JP5905641B2 - 超広帯域周波数変調器 - Google Patents

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Description

米国特許法119条に基づく優先権の主張
[0001] 本願は、譲受人に譲渡され、参照によって本明細書に明確に組み込まれる、2012年4月25日に出願された「ULTRA-WIDE BAND FREQUENCY MODULATOR」と題する米国特許仮出願第61/638,274号に対する優先権を主張する。
[0002] 本開示は、一般に、通信システムのためのワイヤレスデバイスに関する。より具体的には、本開示は、超広帯域周波数変調器(an ultra-wide band frequency modulator)のためのシステムおよび方法に関する。
[0003] 電子デバイス(セルラ電話、ワイヤレスモデム、コンピュータ、デジタルミュージックプレーヤ、全地球測位システムユニット、携帯情報端末、ゲーミングデバイス、等)は、日常生活の一部になってきている。小型のコンピューティングデバイスは現在、自動車から住宅の錠(housing locks)、さらには、モバイルデバイスまで、すべてのものに設置されている。これら電子デバイスの複雑性は、過去数年で劇的に増加している。例えば、多くの電子デバイスは、デバイスの制御に役立つ1つ以上のプロセッサに加えて、デバイスのプロセッサおよび他の部分をサポートするための多くのデジタル回路を有する。
[0004] ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、データ、等のような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、1つ以上の基地局との多数のモバイルデバイスの同時通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。
[0005] モバイルデバイスは、動作中に使用される様々な回路を含みうる。例えば、発振器は、モバイルデバイス内の基板または集積回路にわたって様々な回路を同期させるために使用されうる。さらに、モバイルデバイス内の異なる回路は、異なる周波数を用いて動作しうる。したがって、モバイルデバイスは、様々な目的のために多数の基準信号(reference signal)を発生させうる。
[0006] しかしながら、他のポータブル電子デバイスのように、モバイルデバイスは、送受信可能なデータ量が制限される可能性がある。さらに、送受信される信号の処理を簡潔にすることが望まれうる。広帯域変調器の1つの利点は、多数の周波数帯域および多数の規格(2G、3G、4G、等)をカバーする能力である。
[0007] 超広帯域周波数変調器が説明される。本周波数変調器は、小さい成分(a small component)を受信する直接変調位相ロックループ(a direct modulation phase lock loop)を含む。本周波数変調器はまた、複数の遅延線(delay lines)を生成する遅延モジュールを含む。本周波数変調器は追加的に、大きい成分(a large component)および複数の遅延線を受信するエッジセレクタ(an edge selector)を含む。
[0008] 小さい成分は、位相変調成分(a phase modulation component)であり得、大きい成分は、位相変調成分でありうる。小さい成分は、周波数変調成分(a frequency modulation component)であり得、大きい成分は周波数変調成分でありうる。小さい成分は、3メガヘルツ以下の周波数を含み、大きい成分は、3メガヘルツを上回る周波数を含みうる。
[0009] 直接変調位相ロックループは、デジタル位相ロックループでありうる。小さい成分は、二点注入(two point injection)を通じて直接変調位相ロックループに注入される(injected)。
[0010] 超広帯域周波数変調器は、ポーラ変調器(polar modulator)でありうる。直接変調位相ロックループは、位相ロックループ出力信号を遅延モジュールに提供しうる。複数の遅延信号(delayed signals)は、複数の遅延線上で送られうる。エッジセレクタは、大きい成分および複数の遅延信号を処理して、位相出力信号を生成しうる。
[0011] ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信を容易にする方法が開示される。小さい成分は、直接変調位相ロックループによって処理される。大きい成分は、遅延モジュールおよびエッジセレクタを含むデジタル周波数オフセット発生器(a digital frequency offset generator)によって処理される。遅延モジュールは、複数の遅延線をエッジセレクタに提供する。位相出力信号が出力される。
[0012] 変調データ(Modulation data)が取得されうる。変調データは、振幅成分(an amplitude component)および周波数成分へと分割されうる。周波数成分は、小さい成分および大きい成分を取得するために、閾値にしたがって分割されうる。小さい成分は、直接変調位相ロックループに提供されうる。大きい成分は、デジタル周波数オフセット発生器に提供されうる。
[0013] 直接変調位相ロックループ出力は、遅延モジュールに提供されうる。直接変調位相ロックループ出力は、複数の遅延信号を取得するために、遅延モジュールを用いて処理されうる。複数の遅延信号は、複数の遅延線上でエッジセレクタに提供されうる。本方法は、超広帯域周波数変調器を含むワイヤレスデバイスによって実行されうる。
[0014] ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信を容易にするための装置も説明される。本装置は、直接変調位相ロックループによって小さい成分を処理するための手段を含む。本装置はまた、遅延モジュールおよびエッジセレクタを含むデジタル周波数オフセット発生器によって大きい成分を処理するための手段を含む。遅延モジュールは、複数の遅延線をエッジセレクタに提供する。本装置はさらに、位相信号を出力するための手段を含む。
[0015] ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信を容易にするためのコンピュータプログラム製品も説明される。本コンピュータプログラム製品は、命令を格納した非一時的な有形(tangible)コンピュータ可読媒体を含む。本命令は、直接変調位相ロックループによって小さい成分を処理することをワイヤレスデバイスに行わせるためのコードを含む。本命令はまた、遅延モジュールおよびエッジセレクタを含むデジタル周波数オフセット発生器によって大きい成分を処理することをワイヤレスデバイスに行わせるためのコードを含む。遅延モジュールは、複数の遅延線をエッジセレクタに提供する。本命令はさらに、位相信号を出力することをワイヤレスデバイスに行わせるためのコードを含む。
図1は、超広帯域周波数変調器を使用するワイヤレスデバイスを示すブロック図である。 図2は、超広帯域周波数変調器を示すブロック図である。 図3は、超広帯域周波数変調のための方法のフロー図である。 図4は、位相決定モジュールの一構成を示すブロック図である。 図5は、直接変調(a direct modulation)位相ロックループ(phase lock loop)(PLL)の一構成を示すブロック図である。 図6は、デジタル周波数オフセット発生器の一構成を示すブロック図である。 図7は、別の超広帯域周波数変調器を示すブロック図である。 図8は、超広帯域周波数変調のための別の方法のフロー図である。 図9は、基地局内に含まれうる特定のコンポーネントを示す。 図10は、ワイヤレス通信デバイス内に含まれうる特定のコンポーネントを示す。
詳細な説明
[0026] 図1は、超広帯域周波数変調器102を使用するワイヤレスデバイス100を示すブロック図である。ワイヤレスデバイス100は、ワイヤレス通信デバイスまたは基地局でありうる。
[0027] ワイヤレス通信デバイスは、端末、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、加入者ユニット、局、等とも呼ばれ、それらの機能性のうちのいくつかまたはすべてを含みうる。ワイヤレス通信デバイスは、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスデバイス、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、外付けまたは内蔵モデム、ワイヤライン電話、等でありうる。ワイヤレス通信デバイスは、可動式または据え置き型でありうる。ワイヤレス通信デバイスは、いかなる瞬間でも、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でゼロ、1、または多数の基地局と通信しうる。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、基地局からワイヤレス通信デバイスへの通信リンクを指し、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、ワイヤレス通信デバイスから基地局への通信リンクを指す。アップリンクおよびダウンリンクは、通信リンク、または、通信リンクに使用されるキャリアを指しうる。
[0028] ワイヤレス通信デバイスは、基地局のような、他のワイヤレスデバイスを含むワイヤレス通信システムで動作しうる。基地局は、1つ以上のワイヤレス通信デバイスと通信する局である。基地局は、アクセスポイント、ブロードキャスト送信機、ノードB、発展型ノードB、等とも呼ばれ、それらの機能性のうちのいくつかまたはすべてを含みうる。各基地局は、特定の地理的エリアに対して通信カバレッジを提供する。基地局は、1つ以上のワイヤレス通信デバイスに対して通信カバレッジを提供しうる。「セル」という用語は、その用語が使用される文脈に依存して、基地局および/またはそれのカバレッジエリアを指しうる。
