に示すように、掛止部82の上面中央より右側で突起部81が掛止される構造になっている。
これにより、下方向の圧入力f22は、比較例(圧入力f12)よりも右側に移動することになる。一方、上方向の圧入力f21は、比較例(圧入力f11)と同様、掛止部72の上面中央付近に生じている。その結果、圧入力f21,f22が同一鉛直線上にならない位置でコンタクト5がハウジング3に掛止される。そのため、上下の突っ張りが軽減され、ハウジング3への負荷を軽減することができる。
また、このように圧入力f21,f22の位置をずらすと、図10において反時計回りの回転モーメントf10が働く。そのため、はんだ付け部(コンタクト5)が浮き上がることが防止され、組立寸法の安定化を図ることが可能となる。
なお、ここでは、図面上で左から右の方向にコンタクト5をハウジング3に圧入し、掛止部82の右側に突起部81が配置される場合を想定している。そのため、掛止部82の上面中央より右側で突起部81が掛止される構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、掛止部82の左側に突起部81が配置される場合は、掛止部82の上面中央より左側で突起部81が掛止されることになる。
また、ここでは、ハウジング3の上下方向に圧入力f21,f22が生じる場合について説明したが、圧入力f21,f22の方向はこれに限定されるものではない。すなわち、圧入の方向と直交する方向に生じる圧入力に対して同様に適用可能である。
以上、説明してきたように、本実施形態のコネクタ1によれば、コンタクト5をハウジング3に圧入したときに圧入の方向と直交する方向に生じる圧入力が同一直線上にならない位置でコンタクト5がハウジング3に掛止される。そのため、突っ張りが軽減され、ハウジング3への負荷を軽減することができる。
具体的には、圧入の方向と直交する方向は、コンタクト5が平板状ケーブル2を圧接する方向である。すなわち、コンタクト5が平板状ケーブル2を圧接する方向に生じる圧入力f21,f22が同一鉛直線上にならない位置でコンタクト5をハウジング3に掛止させることができる。
また、コンタクト5は、圧入の方向と直交する方向に突出した突起部81を備え、ハウジング3は、突起部81を掛止する掛止部82を備え、掛止部82の上面中央より右側で突起部81が掛止される。すなわち、突起部81を掛止するという簡単な構成でコンタクト掛止構造を実現することが可能である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、突起部81によりコンタクト5が掛止される構造について説明したが、本発明は特に限定されるものではなく、種々のコンタクト掛止構造を採用することができる。
勿論、これら以外にも本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能である。
1 コネクタ
2 平板状ケーブル
3 ハウジング
32 下壁
33 上壁
34 側壁
4 挿入口
5 コンタクト
6 レバー
81 突起部
82 掛止部
f21,f22 圧入力

Claims (3)

  1. 導電性のコンタクトが収容されたハウジングと、
    前記ハウジングの前方側に設けられるとともに当該ハウジングの下壁、上壁および側壁で画成され、平板状ケーブルを挿入可能な挿入口と、
    前記ハウジングの後方側に設けられ、回動操作により前記コンタクトを前記平板状ケーブルに圧接させて相互に導通接続させるレバーとを備え、
    前記コンタクトは、前記ハウジングに圧入される第1コンタクトを有し、
    前記第1コンタクトは、当該第1コンタクトを前記ハウジングに圧入した状態で、前記下壁上に配置される固定側アームと、当該固定側アームよりも前記上壁側に配置される可動側アームと、前記固定側アームと前記可動側アームとを連結する連結ばね部と、を備え、
    前記ハウジングには、前記固定側アームの前記連結ばね部よりも後側が圧入される圧入溝が形成されており、
    前記圧入溝は、前記ハウジングにおける前記上壁と前記下壁との間に形成された壁部と、前記下壁とで上下が画成されており、
    前記固定側アームの前端には、前記ハウジングの下方に配置される回路基板に実装される端子部が設けられており、
    前記固定側アームの前記連結ばね部よりも後側を前記圧入溝に圧入した状態で、前記ハウジングには、前記固定側アームの前記圧入溝に圧入された部位から前記圧入の方向と直交する方向に作用する圧入力が生じており、
    前記圧入の方向と直交する方向に作用する圧入力が、上側に生じる上側圧入力および下側に生じる下側圧入力であり、
    前記上側圧入力が前記下側圧入力よりも前側で生じるようにしたことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記圧入の方向と直交する方向は、前記第1コンタクトが前記平板状ケーブルを圧接する方向であることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第1コンタクトは、下側に突出した突起部を備え、
    前記ハウジングは、前記突起部を掛止する掛止部を備え、
    前記掛止部の上面中央よりも後側で前記突起部が掛止される構造である
    ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
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