JP5977031B2 - 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 - Google Patents
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Description
うな場合、使用を繰り返すうちに、クラックが進展し、加圧室の直上に達すると圧電アクチュエータ基板にインクなどの液体が入りこみ、ショートするおそれがあった。
送ベルト111の搬送面127に押し付けられ、搬送面127上に固着する。そして、印刷用紙Pは、搬送ベルト111の回転に従って、液体吐出ヘッド2が設置されている方向へと搬送される。なお、搬送ベルト111の外周面113に粘着性のシリコンゴムによる処理を施してもよい。これにより、印刷用紙Pを搬送面127に確実に固着させることができる。
平面図である。
。吐出孔8もこれと同様に配置されている。これによって、全体として長手方向に600dpiの解像度で画像形成が可能となっている。
は、アパーチャプレート24に形成されたしぼり12と、サプライプレート25、26に形成された個別供給流路6とが含まれている。
高い電位(以下高電位と称す)にしておき、吐出要求がある毎に個別電極35を共通電極34と一旦同じ電位(以下低電位と称す)とし、その後所定のタイミングで再び高電位とする。これにより、個別電極35が低電位になるタイミングで、圧電セラミック層21a、bが元の形状に戻り、加圧室10の容積が初期状態(両電極の電位が異なる状態)と比較して増加する。このとき、加圧室10内に負圧が与えられ、液体がマニホールド5側から加圧室10内に吸い込まれる。その後再び個別電極35を高電位にしたタイミングで、圧電セラミック層21a、bが加圧室10側へ凸となるように変形し、加圧室10の容積減少により加圧室10内の圧力が正圧となり液体への圧力が上昇し、液滴が吐出される。つまり、液滴を吐出させるため、高電位を基準とするパルスを含む駆動信号を個別電極35に供給することになる。このパルス幅は、圧力波がしぼり12から吐出孔8まで伝播する時間長さであるAL(Acoustic Length)が理想的である。これによると、加圧室10
内部が負圧状態から正圧状態に反転するときに両者の圧力が合わさり、より強い圧力で液滴を吐出させることができる。
2・・・液体吐出ヘッド
4・・・流路部材
5・・・マニホールド
5a・・・副マニホールド
5b・・・マニホールドの開口
6・・・個別供給流路
8・・・吐出孔
9・・・加圧室群
10・・・加圧室
11a、b、c、d・・・加圧室列
12・・・しぼり
13・・・液体吐出ヘッド本体
15a、b、c、d・・・吐出孔列
21・・・圧電アクチュエータ基板
21a・・・圧電セラミック層(セラミック振動板)
21b・・・圧電セラミック層
22〜31・・・プレート
32・・・個別流路
34・・・共通電極
35・・・個別電極
35a・・・個別電極本体
35b・・・引出電極
36・・・接続電極
38・・・個別金薄膜
38a・・・個別金薄膜本体
38b・・・個別金薄膜突出部
39・・・(金)薄膜
50、550・・・変位素子
Claims (6)
- 複数の吐出孔にそれぞれ繋がっている複数の加圧室が開口している流路部材と、該流路部材に積層されている、該流路部材側から順に、複数の個別金薄膜、セラミック振動板、共通電極、圧電セラミック層および複数の個別電極が積層されている圧電アクチュエータ基板とを含む液体吐出ヘッドであって、
前記液体吐出ヘッドを平面視した場合、前記複数の個別電極、前記複数の個別金薄膜および前記複数の加圧室は、それぞれが重なる位置に配置されており、前記複数の加圧室は、それぞれ前記複数の個別金薄膜に納まっており、
前記複数の個別金薄膜は、前記複数の個別電極に対応して、前記複数の個別電極と同じ数だけ、互いに分離して設けられており、
前記複数の個別電極は金を主成分としており、前記複数の個別電極および前記複数の個別金薄膜は焼き付けられており、
前記複数の個別電極は、前記複数の個別金薄膜より密度が高く、前記複数の個別金薄膜よりも面積が小さい
ことを特徴とする液体吐出ヘッド。 - 前記共通電極は、前記複数の個別電極と前記複数の個別金薄膜との間に配置されており、各々の前記個別金薄膜は、前記共通電極に対して、対応する前記個別電極と対称な位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記液体吐出ヘッドを平面視した場合、前記複数の個別電極は、それぞれ前記複数の加圧室と相似形状の複数の個別電極本体と、該複数の個別電極本体から前記加圧室と重ならない領域に引き出されている複数の引出電極とを含んでおり、前記複数の個別金薄膜は、前記複数の個別電極本体と相似形状である複数の個別金薄膜本体と、前記複数の引出電極と重なる位置に配置されている個別金薄膜突出部とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出ヘッド。
- 前記圧電アクチュエータ基板と前記流路部材とが接着されており、前記圧電アクチュエータ基板の前記流路部材側の面の周縁部に前記複数の個別金薄膜と略同じ厚みの薄膜が配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
- 前記圧電アクチュエータ基板の端面に金電極が配置されていることを特徴する請求項1〜4のいずれかに記載の液体吐出ヘッド。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の液体吐出ヘッドと、記録媒体を前記液体吐出ヘッドに対して搬送する搬送部と、前記液体吐出ヘッドを制御する制御部とを備えていることを特徴とする記録装置。
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JP2012015404A JP5977031B2 (ja) | 2012-01-27 | 2012-01-27 | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 |
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JP2012015404A JP5977031B2 (ja) | 2012-01-27 | 2012-01-27 | 液体吐出ヘッド、およびそれを用いた記録装置 |
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Family Applications (1)
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- 2012-01-27 JP JP2012015404A patent/JP5977031B2/ja active Active
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