JP6004863B2 - シートのフレーム - Google Patents

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Description

本発明は、シートのフレームに関する。
車両用シートを軽量化するべく、車両用シートのフレームの一部又は全体を繊維強化樹脂により成形する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−75984号公報
ところで、車両用シートのフレームの強度を向上させるとともに、フレームを更に軽量化するべく、中空を有した閉断面構造をフレームに採用することがある。しかし、車両用シートのフレームが複雑な形状を成しているので、押出成形法によってフレームの閉断面構造を一括して成形することが難しい。そのため、断面コ字状等の開断面構造を有した2つのフレーム部材を組み合わせることによって閉断面構造を構成し、これらフレーム部材を接着剤によって接着することによって、複合品たるフレームを製造する。
ところが、2つのフレーム部材を接着する際にこれらのフレーム部材の接着面同士の隙間を一定に保つことが難しく、接着剤層の厚さが設計通りにならないことがある。そのため、接着剤層の厚さが不均一になったり、接着されてない箇所が発生したり、接着強度が低下したりする。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、2つのフレーム部材を接着する際にこれらのフレーム部材の接着面同士の隙間を一定に保てるようにすることである。
以上の課題を解決するための請求項1に係る発明は、樹脂製の第一フレーム部材と樹脂製の第二フレーム部材を接着することによって閉断面構造としたシートのフレームにおいて、前記第一フレーム部材が、横断面において後方に開口するとともに上下に延びた開断面形状部を有し、前記第二フレーム部材が、横断面において前方に開口するとともに上下に延びた開断面形状部を有し、前記第一フレーム部材の開断面形状部の開口と前記第二フレーム部材の開断面形状部の開口が互いに向き合って、前記第一フレーム部材の開断面形状部が前記第二フレーム部材の開断面形状部の開口に嵌められ、前記第一フレーム部材の開断面形状部に凸部が形成され、前記凸部が前記第二フレーム部材の開断面形状部に向けて外側へ突出し、前記凸部が前記第二フレーム部材の開断面形状部に当接することによって前記第一フレーム部材の開断面形状部と前記第二フレーム部材の開断面形状部との間に隙間が形成され、接着剤が前記隙間に充填され、前記第一フレーム部材の開断面形状部と前記第二フレーム部材の開断面形状部の少なくとも一方には、バネが掛けられるバネ掛け部が形成され、前記凸部の上下方向の位置が前記バネ掛け部の上下方向の位置からずれている、シートのフレームである。
請求項に係る発明は、前記凸部が前後方向に延びる請求項に記載のシートのフレームである。
請求項に係る発明は、樹脂製の第一フレーム部材と樹脂製の第二フレーム部材を接着することによって閉断面構造としたシートのフレームにおいて、前記第二フレーム部材が、縦断面において前方に開口するとともに左右に延びた開断面形状部を有し、前記第一フレーム部材が、プレート状に設けられ、前記第二フレーム部材の開断面形状部の開口に嵌められたカバー部を有し、前記第一フレーム部材のカバー部に凸部が形成され、前記凸部が前記第二フレーム部材の開断面形状部に向けて突出し、前記凸部が前記第二フレーム部材の開断面形状部に当接することによって前記カバー部と前記第二フレーム部材の開断面形状部との間に隙間が形成され、接着剤が前記隙間に充填され、前記カバー部に凸ビードが形成され、前記凸部が前記凸ビードに連結している、シートのフレームである。
請求項に係る発明は、樹脂製の第一フレーム部材と樹脂製の第二フレーム部材を接着することによって閉断面構造としたシートのフレームにおいて、前記第一フレーム部材に凸部が形成され、前記凸部が前記第二フレーム部材に向けて突出し、前記凸部が前記第二フレーム部材に当接することによって前記第一フレーム部材と前記第二フレーム部材との間に隙間が形成され、接着剤が前記隙間に充填され、前記第一フレーム部材が、後方に開口するとともに上下に延在した開断面構造のヘッドレストステー支持部を有し、前記凸部がヘッドレストステー支持部の側面に沿って形成され、前記凸部が前記第二フレーム部材に当接することによって前記接着剤が堰き止められている、シートのフレームである。
