JP5936875B2 - 遊技場管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、遊技場における遊技場管理システムに関する。
近年、遊技場では、遊技場に会員登録された遊技者が獲得した遊技媒体を、遊技者の会員識別情報に関連付けて、預かって管理する貯遊技媒体サービスを行っている。当該遊技者は遊技場に改めて来場した際、貯遊技媒体を払い戻し、遊技に使用することができる。そして遊技者が遊技場に遊技媒体を預けている場合、当該遊技場に来場するインセンティブとなる。また遊技場に来場する遊技者の年齢、性別、住所といった個人情報は、これらの個人情報を分析し遊技場の経営に役立てるため、遊技場にとって重要である。従って、遊技場に来場した遊技者に会員登録してもらい、当該遊技場の会員数を増やすことは、遊技場側にとって重要である。
かかる会員登録を促進させるための技術として、例えば特許文献1に示す如きものが開示されている。この特許文献1に示す技術によると、なるべく遊技者に負担をかけずに会員登録処理を行うことで会員登録を促進しようとするものである。
特開2011−135948号公報
しかしながら、従来、遊技場の従業員は、遊技者からの要請に応じて漠然と会員登録の処理を行うだけであり、会員登録の促進に繋がりにくい。また上記特許文献1に示す技術では、あくまで遊技者が行う操作を極力簡易化することで会員登録を促進するものであるため、遊技者に対して会員登録を行うよう、遊技場の従業員等が積極的に働きかける性質のものではない。
そこで本発明は、上記問題点に対処するため、遊技場の従業員等による遊技者の会員登録を促進することが可能な遊技場管理システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1の発明は、相互に通信可能な従業員用携帯端末と管理装置とからなる遊技場管理システムであって、
前記従業員用携帯端末は、
遊技場の会員に係る会員情報及び遊技場の従業員を識別する従業員識別情報の入力を受け付け可能な入力手段と、
会員登録を行った会員数を表示可能な表示手段と、
前記会員情報及び前記従業員識別情報を外部に送出させる制御を行う携帯端末制御手段とを有し、
前記管理装置は、
遊技場の各会員の前記会員情報と、当該会員情報に関連付けて前記従業員識別情報とを記憶する会員情報記憶手段と、
前記会員情報及び前記従業員識別情報を前記会員情報記憶手段に記憶させる制御、
前記従業員識別情報毎に会員登録を行った会員数を集計する制御、
前記従業員識別情報毎に、集計した前記会員数を前記従業員用携帯端末の前記表示手段に表示させる制御、を行うことが可能な管理装置制御手段とを備えた、遊技場管理システムとした。
また、請求項2の発明は、相互に通信可能な従業員用携帯端末と管理装置とからなる遊技場管理システムであって、
前記従業員用携帯端末は、
遊技場の会員に係る会員情報の入力を受け付け可能な入力手段と、
会員登録を行った会員数を表示可能な表示手段と、
自身を識別する従業員用携帯端末識別情報を記憶する携帯端末記憶手段と、
前記会員情報及び前記従業員用携帯端末識別情報を外部に送出させる制御を行う携帯端末制御手段とを有し、
前記管理装置は、
遊技場の各会員の前記会員情報と、当該会員情報に関連付けて前記従業員用携帯端末識別情報とを記憶する会員情報記憶手段と、
前記従業員用携帯端末識別情報と従業員識別情報とを対応させて記憶している対応識別情報記憶手段と、
前記会員情報及び前記従業員用携帯端末識別情報を前記会員情報記憶手段に記憶させる制御、
前記従業員用携帯端末識別情報毎に会員登録を行った会員数を集計する制御、
前記対応識別情報記憶手段を参照して、前記従業員用携帯端末識別情報に対応する前記従業員識別情報を特定する制御、
前記従業員用携帯端末識別情報毎に、対応する前記従業員識別情報と集計した前記会員数とを前記従業員用携帯端末の前記表示手段に表示させる制御、を行うことが可能な管理装置制御手段とを備えた、遊技場管理システムとした。
また、請求項3の発明は、相互に通信可能な従業員用携帯端末と管理装置とからなる遊技場管理システムであって、
前記従業員用携帯端末は、
遊技場の会員に係る会員情報及び遊技場の従業員を識別する従業員識別情報の入力を受け付け可能な入力手段と、
会員登録を行った会員数を表示可能な表示手段と、
自身を識別する従業員用携帯端末識別情報を記憶する携帯端末記憶手段と、
前記会員情報と、前記従業員識別情報と、前記従業員用携帯端末識別情報とを外部に送出させる制御を行う携帯端末制御手段とを有し、
前記管理装置は、
遊技場の各会員の前記会員情報と、当該会員情報に関連付けて前記従業員識別情報とを記憶する会員情報記憶手段と、
前記従業員用携帯端末識別情報と前記従業員識別情報とを対応させて記憶する対応識別情報記憶手段と、
前記従業員用携帯端末識別情報と前記従業員識別情報とを前記対応識別情報記憶手段に対応させて記憶させる制御、
前記対応識別情報記憶手段を参照して、前記従業員用携帯端末識別情報に対応する前記従業員識別情報を特定する制御、
前記会員情報及び前記従業員識別情報を前記会員情報記憶手段に記憶させる制御、
前記従業員識別情報毎に会員登録を行った会員数を集計する制御、
前記従業員識別情報毎に、集計した前記会員数を前記従業員用携帯端末の前記表示手段に表示させる制御、を行うことが可能な管理装置制御手段とを備えた、遊技場管理システムとした。
本発明は、遊技場の各従業員が会員登録を行った会員数を表示可能な構成としたため、遊技場の従業員等による遊技場の会員登録を促進することができる。
本発明は、相互に通信可能な従業員用携帯端末と管理装置とからなる遊技場管理システムであって、前記従業員用携帯端末は、遊技場の会員に係る会員情報及び遊技場の従業員を識別する従業員識別情報の入力を受け付け可能な入力手段と、会員登録を行った会員数を表示可能な表示手段と、前記会員情報及び前記従業員識別情報を外部に送出させる制御を行う携帯端末制御手段とを有し、前記管理装置は、遊技場の各会員の前記会員情報と、当該会員情報に関連付けて前記従業員識別情報とを記憶する会員情報記憶手段と、前記会員情報及び前記従業員識別情報を前記会員情報記憶手段に記憶させる制御、前記従業員識別情報毎に会員登録を行った会員数を集計する制御、前記従業員識別情報毎に、集計した前記会員数を前記従業員用携帯端末の前記表示手段に表示させる制御、を行うことが可能な管理装置制御手段とを備えた構成とすることによって、遊技場の従業員等による遊技場の会員登録を促進することができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施例を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されている構成要素はあくまでも例示であり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
