JP5945316B2 - 複合加工工具及びこれを用いた加工方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複合加工工具及びこれを用いた加工方法に関する。
ワークの内周面を加工する複合加工工具として、切削加工とバニシング仕上げ加工とを行うことが可能な複合加工工具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5352177号公報
ところで、特許文献1に記載の複合加工工具は、切削加工径を拡大ないし縮小させる調整機構を備えている。この切削加工径の調整機構は、加工刃を固定したカートリッチを複合加工工具のボディから径方向に出没移動させることによって行われる。
しかしながら、このような切削加工径の調整機構を複合加工工具に装備した場合には、複合加工工具が複雑な構成となるばかりか、ある程度大径化してしまうことは避けることができない。このため、特許文献1に記載の複合加工工具は、一定以下の小径の内周面を加工する場合には適用しにくいという課題があった。
本発明は、前記した事情に鑑みてなされたものであり、ワークにおけるより小径の内周面を加工することができる複合加工工具及びこれを用いた加工方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る複合加工工具は、後端側が加工機に装着されるシャンクと、前記シャンクに配設されワークの内周面のバニシング仕上げ加工を行うバニシング加工部と、前記バニシング加工部の前方に配設されリーマ加工を行うリーマ加工部と、を備えている。前記バニシング加工部は、前記シャンクに固定されテーパ形状の外周面を有するマンドレルと、前記マンドレルの前記外周面上に配置される複数のローラと、複数の前記ローラを前記マンドレルの前記外周面上で回転可能に保持するフレームと、前記フレームを軸方向の一方側から押圧することによって前記マンドレルに対する前記フレームの軸方向位置を調整可能な調整部材と、前記フレームの軸方向の他方側に配設され該フレームを支持する弾性部材と、を有している。そして、前記リーマ加工部は、前記シャンクまたは前記シャンクに連結された部材に着脱可能に装着される基体部と、前記基体部に一体に形成される加工刃と、を有している。前記マンドレルは、後方に向けて外径が拡大するテーパ形状の外周面、および前記シャンクに固定可能な後端部を備える第1マンドレルと、前方に向けて外径が拡大するテーパ形状の外周面、および前記シャンクに固定可能な後端部を備える第2マンドレルと、を有し、前記シャンクには、前記第1マンドレルおよび前記第2マンドレルの一方が固定されている。そして、前記第1マンドレルが前記シャンクに固定されている場合には、後側から前側へ順に、前記調整部材、前記フレーム、および前記弾性部材が配置されており、前記第2マンドレルが前記シャンクに固定されている場合には、前側から後側へ順に、前記調整部材、前記フレーム、および前記弾性部材が配置されている。
この構成では、リーマ加工部の加工刃と一体に形成された基体部がシャンクまたはこれに連結された部材に着脱可能に装着されるように構成されているため、複合加工工具の小径化を図ることができる。したがって、一定以下の小径の内周面に対して、リーマ加工とバニシング仕上げ加工とを、複合加工工具の1ストロークの送り動作で行うことによって、高速の鏡面仕上げ加工が可能となる。すなわち、ワークにおけるより小径の内周面を加工することができる複合加工工具を提供できる。
また、リーマ加工部の長時間の使用によってリーマ加工の能力が低下したとしても、バニシング加工部によるバニシング仕上げ加工によって一定の仕上げ面精度を得ることができるため、一般的な刃物と比較して、本発明に係る複合加工工具の刃物としての寿命の延長を図ることができる。
また、例えばホーニング加工の場合のような産業廃棄物となるスラッジは発生しない。
さらに、特殊な駆動機を必要としないため、本発明に係る複合加工工具は、専用の加工機のほか、一般的な旋盤、マシニングセンタ等の加工機においても使用可能である。
そして、第1マンドレルがシャンクに固定されている場合には、前進送り時にリーマ加工部によってリーマ加工が行われるとともにバニシング加工部によってバニシング仕上げ加工が行われ、後退送り時に複数のローラに外接する円の直径であるローラ径が縮小することによってバニシング仕上げ加工は行われない。したがって、ワークにおけるより小径の内周面に対して、リーマ加工とバニシング仕上げ加工とを、複合加工工具の前進送り動作で行うことが可能となる。一方、第2マンドレルがシャンクに固定されている場合には、前進送り時にリーマ加工部によってリーマ加工が行われるとともにローラ径が縮小することによってバニシング仕上げ加工は行われず、後退送り時にバニシング加工部によってバニシング仕上げ加工が行われる。したがって、ワークにおけるより小径の内周面に対して、リーマ加工を複合加工工具の前進送り動作で行い、バニシング仕上げ加工を複合加工工具の後退送り動作で行うことが可能となる。
