JP5932967B2 - 蒸気滅菌装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被滅菌物を蒸気によって滅菌する蒸気滅菌装置に関する。
病院等においては、治療用の包帯、メス、鉗子、手術着等の滅菌が必要な被滅菌物を滅菌処理する必要がある。このような被滅菌物の滅菌には、被滅菌物を収容する圧力容器を有する蒸気滅菌装置が用いられることが多い。
一般的な蒸気滅菌装置では、圧力容器内に飽和水蒸気を導入して加圧・加熱し、所定の圧力及び温度を一定時間保持することにより被滅菌物を滅菌するように動作する(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載されている蒸気滅菌装置では、被滅菌物を収容する滅菌室が内缶及び外缶からなる二重缶構造の圧力容器である。圧力容器の内缶と外缶との間がジャケット部であり、このジャケット部には飽和水蒸気が導入される。ジャケット部に導入された飽和水蒸気によって内缶が加熱される。
また、飽和水蒸気は、内缶の内部にも導入される。内缶は、導入された飽和水蒸気によって所定の圧力に加圧・加熱され、また内缶周囲のジャケット部により所定温度に加熱される。
内缶を飽和水蒸気によって所定圧力・所定温度で一定時間維持することによって内缶に収容された被滅菌物の滅菌が施される。一定時間経過後は、内缶から飽和水蒸気を排出する排気工程が実行される。排気工程によって真空状態となった内缶では、被滅菌物に付着した水分を蒸発させて乾燥させる。
特開2000−199490号公報
一般的に蒸気滅菌装置を用いた滅菌作業工程において、滅菌作業時間の短縮をすることが望まれているが、被滅菌物を蒸気に接触させている滅菌時間や、滅菌後の被滅菌物を乾燥させる乾燥時間などは予め滅菌条件として決まっているので、これらの時間を短縮することはできない。しかし、蒸気の供給時間や蒸気の排気時間であれば、滅菌条件とは直接的に関係ないので、これらの時間は短縮させてもよい。
なお、単純に蒸気の供給時間及び排気時間を短縮しようとするのであれば、供給管や排気管の口径を大きくすることで、供給速度及び排気速度を上げて、供給時間及び排気時間の短縮が可能である。
一方、良好な温度分布を得るためには、滅菌工程時における蒸気の供給速度を遅くし、徐々に滅菌時の設定温度へ近づけていくことが必要とされている。このため、単に蒸気の供給時間及び排気時間を短縮するために供給管や排気管の口径を大きくすると、適正な供給速度とはならずに良好な温度分布にすることができない(滅菌槽内で場所によって温度にバラツキが生じてしまう)といった課題がある。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされ、その目的とするところは、滅菌作業時間の短縮を図りつつ、適正な温度分布とすることができる蒸気滅菌装置を提供することにある。
本発明にかかる蒸気滅菌装置によれば、被滅菌物を収容し、供給される蒸気を所定温度・所定圧力で維持することによって被滅菌物に滅菌を施す滅菌槽と、該滅菌槽内に蒸気を供給する給蒸管と、該給蒸管を流れる蒸気流量を制御する給蒸管バルブとを具備する蒸気滅菌装置において、前記給蒸管を、滅菌槽内が100kPa/min以上の圧力上昇速度で実行できる口径に設け、滅菌槽内に蒸気の導入及び排気を繰り返し行うコンディショニング工程及びコンディショニング工程後の滅菌工程を制御する制御部を設け、前記滅菌槽は、内缶と外缶とからなる二重缶構造の圧力容器の内缶内部とし、内缶と外缶との間には、ジャケット部が設けられ、内缶内を真空に引く真空発生手段が設けられ、前記真空発生手段に接続されて、内缶内の排気・排水が流通する排気・排水管が設けられ、前記給蒸管は、ジャケット部に蒸気を導入するように接続され、ジャケット部に導入された蒸気を前記内缶に導入させるために、ジャケット部と内缶とを連結する連結管が設けられ、該連結管を流れる蒸気流量を制御する連結管バルブが設けられ、前記ジャケット部の内部温度を測定するジャケット部温度センサが設けられ、内缶内の圧力を検出する圧力センサが設けられ、前記制御部は、コンディショニング工程においては、前記真空発生手段を駆動させて内缶内を陰圧とした後、前記給蒸管バルブ及び前記連結管バルブを全開として、ジャケット部及び前記連結管を介して内缶に蒸気を導入し、前記圧力センサによって内缶内の圧力が所定圧力に到達したことを検出した場合には、前記給蒸管バルブを全閉として蒸気の導入を停止して、真空発生手段を駆動させて内缶内の蒸気を排出するとともに内缶内を陰圧とし、前記給蒸管バルブ及び前記連結管バルブを全開として、ジャケット部及び前記連結管を介して内缶に蒸気を導入するサイクルをあらかじめ設定された所定回数繰り返し行うように制御し、コンディショニング工程後の滅菌工程においては、前記ジャケット部温度センサが検出する温度に基づいて、ジャケット部内の温度上昇速度を制御するように、前記給蒸管バルブを制御し、前記連結管バルブを全開とすることを特徴としている。
この構成を採用することによって、給蒸管の口径を、圧力容器の形状・容量に合わせて、なるべく早く圧力上昇できるようにすることができる。このため、コンディショニング工程においては、給蒸管バルブを全開にしておけばコンディショニング工程における蒸気の供給時間を短縮させることができる。一方で、滅菌工程時には、給蒸管バルブの開度を所定の蒸気供給量となるように制御することで、適正な温度上昇速度とすることができ良好な温度分布を図ることができる。
また、ジャケット部内の温度に基づいて、ジャケット部内の温度上昇速度を制御することで、内缶内を適正な温度分布とすることができる。
また、滅菌工程においては、ジャケット部から内缶への蒸気の流通は制御せずに、ジャケット部に導入される蒸気を制御するので、ジャケット部と内缶とを一体とみなして温度上昇速度を制御でき、ジャケット部が高温となることによる過熱蒸気の発生を防止することができる。
本発明にかかる蒸気滅菌装置によれば、被滅菌物を収容し、供給される蒸気を所定温度・所定圧力で維持することによって被滅菌物に滅菌を施す滅菌槽と、該滅菌槽内に蒸気を供給する給蒸管と、該給蒸管を流れる蒸気流量を制御する給蒸管バルブとを具備する蒸気滅菌装置において、前記給蒸管を、滅菌槽内が100kPa/min以上の圧力上昇速度で実行できる口径に設け、滅菌槽内に蒸気の導入及び排気を繰り返し行うコンディショニング工程及びコンディショニング工程後の滅菌工程を制御する制御部を設け、前記滅菌槽は、内缶と外缶とからなる二重缶構造の圧力容器の内缶内部とし、内缶と外缶との間には、ジャケット部が設けられ、内缶内を真空に引く真空発生手段が設けられ、前記真空発生手段に接続されて、内缶内の排気・排水が流通する排気・排水管が設けられ、前記給蒸管は、ジャケット部に蒸気を導入するように接続され、ジャケット部に導入された蒸気を前記内缶に導入させるために、ジャケット部と内缶とを連結する連結管が設けられ、該連結管を流れる蒸気流量を制御する連結管バルブが設けられ、前記内缶の内部温度を測定する内缶温度センサが設けられ、前記ジャケット部の内部温度を測定するジャケット部温度センサが設けられ、内缶内の圧力を検出する圧力センサが設けられ、前記制御部は、コンディショニング工程においては、前記真空発生手段を駆動させて内缶内を陰圧とした後、前記給蒸管バルブ及び前記連結管バルブを全開として、ジャケット部及び前記連結管を介して内缶に蒸気を導入し、前記圧力センサによって内缶内の圧力が所定圧力に到達したことを検出した場合には、前記給蒸管バルブを全閉として蒸気の導入を停止して、真空発生手段を駆動させて内缶内の蒸気を排出するとともに内缶内を陰圧とし、前記給蒸管バルブ及び前記連結管バルブを全開として、ジャケット部及び前記連結管を介して内缶に蒸気を導入するサイクルをあらかじめ設定された所定回数繰り返し行うように制御し、コンディショニング工程後の滅菌工程においては、前記内缶温度センサが検出する温度と前記ジャケット部温度センサが検出する温度の温度差が所定範囲内に収まるように前記給蒸管バルブを制御し、前記連結管バルブを全開とすることを特徴としている。