<遊技場管理システムAの構成>
図1は、本実施例に係る遊技場管理システムAのシステム構成を例示的に示したブロック図である。
図1に示すように、遊技場管理システムAは、管理装置100、従業員用携帯端末200及び、これらの機器を接続するネットワーク301から構成されている。各機器等については以下に詳述する。
<管理装置100の構成>
管理装置100は、遊技場管理システムAの全体を管理し、遊技場に会員登録されている各遊技者(=会員)の貯遊技媒体数及び個人情報を管理する情報処理装置である。管理装置100は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション(WS)等で実現される。
次に、管理装置100のハードウェア構成について、図2を参照して説明する。図2は、管理装置100のハードウェア構成を模式的に示したブロック図である。
外部記録媒体接続手段103は、メディアへのアクセスを実現するためのものであり、メディア(記録媒体)104に記されたプログラム等を管理装置100にロードすることができる。尚、メディア104には、例えば、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、CD−R、CD−RW、PCカード、DVD、ICメモリカード、MO、メモリスティック等が含まれる。
記憶手段105は、大容量メモリとして機能する、例えばHDD(=ハードディスクドライブ)を有しており、記憶手段105には、アプリケーションプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等が記憶される。
また、この記憶手段105には会員情報記憶領域151、対応識別情報記憶領域152が設けられている。ただし、この構成に限定されるわけではなく、例えば会員情報記憶領域151や、対応識別情報記憶領域152をメディア104に設ける構成としてもよい。
<会員情報記憶領域151の構成>
図3に示すように会員情報記憶領域151には、会員毎に(=会員識別情報毎に)区分けされて、会員情報が記憶されている。なお、「会員識別情報」は、遊技場の各会員を識別する文字、図形、記号、又はこれらの組み合わせである。また会員情報は例えば、氏名、性別、年齢、職業、住所、電話番号やEメールアドレスといった連絡先、貯玉数や貯メダル枚数といった貯遊技媒体数である。また、会員登録された年月日、従業員用携帯端末識別情報も、会員情報として会員毎に併せて記憶されており、いつ、どの従業員用携帯端末から入力(会員登録)されたかが判別可能となっている。なお、「従業員用携帯端末識別情報」は、当該会員情報の入力に使用された従業員用携帯端末200を識別する文字、図形、記号、又はこれらの組み合わせである。
<対応識別情報記憶領域152の構成>
対応識別情報記憶領域152には、図4に示すように従業員用携帯端末識別情報と、当該従業員用携帯端末識別情報に係る従業員用携帯端末200を所持している従業員を識別する従業員識別情報とが対応して記憶されている。「従業員識別情報」は、遊技場の各従業員を識別する文字、図形、記号又はこれらの組み合わせである。図4では、従業員識別情報として従業員の名字を用いている。なお、本実施例では予め従業員用携帯端末識別情報と従業員識別情報とを関連付けて記憶させておく構成としているが、これに限るものではなく、例えば営業日毎に(或いは時間帯毎に)誰がどの従業員用携帯端末200を所持して業務に従事するかが変わる場合には、その都度入力しなおしたり、爾後に(後述のランキング作成を行うまでに)入力させる構成としても良い。また、時間帯毎に従業員用携帯端末200の所持者が変わる形態で営業を行っている場合は、会員情報記憶領域151には、会員登録された年月日に加えてその時刻まで記憶させる構成としても良い。そのように細かく記憶させることで、後述のランキングをより正確に作成することが可能となる。
なお記憶手段105に、内部に基本I/Oプログラム等のプログラム、基本処理において使用する各種データを記憶する、例えばROM(=Read Only Memory)を有する構成としても良い。また記憶手段105に、各種データを一時記憶するための制御手段110の主メモリ、ワークエリア等として機能する、例えばRAM(=Random Access Memory)を有する構成としても良い。また記憶手段105に、遊技場に設置されている各遊技機から受信した打玉信号や出玉信号等の稼働信号に基づいて算出した各遊技機の稼働状況を示す稼働情報を記憶する構成としても良い。
入力手段106は、例えば、キーボードやポインティングデバイス(マウス等)、タッチパネルである。入力手段106を用いて、遊技場の従業員等のユーザは、管理装置100に対して、管理装置100を制御するコマンド等を入力指示する。また特に、遊技場の従業員等のユーザは、入力手段106を用いて、新しい会員情報の入力及び既に会員情報記憶領域151に記憶されている会員情報の訂正を行うことが可能である。また特に、遊技場の従業員等のユーザは、入力手段106を用いて、対応識別情報記憶領域152に従業員用携帯端末識別情報及び従業員識別情報を入力することが可能である。
表示手段107は、例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、CRTであり、入力手段106から入力されたコマンドや、それに対する管理装置100の応答出力等を表示するものである。また特に、表示手段107は、会員情報記憶領域151に記憶されている会員情報や、遊技場の各従業員が会員登録を行った会員数を表示する。
バス109は、管理装置100内のデータの流れを司るものであり、管理装置100内の制御手段110や記憶手段105等の各装置を接続する信号線である。108は通信手段であり、この通信手段108を介して外部装置とのデータのやり取りを行う。
