JP6166118B2 - 圧電アクチュエータ基板、それを用いた液体吐出ヘッドおよび記録装置 - Google Patents
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Description
結晶粒径は、圧電セラミック層の中の位置に依らずほぼ一定であると考えられる。
供給される。各液体吐出ヘッド2の吐出孔8は、一方方向(印刷用紙Pと平行で印刷用紙P搬送方向に直交する方向であり、液体吐出ヘッド2の長手方向)に等間隔で配置されているため、一方方向に隙間なく印刷することができる。各液体吐出ヘッド2から吐出される液体の色は、それぞれ、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン(C)およびブラック(K)である。各液体吐出ヘッド2は、ヘッド本体13の下面と搬送ベルト111の搬送面127との間にわずかな隙間をおいて配置されている。
対向する位置には後述する個別電極35あるいはダミー個別電極45がそれぞれ形成されている。すなわち、個別電極35およびは、圧電アクチュエータ基板21の上面に、第1の方向および第1の方向とは異なる方向に渡って形成されている。個別電極35およびダミー個別電極45は加圧室10より一回り小さく、加圧室10とほぼ相似な形状を有しており、圧電アクチュエータ基板21の上面における加圧室10と対向する領域内に収まるように配置されている。
ールド5aの出口)から吐出孔8に至る個別流路32を構成している。副マニホールド5aに供給された液体は、以下の経路で吐出孔8から吐出される。まず、副マニホールド5aから上方向に向かって、個別供給流路6を通り、しぼり12の一端部に至る。次に、しぼり12の延在方向に沿って水平に進み、しぼり12の他端部に至る。そこから上方に向かって、加圧室10の一端部に至る。さらに、加圧室10の延在方向に沿って水平に進み、加圧室10の他端部に至る。そこから少しずつ水平方向に移動しながら、主に下方に向かい、下面に開口した吐出孔8へと進む。
electron microscope)などで撮影した画像を用いて、100個以上の結晶粒子を含む測定長さで測定し、1.5×L/n(n:長さL当たりの結晶粒子数、L:測定長さ)で算出すればよい。
これによると、加圧室10内部が負圧状態から正圧状態に反転するときに両者の圧力が合わさり、より強い圧力で液滴を吐出させることができる。
までおよび易いように、圧電アクチュエータ基板21の厚さは100μm以下であることが好ましい。
2・・・液体吐出ヘッド
4・・・流路部材
5・・・マニホールド
5a・・・副マニホールド
5b・・・マニホールドの開口
6・・・個別供給流路
8・・・吐出孔
9・・・加圧室群
10・・・加圧室
11a、b、c、d・・・加圧室列
12・・・しぼり
13・・・液体吐出ヘッド本体
15a、b、c、d・・・吐出孔列
21・・・圧電アクチュエータ基板
21a・・・圧電セラミック層(セラミック振動板)
21b・・・圧電セラミック層
21−1・・・(圧電アクチュエータ基板の)中央領域
21−2・・・(圧電アクチュエータ基板の)周縁領域
22〜31・・・プレート
32・・・個別流路
34・・・共通電極(内部電極)
34a・・・(共通電極のうち、貫通孔周囲の厚さの)厚い部位
35・・・個別電極
35a・・・個別電極本体
35b・・・接続電極
36・・・接続ランド
37・・・共通電極用表面電極
38・・・貫通孔
45・・・ダミー個別電極
46・・・ダミー接続ランド
50・・・加圧部(変位素子)
E・・・(圧電アクチュエータ基板の中央領域と周縁領域の)境界線
Claims (6)
- 圧電セラミック層と、該圧電セラミック層を挟むように配置されている複数対の電極とを含む圧電アクチュエータ基板であって、
該圧電アクチュエータ基板は、前記複数対の電極のうちの一対の電極と、前記圧電セラミック層における前記一対の電極で挟まれた部分と、で構成された変位素子を複数有しており、
平面視したときに、
前記圧電アクチュエータ基板には、前記変位素子が複数配置されている1つの中央領域と、該中央領域を取り囲むように配置されており前記変位素子が配置されていない1つの周縁領域とが存在し、
前記周縁領域における前記圧電セラミック層の平均結晶粒径が、前記中央領域における前記圧電セラミック層の平均結晶粒径より小さいことを特徴とする圧電アクチュエータ基板。 - 前記複数対の電極が、前記圧電セラミック層の一方の主面に配置されている複数の個別電極と、前記圧電セラミック層の他方の主面に、前記複数の個別電極と対向するように配置されている共通電極とによって構成されており、
前記周縁領域に、前記圧電セラミック層を貫通し、前記共通電極と電気的に接続している貫通電極を備えていることを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータ基板。 - 前記圧電アクチュエータ基板の厚さが100μm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の圧電アクチュエータ基板。
- 前記圧電セラミック層の前記共通電極側の主面に、他の圧電セラミック層が積層されて圧電セラミック積層体を構成しており、
該記圧電セラミック積層体は、同時焼成されており、前記共通電極は、前記圧電セラミック積層体の積層方向において、前記複数の個別電極が配置されている一方の主面の反対側の主面より、前記一方の主面に近い位置に配置されており、
前記複数の個別電極は、前記圧電セラミック積層体とは別に焼成されて、焼き付けられていることを特徴とする請求項2に記載の圧電アクチュエータ基板。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の圧電アクチュエータ基板と、該圧電アクチュエータ基板に接着されており、液体を吐出する吐出孔を有する流路部材とを含むことを特徴とする
液体吐出ヘッド。 - 請求項5に記載の液体吐出ヘッドと、記録媒体を前記液体吐出ヘッドに対して搬送する搬送部と、前記圧電アクチュエータ基板を制御する制御部とを備えていることを特徴とする記録装置。
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