JP5994173B2 - 回転体付車輪及び移動体 - Google Patents

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Description

本発明は、回転体付車輪とこの回転体付車輪を備えた移動体に関する。
従来、ホイールの外周囲にホイールの回転方向と異なる方向に回転する複数の回転体を備えた回転体付車輪が知られている(例えば特許文献1)。この回転体付車輪では、回転体の外周面の断面が弧形状を有し、その曲率半径が回転体付車輪の外周半径となっている。そしてホイールが回転すると、複数の回転体の外周面が順次接地して走行する。
特開2001−191704号公報
しかしながら、特許文献1の回転体付車輪では、第1の樽型フリーローラーを支持する第1の支軸の一端と、この第1の樽型フリーローラーに隣接する第2の樽型フリーローラーを支持する第2の支軸の他端と、を共通の支持部材の腕部で支持し、この腕部と共に第1の樽型フリーローラーの端部を第2の樽型フリーローラーの内側の空所に配置していた。
そのため、第2の樽型フリーローラーの内側の空所に、丈夫な腕部を配置できる空間を確保しなければならなかった。しかも第1の支軸の端部と第2の支軸の端部とを腕部で支持するため、第1の樽型フリーローラーを第2の樽型フリーローラーの空所の端部側にしか挿入できなかった。それ故、第1の樽型フリーローラーの直径が第2の樽型フリーローラーの直径に比べて格段に小さくなっていた。
その結果、第1の樽型フリーローラーが接地して転動することで車輪の回転方向と交差する方向に移動する際には、段差や凹凸を乗り越える性能が不足していた。
そこで本発明では、車輪の回転方向と交差する方向に移動する際に、段差や凹凸を乗り越える性能を向上できる回転体付車輪と、この回転体付車輪を備えた移動体とを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の回転体付車輪は、所定の方向に回転するホイールと、ホイールの外周囲に配列された複数の回転体とを備え、各回転体は、転動軸対称の外周面と、少なくとも一つの端縁を有し、各回転体がホイールの外周囲の外側に外周面が向くように配設され、それぞれが所定方向とは異なる方向に転動可能である回転体付車輪であって、複数の回転体は互いに隣接する第1回転体と第2回転体とを含み、第2回転体は、転動軸方向に貫通する中空部を備え、第1回転体の端縁の少なくとも一部が第2回転体の中空部の中央部まで挿入されている。
上記課題を解決する本発明の移動体は、このような回転体付車輪を備えたものである。
本発明の回転体付車輪によれば、車輪の回転方向と交差する方向に移動する際、段差や凹凸を乗り越える性能を向上できる回転体付車輪と、この回転体付車輪を備えた移動体とを提供することができる。
本発明の実施形態に係る移動体の概略平面図である。 本発明の実施形態に係る回転体付車輪を示し、(a)は正面図、(b)は平面図である。 本発明の実施形態に係る回転体付車輪の一部を断面で示す部分斜視図であり、(a)は第1転動部と第2転動部とを離間させた状態を、(b)は連結した状態を示す。 (a)は本発明の実施形態に係る回転体付車輪の部分断面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。
以下、本発明の実施形態について図を用いて説明する。
[移動体]
本実施形態では、図1に示すような移動体10の例を用いて説明する。この移動体10は、各種の用途に応じた移動体本体11と、移動体本体11に装着された回転体付車輪20と、移動体本体11に装着されて正転及び反転方向に駆動される駆動輪12と、を備えている。
移動体10は自動車等の車両、ロボット、搬送装置、キャリーバッグなど、走路を走行するものであればよく、用途は特に制限されない。移動体本体11には各用途に応じた装備を備えているが、図示は省略している。
[回転体付車輪]
