JP5921367B2 - 物品支持器具 - Google Patents

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Description

本発明は、入院患者等に配薬する医薬品類を、患者、日、時間帯等毎に、個別に収容する容器又はその他の物品を複数個支持するための物品支持器具に関する。
与薬対象者に与えるべき医薬品類を収納し、所要の収容什器に収容し得る与薬トレーとして、特開2007−307104号公報には、医薬品類を保持する所定個数のケースと、これらケースを収納するトレー本体とを要素とし、前記ケースが、長手方向に沿って略等断面形状をなすように延伸し上方に開放した保持空間を有する基体と、基体の側端部に設けられその保持空間を側方より閉止する側壁と、基体の保持空間内に配置され長手方向に沿って摺動可能な仕切板とを備えてなるものであることを特徴とする与薬トレーが開示されている。
この与薬トレーでは、一日分の与薬を一個のケースにまとめて収納する。このケースが包有する保持空間は、仕切板によって複数の小領域に区切られ、各小領域にそれぞれ一回分の与薬を仕分けして収納できる。その上で、仕切板の移動を通じて、各小領域の容積を拡縮調整することが可能である。このようなものであれば、特定の投薬機会における与薬が顕著に多い場合や、臨時に投薬量を増やす必要が生じた場合にも柔軟に対応し得る。並びに、一日分の与薬だけを取り出して与薬対象者の手の届きやすい場所に置いておくことも容易になる。
この与薬トレーでは、移動し得る仕切板により複数の小領域に区切られた一個のケースに一日分の与薬をまとめて収納して取り扱うことができる。
しかしながら、この与薬トレーでは、ケースごとに取り扱われるため、一個のケースにおける複数の小領域を分離して取り扱うことはできない。
特開2007−307104号公報
本発明は、従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、複数の被支持物品を効率良く確実に取り扱うことが可能であると共に、支持された被支持物品を効率的に確認することができる物品支持器具を提供することにある。
(1) 上記目的を達成する本発明の物品支持器具は、
複数の支持盤と、それらの支持盤を保持し得る支持盤保持体を備えてなり、
前記各支持盤は、複数個の被支持物品を別々の水平方向位置に上向きに支持し得るものであって、前記複数個の被支持物品の支持盤に対する水平方向位置をそれぞれ位置決めする被支持物品位置決め部を有すると共に、上方突設の少なくとも1つの把手部を備え、
前記支持盤保持体は、前記複数の支持盤を、水平方向に並べた状態で且つそれぞれ把手部を把持して上方に取り外すことが可能な状態で保持し得るものであり、支持盤保持体に対する各支持盤の水平方向位置をそれぞれ位置決めする水平方向位置決め部と、各支持盤を上向きに支持する上向き支持部を有することを特徴とする。
この物品支持器具においては、支持盤により、複数個の被支持物品を別々の水平方向位置に上向きに支持し、その支持盤を、水平方向に並べた状態で支持盤保持体により保持することができ、また、複数個の被支持物品を支持した状態で支持盤保持体に保持された支持盤を、それぞれ把手部を把持して上方に取り外すことができる。
すなわち、把手部を把持して支持盤を取り扱うことにより、個別に取り扱うことができる複数個の被支持物品を、一括して支持盤保持体に対し保持させることができると共に支持盤保持体から取り出すことができ、また、複数個の被支持物品を別々の水平方向位置に上向きに支持した支持盤を、複数水平方向に並べた状態で支持盤保持体により保持し得るので、被支持物品を効率良く確実に取り扱うことが可能であると共に、支持盤保持体に保持した支持盤に支持された被支持物品を効率的に確認することができる。
(2) 本発明の物品支持器具は、支持盤の平面視形状が帯状であるものとすることができる。
(3) 本発明の物品支持器具は、支持盤保持体が、上方開口の収容凹部を有するものであり、
