JP6003187B2 - 後退時事故防止制御装置 - Google Patents

後退時事故防止制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6003187B2
JP6003187B2 JP2012100194A JP2012100194A JP6003187B2 JP 6003187 B2 JP6003187 B2 JP 6003187B2 JP 2012100194 A JP2012100194 A JP 2012100194A JP 2012100194 A JP2012100194 A JP 2012100194A JP 6003187 B2 JP6003187 B2 JP 6003187B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
busyness
driver
equal
preset threshold
prevention control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012100194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013226930A (ja
Inventor
康司 杉浦
康司 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2012100194A priority Critical patent/JP6003187B2/ja
Publication of JP2013226930A publication Critical patent/JP2013226930A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6003187B2 publication Critical patent/JP6003187B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明は、後退時に発生する自動車事故を防止する後退時事故防止制御装置に関するものである。
交通事故分析によると、後退時に発生する自動車事故の人的要因で最も主要なものは「安全確認が不十分だった」或いは「安全確認をしなかった」という安全不確認であり、車両の種別によっては人的要因の9割を超えるとされる。
その他の人的要因としては「ブレーキの踏みが弱い、踏み遅れ」或いは「ギアの入れ違い」といった操作不適がこれに続くものの、安全不確認に比べると割合は小さい。
従って、後退時に発生する自動車事故を防ぐためには、安全不確認を未然に防止するための対策が必須である。
従来における対策としては、後退モードであることを運転者に音で知らせる手段が一般的であり、死角を減らすために映像を提示する方法もあるが(例えば、特許文献1参照)、運転者の焦り状態で生じるであろう安全不確認に対しては、具体的な対策手段が採られていないのが現状である。
特開平5−139210号公報
後退時には多くの運転者はより注意を払った慎重な運転を心がけるため、車速はさほど大きくないケースが大半であると思われるが、焦りなどで心に余裕が無い状況下では、周囲に対して適切な注意が払われない場面を誘発しがちであり、場合によっては気付いていなかった障害物に接触してしまうなど、結果として事故に至ってしまう事態が懸念される。
また、最悪の場合では、車両後部の死角に存在する幼児や小児に気付かなかったために、取り返しの付かない事態に陥ってしまうこともある。
そこで、本発明の目的は、運転者の焦り状態に着目した上で、後退時に発生する自動車事故を減少させるための後退時事故防止制御装置を提供することにある。
この目的を達成するために創案された本発明は、後退時に運転者の心理状態に応じて車速が大きくならないように車両を制御する後退時事故防止制御装置であって、車両信号に基づいて運転操作の忙し度を積算すると共にその忙し度が予め設定した閾値以上であるか否かを判定する忙し度判定演算ユニットと、後退時に前記忙し度判定演算ユニットにより忙し度が予め設定した閾値以上であると判定されたとき、アクセル開度とエンジンスロットルバルブ開度の比例曲線を変更し、アクセル開度に対するエンジンスロットルバルブ開度を小さくする事故防止制御ユニットと、を備える後退時事故防止制御装置である。
また、本発明は、後退時に運転者の心理状態に応じて車速が大きくならないように車両を制御する後退時事故防止制御装置であって、生体信号の変化の大きさに応じて運転者の焦り度を増加させると共にその焦り度が予め設定した閾値以上であるか否かを判定する焦り度判定演算ユニットと、後退時に前記焦り度判定演算ユニットにより焦り度が予め設定した閾値以上であると判定されたとき、アクセル開度とエンジンスロットルバルブ開度の比例曲線を変更し、アクセル開度に対するエンジンスロットルバルブ開度を小さくする事故防止制御ユニットと、を備える後退時事故防止制御装置である。
