JP2002096834A - 移送用トレイ - Google Patents

移送用トレイ

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JP2002096834A
JP2002096834A JP2000287645A JP2000287645A JP2002096834A JP 2002096834 A JP2002096834 A JP 2002096834A JP 2000287645 A JP2000287645 A JP 2000287645A JP 2000287645 A JP2000287645 A JP 2000287645A JP 2002096834 A JP2002096834 A JP 2002096834A
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哲也 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空の状態にある支持板を省スペースに積み重
ねることができる移送用トレイを提供する。 【解決手段】 支持板11の底面には筒状をなす脚部1
2が突設され、支持板11の上面において、脚部12の
隣接位置には支持突部18が突設されている。脚部12
と支持突部18とは支持板11の中心を基準に点対称位
置となっている。収容物50が載せられた状態にある支
持板11は、脚部12により床上等から所定高さで支持
されるとともに、支持突部18上に脚部12を載せるこ
とにより、積み上げ可能となっている。また、空の状態
にある支持板11は、脚部12及び支持突部18の開口
より内側に設けられた第1収容部16及び第2収容部1
9にそれぞれ脚部12及び支持突部18を収容すること
により積み重ね可能となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、収容物が載せら
れた状態において移送可能に構成した移送用トレイに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、イチゴ、トマト等といった軟らか
い収容物は透明なパック内に収容され、有底四角箱状を
なす運搬用容器内に積み上げた状態で収容され、搬送さ
れる。このとき、下方の収容物が上方から加わる重量に
より傷付けられることを防止するため、各収容物は移送
用トレイを介して積み上げられている。
【0003】この移送用トレイは以下に述べるような構
成となっている。すなわち、トレイを構成する合成樹脂
製の支持板は四角板状をなすとともに、支持板には平面
四角形状をなす複数の収容孔が透設されており、この収
容孔内に収容物がその一部を挿入した状態で載せられて
いる。支持板の上面及び下面には複数の脚部が突設され
ている。これら脚部のうち支持板の下面に設けられた脚
部の下端は下方に開口する筒状をなし、その内側に支持
板の上面に設けられた脚部の先端が挿入されることによ
り、脚部同士が係合できるように構成されている。
【0004】収容物を載せた状態のトレイの積み上げ
は、下方位置となる支持板の上方に収容物を跨ぐように
して上方位置となる支持板が配置され、各脚部同士を係
合することによって行われる。この状態で上下の支持板
間に収容空間が形成され、この収容空間に収容物が収容
されようになっている。そして、上記操作を複数回繰り
返すことによって、収容物を載せた状態のトレイが一方
向の上下に積み上げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
移送用トレイによれば、支持板上に収容物を載せた状
態、あるいは空の状態に係わらず、同一の方法で支持板
を積み上げることから、空の状態で返送する際にも収容
物を移送するときと同じだけのスペースを必要とするた
め、スペース効率が悪いという問題があった。
【0006】この発明は、このような従来技術に存在す
る問題点に着目してなされたものである。その目的とす
るところは、空の状態にある支持板を省スペースに積み
重ねることができる移送用トレイを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の移送用トレイの発明は、収容物
を載せるための支持板と、支持板の下面に突設され、そ
の両側面が互いに下部ほど狭くなるテーパ状をなすとと
もに、支持板の上面側に開口し、収容物が載せられた状
態にある支持板を所定高さに支持する脚部と、支持板の
上面において、支持板の中心を基準として、脚部と点対
称となる位置に突設され、その両側面が互いに上部ほど
狭くなるテーパ状をなすとともに、支持板の下面側に開
口し、収容物が載せられた状態にある支持板を上下に積