前記収容凹部が平面視長方形状をなすと共に、支持盤が平面視帯状をなし、支持盤の長手方向寸法が支持盤保持体の収容凹部の平面視における一辺の長さに等しいものとすることができる。
(4) 本発明の物品支持器具は、被支持物品位置決め部が、支持盤の上側に設けられた上方突起部であるものとすることができる。
(5) 本発明の物品支持器具は、上記各支持盤に上向きに支持される被支持物品を備えたものとすることができる。
(6) 本発明の物品支持器具は、上記各支持盤に上向きに支持される被支持物品を備え、
被支持物品位置決め部が、支持盤の上側に設けられた上方突起部であり、その上方突起部が、支持盤上に支持された被支持物品の側部に接して被支持物品の水平方向所定向きの移動を阻止するものとすることができる。
(7) 本発明の物品支持器具は、支持盤の平面視形状が帯状であり、
上記上方突起部が、支持盤上に支持された被支持物品の側部に接して被支持物品の水平方向における支持盤の長手方向の移動を阻止するものであり、
前記被支持物品は、相対する下方突起部を下側に有し、
支持盤の両側縁部に対し、前記相対する下方突起部がそれぞれ接して被支持物品の水平方向における支持盤の短手方向の移動を阻止するものとすることができる。
本発明の物品支持器具によれば、把手部を把持して支持盤を取り扱うことにより、個別に取り扱うことができる複数個の被支持物品を、一括して支持盤保持体に対し保持させることができると共に支持盤保持体から取り出すことができ、また、複数個の被支持物品を別々の水平方向位置に上向きに支持した支持盤を、複数水平方向に並べた状態で支持盤保持体により保持し得るので、被支持物品を効率良く確実に取り扱うことが可能であると共に、支持盤保持体に保持した支持盤に支持された被支持物品を効率的に確認することができる。
支持盤に被支持物品が支持された状態の斜視図である。 支持盤に被支持物品が支持された状態の拡大側面図である。 支持盤に被支持物品が支持された状態の正面図である。 支持盤保持体の斜視図である。 支持盤保持体の平面図である。 被支持物品が支持された支持盤が支持盤保持体に保持された状態の斜視図である。 格子状の間仕切りを形成した状態の斜視図である。
[1] 本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図面は何れも本発明の物品支持器具の実施の形態の一例についてのものである。
図面に示す物品支持器具は、複数の支持盤Pと、それらの支持盤Pを保持し得る支持盤保持体Tと、間仕切り板Wと、各支持盤Pに上向きに支持される被支持物品Cからなる。
(1) 支持盤
支持盤Pは、平面視において細長長方形状をなす水平板状をなす。
支持盤Pの下面側には、長手方向の5本の突条Plが形成されている。そのうち2本の突条Plは両側縁部Paに1本ずつ形成され、残りの3本の突条Plはそれらの間にそれらと平行に形成され、5本の突条Plは支持盤Pの短手方向において等間隔状に位置する。
支持盤Pの上側の、長手方向における両端部及び両端部間を等間隔に8分割する7箇所に、それぞれ被支持物品を位置決めする端部位置決め部Pb(被支持物品位置決め部)及び中間位置決め部Pc(被支持物品位置決め部)を有する。端部位置決め部Pbは、支持盤Pの短手方向全幅にわたる短手方向の垂直板であり、中間位置決め部Pcは、支持盤Pの短手方向における両端部を除く短手方向の垂直板である。従って、支持盤Pは、端部位置決め部Pb及び中間位置決め部Pcの間の8箇所の水平方向位置に上向きに一列に被支持物品Cを支持し得る。
支持盤Pの長手方向中央に位置する中間位置決め部Pcには、上方に突出する把手部Pdが併設されている。
支持盤Pは、同一のものを4個備える。
(2) 被支持物品
被支持物品Cは、前方に下降傾斜し後部を中心に回動開閉する蓋部Caを備えた箱状容器である。
被支持物品Cは、その下側における、支持盤Pの短手方向幅と同等の前後方向間隔を隔てた前方側と後方側にそれぞれ一対の下方突起部Cbを有する。