[0029] ワイヤレス通信システム(例えば、多元接続システム)における通信は、ワイヤレスリンク上での送信を通じて達成されうる。このような通信リンクは、単一入力単一出力(SISO)または多入力多出力(MIMO)システムを介して確立されうる。多入力多出力(MIMO)システムは、データ送信のために、多数の(NT個の)送信アンテナおよび多数の(NR個の)受信アンテナをそれぞれ備えた1つまたは複数の送信機および1つまたは複数の受信機を含む。SISOシステムは、多入力多出力(MIMO)システムの特定の例である。多入力多出力(MIMO)システムは、多数の送受信アンテナによって作り出される追加の次元(dimensionalities)が利用されると、高められた性能(例えば、より高いスループット、より大きな容量、または、向上した信頼性)を提供することができる。
[0030] ワイヤレス通信システムは、単一入力多出力(SIMO)および多入力多出力(MIMO)の両方を利用しうる。ワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅および送信電力)を共有することによって、多数のワイヤレス通信デバイスとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(W−CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)システム、および空間分割多元接続(SDMA)システムが含まれる。
[0031] ワイヤレスデバイス100は、データソース112および送信機104を含みうる。送信機104は、超広帯域周波数変調器102を含みうる。
[0032] ワイヤレスデバイス100の例には、セルラ、コードレス、パーソナルコミュニケーションシステム、モバイル電話、または、他のタイプのワイヤレス電話デバイスといったワイヤレス通信デバイスが含まれる。ワイヤレスデバイス100のさらなる例には、ベースバンド回路、送信機、受信機、トランシーバ、ページャ、ワイヤレス携帯情報端末、セットトップボックス、ミュージックプレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテイメントユニット、ワイヤレス接続を有するノートブックコンピュータ、ワイヤレスモバイルデバイス、双方向無線機、ウォーキートーキー(a walkie-talkie)、モバイル局、多入力多出力(MIMO)デバイス、ナビゲーションデバイス、全地球測位システム受信機、メーター読取機器(meter reading equipment)のような固定ロケーションデータユニット(a fixed location data unit)、または、データまたはコンピュータ命令を記憶または検索するその他のデバイス、あるいはそれらのあらゆる組み合わせが含まれる。ワイヤレスデバイス100の追加の例には、ブルートゥースなどの他の狭帯域システムはもちろん、狭帯域ポーラGSM(登録商標)(narrowband polar GSM(登録商標))およびEDGEシステムで見られるもののようなポーラ送信機(polar transmitter)が含まれる。
[0033] 超広帯域周波数変調器102は、超広帯域周波数上で動作しうる。超広帯域周波数は、500メガヘルツ(MHz)か、またはキャリア周波数の20%かのどちらか少ない方を超える帯域幅を有する信号を指しうる。一般に、超広帯域周波数変調器102の範囲は、100MHzを超える。
[0034] 送信機104はまた、発振器108、駆動増幅器116、および電力増幅器118を含みうる。超広帯域周波数変調器102は、発振器108から基準信号110を、データソース112から変調データ114を受信しうる。発振器108は、局部発振器(a local oscillator)(LO)でありうる。変調データ114は、複素信号(complex signals)を含みうる。変調データ114は、任意のデジタル複素変調スキーム(digital complex modulation scheme)(PSK、QAM、またはOFDM)でありうる。基準信号110は、クロック信号として送信機104内のデジタルコンポーネントによって使用される、特定の周波数(すなわち、基準信号周波数)における周期信号(a periodic signal)でありうる。変調データ114は、ワイヤレスデバイス100によって別のデバイスにワイヤレスに送信されることとなるデータでありうる。
[0035] 送信機104は、変調データ114を、送信に備えるために、ある程度処理しうる。送信機104は、変調データ114を含む無線周波数(a radio frequency)(RF)信号106を生成しうる。例えば、変調データ114が100キロヘルツ(kHz)の帯域幅を有する場合、無線周波数(RF)信号106は、100kHzの帯域幅をおよび1GHzまたは1.8GHzの中心周波数を有する変調データ114を含みうる。無線周波数(RF)信号106は、それがアンテナ120を介して送信される前に、駆動増幅器116、電力増幅器118、または両方によって増幅されうる。このように、送信機104は、超広帯域周波数変調器102を使用して、送信のために無線周波数範囲にデータをアップコンバートしうる。一構成において、超広帯域周波数変調器102は、ミキサ(示されない)と共に、アナログ位相ロックドループ(an analog phase locked loop)を使用しうる。
[0036] ポーラ送信機のような周波数変調器は、様々な理由により、回路で使用されうる。近年、ワイヤレス通信デバイスにおける狭帯域にポーラ送信機が採用されている。例えば、狭帯域ポーラ送信機は、移動通信のためのグローバルシステム(Global System for Mobile Communications)(GSM)およびGSMエボリューションのための拡張データレート(Enhanced Data rates for GSM Evolution)(EDGE)システムに使用される。しかしながら、ポーラ送信機を狭帯域に使用することで、制限が設けられる。例えば、狭帯域送信機は、変調されたデータを送信するために、キャリア信号のほんの一部しか利用することができない。別の制限は、遅延整合(delay matching)に対する厳しい制約(stringent restriction)が課せられる点である。例えば、いくつかのシステムにおいて、電圧制御発振器利得(voltage controlled oscillator gain)(KVCO)線形化範囲(linearization range)は、位相成分が約3MHzの帯域幅に制限されうる。
[0037] ポーラ送信機の持つ別の問題は、それらが「ホールパンチング(hole punching)」技法を採用することが多い点である。この技法は、変調されたデータの拡散効果(spreading effect)により、周波数ドメインン内のスパー(spur)および位相量子化雑音(phase quantization noise)に帰着しうる。それはスペクトル再生(spectral re-growth)およびブロック隣接リソース(blocks adjacent resources)を作り出すため、これには問題がある。いくつかのケースでは、隣接チャネル雑音(adjacent channel noise)は、キャリア対して最大で−20デシベル(dBc)である。
[0038] 広帯域送信機および広帯域変調器もまた、現在、ワイヤレス通信デバイスで使用されている。例えば、広帯域送信機は、広帯域符号分割多元接続(WCDMA(登録商標))および第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ロングタームエボリューション(LTE)システムで使用される。これらの広帯域送信機もまた問題がある。例えば、これらの広帯域送信機は、同相(in-phase)(I)および直交(quadrature)(Q)直接アップコンバージョンを採用する際に、電力および雑音問題をもたらす。例えば、IおよびQ変調器(例えば、IおよびQ直接アップコンバータ(I and Q direct up-converter))は、より大きなダイサイズ(bigger die sizes)、より高い消費電力、およびより高い雑音レベルに悩まされる。
[0039] 一般に、ポーラ変調器のような周波数変調器は、8位相偏移キーイング(8-phase shift keying)(8PSK)、ハイブリッド直交位相偏移キーイング(hybrid quadrature phase-shift keying)(HQPSK)、直交周波数分割多重化(OFDM)、単一キャリア周波数−分割多元接続(SC−FDMA)、ブルートゥース、WCDMA、および/またはLTEといった変調スキームを採用する。しかしながら、これの非定常エンベロープスキーム(non-constant envelope schemes)のうちの1つを使用する場合、「ゼロ交差(zero crossing)」または「オリジン交差(origin crossing)」という問題が生じる。ゼロ交差を低減させるための現在の1つの方法は、ポーラ変調器が、ベースバンド信号のデジタル歪み(digital distortion)を要求することである。しかしながら、この技法は、非常に複雑であり、かつ、計算的な要求が多い(computationally demanding)ため、この方法は変調の品質を劣化させる。