前記複合加工工具において、前記リーマ加工部の前記加工刃は、左ねじれに形成されているとよい。
この構成では、複合加工工具を前方に向けて右回りに回転させると、加工刃によって切削されるワークの切屑は、左ねじれに形成された加工刃によって、複合加工工具の前方に排出される。したがって、ローラは、切屑に接触することなく、ワークの内周面のバニシング仕上げ加工を行うことができる。このため、ワークの内周面の仕上げ面精度が向上する。
前記複合加工工具において、前記リーマ加工部に工作液を供給する工作液供給路が、前記シャンク、前記バニシング加工部及び前記リーマ加工部の内部を通って形成されているとよい。
この構成では、工作液を、複合加工工具の内部を通ってより適切にリーマ加工部に供給することができる。
前記課題を解決するために、本発明に係る加工方法は、前記複合加工工具を用いた加工方法である。この加工方法において、前記調整部材を用いて前記フレームの軸方向位置を調整することによって、複数の前記ローラに外接する円の直径であるローラ径が、前記リーマ加工部の前記加工刃の外径であるカッタ径よりも大きく設定される。そして、第1マンドレルがシャンクに固定されている場合には、前進送り時にリーマ加工部によってリーマ加工が行われるとともに前記バニシング加工部によってバニシング仕上げ加工が行われ、後退送り時に前記ローラ径が縮小することによってバニシング仕上げ加工は行われない。一方、第2マンドレルがシャンクに固定されている場合には、前進送り時にリーマ加工部によってリーマ加工が行われるとともに前記ローラ径が縮小することによってバニシング仕上げ加工は行われず、後退送り時に前記バニシング加工部によってバニシング仕上げ加工が行われる。
この構成では、第1マンドレルがシャンクに固定されている場合には、ワークにおけるより小径の内周面に対して、リーマ加工とバニシング仕上げ加工とを、複合加工工具の前進送り動作で行うことが可能となる。一方、第2マンドレルがシャンクに固定されている場合には、ワークにおけるより小径の内周面に対して、リーマ加工を複合加工工具の前進送り動作で行い、バニシング仕上げ加工を複合加工工具の後退送り動作で行うことが可能となる。
本発明によれば、ワークにおけるより小径の内周面を加工することができる複合加工工具及びこれを用いた加工方法を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る複合加工工具の構成を示す側面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態に係る複合加工工具の構成を示す側面図である。 図4のV−V線に沿う断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、以下に示す図面において、同一の部材または相当する部材には同一の参照符号を付し、重複した説明を適宜省略する。また、部材のサイズおよび形状は、説明の便宜のため、変形または誇張して模式的に表す場合がある。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る複合加工工具100の構成を示す側面図である。図2は、図1のII−II線に沿う断面図である。図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。
なお、説明の便宜上、複合加工工具100において、リーマ加工部5が配設された側を「前」と称し、その反対側を「後」と称する。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る複合加工工具100は、後端側が加工機(図示せず)に装着されて中心軸線L1を中心に回転駆動されるシャンク1と、シャンク1に配設されるバニシング加工部3と、バニシング加工部3の前方に配設されるリーマ加工部5と、を備えている。
シャンク1と一体に運動可能な両加工部3,5は、シャンク1に対して軸方向に直列に配置されている。本明細書において、軸方向は中心軸線L1に平行な方向であるとし、径方向および周方向は、それぞれ、中心軸線L1を中心とする径方向および周方向であるとする。