被支持物品Cが、その下側における前後の下方突起部Cbの間の部分において支持盤P上に支持された状態において、
支持盤Pの短手方向に相対する両側縁部Paに対し、前後の下方突起部Cbがそれぞれ水平方向に近接(接する場合を含む)しており、両側縁部Paに対し前後の下方突起部Cbがそれぞれ水平方向に接することにより、支持盤Pの短手方向(被支持物品Cの前後方向)における被支持物品Cの移動が阻止されると共に、
支持盤Pの上側に設けられた端部位置決め部Pb及び中間位置決め部Pcが、各被支持物品Cの両側部に接することにより、各被支持物品Cが支持盤Pに対し長手方向(被支持物品Cの横方向)に移動することが阻止される。
(3) 支持盤保持体
支持盤保持体Tは、直方体状をなし平面視長方形状の収容凹部Taを備えた箱状をなし、一対の回動可能な吊り手Tbを有する。
収容凹部Taは、支持盤Pを保持し、その支持盤P上に被支持物品Cを支持した状態で、その被支持物品Cを収容凹部Ta内に収容し得、被支持物品Cは収容凹部Taの上方に突出しない高さのものである。
支持盤保持体Tの長手方向の両内側面Tcに、それぞれ、支持盤Pの短手方向幅の水平方向距離を挟んで並列する一対の垂直突条Tdが等間隔に4対形成されている。各一対の垂直突条Tdと内側面Tcのうち両垂直突条Tdの間の部分が、支持盤Pの長手方向の両端部が嵌合し、支持盤保持体Tに対し支持盤Pが水平方向に移動することを防いで支持盤保持体Tに対する支持盤Pの水平方向位置を位置決めする、水平方向位置決め部を構成する。支持盤Pの長手方向の両端部は、各一対の垂直突条Td間で上下動可能である。
各支持盤Pは、下面側の5本の突条Plにおいて支持盤保持体Tの収容凹部Taの平坦な底面Te(上向き支持部)により上向きに支持される。
このようにして、支持盤保持体Tは、4個の支持盤Pを、水平方向に並列に等間隔に並べた状態で且つそれぞれ把手部Pdを把持して上方に取り外すことが可能な状態で保持し得る。
支持盤保持体Tの長手方向の両内側面Tcのそれぞれにおける隣接する一対の垂直突条Td同士の中間位置に、垂直方向の溝部を構成する間仕切り板支持部Tfが設けられている。支持盤Pを支持しない状態において、間仕切り板Wを間仕切り板支持部Tfによって支持することにより、格子状の間仕切りを形成することができる。
(4) 支持盤Pの上側における隣接中間位置決め部Pc同士の間又は端部位置決め部Pbと中間位置決め部Pcの間に、被支持物品Cの下側における前後の下方突起部Cbの間の部分を支持させることにより、8個までの被支持物品Cを支持盤P上の別々の水平方向位置に上向きに支持することができる。
支持盤保持体Tの長手方向の両内側面Tcに形成された一対の垂直突条Tdの間に、各支持盤Pの長手方向の両端部をそれぞれ嵌合させ、支持盤Pの下面側の突条Plにおいて支持盤保持体Tの収容凹部Taの平坦な底面Teにより上向きに支持された状態とすることにができる。これにより、4個の支持盤Pを、水平方向に並列に等間隔に並べた状態で且つそれぞれ把手部Pdを把持して上方に取り外すことが可能な状態で支持盤保持体Tによって保持することができる。支持盤保持体Tの収容凹部Taの底面Teが平坦であることにより、支持盤保持体Tの収容凹部Taを容易に清掃又は洗浄し得る。
このように、個別に取り扱うことができる複数個の被支持物品Cを支持した支持盤Pを、把手部Pdを把持して取り扱うことにより、複数個の被支持物品Cを一括して支持盤保持体Tに対し保持させることができると共に支持盤保持体Tから取り出すことができ、また、複数個の被支持物品Cを別々の水平方向位置に上向きに支持した支持盤を、複数水平方向に並べた状態で支持盤保持体Tにより保持し得る。
[2] 本発明の実施の形態を、上記以外の形態を含めて更に説明する
本発明の物品支持器具は、支持盤と、それらの支持盤を保持し得る支持盤保持体を備えてなる。
(1) 支持盤
(1-1) 支持盤は、板状とすることができるほか、例えば枠状又は格子状とすることもできる。