[0040] 一構成において、超広帯域周波数変調器102は、ポーラ変調器でありうる。加えて、超広帯域周波数変調器102は、周波数合成器(a frequency synthesizer)に関連付けられうる。周波数合成器は、キャリア周波数の20%までの瞬間周波数偏差(instantaneous frequency deviation)を有する超広帯域無線周波数(RF)信号の能力がありうる。例えば、1GHzのキャリア周波数のケースでは、200MHzを超えるものがデータを送信するために使用されうる。
[0041] 図2は、超広帯域周波数変調器202を示すブロック図である。図2の超広帯域周波数変調器202は、図1の超広帯域周波数変調器102の一構成でありうる。超広帯域周波数変調器202は、基準信号210および変調データ214を受信し、無線周波数(RF)信号206を発生させうる。超広帯域周波数変調器202は、直接変調位相ロックループ(PLL)230、デジタル周波数オフセット発生器232、および位相決定モジュール224を含みうる。
[0042] 位相決定モジュール224は、変調データ214を受信しうる。超広帯域周波数変調器202で変調データ214を処理する際、信号は、振幅(AM)成分(an amplitude (AM) component)246と周波数変調(FM)成分(a frequency modulation (FM) component)とに分けられ(split)うる。これは、例えば、位相決定モジュール224で生じうる。周波数変調(FM)成分はさらに、小さい成分226および大きい成分228へと分離され(separated)うる。一構成において、小さい成分226は、小さい周波数変調(FM)成分であり、大きい成分228は、大きい周波数変調(FM)成分でありうる。別の構成において、小さい成分226は、小さい位相変調(PM)成分であり、大きい成分228は、大きい位相変調(PM)成分でありうる。いくつかのケースにおいて、小さい周波数変調(FM)成分は、最大でほぼ3MHzの小さい周波数偏差を含み、大きい周波数変調(FM)成分は、RFキャリア周波数の20%までの大きい周波数偏差を含みうる。小さい周波数変調(FM)成分(例えば、3MHz未満の信号周波数)は、信号のおよそ80%を含み、大きい周波数変調(FM)成分(例えば、3MHzを超える信号周波数)は、信号のおよそ20%を含みうる。
[0043] 変調データ214は、同相(I)および直交(Q)成分を含みうる。変調データ214は、ワイヤレスデバイス100または別の電子デバイスによって提供されうる。位相決定モジュール224は、変調データ214から小さい成分226および大きい成分228を発生させるために使用されうる。位相決定モジュール224は、図4に関連して以下でさらに詳細に説明される。
[0044] いくつかの構成において、超広帯域周波数変調器202は、直接変調位相ロックループ(PLL)230およびデジタル周波数オフセット発生器232を使用しうる。デジタル周波数オフセット発生器232は、複数の遅延線288をエッジセレクタ236に提供する遅延モジュール234を含みうる。小さい成分226は、直接変調位相ロックループ(PLL)230に注入されうる。例えば、小さい成分226は、二点注入を介して直接変調位相ロックループ(PLL)230に注入される。代替的に、二点変調(two point modulation)(TPM)を使用するというよりはむしろ、直接変調位相ロックループ(PLL)230は、一点変調(one point modulation)を採用しうる。いくつかのケースにおいて、大きい成分228は、遅延線288およびエッジセレクタ236アーキテクチャを介してRF電圧制御発振器(VCO)の出力において導入されうる。換言すると、大きい成分228は、遅延線288およびエッジセレクタ236を有するデジタル周波数オフセット発生器232に注入されうる。
[0045] 直接変調位相ロックループ(PLL)230は、位相決定モジュール224から小さい成分226を受信しうる。直接変調位相ロックループ(PLL)230は、デジタル位相ロックループ(a digital phase lock loop)(DPLL)でありうる。直接変調位相ロックループ(PLL)230もまた、基準信号210を受信しうる。直接変調位相ロックループ(PLL)230は、基準信号210の位相に関連する位相ロックループ(PLL)出力253を発生させうる。例えば、直接変調位相ロックループ(PLL)230は、可変周波数発振器および位相検出器を使用して、基準信号210と同じ位相である位相出力241をデジタル周波数オフセット発生器232から発生させうる。直接変調位相ロックループ(PLL)は、図5に関連して以下にさらに詳細に説明される。
[0046] デジタル周波数オフセット発生器232は、遅延モジュール234およびエッジセレクタ236を含みうる。遅延モジュール234は、直接変調位相ロックループ(PLL)230からの位相ロックループ(PLL)出力253を受信しうる。遅延モジュール234は、エッジセレクタ236に提供される多数の遅延信号(例えば、遅延線288)を発生させうる。
[0047] エッジセレクタ236は、遅延モジュール234から遅延線288を、位相決定モジュール224から大きい成分228を受信しうる。エッジセレクタ236は、位相出力241を発生させうる。エッジセレクタ236は、部分的に、遅延位相ロックループ(PLL)出力の遅延エッジ(delayed edges)(すなわち遅延線)を使用して、位相出力241を選択しうる。
[0048] いくつかの構成では、位相出力241は、周波数合成出力(a frequency synthesis output)でありうる。一般に、周波数合成は、高精度でトーンを発生させる。しかしながら、周波数合成に加えて(on top of)、変調が注入されうる。換言すると、小さい偏差および/または注入によってキャリアを変調することで、増加した送信レートが達成されうる。いくつかのケースにおいて、キャリア周波数の20%が、送信データとして使用されうる。例えば、本明細書で開示されるシステムおよび方法の下では、2GHzのキャリア周波数は、400MHzのデータ送信レベルを利用しうる。デジタル周波数オフセット発生器232は、図6に関連して以下にさらに詳細に説明される。
[0049] 上述されたように、位相決定モジュール224はまた、振幅成分246を出力しうる。振幅成分246は、結合器222において、位相出力241と結合されうる。結合器222は、無線周波数(RF)信号206を出力しうる。
[0050] 小さい成分226を処理するために直接変調位相ロックループ(PLL)230を、大きい成分228を処理するためにデジタルオフセット発生器を、使用する超広帯域周波数変調器202を採用することは、多くの利点を有しうる。例えば、受信(RX)帯域における送信(TX)雑音のレベルは、遅延線288およびエッジセレクタ236の位相量子化雑音によって制限される必要はない。これは、大きい周波数変調(FM)成分偏差の数が、小さい周波数変調(FM)成分偏差と比べて比較的小さいためである。別の例として、遅延線288不整合(delay line 288 mismatches)は、変調データ(modulating data)の拡散効果のため、周波数ドメインにおけるスパーを低減および/または削除しうる。一構成において、スパーを低減させるために、遅延線288は、変調データ自体によってランダム化されうる。
[0051] 直接変調位相ロックループ(PLL)230を採用する場合、追加の利点は、厳しい発振器線形性要件(oscillator linearity requirement)を低減させることを含みうる。さらに、精密な位相出力が達成されうる。デジタル周波数オフセット発生器232機能が採用されると、歪み全体がスパー電力(spur power)とともに低減されうる。これは、時間位相信号のほんの一部だけが、大きい成分228に含まれ、それにより、その信号のほんの一部だけが、デジタル周波数オフセット発生器232に注入されるためでありうる。いくつかの例において、大きい成分228を構成する信号の部分は、およそ20%でありうる。さらに、デジタル周波数オフセット発生器232は、大半の時間、局部発振器(LO)バッファとして動作しうるか、および/または、開ループを含みうる。この簡潔化された構造はまた、より小さいダイエリアを採用するという利点を提供しうる。このように、超広帯域周波数変調器202において直接変調位相ロックループ(PLL)230を採用することの別の利点は、より小さいサイズおよびより簡潔な複雑性でありうる。
[0052] 図3は、超広帯域周波数変調のための方法300のフロー図である。方法300は、超広帯域周波数変調器102によって実行されうる。一構成において、超広帯域周波数変調器102は、基地局またはワイヤレス通信デバイスのような、ワイヤレスデバイス100上にありうる。超広帯域周波数変調器102は、直接変調位相ロックループ(PLL)230を用いて小さい成分226を処理しうる302。一構成において、小さい成分226は、周波数変調された信号を含む小さい周波数変調(FM)成分でありうる。
[0053] 超広帯域周波数変調器102は、デジタル周波数オフセット発生器232を用いて大きい成分228を処理しうる304。図2に関連して上述されたように、デジタル周波数オフセット発生器232は、複数の遅延線288をエッジセレクタ236に提供する遅延モジュール234を含みうる。大きい成分228は、大きい周波数変調(FM)成分でありうる。一構成において、大きい成分228は、周波数変調された信号を含みうる。超広帯域周波数変調器102は、位相出力信号241を出力しうる306。
[0054] 図4は、位相決定モジュール424の一構成を示すブロック図である。図4の位相決定モジュール424は、図2の位相決定モジュール224の一構成でありうる。
