JP5896675B2 - クレーン装置 - Google Patents
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Description
電動駆動のクレーン装置では、エンジン音が発生しない代わりに、ウインチによる作業時に発生する音が作業時の騒音として問題となるおそれがある。そこで、電動駆動のクレーン装置では、油圧ポンプを駆動する電動モータの回転数を小さくすることによって、ウインチの作業時に生じる音を低減することが可能となる。しかし、電動駆動のクレーン装置では、電動モータの回転数を小さくするとウインチの動作速度が遅くなるため、作業効率が低下する。
また、本発明は、前記目的を達成するために、バッテリの電力またはエンジンの動力で駆動可能であり、作動油の吐出量が可変の油圧ポンプと、油圧ポンプから吐出される作動油によって駆動するものであり、油圧ポンプの所定の作動油の吐出量に対して回転数が可変である可変容量形のウインチ駆動用の油圧モータと、油圧モータの回転数の設定を切り替える回転数切換手段と、バッテリの電力で駆動する油圧ポンプによって油圧モータを駆動させる際に、油圧モータの回転数の設定が所定の回転数以下の場合に、回転数切換手段によって油圧モータの回転数の設定を回転数が大きくなる方向に切り替える低速設定制限手段と、を備えている。
ウインチモータ72は、通常の状態で斜板角変更レバー72aが回転数「低速」に設定されており、切換手段であるソレノイドに通電すると、コントロールバルブ89が移動して作動油が操作シリンダ88内に流入し、斜板角変更レバー72aが回転数「高速」に切り換わる。また、ウインチモータ72は、斜板角変更レバー72aが回転数「高速」の状態で、切換手段であるソレノイドの通電を遮断すると、コントロールバルブ89が付勢力によって移動して作動油が操作シリンダ88から作動油タンク87aに流出し斜板角変更レバー72aが回転数「低速」に切り換わる。
コントローラ90は、CPU、ROM、RAMを有している。コントローラ90は、入力側に接続された装置からの入力信号を受信すると、CPUが、入力信号に基づいてROMに記憶されたプログラムを読み出すとともに、入力信号によって検出された状態をRAMに記憶したり、出力側に接続された装置に出力信号を送信したりする。
また、コントローラ90の出力側には、PTO機構81、電動モータ84、コントロールバルブユニット86およびコントロールバルブ89が接続されている。
ステップS1においてCPUは、動力源がエンジンEに設定されているか否かを判定する。エンジンEに設定されていると判定した場合にはステップS2に処理を移し、エンジンEに設定されていると判定しなかった場合には高速設定制限処理を終了する。
ステップS1において動力源がエンジンEに設定されていると判定した場合に、ステップS2においてCPUは、ウインチモータ72が「高速」に設定されているか否かを判定する。ウインチモータ72が「高速」に設定されていると判定した場合にはステップS3に処理を移し、ウインチモータ72が「高速」設定されていると判定しなかった場合には高速設定制限処理を終了する。
ステップS2においてウインチモータ72が「高速」に設定されていると判定した場合に、ステップS3においてCPUは、ウインチモータ72を「低速」に設定して高速設定制限処理を終了する。
ステップS11においてCPUは、動力源が電動モータ84に設定されているか否かを判定する。電動モータ84に設定されていると判定した場合にはステップS12に処理を移し、電動モータ84に設定されていると判定しなかった場合には低速設定制限処理を終了する。
ステップS11において動力源が電動モータ84に設定されていると判定した場合に、ステップS12においてCPUは、電動モータ84の回転数が「MIN」に設定されているか否かを判定する。「MIN」に設定されていると判定した場合にはステップS13に処理を移し、「MIN」に設定されていると判定しなかった場合には低速設定制限処理を終了する。
ステップS12において電動モータ84の回転数が「MIN」に設定されていると判定した場合に、ステップS13においてCPUは、ウインチモータ72が「低速」に設定されているか否かを判定する。ウインチモータ72が「低速」に設定されていると判定した場合にはステップS14に処理を移し、ウインチモータ72が「低速」に設定されていると判定しなかった場合には低速設定制限処理を終了する。
ステップS13においてウインチモータ72が「低速」に設定されていると判定した場合に、ステップS14においてCPUは、ウインチモータ72を「高速」に設定して低速設定制限処理を終了する。