(1-2) 支持盤は、水平状をなすもの(多少の高低があることを妨げない)であることが好ましい。
(1-3) 支持盤の平面視形状は、帯状、特に長方形状であることが好ましい(より好ましくは細長長方形状)が、これに限るものではない。
(1-4) 各支持盤は、複数個(好ましくは3個以上)の被支持物品を別々の水平方向位置に上向きに支持し得るものであって、複数個の被支持物品の支持盤に対する水平方向位置をそれぞれ位置決めする被支持物品位置決め部を有する。
(1-4-1) 被支持物品位置決め部は、例えば、
支持盤の上側に設けられた上方突起の突条若しくはその他の突起部であって、
(i) 支持盤上に支持された被支持物品の側部に接して被支持物品の水平方向所定向きの移動を阻止するもの、
(ii) 支持盤上に支持される被支持物品がその下側に下方突起の突条若しくはその他の突起部を有する場合に被支持物品の突条若しくは突起部に接して被支持物品の水平方向所定向きの移動を阻止するもの、又は、
(iii) 支持盤上に支持される被支持物品がその下側に下方開口の溝部又はその他の凹部(貫通孔を含む)を有する場合にそれらに嵌合するもの、
或いは、
支持盤上に支持される被支持物品がその下側に下方突起の突条若しくはその他の突起部を有する場合に、
(iv) 支持盤の縁部に対し、前記突条又は突起部が接して被支持物品の水平方向所定向きの移動を阻止するもの、又は、
(v) 支持盤の上側おいてその突条若しくはその他の突起部が嵌合し得る溝部若しくはその他の凹部(貫通孔を含む)
などを挙げることができる。
(1-4-2) 被支持物品位置決め部は、1若しくは2種又はそれ以上を組み合わせてなるものとすることができる。すなわち、支持盤に対する被支持物品の水平方向位置の位置決めは、被支持物品位置決め部の上記(i)乃至(v)の例又はその他の例のうち1若しくは2種又はそれ以上を組み合わせて行うものとすることができる。
例えば、所定方向及びその直交方向においてそれぞれ上記(i)及び(iv)の例により支持盤に対する被支持物品の水平方向位置の位置決めが行われるものとすることができる。
より具体的には、
支持盤上に支持される被支持物品が、その下側における所定の水平方向一方側と他方側に下方突起の突条若しくはその他の突起部を有する場合に、
その被支持物品が支持盤上に支持された状態において、
支持盤の相対する両縁部(例えば支持盤が細長長方形状の水平板状をなすものである場合における相対する両長手方向縁部)に対し、前記突条又は突起部がそれぞれ接して、前記所定の水平方向における被支持物品の移動が阻止されると共に、
支持盤の上側に設けられた上方突起の突条若しくはその他の突起部が、前記被支持物品の側部に接することにより、被支持物品が支持盤に対し前記所定の水平方向に直交する水平方向所定向きに移動することを阻止するものを挙げることができる。
この場合の支持盤の上側に設ける突条若しくはその他の突起部は、支持盤上に支持された被支持物品の相対する両側部について、それぞれ接する突条若しくはその他の突起部を設けることができる他、被支持物品の一方の側部に接する突条若しくはその他の突起部のみを設け、被支持物品の他方の側部については、例えば支持盤保持体の一部に接するものとすることができる。
支持盤上に支持された被支持物品の相対する両側部にそれぞれ接する突条若しくはその他の突起部が設けられている場合、一方の側部に接する突条若しくはその他の突起部と他方の側部に接する突条若しくはその他の突起部の間において、支持盤の上側における前記所定の水平方向の両縁部及び両縁部の間に突条若しくはその他の突起部を有しないものであれば、支持盤の上側を容易に清掃又は洗浄し得る。
(1-4-3) 各支持盤に対し被支持物品位置決め部により水平方向位置が位置決めされた複数個の被支持物品は、その支持盤上に1列に並んだ状態で支持されるものであることが好ましいが、支持盤上に2列に並んだ状態で支持されるものや、その他の状態で支持されるものとすることもできる。