[0055] 位相決定モジュール424は、デカルト/ポーラコンバータ(Cartesian to polar convertor)444、微分器(a differentiator)450、および閾値モジュール452を含みうる。デカルト/ポーラコンバータ444は、変調データ214の形式で、複素変調された信号を受信しうる。変調データ214は、同相信号成分(an in-phase signal component)440および直交信号成分(a quadrature signal component)442を含みうる。デカルト/ポーラコンバータ444は、同相信号成分440および直交信号成分442を振幅(AM)成分446および周波数成分448にコンバートしうる。振幅(AM)成分446は、ρと呼ばれ、周波数成分448は、θと呼ばれうる。振幅(AM)成分446は、結合器222に送られうる。
[0056] 周波数成分448は、位相情報を含みうる。周波数成分448は、微分器450に送られうる。微分器450は、微分信号(a differentiated signal)451を生成しうる。微分器450は、微分信号451を作り出すために、関数H(Z)=1−Z−1を採用しうる。微分器450は、位相情報を含みうる周波数を周波数成分から生成する。換言すると、微分信号451は、周波数情報を含みうる。
[0057] 閾値モジュール452は、微分信号451からの周波数を比較しうる。周波数が特定の閾値レベルを上回る場合、閾値モジュール452は、大きい周波数変調(FM)成分428として、微分信号451を出力しうる。周波数がその閾値レベルを下回る場合、閾値モジュール452は、小さい周波数変調(FM)成分426として、微分信号451を出力しうる。閾値モジュール452は、閾値周波数レベルに基づいて閾値を決定しうる。例えば、3MHzを上回るすべての周波数は、大きい周波数変調(FM)成分428として処理され、一方、すべての他の周波数(例えば、3MHz以下のすべての周波数)は、小さい周波数変調(FM)成分426として処理されうる。
[0058] 様々な閾値レベルが採用されうる。閾値レベルは、直接変調位相ロックループ(PLL)230に基づきうる。例えば、直接変調位相ロックループ(PLL)230が処理することができるすべての周波数は、閾値モジュール452によって小さい周波数変調(FM)成分426として出力され、一方、すべての他の周波数は、大きい周波数変調(FM)成分428として出力されうる。
[0059] 小さい周波数変調(FM)成分426および/または大きい周波数変調(FM)成分428は、さらなる処理を受ける前にスケーリングされうる。小さい周波数変調(FM)成分426は、直接変調位相ロックループ(PLL)230に提供されうる。大きい周波数変調(FM)成分428は、デジタル周波数オフセット発生器232に提供されうる。例えば、大きい周波数変調(FM)成分428は、遅延モジュール234および/またはエッジセレクタ236に提供されうる。加えて、スケーリングの前に、大きい周波数変調(FM)成分428は、関数H(Z)=1/(1−Z−1)に依存する(subject to)。
[0060] 閾値モジュール452は、小さい周波数変調(FM)成分426および大きい周波数変調(FM)成分428の両方を同時に処理しうる。換言すると、閾値モジュール452は、大きい周波数変調(FM)成分428をデジタル周波数オフセット発生器232に提供し、また、小さい周波数変調(FM)成分426を直接変調位相ロックループ(PLL)230に提供しうる。
[0061] 図5は、直接変調位相ロックループ(PLL)530の一構成を示すブロック図である。図5の直接変調位相ロックループ(PLL)530は、図2の直接変調位相ロックループ(PLL)230の一構成でありうる。示される直接変調位相ロックループ(PLL)530は、二点変調位相ロックループ(a two point modulation phase lock loop)(PLL)である。しかしながら、一点変調位相ロックループ(a one point modulation phase lock loop)(PLL)もまた使用されうる。直接変調位相ロックループ(PLL)530は、デジタル位相ロックドループ(DPLL)でありうる。換言すると、直接変調位相ロックループ(PLL)530内のいくつかのコンポーネントは、デジタル回路を用いて実現されうる。例えば、直接変調位相ロックループ(PLL)530は、基準信号510を用いてデジタルに実現されるループフィルタ566および位相/デジタルコンバータ(PDC)564を含みうる。位相/デジタルコンバータ(a phase-to-digital converter)(PDC)564は、基準信号510とプリスケーラ(prescaler)570の出力との間の位相差を決定しうる。一構成において、プリスケーラ570は、シグマデルタ変調器574によって制御されうる。いくつかの構成において、シグマデルタ変調器574は、周波数制御語(a frequency control word)(FCW)572に基づきうる。次に、ループフィルタ566は、デジタル制御発振器(DCO)568に出力信号を提供しうる。
[0062] 変調データ514は、直接変調位相ロックループ(PLL)530に注入されうる。注入されるデータは、小さい周波数変調(FM)成分426から取得されうる。いくつかの事例において、直接変調位相ロックループ(PLL)530は、二点注入を通じて小さい周波数変調(FM)成分426を注入する。一構成において、変調データ514は、2つのロケーションに注入されうる。第1の注入経路526aは、基準信号510が加えられ得、加算器558aを用いて位相/デジタルコンバータ(PDC)564に入力されうる。いくつかの事例では、この第1の注入経路526aは、ローパス経路(a low-pass path)でありうる。
[0063] 第2の注入経路526bは、加算器558bを用いてループフィルタ566の出力に加えられうる。一構成において、第2の注入経路526bは、加算器558bにおいてループフィルタ566出力に加えられる前に、ハイパス利得(a high-pass gain)(Ku)(示されない)が乗じられうる。加算器558bの出力は、デジタル制御発振器(DCO)568に提供されうる。デジタル制御発振器(DCO)568は、位相ロックループ(PLL)出力553、および、プリスケーラ570へのフィードバック信号を出力しうる。いくつかのケースでは、この第2の注入経路526bは、ハイパス経路(a high-pass path)でありうる。
[0064] 二点直接変調位相ロックループ(PLL)530が説明されるが、小さい周波数変調(FM)成分426を処理するために多くの他の低雑音システムが採用されうることに留意されたい。例えば、周波数ロックドループ(a frequency looked loop)(FLL)によって線形化された無線周波数(RF)電圧制御発振器(VCO)利得(KVCO)を有する二点注入位相ロックループ(a two-point injection phase lock loop)(PLL)または単一点注入位相ロックループ(a single point injection phase lock loop)(PLL)のような任意の直接変調位相ロックループ(PLL)が採用されうる。
[0065] 図6は、デジタル周波数オフセット発生器632の一構成を示すブロック図である。図6のデジタル周波数オフセット発生器632は、図2のデジタル周波数オフセット発生器232の一構成でありうる。デジタル周波数オフセット発生器632は、デジタル周波数合成器(a digital frequency synthesizer)(DFS)でありうる。デジタル周波数オフセット発生器632は、直接変調位相ロックループ(PLL)530から位相ロックループ(PLL)出力653を受信しうる。位相ロックループ(PLL)出力653は、遅延ロックループ(DLL)686および/または分割器(a divider)680に提供されうる。
[0066] 遅延ロックループ(DLL)686は、マルチプレクサ690における入力を提供する。遅延ロックループ(DLL)686は、1つ以上の遅延線688上に遅延信号を出力する1つ以上の遅延セルを含みうる。例えば、遅延ロックループ(DLL)686は、複数の遅延線688に結合されたインバータのアレイを含みうる。
[0067] 双方向線形帰還シフトレジスタ(a bidirectional linear feedback shift register)(LFSR)682は、マルチプレクサ690に追加の入力を提供する。線形帰還シフトレジスタ(LFSR)682は、同期位相制御信号(a synchronized phase control signal)662を並列線形帰還シフトレジスタ(a parallel linear feedback shift register)(LFSR)出力信号(Qm)692にコンバートしうる。位相制御信号637が変動すると、位相出力641周波数は、それに応じて変調されうる。代替的に、位相制御信号637が一定である場合、位相出力641は、固定周波数を有しうる。
[0068] 並列線形帰還シフトレジスタ(LFSR)出力信号(Qm)684は、マルチプレクサ690に転送されうる。いくつかの構成において、線形帰還シフトレジスタ(LFSR)682は、それの出力信号(Qm)684を粗出力(coarse output)696にロックしうる。このケースにおいて、粗出力696は、再同期ブロック(a re-synchronization block)698に入力され、同期位相制御信号662が、線形帰還シフトレジスタ(LFSR)682にフィードバックされる。
[0069] マルチプレクサ690は、並列線形帰還シフトレジスタ(LFSR)出力信号(Qm)684に基づいて、並列遅延ロックループ(DLL)出力における単一の遅延ロックループ(DLL)686出力(例えば、遅延線688)から遅延クロック信号を選択しうる。遅延ロックループ(DLL)686出力(例えば、遅延線688)および並列線形帰還シフトレジスタ(LFSR)出力信号(Qm)684の両方が結合される結合器694におけるANDゲートでこの選択が行われる。マルチプレクサ690は、選択された遅延クロック信号を、並列出力692を介して結合器694に提供しうる。