この構成を採用することによって、給蒸管の口径を、圧力容器の形状・容量に合わせて、なるべく早く圧力上昇できるようにすることができる。このため、コンディショニング工程においては、給蒸管バルブを全開にしておけばコンディショニング工程における蒸気の供給時間を短縮させることができる。一方で、滅菌工程時には、給蒸管バルブの開度を所定の蒸気供給量となるように制御することで、適正な温度上昇速度とすることができ良好な温度分布を図ることができる。
また、ジャケット部と内缶内の温度差に基づいてジャケット部内の温度上昇速度を制御することで、内缶内を適正な温度分布とすることができる。
また、滅菌工程においては、ジャケット部から内缶への蒸気の流通は制御せずに、ジャケット部に導入される蒸気を制御するので、ジャケット部と内缶とを一体とみなして温度上昇速度を制御でき、ジャケット部が高温となることによる過熱蒸気の発生を防止することができる。
さらに、前記排気・排水管には、排気された蒸気を凝縮させる凝縮器が設けられていることを特徴としてもよい。
この構成によれば、排気される蒸気が凝縮するので、排気速度を高めることができ、排気時間の短縮を図ることができる。
本発明の蒸気滅菌装置によれば、滅菌作業時間の短縮を図りつつ、適正な温度分布とすることができる。
蒸気滅菌装置の第1の実施形態の略線図である。 第1の実施形態のコンディショニング工程の動作について説明するフローチャートである。 第1の実施形態の滅菌工程の動作について説明するフローチャートである。 蒸気滅菌装置の第2の実施形態の略線図である。 第2の実施形態の滅菌工程の動作について説明するフローチャートである。
以下、図面に基づいて本実施形態に係る蒸気滅菌装置について説明する。
図1は、蒸気滅菌装置の構成を示す略線図である。なお、本実施形態の蒸気滅菌装置においては、二重缶構造の圧力容器の内缶の内部を滅菌槽とした構成を採用している。
蒸気滅菌装置30は、被滅菌物を収容する圧力容器32と、圧力容器32に接続され、圧力容器32内を真空状態とする真空発生手段34とを備えている。
圧力容器32は、内缶35と外缶36とを有する二重缶構造となっており、内缶35と外缶36との間の隙間がジャケット部38である。内缶35内に、例えば、包帯、メス、鉗子又は手術着等の被滅菌物が収容される。ジャケット部38には、後述する飽和水蒸気が導入され、内缶35の壁面を所定温度となるように加熱させ、その温度を保持させることができる。
ジャケット部38には、蒸気発生器40で発生した飽和水蒸気が導入される給蒸管41が接続されている。給蒸管41には、給蒸管41を開閉して飽和水蒸気のジャケット部38への導入の制御を行う給蒸バルブ44が設けられている。
本実施形態では、蒸気発生器40は、水を加熱する電気ヒータを有しており、蒸気発生器40には、外部から水が供給される水配管42が接続されている。また、水配管42には、蒸気発生器40への水の供給の制御を行うべく、水配管42を開閉可能な給水バルブ45が設けられている。
給蒸管41としては、内缶35内が100kPa/min以上の圧力上昇速度となるような口径を採用している。なお、好ましくは、150kPa/min〜300kPa/minである。なお、圧力上昇速度は、速いほど好ましいが、1000kPa/min以上になると、現在一般に病院等で使用されている被滅菌物を滅菌後の汚染から保護するための包装材では破損するおそれがあるため、1000kPa/min未満の圧力上昇速度であることが望まれる。
ちなみに、圧力上昇速度は、給蒸管41の口径と、圧力容器32の容量、形状等との組み合わせによって大きく変わってくる。したがって、対応する圧力容器32によって口径は変わるために、圧力上昇速度と給蒸管41の口径とは一対一の関係にはならない。
なお、蒸気発生器40への給水は、蒸気発生器40内に付着するスケール低減のため、蒸気発生器40に軟水またはRO水などの処理水を供給する場合がある。その場合においては、外部からの水が供給される水配管42を二系統に分け、給水バルブ45の一次側に処理水が供給させるように配管を接続してもよい(図示せず)。