制御手段110(管理装置制御手段の一例)は、例えばCPU(=Central Processing Unit)であって、記憶手段105に記憶されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)や制御プログラム等を実行し、記憶手段105にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に記憶する制御を行う。
制御手段110は、従業員用携帯端末200から受信した会員情報及び従業員用携帯端末識別情報を会員情報記憶領域151に記憶させる制御を行う。なお会員情報や従業員用携帯端末識別情報を会員情報記憶領域151に記憶させる際には、当該時点の年月日を「会員登録年月日」として記憶させる制御を行う。
また制御手段110は、遊技場の従業員等のユーザからの集計操作を、入力手段106を通じて認識すると、会員情報記憶領域151に記憶されている従業員用携帯端末識別情報毎に、会員登録を行った会員数を集計する制御を行う。なお集計は、例えば、会員登録年月日に基づいて期間を区切って行う構成としても良い。また例えば、会員の性別や、会員の年齢等、特定の会員情報毎に区分けして集計を行う構成としても良い。
また制御手段110は、遊技場の従業員等のユーザからの集計操作を、入力手段106を通じて認識すると、対応識別情報記憶領域152を参照して、各従業員用携帯端末識別情報に対応する従業員識別情報を呼び出す制御を行う。また制御手段110は、従業員用携帯端末識別情報毎に、対応する従業員識別情報と、会員登録を行った会員数を表示させる制御を行う。なおこの表示制御は、図5に示すように会員登録を行った会員数が多い順(=降順)に表示させる構成としても良いし、会員登録を行った会員数が少ない順(=昇順)に表示させる構成としても良い。
尚、以上の各手段と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
本実施例では、メディア104から本実施例に係るプログラム及び関連データを直接記憶手段105のRAM等にロードして実行させる例を示しているが、これ以外にも、本実施例に係るプログラムを動作させる度に、既にプログラムがインストールされている記憶手段105のHDD等から記憶手段105のRAM等にロードするようにしてもよい。また、本実施例に係るプログラムを記憶手段105のROM等に記憶しておき、これをメモリマップの一部をなすように構成し、直接制御手段110で実行することも可能である。
また、本実施例では、説明の便宜のため、管理装置100を1つの装置で実現した構成について述べるが、複数の装置にリソースを分散した構成によって実現してもよい。例えば、記憶や演算のリソースを複数の装置に分散した形に構成してもよい。或いは、管理装置100上で仮想的に実現される構成要素毎にリソースを分散し、並列処理を行うようにしてもよい。
<従業員用携帯端末200の構成>
従業員用携帯端末200は、遊技場の従業員等が携帯する情報処理装置であって、具体的には例えば、リモコン、ハンディターミナル、PDA(=Personal Digital Assistant)、スマートフォン、タブレット端末である。つまり、会員情報の入力の受付を、予め設定された機能の1つとして実行する構成としても良く、会員情報の入力を受け付ける機能を、該当するアプリケーションプログラムをダウンロードすることによって初めて実行可能となる構成としても良い。
従業員用携帯端末200のハードウェア構成について、図6を参照して説明する。図6は、従業員用携帯端末200のハードウェア構成を模式的に示したブロック図である
従業員用携帯端末200は、図6に示すように少なくとも入力手段210と表示手段220と制御手段230(携帯端末制御手段の一例)と記憶手段240(携帯端末記憶手段の一例)と通信手段250とを有している。
入力手段210は例えばテンキー、キーボード、タッチパネルであって、遊技場の従業員等のユーザからの情報やコマンドの入力操作を受け付ける。特に入力手段210は、遊技場の従業員等のユーザから会員情報の入力操作を受け付け可能に構成されている。
表示手段220は例えば液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイであって、入力手段210から入力された情報及びコマンドや、それに対する応答出力等を表示するものである。特に表示手段20は、入力された会員情報を表示する。
制御手段230は例えばマイクロプロセッサであって、入力手段210を通じて入力された会員情報や、記憶手段240に記憶されている従業員用携帯端末識別情報を、通信手段250を介して外部に送出させる制御を行う。
記憶手段240には、自身を識別するための従業員用携帯端末識別情報が記憶されている。
通信手段250は、外部機器との通信を司るものであり、制御手段230からの命令に応じて、入力手段210を介して入力された会員情報や記憶手段240に記憶されている従業員用携帯端末識別情報を、電波等に変換して外部に出力する。
<ネットワークの構成>
ネットワーク301は、例えば、データの送受信が可能な無線LAN(Local Area Network)等の回線である。なお、ネットワーク301上の通信プロトコルは、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等を採用することができる。
<遊技場管理システムAの処理の流れ>
次に、本実施例における遊技場管理システムAが実行する処理の流れを、図7及び図8を参照にして説明する。
まず、図7を用いて会員情報を管理装置100に登録する会員情報登録処理について説明する。
図7に示すように遊技場の従業員等のユーザは、従業員用携帯端末200の入力手段210を操作して会員情報を入力する(ステップS701)。このとき、例えば会員となる遊技者の氏名、性別、年齢、職業、住所、連絡先等を入力する。なお、この入力は従業員等のユーザに限らず、遊技者自身が行っても良い。そして会員情報の入力が完了して、当該入力内容を管理装置100に送信するための操作がなされると、従業員用携帯端末200は、記憶手段240に記憶されている従業員用携帯端末識別情報を呼び出して、入力された会員情報と共に、管理装置100に対し送出する(ステップS702)。管理装置100は、従業員用携帯端末200から受信した会員情報及び従業員用携帯端末識別情報を会員情報記憶領域151に記憶する(ステップS703)。このとき、当該会員登録を行った(会員情報及び従業員用携帯端末識別情報を会員情報記憶領域151に記憶した)年月日も併せて会員情報記憶領域151に記憶する。なお、会員登録が完了したら(会員情報等を会員情報記憶領域151に記憶したら)、会員登録完了の旨を当該会員情報等を送出してきた従業員用携帯端末200に送出し、会員登録完了の旨を受信した従業員用携帯端末200はその旨を表示手段220に表示させる構成としても良い。