[0070] 結合器694は、粗出力696を形成するために、マルチプレクサ690の並列出力692を結合する。一構成では、ORゲートが結合器として使用されうる。粗出力696は、オプションで、ファイン遅延制御装置(fine delay control)639を用いてさらに精緻化され(refined)て、位相出力641として出力されうるか、あるいは、粗出力696は、位相出力641として直接出力されうる。
[0071] 累算器(accumulator)633は、周波数(Fin)/mを有する分割されたクロック信号(a divided clock signal)681および基準信号610を受信しうる。ここで、「m」は、クロック信号に対する合成信号の分数の関係(fractional relation)である。クロック信号を分割することはオプションである。換言すると、「m」は、1に等しい可能性がある。分割されたクロック信号681が分割器680から受信されうる。
[0072] 一構成において、基準信号610は、実質的に62.5MHzから250MHzの間の周波数を有しうる。基準信号610はまた、デジタル周波数オフセット発生器632の応答を線形化するために、デジタルにあらかじめ補償され(pre-compensated)うる。累算器633は、基準信号610に基づいて、再同期位相制御信号635をファイン遅延制御装置639に提供する。再同期することは、再同期ブロック698において生じうる。例えば、再同期ブロック698は、位相制御信号637に対して時間アルゴリズムを実行しうる。
[0073] 追加的に、累算器633は、基準信号610に基づいて、再同期位相制御信号637を線形帰還シフトレジスタ(LFSR)682に提供する。位相制御信号637は、線形帰還シフトレジスタ(LFSR)682レジスタを有効にする。例えば、累算器633のすべてのオーバーフローは、整数の位相ステップ(an integer phase step)を表す。位相制御信号637のタイミングは、遅延ロックループ(DLL)686で作り出された、部分的に遅延した(fractionally delayed)位相ロックループ(PLL)出力653エッジの周波数に関連する。換言すると、遅延ロックループ(DLL)686出力(例えば、遅延線688)は、マルチプレクサ690により、部分的に遅延した位相ロックループ(PLL)出力653エッジの選択レート(selection rate)を決定する。
[0074] 累算器633のデジタルビット幅(digital bitwidth)は、式(1)にしたがって、デジタル周波数オフセット発生器632の周波数分解能(frequency resolution)を決定する。
in/(n×m×ビット幅) 式(1)
[0075] 式(1)において、Finは、位相ロックループ(PLL)出力653の周波数であり、nは、遅延ロックループ(DLL)686(例えば、遅延ユニット)内の遅延セルの数であり、mは、位相ロックループ(PLL)出力653に対する分割されたクロック681の分数の関係である。一構成では、ビット幅は、28ビットであり、遅延ロックループ(DLL)686は8個の遅延ユニットを有し、位相ロックループ(PLL)出力653は、分割されたクロック信号681を生成するために4で割られうる。累算器633から線形帰還シフトレジスタ(LFSR)682に送られる位相制御信号637の遅延は、補償される必要がありうる。
[0076] 図7は、別の超広帯域周波数変調器702を示すブロック図である。変調データ714は、位相決定モジュール724に提供されうる。位相決定モジュール724は、小さい周波数変調(FM)成分726および大きい周波数変調(FM)成分728を生成しうる。いくつかの事例では、位相決定モジュール724は、超広帯域周波数変調器702の外側に配置されうる。
[0077] 小さい周波数変調(FM)成分726および大きい周波数変調(FM)成分728は、超広帯域周波数変調器702に送り込まれる。超広帯域周波数変調器702は、直接変調位相ロックループ(PLL)730およびデジタル周波数オフセット発生器732を含みうる。小さい周波数変調(FM)成分726は、直接変調位相ロックループ(PLL)730に提供されうる。いくつかの事例では、直接変調位相ロックループ(PLL)730は、二点変調位相ロックループ(PLL)でありうる。位相ロックループ(PLL)出力信号753は、デジタル周波数オフセット発生器732に提供されうる。直接変調位相ロックループ(PLL)730は、図5に関して上述された直接変調位相ロックループ(PLL)530と類似したコンポーネントを含みうる。例えば、直接変調位相ロックループ(PLL)730は、図5に関して上述された類似した番号の要素510、558、566、および568に対応する、基準信号710、加算器758、ループフィルタ766、デジタル制御発振器(DCO)768を含みうる。追加的に、直流発振器累算器(a direct current oscillator accumulator)(DCO ACC)771および時間/デジタルコンバータ(a time to digital converter)(TDC)773は、直接変調位相ロックループ(PLL)730に含まれうる。位相/デジタルコンバータ(PDC)、プリスケーラ、シグマデルタ変調器、乗算器、ミキサ、および/または、累算器のような他のコンポーネントもまた、直接変調位相ロックループ(LL)730に含まれうる。
[0078] デジタル周波数オフセット発生器732は、遅延モジュール734およびエッジセレクタ736を含みうる。位相ロックループ(PLL)出力信号753は、遅延モジュール734に提供されうる。遅延モジュール734は、複数の遅延線788をエッジセレクタ736に提供しうる。いくつかの構成において、遅延モジュール734は、分割された位相ロックループ(PLL)出力信号753エッジに基づいて遅延線788を提供しうる。
[0079] 遅延モジュール734は、1つ以上のインバータ775、スイッチ791、位相検出器+ローパスフィルタ777、遅延ロックループ、線形帰還シフトレジスタ(LFSR)、等のコンポーネントを含みうる。位相検出器+ローパスフィルタ777は、遅延ロックループ(DLL)686の一部であり、位相ロックループ(PLL)出力信号753および最後の遅延要素(例えば、インバータ775)からの入力を受信しうる。位相検出器+ローパスフィルタ777の出力は、すべての遅延セルを制御しうる。遅延モジュール734は、複数の遅延信号796をエッジセレクタ736に提供しうる。
[0080] エッジセレクタ736は、遅延モジュール734によって提供される複数の遅延線788を受信しうる。いくつかの構成では、遅延線788は、スイッチ791に結合されうる。エッジセレクタ736はまた、位相決定モジュール724から周波数変調(FM)成分728を受信しうる。エッジセレクタ736は、位相出力信号741を生成しうる。エッジセレクタ736は、1つ以上の累算器733、時間アルゴリズムを実行するスイッチ制御装置799、線形帰還シフトレジスタ、スイッチ(LFSR)、マルチプレクサ、結合器794、ファイン遅延制御装置、インバータスイッチ、等のコンポーネントを含みうる。
[0081] いくつかの構成では、エッジセレクタ736は、多数の段(stage)で複数の遅延線からの信号を処理しうる。これらの段は、設定されたビット数にしたがって変動しうる。例えば、累算器733は、26以上のビット累算器でありうる。1つの段において、エッジセレクタ736は、23〜26ビットに基づいてエッジ選択を実行しうる。別の段において、エッジセレクタ736は、19〜22ビットに基づいてエッジ選択を実行しうる。いくつかの事例において、0〜18ビットが存在する場合など、エッジセレクタ736においていずれの処理も行われない可能性がある。ビットのオーバーフローがある場合(例えば、26ビットを超える場合)、エッジセレクタ736は、これらのビットを使用して、遅延モジュール734にフィードバックされることとなる位相制御信号を生成しうる。累算器733は、ビット数に基づいて位相制御信号737を送りうる。いくつかの構成において、累算器733の各オーバーフローは、整数の位相ステップを表す。追加的に、スイッチ制御装置799は、位相出力741の選択を支援するために使用されうる。例えば、スイッチ制御信号735は、結合器794が、遅延モジュール734から受信された遅延信号796に基づいて適切な位相出力741を出力することを支援するために、結合器794に提供されうる。
[0082] 図8は、超広帯域周波数変調のための別の方法800のフロー図である。方法800は、超広帯域周波数変調器102によって実行されうる。超広帯域周波数変調器102は、変調データ114を取得しうる802。一構成において、変調データ114は、同相成分440および直交成分442を含む複素信号でありうる。
[0083] 超広帯域周波数変調器102は、変調データ114を、振幅(AM)成分446および周波数成分448へと分割しうる804。一構成において、超広帯域周波数変調器102は、微分器450を用いて、変調データ114を、振幅(AM)成分446および周波数成分448へと分割しうる804。いくつかのケースにおいて、微分器450は、周波数成分448からの位相情報を周波数情報へとコンバートしうる。換言すると、これら成分は、位相成分または周波数成分でありうる。
[0084] 超広帯域周波数変調器102は、小さい成分226および大きい成分228を取得するために、閾値にしたがって周波数成分448を分割しうる806。例えば、閾値は、3MHzでありうる。