シャンク1の外周面には、複合加工工具100の組立時等にシャンク1が回転しないように把持して固定するための平行な一対の面である二方取り部11が形成されている。
バニシング加工部3は、ワークWの内周面S(図2参照、以下同様)のバニシング仕上げ加工を行うものであり、リーマ加工部5は、ワークWの内周面Sのリーマ加工を行うものである。ここで、複合加工工具100は、例えば中空部または孔が形成されたワークの内周面の加工に適用されるものであり、特にワークに形成された貫通孔の内周面の加工に適用されることが好ましい。そして、リーマ加工部5によってワークWがリーマ加工された後に、バニシング加工部3によって該ワークWがバニシング仕上げ加工される。
第1実施形態では、複合加工工具100の前方への移動時(前進送り時)に、リーマ加工部5によってリーマ加工が行われるとともに、バニシング加工部3によってバニシング仕上げ加工が行われる。
複合加工工具100は、円筒状のワークWに対して相対的に中心軸線L1に平行な送り方向に送られる。そして、リーマ加工部5の加工刃51、及びバニシング加工部3のバニシングローラ(ローラ)31が、ワークWの内周面Sを加工する。
ワークWは、例えば貫通孔が設けられた円筒状部材であり、より具体的には、例えば、油圧または空気圧用アクチュエータのシリンダ、ショックアブソーバのシリンダである。
図2に示すように、バニシング加工部3は、シャンク1に固定されテーパ形状の外周面32を有するマンドレル33と、マンドレル33の外周面32上に配置される複数の前記したバニシングローラ31と、複数のバニシングローラ31をマンドレル33の外周面32上で回転可能に保持するフレーム34と、を有している。バニシングローラ31の配置数は、ここでは8個であるが、適宜変更可能である。
マンドレル33は略円筒状を呈しており、マンドレル33の外周面32は、後方に向けて外径が拡大するテーパ形状を呈している。マンドレル33は、ここでは、シャンク1の前端にねじ締結によって固定されている。マンドレル33の後端側の外周面には雄ねじ部41が形成されており、マンドレル33の前端側の内周面には雌ねじ部42が形成されている。そして、マンドレル33の雄ねじ部41が、シャンク1の前端側の内周面に形成された雌ねじ部13に螺合される。
フレーム34は、円筒状を呈しており、マンドレル33の外周面32の径方向外側に配置されている。フレーム34には、バニシングローラ31を配置するための貫通孔が、周方向に沿って等間隔に複数(ここでは8個)形成されている。各バニシングローラ31の外周面は、後方に向けて外径が縮小するテーパ形状を呈しており、マンドレル33の外周面32に線接触可能となっている。
また、バニシング加工部3は、フレーム34を後側から軸方向に押圧することによってマンドレル33に対するフレーム34の軸方向位置を調整可能な調整部材35と、フレーム34の前側に配設されフレーム34を支持する弾性部材38と、を有している。
調整部材35は、シャンク1の前端側の外周面に形成された雄ねじ部12に螺合する第1調整ナット36及び第2調整ナット37を備えている。弾性部材38としては、例えば圧縮コイルばねが使用され得る。弾性部材38の軸方向の両側には、シムリング40,40がそれぞれ配置されている。弾性部材38の前端は、シムリング40を介してリーマ加工部5の段部端面52によって支持されている。
第1調整ナット36を回転させてシムリング39,39を介してフレーム34を押圧することによって、フレーム34を弾性部材38の弾性力に抗して軸方向に移動させることができる。そして、第2調整ナット37を第1調整ナット36に当接させて締め付けることによって、調整部材35の位置が固定され、マンドレル33に対するフレーム34の軸方向位置が決定される。
調整部材35を用いてフレーム34の軸方向位置を変更することによって、マンドレル33に対するバニシングローラ31の軸方向位置が調整可能であると同時に、複数のバニシングローラ31に外接する円の直径であるローラ径が変更可能である。つまり、フレーム34を軸方向に進退させることで、マンドレル33のテーパ形状の外周面32に沿ってバニシングローラ31が軸方向に移動するとともに、バニシングローラ31がフレーム34の貫通孔内で径方向に移動することによって、ローラ径を調整できるようになっている。したがって、調整部材35を用いて、バニシング仕上げ加工後の内周面Sの径が調整され得る。
フレーム34は、前進送り時には、弾性部材38の弾性力によって最大限後方に移動させられてシムリング39,39を介して調整部材35に当接する位置で保持される。一方、フレーム34は、後退送り時には、バニシングローラ31がワークWの内周面Sと接触する場合に生じる摩擦力によって、弾性部材38の弾性力に抗してマンドレル33に対して前方にバニシングローラ31とともに移動する。