請求項1に係る発明によれば、凸部が第二フレーム部材に当接するので、第一フレーム部材と第二フレーム部材との間の隙間を凸部によって一定に保つことができる。そのため、隙間に充填された接着剤の厚さが不均一になったり、接着されてない箇所が発生したり、接着強度が低下したりすることを抑制することができる。よって、第一フレーム部材と第二フレーム部材の接着強度が高い。
また、第一フレーム部材の開断面形状部が第二フレーム部材の開断面形状部の開口に嵌められ、第一フレーム部材の開断面形状部に凸部が形成されているから、凸部が第二フレーム部材の開断面形状部の内側に隠れる。そのため、フレームをクッションパッドによって包み込む際に凸部がクッションパッドに引っ掛かることを抑制することができ、フレームとクッションパッドの取り付けが容易である。
また、凸部の上下方向の位置がバネ掛け部の上下方向の位置からずれているので、第一フレーム部材と第二フレーム部材の接着部分にバネの引張荷重を受けることができる。
請求項に係る発明によれば、凸部が前後方向に延びているので、第一フレーム部材の開断面形状部と第二フレーム部材の開断面形状部がねじれ荷重に対して剛性が向上する。
請求項に係る発明によれば、凸部が第二フレーム部材に当接するので、第一フレーム部材と第二フレーム部材との間の隙間を凸部によって一定に保つことができる。そのため、隙間に充填された接着剤の厚さが不均一になったり、接着されてない箇所が発生したり、接着強度が低下したりすることを抑制することができる。よって、第一フレーム部材と第二フレーム部材の接着強度が高い。
また、凸部が凸ビードに連結されているので、第一フレーム部材のカバー部の剛性が向上する。
請求項に係る発明によれば、凸部が第二フレーム部材に当接するので、第一フレーム部材と第二フレーム部材との間の隙間を凸部によって一定に保つことができる。そのため、隙間に充填された接着剤の厚さが不均一になったり、接着されてない箇所が発生したり、接着強度が低下したりすることを抑制することができる。よって、第一フレーム部材と第二フレーム部材の接着強度が高い。
また、凸部が第二フレーム部材に当接することによってヘッドレストステー支持部の剛性を向上させることができる。凸部によって接着剤が堰き止められていて、接着剤がヘッドレストステー支持部の開断面構造内に侵入しないから、ヘッドレストステー用保持具をヘッドレストステー支持部に装着する際に、接着剤が保持具の装着に邪魔になるようなことを抑制することができる。
本発明の実施の形態に係るシートの側面図である。 同実施形態に係るバックレストのフレームの斜視図である。 図2に示すIII−IIIに沿った横断面を上から見て示した断面図である。 同実施形態に係るバックレストのフレームのアウターフレーム部材の斜視図である。 同実施形態に係るバックレストのフレームのインナーフレーム部材の斜視図である。 図2に示すVI−VIに沿った縦断面を前から見て示した断面図である。 図2に示すVII−VIIに沿った横断面を上から見て示した断面図である。 図2に示すVIII−VIIIに沿った横断面を上から見て示した断面図である。 図1に示すIX−IXに沿った面を矢印方向に見て示したボトムシートのフレームの縦断面図である。 図9に示すX−Xに沿った面を矢印方向に見て示したボトムシートのフレームの横断面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。但し、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が以下の実施形態に付されているので、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1はシート1の側面図である。以下の説明では、シート1の後ろから前に向かって見て「左」と「右」を定める。つまり、シート1に着座した着座者の視点で「左」及び「右」を定める。
このシート1は乗物用シートであり、特に自動車の室内に設けられる車両用シートである。
シート1はスライドレール2、ボトムシート3、バックレスト4、リクライニング機構5及びヘッドレスト6等を備える。バックレスト4の下端部がリクライニング機構5によってボトムシート3の後端部に連結され、バックレスト4がボトムシート3の後端部で立てられ、ヘッドレスト6がバックレスト4の上端部に設けられている。バックレスト4は、リクライニング機構5によってボトムシート3に対して前後方向に傾動可能である。リクライニング機構5は、バックレスト4をボトムシート3にロックすることによってバックレスト4の傾動を止めるとともに、そのロックを解除してバックレスト4を前に傾動する方向にバックレスト4を付勢する。ヘッドレスト6の下端には、ヘッドレスト6から下方に延出する左右一対のヘッドレストステー61が設けられている。
