JP5990090B2 - 電磁開閉器 - Google Patents

電磁開閉器 Download PDF

Info

Publication number
JP5990090B2
JP5990090B2 JP2012247684A JP2012247684A JP5990090B2 JP 5990090 B2 JP5990090 B2 JP 5990090B2 JP 2012247684 A JP2012247684 A JP 2012247684A JP 2012247684 A JP2012247684 A JP 2012247684A JP 5990090 B2 JP5990090 B2 JP 5990090B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
magnetic yoke
movable
fixed contacts
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012247684A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014096293A (ja
Inventor
中 康弘
康弘 中
鈴木 健司
健司 鈴木
昌良 坂田
昌良 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Electric FA Components and Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2012247684A priority Critical patent/JP5990090B2/ja
Priority to CN201380052024.5A priority patent/CN104704597B/zh
Priority to PCT/JP2013/005819 priority patent/WO2014073146A1/ja
Priority to KR1020157008211A priority patent/KR102075184B1/ko
Publication of JP2014096293A publication Critical patent/JP2014096293A/ja
Priority to US14/677,188 priority patent/US9564279B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5990090B2 publication Critical patent/JP5990090B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/36Stationary parts of magnetic circuit, e.g. yoke
    • H01H50/42Auxiliary magnetic circuits, e.g. for maintaining armature in, or returning armature to, position of rest, for damping or accelerating movement
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/64Driving arrangements between movable part of magnetic circuit and contact
    • H01H50/648Driving arrangements between movable part of magnetic circuit and contact intermediate part being rigidly combined with armature
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/16Magnetic circuit arrangements
    • H01H50/36Stationary parts of magnetic circuit, e.g. yoke
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H50/00Details of electromagnetic relays
    • H01H50/02Bases; Casings; Covers
    • H01H50/023Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin
    • H01H2050/025Details concerning sealing, e.g. sealing casing with resin containing inert or dielectric gasses, e.g. SF6, for arc prevention or arc extinction
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2205/00Movable contacts
    • H01H2205/002Movable contacts fixed to operating part
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/30Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H9/44Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet
    • H01H9/446Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts using blow-out magnet using magnetisable elements associated with the contacts

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Electromagnets (AREA)