回転体付車輪20は、図2(a)(b)に示すように、回転軸La周りに回転自在なホイール25と、ホイール25の外周囲に多数配列されて外周面が外側に向くように配設された第1回転体21a及び第2回転体22aを備えている。この実施形態では、第1回転体21aを有する第1転動部21と第2回転体22aを有する第2転動部22とが、ホイール25の回転方向Cに交互に配置されている。
[ホイール]
ホイール25は、回転軸Laを中心に正転及び反転自在となるように移動体本体11に装着されている。本実施形態では、回転軸Laに沿う2箇所に回転軸Laと略直交方向に延びる外周円形のリム25aを一対有しており、リム25aに第1転動部21及び第2転動部22が固定されている。
各リム25aは、各第1回転体21a及び第2回転体22aの転動軸Lbの位置よりも小さい外周直径を有している。第1回転体21a及び第2回転体22aをより多く露出させることで、リム25aが走路の段差等に乗り上げ、移動不能になることを防止するためである。
[第1転動部]
第1転動部21は、図3(a)(b)に示すように、一対のリム25aに架け渡すように固定された第1ブラケット21bと、第1ブラケット21bにより転動自在に支持された第1回転体21aと、を備えている。なお、図3(a)(b)は回転軸La方向の一方側からの斜視図であるが、他方側も同様であるため図示を省略している。
第1ブラケット21bは、一対のリム25aに固定された第1脚部21cと、第1脚部21cからホイール25の回転方向Cの前後両側に突出して設けられ、第1回転体21aをそれぞれ支持する一対の第1支持部21dと、を有する。
各第1支持部21dは、軸受を介して第1回転体21aを回動自在に支持しており、円柱状の側周面が軸受内輪の固定部となっている。ここでは、各転動軸Lbが第1脚部21cの位置におけるホイール25の回転軌跡の接線に沿うように、各第1支持部21dが配設されている。
第1回転体21aは各第1支持部21dにそれぞれ支持されており、第1転動部21毎に一対の第1回転体21aを有している。
本実施形態の第1回転体21aは、転動軸Lbを中心とした軸対称の回転体形状を有している。転動軸Lbを含む外周面の輪郭が弧形状で、この弧形状の曲率半径が回転体付車輪の最外周の半径となっている。また転動軸Lbと直交する断面の直径が第1脚部21c側で大きくなり、先端側で小さくなっている。
ここでは一対の第1回転体21aは同形状を有し、第1脚部21cを挟んで互いに対称となるように反対向きに支持されている。そのため、第1転動部21の両端における第1回転体21aの直径は同等で、例えば一方の直径が他方の直径の±10%以下となっている。
この第1回転体21aは、硬質の芯材21eと、芯材21eの側周囲を覆う弾性外周材21fと、を有する。芯材21eの内周面は軸受外輪の固定部となっている。芯材21eは、例えば金属や樹脂等から形成することができる。弾性外周材21fは、例えばゴム、スポンジ等の弾性体や空気入り部材等の中空体などにより形成されている。
[第2転動部]
第2転動部22は、図3(a)(b)及び図4(a)(b)に示すように、中空部22zを有する第2回転体22aと、一対のリム25aに架け渡すように固定されて中空部22zの内側から第2回転体22aを転動自在に支持する第2ブラケット22bと、を備えている。
第2回転体22aは、転動軸Lbを中心とした軸対称の回転体形状を有している。転動軸Lbを含む外周面の輪郭が弧形状で、この弧形状の曲率半径が回転体付車輪の最外周の半径となっている。内側には、転動軸Lb方向に貫通する中空部22zが設けられた略円筒形状を有している。
転動軸Lbと直交する断面の直径は、転動軸Lbに沿う方向の中央付近で最も大きくなり、両端側で小さくなっている。さらに転動軸Lbに沿って両端側が対称で両端の直径が同等で、例えば一方の直径が他方の直径の±10%以下となっている。
この実施形態では、第2回転体22aの最大外径は第1回転体21aの最大外径より大きい。また第2回転体22aの端部における最小内径が、第1回転体21aの端部における最小外径よりも大きい。