[0085] 超広帯域周波数変調器102は、小さい成分226を、直接変調位相ロックループ(PLL)230に提供しうる808。超広帯域周波数変調器102は、大きい成分228をデジタル周波数オフセット発生器232に提供しうる810。超広帯域周波数変調器102は、位相ロックループ(PLL)出力253を取得するために、直接変調位相ロックループ(PLL)230を用いて小さい成分226を処理しうる812。一度処理されると、超広帯域周波数変調器102は、位相ロックループ(PLL)出力253を、デジタル周波数オフセット発生器232内の遅延モジュール234に提供しうる814。
[0086] 超広帯域周波数変調器102は、遅延信号を取得するために、遅延モジュール234を用いて位相ロックループ(PLL)出力253を処理しうる816。超広帯域周波数変調器102は、複数の遅延線288上で遅延信号をエッジセレクタ236に提供しうる818。いくつかの構成では、遅延信号をエッジセレクタ236に提供すること818は、遅延モジュール234とエッジセレクタ236との間の単一の遅延線288上で生じうる。換言すると、複数の遅延信号は、単一の遅延線288上で送られうる。
[0087] 超広帯域周波数変調器102は、エッジセレクタ236を用いて大きい成分228および遅延信号を処理しうる820。超広帯域周波数変調器102は、位相出力信号241を取得しうる822。いくつかのケースでは、位相出力信号241は、粗出力696でありうる。代替的に、位相出力信号241は、精緻化された信号である。
[0088] 図9は、基地局900内に含まれうる特定のコンポーネントを示す。基地局900は、アクセスポイント、ブロードキャスト送信機、ノードB、発展型ノードB、等とも呼ばれ、それらの機能性のうちのいくつかまたはすべてを含みうる。例えば、基地局900は、図1のワイヤレスデバイス100でありうる。基地局900は、プロセッサ903を含みうる。プロセッサ903は、汎用のシングルチップまたはマルチチップマイクロプロセッサ(例えば、ARM)、専用マイクロプロセッサ(例えば、デジタルシグナルプロセッサ(DSP))、マイクロコントローラ、プログラマブルゲートアレイ、等でありうる。プロセッサ903は、中央処理装置(CPU)と呼ばれうる。図9の基地局900には単一のプロセッサ903だけが示されているが、代替的な構成では、プロセッサの組み合わせ(例えば、ARMとDSP)が使用されうる。
[0089] 基地局900はまた、メモリ905を含みうる。メモリ905は、電子情報を記憶することができる任意の電子コンポーネントでありうる。メモリ905は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、RAMにおけるフラッシュメモリデバイス、プロセッサと共に含まれるオンボードメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、等、なおそれらの組み合わせを含む、として具現化されうる。
[0090] データ907aおよび命令909aは、メモリ905に記憶されうる。命令909aは、本明細書で開示された方法を実現するためにプロセッサ903によって実行可能でありうる。命令900aを実行することは、メモリ905に記憶されたデータ907aを使用することを含みうる。プロセッサ903が命令909aを実行すると、命令909bの様々な部分がプロセッサ903にロードされ、データ907bの様々な部分がプロセッサ903にロードされうる。
[0091] 基地局900はまた、基地局900への信号の送信と、基地局900からの信号の受信を可能にするために、送信機911および受信機913を含みうる。送信機911および受信機913は、総称して、トランシーバ915と呼ばれうる。図9の送信機911は、図1の送信機104の一構成でありうる。多数のアンテナ917a−bは、トランシーバ915に電気的に結合されうる。基地局900はまた、多数の送信機、多数の受信機、多数のトランシーバ、および/または追加のアンテナを含みうる(示されない)。
[0092] 基地局900は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)921を含みうる。基地局900はまた、通信インターフェース923を含みうる。通信インターフェース923は、ユーザが、基地局900と対話することを可能しうる。
[0093] 基地局900の様々なコンポーネントは、電力バス、制御信号バス、ステータス信号バス、データバス、等を含みうる1つ以上のバスによって互いに結合されうる。明瞭さのために、図9では様々なバスがバスシステム919として示される。
[0094] 図10は、ワイヤレスデバイス1000内に含まれうる特定のコンポーネントを示す。ワイヤレスデバイス1000は、アクセス端末、モバイル局、ユーザ機器(UE)、等でありうる。例えば、ワイヤレスデバイス1000は、図1のワイヤレスデバイス100でありうる。追加的または代替的に、ワイヤレスデバイス1000は、図1に示された送信機104を含みうる。ワイヤレスデバイス1000は、プロセッサ1003を含む。プロセッサ1003は、汎用のシングルチップまたはマルチチップマイクロプロセッサ(例えば、ARM)、専用マイクロプロセッサ(例えば、DSP)、マイクロコントローラ、プログラマブルゲートアレイ、等でありうる。プロセッサ1003は、中央処理装置(CPU)と呼ばれうる。図10のワイヤレスデバイス1000には単一のプロセッサ1003だけが示されているが、代替的な構成では、プロセッサの組み合わせ(例えば、ARMとDSP)が使用されうる。
[0095] ワイヤレスデバイス1000はまた、メモリ1005を含む。メモリ1005は、電子情報を記憶することができる任意の電子コンポーネントでありうる。メモリ1005は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、RAMにおけるフラッシュメモリデバイス、プロセッサと共に含まれるオンボードメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、等、なお、それらの組み合わせを含む、として具現化されうる。
[0096] データ1007aおよび命令1009aは、メモリ1005に記憶されうる。命令1009aは、本明細書で開示された方法を実現するためにプロセッサ1003によって実行可能でありうる。命令1009aを実行することは、メモリ1005に記憶されたデータ1007aを使用することを含みうる。プロセッサ1003が命令1109aを実行すると、命令1109bの様々な部分がプロセッサ1003にロードされ、データ1107bの様々な部分がプロセッサ1003にロードされうる。
[0097] ワイヤレスデバイス1000はまた、ワイヤレスデバイス1000への信号の送信と、ワイヤレスデバイス1000からの信号の受信を可能にするために、送信機1011および受信機1013を含みうる。送信機1011および受信機1013は、総称して、トランシーバ1015と呼ばれうる。多数のアンテナ1017a−bは、トランシーバ1015に電気的に結合されうる。ワイヤレスデバイス1000はまた、多数の送信機、多数の受信機、多数のトランシーバ、および/または追加のアンテナを含みうる(示されない)。
[0098] ワイヤレスデバイス1000は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)1021を含みうる。ワイヤレスデバイス1000はまた、通信インターフェース1023を含みうる。通信インターフェース1023は、ユーザが、ワイヤレスデバイス1000と対話することを可能にしうる。
[0099] ワイヤレスデバイス1000の様々なコンポーネントは、電力バス、制御信号バス、ステータス信号バス、データバス、等を含みうる1つ以上のバスによって互いに結合されうる。明瞭さのために、図10では様々なバスがバスシステム1019として示されている。
[00100] 本明細書で説明された技法は、直交多重化スキームに基づく通信システムを含む、様々な通信システムに使用されうる。このような通信システムの例には、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、等が含まれる。OFDMAシステムは、システム帯域幅全体を多数の直交サブキャリアに分割する変調技法である、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビン、等とも呼ばれうる。OFDMの場合、各サブキャリアは、独立してデータと変調されうる。SC−FDMAシステムは、インターリーブドFDMA(IFDMA)を利用して、システム帯域幅全体にわたって分散したサブキャリアで送信するか、ローカライズドFDMA(LFDMA)を利用して、隣接サブキャリアの1つのブロックで送信するか、エンハンスドFDMA(EFDMA)を利用して、隣接サブキャリアの多数のブロックで送信しうる。一般に、OFDMでは周波数ドメインにおいて、SC−FDMAでは時間ドメインにおいて、変調シンボルが送られる。
[00101] 「決定すること」という用語は、多種多様な動作を包含し、したがって、「決定すること」は、算出すること、計算すること、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(例えば、表、データベース、または別のデータ構造をルックアップすること)、確認すること、等を含みうる。また、「決定すること」は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリ内のデータにアクセスすること)、等を含みうる。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立すること、等を含みうる。