Description

本発明は、所定間隔を保って配置された一対の固定接触子と、これら固定接触子に接離可能に配置された可動接触子とを有する電磁開閉器に関する。
電流路の開閉を行う電磁開閉器として、従来、電磁継電器や電磁接触器などでは、固定接触子及び可動接触子が接触している接点機構の閉成状態から電流を遮断して開成状態とするために可動接触子を固定接触子から離間させる開極時に発生するアークを消弧する接点機構が種々提案されている。
例えば、特許文献1に記載されているように、所定距離だけ離間して配設されたそれぞれ固定接点を有する一対の固定接触子と、これら一対の固定接触子に接離自在に配設された左右端に可動接点を有する可動接触子と、可動接触子を駆動する電磁石装置とで構成される電磁開閉器が提案されている。この電磁開閉器は、電磁石装置が上端面を開放した断面U字状の磁気ヨークと、この磁気ヨークの開放端面を覆う上部磁気ヨークと、励磁コイルによって上下動される可動鉄心と、可動鉄心と前記可動接触子とを上部磁気ヨークに形成した貫通孔を通じて連結する連結軸とを備えている。
特開2012−38684号公報
ところで、上記特許文献1に記載された従来例にあっては、一対の固定接触子に可動接触子を接触させることにより、電流路を形成するようにしており、これら一対の固定接触子及び可動接触子の下側に可動接触子を前記一対の固定接触子に対して接離動作させる電磁石装置が配置されている。このため、一対の固定接触子に可動接触子を接触させて比較的高い数百〜数千A程度の電流を通電させる状態としたときに、通電電流による磁束が電磁石装置の上部磁気ヨークと可動鉄心との間の接極面に作用する吸引力に影響を与えることがあるという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、通電電流による磁束の影響を防止して安定動作を確保することができる電磁開閉器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る電磁開閉器の第1の態様は、接点収納ケース内に所定間隔を保って固定配置された一対の固定接触子と、前記接点収納ケース内に前記一対の固定接触子に対して接離可能に配設された可動接触子と、前記可動接触子を前記一対の固定接触子に対して接離させる電磁石ユニットとを備え、前記電磁石ユニットは、励磁コイルを囲む磁気ヨークと、前記磁気ヨークの接極面と対向する接極面を有する可動プランジャと、該可動プランジャと前記可動接触子とを連結する連結軸とを有し、前記磁気ヨークの接極面に、前記可動接触子が前記一対の固定接触子に接触したときの通電電流による外部磁束によって保持力を発生させる磁路を形成している。
また、本発明に係る電磁接触器の第2の態様は、接点収納ケース内に所定間隔を保って固定配置された一対の固定接触子と、前記接点収納ケース内に前記一対の固定接触子に対して接離可能に配設された可動接触子と、前記可動接触子を前記一対の固定接触子に対して接離させる電磁石装置とを備えている。前記電磁石装置は、励磁コイルを囲む磁気ヨークと、該磁気ヨークに設けられた貫通孔を通じて可動可能に配設され、前記磁気ヨークの接極面と対向する接極面を有する可動プランジャと、該可動プランジャと前記可動接触子とを連結する連結軸とを有している。前記磁気ヨークの接極面に、前記可動接触子が前記一対の固定接触子に接触したときの通電電流による外部磁束によって保持力を発生させる磁路を形成している。
また、本発明に係る電磁開閉器の第3の態様は、前記磁気ヨークは、前記励磁コイルを囲む上端を開放したU字状の磁気ヨークと、該U字状の磁気ヨークの上端を覆う上下に貫通する貫通孔を有する上部磁気ヨークとで構成され、上記上部磁気ヨークの接極面に前記磁路が形成されている。
また、本発明に係る電磁開閉器の第4の態様は、前記可動プランジャは、前記上部磁気ヨークの接極面に上方から対向するフランジ部を有し、該フランジ部の下面が接極面とされている。
また、本発明に係る電磁開閉器の第5の態様は、前記磁路は、前記磁気ヨークの貫通孔から前記可動接触子の外方に向けて延長するスリットで形成されている。
また、本発明に係る電磁開閉器の第6の態様は、前記スリットは、前記貫通孔から平行に延長する一対のスリット部が当該貫通孔を挟み且つ前記可動接触子に対向する位置に2組形成されている。
また、本発明に係る電磁開閉器の第7の態様は、前記スリットは、前記貫通孔から半径方向に延長する複数のスリット部が当該貫通孔を挟み且つ前記可動接触子に対向する位置に2組形成されている。
また、本発明に係る電磁開閉器の第8の態様は、前記スリットは、前記貫通孔に開口している。
本発明によれば、励磁コイルの通電によって可動プランジャを保持する磁気ヨークの接極面に、可動接触子が一対の固定接触子に接触したときの通電電流による外部磁束によって保持力を発生させる磁路が形成されている。このため、外部磁束によって可動接触子の保持力を確保することができるので、通電時に可動接触子が一対の固定接触子から離間する釈放状態となることを確実に阻止して、電磁開閉器の安定な動作を確保することができる。
本発明に係る電磁開閉器の第1の実施形態を示す断面図である。 電磁石装置の分解斜視図である。 上部磁気ヨークを示す平面図である。 通電電流による磁束の流れの説明に供する説明図である。 本発明によるコイル励磁電流と電磁石保持力との関係を示す特性線図である。 従来の上部磁気ヨークを示す平面図である。 図6の従来例におけるコイル励磁電流と電磁石保持力との関係を示す特性線図である。 本発明の上部磁気ヨークの他の例を示す平面図である。 本発明の上部磁気ヨークの他の例を示す平面図である。 本発明の上部磁気ヨークの他の例を示す平面図である。 本発明の上部磁気ヨークの他の例を示す平面図である。 本発明の上部磁気ヨークの他の例を示す平面図である。 本発明の接点装置の変形例を示す図であって、(a)は断面図、(b)は斜視図である。 本発明の接点装置の他の変形例を示す図であって、(a)は断面図、(b)は斜視図である。 本発明に係る電磁開閉器の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る電磁開閉器を電磁接触器に適用した場合の第1の実施形態を示す断面図、図2は電磁石ユニットの分解斜視図である。
これら図1及び図2において、10は電磁接触器であり、この電磁接触器10は接点機構を配置した接点装置100と、この接点装置100を駆動する電磁石ユニット200とで構成されている。
接点装置100は、図1及び図2から明らかなように、接点機構101を収納する消弧室としての接点収納ケース102を有する。この接点収納ケース102は、金属製の下端部に外方と突出するフランジ部103を有する金属角筒体104と、この金属角筒体104の上端を閉塞する平板状のセラミック絶縁基板で構成される天板となる固定接点支持絶縁基板105とを備えている。
金属角筒体104は、そのフランジ部103が後述する電磁石ユニット200の上部磁気ヨーク210にシール接合されて固定されている。