圧力容器32には、ジャケット部38内の飽和水蒸気を内缶35へ供給するために、ジャケット部38と内缶35とを連結する連結管46が設けられている。連結管46の中途部には、内缶35への飽和水蒸気の供給を制御するための連結管バルブ43が設けられている。
また、連結管46の中途部には、エアフィルタ47を介してエアを供給可能なエア供給管49が接続されている。エア供給管49の連結管46への接続前の箇所には、エアの供給を制御するエア供給バルブ51が設けられている。
本実施形態における真空発生手段34としては、水エジェクター48と、外部から供給される供給水を貯留するタンク50と、タンク50内の供給水を水エジェクター48に供給するためのポンプ52とを有している。
水エジェクター48は、一般的に知られている構成のものを採用することができる。本実施形態における水エジェクター48は、T字状のノズル(図示せず)で構成されており、ポンプ52で加圧された水がノズル入口(図1では水エジェクター48の上端部)に導入される。
水エジェクター48を構成するノズルは、入口から出口(図1では、水エジェクター48の下端部)へ向かう中途部において流路径が細くなっており、この細くなった部分に、圧力容器32からの排気・排水管56(内缶35内の排気・排水管)が接続されている。
水エジェクター48を構成するノズルの入口に、ポンプ52によって加圧された水が供給されると、ノズルの細くなった箇所でベンチュリの原理によって流速が速くなり、これにより圧力容器32からの排気・排水管56からの排気が吸引される。
水エジェクター48のノズルの出口には、タンク50に接続する排水管57が設けられている。排水管57は、ノズルを通過したタンク50からの水、並びに排気・排水管56から排気されたエア及び水が流通する。このため、タンク50には、排水管57を介して水エジェクター48の作動流体である水を戻すことができ、また圧力容器32からの排気・排水もタンク50に貯留させることができる。
圧力容器32の内缶35からの排気・排水管56には、上述した水エジェクター48に接続されている管とは分岐して、タンク50に直接接続された分岐管58が設けられている。
排気・排水管56の、分岐管58側及び水エジェクター48に接続されている側には、それぞれの管を開閉可能なバルブ59、60が設けられている。これらバルブ59,60の開閉動作によって、内缶35内を真空に引くだけでなく、内缶35からタンク50に直接排水することもできる。
なお、タンク50には、水配管42から分岐する分岐管61が接続され、外部からの水が供給されて貯留される。分岐管61の中途部には、分岐管61を開閉するバルブ62が設けられている。
また、タンク50には排水管64が設けられており、タンク50内の水を排水することができる。
本実施形態では、タンク50に外部からの水を供給するための水配管42の分岐管61は、水エジェクター48の吐出側の排水管57に接続されている。このように、タンク50への給水用の分岐管61を水エジェクター48の排水管57に接続したことにより、水撃作用の防止ができる。この点をさらに詳細に説明すると、内缶35からの蒸気をそのままタンク50内に排出してしまうと、蒸気がタンク50内で急激に冷やされて凝縮し、圧力が下がる。このため、圧力が下がったところに急激に水が供給されて衝撃や騒音の原因となる。しかし、水エジェクター48の排水管57に給水用の分岐管61を接続したので、水エジェクター48の作用により、排水管57に強制的に分岐管61からの水が供給される。このため、この構成によれば、この排水管57内で排出された蒸気の凝縮を行うことができ、水撃作用を防止できる。
また、ジャケット部38内のドレンを排出するドレン排管66が、タンク50に接続されている。
ドレン排管66には、蒸気トラップ67が設けられており、蒸気を含む雰囲気の中からドレンだけを排出して、なるべく蒸気をドレン排管66から排出しないようにしている。