み上げるとき、上方位置の脚部を支持するための支持突
部と、脚部及び支持突部の開口にそれぞれ設けられ、空
の状態にある支持板を上下に積み重ねるとき、脚部及び
支持突部をそれぞれの内側に収容するための第1及び第
2収容部とを備えたものである。
【0008】請求項2に記載の移送用トレイの発明は、
請求項1に記載の発明において、前記支持板には上面側
に開口するとともに、収容物をその内部に収納可能な箱
状をなす収納体を凹設するとともに、この収納体の下面
よりも脚部の下端が下方に位置するように構成したもの
である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。図1〜図3に示すよう
に、移送用トレイ10は、合成樹脂製の四角板状をなす
支持板11を備えるとともに、その下面には移送用トレ
イ10を床上に置いたり等する場合に支持板11を床か
ら所定高さに支持するための複数の脚部12が突設され
ている。前記支持板11の周縁からは四角枠状をなす補
強リブ13が垂下されており、その強度が保持されると
ともに、支持板11の短辺の中央には指掛部11aが凹
設されており、支持板11を持ち上げやすくなってい
る。
【0010】図3及び図4(b)に示すように、支持板
11の下面にはその上面側で開口する有底四角箱状をな
す複数の収納体14が支持板11の幅方向に2個、長手
方向に5個並ぶように、合計10個設けられている。図
5に2点鎖線で示すように、この収納体14の内側には
イチゴ、トマト等の食品がほぼ四角箱状をなす透明なパ
ック内部に収容された状態で収容物50としてその大半
が収容されている。
【0011】収納体14の対向する各一対の内側面は開
口に向かうほど互いに広くなるテーパ状に形成されてい
る。さらに、収納体14の底壁にはその周縁部分を若干
残して、中央に1つの大きな透孔15が透設されてい
る。この透孔15により、収容物50は荷重が集中する
下面の中央部分が収納体14の内底面へ接触することな
く、浮いた状態で保持されており、この部分へ衝撃、振
動等の外力が加わることが抑制されている。加えて、収
容物50の下面の周縁部分は収納体14の内底面へ接触
されるため、収納体14内から収容物50が抜け落ちる
ことが防止されている。
【0012】図2〜図4(a)に示すように、前記脚部
12は、支持板11の各長辺にそれぞれ3つずつ、両長
辺間の中央に2つがそれぞれ長手方向に等間隔おきに並
ぶように設けられている。脚部12は、支持板11の上
面側に開口する有底四角筒状をなし、対向する各一対の
側壁が互いに下部ほど狭くなるテーパ状に形成されてい
る。この脚部12はその下端が収納体14の底面よりも
下方に位置するように形成されており、移送用トレイ1
0を床上に置いたり等する場合に収納体14の底面が床
に接触することを防止している。また、脚部12の下面
には係合穴17が透設されるとともに、開口から内側は
第1収容部16となっている。
【0013】支持板11の上面において、各脚部12と
支持板11の長手方向で隣接する位置には複数の支持突
部18が突設されるとともに、これら支持突部18は各
脚部12に対し、支持板11の中心を基準に点対称位置
に配設されている。この支持突部18は支持板11の下
面側に開口する枠状をなし、その両側面が互いに上部ほ
ど狭くなるテーパ状に形成されるとともに、支持板11
と直交する面内に位置するように垂設されている。ま
た、支持突部18の上面には係合突部20が突設される
とともに、支持突部18の開口から内側は第2収容部1
9となっている。さらに、支持突部18の両側壁の内面
にはリブ18aがその長さ方向に延びるように設けら
れ、強度を保持している。
【0014】図4(a)に示すように、脚部12及び支
持突部18の互いに隣接する一側壁12a,18bは、
その表面、すなわち外側面と内側面が連続する平坦面と
なるように一体形成されており、その強度が向上されて
いる。また、脚部12の他側壁12bの上端部は、前記
補強リブ13と連続するように階段状に形成されること
により、その強度が保持されている。
【0015】図1及び図5に示すように、収容物50が
載せられた状態にある上下一対の支持板11において、
下方の支持突部18に対して上方の脚部12を位置合わ
せして積み上げるとスタッキング状態となる。このスタ
ッキング状態では、下方の支持板11の支持突部18上
に上方の支持板11の脚部12が載せられるとともに、
支持突部18の係合突部20に脚部12の係合穴17が
係合されることにより、上下の支持板11間における横
方向の位置ずれが規制されている。また、上下の支持板
11間において、収容物50は収納体14の底面に接触
しないように保持されている。
【0016】空の状態にある上下一対の支持板11にお