また、固定接点支持絶縁基板105には、中央部に後述する一対の固定接触子111及び112を挿通する貫通孔106及び107が所定間隔を保って形成されている。この固定接点支持絶縁基板105の上面側における貫通孔106及び107の周囲及び下面側における金属角筒体104に接触する位置にメタライズ処理が施されている。
接点機構101は、図1に示すように、接点収納ケース102の固定接点支持絶縁基板105の貫通孔106及び107に挿通されて固定された一対の固定接触子111及び112を備えている。これら固定接触子111及び112のそれぞれは、固定接点支持絶縁基板105の貫通孔106及び107に挿通される上端に外方に突出するフランジ部113を有する支持導体部114と、この支持導体部114に連結されて固定接点支持絶縁基板105の下面側に配設され内方側を開放したC字状の接点導体部115とを備えている。
接点導体部115は、固定接点支持絶縁基板105の下面に沿って外側に延長する第2の連結板部としての上板部116とこの上板部116の外側端部から下方に延長する連結板部としての中間板部117と、この中間板部117の下端側から上板部116と平行に内方側すなわち固定接触子111及び112の対面方向に延長する接点板部としての下板部118とを備えている。このため、接点導体部115は、中間板部117及び下板部118で形成されるL字状部に上板部116を加えたC字状に形成されている。
ここで、支持導体部114と接点導体部115とは、支持導体部114の下端面に突出形成されたピン114aを接点導体部115の上板部116に形成された貫通孔120内に挿通した状態で例えばろう付けによって固定されている。なお、支持導体部114及び接点導体部115の固定は、ろう付けに限らず、ピン114aを貫通孔120に嵌合させたり、ピン114aに雄ねじを形成し、貫通孔120に雌ねじを形成して両者を螺合させたりしてもよい。
また、固定接触子111及び112の接点導体部115における中間板部117の内側面を覆うように、平面から見てC字状の磁性体板119が装着されている。このように、中間板部117の内側面を覆うように磁性体板119を配置することにより、中間板部117を流れる電流によって発生する磁場をシールドすることができる。
したがって、両磁場が互いに反発し、この電磁反発力によってアークを可動接触子130に沿って内側に移動されてアークの遮断が困難となることを防止できる。この磁性体板119は、中間板部117の周囲を覆うように形成してもよく、中間板部117に流れる電流による磁場をシールドできればよい。
さらに、固定接触子111及び112の接点導体部115にそれぞれ、アークの転流を規制する合成樹脂材製の絶縁カバー121が装着されている。
このように、固定接触子111及び112の接点導体部115に絶縁カバー121を装着することにより、この接点導体部115の内周面では下板部118の内側の上面側のみが露出されて接点部とされている。
そして、固定接触子111及び112の接点導体部115内に両端部を配置するように可動接触子130が配設されている。この可動接触子130は後述する電磁石ユニット200の可動プランジャ215に固定された連結軸131に支持されている。この可動接触子130は、図1に示すように、中央部の連結軸131の近傍が下方に突出する凹部132が形成され、この凹部132に連結軸131を挿通する貫通孔133が形成されている。
連結軸131は、上端に外方に突出するフランジ部131aが形成されている。この連結軸131に下端側から接触スプリング134に挿通し、次いで可動接触子130の貫通孔133を挿通して、接触スプリング134の上端をフランジ部131aに当接させこの接触スプリング134で所定の付勢力を得るように可動接触子130を例えばCリング135によって位置決めする。
この可動接触子130は、釈放状態で、両端の平坦部130aと固定接触子111及び112の接点導体部115の下板部118の平坦部118aとが所定間隔を保って離間した状態となる。また、可動接触子130は、投入位置で、両端の接点部が固定接触子111及び112の接点導体部115の下板部118の平坦部118aに、接触スプリング134による所定の接触圧で接触するように設定されている。
さらに、接点収納ケース102の金属角筒体104の内周面には、図1に示すように、底板部140aとこの底板部140aの上面に形成された角筒体140bとで有底角筒状に形成された絶縁筒体140が配設されている。この絶縁筒体140は例えば合成樹脂製で底板部140a及び角筒体140bが一体成形されている。
電磁石ユニット200は、図1及び図2に示すように、側面から見て扁平なU字形状の磁気ヨーク201を有し、この磁気ヨーク201の底板部202の中央部に円筒状補助ヨーク203が固定されている。この円筒状補助ヨーク203の外側にスプール204が配置されている。
このスプール204は、円筒状補助ヨーク203を挿通する中央円筒部205と、この中央円筒部205の下端部から半径方向外方に突出する下フランジ部206と、中央円筒部205の上端より僅かに下側から半径方向外方に突出する上フランジ部207とで構成されている。そして、中央円筒部205、下フランジ部206及び上フランジ部207で構成される収納空間に励磁コイル208が巻装されている。
そして、磁気ヨーク201の開放端となる上端間に上部磁気ヨーク210が固定されている。この上部磁気ヨーク210は、図3に示すように、中央部にスプール204の中央円筒部205に対向する貫通孔210aが形成されて、これら貫通孔210aの周囲の上面側が接極面210bとされている。また、上部磁気ヨーク210には、貫通孔210aの可動接触子130と対向する左右位置にそれぞれ接極面210bを横切って貫通孔210aに開口する互いに平行なスリット部210c,210dでなるスリット210eが形成されている。これらスリット部210c,210dを設けることによって、スリット部210c及び210d間に可動接触子130が一対の固定接触子111及び112間に接触したときの通電電流による外部磁束によって保持力を発生させる磁路が形成されている。
そして、スプール204の中央円筒部205内に、底部と磁気ヨーク201の底板部202との間に復帰スプリング214を配設した可動プランジャ215が上下に摺動可能に配設されている。この可動プランジャ215には、上部磁気ヨーク210から上方に突出する上端部に半径方向外方に突出する周鍔部216が形成されている。
また、上部磁気ヨーク210の上面に、例えば外形が方形で円形の中心開口221を有して環状に形成された永久磁石220が可動プランジャ215の周鍔部216を囲むように固定されている。この永久磁石220は上下方向すなわち厚み方向に上端側を例えばN極とし、下端側をS極とするように着磁されている。
そして、永久磁石220の上端面に、永久磁石220と同一外形で可動プランジャ215の周鍔部216の外径より小さい内径の貫通孔224を有する補助ヨーク225が固定されている。この補助ヨーク225の下面に可動プランジャ215の周鍔部216が当接されている。
