JP5966682B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
即ち、この発明は、エンジン(62)を搭載した機体フレーム(1)の下部に走行装置(2)を設け、機体フレーム(1)の上部にはフィードチェン(12B)を備えた脱穀装置(3)を設け、機体フレーム(1)の前側には圃場の穀稈を刈り取って前記フィードチェン(12B)へ引き継ぐ刈取装置(4)を設け、前記走行装置(2)と刈取装置(4)を駆動する第1油圧式無段変速装置(66)と、前記フィードチェン(12B)を駆動する第2油圧式無段変速装置(10)を備えたコンバインであって、前記第1油圧式無段変速装置(66)の出力によって走行装置(2)を駆動するミッションケース(65)を備え、該ミッションケース(65)内の伝動経路から駆動される出力軸(65C)によって刈取装置(4)を駆動する構成とし、前記出力軸(65C)と左右の車軸(65A)の間の伝動経路には左右のサイドクラッチ(65I)を備え、操作席(6)の周辺に設けた掻込ペダル(65L)の操作によって左右のサイドクラッチ(65I)が遮断操作されるよう連繋し、前記第1油圧式無段変速装置(66)の出力回転速度に応じて第2油圧式無段変速装置(10)を変速制御する制御装置(100)を備え、前記第1油圧式無段変速装置(66)の出力回転速度に応じた第2油圧式無段変速装置(10)の変速制御に優先して、該第2油圧式無段変速装置(10)の出力回転速度を変速制御するモードを設定し、前記掻込ペダル(65L)を踏み込み操作した場合には、前記第2油圧式無段変速装置(10)が、第1油圧式無段変速装置(66)の出力回転速度に拘らずに、該第1油圧式無段変速装置(66)を変速操作する変速レバー(16)の操作位置に応じて変速制御される構成としたことを特徴とするコンバインである。
刈取装置4は、刈取後フレーム28と、刈取後フレーム28の先端部に左右方向に横設された刈取伝動ケース29とによって形成された主枠となる刈取フレーム30に対して、後述する引起装置32や刈刃装置33等を取り付けて構成している。機体フレーム1上に立設された左右一対の懸架台35,35の上部に横伝動筒32が軸支され、この横伝動筒36の右側に偏倚した部位に刈取後フレーム28の基部が取付けられている。
脱穀装置3は、図4に示すように、前側の上部に穀稈の脱穀を行う扱室50を備え、扱室50の下側に脱穀された穀粒の選別を行なう選別室(選別部)51を備えている。
脱穀部搬送装置12は、図3,6等に示すように、上側に位置する挟持杆12Aと、下側に位置するフィードチェン12Bを備えている。挟持杆12Aは、扱室50の上部カバー50Dに対してスプリング等の付勢手段14によってフィードチェン12B側に付勢されている。フィードチェン12Bは、上側チェンレール18Aの前後端部にそれぞれ回転自在に支持された張設輪17B,17Bと、張設輪17B,17Bの間に設けられた駆動スプロケット17Aと、テンションスプロケット17Cに巻回されて駆動される無端のチェンである。上側チェンレール18Aに上載された作用側のフィードチェン12Bは、前側から後方に向かって移動する過程において、挟持杆12Aとの間で穀稈の株元を挟持する。
次に、本実施形態の伝動機構について説明する。エンジン62の回転は、図9に示すように、フィードチェン用油圧式無段変速装置10に伝動される第1経路Aと、走行用油圧式無段変速装置66に伝動される第2経路Bと、グレンタンク5の前方のギヤボックス39に伝動される第3経路Cに分岐して伝動される。
これにより、圃場の一辺を畦際まで刈り進み、主変速レバー16を中立位置へ操作して停車し、掻込ペダル65Lを踏み込んで左右のサイドクラッチ65Iを遮断する。そして、主変速レバー16を再度前進側へ操作すると、走行用油圧式無段変速装置66の出力によって出力軸65Cが駆動し、刈取クラッチ65Fを介して刈取装置4が駆動される。この際、左右のサイドクラッチ65Iが遮断されているために、走行装置2は前進駆動されず、停車状態を維持する。この構成によって、畦際まで刈り進んで停車した状態で、刈取装置4に入ったままの植立穀稈を、掻込ペダル65Lと主変速レバー16の操作によって刈り取ることができる。
(制御装置)