いて、図1に矢印で示すように、支持板11を180゜
回転させ、互いの脚部12及び支持突部18同士を位置
合わせして積み重ねるとネスティング状態となる。図6
(a),(b)に示すように、このネスティング状態で
は、下方の支持板11の第1収容部16及び第2収容部
19にそれぞれ脚部12及び支持突部18が収容されて
いる。また、収納体14の対向する各一対の内側面がテ
ーパ状に形成されていることから、下方の収納体14内
に上方の収納体14が収容され、上下一対の支持板11
が接触した状態で積み重ねられている。
【0017】次に、前記移送用トレイの作用について以
下に記載する。さて、図1に示すように、支持板11を
積み上げてスタッキング状態とするには、まず、一枚の
支持板11がその脚部12を下に向け、床上に置かれた
後、この支持板11の収納体14内に収容物50が収容
される。次に、下方の支持突部18に対し、上方の脚部
12が対応する位置となるように、上下一対の支持板1
1を位置合わせする。このまま、図5に示すように、下
方の支持板11の支持突部18の係合突部20に上方の
支持板11の脚部12の係合穴17を係合すると、支持
突部18上に脚部12が載せられて、下方の支持板11
上に上方の支持板11が支持される。
【0018】この後、上方の支持板11上に収容物50
を載せ、同様の作業を複数回繰り返すことにより、収容
物50を載せた状態にある支持板11がスタッキング状
態で上方に延びるように積み上げられる。そして、収容
物50を載せた状態にある支持板11は冷凍庫等におい
て保冷される。
【0019】上記したように支持板11を積み上げたと
き、最も下方に位置する支持板11において、収納体1
4は脚部12により床から離間した状態で保持されるた
め、床からの振動、衝撃等の外力が収納体14及び支持
板11を介して収容物50に直接伝わることが抑制され
る。また、上下の支持板11間において、支持突部18
及び脚部12により収納体14の底面が収容物50と接
触しないようになっているため、下方から上方の収容物
50へ収納体14及び支持板11を介して外力が伝わる
ことが抑制される。さらに、脚部12は支持板11の上
面に設けられた支持突部18上に載せられるため、積み
上げる際、脚部12により収容物50が傷付けられるこ
とが防止される。
【0020】収容物50が無くなり、空の状態にある支
持板11はネスティング状態で収容され、このまま搬送
されるか、あるいは倉庫等において保管される。この場
合、図1に矢印で示すように、まず、上下一対の支持板
11において、上方の支持板11が180゜回転されて
互いの支持突部18及び脚部12同士が同じ位置となる
ように位置合わせされる。次に、上方の支持板11の脚
部12を下方の支持板11の第1収容部16の内側に、
第2収容部19を支持突部18の外側に係合させる。
【0021】このまま、図6(a)に示すように、上方
の支持板11を下降させることにより、第1収容部16
及び第2収容部19内に脚部12及び支持突部18がそ
れぞれ収容される。このとき、図6(b)に示すよう
に、上方の支持板11の収納体14が下方の支持板11
の収納体14内に収容されることにより、互いの支持板
11が上下に接触される。そして、同様の作業を複数回
繰り返すことにより、空の状態にある支持板11がネス
ティング状態で上方に延びるように積み重ねられる。
【0022】上記のようにネスティング状態で支持板1
1を上下に積み重ねるとき、上方の支持板11の脚部1
2及び下方の支持板11の支持突部18のほぼ全体がそ
れぞれ第1収容部16及び第2収容部19内に収容され
るとともに、上下の収納体14同士も積み重なることに
より、上下の支持板11が接触される。このため、空の
状態にある支持板11が省スペースに積み重ねられる。
【0023】前記の実施形態によって発揮される効果に
ついて、以下に記載する。 ・ 支持板11の下面及び上面に脚部12及び支持突部
18を突設するとともに、これらを収容する第1収容部
16及び第2収容部19を設けたことにより、収容物5
0を載せた状態にあっては、脚部12を支持突部18上
に載せることにより、上下の支持板11を十分な距離だ
け離間させ、それらの間に収容物50を傷つけることな
く収容することができるとともに、空の状態にあっては
脚部12及び支持突部18をそれぞれ第1収容部16及
び第2収容部19に収容することにより、上下の支持板
11を接触させることができ、省スペースに積み重ねる
ことができる。
【0024】・ 収納体14を設け、その内側に収容物
50の大半が収容されることにより、収容物50が横方
向に位置ずれしようとする場合にも、収容物50の側面
が収納体14の内側面に当接されてその移動が規制され
るため、収容物50の傷付きを防止することができる。