また、本発明は、後退時に運転者の心理状態に応じて車速が大きくならないように車両を制御する後退時事故防止制御装置であって、車両信号に基づいて運転操作の忙し度を積算すると共にその忙し度が予め設定した閾値以上であるか否かを判定する忙し度判定演算ユニットと、生体信号の変化の大きさに応じて運転者の焦り度を増加させると共にその焦り度が予め設定した閾値以上であるか否かを判定する焦り度判定演算ユニットと、後退時に、前記忙し度判定演算ユニットにより忙し度が予め設定した閾値以上であると判定され、且つ、前記焦り度判定演算ユニットにより焦り度が予め設定した閾値以上であると判定されたとき、アクセル開度とエンジンスロットルバルブ開度の比例曲線を変更し、アクセル開度に対するエンジンスロットルバルブ開度を小さくする事故防止制御ユニットと、を備える後退時事故防止制御装置である。
前記忙し度判定演算ユニットは、減速時の前後加速度が予め設定した閾値以上であるとき、運転者の焦り状態に伴う急ブレーキと判定し、忙し度を増加させると良い。
前記忙し度判定演算ユニットは、車速がゼロになる前にシフトチェンジが行われたとき、又はシフトチェンジの速度が予め設定した閾値以上であるとき、運転者の焦り状態に伴う急シフトチェンジと判定し、忙し度を増加させると良い。
前記忙し度判定演算ユニットは、シフトチェンジ後に予め設定した時間内にアクセルをオンにしたとき、運転者の焦り状態に伴う急アクセルと判定し、忙し度を増加させると良い。
前記忙し度判定演算ユニットは、アクセル開度が予め設定した閾値以上であり、且つ、加速時の前後加速度が予め設定した閾値以上であるとき、運転者の焦り状態に伴う急加速と判定し、忙し度を増加させると良い。
前記忙し度判定演算ユニットは、車速が予め設定した閾値以下であり、且つ、操舵角速度が予め設定した閾値以上であるとき、運転者の焦り状態に伴う急操舵と判定し、忙し度を増加させると良い。
前記焦り度判定演算ユニットは、運転者の心拍数が予め設定した閾値以上であるとき、運転者が緊張状態にあると判定し、焦り度を増加させると良い。
前記焦り度判定演算ユニットは、運転者の掌の皮膚の抵抗変化が予め設定した閾値以上であるとき、運転者が緊張状態にあると判定し、焦り度を増加させると良い。
前記焦り度判定演算ユニットは、運転者の顔面皮膚温度の部位差が予め設定した閾値以上であるとき、運転者が緊張状態にあると判定し、焦り度を増加させると良い。
本発明によれば、運転者の焦り状態に着目した上で、後退時に発生する自動車事故を減少させるための後退時事故防止制御装置を提供することができる。
本発明に係る後退時事故防止制御装置を示す構成図である。 図1の忙し度判定演算ユニットの動作を示す流れ図である。 図2の忙し度判定の詳細を示す流れ図である。 図1の焦り度判定演算ユニットの動作を示す流れ図である。 図4の焦り度判定の詳細を示す流れ図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に順って説明する。
後退時には前進時に比べて周囲に対するより一層の安全確認が必要であるが、先急ぎなどの心情から運転者に焦りがある場合には、その安全確認が雑になってしまい、車両後部の死角に存在する障害物などの見落としを生む原因になる。
そこで、後退時に運転者が先急ぎなどの焦り状態にある場合には、運転者に対して警報提示(情報提供)すると同時に、後退時に運転者の心理状態に応じて車速が大きくならないように車両を制御する後退時事故防止制御装置を提案する。
図1に示すように、本実施の形態に係る後退時事故防止制御装置10は、車両信号11に基づいて運転操作の忙し度を演算すると共にその忙し度が予め設定した閾値以上であるか否かを判定する忙し度判定演算ユニット12と、生体信号13に基づいて運転者の焦り度を演算すると共にその焦り度が予め設定した閾値以上であるか否かを判定する焦り度判定演算ユニット14と、アクセル開度とエンジンスロットルバルブ開度の比例曲線を変更し、アクセル開度に対するエンジンスロットルバルブ開度を小さくするエンジンスロットル制御を行う事故防止制御ユニット15と、を備える。
この後退時事故防止制御装置10は、例えば、エンジンコントロールユニット(Engine Control Unit;ECU)にプログラムとして実装される。
車両信号11は、エンジンコントロールユニットで管理される車両情報から得られるものである。車両信号11としては、例えば、前後加速度、車速、シフト情報(シフトレバー位置やシフトチェンジの速度を示す情報)、アクセル情報(アクセルがオンであるか否かを示す情報)、アクセル開度、及び操舵角速度に関する信号が挙げられる。
忙し度判定演算ユニット12における判定の基準となる忙し度は、運転操作の忙しさを数値化したものである。運転者の焦り状態に伴う急操作に対して一律に又は急操作の種類に応じて予め所定の値が設定されており、急操作が行われた場合にはその設定された値が忙し度とされる。また、複数の急操作が行われた場合にはそれぞれの急操作に設定された値を加算したものが忙し度とされる。