この第2回転体22aは、硬質の芯材22eと、芯材22eの側周囲を覆う弾性外周材22fと、を有する。芯材22eの内周面が軸受外輪の固定部となっている。芯材22eは、例えば金属や樹脂等から形成してもよい。弾性外周材22fは、例えばゴム、スポンジ等の弾性体や空気入り部材等の中空体などにより形成されている。
第2ブラケット22bは、第2回転体22aを支持する第2支持部22dと、第2支持部22dからホイール25の回転方向Cの前後両側に突出して設けられて一対のリム25aにそれぞれ固定された第2脚部22cと、を有している。
第2支持部22dは円形リング状に形成され、転動軸Lbに沿う長さが第2回転体22aよりも短く設けられている。第2支持部22dの中心には、転動軸Lbに沿って断面円形の貫通孔からなる内側空間22sが設けられている。
第2支持部22dの外周に、軸受を介して第2回転体22aが回動自在に支持されており、外周面が軸受内輪の固定部となっている。ここでは転動軸Lbが第2支持部22dの位置におけるホイール25の回転軌跡の接線に沿うように、第2支持部22dが配置されている。
各第2脚部22cは、第2支持部22dから前後両側に突出して設けられ、第2回転体22aの内周面と第1回転体21aの外周面との間隙を通して配置される。図4(b)に示すように、第2脚部22cのうち、第2回転体22aの中空部22zに配置される部位における転動軸Lbの直交断面形状が、第2回転体22aの内周面と第1回転体21aの外周面との間の間隙に沿って配置可能な形状を有している。この実施形態では、間隙より薄くて小さい湾曲形状に形成されている。
この第2脚部22cは、第1回転体21a及び第2回転体22aの最内周部位、即ち、最も回転軸Laに近接した部位に配置してもよいが、近接部位と共に或いは近接部位の代わりに、近接部位からホイール25の回転軸Laに沿って内側及び/又は外側にずれた部位に配置すれば、強度を確保し易く好適である。
この実施形態の回転体付車輪20では、図3(a)(b)及び図4(a)(b)に示すように、このような第1転動部21及び第2転動部22がホイール25に交互に配列して固定されている。
これにより、第2脚部22cが第1回転体21aと第2回転体22aとの間の間隙に配置された状態で、第1ブラケット21bの第1脚部21cと第2ブラケット22bの第2脚部22cとが、重ね合わせた状態でリム25aに締結されている。
そして固定状態では、第1回転体21aの端縁のうちホイール25の回転軸La側に配置される部位が、第2回転体22aの中空部22zの中央部まで挿入された状態となる。この状態では、各第1回転体21aが互いに傾斜した状態で近接するため、第1回転体21aの先端縁の最内周部位同士が近接し、最外周部位同士が離間して配置され、互いに隣接する第1回転体21aの最外周部位における外表面間を補うように第2回転体22sが配置されている。
[回転体付車輪及び移動体の動作]
このような回転体付車輪20を備えた移動体10は、各駆動部13により各駆動輪12を同じ速度で正転又は反転させると、前進又は後退する。このとき回転体付車輪20では第1回転体21a及び第2回転体22aの外周面が順次接地し、各回転体21a,22aは転動せずに回転体付車輪20が正転又は反転する。
各駆動輪12を異なる速度で同じ方向に回転させると、回転体付車輪20では異なる速度で同じ向きに回転しつつ、走路に接地した第1回転体21a又は第2回転体22aが順次ホイール25の回転方向とは異なる方向に転動し、移動体10が進路を変えつつ前進又は後退する。
さらに各駆動輪12を反対方向に回転させると、回転体付車輪20は異なる向きに回転しつつ、走路に接地した第1回転体21a又は第2回転体22aが転動し、移動体10が同じ位置又は位置を変化しつつ向きを変える。
[回転体付車輪及び移動体の作用効果]