このように、内缶35からの排気・排水管56及びジャケット部38のドレン排管66が、タンク50に接続され、圧力容器32からの排気・排水は全てタンク50に集約されることとなる。そして、タンク50は、上述したように水配管42の分岐管61から外部の水が供給されるので、圧力容器32からの高温の排気・排水は所定温度にまで冷却される。このため、従来のように高温の排気・排水の処理装置を設けなくても、水エジェクター48への供給水用のタンクで高温の排気・排水の冷却処理を兼ねることができる。
水エジェクター48に導入される圧力容器32からの排気・排水を流通させる排気・排水管56には、排気中の水蒸気を凝縮させる凝縮手段86が設けられている。排気が凝縮されることによって、排気速度を上げることができる。
本実施形態の凝縮手段86としては、熱交換器を採用している。熱交換器としてはどのようなものであってもよいが、ここでは高温の流体と低温の流体が複数層のプレートの間を互い違いに流通することで熱交換するプレート式の熱交換器を採用している。
熱交換器86には、圧力容器32からの高温の排気が導入される高温流体導入口と、高温の排気よりも低温の流体が導入される低温流体導入口が設けられており、高温流体と低温流体との間で熱交換する。
本実施形態では、熱交換器86に導入される低温流体としてはタンク50に導入される外部からの水を用いている。具体的には、タンク50に接続されている分岐管61と同様に水配管42の中途部に分岐管88が設けられており、この分岐管88が熱交換器86の低温流体導入口に接続され、外部からの水が低温の流体として熱交換に用いられる。また熱交換器86への水の供給を制御すべく、分岐管88の中途部にはバルブ95が設けられている。
また熱交換器86で熱交換されて温度上昇した水は、配管89を通ってタンク50内に導入される。
熱交換器86を通過して冷却された圧力容器32からの排気は、水蒸気が凝縮された状体で、水エジェクター48のノズルの中途部に導入される。
このように、水エジェクター48に吸引される前の段階で圧力容器32からの排気中の水蒸気を凝縮させるので、水エジェクター48で水に接触して凝縮させることは余り考慮しなくてもよくなる。すなわち、水エジェクター48へタンク50から供給する水の水温が高くても(例えば40℃〜60℃程度)、排気速度や真空到達度に悪影響を及ぼすことがなくなる。これにより、タンク50内の水温を下げるために、水配管96から多量の水を導入しなくてもよく、水の使用量の節約が図れる。
なお、水エジェクター48へ導入前に圧力容器32の排気中の水蒸気を凝縮させる構成としては、上述した熱交換器に限定するものではない。
例えば、フィン式の熱交換器であってもよいし、気体中の水蒸気を凝縮できる構成のものであれば、どのような構成であってもよい。
ジャケット部38内部には、ジャケット部38内部の温度を測定するジャケット部温度センサ72が設けられている。
ジャケット部温度センサ72で測定された温度データは、制御部74に入力される。
制御部74は、ROM、RAMなどのメモリ75にCPUなどのプロセッサ76とから構成されており、本実施形態の蒸気滅菌装置30の動作制御を実行する。メモリ75には、予め制御プログラムP1が記録されており、プロセッサ76は制御プログラムP1に基づいて制御動作を実行する。
以下、図2のフローチャートに基づいて、制御部が実行する蒸気滅菌装置の動作制御について説明する。
まず滅菌工程の前段階として、コンディショニング工程が実行される。コンディショニング工程とは、滅菌工程における蒸気の導入前に内缶35の内部の空気を排除する工程である。
まず、制御部74は、真空発生手段34を駆動させて内缶35内を陰圧とする(ステップS1)。次に制御部74は、真空発生手段34の動作を停止させるとともに、蒸気発生器40を駆動させて蒸気を発生させる(ステップS2)。
そして、制御部74は、給蒸バルブ44及び連結管バルブ43を全開として、蒸気発生器40で生じた蒸気をジャケット部38内に導入する(ステップS3)。ステップS3において、蒸気はジャケット部38から連結管46を介して内缶35内に導入される。