リーマ加工部5は、略円筒状の基体部53と、基体部53の径方向外側に一体に形成される前記した加工刃51と、を有している。基体部53は、加工刃51が径方向外側に形成される本体部54と、本体部54の後部に連設されマンドレル33の前端に形成された穴部43に嵌合する筒部55とから構成されている。
リーマ加工部5の基体部53は、筒部55がマンドレル33の穴部43に嵌挿された状態で固定用ボルト6によって、シャンク1に連結された部材としてのマンドレル33に着脱可能に装着される。
図2〜図3に示すように、リーマ加工部5の基体部53の内周面56には、径方向内側に突出する第1係合部57が、円周方向に沿って等間隔に複数(ここでは3個)形成されている。また、第1係合部57の周方向の一端に隣接してストッパ58が設けられている。一方、固定用ボルト6の外周面61には、径方向外側に突出する第2係合部62が、円周方向に沿って等間隔に複数(ここでは3個)形成されている。また、固定用ボルト6の先端部(後端部)には、雄ねじ部63が形成されている。
リーマ加工部5をマンドレル33に装着する場合には、まず、固定用ボルト6の雄ねじ部63をマンドレル33の雌ねじ部42に軽く螺合させる。続いて、リーマ加工部5の第1係合部57と固定用ボルト6の第2係合部62との周方向位置をずらした状態で、リーマ加工部5を固定用ボルト6に対して軸方向に近接移動させてセットする。続いて、シャンク1の二方取り部11を把持して回り止めを行うとともに、工具(図示せず)を用いてリーマ加工部5を右回りに回転させると、第1係合部57が第2係合部62の後側に入り込むとともにストッパ58に当接する。さらにリーマ加工部5を右回りに回転させると、リーマ加工部5とともに固定用ボルト6が回転させられてマンドレル33の雌ねじ部42にねじ込まれ、第2係合部62が第1係合部57を押圧することによって、リーマ加工部5がマンドレル33に固定されて装着される。
一方、リーマ加工部5をマンドレル33から取り外す場合には、シャンク1の二方取り部11を把持して回り止めを行うとともに、工具を用いてリーマ加工部5を左回りに回転させると、第1係合部57が第2係合部62から周方向に離脱する。これにより、リーマ加工部5をマンドレル33から取り外すことができる。このとき、固定用ボルト6の雄ねじ部63はマンドレル33の雌ねじ部42に軽く螺合されたままであり、引き続いて、別のリーマ加工部をマンドレル33に装着することができる。このように、複合加工工具100において、リーマ加工部5を容易に交換することができる。
したがって、リーマ加工部5の加工刃51の外径であるカッタ径D(図1参照)を変更することが可能である。リーマ加工部5のカッタ径Dは、例えば15〜25mmである。
なお、本実施形態では、リーマ加工部5をマンドレル33に固定する場合に、第1係合部57、第2係合部62及びストッパ58を備えるいわゆるバヨネット式の機構が利用されているが、これに限定されるものではない。例えば、一般的なボルトを用いてリーマ加工部5をマンドレル33に固定するように構成されてもよい。
図2に示すように、中心軸線L1に沿って、シャンク1には軸方向孔14が形成され、マンドレル33には軸方向孔44が形成され、固定用ボルト6には軸方向孔64が形成されている。また、固定用ボルト6には、軸方向孔64の前端側に連通し外周面に開口する複数の径方向孔65が形成されている。これらの軸方向孔14,44,64及び径方向孔65は、シャンク1、バニシング加工部3及びリーマ加工部5の内部を通って形成されリーマ加工部5に工作液を供給する工作液供給路を構成している。
次に、図1〜図3を参照して、前記のように構成された複合加工工具100を用いた加工方法について説明する。
まず、複合加工工具100において、加工対象となるワークWの内周面Sに対応したカッタ径Dを有するリーマ加工部5が、固定用ボルト6を用いてマンドレル33に固定されて装着される。ここで、他のリーマ加工部がマンドレル33に装着されている場合には、リーマ加工部の交換が行われる。
続いて、調整部材35を用いてフレーム34の軸方向位置を調整することによって、複数のバニシングローラ31に外接する円の直径であるローラ径が、リーマ加工部5の加工刃51の外径であるカッタ径Dよりも大きく設定される。ローラ径は、第2調整ナット37をゆるめて第1調整ナット36を回転させることによって微調整され、第2調整ナット37を締めることによって固定される。