(1-5) 各支持盤は、上方突設の少なくとも1つの把手部を備える。被支持物品を支持盤上に支持し、把手部を把持して持ち上げることにより、支持盤と共に支持盤上の被支持物品を持ち上げて移動させることができる。
(1-6) 各支持盤は、下側に下方に突起する突条又はその他の突部を有するものとすることができる。
(1-7) 支持盤は、複数有する。好ましくは3以上である。支持盤保持体により保持される複数の全ての支持盤は、何れも、水平方向位置決め部により位置決めされ得る形状であるもの、すなわちこの点で共通性を有するものであることが好ましい。支持盤保持体により保持される複数の全ての支持盤が同一形状であることが、より好ましい。
(2) 支持盤保持体
(2-1) 支持盤保持体は、例えば、容器状(箱状、かご状等)又はトレイ状若しくは盆状等の上方開口の収容凹部を有するものの他、平板状、格子板状、網板状、波板状等の板状をなすものとすることができ、更に、別の収容保持体(例えばワゴン)に複数の支持盤保持体を収容保持し得るものとすることができる。
上方開口の収容凹部を有する支持盤保持体は、その収容凹部が平面視方形状をなすもの、例えば直方体状をなすものであることが好ましい。また、支持盤保持体の収容凹部の底面は、突条等の凹凸を有しない平坦なものである場合、容易に清掃又は洗浄し得るので好ましい。
また、上方開口の収容凹部を有する支持盤保持体は、収容凹部内に支持盤を保持し、その支持盤上に被支持物品を支持した状態でその被支持物品を収容凹部内に収容し得、被支持物品が上方に突出しない高さのものであることが好ましい。
(2-2) 支持盤保持体は、複数の支持盤を、水平方向に並べた状態で且つそれぞれ把手部を把持して上方に取り外すことが可能な状態で保持し得るものである。
上方開口の収容凹部を有する支持盤保持体の場合、複数の支持盤を、水平方向に並べた状態で且つそれぞれ把手部を把持して上方に取り外して取り出すことが可能な状態で保持し得るものとすることができる。
(2-2-1) 複数の支持盤を水平方向に並べた状態としては、例えば、支持盤を水平方向において一列に並列させた状態(より具体的には、平面視長方形状の支持盤を短手方向に平行状に一列に並列させた状態))が好ましい例であるが、例えば、支持盤を水平方向において複数列に並列したものとすることもできる。
支持盤保持体において水平方向に並列した状態で保持された複数の支持盤同士の間の全部又は部分には水平方向の間隔を有するものとすることができる。
(2-2-2) 支持盤保持体に対する各支持盤の水平方向位置をそれぞれ位置決めする水平方向位置決め部としては、
各支持盤が、その一定方向における両端部(例えば一定方向における両端の角部又は湾曲部。より具体的には例えば支持盤が平面視長方形状である場合における長手方向両端の両角部。)において嵌合することにより、支持盤保持体に対し各支持盤が水平方向に移動することを防ぐもの、
各支持盤が1又は2以上の下方凸部を有し、その下方凸部が支持盤保持体に形成された凹部(貫通部を含む)に嵌合することにより支持盤保持体に対し各支持盤が水平方向に移動することを防ぐもの、
各支持盤が1又は2以上の凹部(貫通部を含む)を有し、その凹部に、支持盤保持体に形成された凸部が嵌合することにより支持盤保持体に対し各支持盤が水平方向に移動することを防ぐもの
等を例示することができる。
(2-2-3) 各支持盤を上向きに支持する上向き支持部としては、例えば、
各支持盤の下側が水平面若しくは水平面に沿った形状である場合に、その各支持盤の下側を全面的に上向きに支持する水平面を上側に有する水平板状若しくはその他の形態の部分、又は、各支持盤の下側を部分的に上向きに支持する上向き凸部、
或いは、
各支持盤の下側が凹凸を有する形状である場合に、その各支持盤の下側を部分的に上向きに支持する水平面を上側に有する水平板状若しくはその他の形態の部分、又は、各支持盤の下側を部分的に上向きに支持する上向き凸部
等を挙げることができる。
