JP5948902B2 - 表示制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車室内に複数の表示装置がある場合に乗員にとって把握し易い表示を行う技術に関する。
車両の室内で情報を提供するための表示装置として、種々のものが搭載されるようになっている。例えば、主としてドライバへの情報提供を行うヘッドアップディスプレイやメータパネルがある。メータパネルには、液晶などの採用によって種々の情報をグラフィカルに表示可能なものも存在する。また例えば、乗員への情報提供を行うための液晶ディスプレイがある。具体的には、ナビゲーションの地図が表示されるディスプレイや後席でDVD等を楽しむためのディスプレイがそれである。
従来、これらの表示装置において、どのような配置でコンテンツを表示するのかが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この技術では、車両運転状態に応じた表示を行うことで、ドライバの視認性や操作性を向上させる。
特開2009−154647号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は、あくまでも一つの表示装置におけるものであり、複数の表示装置、さらに言えばそれら表示装置の配置場所などに着目したものではない。
つまり、従来は、複数の表示装置があった場合、どの表示装置にどの情報を表示するかが予め決められており、複数の表示装置を跨いで制御するという思想がなかったのである。この点、ドライバの視認性や操作性を向上させるという観点では、同じ情報であっても、ある状況下ではA表示装置に表示し、別の状況下ではB表示装置に表示するということが重要になってくる。このような観点からは、上記特許文献1に記載された発明は、不十分と言わざるを得ない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、表示装置の配置場所の違いに鑑み、ドライバに対して適切な情報提供を行うことが可能な表示制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の表示制御装置(10)は、車両に搭載される複数の表示装置(21,22,23,25)にコンテンツを表示する。
表示制御装置では、走行状況判断部(63)が車両の走行状況を判断する。ここで走行状況の判断は、走行中か停車中かという2つの状況を判断するものとしてもよいし、低速走行中、高速走行中などを含めて3つ以上の状況を判断するものとしてもよい。
また、コンテンツ種別判断部(64)が表示要求のあった新規コンテンツのコンテンツ種別を判断する。コンテンツ種別は、例えば、走行に関連する走行関連情報及び状況に関連する状況関連情報の2つとすることが考えられる。もちろん、コンテンツ種別を、走行系、エンタメ系、操作系、情報系などのように、3つ以上にしてもよい。
ここで特に、本発明では、情報管理部(62,S150)により、新規コンテンツの出力先となる出力先表示装置が決定される。具体的には、走行状況判断部にて判断される走行状況、及び、コンテンツ種別判断部にて判断されるコンテンツ種別を用い、各表示装置の配置場所の違いに基づいて、出力先表示装置が決定される。
すなわち、ここではコンテンツを一元管理し、走行状況及びコンテンツ種別を用い、各表示装置の配置場所の違いに基づいて、出力先の表示装置を決定する。このようにすれば、表示装置の配置場所の違いに鑑み、ドライバに対して適切な情報提供を行うことができる。
表示制御システムの概略構成を示すブロック図である。 表示制御処理を示すフローチャートである。 (a)は走行状況が「停車中」の場合の表示装置の決定の一例を示すマトリクスであり、(b)は走行状況が「走行中」の場合の表示装置の決定の一例を示すマトリクスである。 表示装置の違いによる表示態様を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態の表示制御システムは、表示制御装置10、3台のディスプレイ21,22,23、スピーカ24、出力用外部機器25、各種ECU31、各種センサ32、コンテンツ管理部41、入力用外部機器42、通信部43、及び、車外ネットワーク44を備えている。