なお、永久磁石220の形状は上記に限定されるものではなく、円環状に形成することもでき、要は内周面が周鍔部216の形状に合わせた形状であれば外形は円形、多角形等の任意形状とすることができる。
また、可動プランジャ215の上端面には可動接触子130を支持する連結軸131が螺着されている。
そして、可動プランジャ215が非磁性体製で有底筒状に形成されたキャップ230で覆われ、このキャップ230の開放端に半径方向外方に延長して形成されたフランジ部231が上部磁気ヨーク210の下面にシール接合されている。これによって、接点収納ケース102及びキャップ230が上部磁気ヨーク210の貫通孔210aを介して連通される密封容器が形成されている。そして、接点収納ケース102及びキャップ230で形成される密封容器内に水素ガス、窒素ガス、水素及び窒素の混合ガス、空気、SF等のガスが封入されている。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、固定接触子111が例えば大電流を供給する電力供給源に接続され、固定接触子112が負荷に接続されているものとする。
この状態で、電磁石ユニット200における励磁コイル208が非励磁状態にあって、電磁石ユニット200で可動プランジャ215を下降させる励磁力を発生していない釈放状態にあるものとする。
この釈放状態では、可動プランジャ215が復帰スプリング214によって、上部磁気ヨーク210から離れる上方向に付勢される。これと同時に、永久磁石220の磁力による吸引力が補助ヨーク225に作用されて、可動プランジャ215の周鍔部216が吸引される。このため、可動プランジャ215の周鍔部216の上面が補助ヨーク225の下面に当接している。
このため、可動プランジャ215に連結軸131を介して連結されている接点機構101の可動接触子130の接点部となる平坦部130aが固定接触子111及び112の接点部となる平坦部118aから上方に所定距離だけ離間している。このため、固定接触子111及び112間の電流路が遮断状態にあり、接点機構101が開極状態となっている。
このように、釈放状態では、可動プランジャ215に復帰スプリング214による付勢力と環状永久磁石220による吸引力との双方が作用しているので、可動プランジャ215が外部からの振動や衝撃等によって不用意に下降することがなく、誤動作を確実に防止することができる。
この釈放状態から、負荷に電力を供給するには、電磁石ユニット200の励磁コイル208を励磁し、電磁石ユニット200で励磁力を発生させて、可動プランジャ215から周鍔部216を通り、その接極面から上部磁気ヨーク210の接極面を通り、上部磁気ヨーク210の左右端部から磁気ヨーク201を通り、補助ヨーク203を通って可動プランジャ215に至る磁路が形成される。この磁路によって互いに対向する可動プランジャ215の接極面が上部磁気ヨーク210の接極面によって吸引され、可動プランジャ215が復帰スプリング214の付勢力及び環状永久磁石220の吸引力に抗して下降される。この可動プランジャ215の下降が、周鍔部216の下面が上部磁気ヨーク210の上面に当接することにより停止される。
このように、可動プランジャ215が下降することにより、可動プランジャ215に連結軸131を介して連結されている可動接触子130も下降し、その平坦部130aが固定接触子111及び112の平坦部118aに接触スプリング134の接触圧で接触する。
このため、外部電力供給源の大電流が固定接触子111、可動接触子130、及び固定接触子112で構成される主回路を通じて負荷に供給される閉極状態となる。
このとき、主回路を流れる通電電流によって、図4に示すように、上部磁気ヨーク210の前端側から後端側に向かう磁束が発生する。この場合、上部磁気ヨーク210の貫通孔210a内には可動プランジャ215が挿通されているので、可動プランジャ215の中心を通る磁束Φ1はそのまま可動プランジャ215を通過して反対側の上部磁気ヨーク210に達する。しかしながら、中央部の外側の左右の磁束Φ2及びΦ3は一旦可動プランジャ215内に入った後、スリット部210c及び210dによって挟まれる励磁コイル208による磁路と重なる磁路を通って上部磁気ヨーク210内に入り、スリット部210c,210dの左右外側から上部磁気ヨーク210の後端側に向かうことになる。このため、励磁コイル208の磁力によって互いに接触している上部磁気ヨーク210の接極面210bと可動プランジャ215の周鍔部216の接極面との間の磁束密度が増加することになり、両者間の保持力が増加される。したがって、通電電流によって発生する磁束を積極的に利用して保持力を発生することができる。このため、主回路過電流通電時の電磁石保持力を、図5で特性線L2で示すように、主回路無通電時の特性線L1における電磁石ユニット200が釈放するコイル励磁電流がA点であるときの接点部負荷力を常に上回るように設定する。これにより、通電電流によって発生する磁束によって励磁コイル208の磁束が影響されることにより、保持力が低下することを確実に防止することができる。この結果、上部磁気ヨーク210による可動プランジャ215の周鍔部216の吸引状態を確実に保持することができ、電磁接触器10の安定した動作を確保することができる。
ちなみに、図6に示すように、上部磁気ヨーク210にスリット部210c,210dによるスリット210eを設けない場合について説明する。この場合には、図7に示すように、主回路無通電時の電磁石ユニット200が釈放するコイル励磁電流がA点であったときに、主回路過電流通電時に、主回路電流による磁束の全てが励磁コイル208による磁束を交差することになり電磁石保持力が低下する特性となる(特性線L3)。このため、過電流通電時には電磁石ユニット200が釈放するコイル励磁電流がB点へと大きく移動する。また、一般的に、電流が形成する外部磁場はその電流値に比例するため、主回路に流れる過電流が大きくなればなるほどB点は右にシフトし、その値が仕様によって定まっているコイル保持電流を上回った時点で電磁石ユニット200は保持状態を維持できずに釈放してしまうことになる。
しかしながら、本実施形態によると、上述したように、主回路電流による磁束を電磁石ユニット200による磁束に加えるように磁路を形成するので、主回路電流通電時の電磁石保持力が低下することがなく、上部磁気ヨーク210による可動プランジャ215の周鍔部216の吸引状態を保持することができる。
また、主回路電流の通電時には、固定接触子111及び112と可動接触子130との間に可動接触子130を開極させる方向の電磁反発力が発生する。