本実施形態における移動体の回転体付車輪20によれば、第2支持部22dに内側空間22sを設け、第1回転体21aの端縁をその内側空間22sに挿入しているので、ホイール25の回転軸La側に配置される第1回転体21aの端縁を第2回転体22aに挿入できる。特に、第2回転体22aに中空部22zを設けて第1回転体21aの端縁を中央部まで挿入しているので、ホイール25の回転軸La側に配置される第1回転体21aの端縁を第2回転体22aに深く挿入できる。
そのため、第1回転体21aの端縁における回転体付車輪20の最外側に配置される最外周部位を、第2回転体22aの端縁における回転体付車輪20の最外側に配置される最外周部位に近接配置したときに、第1回転体21aの端縁における最内周部位を第2回転体22aの中空部22zのより深い位置に配置できる。
それ故、第1回転体21aの直径を大きくすることが可能であり、また第1回転体21aの直径を大きくしても、第1回転体21aと第2回転体22aとの間の間隙を小さくできる。
その結果、第1回転体21aの直径を大きくすることで、接地した第1回転体21aが転動してホイール25の回転方向Cと交差する方向に移動する際、第1回転体21aの直径が大きい分、段差や凹凸等の高低差の大きな部位を乗り越える性能を向上できる。
また第1回転体21aの直径を大きくすることで、第1回転体21aの表面積を増加でき、ホイール25の回転方向Cと交差する方向に転動する際、第1回転体21aの回転数を少なくできる。そのため、第1回転体21aの軸受の劣化や摩耗を低減でき、回転体付車輪20の耐久性を向上できる。
しかも第1回転体21aと第2回転体22aとの間の間隙を小さくすることで、ホイール25が回転して各回転体21a,22aが順次接地した際、各回転体21a,22a間の乗り継ぎ時の振動を低減でき、滑らかに走行できる。
この回転体付車輪20では、第1ブラケット21b及び第2ブラケット22bがそれぞれホイール25に固定されているので、第1回転体21a及び第2回転体22aのそれぞれを十分な強度で支持できる。そのため回転体付車輪20の強度を向上して支持可能な荷重を増加したり高速走行を可能にしたりできる。
しかも、第2支持部22dからホイール25の回転方向Cの前後両側に突出して、それぞれホイール25に固定された第2脚部22cが、第2回転体22aの内周面と第1回転体21aの外周面との間隙を通して配設されている。
そのため第2回転体22aの内周面と第1回転体21aの外周面との間隙をより狭くすることができる。即ち、第2支持部22dの両側が第2脚部22cによりホイール25に固定されているので、第2ブラケット21bの支持強度を確保しつつ、第2脚部22cを薄肉化できる。よって、第2回転体22aの内周面と第1回転体21aの外周面との間隙を狭くでき、第1回転体21aの端部の直径を第2回転体22aの端部の直径により近づけることが可能となる。
この回転体付車輪20では、第1ブラケット21bは、ホイール25に固定された第1脚部21cと、第1脚部21cからホイール25の回転方向Cの前後両側に突出して設けられ、第1回転体21aを支持する一対の第1支持部21dと、を有している。そのため第1ブラケット21bをホイール25の周囲の狭い領域に配置でき、第1転動部21と第2転動部22とをより近接して配置することができる。
この回転体付車輪20では、第2脚部22cと第1脚部21cとを合わせてホイール25に固定しているので、第1転動部21及び第2転動部22のホイール25に対する固定位置を少なくでき、ホイール25に対して第1転動部21及び第2転動部22を密に配列することができる。
この回転体付車輪20では、第1回転体21aの転動軸Lb及び第2回転体22aの転動軸Lbが、それぞれの位置におけるホイール25の回転軌跡の接線に沿って配置され、第1転動部21の両端における第1回転体21aの直径が同等であると共に、第2転動部22の両端における各第2回転体22aの直径が同等となっている。
そのため、回転体付車輪20の回転方向Cが正転であっても反転であっても、何れにも回転特性の差が生じない。そのため回転体付車輪20の装着向きが規制されず、使い勝手がよい。
[変形例]