ここで3台のディスプレイ21〜23は、近距離ディスプレイ21、中距離ディスプレイ22、遠距離ディスプレイ23となっており、車両内の配置場所が異なっている。近距離ディスプレイ21は、ドライバの視角移動が最も少ない距離にあり、例えばヘッドアップディスプレイ(以下「HUD」という)として具現化される。また、中距離ディスプレイ22は、近距離ディスプレイ21よりは視角移動の大きい位置にあり、例えばメータパネルとして具現化される。さらにまた、遠距離ディスプレイ23は、ドライバからの視角移動が最も大きい距離にあり、例えばナビゲーションのための地図を表示する液晶ディスプレイとして具現化される。つまり、ドライバの視角移動の大きさによって「近距離」、「中距離」、「遠距離」という区分けをしたのである。なお、以下の説明で特に各ディスプレイを区別しない場合、適宜「表示装置」と記載するものとする。
表示制御装置10は、表示対象となるコンテンツをこれらのディスプレイ21〜23に表示するのであるが、表示対象となるコンテンツが、コンテンツ管理部41、入力用外部機器42、及び、通信部43を介して車外ネットワーク44から取得される。このとき、表示制御装置10は、各種ECU31及び各種センサ32から取得される車両情報に基づき、また、新規表示要求のあったコンテンツの種別に基づき、3台のディスプレイ21〜23のいずれにコンテンツを表示するかを決定する。
次に、各部の構成の詳細を順に説明する。
表示制御装置10は、制御部50を中心に構成されている。制御部50は、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらを接続するバスライン等を有するコンピュータとして構成されている。この制御部50には、各種I/F51〜57が接続されている。具体的には、ディスプレイ入出力I/F51、スピーカ出力I/F52、外部機器出力I/F53、車両情報I/F54、コンテンツ要求I/F55、外部機器入力I/F56、及び、外部要求I/F57が接続されている。
ディスプレイ入出力I/F51には、上述した3台のディスプレイ21〜23が接続されている。かかる構成により、制御部50は、ディスプレイ入出力I/F51を介して3台のディスプレイ21〜23にコンテンツを表示したり、3台のディスプレイ21〜23の接続状況を取得したりする。
スピーカ出力I/F52には、スピーカ24が接続されている。かかる構成により、制御部50は、スピーカ出力I/F52を介して、スピーカ24から音(音声)を出力する。本実施形態では、スピーカ24からコンテンツ表示に伴う表示音を出力することで、新規コンテンツの表示をドライバに伝える。
外部機器出力I/F53には、出力用外部機器25が接続されている。出力用外部機器25は、例えばスマートフォンなどの携帯端末として具現化される。もちろん、PDA(Personal Data Assistance)などの携帯情報端末を用いても差し支えない。いずれにしても、出力用外部機器25は、近距離無線通信規格などでデータ通信可能に接続される。かかる構成により、出力用外部機器25を一種の表示装置として利用可能となっている。もっとも、以下では3台のディスプレイ21〜23が表示装置であるものとして説明する。
車両情報I/F54には、CANプロトコルなどで動作する車両内ネットワーク33を介して、各種ECU31及び各種センサ32が接続されている。かかる構成により、制御部50によって車両情報が取得可能となっている。本実施形態では、取得される車両情報に基づき、制御部50によって、走行中か停車中かという車両の走行状況が判断される。
コンテンツ要求I/F55には、コンテンツ管理部41が接続されている。コンテンツ管理部41は、各種コンテンツを管理している。具体的には、警告表示、車速、ナビゲーションのための地図、エンジン回転数、オーディオ情報、エアコン情報などが挙げられる。そして、コンテンツの表示要求があると、要求されたコンテンツをコンテンツ要求I/F55へ出力する。コンテンツの表示要求は、図示していないが、もっとも優先されるのが、ユーザ操作に基づく要求である。例えばエアコンボタンをユーザが押下することで、エアコン情報の表示が要求されるという具合である。また、システムによるコンテンツの表示要求もある。例えば走行中には、車速やエンジン回転数の表示が要求されるという具合である。
外部機器入力I/F56には、入力用外部機器42が接続されている。入力用外部機器42は、上述した出力用外部機器25と同様、例えばスマートフォンなどの携帯端末として具現化される。もちろん、PDA(Personal Data Assistance)などの携帯情報端末を用いても差し支えない。いずれにしても、入力用外部機器42は、近距離無線通信規格などでデータ通信可能に接続される。かかる構成により、入力用外部機器42からのコンテンツ取得が可能となる。入力用外部機器42から取得されるコンテンツは、例えばナビゲーションのための地図や受信したメールであることが考えられる。なお、出力用外部機器25と入力用外部機器42とを同一の機器で構成してもよい。