しかしながら、固定接触子111及び112は、図1に示すように、上板部116、中間板部117及び下板部118によって接点導体部115が形成されているので、上板部116及び下板部118とこれに対向する可動接触子130とで逆方向の電流が流れることになる。このため、固定接触子111及び112の上板部116が形成する磁界と可動接触子130に流れる電流の関係からフレミング左手の法則により可動接触子130を固定接触子111及び112の平坦部118aに押し付けるローレンツ力を発生することができる。
このローレンツ力によって、固定接触子111及び112の平坦部118aと可動接触子130の平坦部130a間に発生する開極方向の電磁反発力に抗することが可能となり、可動接触子130の平坦部130aが開極することを確実に防止することができる。このため、可動接触子130を支持する接触スプリング134の押圧力を小さくすることができ、この接触スプリング134を小形化することができ、接点装置100を小形化することができる。
この接点機構101の閉極状態から、負荷への電流供給を遮断する場合には、電磁石ユニット200の励磁コイル208の励磁を停止する。
これによって、電磁石ユニット200で可動プランジャ215を下方に移動させる励磁力がなくなることにより、可動プランジャ215が復帰スプリング214の付勢力によって上昇し、周鍔部216が補助ヨーク225に近づくに従って環状永久磁石220の吸引力が増加する。
この可動プランジャ215が上昇することにより、連結軸131を介して連結された可動接触子130が上昇する。これに応じて接触スプリング134で接触圧を与えている間は可動接触子130が固定接触子111及び112に接触している。その後、接触スプリング134の接触圧がなくなった時点で可動接触子130が固定接触子111及び112から上方に離間する開極状態となる。
この開極状態となると、固定接触子111及び112の平坦部118aと可動接触子130の平坦部130aとの間にアークが発生し、このアークによって電流の通電状態が継続される。このとき、固定接触子111及び112の接点導体部115の上板部116及び中間板部117を覆う絶縁カバー121が装着されているので、アークが固定接触子111及び112の接点部となる平坦部118aと可動接触子130の接点部となる平坦部130aとの間のみに発生させることができる。このため、アークが固定接触子111及び112の接点導体部115上を動くことを確実に防止してアークの発生状態を安定させることができ、消弧性能を向上させることができる。しかも、固定接触子111及び112の両側面も絶縁カバー121で覆われているので、アークの先端が短絡することも確実に防止することができる。
このように、上記実施形態によれば、上部磁気ヨーク210の貫通孔210aの周囲の接極面210bを横切るように平行なスリット部210c,210dを形成して、これらスリット部210c,210d間に主回路電流によって生じる磁束が励磁コイル208によって形成される磁路に重なって通過する磁路を形成している。このため、主回路電流の磁束を、電磁石保持力を高めるように作用させることができ、電磁石ユニット200による可動プランジャ215の保持状態を確実に維持することができる。したがって、電磁接触器10を安定して動作させることができる。
しかも、このための構成が上部磁気ヨーク210にスリット部210c,210dを設けるだけでよいので、複雑な構成とすることなく、可動プランジャ215の保持状態を確保することができる。
なお、上記実施形態においては、上部磁気ヨーク210に形成したスリット部210c及び210dの内方端が貫通孔210aに開口している場合について説明した。しかしながら、本発明では、これに限定されるものではなく、図8に示すように、スリット部210c及び210dを貫通孔210aに開口しないように形成しても上記実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、スリット部210c及び210dとしては、平行に形成する場合に限らず、図9に示すように、前後対象で外開きの状態に形成するようにしてもよい。さらには、図10に示すように、スリット部210c及び210dを半径方向に延長するようにしてもよい。
その他、図11に示すように、たとえば8本の半径方向に延長するスリット部210s1〜210sを設けて、たとえばスリット部210s2及び210s4間とスリット部210s6及び210s8間とに主回路電流による磁束を通過させる磁路を形成するようにしてもよい。この場合、スリットの本数は任意に6本以上の任意数とすることができる。
さらには、主回路電流による磁束の利用効率は落ちるが、図12に示すように、貫通孔210aの左右にそれぞれ一本ずつのスリット210eを形成するようにしてもよい。
また、上部磁気ヨーク210の貫通孔210a及び可動プランジャ215の断面形状は円形に形成する場合に限定されるものではなく、三角形、四角形等の多角形や楕円形等の任意の断面形状に形成することができる。これに応じて、スプールの内筒形状及び円筒状補助ヨーク203の形状を変更すればよい。
また、上記実施形態においては、接点収納ケース102を金属角筒体104と、この金属角筒体104の上端を閉塞する固定接点支持絶縁基板105とをろう付けして形成する場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、セラミック、合成樹脂材等の絶縁材で桶状に一体形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、固定接触子111及び112にC字状の接点導体部115を形成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図13(a)及び(b)に示すように、支持導体部114に接点導体部115における上板部116を省略した形状となるL字状部160を連結するようにしてもよい。
この場合でも、固定接触子111及び112に可動接触子130を接触させた閉極状態で、L字状部160の垂直板部を流れる電流によって生じる磁束を固定接触子111及び112と可動接触子130との接触部に作用させることができる。このため、固定接触子111及び112と可動接触子130との接触部における磁束密度を高めて電磁反発力に抗するローレンツ力を発生させることができる。
また、上記実施形態においては、可動接触子130が中央部に凹部132を有する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図14(a)及び(b)に示すように、凹部132を省略して平板状に形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、可動プランジャ215に連結軸131を螺合させる場合について説明したが、可動プランジャ215と連結軸131とを一体に形成するようにしてもよい。
