JP5935510B2 - 自動取引装置 - Google Patents

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本発明は、紙幣の入出金処理を行う自動取引装置に関するもので、特に入出金紙幣を収納するカセットで紙幣ジャムが生じた場合の処理技術に関するものである。
金融機関の店舗等に設置される自動取引装置(ATM)として、下記特許文献1に示されるものがある。この特許文献1に開示された自動取引装置は、紙幣を収納するカセットの収納繰出し口に複数のローラからなる収納繰出し手段と、光学的に紙幣を検知する発光素子と受光素子からなる検知手段を備え、入金取引時には、入出金口から投入されて金種等の鑑別、金種毎の計数を行う鑑別部を経た紙幣を収納繰出し手段によりカセット内に収納し、出金取引時は収納繰出し手段によりカセット内から紙幣を繰出して、鑑別部で鑑別計数した後、入出金口から出金するものとなっている。
特開2009−23822号公報
しかしながら、上述した従来の技術は以下の問題を有している。
すなわち、この種の自動取引装置では、カセット内に収納する際や、カセット内から紙幣を繰出す際、カセットの収納繰出し口を通過する紙幣を検知手段で検知しており、この検知手段が一定時間紙幣を検知したままの状態になると、制御手段は紙幣のジャムが発生したものと判断して、装置の運用を停止するため、装置の稼動率が低下するという問題がある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、紙幣を収納するカセットの収納繰出し口に収納繰出し手段と検知手段を設け、前記カセット内には紙幣を集積する上下動可能なステージを設けて、入金取引時に前記収納繰出し手段により前記カセット内に紙幣を収納し、出金取引時に前記収納繰出し手段により前記カセット内の紙幣を繰出す自動取引装置において、前記収納繰出し手段により前記カセット内に紙幣を収納あるいは繰出しを行う際、前記検知手段により紙幣のジャムが検知された場合、紙幣のジャムを復旧させる動作を行い、前記紙幣のジャムが復旧した場合に、そのカセットを入金専用のカセットとして装置の運用を行うことを特徴とする。
このようにした本発明は、カセットの収納繰出し口に設けられた検知手段により紙幣のジャムが検知された場合、カセット内の紙幣を集積するステージを下方に移動した後、収納繰出し手段に紙幣を収納する動作をさせ、ジャム紙幣がカセット内に収納された場合、そのカセットを入金専用のカセットとして装置の運用を行うようにしているため、紙幣ジャムが発生することによって装置の運用が停止されることを抑制することができ、装置の稼動率を上げることができるという効果が得られる。
第1の実施例を示す要部概略側面図 入金取引時の紙幣の処理手順を示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明による自動取引装置の実施例を説明する。
図1は第1の実施例を示す要部概略側面図で、本実施例の自動取引装置は金融機関の店舗等に設置されるものである。
図において1は自動取引装置における紙幣処理部の底部に直線的に複数並べて設けられた紙幣収納用の複数のカセット(紙幣収納庫)で、各カセット1には収納すべき金種が割当てられ、紙幣はカセット1に金種別に収納されるものとなっている。各カセット1の上部には紙幣の収納と繰出しを行う収納繰出し口が設けられ、それぞれの収納繰出し口にはフィードローラやリバースローラ等の複数のローラからなる収納繰出し手段2と、この収納繰出し手段2により収納あるいは繰出される紙幣を光学的に検知する発光素子と受光素子からなる検知手段3が設けられている。また、各カセット1内には図示しないモータ等を駆動源として上下動するステージ4が設けられており、紙幣はこのステージ4上に集積され、収納されるものとなっている。
5は出金取引時に図示しない鑑別部によりリジェクトと鑑別されたリジェクト紙幣を収納するリジェクトカセット(リジェク紙幣収納庫)で、このリジェクトカセット5の上部には紙幣の収納を行う収納口が設けられ、その収納口にはフィードローラ等の複数のローラからなる収納手段6が設けられ、またリジェクトカセット5内には図示しないモータ等を駆動源として上下動するステージ7が設けられている。
8はカセット1及びリジェクトカセット5の列の上方に配置された紙幣搬送手段で、搬送ベルトとこの搬送ベルトを支持するローラ(プーリ)を備え、図示しないモータ等を駆動源として循環移動するものとなっている。この紙幣搬送手段8には、鑑別部から送られてくる各紙幣を収納繰出し手段2や収納手段6へ送り、また各収納繰出し手段2によりカセット1から繰出された紙幣を紙幣搬送手段8に導く図示しない切替えブレード等による複数の紙幣搬送切替え手段が設けられている。
尚、図示していないが、本自動取引装置における紙幣処理部には顧客による入金紙幣の投入及び顧客に対する紙幣の集金を行う入出金口、入金取引時に鑑別部で真券と鑑別された入金可能な紙幣を一時集積する一時集積部等が設けられている。
次に、上述した構成の作用について説明するが、以下に説明する各部の動作は、図示しない記憶部に格納されたプログラムに基づいて図示しない制御部により制御されるものとする。図2は本実施例による入金取引時の紙幣の処理手順を示すフローチャートで、ここでは硬貨の処理についての説明は省略する。
自動取引装置は取引が行われていないとき、図示しない表示部に取引選択画面を表示し、待ち受け状態を維持する(S1)。取引を行う顧客は表示部に表示された取引選択画面を見て取引を選択するが、ここでは入金取引が選択(S2)されたものとする。
入金取引が選択されると現金のセットを誘導する画面を表示する。これを見て顧客が紙幣を図示しない紙幣入出金口に投入し、その投入紙幣を図示しないセンサにより検知すると、紙幣入出金口から紙幣を一枚ずつ取込んで、図示しない鑑別部で真偽、金種等の鑑別を行うと共に計数を行い、計数後の紙幣を一時集積部に一時集積する(S3)。
投入されたすべての紙幣が鑑別、計数されると、その計数された金額の合計、金種毎の枚数を計数結果として表示部に表示する。その表示内容を顧客が確認して、確認ボタン等を押下すると制御部が取引を確定し、ステージ4を待機位置から紙幣を集積可能な空間を確保できる位置まで上方に移動して紙幣の集積が可能な状態にする(S4)。
その後、一時集積部から紙幣を一枚ずつ繰出して、鑑別部で金種の鑑別を行った後、紙幣搬送手段8により紙幣を搬送する。そしてこの紙幣搬送手段8での搬送途中において紙幣の金種に応じて紙幣搬送切替え手段により対応するカセット1の収納繰出し手段2に案内し、その収納繰出し手段2により紙幣をカセット1に収納する。
こうして、紙幣を一枚収納すると(S5)、図示しない制御部は一時集積部の紙幣を検知する検知手段やカセット1の検知手段3の出力から、一時集積部の紙幣をすべて繰出してカセット1に収納したか、つまり入金紙幣の収納が完了したか否かを判断し(S6)、収納が完了している場合は、当該入金取引の処理を終了する。
入金紙幣の収納が完了していない場合、制御部は紙幣ジャム(紙幣詰まり)が発生したか否かを判断する(S7)。この判断はカセット1の検知手段3の出力から紙幣を検知しているか否かに基づいて行う。すなわち、収納繰出し手段2によりカセット1の収納される紙幣を検知手段3が検知してから一定時間内に検知手段3が紙幣を検知しなくなった場合は、紙幣が正常に収納されて、紙幣ジャムは発生していないものと判断し、検知手段3が検知してから、一定時間を経過しても検知したままの状態が続いている場合は、紙幣ジャムが発生したものと判断する。
紙幣ジャムが発生していないと判断した場合、S5に戻って紙幣の収納からの処理が繰り返されるが、S5で紙幣を収納する毎に、必要分ステージ4を下げて連続した紙幣の集積を行う。
紙幣ジャムが発生したと判断した場合は、ステージ4を下げ(S8)、ジャム紙幣をカセット1内に落とすように収納繰出し手段2を収納動作させる(S9)。
その後、制御部は検知手段3の出力を確認し、紙幣ジャムが復旧したか否かを判断する(S10)。つまり、検知手段3が紙幣を検知しなくなっている場合は、ジャム紙幣がカセット1内に収納されて復旧したものと判断し、検知手段3が依然として紙幣を検知している場合は紙幣ジャムが復旧していないものと判断する。
紙幣ジャムが復旧したと判断した場合、制御部はジャムが復旧したカセット1のステージ4を下げたまま、その復旧したカセット1の設定を入金専用に変更して(S11)、その情報を記録部等に登録し、S5に戻って処理を続行する。以後、入金専用に変更したカセット1に対応する金種の以外の紙幣についてのみ、出金可能として装置の運用が行われる。
紙幣ジャムが復旧していないと判断した場合、制御部は装置の運用を停止し、係員に通報して、係員による復旧処理を待つ。
尚、上述の例は入金取引の場合に紙幣ジャムが発生した場合の処理を説明したものであるが、出金取引において、収納繰出し手段2によりカセット1から紙幣を繰出す際、検知手段3の出力により紙幣ジャムが発生したと判断した場合も、そのジャムが発生したカセット1の設定を入金専用に変更して、運用を続けることが可能である。
以上説明したように、第1の実施例では、金種別のカセットの収納繰出し口に設けられた収納繰出し手段により紙幣の収納あるいは繰出しを行う際、カセット内に設けた検知手段により紙幣のジャムが検知された場合、カセット内の紙幣を集積するステージを下方に移動した後、収納繰出し手段に紙幣を収納する動作をさせ、ジャム紙幣がカセット内に収納された場合、そのカセットを入金専用のカセットとして装置の運用を行うようにしているため、紙幣ジャムが発生することによって装置の運用が停止されることを抑制することができ、装置の稼動率を上げることができるという効果が得られる。
尚、上述した実施例では顧客の操作により、紙幣の入出金処理を行う自動取引装置について説明したが、金融機関のオペレータの操作により、紙幣の入出金処理を行う自動取引装置についても適用可能である。
1 カセット
2 収納繰出し手段
3 検知手段
4 ステージ
5 リジェクトカセット
6 収納手段
7 ステージ
8 紙幣搬送手段