そして、加工機によって回転駆動された複合加工工具100が中心軸線L1を中心に回転しながら前方に移動する前進送り時において、リーマ加工部5の加工刃51によって、ワークWの内周面S(図2参照)がリーマ加工される。このとき、加工刃51によって切削されるワークWの切屑は、左ねじれに形成された加工刃51によって、複合加工工具100の前方に排出される。また、弾性部材38の弾性力によって最大限後方に移動させられた位置にあるフレーム34にバニシングローラ31が保持された状態のバニシング加工部3によって、リーマ加工後のワークWの内周面Sがバニシング仕上げ加工される。
続いて、複合加工工具100が回転しながら後方に移動してワークWから抜き出される後退送り時において、バニシング加工部3では、リーマ加工部5によってリーマ加工されたワークWの内周面Sとバニシングローラ31との接触によって、フレーム34が、弾性部材38の弾性力に抗して、バニシングローラ31とともにマンドレル33に対して前方に移動する。これにより、バニシングローラ31がフレーム34の貫通孔内で径方向内側に移動してローラ径が縮小する。したがって、バニシング仕上げ加工は行われない。このとき、ワークWの内周面Sは、バニシング仕上げ加工によって表面の凹凸が潰されて内径がわずかに(例えば5〜10μm程度)拡大するため、後退送り時にバニシング仕上げ加工が施された内周面Sに加工刃51が接触すること、したがって傷を付けることが防止される。
前記したように本実施形態では、バニシング加工部3は、マンドレル33と、バニシングローラ31と、フレーム34と、フレーム34を軸方向の一方側から押圧することによってマンドレル33に対するフレーム34の軸方向位置を調整可能な調整部材35と、フレーム34の軸方向の他方側に配設され該フレーム34を支持する弾性部材38と、を有している。そして、リーマ加工部5は、マンドレル33に着脱可能に装着される基体部53と、基体部53に一体に形成される加工刃51と、を有している。
この構成では、リーマ加工部5の加工刃51と一体に形成された基体部53がマンドレル33に着脱可能に装着されるように構成されているため、複合加工工具100の小径化を図ることができる。したがって、一定以下の小径の内周面Sに対して、リーマ加工とバニシング仕上げ加工とを、複合加工工具100の1ストロークの送り動作で行うことによって、高速の鏡面仕上げ加工が可能となる。すなわち、ワークWにおけるより小径の内周面Sを加工することができる複合加工工具100を提供できる。
また、リーマ加工部5の長時間の使用によってリーマ加工の能力が低下したとしても、バニシング加工部3によるバニシング仕上げ加工によって一定の仕上げ面精度を得ることができるため、一般的な刃物と比較して、本実施形態に係る複合加工工具100の刃物としての寿命の延長を図ることができる。
また、例えばホーニング加工の場合のような産業廃棄物となるスラッジは発生しない。
さらに、特殊な駆動機を必要としないため、本実施形態に係る複合加工工具100は、専用の加工機のほか、一般的な旋盤、マシニングセンタ等の加工機においても使用可能である。
また、本実施形態では、リーマ加工部5の加工刃51は、左ねじれに形成されている。この構成では、複合加工工具100を前方に向けて右回りに回転させると、加工刃51によって切削されるワークWの切屑は、左ねじれに形成された加工刃51によって、複合加工工具100の前方に排出される。したがって、バニシングローラ31は、切屑に接触することなく、ワークWの内周面Sのバニシング仕上げ加工を行うことができる。このため、ワークWの内周面Sの仕上げ面精度が向上する。
また、本実施形態では、マンドレル33の外周面32は、後方に向けて外径が拡大するテーパ形状を呈し、調整部材35は、フレーム34を後側から軸方向に押圧して調整するものであり、弾性部材38は、フレーム34の前側に配設されている。この構成では、前進送り時にリーマ加工部5によってリーマ加工が行われるとともにバニシング加工部3によってバニシング仕上げ加工が行われ、後退送り時に複数のバニシングローラ31に外接する円の直径であるローラ径が縮小することによってバニシング仕上げ加工は行われない。したがって、ワークWにおけるより小径の内周面Sに対して、リーマ加工とバニシング仕上げ加工とを、複合加工工具100の前進送り動作で行うことが可能となる。
また、本実施形態では、リーマ加工部5に工作液を供給する工作液供給路が、シャンク1、バニシング加工部3及びリーマ加工部5の内部を通って形成されている。この構成では、工作液を、複合加工工具100の内部を通ってより適切にリーマ加工部5に供給することができる。
〔第2実施形態〕