ボトムシート3はフレーム30、バネ37、クッションパッド38及び表皮39を有する。フレーム30を上から見るとフレーム30が枠状に形作られ、フレーム30の枠内にバネ37が架設され、フレーム30及びバネ37がクッションパッド38に包み込まれ、表皮39がクッションパッド38に覆い被さっている。フレーム30がスライドレール2に取り付けられ、スライドレール2によってボトムシート3が前後移動可能に設けられている。
バックレスト4はフレーム40、バネ47、クッションパッド48及び表皮49等を有する。フレーム40を前から見るとフレーム40が枠状に形作られ、フレーム40の枠内にバネ47が架設され、フレーム40及びバネ47がクッションパッド48に包み込まれ、表皮49がクッションパッド48に覆い被さっている。フレーム40の下端部がリクライニング機構5に連結され、そのリクライニング機構5がフレーム30の後端部に連結され、フレーム40がリクライニング機構5によって前後に傾動可能に設けられている。
図2はフレーム40の斜視図であり、図3は図2に示すIII−IIIに沿った横断面を矢印方向に見て示した断面図である。図4はフレーム40のアウターフレーム部材41であり、図5はフレーム40のインナーフレーム部材42である。
図2及び図3に示すように、フレーム40はアウターフレーム部材41及びインナーフレーム部材42等を備える。
アウターフレーム部材41及びインナーフレーム部材42は樹脂材料(例えば、炭素繊維強化樹脂、ガラス繊維強化樹脂その他の繊維強化樹脂)からなる。アウターフレーム部材41は前方に開口した開断面構造を有し、インナーフレーム部材42がアウターフレーム部材41の開断面構造に嵌め込まれるようにしてインナーフレーム部材42がアウターフレーム部材41の前に貼り合わせられ、アウターフレーム部材41とインナーフレーム部材42が接着剤によって接合され、アウターフレーム部材41とインナーフレーム部材42によって閉断面構造が構成されている。フレーム40の正面に向かって見て、アウターフレーム部材41とインナーフレーム部材42によって構成された閉断面構造は枠状に延びている。以下、アウターフレーム部材41及びインナーフレーム部材42について詳細に説明する。
図4に示すように、アウターフレーム部材41は左右一対の開断面形状部41a,41a、上部の開断面形状部41b及び下部の開断面形状部41cを有する。
開断面形状部41aは前後左右に沿った横断面において前方に開口した開断面構造を有し、その開断面構造は横断面において門型(例えば、横断面コ字状、横断面U字状又は横断面鉤型)に形作られている。開断面形状部41aが上下に延び、開断面形状部41aの開断面構造が上下に延びる。つまり、開断面形状部41aは、上下に延びたウエブ41a3と、ウエブ41a3の枠内側(枠内側とは、アウターフレーム部材41やインナーフレーム部材42が形作った枠状の内側をいう。以下、同じ。)の縁から前方に延出して上下に延びた内側フランジ41a1と、ウエブ41a3の枠外側(枠外側とは、アウターフレーム部材41やインナーフレーム部材42が形作った枠状の外側をいう。以下、同じ。)の縁から前方に延出して上下に延びた外側フランジ41a2とを有し、ウエブ41a3、内側フランジ41a1及び外側フランジ41a2によって開断面構造が構成される。
開断面形状部41aの内側フランジ41a1には、バネ掛け部41d,41dが形成されている。バネ掛け部41d,41dは、内側フランジ41a1から枠内側へ膨出している。なお、内側フランジ41a1に形成されるバネ掛け部41dの数は1でもよいし、2以上(複数)でもよい。
上部の開断面形状部41bは前後上下に沿った縦断面において前方に開口した開断面構造を有し、その開断面構造が縦断面において門型(例えば、縦断面コ字状、縦断面U字状又は縦断面鉤型)に形作られている。開断面形状部41bが左右に延び、開断面形状部41bの開断面構造も左右に延びる。つまり、開断面形状部41bは、左右に延びたウエブ41b3と、ウエブ41b3の枠内側の縁から前方に延出して左右に延びた内側フランジ41b1と、ウエブ41b3の枠外側の縁から前方に延出して上下に延びた外側フランジ41b2とを有し、ウエブ41b3、内側フランジ41b1及び外側フランジ41b2によって開断面構造が構成される。開断面形状部41bの左右の端部が開断面形状部41a,41aの上端部にそれぞれ連結され、開断面形状部41bの開断面構造の左右の端部が開断面形状部41a,41aの開断面構造の上端部にそれぞれ連なっている。