生体信号13は、心拍センサ、脈拍センサ、抵抗センサ、又は温度センサなどから得られるものである。心拍センサとしては、座面に配置したセンサ部から心拍数を計測するもの、ハンドルに埋め込んだ電極から心拍数を計測するものなどがある。抵抗センサとしては、掌に生じた精神性発汗によって変化する掌間の皮膚抵抗反射を検出して掌の皮膚の抵抗変化を計測するものなどがある。温度センサとしては、顔面皮膚温度の部位差(緊張状態に応じて温度が変化する部位と緊張状態によらず温度が略一定である部位との温度差)を計測するものなどがある。
焦り度判定演算ユニット14における判定の基準となる焦り度は、運転者の緊張や心の余裕の有無を数値化したものである。運転者の心拍数や脈拍数が平常時に比べて上昇した場合、運転者の掌の皮膚の抵抗変化が生じた場合、運転者の顔面皮膚温度の部位差が変化した場合には、その上昇の程度や変化量に応じて焦り度を増加させる。
事故防止制御ユニット15は、後退時に忙し度判定演算ユニット12により忙し度が予め設定した閾値以上であると判定されたとき、又は後退時に焦り度判定演算ユニット14により焦り度が予め設定した閾値以上であると判定されたとき、エンジンスロットル制御を行う。
このとき、事故防止制御ユニット15は、エンジンスロットル制御を行うだけでなく、ブレーキにアシストを付加して通常状態よりもブレーキの効きを強くすることで制動力を高めるブレーキアシスト制御を行ったり、「安全確認、注意!」などと運転者に対して周囲への更なる安全確認を促すような音声警報や画面情報を提示したりするようにしても良い。
なお、事故防止制御ユニット15は、後退時に、忙し度判定演算ユニット12により忙し度が予め設定した閾値以上であると判定され、且つ、焦り度判定演算ユニット14により焦り度が予め設定した閾値以上であると判定されたとき、エンジンスロットル制御を行うようにしても良い。これにより、忙し度と焦り度とを複合的に判定し、運転者の心理状態をより適切に把握することが可能になる。
次に、後退時事故防止制御装置10の動作を説明する。
忙し度判定演算ユニット12は、図2に示すように、ステップS100で忙し度の判定を行う。具体的には、車両信号11に基づいて運転操作の忙し度が予め設定した閾値以上であるか否かを判定し、閾値以上であればステップS200に移行し、そうでなければステップS100を繰り返す。
続くステップS200では、事故防止制御ユニット15が、シフトレバーがリバースにあるか否かを判定し、リバースにあればステップS300に移行し、そうでなければステップS100に戻る。
ステップS300では、事故防止制御ユニット15が、エンジンスロットル制御、ブレーキアシスト制御、及び警報提示(情報提供)などの事故防止制御を行う。
これら一連の制御は、シフトレバーがリバース以外にシフトチェンジされた場合に解除される。
ここで、ステップS100の詳細を説明する。ステップS100では、ブレーキ操作からシフトレバーをギヤ段に変更し、アクセルを踏む過程を後退操作の一連のステップと考え、以下の要件から総合的に忙し度の判定を行う。
図3に示すように、ステップS100では、先ず、ステップS101で忙し度をゼロにリセットする。
その後、ステップS102で前後加速度を読み込み、ステップS103で減速時の前後加速度が予め設定した閾値以上であるとき、運転者の焦り状態に伴う急ブレーキと判定し、ステップS104で忙し度を増加させる。
そして、ステップS105でシフト情報を読み込み、ステップS106で、車速がゼロになる前にシフトチェンジが行われたとき、又はシフトチェンジの速度が予め設定した閾値以上であるとき、運転者の焦り状態に伴う急シフトチェンジと判定し、ステップS107で忙し度を増加させる。
続くステップS108でアクセル情報を読み込み、ステップS109でシフトチェンジ後に予め設定した時間内に(すぐに)アクセルをオンにしたとき、運転者の焦り状態に伴う急アクセルと判定し、ステップS110で忙し度を増加させる。
更に、ステップS111でアクセル開度と前後加速度とを読み込み、ステップS112でアクセル開度が予め設定した閾値以上であり、且つ、加速時の前後加速度が予め設定した閾値以上であるとき、運転者の焦り状態に伴う急加速と判定し、ステップS113で忙し度を増加させる。
ステップS114で操舵角速度を読み込み、ステップS115で車速が予め設定した閾値以下であり、且つ、操舵角速度が予め設定した閾値以上であるとき、運転者の焦り状態に伴う急操舵(慌ただしいハンドル操作)と判定し、ステップS116で忙し度を増加させる。
最後に、ステップS117でこれまでのステップS101〜S116で演算した忙し度が予め設定した閾値以上であると判定されたとき、ステップS200に移行し、そうでなければステップS101に戻る。
このようにして忙し度を総合的に判定する。本実施の形態では、急ブレーキなどの急操作が行われる度に忙し度を加算していき、得られた忙し度を閾値と比較するようにしたが、これら急操作のいずれか1つが行われた場合、又はこれら急操作のうちいずれか2つ以上が行われた場合にステップS300に移行するようにしても良い。