次に、図8を用いて会員登録を行った会員数を集計し、表示する会員数集計・表示処理について説明する。
従業員用携帯端末200を用いて行われた会員登録の数(会員数)を集計して表示するための集計操作を、入力手段106を通じて受け付けると、図8に示すように管理装置100は、会員情報記憶領域151に記憶されている従業員用携帯端末識別情報毎に、会員登録を行った会員数を集計する(ステップS801)。
また管理装置100は、対応識別情報記憶領域152を参照して、各従業員用携帯端末識別情報に対応する従業員識別情報を呼び出す(ステップS802)。また管理装置100は、従業員用携帯端末識別情報毎に、対応する従業員識別情報と、会員登録を行った会員数を表示手段107に表示する(ステップS803)。
このように、本発明に係る遊技場管理システムAは、遊技場の各従業員が会員登録を行った会員数を表示する構成としたため、遊技場の従業員等による遊技場の会員登録を促進することができる。即ち、従業員毎の会員登録を行った会員数が明確になるため、各従業員が自発的に会員登録の促進に取り組むようになる。
なお本実施例では、管理装置100は会員情報記憶領域151に会員情報と共に、従業員用携帯端末識別情報を記憶する構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば管理装置100が、会員情報記憶領域151に会員情報と共に、従業員識別情報を記憶する構成としても良い。その場合には、管理装置100は、会員情報及び従業員用携帯端末識別情報を受信すると、対応識別情報記憶領域152を参照にして、受信した従業員用携帯端末識別情報に対応する従業員識別情報を呼び出して、会員情報記憶領域151に会員情報と共に記憶する。会員登録を行った会員数を集計する際には、管理装置100は会員情報記憶領域151に記憶されている従業員識別情報毎に、会員登録を行った会員数を集計する。
また本実施例では、会員情報記憶領域151に会員情報と共に、従業員用携帯端末識別情報及び会員登録年月日を記憶する構成を示したが、この構成に限定されるものではない。例えば、従業員用携帯端末識別情報と(あるいは従業員識別情報と)、会員登録年月日とを、会員情報記憶領域151とは別個に設けた会員登録情報記憶領域(図示省略)に記憶する構成としても良い。この場合、管理装置100は、従業員用携帯端末識別情報毎に(あるいは従業員識別情報毎に)、会員登録情報記憶領域に記憶されている従業員用携帯端末識別情報(あるいは従業員識別情報)の数を計測することにより、会員登録を行った会員数を集計する。このように会員登録年月日等の会員登録情報のみを、会員情報記憶領域151とは別個の記憶領域に記憶する構成とすることによって、会員情報と会員登録情報の両方が記憶されている会員情報記憶領域151を用いて、管理装置100が会員登録を行った会員数を集計する処理を行う場合に比べて、処理が容易となり、管理装置100の負担軽減が可能となる。
また本実施例では、会員数集計・表示処理によって集計した会員数を管理装置100の表示手段107に表示する構成を示したが、他の実施例では、従業員用携帯端末200の表示手段220に集計した会員数を表示する構成としても良い。この場合、管理装置100は集計した会員数を従業員用携帯端末200に送出する。従業員用携帯端末200は、集計した会員数を受信すると、表示手段220に表示する。更にこの場合、1又は複数の特定の従業員用携帯端末200に集計した会員数を送出しても良いし、全ての従業員用携帯端末200に送出することとしても良い。このように従業員用携帯端末200に集計した会員数を表示することで、従業員による会員登録勧誘の動機付けとなり、会員登録が促進され得る。また本実施例では、従業員用携帯端末200を用いて行われた会員登録の数(会員数)を集計して表示するための集計操作を、管理装置100の入力手段106を用いて行う構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、従業員用携帯端末200の入力手段210を用いて集計操作を行う構成としても良い。
上記実施例1では、会員情報の入力の受付を、予め設定された機能の1つとして実行する構成や、会員情報の入力を受け付ける機能を、該当するアプリケーションプログラムをダウンロードすることによって初めて実行可能となる構成の、いずれの構成であっても従業員用携帯端末として使用可能な構成を示した。本実施例では、会員情報の入力を受付ける機能を、該当するアプリケーションプログラムをダウンロードすることによって初めて実行可能となる構成専用の従業員用携帯端末に使用可能な構成を示す。なお、上記実施例1と同様の構成要素については同符号を用い、説明を省略する。また、変形例についても同様であるため、説明を省略する。
<遊技場管理システムBの構成>
図9に示すように、遊技場管理システムBは、管理装置500、従業員用携帯端末600及び、これらの機器を接続するネットワーク301から構成されている。各機器等については以下に詳述する。
<管理装置500の構成>
管理装置500は、遊技場管理システムBの全体を管理し、遊技場に会員登録されている各遊技者(=会員)の貯遊技媒体数及び個人情報を管理する情報処理装置である。管理装置500は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション(WS)等で実現される。
次に、管理装置500のハードウェア構成について、図10を参照して説明する。図10は、管理装置500のハードウェア構成を模式的に示したブロック図である。管理装置500は、外部記録媒体接続手段103、メディア104、記憶手段505、入力手段106、表示手段107、通信手段108、バス109、制御手段510を有している。
記憶手段505は、大容量メモリとして機能する、例えばHDD(=ハードディスクドライブ)を有しており、記憶手段505には、アプリケーションプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等が記憶される。