上部の開断面形状部41cは前後上下に沿った縦断面において前方に開口した開断面構造を有し、その開断面構造が縦断面において門型(例えば、縦断面コ字状、縦断面U字状又は縦断面鉤型)に形作られている。開断面形状部41cが左右に延び、開断面形状部41cの開断面構造も左右に延びる。つまり、開断面形状部41cは、左右に延びたウエブ41c3と、ウエブ41c3の枠内側の縁から前方に延出して左右に延びた内側フランジ41c1と、ウエブ41b3の枠外側の縁から前方に延出して上下に延びた外側フランジ41b2とを有し、ウエブ41c3、内側フランジ41c1及び外側フランジ41c2によって開断面構造が構成される。開断面形状部41cの左右の端部が開断面形状部41a,41aの下端部にそれぞれ連結され、開断面形状部41cの開断面構造の左右の端部が開断面形状部41a,41aの開断面構造の下端部にそれぞれ連なっている。
開断面形状部41bの上端部には、左右一対のヘッドレストステー支持部41e,41eが設けられている。ヘッドレストステー支持部41e,41eは前後左右に沿った横断面において前方に開口した開断面構造を有し、その開断面構造が上下に延在し、その開断面構造は横断面において門型(例えば、横断面コ字状、横断面U字状又は横断面鉤型)に形作られている。
図5に示すように、インナーフレーム部材42は左右一対の開断面形状部42a,42a、上部カバー部42b及び下部カバー部42cを有する。
開断面形状部42a,42aは前後左右に沿った横断面において後方に開口した開断面構造を有し、その開断面構造は横断面において門型(例えば、横断面コ字状、横断面U字状又は横断面鉤型)に形作られている。開断面形状部42aが上下に延び、開断面形状部42aの開断面構造が上下に延びる。つまり、開断面形状部42aは、上下に延びたウエブ42a3と、ウエブ42a3の枠内側の縁から後方に延出して上下に延びた内側フランジ42a1と、ウエブ42a3の枠外側の縁から後方に延出して上下に延びた外側フランジ42a2とを有し、ウエブ42a3、内側フランジ42a1及び外側フランジ42a2によって開断面構造が構成される。
開断面形状部42aの内側フランジ42a1には、バネ掛け部42d,42dが形成されている。バネ掛け部42d,42dは、内側フランジ42a1から枠内側へ膨出している。なお、内側フランジ42a1に形成されるバネ掛け部42dの数は1でもよいし、2以上(複数)でもよいが、バネ掛け部42dとバネ掛け部41dは同数である。
上部カバー部42bはプレート状に設けられている。上部カバー部42bが左右に延び、上部カバー部42bの左右の端部が開断面形状部42a,42aの上端部にそれぞれ連結されている。上部カバー部42bの前面には凸ビード42b1が凸設され、上部カバー部42bの後面では凸ビード42b1の裏側が窪んでいる。
下部カバー部42cはプレート状に設けられている。下部カバー部42cが左右に延び、下部カバー部42cの左右の端部が開断面形状部42a,42aの下端部にそれぞれ連結されている。下部カバー部42cの前面には凸ビード42c1が凸設され、下部カバー部42cの後面では凸ビード42c1の裏側が窪んでいる。凸ビード42c1は左右に延びる。
上部カバー部42bには、左右一対のヘッドレストステー支持部42e,42eが設けられている。ヘッドレストステー支持部42e,42eは前後左右に沿った横断面において後方に開口した開断面構造を有し、その開断面構造が上下に延在し、その開断面構造は横断面において門型(例えば、横断面コ字状、横断面U字状又は横断面鉤型)に形作られている。
上述のように、インナーフレーム部材42がアウターフレーム部材41の開断面構造に嵌め込まれて、アウターフレーム部材41とインナーフレーム部材42が接着されている。ここで、インナーフレーム部材42の接着代(のり代)とアウターフレーム部材41の接着代(のり代)のうちの一方又は両方には、相手方の接着代に向けて突出する凸部が設けられており、その凸部が相手方の接着代に当接し、凸部によって両者の接着代の間隔が確保され、両者の接着代の隙間に接着剤が充填されて、その接着剤が硬化している。以下、具体的に説明する。
図5に示すように、接着層確保用の複数の凸部43a,43a…がインナーフレーム部材42の開断面形状部42aに形成されている。具体的には、これら凸部43a,43a…が開断面形状部42aの外側フランジ42a2に形成されており、凸部43a,43a…が枠外側へ突出する。凸部43a,43a…の上下方向の位置がバネ掛け部42d,42dの上下方向の位置からずれている。なお、これら凸部43a,43aのうち少なくとも1つの上下方向の位置がバネ掛け部42d,42dの上下方向の位置に揃っていてもよい。
図2及び図3に示すように、アウターフレーム部材41の開断面形状部41aの開断面構造の開口とインナーフレーム部材42の開断面形状部42aの開断面構造の開口とが互いに向き合って、開断面形状部42aが開断面形状部41aの開断面構造の開口に嵌め込まれている。開断面形状部41aの内側フランジ41a1が開断面形状部42aの内側フランジ42a1の枠内側に配置され、これらの内側フランジ41a1,42a1が左右に向き合い、接着剤44a1によって内側フランジ41a1が内側フランジ42a1に接着されている。また、開断面形状部41aの外側フランジ41a2が開断面形状部42aの外側フランジ42a2の枠外側に配置され、これらの外側フランジ41a2,42a2が左右に向き合い、接着剤44a2によって外側フランジ41a2が外側フランジ42a2に接着されている。開断面形状部41a,42aによって閉断面構造が構成され、その閉断面構造が上下に延びており、その閉断面構造の内側が空洞であり、その閉断面構造がフレーム30のサイドフレーム部となる。
図6は、図2に示すVI−VIのように上下左右に沿った縦断面を矢印方向に見て示した断面図である。図6に示すように、凸部43a,43aが外側フランジ41a2に当接し、外側フランジ41a2,42a2の間の隙間が凸部43a,43a…によって形成される。この隙間に接着剤44a2が充填されている。なお、一又は複数の凸部が開断面形状部41aの外側フランジ41a2に形成されており、その凸部が枠内側へ突出し、その凸部が外側フランジ42a2に当接することによって、接着剤44a2が充填される隙間が外側フランジ41a2,42a2の間に形成されてもよい。また、一又は複数の凸部が開断面形状部41aの内側フランジ41a1に形成されており、その凸部が枠外側へ突出し、その凸部が内側フランジ42a1に当接することによって、接着剤44a1が充填される隙間が内側フランジ41a1,42a1の間に形成されてもよい。また、一又は複数の凸部が開断面形状部42aの内側フランジ42a1に形成されており、その凸部が枠内側へ突出し、その凸部が内側フランジ41a1に当接することによって、接着剤44a1が充填される隙間が内側フランジ41a1,42a1の間に形成されてもよい。
図5に示すように、凸部43bがインナーフレーム部材42の上部カバー部42bに形成されており、凸部43bが後方へ突出する。凸部43bが上下に延び、凸部43bが凸ビード42b1に連結する。
また、凸部43d,43dがヘッドレストステー支持部42eの左右両側において上部カバー部42bに形成され、それら凸部43d,43dが後方へ突出する。凸部43d,43dがヘッドレストステー支持部42eの側面に沿って上下に延在する。
図7は、図2に示すVII−VIIのように前後左右に沿った横断面を矢印方向に見て示した断面図である。図2及び図7に示すように、インナーフレーム部材42の上部カバー部42bがアウターフレーム部材41の開断面形状部41bのウエブ41b3に向き合って、上部カバー部42bが開断面形状部41bの開断面構造の開口に嵌め込まれている。凸部43bがウエブ41b3に当接し、上部カバー部42bとウエブ41b3の間の隙間が凸部43bによって形成されている。この隙間に接着剤44bが充填され、上部カバー部42bとウエブ41b3が接着剤44bによって接着されている。開断面形状部41b及び上部カバー部42bによって閉断面構造が構成され、その閉断面構造が左右に延びており、その閉断面構造の内側が接着剤44bによって充填されている。なお、一又は複数の凸部がウエブ41b3に形成されており、その凸部が前方へ突出し、その凸部が上部カバー部42bに当接することによって、接着剤44bが充填される隙間がウエブ41b3と上部カバー部42bの間に形成されてもよい。
また、ヘッドレストステー支持部41eの開断面構造の開口とヘッドレストステー支持部42eの開断面構造の開口が互いに向き合って、ヘッドレストステー支持部42eがヘッドレストステー支持部41eの開断面構造の開口に嵌め込まれている。ヘッドレストステー支持部42eがウエブ41b3に対向する。そして、凸部43dがウエブ41b3に接し、接着剤44bが凸部43dによって堰き止められて、接着剤44bがヘッドレストステー支持部41e及びヘッドレストステー支持部42e内に侵入していない。なお、ヘッドレストステー支持部41e,42e及びウエブ41b3によって囲われた中空状の閉断面構造が上下に延在するが、その中に保持具が装着され、ヘッドレストステー61がその保持具に保持される。
図5に示すように、凸部43cがインナーフレーム部材42の下部カバー部42cに形成されており、凸部43cが後方へ突出する。凸部43cが上下に延び、凸部43cが凸ビード42c1に連結する。
図8は、図2に示すVIII−VIIIのように前後左右に沿った横断面を矢印方向に見て示した断面図である。図2及び図8に示すように、インナーフレーム部材42の下部カバー部42cがアウターフレーム部材41の開断面形状部41cのウエブ41c3に向き合って、下部カバー部42cが開断面形状部41cの開断面構造の開口に嵌め込まれている。凸部43cがウエブ41c3に当接し、下部カバー部42cとウエブ41c3の間の隙間が凸部43cによって形成されている。この隙間に接着剤44cが充填され、下部カバー部42cとウエブ41c3が接着剤44cによって接着されている。開断面形状部41c及び下部カバー部42cによって閉断面構造が構成され、その閉断面構造が左右に延びており、その閉断面構造の内側が接着剤44cによって充填されている。なお、一又は複数の凸部がウエブ41c3に形成されており、その凸部が前方へ突出し、その凸部が下部カバー部42cに当接することによって、接着剤44cが充填される隙間がウエブ41c3と下部カバー部42cの間に形成されてもよい。
図2に示すように、バネ掛け部42dがバネ掛け部41dの前に組み合わせられ、バネ掛け部41dとバネ掛け部42dが接着剤によって接着されている。波状に形作られたバネ47の一端が左のバネ掛け部41d,42dに掛けられ、バネ47の他端が右のバネ掛け部41d,42dに掛けられ、バネ47が左のバネ掛け部41d,42dと右のバネ掛け部41d,42dの間に架け渡されている。
続いて、図9及び図10参照して、ボトムシート3のフレーム30について説明する。図9は、図1に示すIX−IXに沿った面を矢印方向に見て示したフレーム30の断面図である。図10は、図9に示すX−Xに沿った面を矢印方向に見て示したフレーム30の断面図である。
図9及び図10に示すように、フレーム30はアウターフレーム部材31及びインナーフレーム部材32等を備える。アウターフレーム部材31及びインナーフレーム部材32は樹脂材料(例えば、炭素繊維強化樹脂、ガラス繊維強化樹脂その他の繊維強化樹脂)からなる。
アウターフレーム部材31は、縦断面において下方に開口した開断面構造を有する。上又は下から見て、アウターフレーム部材31が枠状に形作られ、アウターフレーム部材31の開断面構造が枠状に延びている。つまり、アウターフレーム部材31は、枠状のウエブ31aと、ウエブ31aの枠外側の縁から下方に延出して枠状に延在した外側フランジ31bと、ウエブ31aの枠内側の縁から下方に延出して枠状に延在した内側フランジ31cと、を有する。ウエブ31a、外側フランジ31b及び内側フランジ31cによって開断面構造が構成される。
インナーフレーム部材32が、縦断面において上方に開口した開断面構造を有する。上又は下から見て、インナーフレーム部材32が枠状に形作られ、インナーフレーム部材32の開断面構造が枠状に延びている。つまり、インナーフレーム部材32は、枠状のウエブ32aと、ウエブ32aの枠外側の縁から上方に延出して枠状に延在した外側フランジ32bと、ウエブ32aの枠内側の縁から上方に延出して枠状に延在した内側フランジ32cと、を有する。ウエブ32a、外側フランジ32b及び内側フランジ32cによって開断面構造が構成される。
アウターフレーム部材31の開断面構造の開口とインナーフレーム部材32の開断面構造の開口とが互いに向き合って、インナーフレーム部材32がアウターフレーム部材31の開断面構造に嵌め込まれるようにしてインナーフレーム部材32がアウターフレーム部材31の下に貼り合わせられ、アウターフレーム部材31とインナーフレーム部材32が接着剤34b,34cによって接合され、アウターフレーム部材31とインナーフレーム部材32によって閉断面構造が構成されている。
つまり、アウターフレーム部材31の外側フランジ31bがインナーフレーム部材32の外側フランジ32bの枠外側に配置され、接着剤34bによって外側フランジ31bが外側フランジ32bに接着されている。また、アウターフレーム部材31の内側フランジ31cがインナーフレーム部材32の内側フランジ32cの枠内側に配置され、接着剤34cによって内側フランジ31cが内側フランジ32cに接着されている。
一又は複数の凸部33bがインナーフレーム部材32の外側フランジ32bに形成されており、その凸部33bが枠外側へ突出し、その凸部33bが外側フランジ31bに当接することによって、接着剤34bが充填される隙間が外側フランジ31b,32bの間に形成されている。なお、一又は複数の凸部がアウターフレーム部材31の外側フランジ31bに形成されており、その凸部が枠内側へ突出し、その凸部が外側フランジ32bに当接することによって、接着剤34bが充填される隙間が外側フランジ31b,32bの間に形成されてもよい。
一又は複数の凸部33cがインナーフレーム部材32の内側フランジ32cに形成されており、その凸部33cが枠内側へ突出し、その凸部33cが内側フランジ31cに当接することによって、接着剤34cが充填される隙間が内側フランジ31c,32cの間に形成されている。なお、一又は複数の凸部がアウターフレーム部材31の内側フランジ31cに形成されており、その凸部が枠外側へ突出し、その凸部が内側フランジ32cに当接することによって、接着剤34cが充填される隙間が内側フランジ31c,32cの間に形成されてもよい。
凸部33b,33cは上下方向に延在する。
本発明の実施の形態によれば、次のような作用効果が生じる。
(1) 凸部43aがインナーフレーム部材42の外側フランジ42a2に形成され、その凸部43aがアウターフレーム部材41の外側フランジ41a2に当接するので、外側フランジ42a2と外側フランジ41a2との間の隙間を凸部によって一定に保つことができる。そのため、その隙間に充填された接着剤44a2の厚さが不均一になったり、接着されてない箇所が発生したり、接着強度が低下したりすることを抑制することができる。よって、インナーフレーム部材42とアウターフレーム部材41の接着強度を高くすることができる。同様に、カバー部42b,42cに形成された凸部43b,43cによっても、インナーフレーム部材42とアウターフレーム部材41の接着強度を高くすることができる。
(2) インナーフレーム部材42の開断面形状部42aがアウターフレーム部材41の開断面形状部41aの開口に嵌められ、開断面形状部42aの外側フランジ42a2に凸部43aが形成されているから、凸部43aがアウターフレーム部材41の開断面形状部41aの内側に隠れる。同様に、凸部43b,43cがアウターフレーム部材41の開断面形状部41b,41cの内側に隠れる。そのため、フレーム40をクッションパッド38によって包み込む際に凸部43a,43b,43cがクッションパッド38に引っ掛かることを抑制することができ、フレーム40とクッションパッド38の取り付けが容易である。
(3) 凸部43aが前後に延びているので、開断面形状部41a,42aがねじれ荷重に対して剛性が向上する。
(4) 凸部43aの上下方向の位置がバネ掛け部41d,42dの上下方向の位置からずれているので、アウターフレーム部材41とインナーフレーム部材42の接着部分にバネ47の引張荷重を受けることができる。これについて具体的に説明する。凸部43aがアウターフレーム部材41の外側フランジ41a2に当接し、凸部43aがアウターフレーム部材41の外側フランジ41a2に直接接着しているわけではないから、仮に凸部43aの上下方向の位置がバネ掛け部41d,42dの上下方向の位置と同じであれば、バネ47の引張荷重がこの非接着部に最も掛かることになってしまう。しかし、本実施形態では、凸部43aの上下方向の位置がバネ掛け部41d,42dの上下方向の位置からずれているから、バネ47の引張荷重がこの非接着部に掛かり難くなっている。
(5) カバー部42b,42cに形成された凸部43b,43cが凸ビード42b1.42c1に連結しているので、カバー部42b,42cの剛性が向上する。
(6) インナーフレーム部材32の開断面構造がアウターフレーム部材31の開断面構造の開口に嵌められ、インナーフレーム部材32の開断面構造のフランジ32b,32cに凸部33b,33cが形成されているから、凸部33b、33cがアウターフレーム部材31の開断面構造の内側に隠れる。そのため、フレーム30をクッションパッド38によって包み込む際に凸部33b,33cがクッションパッド38に引っ掛かることを防止することができ、フレーム30とクッションパッド38の取り付けが容易である。
(7) 凸部33b,33cが上下に延びているので、インナーフレーム部材32の開断面構造とアウターフレーム部材31の開断面構造がねじれ荷重に対して剛性が向上する。
(8) 凸部43d,43dがヘッドレストステー支持部42eの側面に沿って形成されているから、ヘッドレストステー支持部42eの剛性を向上させることができる。凸部43d,43dがウエブ41b3に接し、両者が互いに接した状態が接着剤44bによって保たれているので、ヘッドレストステー支持部41e,42eの剛性を向上させることができる。
(9) 凸部43d,43dによって接着剤44bが堰き止められていて、接着剤44bがヘッドレストステー支持部41e,42e内に侵入しないから、ヘッドレストステー用保持具をヘッドレストステー支持部41e,42eに装着する際に、接着剤44bが保持具の装着に邪魔になるようなことを抑制することができる。
〔変形例〕