制御部74は、内缶35内の圧力を検出する圧力センサ(図示せず)の圧力データに基づき、内缶35内の圧力が、予め設定された所定の圧力値(例として、滅菌工程時の圧力よりもやや低い値)に到達したか否かを判断する(ステップS4)。所定の圧力値に到達したと判断した場合には、給蒸バルブ44を全閉として蒸気の導入を停止させる(ステップS5)。
そして、制御部74は、真空発生手段34を駆動させて内缶35内の蒸気を排出するとともに、内缶35内を陰圧とする(ステップS6)。
制御部74は、ステップS1〜ステップS6のように、陰圧、給蒸、蒸気排出のサイクルを予め設定された所定回数繰り返し行う(ステップS7)。このように、陰圧、給蒸及び蒸気排出を繰り返し行うことで、内缶35内の空気を排除することができる。
このように、本実施形態では発生させた蒸気を、圧力上昇速度を制御せずにジャケット部38を経て内缶35に導入するので、コンディショニング工程における時間短縮を図ることができる。
コンディショニング工程の終了後、滅菌工程に移行する。滅菌工程についてのフローチャートは図3に示している。
まず、制御部74は、ジャケット部温度センサ72で検出された温度データに基づいて、給蒸バルブ44の開度を制御しつつ、蒸気を供給する(ステップS8)。すなわち、制御部74は、ジャケット部38内が、滅菌工程開始からの時間経過に伴って予め設定された温度となるように、給蒸バルブ44を制御する。すなわち、なるべく急速に蒸気を導入したコンディショニング工程とは異なり、滅菌工程では、徐々に所定の滅菌温度となるように蒸気を導入する。なお、制御部74は、滅菌工程時においても、連結管バルブ43を全開としておく。
ジャケット部温度が所定の温度に到達すると、制御部74は、内缶35内を所定温度、所定圧力、所定時間維持することで内缶35内の被滅菌物の滅菌を施す(ステップS9)。
このように、ジャケット部38内の温度に基づいて、ジャケット部38内の温度上昇速度を制御し、またジャケット部38から内缶35への給蒸は連結管バルブ43を全開にして行うことで、過熱蒸気の発生を防止し、内缶35内を良好な温度分布とすることができる。
この点について説明する。まず、良好な温度分布を達成するには、蒸気の供給速度を余り上げないようにすることが良いことが判明している。つまり、蒸気供給速度が速いと、滅菌温度や滅菌圧力を超えてしまうオーバーシュートが発生することもあるし、またジャケット部の圧力を高めて内缶との差圧を大きくして蒸気供給速度を上げようとすると、高圧のジャケット部内に供給された蒸気が過熱蒸気となってしまうためである。ちなみに、過熱蒸気は、飽和蒸気よりも滅菌能力に劣る。
一方で、滅菌時間としては短縮化したいという要望もある。滅菌時間を短縮させるためには、蒸気の供給速度を上げる必要があるため、滅菌時間の短縮と良好な温度分布を得るという要望とは、相反するものである。
しかし、本実施形態のように滅菌工程時には連結管バルブ43を全開とし、ジャケット部38と内缶35を一体とみなして、ジャケット部38への蒸気供給を、蒸気供給速度が速くなりすぎないように制御することによって、安定した温度分布を図りつつも、過熱蒸気が発生してしまうことがないようにすることができる。
なお、給蒸バルブ44の制御方法には、比例制御バルブのようにバルブの開き角度を調整する場合や、ON−OFFバルブのようにバルブの開閉時間を調整する場合の両者が含まれる。
すなわち、給蒸管から供給される蒸気量が調整できるのであれば、どのような制御方法であってもよい。この点は、以下の実施形態についても同様である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
なお、上述した第1の実施形態と同一の構成要素については同一の符号を付し、説明を省略する場合もある。
第2の実施形態は、滅菌工程時の給蒸バルブの制御を、ジャケット部の温度と内缶の温度差に基づいて実行している点で第1の実施形態とは異なっている。
