JP5886107B2 - 交換装置及び呼制御信号変換プログラム - Google Patents

交換装置及び呼制御信号変換プログラム Download PDF

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Description

本発明は交換装置及び呼制御信号変換プログラムに関し、例えば、VoIP(Voice over IP(Internet Protocol))回線とNo.7共通線を収容可能なIP−PBX(構内交換機;Private Branch Exchange)に適用し得るものである。
例えば、企業ネットワークでは拠点毎にIP−PBXを配置し、外線端末−内線端末間の通話や内線端末間の呼に、複数のIP−PBXが介在することもある。ここで、IP−PBX間の呼制御信号(シグナリング信号)の授受に、No.7共通線を適用することも可能であれば、専用線となっているVoIP回線(以下、SIP(Session Initiation Protocol)専用線と呼ぶ)を適用することも可能である。
図9は、複数のIP−PBX間を、No.7共通線を介してタンデム接続した場合を示している。IP−PBX3−1がNo.7共通線4−1を介してIP−PBX3−2に接続され、IP−PBX3−2がNo.7共通線4−2を介してIP−PBX3−3に接続されているとする。ISDN端末1−1の発呼信号が電話網2を介してIP−PBX3−1に到達すると、IP−PBX3−1は、ISDN端末1−1の電話番号「0123456789」を発番号用の所定位置に含むと共に、「ISDN局線」を端末種別用の所定位置に含むIAM(Initial Address Message)信号をNo.7共通線4−1を介してIP−PBX3−2に送出する(非特許文献1参照)。IP−PBX3−2は、No.7共通線4−2を介してIP−PBX3−3に上述と同様なIAM信号を送出する。IP−PBX3−3は、端末種別が「ISDN局線」であるので、宛先端末1−2に発番号を含めてISDN局線から着信を通知し、宛先端末1−2はISDN局線からの着信であるので、外線着信処理を行うと共に、発番号の表示モードが選択されている場合には発番号を表示する。以上のように、中継段のIP−PBX3−2は、IP−PBX3−1から受信した端末種別をそのままIP−PBX3−3側に送信することができる。なお、IAM信号における端末種別を盛り込む位置や盛り込むコードは、非特許文献1などで定められているものではなく、IP−PBXの製造メーカなどが独自に定めるものである。
上述のような同一の端末種別の伝送は、IP−PBX3−1がSIP専用線を介してIP−PBX3−2に接続され、IP−PBX3−2がSIP専用線を介してIP−PBX3−3に接続されている場合にも行われる。
特開2011−101130号公報
TTC JT−Q763 IETF RFC3261 IETF RFC3398
しかしながら、従来のIP−PBXの装置では、No.7共通線から転送されてきた端末種別をSIP専用線に転送することができず、また、SIP専用線から転送されてきた端末種別をNo.7共通線に転送することができず、この端末種別情報を用いたサービスが実現できないという課題があった。
図10は、IP−PBX3−1がNo.7共通線4−1を介してIP−PBX3−2に接続され、IP−PBX3−2がSIP専用線4−2aを介してIP−PBX3−3に接続されている場合を示している。なお、SIP専用線4−2aはIP網5を透過する専用線である。この場合も、ISDN端末1−1の発呼信号が電話網2を介してIP−PBX3−1に到達すると、IP−PBX3−1は、ISDN端末1−1の電話番号「0123456789」を発番号用の所定位置に含むと共に、「ISDN局線」を端末種別用の所定位置に含むIAM信号をNo.7共通線4−1を介してIP−PBX3−2に送出する。IP−PBX3−2は、SIP専用線4−2aに転送するため、IAM信号をSIPメッセージ「INVITE」に変換し(非特許文献3、特許文献1参照)、SIP専用線4−2aを介してIP−PBX3−3に送出する。このINVITEメッセージ(非特許文献2)においては、発呼端末1−1の電話番号「0123456789」が発番号として含まれ、「専用線」が端末種別として含まれる。IP−PBX3−3は、端末種別が「SIP専用線」であるので、宛先端末1−2に発番号を含めてSIP専用線から着信を通知し、宛先端末1−2はSIP専用線からの着信処理を行うと共に、発番号の表示モードが選択されている場合には発番号を表示する。
以上のように、従来のIP−PBX(3−2)においては、No.7共通線から到来するIAM信号における端末種別を、SIP専用線へ送り出すSIPメッセージ「INVITE」の端末種別に正しく反映させることができなかった。また、SIP専用線から到来するSIPメッセージ「INVITE」の端末種別を、No.7共通線へ送り出すIAM信号の端末種別に正しく反映させることができなかった。
そのため、第1又は第2の呼制御信号線から到来した呼制御信号を中継して第2又は第1の呼制御信号線に送出する場合において、発端末の種別情報を正しく引き渡すことができる交換装置及び呼制御信号変換プログラムが望まれている。
第1の本発明は、共通線方式に従う共通線呼制御信号を授受する第1の呼制御信号線を終端する第1のインタフェース部と、SIPメッセージを授受する第2の呼制御信号線を終端する第2のインタフェース部と、到来した共通線呼制御信号をSIPメッセージに変換して転送させる第1の呼制御信号変換部と、到来したSIPメッセージを共通線呼制御信号に変換して転送させる第2の呼制御信号変換部とを有する交換装置において、(1)共通線呼制御信号ごとにおける複数のルーチングラベルと、その共通線呼制御信号ごとにおける発端末の端末種別情報を含む固定長領域、可変長領域およびオプション領域のいずれかの箇所の情報とを対応付けている第1の記憶部と、(2)共通線呼制御信号ごとにおける発端末の端末種別情報の表記と、SIPメッセージにおける発端末の端末種別情報の表記とを対応付けている第2の記憶部とを備え、(3)上記第1の呼制御信号変換部は、到来した共通線呼制御信号のルーチングラベルを元に上記第1の記憶部をアクセスして箇所情報を得、到来した共通線呼制御信号の該当箇所から発端末の端末種別情報を得た後、上記第2の記憶部をアクセスしてSIPメッセージにおける発端末の端末種別情報の表記を得、その表記をSIPメッセージの所定箇所に挿入し、(4)上記第2の呼制御信号変換部は、到来したSIPメッセージにおける宛先端末の情報に基づいて、共通線呼制御信号に挿入するルーチングラベルを定め、このルーチングラベルを元に上記第1の記憶部をアクセスして箇所情報を得、共通線呼制御信号の該当箇所に、到来したSIPメッセージの発端末の端末種別情報の表記で上記第2の記憶部をアクセスして得た共通線呼制御信号における発端末の端末種別情報の表記を挿入することを特徴とする。
第2の本発明の呼制御信号変換プログラムは、共通線方式に従う共通線呼制御信号を授受する第1の呼制御信号線を終端する第1のインタフェース部と、SIPメッセージを授受する第2の呼制御信号線を終端する第2のインタフェース部とを有する交換装置に搭載されたコンピュータを、(1)共通線呼制御信号ごとにおける複数のルーチングラベルと、その共通線呼制御信号ごとにおける発端末の端末種別情報を含む固定長領域、可変長領域およびオプション領域のいずれかの箇所の情報とを対応付けている第1の記憶部と、(2)共通線呼制御信号ごとにおける発端末の端末種別情報の表記と、SIPメッセージにおける発端末の端末種別情報の表記とを対応付けている第2の記憶部と、(3)到来した共通線呼制御信号をSIPメッセージに変換して転送させるものであって、到来した共通線呼制御信号のルーチングラベルを元に上記第1の記憶部をアクセスして箇所情報を得、到来した共通線呼制御信号の該当箇所から発端末の端末種別情報を得た後、上記第2の記憶部をアクセスしてSIPメッセージにおける発端末の端末種別情報の表記を得、その表記をSIPメッセージの所定箇所に挿入する第1の呼制御信号変換部と、(4)到来したSIPメッセージを共通線呼制御信号に変換して転送させるものであって、到来したSIPメッセージにおける宛先端末の情報に基づいて、共通線呼制御信号に挿入するルーチングラベルを定め、このルーチングラベルを元に上記第1の記憶部をアクセスして箇所情報を得、共通線呼制御信号の該当箇所に、到来したSIPメッセージの発端末の端末種別情報の表記で上記第2の記憶部をアクセスして得た共通線呼制御信号における発端末の端末種別情報の表記を挿入する第2の呼制御信号変換部として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、第1又は第2の呼制御信号線から到来した呼制御信号を中継して第2又は第1の呼制御信号線に送出する場合において、発端末の種別情報を正しく引き渡すことができるようになる。
実施形態に係るIP−PBXの機能的な内部構成を示すブロック図である。 実施形態に係るIP−PBXが中継段として機能する交換システムの構成を示すブロック図である。 実施形態のIP−PBXにおけるIAM信号からINVITEメッセージへの変換動作の概要を示すフローチャートである。 ISDNユーザ部の構成を示す説明図である。 実施形態のIP−PBXにおけるルーチングラベル/条件テーブルの構成例を示す説明図である。 実施形態のIP−PBXにおける条件/読取箇所テーブルの構成例を示す説明図である。 実施形態のIP−PBXにおける読取情報/typeテーブルの構成例を示す説明図である。 実施形態のIP−PBXがNo.7共通線からSIP専用線へインターワークを行った場合のシーケンス図である。 複数の従来のIP−PBX間をNo.7共通線を介してタンデム接続した場合を示すブロック図である。 従来の課題の説明図である。
(A)主たる実施形態
以下、本発明による交換装置及び呼制御信号変換プログラムの一実施形態を、図面を参照しながら説明する。実施形態に係る交換装置はIP−PBXである。
(A−1)実施形態の構成
図1は、実施形態に係るIP−PBX10の機能的な内部構成を示すブロック図である。図1は、主として呼制御信号の処理面から内部構成を示している(メディア信号の処理構成の大半は図示を省略している)。IP−PBX10は、CPUが所定のプログラムを実行することで実現する機能もあるが、その場合でも、機能的には図1で表すことができる。
IP−PBX10は、インタフェース部11、ポート部12、呼制御部13及び記憶部14を有する。
インタフェース部11は、詳述は避けるが、ISDN網を終端するインタフェース部、アナログ通信網を終端するインタフェース部、通信端末を終端するインタフェース部などを有する。後述するNo.7共通線は、このインタフェース部11によって終端されている。
ポート部12は、IP網を終端するものである。後述するSIP専用線は、このポート部12によって終端されている。
呼制御部13は、呼制御を実行するものである。呼制御部13は、このIP−PBX10が、他のIP−PBXからの呼制御信号をさらに他のIP−PBXへ転送する場合に必要となる呼制御信号の変換部13A(図3参照)を有している。呼制御信号変換部13Aは、IAM信号をINVITEメッセージに変換したり、INVITEメッセージをIAM信号に変換したりするものである。
記憶部14は、呼制御部13が処理を実行する際に参照する情報を格納しているものである。記憶部14は、後述するルーチングラベル/条件テーブル14A、条件/読取箇所テーブル14B、読取情報/typeテーブル14Cを記憶している。
(A−2)実施形態の動作
次に、実施形態のIP−PBX10の動作、特に、IAM信号をINVITEメッセージに変換する動作を説明する。
図2に示すように、当該IP−PBX10が、No.7共通線20(20−1、20−2、20−3)を介して接続している前段のIP−PBX10B1、10B2、10B3から、SIP専用線21を介して接続している後段のIP−PBX10Aへ呼制御信号を中継する場合に、IAM信号をINVITEメッセージに変換する動作が必要となる。この実施形態は、IAM信号をINVITEメッセージに変換しても、IAM信号に含まれている端末種別の情報を、INVITEメッセージに正しく挿入できるようにしたことを特徴としている。
図3は、実施形態のIP−PBX10におけるIAM信号からINVITEメッセージへの変換動作の概要を示すフローチャートである。なお、当該IP−PBX10からの転送先をIP−PBX10Aにすることは、ルーチング処理の中で決定されるが、この決定処理には特徴はないので、その説明は省略する。また、呼制御信号の転送先と呼制御信号の授受方法(SIP専用線を介することなど)との対応は、予めテーブルなどに記述されており、呼制御信号の転送先がIP−PBX10Aと決定されると、SIP専用線21を経由すると定められ、SIPメッセージの授受を行うことに定められる。図3は、このような転送先の決定処理などの記述は省略している。
呼制御信号変換部13Aは、No.7共通線20からの呼制御信号を受信すると、図3に示す処理を開始し、まず、受信した呼制御信号がIAM信号であることを確認する(ステップS001)。
IAM信号は、ISUP(ISDN user part;ISDNユーザ部)で用いる信号のフォーマット及びコードで規定される信号の1つである。ISDNユーザ部は、図4に示すように、ルーチングラベル、予備(4ビット)、回線番号、メッセージ種別、固定長必須部、可変長必須部及びオプション部を有する。メッセージ種別は、1オクテットからなり、全てのメッセージに必須である。メッセージ種別により、ISDNユーザ部のメッセージの機能とフォ−マットが一義的に決まり、IAM信号は、メッセージ種別が「00000001」である。受信した信号(ISDNユーザ部)のメッセージ種別が「00000001」であることによりIAM信号であることを確認できる。
次に、呼制御信号変換部13Aは、受信したIAM信号のルーチングラベルに基づいて、独自情報抽出条件を判断する(ステップS002)。図5は、ルーチングラベル/条件テーブル14Aの構成例を示す説明図である。図5は、ルーチングラベルが「A」の場合には独自情報抽出条件aを適用し、ルーチングラベルが「B」の場合には独自情報抽出条件bを適用し、ルーチングラベルが「C」の場合には独自情報抽出条件cを適用することを記述している。図5は、ルーチングラベルと独自情報抽出条件とが1対1に対応するように見えるが、1対1の関係には限定されず、複数のルーチングラベルが同一の独自情報抽出条件に対応するようになっていても良い。
ルーチングラベルは、個々の回線接続において、ある回線接続に対して転送されるメッセージに対するラベルであり、ある回線接続に対しては常に同一ルーチングラベルを用いることになる。個々の回線接続を規定するルーチングラベルは、見方を変えれば、IAM信号を送出した前段のIP−PBXがIP−PBX10B1、IP−PBX10B2、IP−PBX10B3のいずれであるかを表すものとなっている。IP−PBX10B1、IP−PBX10B2又はIP−PBX10B3(メーカや作成された時期の相違など)によって、独自情報が挿入されている位置や独自情報を表すコードなどが異なっている。IAM信号を送出した前段のIP−PBXを弁別するため、予めルーチングラベル/条件テーブル14Aを用意し、IP−PBX10B1、IP−PBX10B2又はIP−PBX10B3と1対1で対応する独自情報抽出条件a、b又はcを得ることとした。
ここで、独自情報として、又は、独自情報の一項目として、端末種別の情報がIAM信号内に規定されている。
次に、呼制御信号変換部13Aは、受信したIAM信号に係る独自情報抽出条件a、b又はcをキーとして、条件/読取箇所テーブル14Bをアクセスして、独自情報の抽出箇所(読取箇所)を得て独自情報を読取る(ステップS003〜S005)。図6は、条件/読取箇所テーブル14Bの構成例を示す説明図である。図6では、独自情報抽出条件aの場合には固定長必須部から読取ることのようにラフに記載しているが、これは説明の便宜上であり、実際のテーブルでは、例えば、「固定長必須部のオクテッド送出順序9の位置から読取る」、「オプション部のパラメータ名PRAの欄で検索して読取る」、「所定位置の独自情報ポインタを読取り、ポインタが示す位置から独自情報の長さを取得し、その長さ分だけ情報を読取る」などのように、条件/読取箇所テーブル14Bには具体的な読取方法が記述されている。なお、図6では、各独自情報抽出条件によって、読取り対象部が、固定長必須部、可変長必須部、オプション部と異なる場合を示しているが、例えば、異なる独自情報抽出条件が共にオプション部から読取るものであっても良い(但し、パラメータ名が異なっているなど、オプション部からの読取方法が異なることを要する)。