Claims (4)

  1. 紙幣を収納するカセットの収納繰出し口に収納繰出し手段と検知手段を設け、前記カセット内には紙幣を集積する上下動可能なステージを設けて、入金取引時に前記収納繰出し手段により前記カセット内に紙幣を収納し、出金取引時に前記収納繰出し手段により前記カセット内の紙幣を繰出す自動取引装置において、
    前記収納繰出し手段により前記カセット内に紙幣を収納あるいは繰出しを行う際、前記検知手段により紙幣のジャムが検知された場合、紙幣のジャムを復旧させる動作を行い、前記紙幣のジャムが復旧した場合に、そのカセットを入金専用のカセットとして装置の運用を行うことを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1に記載の自動取引装置において、
    前記紙幣のジャムを復旧させる動作は、前記収納繰出し手段に紙幣を収納する動作を含むことを特徴とする自動取引装置。
  3. 請求項2に記載の自動取引装置において、
    前記紙幣のジャムを復旧させる動作は、前記カセット内の紙幣を集積するステージを下方に移動する動作を含み、
    前記紙幣を収納する動作は、前記カセット内の紙幣を集積するステージを下方に移動した後に行うことを特徴とする自動取引装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の自動取引装置において、
    前記カセットは紙幣を金種別に収納するカセットであることを特徴とする自動取引装置。
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