一方、焦り度判定演算ユニット14は、図4に示すように、ステップS400で焦り度の判定を行う。具体的には、生体信号13に基づいて運転者の焦り度が予め設定した閾値以上であるか否かを判定し、閾値以上であればステップS500に移行し、そうでなければステップS400を繰り返す。
続くステップS500では、事故防止制御ユニット15が、シフトレバーがリバースにあるか否かを判定し、リバースにあればステップS600に移行し、そうでなければステップS400に戻る。
ステップS600では、事故防止制御ユニット15が、エンジンスロットル制御、ブレーキアシスト制御、及び警報提示(情報提供)などの事故防止制御を行う。
ここで、ステップS400の詳細を説明する。以下の要件から総合的に焦り度の判定を行う。
図5に示すように、ステップS400では、先ず、ステップS401で焦り度をゼロにリセットする。
その後、ステップS402で運転者の心拍数を読み込み、ステップS403で運転者の心拍数が予め設定した閾値以上であるとき、運転者が緊張状態にあると判定し、ステップS404で焦り度を増加させる。
続くステップS405で運転者の掌の皮膚の抵抗変化を読み込み、ステップS406で運転者の掌の皮膚の抵抗変化が予め設定した閾値以上であるとき、運転者が緊張状態にあると判定し、ステップS407で焦り度を増加させる。
更に、ステップS408で運転者の顔面皮膚温度の部位差を読み込み、ステップS409で運転者の顔面皮膚温度の部位差が予め設定した閾値以上であるとき、運転者が緊張状態にあると判定し、ステップS410で焦り度を増加させる。
最後に、ステップS411でこれまでのステップS401〜S410で演算した焦り度が予め設定した閾値以上であると判定されたとき、ステップS500に移行し、そうでなければステップS401に戻る。
このようにして焦り度を総合的に判定する。本実施の形態では、心拍数の上昇などにより緊張状態にあると判定される度に焦り度を加算していき、得られた焦り度を閾値と比較するようにしたが、これらのいずれか1つに該当する場合、又はこれらのうちいずれか2つ以上に該当する場合にステップS600に移行するようにしても良い。
以上の動作により、運転者の心理状態を把握することができ、運転者が焦り状態のまま後退しようとした際、エンジンスロットル制御によって急加速度を抑制することで、車両の挙動を穏やかにして安全マージンを広げることができる。
また、同様に、ブレーキアシスト制御よってブレーキを踏んだときに車両を速やかに停止させることができる。
更に、運転者が焦り状態にある場合に、警報提示(情報提供)によって運転者に注意喚起を促すことで安全確認に対する意識を高めることができる。
10 後退時事故防止制御装置
11 車両信号
12 忙し度判定演算ユニット
13 生体信号
14 焦り度判定演算ユニット
15 事故防止制御ユニット

Claims (11)

  1. 後退時に運転者の心理状態に応じて車速が大きくならないように車両を制御する後退時事故防止制御装置であって、
    車両信号に基づいて運転操作の忙し度を積算すると共にその忙し度が予め設定した閾値以上であるか否かを判定する忙し度判定演算ユニットと、
    後退時に前記忙し度判定演算ユニットにより忙し度が予め設定した閾値以上であると判定されたとき、アクセル開度とエンジンスロットルバルブ開度の比例曲線を変更し、アクセル開度に対するエンジンスロットルバルブ開度を小さくする事故防止制御ユニットと、
    を備えることを特徴とする後退時事故防止制御装置。
  2. 後退時に運転者の心理状態に応じて車速が大きくならないように車両を制御する後退時事故防止制御装置であって、
    生体信号の変化の大きさに応じて運転者の焦り度を増加させると共にその焦り度が予め設定した閾値以上であるか否かを判定する焦り度判定演算ユニットと、
    後退時に前記焦り度判定演算ユニットにより焦り度が予め設定した閾値以上であると判定されたとき、アクセル開度とエンジンスロットルバルブ開度の比例曲線を変更し、アクセル開度に対するエンジンスロットルバルブ開度を小さくする事故防止制御ユニットと、
    を備えることを特徴とする後退時事故防止制御装置。
  3. 後退時に運転者の心理状態に応じて車速が大きくならないように車両を制御する後退時事故防止制御装置であって、
    車両信号に基づいて運転操作の忙し度を積算すると共にその忙し度が予め設定した閾値以上であるか否かを判定する忙し度判定演算ユニットと、
    生体信号の変化の大きさに応じて運転者の焦り度を増加させると共にその焦り度が予め設定した閾値以上であるか否かを判定する焦り度判定演算ユニットと、
    後退時に、前記忙し度判定演算ユニットにより忙し度が予め設定した閾値以上であると判定され、且つ、前記焦り度判定演算ユニットにより焦り度が予め設定した閾値以上であると判定されたとき、アクセル開度とエンジンスロットルバルブ開度の比例曲線を変更し、アクセル開度に対するエンジンスロットルバルブ開度を小さくする事故防止制御ユニットと、