すなわち、図4に示すように、本実施形態では、内缶35内の温度を測定する内缶温度センサ70が設けられており、内缶温度センサ70によって測定された温度データは、制御部74に入力される。
以下に、本実施形態の制御部が実行する蒸気滅菌装置の動作制御について説明する。
まず滅菌工程の前段階として、コンディショニング工程が実行される。コンディショニング工程とは、滅菌工程における蒸気の導入前に内缶35の内部の空気を排除する工程である。コンディショニング工程については、図2と同じ制御内容であるので、ここでは説明を省略する。
制御部74は、コンディショニング工程の終了後、滅菌工程に移行する。滅菌工程についてのフローチャートは図5に示している。
本実施形態の滅菌工程では、制御部74は、ジャケット部温度センサ72で検出された温度データから、内缶温度センサ70で検出された温度データの差を算出する(ステップS10)。そして、制御部74は、ジャケット部38の温度と内缶35内の温度差が、予め設定された所定の範囲に入るように、給蒸バルブ44の開度を制御しつつ、蒸気を供給する(ステップS11)。制御部74は、滅菌工程時においても、連結管バルブ43を全開としておく。
すなわち、制御部74は、ジャケット部38と内缶35内との温度差が最小となるように、給蒸バルブ44を制御する。これによると、ジャケット部38と内缶35を一体とみなして、ジャケット部と内缶35の温度差を小さくさせることで、ジャケット部38内の温度上昇速度を制御し、ジャケット部38が高温化することを防ぎ、ジャケット部38に蒸気が供給された際の過熱蒸気の発生を防止することができる。そして、温度上昇速度を制御することで、内缶35内を良好な温度分布とすることができる。
そして、ジャケット部温度が所定の温度に到達すると、制御部74は、内缶35内を所定温度、所定圧力、所定時間維持することで内缶35内の被滅菌物の滅菌を施す(ステップS12)。
このように、ジャケット部38と内缶35内の温度差が小さくなるように、ジャケット部38内の温度上昇速度を制御し、またジャケット部38から内缶35への給蒸は連結管バルブ43を全開にして行うことで、過熱蒸気の発生を防止し、内缶35内を良好な温度分布とすることができる。
(他の実施形態)
上述した各実施形態では、蒸気を蒸気発生器40で発生させたものについて説明してきた。
しかし、蒸気発生器が備えられておらず、蒸気滅菌装置30の外部から給蒸管41を通じて圧力容器32へ飽和水蒸気が供給される構成であってもよい。給蒸管41が接続されている外部機器としては、飽和水蒸気を発生させるものであればどのようなものであってもよい。
また、真空発生手段としては、水エジェクターを用いたものではなく、真空ポンプを採用してもよい。
ただし、水エジェクターを用いた真空発生手段の方が、水エジェクター48内でタンク50から加圧された水と接触することにより凝縮しやすくなる。したがって、水エジェクター48を真空発生手段として用いた方が、排気速度を速くすることができる。

Claims (4)

  1. 被滅菌物を収容し、供給される蒸気を所定温度・所定圧力で維持することによって被滅菌物に滅菌を施す滅菌槽と、
    該滅菌槽内に蒸気を供給する給蒸管と、
    該給蒸管を流れる蒸気流量を制御する給蒸管バルブとを具備する蒸気滅菌装置において、
    前記給蒸管を、滅菌槽内が100kPa/min以上の圧力上昇速度で実行できる口径に設け、
    滅菌槽内に蒸気の導入及び排気を繰り返し行うコンディショニング工程及びコンディショニング工程後の滅菌工程を制御する制御部を設け
    前記滅菌槽は、内缶と外缶とからなる二重缶構造の圧力容器の内缶内部とし、
    内缶と外缶との間には、ジャケット部が設けられ、
    内缶内を真空に引く真空発生手段が設けられ、
    前記真空発生手段に接続されて、内缶内の排気・排水が流通する排気・排水管が設けられ、
    前記給蒸管は、ジャケット部に蒸気を導入するように接続され、