さらに、収納体14の下面よりも脚部12の下端が下方
に位置するため、収納体14の底面が床に接触すること
を防止することができ、床からの振動、衝撃等の外力が
支持板11及び収納体14を介して収容物50に直接伝
わることを抑制することができ、外力による収容物50
の傷付きを防止することができる。
【0025】・ 脚部12及び支持突部18の互いに隣
接する一側壁12a,18bは、その表面、すなわち外
側面と内側面及び内側面と外側面が連続する平坦面とな
るように一体形成されている。このため、上方から加わ
る収容物50及び積み上げられた支持板11の重量等の
力を脚部12及び支持突部18で一体となって受けるこ
とができ、その強度を向上させることができる。
【0026】・ 脚部12及び支持突部18を支持板1
1の長さ方向に沿って一直線状に並べ、この一直線状に
並べられた脚部12及び支持突部18の全てが支持板1
1と直交する面内に配設されることにより、脚部12及
び支持突部18の設置スペースを節約することができ、
その分、支持板11の上面で開口するように凹設される
収納体14の設置スペースを広くすることができるた
め、収容物50の大きさ、個数等に広く対応することが
できる。
【0027】なお、本実施形態は、次のように変更して
具体化することも可能である。 ・ 図7に示すように、上面に開口部を有する有底長四
角箱状に形成された容器本体30を備えた運搬用容器に
おいて、その底壁31上に複数枚の移送用トレイ10を
スタッキング状態で積み上げてもよい。この場合、図8
に示すように、脚部12により底壁31に収納体14の
底面が接触することが防止され、容器本体30に加えら
れた振動、衝撃等による外力がその底壁31から収納体
14及び支持板11を介して収容物50に伝わることが
防止される。さらに、支持板11の面積を容器本体30
の底壁とほぼ同じにすると、容器本体30の各側壁32
に支持板11の側面が当接されることにより、容器本体
30内における支持板11の横方向への移動を確実に規
制することができる。
【0028】また、図9に示すように、容器本体30内
に複数枚の移送用トレイ10をネスティング状態で積み
重ねてもよい。この場合、スタッキング状態よりも多数
の支持板11を容器本体30内に収容することができ、
省スペースで搬送、保管等することができる。加えて、
容器本体30を折り畳み可能に構成すれば、支持板11
が収容されず、空の状態となった運搬用容器をも省スペ
ースで搬送、保管等することができる。
【0029】・ 図10に示すように、支持突部18の
両側壁を曲面状に形成してもよい。このように構成した
場合、両側壁を平板状に形成することと比較してその強
度を向上させることができ、内面のリブ18aを省略す
ることもできる。
【0030】・ 支持板11上にはスタッキング状態又
はネスティング状態での位置合わせを補助するために、
支持板11の方向を示すための方向指示手段として、マ
ーカを貼り付けたり、その長さ方向又は幅方向の中間で
塗り分けたり、長辺側又は短辺側の一方の側縁全体の成
型色を変えたり、矢印、文字、絵等を描いたり等しても
よい。
【0031】・ 脚部12を支持突部18と同様に枠状
に形成してもよい。あるいは支持突部18を脚部12と
同様に四角筒状に形成してもよい。 ・ 収容物50は透明なパックに収容された食品に限定
されるものではなく、軟らかく、傷が付きやすい工業製
品、薬品等としてもよい。
【0032】・ 脚部12及び支持突部18を支持板1
1の幅方向に並ぶように配設したり、支持板11の幅方
向及び長さ方向の両方向に並ぶように配設したりしても
よい。このように脚部12及び支持突部18を幅方向に
並べて配設する場合にも、収納体14の設置スペースを
広くすることができることから、脚部12及び支持突部
18を支持板11と直交する面内に位置するように設け
ることが好ましい。
【0033】・ 上下の支持板11間における横方向の
位置ずれを規制する規制手段として、脚部12の下面に
係合突部を設け、支持突部18の上面に係合穴を設けた
り、脚部12の下面に挿入孔を設け、この挿入孔内に支
持突部18の上端部を挿入したり等してもよい。
【0034】さらに、前記実施形態より把握できる技術
的思想について以下に記載する。 ・ 前記脚部の隣接位置に支持突部を配設するととも
に、脚部及び支持突部の互いに隣接する一側壁同士を、
連続するように一体形成したことを特徴とする請求項1
又は請求項2に記載の移送用トレイ。このように構成し
た場合、脚部の強度を向上させることができる。
【0035】・ 請求項1又は請求項2に記載の移送用
トレイを備えた運搬用容器であって、有底箱状をなし、
収容物が載せられた状態にある支持板を積み上げた状態