外部要求I/F57には、通信部43が接続されている。この通信部43により、インターネットなどの車外ネットワーク44を介したデータ通信が可能となっている。かかる構成により、車外ネットワーク44からのコンテンツ取得が可能となる。車外ネットワーク44から取得されるコンテンツは、入力用外部機器42と同様、例えばナビゲーションのための地図や受信したメールであることが考えられる。
次に、制御部50の機能について説明する。
図1に示すように、制御部50の機能ブロックは、出力情報管理部61、情報管理部62、走行状況判断部63、及び、コンテンツ種別判断部64で示される。
出力情報管理部61は、ディスプレイ入出力I/F51を介した各ディスプレイ21〜23への出力、スピーカ出力I/F52を介したスピーカ24への出力、外部機器出力I/F53を介した出力用外部機器25への出力を司る。このとき本実施形態では、3台のディスプレイ21〜23の表示特性情報がディスプレイ入出力I/F51から入力されるようになっており、それぞれのディスプレイ21〜23に合わせた表示態様で出力する。
情報管理部62は、各種情報を管理する。例えば、ディスプレイ入出力I/F51からの情報に基づき、各ディスプレイ21〜23の接続状況を取得する。また例えば、スピーカ出力I/F52からの情報に基づき、スピーカ24の接続状況を取得する。さらにまた例えば、外部機器出力I/F53からの情報に基づき、出力用外部機器25の接続状況を取得する。また例えば、各ディスプレイ21〜23の使用状況も管理している。
走行状況判断部63は、車両情報I/F54を介して取得される車両情報に基づき、走行状況を判断する。具体的には、車両情報としての車速などに基づいて、車両が走行中か停車中かを判断する。この判断結果は、情報管理部62へ出力される。なお、走行中か停車中かを判断するのであれば、車速に代えて、シフトポジションなどの情報を用いるようにしてもよい。
コンテンツ種別判断部64は、コンテンツ要求I/F55、外部機器入力I/F56、及び、外部要求I/F57を介して取得されるコンテンツの種別を判断する。具体的には、走行に関するコンテンツ(以下「走行関連情報」という)であるのか、状況に関するコンテンツ(以下「状況関連情報」という)であるのか、を判断する。走行関連情報には、警告表示、車速、エンジン回転数、及び、ナビゲーションのための地図などが含まれる。一方、状況関連情報には、オーディオ情報、エアコン情報、メール受信情報などが含まれる。この判断結果は、情報管理部62へ出力される。
次に、図2に示す表示制御処理を説明する。この表示制御処理は、制御部50によって繰り返し実行される。
最初のS100では、表示装置の接続状況を取得する。この処理は、情報管理部62の機能として実現される。図1で言えば、3台のディスプレイ21〜23が接続されているものと判断される。
続くS110では、新規表示要求があるか否かが判断される。この処理は、コンテンツ要求I/F55、外部機器入力I/F56、及び、外部要求I/F57を介して新規コンテンツが入力されたか否かを判断するものである。ここで新規表示要求があると判断された場合(S110:YES)、S120へ移行する。一方、新規表示要求がないと判断された場合(S110:NO)、以降の処理を実行せず、表示制御処理を終了する。
S120では、コンテンツ種別を判断する。この処理は、コンテンツ種別判断部64の機能として実現される。上述したように、新規表示要求のあったコンテンツが、走行関連情報なのか、あるいは、状況関連情報なのかを判断する。
続くS130では、現状表示を確認する。この処理は、ディスプレイ入出力I/F51からの情報に基づくものであり、情報管理部62の機能として実現される。
次のS140では、走行状況を判断する。この処理は、車両情報I/F54からの車両情報に基づくものであり、走行状況判断部63の機能として実現される。上述したように、走行中か停車中かが判断されることになる。
続くS150では、表示装置を決定する。この処理は、コンテンツの出力先となる表示装置を複数のディスプレイ21〜23の中から決定するものであり、現状表示を基に、コンテンツ種別及び走行状況から決定する。ここで、表示装置の決定について説明する。