また、この記憶手段505には会員情報記憶領域551、第2対応識別情報記憶領域552、従業員識別情報記憶領域553が設けられている。ただし、この構成に限定されるわけではなく、例えば会員情報記憶領域551や、第2対応識別情報記憶領域552や、従業員識別情報記憶領域553をメディア104に設ける構成としてもよい。
<会員情報記憶領域551の構成>
会員情報記憶領域551には、会員毎に(=会員識別情報毎に)区分けされて、会員情報が記憶されている。なお、「会員識別情報」は、遊技場の各会員を識別する文字、図形、記号、又はこれらの組み合わせである。また会員情報は例えば、氏名、性別、年齢、職業、住所、電話番号やEメールアドレスといった連絡先、貯玉数や貯メダル枚数といった貯遊技媒体数である。また、会員登録された年月日、当該会員情報を記憶させた遊技場の従業員に係る従業員識別情報も、会員情報として会員毎に併せて記憶されている。
<第2対応識別情報記憶領域552の構成>
第2対応識別情報記憶領域552には、従業員用携帯端末600から受信した従業員用携帯端末識別情報と、従業員識別情報とを対応して記憶する。
<従業員識別情報記憶領域553の構成>
従業員識別情報記憶領域553には、遊技場の従業員を識別する従業員識別情報と、当該従業員識別情報に対応するパスワードの組み合わせが全て記憶されている。
制御手段510(管理装置制御手段の一例)は、例えばCPU(=Central Processing Unit)であって、記憶手段505に記憶されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)や制御プログラム等を実行し、記憶手段505にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に記憶する制御を行う。
また制御手段510は、従業員用携帯端末600から従業員識別情報及びパスワードを受信すると、従業員識別情報記憶領域553に記憶されている従業員識別情報及びパスワードの組み合わせとを比較して、一致した場合には、会員情報の入力を受け付けるアプリケーションプログラムへのログイン(=ログオン)を認める旨の命令を従業員用携帯端末600に送出する制御を行う。一方、一致しなかった場合には、当該アプリケーションプログラムへのログイン(=ログオン)を認めない旨の命令を従業員用携帯端末600に送出する制御を行う。
また制御手段510は、従業員用携帯端末600から従業員識別情報及び従業員用携帯端末識別情報を受信すると、これらの情報を第2対応識別情報記憶領域552に記憶させる制御を行う。
また制御手段510は、会員情報及び従業員用携帯端末識別情報を受信すると、第2対応識別情報記憶領域552を参照にして、受信した従業員用携帯端末識別情報に対応する従業員識別情報を呼び出す制御を行う。また制御手段510は、呼び出した従業員識別情報と、受信した会員情報とを会員情報記憶領域551に記憶させる制御を行う。なお会員情報及び従業員識別情報を会員情報記憶領域551に記憶させる際には、当該時点の年月日を「会員登録年月日」として記憶させる制御を行う。
また制御手段510は、会員情報記憶領域551に記憶されている従業員識別情報毎に、会員登録を行った会員数を集計する。
また制御手段510は、従業員識別情報毎に、会員登録を行った会員数を表示させる制御を行う。なおこの表示制御は、会員登録を行った会員数が多い順(=降順)に表示させる構成としても良いし、会員登録を行った会員数が少ない順(=昇順)に表示させる構成としても良い。
尚、以上の各手段と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
本実施例では、メディア104から本実施例に係るプログラム及び関連データを直接記憶手段505のRAM等にロードして実行させる例を示しているが、これ以外にも、本実施例に係るプログラムを動作させる度に、既にプログラムがインストールされている記憶手段505のHDD等から記憶手段505のRAM等にロードするようにしてもよい。また、本実施例に係るプログラムを記憶手段505のROM等に記憶しておき、これをメモリマップの一部をなすように構成し、直接制御手段510で実行することも可能である。
また、本実施例では、説明の便宜のため、管理装置500を1つの装置で実現した構成について述べるが、複数の装置にリソースを分散した構成によって実現してもよい。例えば、記憶や演算のリソースを複数の装置に分散した形に構成してもよい。或いは、管理装置500上で仮想的に実現される構成要素毎にリソースを分散し、並列処理を行うようにしてもよい。
<従業員用携帯端末600の構成>
従業員用携帯端末600は、遊技場の従業員等が携帯する情報処理装置であって、具体的には例えば、PDA、スマートフォンである。
従業員用携帯端末600のハードウェア構成について、図11を参照して説明する。図11は、従業員用携帯端末600のハードウェア構成を模式的に示したブロック図である
従業員用携帯端末00は、図11に示すように少なくとも入力手段610と表示手段220と制御手段630(携帯端末制御手段の一例)と記憶手段240と通信手段250とを有している。
入力手段610は例えばテンキー、キーボード、タッチパネルであって、遊技場の従業員等のユーザからの情報やコマンドの入力操作を受け付ける。特に入力手段610は、遊技場の従業員等のユーザから会員情報、従業員識別情報、パスワードの入力操作を受け付け可能に構成されている。また入力手段610は、会員情報の入力を受付けるアプリケーションプログラムを起動する操作を受け付け可能に構成されている。
制御手段630は例えばマイクロプロセッサであって、入力手段610を通じて入力された従業員識別情報、パスワード、会員情報や、記憶手段240に記憶されている従業員用携帯端末識別情報を、通信手段250を介して外部に送出させる制御を行う。
<遊技場管理システムBの処理の流れ>
次に、本実施例における遊技場管理システムBが実行する処理の流れを、図12を参照にして説明する。
まず、図12を用いて会員情報を管理装置500に登録する会員情報登録処理について説明する。