また、連結軸131と可動接触子130との連結が、連結軸131の先端部にフランジ部131aを形成し、接触スプリング134及び可動接触子130を挿通してから可動接触子130の下端をCリングで固定する場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、連結軸131のCリング位置に半径方向に突出する位置決め大径部を形成し、これに可動接触子130を当接させてから接触スプリング134を配置し、この接触スプリング134の上端をCリングによって固定するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、可動プランジャ215の周鍔部216が上部磁気ヨーク210に対して上方側から進退する場合について説明したがこれに限定されるものではない。すなわち、図15に示すように、固定接触子111及び112がC字状接点導体部115が省略され、これに代えて支持導体部114を下方に延長してその下面に固定接点部111a及び112aが形成されている。
そして、これら固定接点部111a及び112aに対して下方から対向するように可動接触子130が配設されている。可動接触子130には左右方向の中央部に貫通孔130aが形成され、この貫通孔130a内に電磁石ユニット200の可動プランジャ215に連結された連結軸131が挿通されている。
この連結軸131は、上端に外方に突出するフランジ部131aが形成され、このフランジ部131aに接触するように可動接触子130が配置されている。そして、連結軸131の可動接触子130の下面とその下方に固定されたCリング131bとの間に接触スプリング134が介挿されている。
可動プランジャ215は、前述した図1の構成において、周鍔部216が省略されて円筒状に形成され、その上端面が上部磁気ヨーク210に下方側から接触する接極面215aとされている。そして、可動プランジャ215の上部における内周側に形成された段部215b内に連結軸131の回りに配置された復帰スプリング214が配置され、この復帰スプリング214の上端が上部磁気ヨーク210の下面に当接されている。したがって、復帰スプリング214によって可動プランジャ215が下方に押圧されている。
また、上部磁気ヨーク210には、前述した実施形態と同様に図2〜4に示すスリット部210c,210dによるスリット210eが左右対称位置に形成されている。
さらに、上部磁気ヨーク210の上面に配置された永久磁石220及び補助ヨーク225が省略されていることを除いては前述した図1と同様の構成を有し、図1の対応部分には同一符号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
この図15の構成によれば、励磁コイル208が非励磁状態であるときには、図15に示すように、可動プランジャ215が復帰スプリング214の弾性力によって下方に押圧されてその底面がキャップ230の底面に当接している。この状態では、可動接触子130が固定接触子111及び112の接点部111a及び112aから下方に離間しており、固定接触子111及び112間に非導通状態となっている。
この状態から、励磁コイル208に通電して励磁状態とすることにより、励磁コイル208によって発生する磁束が可動プランジャ215、可動プランジャ215の上面及び上部磁気ヨーク210の接極面210bを通じ、上部磁気ヨーク210の左右両端部から磁気ヨーク202を通じ円筒状補助ヨーク203を通じて可動プランジャ215に戻る磁路が形成される。このため、可動プランジャ215が上部磁気ヨーク210によって復帰スプリング214に抗して吸引されて上方に移動し、可動接触子130が固定接触子111及び112の固定接点部111a及び112aに接触スプリング134の接触圧で接触する。
したがって、外部電力供給源の第電流が固定接触子111、可動接触子130、及び固定接触子112で構成される主回路を通じて負荷に供給される閉極状態となる。
このとき、主回路を流れる通電電流によって、前述した図4に示すように、上部磁気ヨーク210の前端側から後端側に向かう磁束が発生する。この場合、上部磁気ヨーク210の貫通孔210aには可動プランジャ215の上面が接触されているので、可動プランジャ215の中心を通る磁束Φ1はそのまま可動プランジャ215を通過して反対側の上部磁気ヨーク210に達する。しかしながら、中央部の外側の左右の磁束Φ2及びΦ3は一旦可動プランジャ215内に入った後、スリット部210c及び210dによって挟まれる励磁コイル208による磁路と重なる磁路を通って上部磁気ヨーク210内に入り、スリット部210c,210dの左右外側から上部磁気ヨーク210の後端側に向かうことになる。このため、励磁コイル208の磁力によって互いに接触している上部磁気ヨーク210の接極面210bと可動プランジャ215の接極面215aとの間の磁束密度が増加することになり、両者間の保持力が増加される。
したがって、通電電流によって発生する磁束を積極的に利用して保持力を発生することができる。このため、主回路過電流通電時の電磁石保持力を、前述した図5において特性線L2で示すように、主回路無通電時の特性線L1における電磁石ユニット200が釈放するコイル励磁電流がA点であるときの接点部負荷力を常に上回るように設定する。これにより、通電電流によって発生する磁束によって励磁コイル208の磁束が影響されることにより、保持力が低下することを確実に防止することができる。この結果、上部磁気ヨーク210による可動プランジャ215の周鍔部216の吸引状態を確実に保持することができ、電磁接触器10の安定した動作を確保することができる。この図15の構成でも、スリット210eとしては図8〜図12の形状を選択することができる。
また、上記実施形態においては、接点収納ケース102及びキャップ230で密封容器を構成し、この密封容器内にガスを封入する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、遮断する電流が低い場合にはガス封入を省略するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態においては、本発明を電磁接触器に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、電磁継電器や他の電磁開閉器を含む任意の開閉器に本発明を適用することができる。
10…電磁接触器、100…接点装置、101…接点機構、102…接点収納ケース(消弧室)、104…金属角筒体、105…固定接点支持絶縁基板、111,112…固定接触子、111a,112a…固定接点部、114…支持導体部、115…接点導体部、116…上板部、117…中間板部、118…下板部、121…絶縁カバー、130…可動接触子、131…連結軸、134…接触スプリング、140…絶縁筒体、200…電磁石ユニット、201…磁気ヨーク、203…円筒状補助ヨーク、204…スプール、208…励磁コイル、210…上部磁気ヨーク、210a…貫通孔、210b…接極面、210c,210d…スリット部、210e…スリット、214…復帰スプリング、215…可動プランジャ、215a…接極面、216…周鍔部、220…永久磁石、225…補助ヨーク