図3(a)及び図3(b)中の「近」、「中」、「遠」はそれぞれ、近距離ディスプレイ21、中距離ディスプレイ22、及び、遠距離ディスプレイ23に対応する。なお、図3(a)及び図3(b)の説明では、説明文を煩雑にしないため、適宜「近」、「中」及び「遠」で各ディスプレイ21〜23を表す。なお、ここでは、価値の高いコンテンツから「近」→「中」→「遠」の順で配置されるものとする。
ここで、ケースWでは、現状表示として、3台のディスプレイ21〜23にA〜Cのコンテンツより優先度が低い任意のコンテンツが表示されていてもよいし、何も表示されていなくてもよい状態である。また、ケースXでは、現状表示として、「近」にAコンテンツが表示されている。さらにまた、ケースYでは、現状表示として、「近」にAコンテンツが表示され、「中」にBコンテンツが表示されている。また、ケースZでは、「近」にAコンテンツが表示され、「中」にBコンテンツが表示され、「遠」にCコンテンツが表示されている。
なお、図3(b)にケースWがないのは、走行中である場合少なくとも、優先度が高い車両の速度情報が表示されるのが一般的だからである。また、新規表示要求のあったコンテンツは、A〜Cのコンテンツと同等の価値を有するものであるとして説明を続ける。
図3(a)に示すように、走行状況が「停車中」である場合、コンテンツ種別が「走行関連情報」であっても「状況関連情報」であってもその価値に差異はないと考え、基本的に新規表示要求のあったコンテンツを「中」に割り当てる。すなわち、中距離ディスプレイ22を表示装置として決定する。なお、ケースY,Zでは「中」に割り当てられていたBコンテンツが「遠」に割り当てられ、ケースZでは、「遠」に割り当てられていたCコンテンツが表示されなくなる。また、ケースWでは、現状表示として3台のディスプレイ21〜23に何も表示されていないため、この場合は、新規表示要求のあったコンテンツを「近」に割り当てる。すなわち、近距離ディスプレイ21を表示装置として決定する。
一方、図3(b)に示すように、走行状況が「走行中」である場合、コンテンツ種別が「走行関連情報」である場合には、停車中に比べて、その価値が高くなる。そのため、コンテンツ種別が「走行関連情報」である場合には、ケースX〜Zのいずれにおいても、新規表示要求のあったコンテンツを「近」に割り当てる。すなわち、近距離ディスプレイ21が表示装置として決定される。このとき、Aコンテンツは「中」に割り当てられ、ケースY,ZではBコンテンツが「遠」に割り当てられ、ケースZではCコンテンツが表示されなくなる。
反対に、コンテンツ種別が「状況関連情報」である場合には、停車中に比べて、その価値が低くなる。そのため、コンテンツ種別が「状況関連情報」である場合には、基本的に新規表示要求のあったコンテンツを「遠」に割り当てる。すなわち、遠距離ディスプレイ23を表示装置として決定する。このとき、ケースZでは、Cコンテンツが表示されなくなる。また、ケースXでは、「中」にコンテンツが割り当てられていないため、新規要求のあったコンテンツを「中」に割り当てる。すなわち、中距離ディスプレイ22を表示装置として決定する。
このようなマトリクスを用意することにより、比較的簡単に表示装置を決定することが可能となる。なお、ここでは新規表示要求のあったコンテンツがA〜Cのコンテンツと同等の価値を有するものとして説明したが、基本となるマトリクスと共にコンテンツ同士の価値判断を行うようにしてもよい。例えば、図3(a)の例では「走行関連情報」であるコンテンツは基本的に「中」に割り当てられていたが、その価値がBコンテンツに劣る場合には、新規表示要求のあったコンテンツを「遠」に割り当てるようにしてもよい。
図2に戻り、S160では、出力態様を決定する。この処理は、ディスプレイ入出力I/F51を介して取得される3台のディスプレイ21〜23の表示特性情報に基づき表示態様を決定するものであり、出力情報管理部61の機能として実現される。表示特性情報とは、解像度やカラー表示、画面サイズなどの情報である。例えばナビゲーションの地図などが表示される液晶ディスプレイは、解像度が高くカラー表示に優れるという表示特性情報を有する。また例えば、HUDは、解像度が低くカラー表示に劣るという表示特性情報を有する。そのためここでは、S150にて決定された表示装置に合わせて、出力態様を決定する。
続くS170では、新規表示要求のコンテンツを出力する。この処理は、出力情報管理部61の機能として実現される。このとき、S150にて決定された3台のディスプレイ21〜23のいずれかに対して出力を行うと共に、S160にて決定された出力態様で出力を行う。また、本実施形態では、新規表示要求のあったコンテンツがドライバに認識されやすいように、コンテンツの明度を上げて表示する。