図12に示すように遊技場の従業員等のユーザが、従業員用携帯端末600の入力手段610を操作して自身の従業員識別情報及びパスワードを入力すると(ステップS1201)、従業員用携帯端末600は、入力された従業員識別情報、パスワードと、記憶手段240に記憶されている従業員用携帯端末識別情報とを管理装置500に送出する(ステップS1202)。管理装置500は、従業員用携帯端末600から従業員識別情報及びパスワードを受信すると、従業員識別情報記憶領域553に記憶されている従業員識別情報及びパスワードの組み合わせとを比較して(ステップS1203)、一致した場合には、会員情報の入力を受け付けるアプリケーションプログラムへのログイン(=ログオン)を認める旨の命令を従業員用携帯端末600に送出する(ステップS1204)。一方、一致しなかった場合には、当該アプリケーションプログラムへのログイン(=ログオン)を認めない旨の命令を従業員用携帯端末600に送出する。また管理装置500は、従業員用携帯端末600から従業員識別情報及び従業員用携帯端末識別情報を受信すると、これらの情報を第2対応識別情報記憶領域552に記憶する(ステップS1205)。次に、遊技場の従業員等のユーザが、従業員用携帯端末600の入力手段610を操作して会員情報を入力すると(ステップS1206)、従業員用携帯端末600は、記憶手段240に記憶されている従業員用携帯端末識別情報を呼び出して、入力された会員情報と共に、管理装置500に対し送出する(ステップS1207)。管理装置500は、第2対応識別情報記憶領域552を参照にして、受信した従業員用携帯端末識別情報に対応する従業員識別情報を呼び出す。そして管理装置500は、呼び出した従業員識別情報と、従業員用携帯端末600から受信した会員情報とを会員情報記憶領域551に記憶する(ステップS1208)。
次に、図13を用いて会員登録を行った会員数を集計し、表示する会員数集計・表示処理について説明する。
従業員用携帯端末600を用いて行われた会員登録の数(会員数)を集計して表示するための集計操作を、入力手段106を通じて受け付けると、図13に示すように管理装置500は、会員情報記憶領域551に記憶されている従業員識別情報毎に、会員登録を行った会員数を集計する(ステップS1301)。
また管理装置500は、従業員識別情報毎に、会員登録を行った会員数を表示手段107に表示する(ステップS1302)。
上記実施例1及び2では、従業員識別情報と従業員用携帯端末識別情報を用いる構成を示したが、本実施例では従業員識別情報のみを用いる構成を示す。なお、上記実施例1及び2と同様の構成要素については同符号を用い、説明を省略する。また、変形例についても同様であるため、説明を省略する。
<遊技場管理システムCの構成>
図14は、本実施例に係る遊技場管理システムCのシステム構成を例示的に示したブロック図である。
遊技場管理システムCは、図14に示すように管理装置800、従業員用携帯端末900及び、これらの機器を接続するネットワーク301から構成されている。各機器等については以下に詳述する。
<管理装置800の構成>
管理装置800は、遊技場管理システムCの全体を管理し、遊技場に会員登録されている各遊技者(=会員)の貯遊技媒体数及び個人情報を管理する情報処理装置である。管理装置800は、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)やワークステーション(WS)等で実現される。
次に、管理装置800のハードウェア構成について、図15を参照して説明する。図15は、管理装置800のハードウェア構成を模式的に示したブロック図である。管理装置800は、外部記録媒体接続手段103、メディア104、記憶手段805、入力手段106、表示手段107、通信手段108、バス109、制御手段810(管理装置制御手段の一例)を有している。
記憶手段805は、大容量メモリとして機能する、例えばHDD(=ハードディスクドライブ)を有しており、記憶手段805には、アプリケーションプログラム、OS、制御プログラム、関連プログラム等が記憶される。
また、記憶手段805には会員情報記憶領域551、従業員識別情報記憶領域553が設けられている。
なお記憶手段805に、内部に基本I/Oプログラム等のプログラム、基本処理において使用する各種データを記憶する、例えばROM(=Read Only Memory)を有する構成としても良い。また記憶手段805に、各種データを一時記憶するための制御手段810の主メモリ、ワークエリア等として機能する、例えばRAM(=Random Access Memory)を有する構成としても良い。また記憶手段805に、遊技場に設置されている各遊技機から受信した打玉信号や出玉信号等の稼働信号に基づいて算出した各遊技機の稼働状況を示す稼働情報を記憶する構成としても良い。
制御手段810は、例えばCPU(=Central Processing Unit)であって、記憶手段805に記憶されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)や制御プログラム等を実行し、記憶手段805にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に記憶する制御を行う。
また制御手段810は、従業員用携帯端末900から従業員識別情報及びパスワードを受信すると、従業員識別情報記憶領域553に記憶されている従業員識別情報及びパスワードの組み合わせとを比較して、一致した場合には、会員情報の入力を受け付けるアプリケーションプログラムへのログイン(=ログオン)を認める旨の命令を従業員用携帯端末900に送出する制御を行う。一方、一致しなかった場合には、当該アプリケーションプログラムへのログイン(=ログオン)を認めない旨の命令を従業員用携帯端末900に送出する制御を行う。
制御手段810は、従業員用携帯端末900から受信した会員情報及び従業員識別情報を会員情報記憶領域551に記憶させる制御を行う。なお会員情報や従業員識別情報を会員情報記憶領域551に記憶させる際には、当該時点の年月日を「会員登録年月日」として記憶させる制御を行う。
また制御手段810は、会員情報記憶領域551に記憶されている従業員識別情報毎に、会員登録を行った会員数を集計する。なお集計は、例えば、会員登録年月日に基づいて期間を区切って行う構成としても良い。また例えば、会員の性別や、会員の年齢等、特定の会員情報毎に区分けして集計を行う構成としても良い。
また制御手段810は、従業員識別情報毎に、会員登録を行った会員数を表示させる制御を行う。なおこの表示制御は、会員登録を行った会員数が多い順(=降順)に表示させる構成としても良いし、会員登録を行った会員数が少ない順(=昇順)に表示させる構成としても良い。