Claims (8)

  1. 接点収納ケース内に所定間隔を保って固定配置された一対の固定接触子と、
    前記接点収納ケース内に前記一対の固定接触子に対して接離可能に配設された可動接触子と、
    前記可動接触子を前記一対の固定接触子に対して接離させる電磁石ユニットとを備え、
    前記電磁石ユニットは、励磁コイルを囲む磁気ヨークと、前記磁気ヨークの接極面と対向する接極面を有する可動プランジャと、該可動プランジャと前記可動接触子とを連結する連結軸とを有し、
    前記磁気ヨークの接極面に、前記可動接触子が前記一対の固定接触子に接触したときの通電電流による外部磁束によって保持力を発生させる磁路を形成した
    ことを特徴とする電磁開閉器。
  2. 接点収納ケース内に所定間隔を保って固定配置された一対の固定接触子と、
    前記接点収納ケース内に前記一対の固定接触子に対して接離可能に配設された可動接触子と、
    前記可動接触子を前記一対の固定接触子に対して接離させる電磁石ユニットとを備え、
    前記電磁石ユニットは、励磁コイルを囲む磁気ヨークと、該磁気ヨークに設けられた貫通孔を通じて可動可能に配設され、前記磁気ヨークの接極面と対向する接極面を有する可動プランジャと、該可動プランジャと前記可動接触子とを連結する連結軸とを有し、
    前記磁気ヨークの接極面に、前記可動接触子が前記一対の固定接触子に接触したときの通電電流による外部磁束によって保持力を発生させる磁路を形成した
    ことを特徴とする電磁開閉器。
  3. 前記磁気ヨークは、前記励磁コイルを囲む上端を開放したU字状の磁気ヨークと、該U字状の磁気ヨークの上端を覆う上下に貫通する貫通孔を有する上部磁気ヨークとで構成され、上記上部磁気ヨークの接極面に前記磁路が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電磁開閉器。
  4. 前記可動プランジャは、前記上部磁気ヨークの接極面に上方から対向する周鍔部を有し、該周鍔部の下面が接極面とされていることを特徴とする請求項3に記載の電磁開閉器。
  5. 前記磁路は、前記磁気ヨークの貫通孔から前記可動接触子の外方に向けて延長するスリットで形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電磁開閉器。
  6. 前記スリットは、前記貫通孔から平行に延長する一対のスリット部が当該貫通孔を挟み且つ前記可動接触子に対向する位置に2組形成されていることを特徴とする請求項5に記載の電磁開閉器。
  7. 前記スリットは、前記貫通孔から半径方向に延長する複数のスリット部が当該貫通孔を挟み且つ前記可動接触子に対向する位置に2組形成されていることを特徴とする請求項5に記載の電磁開閉器。
  8. 前記スリットは、前記貫通孔に開口していることを特徴とする請求項6又は7に記載の電磁開閉器。
JP2012247684A 2012-11-09 2012-11-09 電磁開閉器 Active JP5990090B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012247684A JP5990090B2 (ja) 2012-11-09 2012-11-09 電磁開閉器
CN201380052024.5A CN104704597B (zh) 2012-11-09 2013-09-30 电磁开闭器
PCT/JP2013/005819 WO2014073146A1 (ja) 2012-11-09 2013-09-30 電磁開閉器
KR1020157008211A KR102075184B1 (ko) 2012-11-09 2013-09-30 전자 개폐기
US14/677,188 US9564279B2 (en) 2012-11-09 2015-04-02 Electromagnetic switch having magnetic yoke with slits

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012247684A JP5990090B2 (ja) 2012-11-09 2012-11-09 電磁開閉器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014096293A JP2014096293A (ja) 2014-05-22
JP5990090B2 true JP5990090B2 (ja) 2016-09-07

Family

ID=50684275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012247684A Active JP5990090B2 (ja) 2012-11-09 2012-11-09 電磁開閉器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9564279B2 (ja)
JP (1) JP5990090B2 (ja)
KR (1) KR102075184B1 (ja)
CN (1) CN104704597B (ja)
WO (1) WO2014073146A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6098438B2 (ja) * 2013-08-27 2017-03-22 株式会社デンソー 操作装置
FR3014239B1 (fr) * 2013-12-02 2015-12-18 Viatemis Dispositif de coupure electrique pour batterie d’accumulateurs
JP6287727B2 (ja) * 2014-09-25 2018-03-07 アンデン株式会社 電磁継電器
KR101626365B1 (ko) * 2014-09-30 2016-06-01 엘에스산전 주식회사 회로 차단기용 액츄에이터 및 그 제조방법
JP6274229B2 (ja) * 2016-01-27 2018-02-07 富士電機機器制御株式会社 接点装置及びこれを使用した電磁接触器
JP7066996B2 (ja) * 2017-08-10 2022-05-16 オムロン株式会社 電磁継電器
JP6897461B2 (ja) * 2017-09-27 2021-06-30 オムロン株式会社 接続ユニット
KR20200000311A (ko) * 2018-08-31 2020-01-02 엘에스산전 주식회사 직류 릴레이
KR102324514B1 (ko) * 2018-08-31 2021-11-10 엘에스일렉트릭 (주) 직류 릴레이
JP7423944B2 (ja) * 2019-09-13 2024-01-30 オムロン株式会社 電磁継電器
JP7259670B2 (ja) * 2019-09-19 2023-04-18 富士電機機器制御株式会社 電磁接触器
US11443910B2 (en) * 2019-09-27 2022-09-13 Gigavac, Llc Contact levitation triggering mechanisms for use with switching devices incorporating pyrotechnic features

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH019080Y2 (ja) * 1984-09-21 1989-03-13
JP2576443B2 (ja) * 1988-04-19 1997-01-29 オムロン株式会社 電磁石装置
JPH0210621A (ja) * 1988-06-29 1990-01-16 Hitachi Ltd 電磁接触器の直流電磁石
US5883557A (en) * 1997-10-31 1999-03-16 General Motors Corporation Magnetically latching solenoid apparatus
DE60019912T2 (de) * 1999-10-14 2006-01-12 Matsushita Electric Works, Ltd., Kadoma Kontaktvorrichtung
CN1234135C (zh) * 2001-01-18 2005-12-28 株式会社日立制作所 电磁铁和使用该电磁铁的开关装置的操作机构
BRPI0520792A2 (pt) * 2005-12-22 2009-06-23 Siemens Ag método e dispositivo para operar um dispositivo de comutação
JP5151829B2 (ja) * 2008-09-05 2013-02-27 三菱電機株式会社 有極電磁石、電磁接触器、電磁開閉器、及び有極電磁石の製造方法
JP2012038684A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd 接点装置及びこれを使用した電磁開閉器
JP5307779B2 (ja) * 2010-08-31 2013-10-02 富士電機機器制御株式会社 電磁開閉器

Also Published As

Publication number Publication date
KR102075184B1 (ko) 2020-02-07
US20150213986A1 (en) 2015-07-30
US9564279B2 (en) 2017-02-07
JP2014096293A (ja) 2014-05-22
WO2014073146A1 (ja) 2014-05-15
CN104704597A (zh) 2015-06-10
KR20150084776A (ko) 2015-07-22
CN104704597B (zh) 2016-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5990090B2 (ja) 電磁開閉器
JP5727862B2 (ja) 電磁接触器
EP2711965B1 (en) Electromagnetic contactor
JP5778989B2 (ja) 電磁接触器
JP5856426B2 (ja) 接点装置及びこれを使用した電磁接触器
JP5965218B2 (ja) 電磁接触器
JP5876270B2 (ja) 電磁接触器
JP5986419B2 (ja) 接点装置及びこれを使用した電磁開閉器
JP5767508B2 (ja) 電磁接触器
JP5990091B2 (ja) 電磁開閉器
JP6359896B2 (ja) 接点機構及びこれを使用した電磁接触器
JP5727860B2 (ja) 電磁接触器
JP2014116256A (ja) 電磁接触器
JP5990281B2 (ja) 接点装置及びこれを使用した電磁開閉器
JP6111610B2 (ja) 電磁接触器
JP2015035414A (ja) 接点装置及びこれを使用した電磁接触器
JP2021048059A (ja) 電磁接触器

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20151014

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160812

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5990090

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250