図10に示すように、コントローラ(請求項の「制御装置」)100に対して、その入力側に、走行用油圧式無段変速装置66の出力軸の回転数を検出する第1回転速度検出センサ(請求項の「回転速度検出センサ)101と、ギヤボックス68内においてフィードチェン用油圧式無段変速装置10の出力軸10Bに取り付けたギヤ68Eの回転数を検出する電磁ピックアップ式の第2回転速度検出センサ102と、左右の車軸65Aの回転数を検出する車速センサ103と、増速スイッチ16Aおよび減速スイッチ16Bと、掻込ペダル65Lの踏み込み操作を検出する掻込操作検出スイッチ104と、扱胴55の回転数を検出する扱胴回転センサ105と、主変速レバー16の変速操作位置を検出する変速操作位置センサ106と、手扱ぎモードスイッチ109と、制御ラインの勾配を変更する制御ライン変更ダイヤル110と、刈取クラッチ65Fが接続操作されたことを検出する刈取クラッチセンサ111と、脱穀クラッチ90Bが接続操作されたことを検出する脱穀クラッチセンサ112を接続する。また、コントローラ100の出力側には、フィードチェン用油圧式無段変速装置10の変速操作用のトラニオン軸を回動操作する電動モータ(図示省略)作動用の増速側および減速側のリレー107と、左右のサイドクラッチ65Iのシフタを操作するプッシュシリンダ作動用の左右の電磁弁ソレノイド108を接続する。また、コントローラ100には、第1回転速度検出センサ101によって検出される走行用油圧式無段変速装置66の出力軸の回転速度と、第2回転速度検出センサ102によって検出されるフィードチェン用油圧式無段変速装置10の出力軸10Bの回転速度とが比例的な関係を有するように、制御ラインが設定されている。尚、この制御ラインは、刈取作業の条件に応じて、勾配の異なる複数の制御ラインとして設定するとよい。
2 走行装置
3 脱穀装置
4 刈取装置
6 操作席
10 フィードチェン用油圧式無段変速装置(第2油圧式無段変速装置)
12B フィードチェン
16 主変速レバー(変速レバー)
16A 増速スイッチ
16B 減速スイッチ
62 エンジン
65 ミッションケース
65A 車軸
65C 出力軸
65I サイドクラッチ
65L 掻込ペダル
66 走行用油圧式無段変速装置(第1油圧式無段変速装置)
100 コントローラ(制御装置)
Claims (1)
- エンジン(62)を搭載した機体フレーム(1)の下部に走行装置(2)を設け、機体フレーム(1)の上部にはフィードチェン(12B)を備えた脱穀装置(3)を設け、機体フレーム(1)の前側には圃場の穀稈を刈り取って前記フィードチェン(12B)へ引き継ぐ刈取装置(4)を設け、前記走行装置(2)と刈取装置(4)を駆動する第1油圧式無段変速装置(66)と、前記フィードチェン(12B)を駆動する第2油圧式無段変速装置(10)を備えたコンバインであって、前記第1油圧式無段変速装置(66)の出力によって走行装置(2)を駆動するミッションケース(65)を備え、該ミッションケース(65)内の伝動経路から駆動される出力軸(65C)によって刈取装置(4)を駆動する構成とし、前記出力軸(65C)と左右の車軸(65A)の間の伝動経路には左右のサイドクラッチ(65I)を備え、操作席(6)の周辺に設けた掻込ペダル(65L)の操作によって左右のサイドクラッチ(65I)が遮断操作されるよう連繋し、前記第1油圧式無段変速装置(66)の出力回転速度に応じて第2油圧式無段変速装置(10)を変速制御する制御装置(100)を備え、前記第1油圧式無段変速装置(66)の出力回転速度に応じた第2油圧式無段変速装置(10)の変速制御に優先して、該第2油圧式無段変速装置(10)の出力回転速度を変速制御するモードを設定し、前記掻込ペダル(65L)を踏み込み操作した場合には、前記第2油圧式無段変速装置(10)が、第1油圧式無段変速装置(66)の出力回転速度に拘らずに、該第1油圧式無段変速装置(66)を変速操作する変速レバー(16)の操作位置に応じて変速制御される構成としたことを特徴とするコンバイン。
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JP2012147272A Active JP5966682B2 (ja) | 2012-06-29 | 2012-06-29 | コンバイン |
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