尚、以上の各手段と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
本実施例では、メディア104から本実施例に係るプログラム及び関連データを直接記憶手段805のRAM等にロードして実行させる例を示しているが、これ以外にも、本実施例に係るプログラムを動作させる度に、既にプログラムがインストールされている記憶手段805のHDD等から記憶手段805のRAM等にロードするようにしてもよい。また、本実施例に係るプログラムを記憶手段805のROM等に記憶しておき、これをメモリマップの一部をなすように構成し、直接制御手段810で実行することも可能である。
また、本実施例では、説明の便宜のため、管理装置800を1つの装置で実現した構成について述べるが、複数の装置にリソースを分散した構成によって実現してもよい。例えば、記憶や演算のリソースを複数の装置に分散した形に構成してもよい。或いは、管理装置800上で仮想的に実現される構成要素毎にリソースを分散し、並列処理を行うようにしてもよい。
<従業員用携帯端末900の構成>
従業員用携帯端末900は、遊技場の従業員等が携帯する情報処理装置であって、具体的には例えば、PDA、スマートフォンである。
従業員用携帯端末900のハードウェア構成について、図16を参照して説明する。図16は、従業員用携帯端末900のハードウェア構成を模式的に示したブロック図である。
従業員用携帯端末900は、図16に示すように少なくとも入力手段610と表示手段220と制御手段930(携帯端末制御手段の一例)と記憶手段940と通信手段250とを有している。
制御手段930は例えばマイクロプロセッサであって、入力手段610を通じて入力された従業員識別情報、パスワード、会員情報を、通信手段250を介して外部に送出させる制御を行う。また、制御手段930は、会員情報の入力を受け付けるアプリケーションプログラムへのログイン(=ログオン)を認める旨の命令を受信すると、入力された従業員識別情報を、記憶手段940を記憶させる制御を行う。
記憶手段940には、入力された従業員識別情報を記憶する。
<遊技場管理システムCの処理の流れ>
次に、遊技場管理システムCが実行する処理の流れを、図17を参照にして説明する。
図17に示すように遊技場の従業員等のユーザが、従業員用携帯端末900の入力手段610を操作して自身の従業員識別情報及びパスワードを入力すると(ステップS1701)、従業員用携帯端末900は、入力された従業員識別情報及びパスワードを管理装置800に送出する(ステップS1702)。管理装置800は、従業員用携帯端末900から従業員識別情報及びパスワードを受信すると、従業員識別情報記憶領域553に記憶されている従業員識別情報及びパスワードの組み合わせ比較して(ステップS1703)、一致した場合には、会員情報の入力を受け付けるアプリケーションプログラムへのログイン(=ログオン)を認める旨の命令を従業員用携帯端末900に送出する(ステップS1704)。ログインを認める旨の命令を受信した従業員用携帯端末900は、入力された従業員識別情報を、記憶手段940に記憶する(ステップS1705)。一方、一致しなかった場合には、当該アプリケーションプログラムへのログイン(=ログオン)を認めない旨の命令を従業員用携帯端末900に送出する。
次に、遊技場の従業員等のユーザが、従業員用携帯端末900の入力手段610を操作して会員情報を入力すると(ステップS1706)、従業員用携帯端末900は、記憶手段940に記憶されている従業員識別情報を呼び出して、入力された会員情報と共に、管理装置800に対し送出する(ステップS1707)。そして管理装置800は、従業員用携帯端末900から受信した従業員識別情報及び会員情報を会員情報記憶領域551に記憶する(ステップS1708)。
なお会員登録を行った会員数を集計し、表示する会員数集計・表示処理については、上述した実施例2と同様であるため、説明を省略する。
なお本実施例においては、会員情報等を会員情報記憶領域551に記憶させる前に、従業員識別情報とパスワードによるログインが必要な構成を示したが、この構成に限定されるものではなく、ログインを必要としない構成としても良い。即ち、図18に示すように遊技場の従業員等のユーザが、従業員用携帯端末900の入力手段610を操作して会員情報及び従業員識別情報を入力すると(ステップS1801)、従業員用携帯端末900は、入力された会員情報及び従業員識別情報を、管理装置800に対し送出する(ステップS1802)。管理装置800は、従業員用携帯端末900から受信した会員情報及び従業員識別情報を会員情報記憶領域551に記憶する(ステップS1803)。
なお、このような構成の場合には、記憶手段805の従業員識別情報記憶領域553や、従業員用携帯端末900の記憶手段940は不要となる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様を取ることが可能である。
また本発明は、前述した実施例の機能を実現するプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、このコンピュータにインストールされるプログラム自体も本発明の技術的範囲に含まれる。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含む。この場合、プログラムの提供方法としては、CD−ROM、DVD等の記憶媒体を用いて提供する方法や、電気通信回線を介して提供する方法等が含まれる。