次に、図4〜図5を参照して、第2実施形態に係る複合加工工具100aについて、第1実施形態と相違する点を中心に説明し、共通する点の説明を適宜省略する。
図4は、本発明の第2実施形態に係る複合加工工具100aの構成を示す側面図である。図5は、図4のV−V線に沿う断面図である。
図4〜図5に示すように、第2実施形態では、複合加工工具100aの前方への移動時(前進送り時)に、リーマ加工部5によってリーマ加工が行われ、次いで複合加工工具100aの後方への移動時(後退送り時)に、バニシング加工部3aによってバニシング仕上げ加工が行われる。
マンドレル33aは略円筒状を呈しており、マンドレル33aの外周面32aは、前方に向けて外径が拡大するテーパ形状を呈している。マンドレル33aは、ここでは、シャンク1の前端にねじ締結によって固定されている。また、マンドレル33aの後端側の外周面には雄ねじ部41が形成されており、マンドレル33aの前端側の内周面には雌ねじ部42が形成されており、マンドレル33aの前端側の外周面には雄ねじ部48が形成されている。
フレーム34は、ここでは第1実施形態と同じ部材であるが、前後が逆になるように配置されている。また、バニシングローラ31も、ここでは第1実施形態と同じ部材であるが、前後が逆になるように配置されている。したがって、バニシングローラ31の外周面は、前方に向けて外径が縮小するテーパ形状を呈している。
また、バニシング加工部3aは、フレーム34を前側から軸方向に押圧することによってマンドレル33aに対するフレーム34の軸方向位置を調整可能な調整部材35と、フレーム34の後側に配設されフレーム34を支持する弾性部材38と、を有している。調整部材35は、シャンク1の前端側の外周面に形成された雄ねじ部48に螺合する第1調整ナット36及び第2調整ナット37を備えている。調整部材35及び弾性部材38もまた、ここでは第1実施形態と同じ部材が使用されており、フレーム34に対する軸方向の位置が前後逆になっている。
弾性部材38の後端は、シムリング40を介して支持部材45によって支持されている。支持部材45は、シャンク1の前端側の外周面に形成された雄ねじ部12に螺合する第1支持ナット46及び第2支持ナット47を備えている。そして、第2支持ナット47を第1支持ナット46に当接させて締め付けることによって、支持部材45の位置が固定される。
フレーム34は、前進送り時には、バニシングローラ31がワークWの内周面Sと接触する場合に生じる摩擦力によって、弾性部材38の弾性力に抗してマンドレル33に対して後方にバニシングローラ31とともに移動する。一方、フレーム34は、後退送り時には、弾性部材38の弾性力によって最大限前方に移動させられてシムリング39,39を介して調整部材35に当接する位置で保持される。
前記のように構成された複合加工工具100aを用いる場合、前進送り時において、リーマ加工部5の加工刃51によって、ワークWの内周面S(図5参照)がリーマ加工される。また、バニシング加工部3aでは、リーマ加工部5によってリーマ加工されたワークWの内周面Sとバニシングローラ31との接触によって、フレーム34が、弾性部材38の弾性力に抗して、バニシングローラ31とともにマンドレル33aに対して後方に移動する。これにより、バニシングローラ31がフレーム34の貫通孔内で径方向内側に移動してローラ径が縮小する。したがって、バニシング仕上げ加工は行われない。
続いて、後退送り時において、弾性部材38の弾性力によって最大限前方に移動させられた位置にあるフレーム34にバニシングローラ31が保持された状態のバニシング加工部3aによって、リーマ加工後のワークWの内周面Sがバニシング仕上げ加工される。このとき、ワークWの内周面Sは、バニシング仕上げ加工によって表面の凹凸が潰されて内径がわずかに拡大するため、後退送り時にバニシング仕上げ加工が施された内周面Sに加工刃51が接触することが防止される。
このように第2実施形態では、前進送り時にリーマ加工部5によってリーマ加工が行われるとともにローラ径が縮小することによってバニシング仕上げ加工は行われず、後退送り時にバニシング加工部3aによってバニシング仕上げ加工が行われる。したがって、ワークWにおけるより小径の内周面Sに対して、リーマ加工を複合加工工具100aの前進送り動作で行い、バニシング仕上げ加工を複合加工工具100aの後退送り動作で行うことが可能となる。また、リーマ加工とバニシング仕上げ加工のそれぞれについて加工条件を設定することができるため、それぞれの加工において最適条件での加工が可能となる。