[00102] 「〜に基づいて」という表現は、別途明確に記載されていない限り、「〜だけに基づいて」を意味しない。換言すると、「〜に基づいて」という表現は、「〜だけに基づいて」および「少なくとも〜に基づいて」の両方を説明する。
[00103] 「プロセッサ」という用語は、汎用プロセッサ、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、ステートマシン、等を包含するように広く解釈されるべきである。いくつかの状況下では、「プロセッサ」は、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、等を指しうる。「プロセッサ」という用語は、例えば、DSPと1つのマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結した1つ以上のマイクロプロセッサ、または、その他のこのような構成のような、処理デバイスの組み合わせを指しうる。
[00104] 「メモリ」という用語は、電子情報を記憶することができる任意の電子コンポーネントを包含するように広く解釈されるべきである。メモリという用語は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマプル読取専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気的または光学的データ記憶装置、レジスタ、等の、様々なタイプのプロセッサ可読媒体を指しうる。メモリは、プロセッサがそのメモリから情報を読み取ることができ、および/または、それに情報を書き込むことができる場合、そのプロセッサと電子通信状態にあると考えられる。プロセッサに統合されているメモリは、そのプロセッサと電子通信状態にある。
[00105] 「命令」および「コード」という用語は、あらゆるタイプのコンピュータ可読ステートメントを含むように広く解釈されるべきである。例えば、「命令」および「コード」という用語は、1つ以上のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、プロシージャ、等を指しうる。「命令」および「コード」は、単一のコンピュータ可読ステートメント、または多くのコンピュータ可読ステートメントを備えうる。デジタル周波数オフセット発生器。
[00106] 本明細書で説明された機能は、ハードウェアによって実行されているソフトウェアまたはファームウェアで実現されうる。これら機能は、1つ以上の命令として、コンピュータ可読媒体に記憶されうる。「コンピュータ可読媒体」または「コンピュータプログラム製品」という用語は、コンピュータまたはプロセッサがアクセス可能な任意の有形記憶媒体を指す。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形式で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができ、かつ、コンピュータによってアクセスされることができるその他の媒体を備えうる。ディスク(disk)とディスク(disc)は、本明細書で使用される場合、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含み、ここで、ディスク(disk)は、通常磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)はレーザを用いて光学的にデータを再生する。コンピュータ可読媒体が、有形かつ非一時的でありうることに注意されたい。「コンピュータプログラムプ製品」という用語は、コンピューティングデバイスまたはプロセッサによって実行、処理、または計算されうるコードまたは命令(例えば、「プログラム」)と組み合わせてコンピューティングデバイスまたはプロセッサを指す。本明細書で使用される場合、「コード」という用語は、コンピューティングデバイスまたはプロセッサによって実行可能であるソフトウェア、命令、コードまたはデータを指しうる。
[00107] ソフトウェアまたは命令もまた、送信媒体を通じて送信されうる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、マイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、マイクロ波のようなワイヤレス技術は、送信媒体の定義に含まれる。
[00108] 本明細書に開示された方法は、説明された方法を達成するための1つ以上のステップまたは動作を備える。方法のステップおよび/または動作は、特許請求の範囲から逸脱せずに、互いに置き換えられうる。換言すると、ステップまたは動作の特定の順序が、説明されている方法の適切な動作に必要とされない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または用途は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更されうる。
[00109] さらに、図3および8によって示されたもののような、本明細書において説明された方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段が、デバイスによってダウンロードされうる、および/または、他の方法で取得されうることは認識されるべきである。例えば、デバイスは、本明細書で説明された方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されうる。代替的に、本明細書で説明された様々な方法は、記憶手段(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクのような物理記憶媒体、等)を介して提供され、それによってデバイスは、この記憶手段をデバイスに結合または提供することで、様々な方法を取得しうる。
[00110] 特許請求の範囲が、上記に示されたまさに精密な構成およびコンポーネントに制限されないことは理解されるべきである。特許請求の範囲から逸脱することなく、本明細書に説明されたシステム、方法、および装置の、配置、操作、および詳細において、様々な変更、変化、および変動が行われうる。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
超広帯域周波数変調器であって、
小さい成分を受信する直接変調位相ロックループと、
複数の遅延線を生成する遅延モジュールと、
大きい成分および前記複数の遅延線を受信するエッジセレクタと
を備える周波数変調器。
[C2]
前記小さい成分は、位相変調成分であり、前記大きい成分は、位相変調成分である、C1に記載の周波数変調器。
[C3]
前記小さい成分は、周波数変調成分であり、前記大きい成分は、周波数変調成分である、C1に記載の周波数変調器。
[C4]
前記小さい成分は、3メガヘルツ以下の周波数を備え、前記大きい成分は、3メガヘルツを上回る周波数を備える、C3に記載の周波数変調器。
[C5]
前記直接変調位相ロックループは、デジタル位相ロックループである、C1に記載の周波数変調器。
[C6]
前記小さい成分は、二点注入を通じて前記直接変調位相ロックループに注入される、C1に記載の周波数変調器。
[C7]
前記超広帯域周波数変調器は、ポーラ変調器である、C1に記載の周波数変調器。
[C8]
前記直接変調位相ロックループは、位相ロックループ出力信号を前記遅延モジュールに提供する、C1に記載の周波数変調器。
[C9]
複数の遅延信号は、前記複数の遅延線上で送られる、C1に記載の周波数変調器。
[C10]
前記エッジセレクタは、前記大きい成分および前記複数の遅延信号を処理して、位相出力信号を生成する、C9に記載の周波数変調器。
[C11]
ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信を容易にするための方法であって、
直接変調位相ロックループによって小さい成分を処理することと、
遅延モジュールおよびエッジセレクタを備えるデジタル周波数オフセット発生器によって大きい成分を処理することと、ここにおいて、前記遅延モジュールは、複数の遅延線を前記エッジセレクタに提供する、
位相出力信号を出力することと
を備える方法。
[C12]
変調データを取得することと、
前記変調データを振幅成分および周波数成分に分割することと、
前記小さい成分および前記大きい成分を取得するために、閾値にしたがって前記周波数成分を分割することと、
前記小さい成分を前記直接変調位相ロックループに、前記大きい成分を前記デジタル周波数オフセット発生器に、提供することと
をさらに備える、C11に記載の方法。
[C13]
前記閾値は、3メガヘルツであり、前記小さい成分は、前記閾値以下であり、前記大きい成分は、前記閾値を上回る、C12に記載の方法。
[C14]
前記エッジセレクタは、前記大きい成分を処理する、C11に記載の方法。
[C15]
直接変調位相ロックループ出力を前記遅延モジュールに提供することと、
複数の遅延信号を取得するために、前記遅延モジュールを用いて前記直接変調位相ロックループ出力を処理することと、
複数の遅延線上で複数の遅延信号を前記エッジセレクタに提供することと
をさらに備える、C11に記載の方法。
[C16]
前記エッジセレクタは、前記大きい成分および前記複数の遅延信号を処理する、C15に記載の方法。
[C17]
前記小さい成分は、位相変調成分であり、前記大きい成分は、位相変調成分である、C11に記載の方法。
[C18]
前記小さい成分は、周波数変調成分であり、前記大きい成分は、周波数変調成分である、C11に記載の方法。
[C19]
前記直接変調位相ロックループは、デジタル位相ロックループである、C11に記載の方法。
[C20]
前記小さい成分は、二点注入を通じて前記直接変調位相ロックループに注入される、C11に記載の方法。
[C21]
前記方法は、超広帯域周波数変調器を備えるワイヤレスデバイスによって実行される、C11に記載の方法。