    を備えることを特徴とする後退時事故防止制御装置。
  4. 前記忙し度判定演算ユニットは、減速時の前後加速度が予め設定した閾値以上であるとき、運転者の焦り状態に伴う急ブレーキと判定し、忙し度を増加させる請求項1又は3に記載の後退時事故防止制御装置。
  5. 前記忙し度判定演算ユニットは、車速がゼロになる前にシフトチェンジが行われたとき、又はシフトチェンジの速度が予め設定した閾値以上であるとき、運転者の焦り状態に伴う急シフトチェンジと判定し、忙し度を増加させる請求項1又は3に記載の後退時事故防止制御装置。
  6. 前記忙し度判定演算ユニットは、シフトチェンジ後に予め設定した時間内にアクセルをオンにしたとき、運転者の焦り状態に伴う急アクセルと判定し、忙し度を増加させる請求項1又は3に記載の後退時事故防止制御装置。
  7. 前記忙し度判定演算ユニットは、アクセル開度が予め設定した閾値以上であり、且つ、加速時の前後加速度が予め設定した閾値以上であるとき、運転者の焦り状態に伴う急加速と判定し、忙し度を増加させる請求項1又は3に記載の後退時事故防止制御装置。
  8. 前記忙し度判定演算ユニットは、車速が予め設定した閾値以下であり、且つ、操舵角速度が予め設定した閾値以上であるとき、運転者の焦り状態に伴う急操舵と判定し、忙し度を増加させる請求項1又は3に記載の後退時事故防止制御装置。
  9. 前記焦り度判定演算ユニットは、運転者の心拍数が予め設定した閾値以上であるとき、運転者が緊張状態にあると判定し、焦り度を増加させる請求項2又は3に記載の後退時事故防止制御装置。
  10. 前記焦り度判定演算ユニットは、運転者の掌の皮膚の抵抗変化が予め設定した閾値以上であるとき、運転者が緊張状態にあると判定し、焦り度を増加させる請求項2又は3に記載の後退時事故防止制御装置。
  11. 前記焦り度判定演算ユニットは、運転者の顔面皮膚温度の部位差が予め設定した閾値以上であるとき、運転者が緊張状態にあると判定し、焦り度を増加させる請求項2又は3に記載の後退時事故防止制御装置。
JP2012100194A 2012-04-25 2012-04-25 後退時事故防止制御装置 Expired - Fee Related JP6003187B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012100194A JP6003187B2 (ja) 2012-04-25 2012-04-25 後退時事故防止制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012100194A JP6003187B2 (ja) 2012-04-25 2012-04-25 後退時事故防止制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013226930A JP2013226930A (ja) 2013-11-07
JP6003187B2 true JP6003187B2 (ja) 2016-10-05

Family

ID=49675075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012100194A Expired - Fee Related JP6003187B2 (ja) 2012-04-25 2012-04-25 後退時事故防止制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6003187B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107031653A (zh) * 2017-04-18 2017-08-11 黄海虹 一种用于共享汽车的驾驶员身份授权***

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6490723B2 (ja) * 2017-01-16 2019-03-27 株式会社A.R.M.S. 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2018160106A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 株式会社デンソー 運転支援装置、運転支援方法、および運転支援システム
JP7056210B2 (ja) 2018-02-16 2022-04-19 トヨタ自動車株式会社 運転支援装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211424A (ja) * 1988-06-28 1990-01-16 Aisin Seiki Co Ltd 車両後退時の誤操作検出装置および誤操作に対する安全装置