ここで出力態様の具体例を説明する。例えば地図上の案内に関するコンテンツを表示する場合、液晶ディスプレイ装置に表示する場合には、図4(a)に示すように詳細な案内地図を表示し、HUDに表示する場合には、図4(b)に示すように「80m先」という文字と矢印とを表示するという具合である。また例えばメール受信情報に関するコンテンツを表示する場合、液晶ディスプレイに表示する場合には、図4(c)に示すようにメールマークに加え、宛先、件名及び本文を表示し、HUDに表示する場合には、図4(d)に示すようにメールマークと「Kさんよりメール受信」という文字を表示するという具合である。
次のS180では、表示に伴う表示音を出力する。この処理は、新規表示要求のあったコンテンツが表示されたことを音で知らせるものであり、出力情報管理部61の機能として実現される。具体的には、コンテンツの表示と同時に音を出力することが考えられる。この音は、「ポロン」というような効果音であってもよいし、「新規表示があります」というような音声であってもよい。また、どの表示装置に表示されたかを示すように、スピーカ24が複数存在することを前提に、表示装置に近い側のスピーカ24から音を出力してもよい。例えば、右ハンドルの車両で左右ドアにスピーカ24が配置されている場合、メータパネルやHUDとして具現化される近距離ディスプレイ21及び中距離ディスプレイ22にコンテンツ表示を行うのであれば右側のスピーカ24から音を出力し、液晶ディスプレイとして具現化される遠距離ディスプレイ23にコンテンツ表示を行うのであれば左側のスピーカ24から音を出力するという具合である。
次に、本実施形態の表示制御装置10が発揮する効果を説明する。
本実施形態では、コンテンツの新規表示要求があると(図2中のS110:YES)、コンテンツ種別が判断され(S120)、走行状況が判断されて(S140)、出力先となる表示装置が決定される(S150)。つまり、コンテンツが一元管理され、走行状況及びコンテンツ種別を用い各表示装置の配置場所の違いに基づいて、出力先の表示装置が決定される。これにより、表示装置の配置場所の違いに鑑み、ドライバに対し適切な情報提供を行うことができる。
また、本実施形態では、現状表示の確認を行い(図2中のS130)、出力先となる表示装置を決定する(S150)。すなわち、情報管理部62は、表示装置の使用状況に基づき、出力先表示装置を決定する。これにより、現状表示を踏まえて表示装置が決定されるため、ドライバに対しより適切な情報提供を行うことができる。
さらにまた、本実施形態では、図3(a)及び図3(b)に示したマトリクスを用いて、表示装置を決定する(図2中のS150)。すなわち、情報管理部62は、少なくとも走行状況及びコンテンツ種別で規定されるマトリクスを用いて、出力先表示装置を決定する。これにより、表示装置の決定処理が比較的簡単に実現される。
また、本実施形態では、ディスプレイ21〜23の解像度、カラー表示、及び、画面サイズなどからなる表示特性情報を取得し、出力態様を決定し(図2中のS160)、当該出力態様でコンテンツを出力する(S170)すなわち、出力情報管理部61は、出力先表示装置の表示特性情報に基づき、新規コンテンツの表示態様を決定し、当該表示態様で新規コンテンツを出力する。具体的には、図4(a)〜(d)に示したように、例えば液晶ディスプレイとHUDとでコンテンツの表示態様を変化させる。これにより、出力先表示装置に合わせたコンテンツ表示が行われるため、ドライバに対しより適切な情報提供を行うことができる。
さらにまた、本実施形態では、新規表示要求のあったコンテンツの出力においては、当該コンテンツの明度を上げて出力する(図2中のS170)。すなわち、既に表示されているコンテンツと比べ視認し易い表示態様で新規コンテンツを出力する。これにより、新規コンテンツの表示がより分かり易いものとなる。
また、本実施形態では、新規表示要求のあったコンテンツの表示に伴う表示音を出力する(図2中のS180)。すなわち、新規コンテンツの出力に伴い、当該新規コンテンツの表示を報知するべく表示音を出力する。これにより、新規コンテンツの表示にドライバが気付きやすくなる。
さらにまた、本実施形態では、表示装置の接続状況を取得する(図2中のS100)。すなわち、情報管理部62が複数の表示装置の接続状況を管理する。これにより、表示装置の着脱があった場合であっても、ドライバに対し適切な情報提供を行うことができる。