[C22]
前記超広帯域周波数変調器は、
前記直接変調位相ロックループと、
前記遅延モジュールと、
前記エッジセレクタと
を備える、C21に記載の方法。
[C23]
前記超広帯域周波数変調器は、ポーラ変調器である、C21に記載の方法。
[C24]
ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信を容易にするための装置であって、
直接変調位相ロックループによって小さい成分を処理するための手段と、
遅延モジュールおよびエッジセレクタを備えるデジタル周波数オフセット発生器によって大きい成分を処理するための手段と、ここにおいて、前記遅延モジュールは、複数の遅延線を前記エッジセレクタに提供する、
位相信号を出力するための手段と
を備える装置。
[C25]
変調データを取得するための手段と、
前記変調データを振幅成分および周波数成分に分割するための手段と、
前記小さい成分および前記大きい成分を取得するために、閾値にしたがって前記周波数成分を分割するための手段と、
前記小さい成分を前記直接変調位相ロックループに、前記大きい成分を前記デジタル周波数オフセット発生器に、提供するための手段と
をさらに備える、C24に記載の装置。
[C26]
直接変調位相ロックループ出力を前記遅延モジュールに提供するための手段と、
遅延信号を取得するために、前記遅延モジュールを用いて前記直接変調位相ロックループ出力を処理するための手段と、
複数の遅延線上で複数の遅延信号を前記エッジセレクタに提供するための手段と
をさらに備える、C24に記載の装置。
[C27]
ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信を容易にするためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、命令を有する非一時的なコンピュータ可読媒体を備え、前記命令は、
直接変調位相ロックループによって小さい成分を処理することをワイヤレスデバイスに行わせるためのコードと、
遅延モジュールおよびエッジセレクタを備えるデジタル周波数オフセット発生器によって大きい成分を処理することを前記ワイヤレスデバイスに行わせるためのコードと、ここにおいて、前記遅延モジュールは、複数の遅延線を前記エッジセレクタに提供する、
位相信号を出力することを前記ワイヤレスデバイスに行わせるためのコードと
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C28]
前記命令は、
変調データを取得することを前記ワイヤレスデバイスに行わせるためのコードと、
前記変調データを振幅成分および周波数成分に分割することを前記ワイヤレスデバイスに行わせるためのコードと、
前記小さい成分および前記大きい成分を取得するために、閾値にしたがって前記周波数成分を分割することを前記ワイヤレスデバイスに行わせるためのコードと、
前記小さい成分を前記直接変調位相ロックループに、前記大きい成分を前記デジタル周波数オフセット発生器に、提供することを前記ワイヤレスデバイスに行わせるためのコードと
をさらに備える、C27に記載のコンピュータプログラム製品。
[C29]
前記命令は、
直接変調位相ロックループ出力を前記遅延モジュールに提供することを前記ワイヤレスデバイスに行わせるためのコードと、
複数の遅延信号を取得するために、前記遅延モジュールを用いて前記直接変調位相ロックループ出力を処理することを前記ワイヤレスデバイスに行わせるためのコードと、
複数の遅延線上で複数の遅延信号を前記エッジセレクタに提供することを前記ワイヤレスデバイスに行わせるためのコードと
をさらに備える、C27に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (23)

  1. 超広帯域周波数変調器であって、
    変調データの小さい成分を受信する直接変調位相ロックループと、
    複数の遅延線を備える遅延モジュールと、
    前記複数の遅延線上で複数の遅延信号、および、前記変調データの大きい成分を受信するエッジセレクタと
    前記変調データを振幅成分および周波数成分に分割し、
    前記小さい成分および前記大きい成分を取得するために、閾値にしたがって前記周波数成分を分割し、
    前記小さい成分を前記直接変調位相ロックループに、前記大きい成分を前記エッジセレクタに、提供する、
    位相決定モジュールと、
    を備える周波数変調器。
  2. 前記小さい成分は、位相変調成分であり、前記大きい成分は、位相変調成分である、請求項1に記載の周波数変調器。
  3. 前記小さい成分は、周波数変調成分であり、前記大きい成分は、周波数変調成分である、請求項1に記載の周波数変調器。
  4. 前記小さい成分は、3メガヘルツ以下の周波数を備え、前記大きい成分は、3メガヘルツを上回る周波数を備える、請求項3に記載の周波数変調器。
  5. 前記直接変調位相ロックループは、デジタル位相ロックループである、請求項1に記載の周波数変調器。
  6. 前記小さい成分は、二点注入を通じて前記直接変調位相ロックループに注入される、請求項1に記載の周波数変調器。
  7. 前記超広帯域周波数変調器は、ポーラ変調器である、請求項1に記載の周波数変調器。
  8. 前記直接変調位相ロックループは、位相ロックループ出力信号を前記遅延モジュールに提供する、請求項1に記載の周波数変調器。
  9. 前記エッジセレクタは、前記大きい成分および前記複数の遅延信号を処理して、位相出力信号を生成する、請求項1に記載の周波数変調器。
  10. ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信を容易にするための方法であって、
    変調データを振幅成分および周波数成分に分割することと、
    小さい成分および大きい成分を取得するために、閾値にしたがって前記周波数成分を分割することと、
    前記小さい成分を直接変調位相ロックループに、前記大きい成分をデジタル周波数オフセット発生器に、提供することと、
    前記直接変調位相ロックループによって、前記変調データの小さい成分を処理することと、
    遅延モジュールおよびエッジセレクタを備える前記デジタル周波数オフセット発生器によって、前記変調データの大きい成分を処理することと、ここにおいて、前記遅延モジュールは、前記エッジセレクタへ提供される複数の遅延線を備える、
    前記小さい成分を前記処理することと、前記大きい成分を前記処理することとに基づいて、位相出力信号を出力することと
    を備える方法。
  11. 前記閾値は、3メガヘルツであり、前記小さい成分は、前記閾値以下であり、前記大きい成分は、前記閾値を上回る、請求項10に記載の方法。
  12. 前記エッジセレクタは、前記大きい成分を処理する、請求項10に記載の方法。
  13. 直接変調位相ロックループ出力を前記遅延モジュールに提供することと、
    複数の遅延信号を取得するために、前記遅延モジュールを用いて前記直接変調位相ロックループ出力を処理することと、
    前記複数の遅延線上で前記複数の遅延信号を前記エッジセレクタに提供することと
    をさらに備える、請求項10に記載の方法。
  14. 前記エッジセレクタは、前記大きい成分および前記複数の遅延信号を処理する、請求項13に記載の方法。
  15. 前記小さい成分は、位相変調成分であり、前記大きい成分は、位相変調成分である、請求項10に記載の方法。
  16. 前記小さい成分は、周波数変調成分であり、前記大きい成分は、周波数変調成分である、請求項10に記載の方法。
  17. 前記直接変調位相ロックループは、デジタル位相ロックループである、請求項10に記載の方法。
  18. 前記小さい成分は、二点注入を通じて前記直接変調位相ロックループに注入される、請求項10に記載の方法。
  19. 前記方法は、超広帯域周波数変調器を備えるワイヤレスデバイスによって実行される、請求項10に記載の方法。
  20. 前記超広帯域周波数変調器は、
    前記直接変調位相ロックループと、
    前記遅延モジュールと、
    前記エッジセレクタと
    を備える、請求項19に記載の方法。
  21. 前記超広帯域周波数変調器は、ポーラ変調器である、請求項19に記載の方法。
  22. ワイヤレスネットワークにおけるワイヤレス通信を容易にするための装置であって、
    変調データを振幅成分および周波数成分に分割するための手段と、
    小さい成分および大きい成分を取得するために、閾値にしたがって前記周波数成分を分割するための手段と、
    前記小さい成分を直接変調位相ロックループに、前記大きい成分をデジタル周波数オフセット発生器に、提供するための手段と、
    前記直接変調位相ロックループによって、前記変調データの小さい成分を処理するための手段と、
    遅延モジュールおよびエッジセレクタを備える前記デジタル周波数オフセット発生器によって、前記変調データの大きい成分を処理するための手段と、ここにおいて、前記遅延モジュールは、前記エッジセレクタへ提供される複数の遅延線を備える、
    前記小さい成分を前記処理することと、前記大きい成分を前記処理することとに基づいて、位相信号を出力するための手段と
    を備える装置。
  23. 直接変調位相ロックループ出力を前記遅延モジュールに提供するための手段と、
    複数の遅延信号を取得するために、前記遅延モジュールを用いて前記直接変調位相ロックループ出力を処理するための手段と、
    前記複数の遅延線上で前記複数の遅延信号を前記エッジセレクタに提供するための手段と
    をさらに備える、請求項22に記載の装置。
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