上記実施形態は、本発明の範囲内において適宜変更可能である。例えば上記では移動体10に、駆動輪12と回転体付車輪20とを2個ずつ設けた例について説明したが、駆動輪12及び回転体付車輪20の数は任意であり、駆動輪12を設けなくてもよい。
上記では第1回転体21a及び第2回転体22aをそれぞれ転動自在に設けたが、各第1回転体21a及び第2回転体22aが駆動手段により駆動されて転動するように構成することも可能である。
上記では、第1転動部21の両端における第1回転体21aの直径を同等にすると共に、第2転動部22の両端における各第2回転体22aの直径を同等にしたが、各回転体21a,22aが基端側と先端側とで直径が異なり、各回転体21a,22aの先端が他の回転体21a,22aの基端側に挿入されるものであっても、本発明を適用することは可能である。
第2ブラケット22bの内側空間22sを貫通孔とすることなく、第1回転体21aの端縁が挿入可能な大きさであれば、貫通しない凹みであってもよい。また第1回転体21aの端縁を第2回転体22aの中心位置付近まで挿入したが、第2ブラケット22bの内側空間22aに第1回転体21aの少なくとも一部の端縁を挿入できればよい。
10 移動体
11 移動体本体
12 駆動輪
13 駆動部
20 回転体付車輪
21 第1転動部
21a 第1回転体
21b 第1ブラケット
21c 第1脚部
21d 第1支持部
21e 芯材
21f 弾性外周材
22 第2転動部
22a 第2回転体
22b 第2ブラケット
22c 第2脚部
22d 第2支持部
22e 芯材
22f 弾性外周材
22s 内側空間
22z 中空部
25 ホイール
25a リム
C 回転方向
La 回転軸
Lb 転動軸

Claims (6)

  1. 所定の方向に回転するホイールと、該ホイールの外周囲に配列された複数の回転体とを備え、
    各回転体は、軸対称の外周面と、少なくとも一つの端縁を有し、
    各回転体が前記ホイールの外周囲の外側に前記外周面が向くように配設され、各回転部が前記所定方向とは異なる方向に転動可能である回転体付車輪であって、
    前記複数の回転体は互いに隣接する第1回転体と第2回転体とを含み、
    前記第2回転体は、転動軸方向に貫通する中空部を備え、
    前記第1回転体の端縁の少なくとも一部が前記第2回転体の前記中空部の中央部まで挿入されている、回転体付車輪。
  2. 前記ホイールに固定された第1ブラケットにより前記第1回転体が転動可能に支持された第1転動部と、
    前記ホイールに固定された第2ブラケットにより前記第2回転体が転動可能に支持された第2転動部と、を備え、
    前記第2ブラケットは、前記中空部に配置されて前記第2回転体を支持する第2支持部を有し、該第2支持部の内側に前記第1回転体の端縁が挿入されている、請求項1に記載の回転体付車輪。
  3. 前記第2ブラケットは、前記第2支持部から前記ホイールの回転方向の両側に突出した複数の第2脚部を有し、各第2脚部は前記第2回転体の内周面と前記第1回転体の外周面との間を通して配置され前記ホイールに固定されている、請求項2に記載の回転体付車輪。
  4. 前記第1ブラケットは、前記ホイールに固定された第1脚部と、該第1脚部から前記ホイールの回転方向の両側に突出して設けられ、前記第1回転体をそれぞれ支持する一対の第1支持部と、を有する、請求項2又は3に記載の回転体付車輪。
  5. 前記第1回転体の転動軸及び前記第2回転体の転動軸が、それぞれ前記第1転動部又は第2転動部の位置における前記ホイールの回転軌跡の接線に沿って配置され、
    前記第1転動部の両端における前記第1回転体の直径が同等であると共に、前記第2転動部の両端における前記第2回転体の直径が同等である、請求項2乃至4の何れかに記載の回転体付車輪。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の回転体付車輪を備えた、移動体。
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