JPH06127286A (ja) * 1992-10-20 1994-05-10 Toyota Motor Corp 車両制御装置
JP2894150B2 (ja) * 1993-04-19 1999-05-24 トヨタ自動車株式会社 内燃機関の運転制御装置
JP2759189B2 (ja) * 1995-07-20 1998-05-28 工業技術院長 ストレス測定装置
JP2000247162A (ja) * 1999-02-26 2000-09-12 Mitsubishi Motors Corp 車両用運転状態評価装置
JP2004106677A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Calsonic Kansei Corp 車両の速度制御方法
JP2010079665A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Ud Trucks Corp 車載装置とこれを用いた車両の安全運転促進システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107031653A (zh) * 2017-04-18 2017-08-11 黄海虹 一种用于共享汽车的驾驶员身份授权***

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013226930A (ja) 2013-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11518376B2 (en) Saddle-ride vehicle with autonomous braking and method of operating same
US11027750B2 (en) Method and system for assisting drivers to drive with precaution
EP2862741B1 (en) Vehicle driver assist arrangement
JP2014511301A5 (ja)
CN107428342B (zh) 用于运行机动车的方法和对应的机动车
US20180362013A1 (en) Driver Assistance System Having an Emergency Stop Function Which Can Be Activated Via a Parking Brake Operator Control Element
US8954238B2 (en) Vehicle emergency evacuation device
US8942880B2 (en) Method and device for operating a driver assistance system of a vehicle
JP5316706B2 (ja) 車両の緊急退避装置
EP2682318B1 (en) Motor vehicle collision warning system
EP2161641A1 (en) Driving skill improvement device and driving skill improvement method
JP6003187B2 (ja) 後退時事故防止制御装置
WO2014149657A1 (en) Coordinated vehicle response system and method for driver behavior
KR20140007444A (ko) 운전자 거동에 응답하는 시스템 및 방법
JP2008250775A (ja) データベース装置、注意喚起装置及び運転支援装置
EP3575175A1 (en) Method and system for assisting drivers to drive with precaution
JP2009018625A (ja) 走行制御装置
JP4051813B2 (ja) インフォメーション装置
JP7210242B2 (ja) 車両制御装置
JP2005128631A (ja) 運転支援装置
JP2017144772A (ja) 視界制限装置および視界制限方法
JP3925642B2 (ja) 運転支援装置
JP7157671B2 (ja) 車両制御装置及び車両
JP6946728B2 (ja) 車両の運転制御システム及び車両の運転制御方法
JP7049788B2 (ja) 視界制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160202

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6003187

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees