JP5979990B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱コイルを用いて鍋やフライパン等の被加熱物を誘導加熱する誘導加熱調理器に関するものである。
近年、誘導加熱調理器は、安全・清潔・高効率という優れた特徴が認知され、広く普及している。この種の誘導加熱調理器は、被加熱物の温度を検出するために、被加熱物から放射される赤外線エネルギを検出する赤外線センサーを備えているものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
赤外線センサーは、トッププレートの下方に設けられ、被加熱物から放射される赤外線を、トッププレートに設けられた赤外線入射領域から受光し、被加熱物の温度に応じて変化する信号を出力する。特許文献1に記載の加熱調理器は、赤外線センサーを用いて初期検出値の値からの増加量が所定値以上となると、加熱コイルの出力を低減あるいは加熱を停止している。
WO2009/022475号公報(図8)
前述の特許文献1に記載の技術では、加熱開始直後の赤外線センサーの値の変化量によって、加熱コイルの出力を制御しているが、加熱開始時の被加熱物の温度が例えば150℃位の高温である場合に、赤外線センサーの変化量による制御がかかるまで加熱すると、被加熱物が例えば300℃以上となり、被加熱物が熱により、変形などの劣化が起きたり、被加熱物の中の油などが発火したりする恐れがある。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、加熱開始前に被加熱物の温度の変化量に応じて加熱コイルの出力を制御する誘導加熱調理器を得ることを目的とする。
本発明に係る誘導加熱調理器は、被加熱物が載置されるトッププレートと、トッププレートの下方に配置された加熱コイルと、直流電力を高周波電力に変換し、加熱コイルに高周波電流を供給して被加熱物を誘導加熱させるインバータ回路と、トッププレートを介して被加熱物の温度を検出する温度センサーと、インバータ回路の出力を制御する制御装置とを備え、制御装置は、設定火力での加熱開始前の一定時間の間、被加熱物が載置されたトッププレートの温度を温度センサーから読み込んで、一定時間における温度の変化量を算出し、一定時間経過後の加熱開始の際にその変化量に応じてインバータ回路の出力を制御して加熱が開始されるようにしたものである。
本発明によれば、設定火力での加熱開始前の一定時間の間、被加熱物が載置されたトッププレートの温度を温度センサーから読み込んで、一定時間における温度の変化量を算出し、加熱開始の際にその変化量に応じてインバータ回路の出力を制御する。これにより、被加熱物を加熱し過ぎるということがなくなり、そのため、被加熱物が熱による劣化や被加熱物の中の油などの発火を防止することができる。
実施の形態1に係る誘導加熱調理器の外観を示す斜視図。 図1の誘導加熱調理器を上方から見て示す平面図。 図1の誘導加熱調理器の回路構成を示すブロック図。 図1の誘導加熱調理器において加熱動作に入るまでの基本的な動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器の動作を示すフローチャート。 実施の形態1に係る誘導加熱調理器において鍋温度判定時間における温度センサーの検出温度の変化を示す図。 実施の形態3に係る誘導加熱調理器において鍋温度判定時間における温度センサーの検出温度の変化を示す図。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る誘導加熱調理器の外観を示す斜視図である。
図中に示す誘導加熱調理器1は、例えば、箱形状の本体ケース2Cの上部にトッププレート14、本体ケース2C内に円環状の左・右加熱コイル(図示せず)、及び本体ケース2内にロースター機能やオーブン機能を有するグリル調理器3を備えている。
トッププレート14は、耐熱強化ガラスにより形成され、周縁部が額縁状の金属製フレーム15に装着された状態で本体ケース2Cに取り付けられている。トッププレート14は、後述する中央表示パネル16、左・右表示パネル17L、17R及び左・右表示部18L、18Rの部分を除く裏面に内部が見えないように印刷が施されている。また、トッププレート14の表面には、鍋やフライパンなどの被加熱物の載置位置を示す左加熱口2L、右加熱口2Rが印刷等の方法で表示されている。前述の左加熱コイルは、トッププレート14に表示された左加熱口2Lと対向配置され、右加熱コイルは、右加熱口7Rと対向配置されている。
金属製フレーム15の前縁部には、加熱動作の開始などの操作をするための上面操作部19が設けられ、本体ケース2Cの前面右側には、前面操作部13が設けられている。この前面操作部13には、主電源スイッチ11と、電力調整用のダイヤル12L、12Rが設けられている。電力調整用のダイヤル12Lは、左加熱口2Lにおける誘導加熱時の火力調節を行うものであり、電力調整用のダイヤル12Rは、右加熱口2Rにおける誘導加熱時の火力調節を行うものである。なお、この誘導加熱調理器1の定格消費電力(最大消費電力)は例えば5800Wである。
前述の中央表示パネル16は、トッププレート14の前部中央の裏面に近接して配置され、各種の調理条件の設定値、警報や異常情報を表示する液晶表示基板を備えている。左表示パネル17Lは、トッププレート14の左加熱口2Lの手前側の裏面に近接して配置され、誘導加熱時の火力値や火力レベル(強、中、弱)などを表示する液晶表示基板を備えている。右表示パネル17Rは、トッププレート14の右加熱口2Rの手前側の裏面に近接して配置され、左表示パネル17Lと同様に、誘導加熱時の火力値や火力レベル(強、中、弱)などを表示する液晶表示基板を備えている。左表示部18Lは、左加熱口2Lの加熱時間や油調理時の油温度を液晶文字や複数の発光ダイオード(発光体)などで表示する。右表示部18Rは、左表示部18Lと同様に、右加熱口2Rの加熱時間や油調理時の油温度を液晶文字や複数の発光ダイオード(発光体)などで表示する。
金属製フレーム15の後縁部とトッププレート14の間には、室内空気を本体ケース2C内に取り込むための吸気口20、本体ケース2C内に取り込まれた空気を排出するための排気口21が設けられている。室内空気は、本体ケース2C内に設置された送風機(図示せず)の駆動により、吸気口20から本体ケース2C内に取り込まれ、誘導加熱調理器1の動作全般を制御する制御装置を冷却した後、左・右加熱コイル2LC、2RCを冷却し、排気口21から排出される。
グリル調理器3は、本体ケース2C内に前面操作部13に隣接して設けられた前面開口のグリル庫22と、前面下部に取っ手26Aを有し、グリル庫22の前面開口を開閉するためのグリル扉26と、グリル庫22内の底部に載置され、グリル扉26の前後動作に連動する受け皿23と、受け皿23内に着脱自在に置かれ、上側に魚等の被調理物25を載せるためのグリル網24と、グリル庫22内に設置された例えば輻射式のシーズヒーター(図示せず)と、グリル庫22の後部に設けられた脱煙装置(図示せず)とを備えている。
グリル庫22内のシーズヒーターは、グリル庫22の天井付近と底面付近にそれぞれ水平に配置されており、グリル網24を上方と下方から加熱できるように構成されている。前述の脱煙装置は、グリル庫22の奥の壁面と排気口21との間に設けられた排気ダクト(図示せず)、排気ダクトの入口側に設置されたシーズヒーター、シーズヒーターの近傍あるいは排気ダクト内の途中に設置され、シーズヒーターの加熱により酸化還元作用を促進する触媒、排気ダクト内に配置され、魚等の被調理物25を加熱調理中に発生する煙などをシーズヒーター及び触媒を介して吸引し、排気口21から排出するシロッコファンにより構成されている。
次に、上面操作部19の構成について図2を用いて説明する。
図2は図1の誘導加熱調理器を上方から見て示す平面図である。
図2において、上面操作部19は、前述したように金属製フレーム15の前縁部に、横方向に長く帯状に配置されている。この上面操作部19は、左側から、左加熱口2Lの加熱動作を操作するための左加熱口用操作部27、グリル調理器3の加熱動作を操作するためのグリル用操作部29、及び右加熱口2Rの加熱動作を操作するための右加熱口用操作部28を備えている。
このうち、左加熱口用操作部27は、揚げ物ボタン27a、フライパン予熱ボタン27b及び入/切ボタン27cによって構成されている。また、右加熱口用操作部28は、揚げ物ボタン28a、フライパン予熱ボタン28b及び入/切ボタン28cによって構成されている。そして、グリル用操作部29は、グリルメニューボタン29a、スタート/停止ボタン29b、左矢印ボタン29c、右矢印ボタン29d、時間マイナスボタン29e及び時間プラスボタン29fによって構成されている。
なお、図2に示す上面操作部19を構成する各ボタンの種類及び配置は、一例を示すものであり、これに限定されるものではない。
次に、誘導加熱調理器1の回路構成について図3を用いて説明する。
図3は図1の誘導加熱調理器の回路構成を示すブロック図である。
図3において、電源回路31は、前面操作部13の主電源スイッチ11のオン操作により商用電源の電圧が印加されると、所定の定電圧・定電流を生成し、制御装置32に供給する。制御装置32は、例えば、入力部と、出力部と、記憶部と、CPU(演算制御部)を有するマイクロコンピューターより構成されている。記憶部には、各種調理メニューに対応した通電制御プログラムが予め格納されている。
インバータ回路33Lは、制御装置32の制御に基づいて高周波電流を生成し、左加熱コイル2LCと共振コンデンサCとで構成される共振回路に供給する。インバータ回路33Rは、前記と同様に制御装置32の制御に基づいて高周波電流を生成し、右加熱コイル2RCと共振コンデンサとで構成される共振回路に供給する。
グリルヒーター駆動回路34は、制御装置32からの通電制御に基づいて、グリル庫22内に配置されたシーズヒーター34Hに電流を供給する。表示部駆動回路35は、制御装置32からの制御情報を中央表示パネル16、左・右表示パネル17L、17R及び左・右表示部18L、18Rに表示する。触媒ヒーター駆動回路36は、前述した触媒を加熱するシーズヒーターに通電する。音声合成装置38は、使用者に対する操作の案内や異常発生時に、スピーカー39から電子的に作成した音声により報知する。
温度検出回路40は、左・右加熱コイル2LC、2RCによって加熱されるトッププレート14上の鍋やフライパンなどの被加熱物の温度や、トッププレート14の温度、グリル庫22内の雰囲気温度等を検出するための複数個の温度センサー(図示せず)から温度検出情報を受け取り、温度検出結果を制御装置32に送る。前述の温度センサーは、非接触型の赤外線センサー、あるいは接触型のサーミスターの何れであっても良く、また、それらを同時に組み合わせて使用しても良い。
前述の制御装置32は、動作の説明のときに詳述するが、被加熱物のサイズ及び材質の判定(負荷判定)を行った後の加熱開始前に、被加熱物が高温かどうかの鍋温度判定を行う。例えば、制御装置32は、負荷判定の後、一定時間の間(鍋温度検出時間:例えば10秒間)、インバータ回路33L、33Rの出力を停止し、かつ、被加熱物が載置されたトッププレート14の温度を温度センサーから読み込んで、10秒間における温度の変化量を算出し、加熱開始の際にその変化量に応じてインバータ回路33L、33Rの出力を制御する。温度センサーは、例えば接触式のサーミスタが使用され、トッププレート14の裏面に接触するように設置されている。
次に、前記のように構成された誘導加熱調理器1の動作について説明する。先ず、誘導加熱調理器1の基本的な動作について図4を用いて説明し、その後に、被加熱物が高温かどうかを判定する鍋温度判定について図5及び図6を用いて説明する。
図4は図1の誘導加熱調理器において加熱動作に入るまでの基本的な動作を示すフローチャートである。
使用者が前面操作部13の主電源スイッチ11をオン操作すると(ST1)、電源回路31に商用電源の電圧が印加される。この時、電源回路31は、商用電源の電圧から所定の定電圧・定電流を生成し、制御電源として制御装置32に供給する。制御装置32は、その制御電源が印加されると、温度検出回路40から温度情報を読み込み、誘導加熱調理器1の主要部分(トッププレート14、グリル庫22内など)の温度が異常に高温になっていないかどうかをチェックする(ST2)。
制御装置32は、異常が発見されない場合、表示部駆動回路35を介して中央表示パネル16に、調理を開始できることを文字にて表示すると共に、中央表示パネル16で表示した内容を音声合成装置38から音声で報知する(ST3)。
その後、制御装置32は、中央表示パネル16に、加熱源の選択を促す内容を文字にて表示する(ST4)。そして、制御装置32は、グリル調理器3が選択されたかどうかを判定し(ST5)、グリル調理器3が選択されなかったときには、左・右加熱口2L、2Rの何れかが選択されたかどうかを判定する(ST6)。制御装置32は、ST5において、グリル用操作部29のスタート/停止ボタン29bのオン操作を検知したときには、グリルメニューボタン29aの操作に基づいてシーズヒーターの加熱メニューの選択を選択し(ST8)、ロースター調理、グリル調理又はオーブン調理の何れかのメニューの選択に進む(ST9A、ST9B、ST9C)。
また、制御装置32は、ST6において、左加熱口用操作部27の入/切ボタン27cのオン操作を検知したときには、左加熱口2Lが選択されたと判定し、右加熱口用操作部28の入/切ボタン28cのオン操作を検知したときには、右加熱口2Rが選択されたと判定して、誘導加熱のメニューの選択に進む(ST7)。
制御装置32は、ST7において、例えば、左加熱口用操作部27の揚げ物ボタン27aのオン操作を検知したときには、揚げ物調理の通電制御プログラムに基づいてインバータ回路33Lを制御し、また、フライパン予熱ボタン27bのオン操作を検知したときには、フライパン予熱の通電制御プログラムに基づいてインバータ回路33Lを制御する。
また、制御装置32は、例えば、前面操作部13の左側のダイヤル12Lが回転操作されたときには、左側のダイヤル12Lの回転角度に応じた火力にて左加熱口2Lの鍋が誘導加熱されるように、インバータ回路33Lを制御する。その際、制御装置32は、その火力を左表示パネル17Lに表示する。
図5は実施の形態1に係る誘導加熱調理器の動作を示すフローチャートである。
制御装置32は、負荷判定のための火力が例えば前面操作部13の右側のダイヤル12Rにより設定されると、例えば40kHzの高周波電流が出力されるようにインバータ回路33Rを制御し、負荷判定を実施する(ST11)。先ず、制御装置32は、右加熱口2Rに被加熱物が載置されているかどうかを判定し(ST12)、被加熱物が載置されていると判定したときには、被加熱物が加熱可能な材質かどうかを判定する(ST13)。
例えば、制御装置32は、右加熱口2Rに被加熱物がない、あるいは直径60mm程度の小さな被加熱物が置かれていた場合、インバータ回路33Rの出力電流が負荷有無判定用の設定閾値以上となるため、負荷なしと判定して加熱しない(ST15)。また、材質の判定も同様な判定方法で行う。この場合、制御装置32は、非磁性に近い材質ほどインバータ回路33Rの出力電流が大きくなるため、その出力電流が材質判定用の設定閾値未満のときに磁性材と判定し、出力電流が材質判定用の設定閾値以上の場合は非磁性と判定する。さらに、非磁性の材質の中でも、SUS304などの電気抵抗がある程度ある材質か、アルミなどの電気抵抗がほとんどない材質のものかを判定し、アルミなどの電気抵抗がほとんどない材質と判定したときには加熱をしない。
制御装置32は、ST13において、右加熱口2Rに加熱可能な材質の被加熱物があると判定したときには、鍋温度判定を実施する(ST14)。この時、制御装置32は、10秒間(鍋温度検出時間)、インバータ回路33Rからの出力を停止し、かつ、被加熱物が載置されたトッププレート14の温度をサーミスタから読み込んで、10秒間における温度の変化量を算出する。
制御装置32は、例えば図6に示すように、10秒間、サーミスタにより検出されたトッププレート14の温度が25℃で変化がないときには、被加熱物の温度も25℃と推定して、上面操作部19あるいは前面操作部13の操作で設定された火力となるように、インバータ回路33Rの出力を制御する。この場合、負荷判定をした後の鍋温度判定では、サーミスタの検出温度に殆ど変化がなく、サーミスタの検出温度の増加分は殆どないため、トッププレート14の温度と被加熱物の温度がほぼ同じと見なして、右加熱口2R(右加熱コイル2RC)の火力が設定火力となるようにインバータ回路33Rの出力を制御する(ST16)。
また例えば、右加熱口2Rで被加熱物である例えばフライパンを加熱し、そのフライパンを左加熱口2Lに移して火力を設定した場合、制御装置32は、再び負荷判定を実施し、負荷判定の終了後に10秒間、サーミスタにより検出されたトッププレート14の温度を読み込み、10秒間におけるサーミスタの検出温度の変化量を算出する。例えば、鍋温度判定を開始した直後の左加熱口2Lのトッププレート14の温度が25℃、フライパンの温度が100℃とした場合においては、鍋温度判定を開始してから10秒後のトッププレートの温度は、予め加熱されたフライパンの温度の熱の影響を受けて上昇し30℃となる。この場合の変化量は5℃(30℃−25℃)となる。
制御装置32は、変化量の算出後、その変化量である5℃が設定閾値以上かどうかを判定する。制御装置32は、変化量(5℃)が設定閾値以上のときには、予め設定された火力の上限値(例えば1kW)と設定火力とを比較する。制御装置32は、設定火力が1kW以上のときには、設定火力を1kWと制限し、左加熱口2Lが1kWとなるようにインバータ回路33Lの出力を制御する(ST16)。また、制御装置32は、設定火力が1kW未満のときには、設定火力となるようにインバータ回路33Lの出力を制御する(ST16)。
そして、制御装置32は、上面操作部19の操作により加熱終了あるいはタイマーによる加熱時間の経過後に(ST17)、加熱を終了する。
以上のように実施の形態1においては、負荷判定直後の10秒間にサーミスタにより検出されたトッププレート14の温度を読み込んで変化量を算出し、その変化量が設定閾値以上のときには、予め設定された火力の上限値(例えば1kW)と設定火力とを比較し、設定火力が1kW以上のときには、設定火力を1kWと制限して、インバータ回路33Lの出力を制御する。これにより、被加熱物を加熱し過ぎるということがなくなり、そのため、被加熱物が熱による劣化や被加熱物の中の油などの発火を防止することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、温度センサーにサーミスタを用いたが、実施の形態2は非接触式の赤外線センサーを用いたものである。赤外線センサーは、左・右加熱口2L、2Rの下方にそれぞれ取り付けられており、トッププレート14を介して左・右加熱口2L、2Rに載置された被加熱物の温度を検出する。赤外線センサーの検出温度は、トッププレート14の温度の影響も受けるので、トッププレート14の温度が上がると、赤外線センサーの検出温度も上がる。
実施の形態1と同様に、トッププレート14の温度が25℃、フライパンの温度が100℃の場合、負荷判定直後の10秒間(鍋温度検出時間)のトッププレートの温度は5℃上昇して30℃となり、フライパンの温度が10℃下降して90℃となったとする。その時の赤外線センサーの検出温度の変化は、トッププレート14の温度の変化とフライパンの温度の変化によって決まる。
例えば、赤外線センサーの検出温度の80%がトッププレート14の影響を受け、残りの20%がフライパンの影響を受けたとすると、トッププレートの温度は、5℃上昇している分の80%で4℃と推定し、フライパンの温度は、10℃下降分の20%で−2℃と推定し、これを合わせると、10秒間における赤外線センサーの検出による変化量は2℃となる。この変化量の算出は、制御装置32によって行われる。
制御装置32は、変化量の算出後、その変化量である2℃が設定閾値以上かどうかを判定する。制御装置32は、変化量(2℃)が設定閾値以上のときには、前記と同様に、予め設定された火力の上限値(例えば1kW)と設定火力とを比較する。制御装置32は、設定火力が1kW以上のときには、設定火力を1kWと制限し、左加熱口2L(又は右加熱口2R)が1kWとなるようにインバータ回路33L(又はインバータ回路33R)の出力を制御する。また、制御装置32は、設定火力が1kW未満のときには、設定火力となるようにインバータ回路33L(又はインバータ回路33R)の出力を制御する。
以上のように実施の形態2においては、負荷判定直後の10秒間に赤外線センサーにより検出されたトッププレート14の温度を読み込んで変化量を算出し、その変化量が設定閾値以上のときには、予め設定された火力の上限値(例えば1kW)と設定火力とを比較し、設定火力が1kW以上のときには、設定火力を1kWと制限して、インバータ回路33Lの出力を制御する。これにより、被加熱物を加熱し過ぎるということがなくなり、そのため、被加熱物が熱による劣化や被加熱物の中の油などの発火を防止することができる。
実施の形態3.
実施の形態3は、温度センサーにサーミスタと赤外線センサーを用いたものである。これは、赤外線センサーの検出温度からトッププレート14が与える影響を取り除くために、サーミスタを用いてトッププレート14の温度を推定し、赤外線センサーの検出温度からトッププレート14の推定温度を差し引いた値(赤外線センサーの補正温度)を鍋温度判定に用いている。
トッププレート14の温度と被加熱物の温度が近い場合、例えば、トップレート14の温度が25℃で、被加熱物であるフライパンの温度が25℃の場合や、トッププレート14の温度が50℃でフライパンの温度が50℃の場合は、補正温度は変化しない。
トッププレート14の温度が被加熱物の温度より低い場合、例えば、負荷判定直後のトッププレート14の温度が25℃、被加熱物であるフライパンの温度が100℃の場合や、負荷判定直後のトッププレート14の温度が50℃で、フライパンの温度が150℃の場合は、フライパンの温度がトッププレート14に移動するので、サーミスタの検知温度は上がっていく。赤外線センサーは、トッププレート14の影響を受けるがサーミスタ程の温度上昇はしないので、補正温度は下がっていく。
例えば図7に示すように、負荷判定直後に、サーミスタにより検出されたトッププレート14の温度が25℃で、赤外線センサーにより検出されたフライパンの温度が70℃の場合、補正温度は45℃(70℃−25℃)となる(一点鎖線)。即ち、負荷判定直後にサーミスタの検出温度と赤外線センサーの検出温度を読み込んで補正温度を算出し、10秒経過後に再びサーミスタの検出温度と赤外線センサーの検出温度を読み込んで補正温度を算出して、先の補正温度とで変化量を求める。この補正温度の変化量の算出は、制御装置32によって行われる。
制御装置32は、補正温度の変化量の算出後、その変化量が設定閾値以上かどうかを判定する。制御装置32は、変化量が設定閾値以上のときには、予め設定された火力の上限値(例えば1kW)と設定火力とを比較する。制御装置32は、設定火力が1kW以上のときには、設定火力を1kWと制限し、左加熱口2L(又は右加熱口2R)が1kWとなるようにインバータ回路33L(又はインバータ回路33R)の出力を制御する。また、制御装置32は、設定火力が1kW未満のときには、設定火力となるようにインバータ回路33L(又はインバータ回路33R)の出力を制御する。
以上のように実施の形態3においては、サーミスタを用いてトッププレート14の温度を推定し、赤外線センサーの検出温度からトッププレート14の推定温度を差し引いた値(赤外線センサーの補正温度)を鍋温度判定に用いている。このため、温度の変化量を正確に算出することができる。
また、算出した補正温度の変化量が設定閾値以上のときには、予め設定された火力の上限値(例えば1kW)と設定火力とを比較し、設定火力が1kW以上のときには、設定火力を1kWと制限して、インバータ回路33Lの出力を制御する。これにより、被加熱物を加熱し過ぎるということがなくなり、そのため、被加熱物が熱による劣化や被加熱物の中の油などの発火を防止することができる。
実施の形態4.
実施の形態1乃至3では、負荷判定直後の10秒間における温度(又は補正温度)の変化量を1つの設定閾値と比較するようにしたが、変化量を複数の設定閾値と比較するようにしたものである。
例えば、スタート条件1は、トッププレート14の温度が25℃で、被加熱物である例えばフライパンの温度が25℃のときとし、スタート条件2は、トッププレート14の温度が25℃で、フライパンの温度が100℃のときとし、スタート条件3は、トッププレート14の温度が25℃で、フライパンの温度が200℃のときとして、鍋温度判定時のサーミスタの検出温度の変化量は各スタート条件で異なる。
スタート条件1では、トッププレート14とフライパンの温度は同じなので、サーミスタの変化量は0℃である。スタート条件2では、トッププレート14よりフライパンの方が高温なので、サーミスタの検出温度は例えば5℃上昇する。スタート条件3では、スタート条件2よりもフライパンの温度が高温になっているので、サーミスタの検出温度は、例えば10℃上昇する。この時、鍋温度判定の第1の設定閾値を例えば4℃とし、第2の設定閾値を例えば9℃とする。
スタート条件1の場合は、サーミスタによる検出温度の変化量が第1の設定閾値未満となるので、鍋温度判定後の加熱開始においては、左・右加熱口2L、2Rが設定火力となるようにインバータ回路33L、33Rの出力を制御する。
スタート条件2の場合は、サーミスタによる検出温度の変化量が第1の設定閾値以上で第2の設定閾値未満となる。この場合、設定火力が上限値の1kW未満であれば、左・右加熱口2L、2Rが設定火力となるようにインバータ回路33L、33Rの出力を制御する。
スタート条件3の場合は、サーミスタによる検出温度の変化量が第2の設定閾値以上となる。この場合、設定火力が500W未満であれば、左・右加熱口2L、2Rが設定火力となるようにインバータ回路33L、33Rの出力を制御し、設定火力が500W以上であれば、左・右加熱口2L、2Rが500Wとなるようにインバータ回路33L、33Rの出力を制御する。温度の変化量の算出、算出した変化量に応じたインバータ回路33L、33Rの出力制御は、制御装置32によって行われる。
以上のように実施の形態4においては、温度の変化量をスタート条件1、2、3に応じて設定された設定閾値(第1、第2及び第3の設定閾値)と比較するようにしているので、実施の形態1乃至3と比べ、より正確に火力を設定することが可能になる。このため、被加熱物を加熱し過ぎるということがなくなり、被加熱物が熱による劣化や被加熱物の中の油などの発火を防止することができる。
実施の形態5.
実施の形態2では、温度センサーに赤外線センサーを用いたことを述べたが、赤外線センサーは一般的に低温帯を正確に検出できないので、鍋温度判定の際に赤外線センサーの検出温度が第1の設定温度以下の場合に鍋温度判定を行うことなく加熱開始するようにしても良い。また、実施の形態3では、温度センサーにサーミスタと赤外線センサーを用いたことを述べたが、前述したように、鍋温度判定の際に赤外線センサーの検出温度が一定値以下の場合、サーミスタの検出温度のみで鍋温度判定を行うようにしても良い。
実施の形態6.
また、フライパンの予熱や揚げ物の予熱などの加熱工程のパターンが決まっているモードでは、鍋温度判定の結果、鍋温度が高温だと判断された場合には、常温スタート時と比べて低い火力で加熱を行ったり、通常の加熱工程(予熱時間)の時間よりも短く加熱したりして、加熱工程の積算電力を通常の加熱工程よりも低くなるようにしても良い。
なお、実施の形態1乃至6では、鍋温度判定の際に、インバータ回路33L、33Rの出力を停止するようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、鍋温度判定の際に、一定時間の間(鍋温度検出時間)、加熱調理に必要な最小火力(例えば100w)あるいはそれよりも低い火力となるように、インバータ回路33L、33Rの出力を制御する。
このように、鍋温度判定のときに左・右加熱口2L、2R上の鍋を最小火力(例えば100w)あるいはそれよりも低い火力で加熱するようにしているので、鍋温度判定終了後の加熱開始を行った際の鍋を実施の形態1乃至6と比べ、短時間で加熱することができる。
1 誘導加熱調理器、2C 本体ケース、2L 左加熱口、2LC 左加熱コイル、2R 右加熱口、2RC 右加熱コイル、3 グリル調理器、11 主電源スイッチ、12L 左側の電力調整用のダイヤル、12R 右側の電力調整用のダイヤル、13 前面操作部、14 トッププレート、15 金属製フレーム、16 中央表示パネル、17L 左表示パネル、17R 右表示パネル、18L 左表示部、18R 右表示部、19 上面操作部、20 吸気口、21 排気口、22 グリル庫、23 受け皿、24 グリル網、25 被加熱調理物、26 グリル扉、26A 取っ手、27、左加熱口用操作部、27a 揚げ物ボタン、27b フライパン予熱ボタン、27c 入/切ボタン、28 右加熱口用操作部、28a 揚げ物ボタン、28b フライパン予熱ボタン、28c 入/切ボタン、29 グリル用操作部、29a グリルメニューボタン、29b スタート/停止ボタン、29c 左矢印ボタン、29d 右矢印ボタン、29e 時間マイナスボタン、29f 時間プラスボタン、31 電源回路、32 制御装置、33L インバータ回路、33R インバータ回路、34 グリルヒーター駆動回路、34H シーズヒーター、35 表示部駆動回路、36 触媒ヒーター駆動回路、37 シーズヒーター、38 音声合成装置、39 スピーカー、40 温度検出回路。

Claims (10)

  1. 被加熱物が載置されるトッププレートと、
    前記トッププレートの下方に配置された加熱コイルと、
    直流電力を高周波電力に変換し、前記加熱コイルに高周波電流を供給して前記被加熱物を誘導加熱させるインバータ回路と、
    前記トッププレートを介して前記被加熱物の温度を検出する温度センサーと、
    前記インバータ回路の出力を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、設定火力での加熱開始前の一定時間の間、被加熱物が載置された前記トッププレートの温度を前記温度センサーから読み込んで、前記一定時間における前記温度の変化量を算出し、前記一定時間経過後の加熱開始の際にその変化量に応じて前記インバータ回路の出力を制御して加熱が開始されることを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記制御装置は、設定火力での加熱開始前の一定時間の間、加熱調理に必要な最小火力あるいはそれよりも低い火力となるように、前記インバータ回路の出力を制御することを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記制御装置は、値の異なる複数の設定閾値を有し、前記変化量と前記複数の設定閾値との比較結果に基づいて前記インバータ回路の出力を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記温度センサーにサーミスタが使用されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記温度センサーに赤外線センサーが使用されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記温度センサーにサーミスタと赤外線センサーが使用され、
    前記制御装置は、サーミスタ及び赤外線センサーにより検出された前記トッププレート及び鍋の各温度から前記一定時間における温度の変化量を算出することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記制御装置は、赤外線センサーにより検出された前記トッププレートの温度が第1の設定温度以下のときに、前記一定時間における前記温度の変化量の算出を行うことなく、加熱開始に移行することを特徴とする請求項5記載の誘導加熱調理器。
  8. 前記制御装置は、赤外線センサーにより検出された前記トッププレートの温度が第1の設定温度以下のときに、前記サーミスタにより検出された前記トッププレートの温度のみを用いて変化量を算出することを特徴とする請求項6記載の誘導加熱調理器。
  9. 前記制御装置は、前記変化量に応じて制御する前記インバータ回路の出力に上限値が設定されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の誘導加熱調理器。
  10. 前記制御装置は、揚げ物あるいはフライパンの予熱モードが選択されたときに、前記変化量に応じて前記インバータ回路の出力を制御した際に、予熱モードにおける火力より低くあるいは予熱時間を短くすることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の誘導加熱調理器。
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