(2-2-4) 支持盤保持体により支持盤が保持された状態において、一定方向における支持盤の両端位置と支持盤保持体の両端位置(例えば、上方開口の収容凹部を有する支持盤保持体の収容凹部内の一定方向における両端位置)は対応するものとすることが好ましいが、必ずしもこれに限るものではない。
好ましい例としては、支持盤保持体の収容凹部が平面視長方形状(より好ましくは直方体状)をなすと共に、支持盤が平面視長方形状をなし、支持盤の長手方向寸法が支持盤保持体の収容凹部の平面視における一辺の長さに等しい場合を挙げることができる。
(2-2-5) 支持盤保持体は、間仕切り板を支持する間仕切り板支持部を備えるものとすることができる。
この場合、間仕切り板を間仕切り板支持部によって支持することにより、間仕切り(例えば格子状の間仕切り)を形成することができる。
(3) 被支持物品
被支持物品は、1つの支持盤における別々の水平方向位置に上向きに複数個支持され得る。
被支持物品は、容器(例えば、合成樹脂容器、紙箱等)であることが好ましく、開閉蓋付き容器とすることもできるが、容器に限るものではない。
被支持物品は、その下側に、下方突起の突条若しくはその他の突起部を有するものとすることや、下方開口の溝部又はその他の凹部(貫通孔を含む)を有するものとすることができるが、これに限るものではない。
C 被支持物品
Ca 蓋部
Cb 下方突起部
P 支持盤
Pa 側縁部
Pb 端部位置決め部
Pc 中間位置決め部
Pd 把手部
Pl 突条
T 支持盤保持体
Ta 収容凹部
Tb 吊り手
Tc 内側面
Td 垂直突条
Te 底面
Tf 間仕切り板支持部
W 間仕切り板

Claims (7)

  1. 複数の支持盤と、それらの支持盤を保持し得る支持盤保持体を備えてなり、
    前記各支持盤は、複数個の被支持物品を別々の水平方向位置に上向きに支持し得るものであって、前記複数個の被支持物品の支持盤に対する水平方向位置をそれぞれ位置決めする被支持物品位置決め部を有すると共に、上方突設の少なくとも1つの把手部を備え、
    前記支持盤保持体は、前記複数の支持盤を、水平方向に並べた状態で且つそれぞれ把手部を把持して上方に取り外すことが可能な状態で保持し得るものであり、支持盤保持体に対する各支持盤の水平方向位置をそれぞれ位置決めする水平方向位置決め部と、各支持盤を上向きに支持する上向き支持部を有することを特徴とする物品支持器具。
  2. 支持盤の平面視形状が帯状である請求項1記載の物品支持器具。
  3. 支持盤保持体が、上方開口の収容凹部を有するものであり、
    前記収容凹部が平面視長方形状をなすと共に、支持盤が平面視帯状をなし、支持盤の長手方向寸法が支持盤保持体の収容凹部の平面視における一辺の長さに等しい請求項1又は2記載の物品支持器具。
  4. 被支持物品位置決め部が、支持盤の上側に設けられた上方突起部である請求項1乃至3の何れか1項に記載の物品支持器具。
  5. 上記各支持盤に上向きに支持される被支持物品を備えた請求項1乃至4の何れか1項に記載の物品支持器具。
  6. 上記各支持盤に上向きに支持される被支持物品を備え、
    被支持物品位置決め部が、支持盤の上側に設けられた上方突起部であり、その上方突起部が、支持盤上に支持された被支持物品の側部に接して被支持物品の水平方向所定向きの移動を阻止するものである請求項1乃至3の何れか1項に記載の物品支持器具。
  7. 支持盤の平面視形状が帯状であり、
    上記上方突起部が、支持盤上に支持された被支持物品の側部に接して被支持物品の水平方向における支持盤の長手方向の移動を阻止するものであり、
    前記被支持物品は、相対する下方突起部を下側に有し、
    支持盤の両側縁部に対し、前記相対する下方突起部がそれぞれ接して被支持物品の水平方向における支持盤の短手方向の移動を阻止するものである請求項6記載の物品支持器具。
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