以上、本発明について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、前記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、前記実施形態に記載した構成を適宜組み合わせ乃至選択することを含め、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。また、前記実施形態の構成の一部について、追加、削除、置換をすることができる。
例えば、前記した実施形態では、マンドレル33,33aは、シャンク1の前端にねじ締結によって固定されているが、これに限定されるものではなく、例えば、シャンク1の径方向外側に配置されて、例えばキーによってシャンク1に固定されるように構成されてもよい。この場合、リーマ加工部5の基体部53は、シャンク1に着脱可能に装着され得る。
1 シャンク
3,3a バニシング加工部
5 リーマ加工部
6 固定用ボルト
14,44,64 軸方向孔(工作液供給路)
31 バニシングローラ(ローラ)
32,32a 外周面
33,33a マンドレル
34 フレーム
35 調整部材
38 弾性部材
51 加工刃
53 基体部
65 径方向孔(工作液供給路)
100,100a 複合加工工具
D カッタ径
S 内周面
W ワーク

Claims (4)

  1. 後端側が加工機に装着されるシャンクと、
    前記シャンクに配設されワークの内周面のバニシング仕上げ加工を行うバニシング加工部と、
    前記バニシング加工部の前方に配設されリーマ加工を行うリーマ加工部と、を備え、
    前記バニシング加工部は、
    テーパ形状の外周面を有するマンドレルと、
    前記マンドレルの前記外周面上に配置される複数のローラと、
    複数の前記ローラを前記マンドレルの前記外周面上で回転可能に保持するフレームと、
    前記フレームを軸方向の一方側から押圧することによって前記マンドレルに対する前記フレームの軸方向位置を調整可能な調整部材と、
    前記フレームの軸方向の他方側に配設され該フレームを支持する弾性部材と、を有し、
    前記リーマ加工部は、
    前記シャンクまたは前記シャンクに連結された部材に着脱可能に装着される基体部と、
    前記基体部に一体に形成される加工刃と、を有し、
    前記マンドレルは、
    後方に向けて外径が拡大するテーパ形状の外周面、および前記シャンクに固定可能な後端部を備える第1マンドレルと、
    前方に向けて外径が拡大するテーパ形状の外周面、および前記シャンクに固定可能な後端部を備える第2マンドレルと、を有し、
    前記シャンクには、前記第1マンドレルおよび前記第2マンドレルの一方が固定されており、
    前記第1マンドレルが前記シャンクに固定されている場合には、後側から前側へ順に、前記調整部材、前記フレーム、および前記弾性部材が配置されており、
    前記第2マンドレルが前記シャンクに固定されている場合には、前側から後側へ順に、前記調整部材、前記フレーム、および前記弾性部材が配置されている
    ことを特徴とする複合加工工具。
  2. 前記リーマ加工部の前記加工刃は、左ねじれに形成されていることを特徴とする請求項1に記載の複合加工工具。
  3. 前記リーマ加工部に工作液を供給する工作液供給路が、前記シャンク、前記バニシング加工部及び前記リーマ加工部の内部を通って形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の複合加工工具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の複合加工工具を用いた加工方法であって、
    前記調整部材を用いて前記フレームの軸方向位置を調整することによって、複数の前記ローラに外接する円の直径であるローラ径を、前記リーマ加工部の前記加工刃の外径であるカッタ径よりも大きく設定し、
    前記第1マンドレルが前記シャンクに固定されている場合には、前進送り時にリーマ加工部によってリーマ加工を行うとともに前記バニシング加工部によってバニシング仕上げ加工を行い、後退送り時に前記ローラ径が縮小することによってバニシング仕上げ加工を行わず、
    前記第2マンドレルが前記シャンクに固定されている場合には、前進送り時にリーマ加工部によってリーマ加工を行うとともに前記ローラ径が縮小することによってバニシング仕上げ加工を行わず、後退送り時に前記バニシング加工部によってバニシング仕上げ加工を行うことを特徴とする加工方法。
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