以上、本発明は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、その技術的範囲を逸脱しない限りにおいて、種々なる形態で実施できる。
(イ)上記実施形態では走行状況の判断が「走行中」及び「停車中」の2つの状況を判断するものとなっているが、さらに、「低速走行中」、「高速走行中」などに分けて3つ以上の状況を判断するものとしてもよい。
(ロ)上記実施形態ではコンテンツ種別が「走行関連情報」及び「状況関連情報」の2つとなっているが、さらに、走行系、エンタメ系、操作系、情報系という具合に、3つ以上にしてもよい。
(ハ)上記実施形態では、新規表示要求のあったコンテンツの出力においては、当該コンテンツの明度を上げて出力している(図2中のS170)。これに対し、既に表示されているコンテンツと比べ視認し易い表示態様で新規コンテンツを出力すればよいため、例えば色を変えたり、点滅させたりするようにしてもよい。
(ニ)上記実施形態では、説明を簡単にするために3台のディスプレイを表示装置としたが、出力用外部機器25を含めて同様の制御を行っても良い。
10…表示制御装置、21…近距離ディスプレイ、22…中距離ディスプレイ、23…遠距離ディスプレイ、24…スピーカ、25…出力用外部機器、31…各種ECU、32…各種センサ、33…車両内ネットワーク、41…コンテンツ管理部、42…入力用外部機器、43…通信部、44…車外ネットワーク、50…制御部、51…ディスプレイ入出力I/F、52…スピーカ出力I/F、53…外部機器出力I/F、54…車両情報I/F、55…コンテンツ要求I/F、56…外部機器入力I/F、57…外部要求I/F、61…出力情報管理部、62…情報管理部、63…走行状況判断部、64…コンテンツ種別判断部

Claims (6)

  1. 車両に搭載される複数の表示装置(21,22,23,25)にコンテンツを表示する表示制御装置(10)であって、
    車両の走行状況を判断する走行状況判断部(63)と、
    表示要求のあった新規コンテンツのコンテンツ種別を判断するコンテンツ種別判断部(64)と、
    前記走行状況判断部にて判断される前記走行状況、及び、前記コンテンツ種別判断部にて判断されるコンテンツ種別を用い、前記各表示装置の配置場所の違いに基づいて、前記表示装置の中から前記新規コンテンツの出力先となる出力先表示装置を決定する情報管理部(62,S150)と、
    を備え
    前記情報管理部(S130)は、さらに前記表示装置の使用状況に基づき、前記出力先表示装置を決定すること
    を特徴とする表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の表示制御装置において、
    前記情報管理部は、少なくとも前記走行状況及び前記コンテンツ種別で規定されるマトリクスを用いて、前記出力先表示装置を決定すること
    を特徴とする表示制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の表示制御装置において、
    前記情報管理部にて決定された前記出力先表示装置の表示特性情報に基づき、前記新規コンテンツの表示態様を決定し、当該表示態様で前記新規コンテンツを出力する出力情報管理部(61,S160,S170)をさらに備えていること
    を特徴とする表示制御装置。
  4. 請求項1〜の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    既に表示されているコンテンツと比べ視認し易い表示態様で前記新規コンテンツを出力する明示出力管理部(61,S170)をさらに備えていること
    を特徴とする表示制御装置。
  5. 請求項1〜の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記新規コンテンツの出力に伴い、当該新規コンテンツの表示を報知するべく表示音を出力する表示音出力部(61,S180)をさらに備えていること
    を特徴とする表示制御装置。
  6. 請求項1〜の何れか一項に記載の表示制御装置において、
    前記情報管理部(S100)は、前記複数の表示装置の接続状況を管理すること
    を特徴とする表示制御装置。
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