本発明の一実施例である実施例1の遊技場管理システムの全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例1の遊技場管理システムの管理装置のハードウェア構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例1の管理装置の会員情報記憶領域の構造を模式的に示した図である。 本発明の一実施例である実施例1の管理装置の対応識別情報記憶領域の構造を模式的に示した図である。 本発明の一実施例である実施例1の管理装置が会員登録を行った会員数を表示した状態を例示的に示した図である。 本発明の一実施例である実施例1の遊技場管理システムの従業員用携帯端末の全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例1の遊技場管理システムが実行する処理の手順を示す流れ図である。 本発明の一実施例である実施例1の遊技場管理システムが実行する処理の手順を示す流れ図である。 本発明の一実施例である実施例2の遊技場管理システムの全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例2の遊技場管理システムの管理装置のハードウェア構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例2の遊技場管理システムの従業員用携帯端末の全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例2の遊技場管理システムが実行する処理の手順を示す流れ図である。 本発明の一実施例である実施例2の遊技場管理システムが実行する処理の手順を示す流れ図である。 本発明の一実施例である実施例3の遊技場管理システムの全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例3の遊技場管理システムの管理装置のハードウェア構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例3の遊技場管理システムの従業員用携帯端末の全体的な構成を例示的に示す概念図である。 本発明の一実施例である実施例3の遊技場管理システムが実行する処理の手順を示す流れ図である。 本発明の一実施例である他の実施例の遊技場管理システムが実行する処理の手順を示す流れ図である。
100:管理装置、103:外部記録媒体接続手段、104:メディア、105:記憶手段、106:入力手段、107:表示手段、108:通信手段、109:バス、151:会員情報記憶領域、152:対応識別情報記憶領域、
200:従業員用携帯端末、210:入力手段、220:表示手段、230:制御手段、240:記憶手段、250:通信手段、
301:ネットワーク、
500:管理装置、505:記憶手段、510:制御手段、551:会員情報記憶領域、552:第2対応識別情報記憶領域、553:従業員識別情報記憶領域、
600:従業員用携帯端末、610:入力手段、630:制御手段、
800:管理装置、805:記憶手段、810:制御手段、
900:従業員用携帯端末、930:制御手段、940:記憶手段

Claims (3)

  1. 相互に通信可能な従業員用携帯端末と管理装置とからなる遊技場管理システムであって、
    前記従業員用携帯端末は、
    遊技場の会員に係る会員情報及び遊技場の従業員を識別する従業員識別情報の入力を受け付け可能な入力手段と、
    会員登録を行った会員数を表示可能な表示手段と、
    前記会員情報及び前記従業員識別情報を外部に送出させる制御を行う携帯端末制御手段とを有し、
    前記管理装置は、
    遊技場の各会員の前記会員情報と、当該会員情報に関連付けて前記従業員識別情報とを記憶する会員情報記憶手段と、
    前記会員情報及び前記従業員識別情報を前記会員情報記憶手段に記憶させる制御、
    前記従業員識別情報毎に会員登録を行った会員数を集計する制御、
    前記従業員識別情報毎に、集計した前記会員数を前記従業員用携帯端末の前記表示手段に表示させる制御、を行うことが可能な管理装置制御手段とを備えたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  2. 相互に通信可能な従業員用携帯端末と管理装置とからなる遊技場管理システムであって、
    前記従業員用携帯端末は、
    遊技場の会員に係る会員情報の入力を受け付け可能な入力手段と、
    会員登録を行った会員数を表示可能な表示手段と、
    自身を識別する従業員用携帯端末識別情報を記憶する携帯端末記憶手段と、
    前記会員情報及び前記従業員用携帯端末識別情報を外部に送出させる制御を行う携帯端末制御手段とを有し、
    前記管理装置は、
    遊技場の各会員の前記会員情報と、当該会員情報に関連付けて前記従業員用携帯端末識別情報とを記憶する会員情報記憶手段と、
    前記従業員用携帯端末識別情報と従業員識別情報とを対応させて記憶している対応識別情報記憶手段と、
    前記会員情報及び前記従業員用携帯端末識別情報を前記会員情報記憶手段に記憶させる制御、
    前記従業員用携帯端末識別情報毎に会員登録を行った会員数を集計する制御、
    前記対応識別情報記憶手段を参照して、前記従業員用携帯端末識別情報に対応する前記従業員識別情報を特定する制御、
    前記従業員用携帯端末識別情報毎に、対応する前記従業員識別情報と集計した前記会員数とを前記従業員用携帯端末の前記表示手段に表示させる制御、を行うことが可能な管理装置制御手段とを備えたことを特徴とする、遊技場管理システム。
  3. 相互に通信可能な従業員用携帯端末と管理装置とからなる遊技場管理システムであって、
    前記従業員用携帯端末は、
    遊技場の会員に係る会員情報及び遊技場の従業員を識別する従業員識別情報の入力を受け付け可能な入力手段と、
    会員登録を行った会員数を表示可能な表示手段と、
    自身を識別する従業員用携帯端末識別情報を記憶する携帯端末記憶手段と、
    前記会員情報と、前記従業員識別情報と、前記従業員用携帯端末識別情報とを外部に送出させる制御を行う携帯端末制御手段とを有し、
    前記管理装置は、
    遊技場の各会員の前記会員情報と、当該会員情報に関連付けて前記従業員識別情報とを記憶する会員情報記憶手段と、
    前記従業員用携帯端末識別情報と前記従業員識別情報とを対応させて記憶する対応識別情報記憶手段と、
    前記従業員用携帯端末識別情報と前記従業員識別情報とを前記対応識別情報記憶手段に対応させて記憶させる制御、
    前記対応識別情報記憶手段を参照して、前記従業員用携帯端末識別情報に対応する前記従業員識別情報を特定する制御、
    前記会員情報及び前記従業員識別情報を前記会員情報記憶手段に記憶させる制御、
    前記従業員識別情報毎に会員登録を行った会員数を集計する制御、
    前記従業員識別情報毎に、集計した前記会員数を前記従業員用携帯端末の前記表示手段に表示させる制御、を行うことが可能な管理装置制御手段とを備えたことを特徴とする、遊技場管理システム。
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