ステップS21においてCPUは、動力源が電動モータ84に設定されているか否かを判定する。電動モータ84に設定されていると判定した場合にはステップS22に処理を移し、電動モータ84に設定されていると判定しなかった場合には設定切換処理を終了する。
ステップS21において動力源が電動モータ84に設定されていると判定した場合に、ステップS22においてCPUは、ウインチモータ72が「低速」に設定されているか否かを判定する。「低速」に設定されていると判定した場合にはステップS23に処理を移し、「低速」に設定されていると判定しなかった場合にはステップS25に処理を移す。
ステップS22においてウインチモータ72が「低速」に設定されていると判定した場合に、ステップS23においてCPUは、吊荷の荷重Wが所定の荷重W1以下か否かを判定する。吊荷の荷重Wが所定の荷重W1以下と判定した場合にはステップS24に処理を移し、吊荷の荷重Wが所定の荷重W1以下と判定しなかった場合には設定切換処理を終了する。
ここで、荷重W1は、ウインチモータ72が「高速」の設定でウインチ70によって吊り上げることが可能な最大荷重である。
ステップS23において吊荷の荷重Wが所定の荷重W1以下と判定した場合に、ステップS24においてCPUは、電動モータ84の回転数の設定を1段階低速側に設定し、ウインチモータ72の設定を「高速」に設定して設定切換処理を終了する。
具体的には、例えば、電動モータ84の回転数の設定が「MAX」で、ウインチモータ72の設定が「低速」の場合には、電動モータ84の回転数の設定を「MID」とし、ウインチモータ72の設定を「高速」とする。このとき、電動モータ84の回転数の設定は、「MAX」から「MID」に変更されることから、消費電力量が小さい状態で電動モータ84が駆動される。
ステップS22においてウインチモータ72が「低速」に設定されていると判定しなかった場合に、ステップS25においてCPUは、吊荷の荷重Wが所定の荷重W1よりも大きいか否かを判定する。吊荷の荷重Wが所定の荷重W1よりも大きいと判定した場合にはステップS26に処理を移し、吊荷の荷重Wが所定の荷重W1よりも大きいと判定しなかった場合には設定切換処理を終了する。
ステップS25において吊荷の荷重Wが所定の荷重W1よりも大きいと判定した場合に、ステップS26においてCPUは、電動モータ84の回転数の設定を1段階高速側に設定し、ウインチモータ72の設定を「低速」に設定して設定切換処理を終了する。
具体的には、例えば、電動モータ84の回転数の設定が「MID」で、ウインチモータ72の設定が「高速」の場合には、電動モータ84の回転数の設定を「MAX」とし、ウインチモータ72の設定を「低速」とする。このとき、ウインチモータ72の設定は、「高速」から「低速」に変更されることから、確実に吊荷がウインチ70によって吊り上げられる。
Claims (3)
- バッテリの電力またはエンジンの動力で駆動可能であり、作動油の吐出量が可変の油圧ポンプと、
油圧ポンプから吐出される作動油によって駆動するものであり、油圧ポンプの所定の作動油の吐出量に対して回転数が可変である可変容量形のウインチ駆動用の油圧モータと、
油圧モータの回転数の設定を切り替える回転数切換手段と、
エンジンの動力で駆動する油圧ポンプによって油圧モータを駆動させる際に、油圧モータの回転数の設定が所定の回転数以上の場合に、回転数切換手段によって油圧モータの回転数の設定を回転数が小さくなる方向に切り替える高速設定制限手段と、を備えた
ことを特徴とするクレーン装置。 - バッテリの電力またはエンジンの動力で駆動可能であり、作動油の吐出量が可変の油圧ポンプと、
油圧ポンプから吐出される作動油によって駆動するものであり、油圧ポンプの所定の作動油の吐出量に対して回転数が可変である可変容量形のウインチ駆動用の油圧モータと、
油圧モータの回転数の設定を切り替える回転数切換手段と、
バッテリの電力で駆動する油圧ポンプによって油圧モータを駆動させる際に、油圧モータの回転数の設定が所定の回転数以下の場合に、回転数切換手段によって油圧モータの回転数の設定を回転数が大きくなる方向に切り替える低速設定制限手段と、を備えた
ことを特徴とするクレーン装置。 - ウインチによって吊り上げる吊荷の荷重を検出する荷重検出手段と、
荷重検出手段によって検出された荷重に応じてバッテリで駆動する油圧ポンプの回転数および油圧モータの回転数の設定を切換える巻き上げ速度切換手段と、を備えた
ことを特徴とする請求項1または2に記載のクレーン装置。
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