で収容可能であり、かつ空の状態にある支持板を積み重
ねた状態で収容可能な容器本体を備えるとともに、容器
本体の底壁を支持板とほぼ同じ面積となるように形成し
た運搬用容器。このように構成した場合、収容物を載せ
た状態では容器本体の底壁から加わわる振動、衝撃等に
よる外力が支持板を介して収容物に直接伝わることを防
止することができ、空の状態では省スペースで搬送、保
管等することができるるとともに、支持板の面積を底壁
とほぼ同じにすることにより、容器本体内における支持
板の横方向への移動をほぼ確実に規制することができ
る。
【0036】・ 前記収納体の底壁の中央にはその周縁
部分が若干残る状態となるように透孔を透設した請求項
2に記載の移送用トレイ。このように構成した場合、収
納体内からの収容物の抜け落ちを防止しつつ、荷重が集
中する収容物の下面の中央部分へ外力が加わることを防
止することができる。
【0037】・ 前記脚部の下面には係合穴又は係合突
部を設け、支持突部の上面には支持板を積み上げた状態
で前記係合穴又は係合突部と係合する係合突部又は係合
穴を設けた請求項1又は請求項2に記載の移送用トレ
イ。このように構成した場合、係合穴及び係合突部が互
いに係合することにより、上下の支持板間における横方
向の位置ずれを規制することができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1に記載の発明に
よれば、空の状態にある支持板を省スペースに積み重ね
ることができる。
【0039】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、収容物の横方向への移動
を抑制することができるとともに、収納体の底面を介し
て伝わる外力により収容物が傷付くことを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移送用トレイの支持板を積み上げる状態を示
す分解斜視図。
【図2】 移送用トレイを示す平面図。
【図3】 移送用トレイを示す底面図。
【図4】 (a)は脚部及び支持突部を示す断面図、
(b)は収納体を示す断面図。
【図5】 移送用トレイを積み上げた状態を示す一部を
拡大した断面図。
【図6】 (a)は移送用トレイを積み重ね、脚部及び
支持突部を各収容部内に収容した状態を示す断面図、
(b)は移送用トレイを積み重ね、収納体同士を積み重
ねた状態示す断面図。
【図7】 運搬用容器内で支持板を積み上げる状態を示
す分解斜視図。
【図8】 運搬用容器内で支持板を積み上げた状態を示
す断面図。
【図9】 運搬用容器内で支持板を積み重ねた状態を示
す断面図。
【図10】 別形態の支持突部を示す斜視図。
【符号の説明】
11…支持板、12…脚部、12a…隣接する一側壁、
14…収納体、16…第1収容部、18…支持突部、1
8b…隣接する一側壁、19…第2収容部、50…収容
物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E006 AA01 BA10 CA02 DA03 DB04 FA01 3E033 AA10 BA13 CA02 CA05 FA04 GA03 3E035 AA11 BA02 BB10 3E096 AA09 BA27 BB09 BB10 CA06 CC02 DA30 DC01 EA04X EA04Y FA19 GA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容物を載せるための支持板と、 支持板の下面に突設され、その両側面が互いに下部ほど
    狭くなるテーパ状をなすとともに、支持板の上面側に開
    口し、収容物が載せられた状態にある支持板を所定高さ
    に支持する脚部と、 支持板の上面において、支持板の中心を基準として、脚
    部と点対称となる位置に突設され、その両側面が互いに
    上部ほど狭くなるテーパ状をなすとともに、支持板の下
    面側に開口し、収容物が載せられた状態にある支持板を
    上下に積み上げるとき、上方位置の脚部を支持するため
    の支持突部と、 脚部及び支持突部の開口にそれぞれ設けられ、空の状態
    にある支持板を上下に積み重ねるとき、脚部及び支持突
    部をそれぞれの内側に収容するための第1及び第2収容
    部とを備えた移送用トレイ。
  2. 【請求項2】 前記支持板には上面側に開口するととも
    に、収容物をその内部に収納可能な箱状をなす収納体を
    凹設するとともに、この収納体の下面よりも脚部の下端
    が下方に位置するように構成した請求項1に記載の移送
    用トレイ。
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