本発明を適用可能な実施形態は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、幾つかの変形例について説明する。以下に説明する変形例は、変更個所を除いて上述した実施形態と同様である。また、以下に説明する変更箇所を組み合わせて適用してもよい。
(1) 上記実施形態では、バネ掛け部41d,42dがフレーム部材41,42にそれぞれ形成されていた。バネ掛け部41dがアウターフレーム部材41に形成されていて、バネ掛け部42dが形成されていなくてもよい。また、バネ掛け部42dがインナーフレーム部材42に形成されていて、バネ掛け部41dが形成されていなくてもよい。
(2) 開断面形状部41a,42aによって構成された閉断面構造の内側が空洞であったが、その空洞に充填材(例えば、樹脂、接着剤)が充填されていてもよい。
1 シート
3 ボトムレスト
4 バックレスト
30 フレーム
31 アウターフレーム部材(第二フレーム部材)
32 インナーフレーム部材(第一フレーム部材)
33b,33c 凸部
34c,34b 接着剤
40 フレーム
41 アウターフレーム部材(第二フレーム部材)
41a 開断面形状部
41b 開断面形状部
41c 開断面形状部
41d バネ掛け部
42 インナーフレーム部材(第一フレーム部材)
42a 開断面形状部
42b 上部カバー部
42b1 凸ビード
42c 下部カバー部
42c1 凸ビード
42d バネ掛け部
42e ヘッドレストステー支持部
43a,43b,43c,43d 凸部
44a1,444a2,44b,44c 接着剤
47 バネ

Claims (4)

  1. 樹脂製の第一フレーム部材と樹脂製の第二フレーム部材を接着することによって閉断面構造としたシートのフレームにおいて、
    前記第一フレーム部材が、横断面において後方に開口するとともに上下に延びた開断面形状部を有し、
    前記第二フレーム部材が、横断面において前方に開口するとともに上下に延びた開断面形状部を有し、
    前記第一フレーム部材の開断面形状部の開口と前記第二フレーム部材の開断面形状部の開口が互いに向き合って、前記第一フレーム部材の開断面形状部が前記第二フレーム部材の開断面形状部の開口に嵌められ、前記第一フレーム部材の開断面形状部に凸部が形成され、前記凸部が前記第二フレーム部材の開断面形状部に向けて外側へ突出し、前記凸部が前記第二フレーム部材の開断面形状部に当接することによって前記第一フレーム部材の開断面形状部と前記第二フレーム部材の開断面形状部との間に隙間が形成され、
    接着剤が前記隙間に充填され
    前記第一フレーム部材の開断面形状部と前記第二フレーム部材の開断面形状部の少なくとも一方には、バネが掛けられるバネ掛け部が形成され、
    前記凸部の上下方向の位置が前記バネ掛け部の上下方向の位置からずれている、
    シートのフレーム。
  2. 前記凸部が前後方向に延びる、
    請求項に記載のシートのフレーム。
  3. 樹脂製の第一フレーム部材と樹脂製の第二フレーム部材を接着することによって閉断面構造としたシートのフレームにおいて、
    前記第二フレーム部材が、縦断面において前方に開口するとともに左右に延びた開断面形状部を有し、
    前記第一フレーム部材が、プレート状に設けられ、前記第二フレーム部材の開断面形状部の開口に嵌められたカバー部を有し、
    前記第一フレーム部材のカバー部に凸部が形成され、前記凸部が前記第二フレーム部材の開断面形状部に向けて突出し、前記凸部が前記第二フレーム部材の開断面形状部に当接することによって前記カバー部と前記第二フレーム部材の開断面形状部との間に隙間が形成され、
    接着剤が前記隙間に充填され、
    前記カバー部に凸ビードが形成され、
    前記凸部が前記凸ビードに連結している、
    シートのフレーム。
  4. 樹脂製の第一フレーム部材と樹脂製の第二フレーム部材を接着することによって閉断面構造としたシートのフレームにおいて、
    前記第一フレーム部材に凸部が形成され、前記凸部が前記第二フレーム部材に向けて突出し、前記凸部が前記第二フレーム部材に当接することによって前記第一フレーム部材と前記第二フレーム部材との間に隙間が形成され、接着剤が前記隙間に充填され、
    前記第一フレーム部材が、後方に開口するとともに上下に延在した開断面構造のヘッドレストステー支持部を有し、
    前記凸部がヘッドレストステー支持部の側面に沿って形成され、前記凸部が前記第二フレーム部材に当接することによって前記接着剤が堰き止められている、
    シートのフレーム。
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