    ジャケット部に導入された蒸気を前記内缶に導入させるために、ジャケット部と内缶とを連結する連結管が設けられ、
    該連結管を流れる蒸気流量を制御する連結管バルブが設けられ、
    前記ジャケット部の内部温度を測定するジャケット部温度センサが設けられ、
    内缶内の圧力を検出する圧力センサが設けられ、
    前記制御部は、
    コンディショニング工程においては、前記真空発生手段を駆動させて内缶内を陰圧とした後、前記給蒸管バルブ及び前記連結管バルブを全開として、ジャケット部及び前記連結管を介して内缶に蒸気を導入し、前記圧力センサによって内缶内の圧力が所定圧力に到達したことを検出した場合には、前記給蒸管バルブを全閉として蒸気の導入を停止して、真空発生手段を駆動させて内缶内の蒸気を排出するとともに内缶内を陰圧とし、前記給蒸管バルブ及び前記連結管バルブを全開として、ジャケット部及び前記連結管を介して内缶に蒸気を導入するサイクルをあらかじめ設定された所定回数繰り返し行うように制御し、
    コンディショニング工程後の滅菌工程においては、前記ジャケット部温度センサが検出する温度に基づいて、ジャケット部内の温度上昇速度を制御するように、前記給蒸管バルブを制御し、前記連結管バルブを全開とすることを特徴とする蒸気滅菌装置。
  2. 被滅菌物を収容し、供給される蒸気を所定温度・所定圧力で維持することによって被滅菌物に滅菌を施す滅菌槽と、
    該滅菌槽内に蒸気を供給する給蒸管と、
    該給蒸管を流れる蒸気流量を制御する給蒸管バルブとを具備する蒸気滅菌装置において、
    前記給蒸管を、滅菌槽内が100kPa/min以上の圧力上昇速度で実行できる口径に設け、
    滅菌槽内に蒸気の導入及び排気を繰り返し行うコンディショニング工程及びコンディショニング工程後の滅菌工程を制御する制御部を設け
    前記滅菌槽は、内缶と外缶とからなる二重缶構造の圧力容器の内缶内部とし、
    内缶と外缶との間には、ジャケット部が設けられ、
    内缶内を真空に引く真空発生手段が設けられ、
    前記真空発生手段に接続されて、内缶内の排気・排水が流通する排気・排水管が設けられ、
    前記給蒸管は、ジャケット部に蒸気を導入するように接続され、
    ジャケット部に導入された蒸気を前記内缶に導入させるために、ジャケット部と内缶とを連結する連結管が設けられ、
    該連結管を流れる蒸気流量を制御する連結管バルブが設けられ、
    前記内缶の内部温度を測定する内缶温度センサが設けられ、
    前記ジャケット部の内部温度を測定するジャケット部温度センサが設けられ、
    内缶内の圧力を検出する圧力センサが設けられ、
    前記制御部は、
    コンディショニング工程においては、前記真空発生手段を駆動させて内缶内を陰圧とした後、前記給蒸管バルブ及び前記連結管バルブを全開として、ジャケット部及び前記連結管を介して内缶に蒸気を導入し、前記圧力センサによって内缶内の圧力が所定圧力に到達したことを検出した場合には、前記給蒸管バルブを全閉として蒸気の導入を停止して、真空発生手段を駆動させて内缶内の蒸気を排出するとともに内缶内を陰圧とし、前記給蒸管バルブ及び前記連結管バルブを全開として、ジャケット部及び前記連結管を介して内缶に蒸気を導入するサイクルをあらかじめ設定された所定回数繰り返し行うように制御し、
    コンディショニング工程後の滅菌工程においては、前記内缶温度センサが検出する温度と前記ジャケット部温度センサが検出する温度の温度差が所定範囲内に収まるように前記給蒸管バルブを制御し、前記連結管バルブを全開とすることを特徴とする蒸気滅菌装置。
  3. 前記排気・排水管には、排気された蒸気を凝縮させる凝縮器が設けられていることを特徴とする請求項1記載の蒸気滅菌装置。
  4. 前記排気・排水管には、排気された蒸気を凝縮させる凝縮器が設けられていることを特徴とする請求項2記載の蒸気滅菌装置。
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