次に、呼制御信号変換部13Aは、読取情報/typeテーブル14Cを参照し、読取った独自情報を、INVITEメッセージに挿入できる形式の端末種別情報に変換し、変換した端末種別情報を挿入したINVITEメッセージを生成し(ステップS006)、図3に示す一連の処理を終了する。
図7は、読取情報/typeテーブル14Cの構成例を示す説明図である。図7では、読取情報「AAA」は、端末種別が「内線」であってINVITEメッセージへの挿入情報が「type1」であり、読取情報「BBB」は、端末種別が「局線(外線)」であってINVITEメッセージへの挿入情報が「type2」であり、読取情報「CCC」は、端末種別が「専用線」であってINVITEメッセージへの挿入情報が「type3」であることが記述されている。例えば、「type1」となる読取情報が複数あっても良いことは勿論である。
INVITEメッセージは、図示は省略するが、少なくともリクエスト、ヘッダ、空白、ボディの4つのフィールドから構成される。INVITEメッセージを含め、SIPメッセージのヘッダでは、拡張ヘッダとして「X−」で始まるヘッダが認められている。この実施形態では、「X−Ssmate:」の拡張ヘッダを用意し、その拡張ヘッダに、端末種別を表す「type1」、「type2」又は「type3」を格納する。
仮に、前段のIP−PBX10B1からのIAM信号に対して独自情報抽出条件aが対応するものであれば、呼制御信号変換部13Aは、図3のステップS001−S002−S003−S006の流れで、端末種別を引き継いだINVITEメッセージを生成し、前段のIP−PBX10B2からのIAM信号に対して独自情報抽出条件bが対応するものであれば、呼制御信号変換部13Aは、図3のステップS001−S002−S004−S006の流れで、端末種別を引き継いだINVITEメッセージを生成し、前段のIP−PBX10B3からのIAM信号に対して独自情報抽出条件cが対応するものであれば、呼制御信号変換部13Aは、図3のステップS001−S002−S005−S006の流れで、端末種別を引き継いだINVITEメッセージを生成する。
図8は、No.7共通線からSIP専用線へインターワークを行った場合のシーケンスを示したものであり、前段がIP−PBX10B1の場合を示している。
前段のIP−PBX10B1に、ISDN局線着信があると(ステップS101)、No.7共通線20への発信時に、IAM信号の独自情報(例えば、ユーザ情報パラメータ)に端末種別を編集し(ステップS102)、IP−PBX10へ発呼する(ステップS103)。
IP−PBX10では、IAM信号の独自情報に編集された端末種別をINVITEメッセージの拡張ヘッダに編集し(ステップS104)、着信先の内線端末を収容しているIP−PBX10AにSIP専用線21を介して送出する(ステップS105)。
着信先の内線端末30−2を収容しているIP−PBX10Aでは、INVITEメッセージの拡張ヘッダに編集されている端末種別に応じた着信処理を行う(ステップS106)。
以上では、呼制御信号を中継するIP−PBX10が、IAM信号をINVITEメッセージに変換する場合を示したが、以下では、変換元の呼制御信号がINVITEメッセージで変換後の呼制御信号がIAM信号の場合を簡単に説明する。図示は省略するが、図8のシーケンスに準じて説明することとし、構成要素についての符号として、図8に係るものを適用する。
前段のIP−PBX10B1に局線着信があると、SIP専用線20への発信時に、INVITEメッセージの拡張ヘッダに端末種別を編集し、IP−PBX10へ発呼する。
IP−PBX10は、INVITEメッセージの宛先端末の情報から、IAM信号のルーチングラベルに挿入する情報を得て、ルーチングラベル/条件テーブル(図5参照)をアクセスして独自情報抽出条件を取り出し、取り出した独自情報抽出条件をキーとして条件/読取箇所テーブル(図6参照)をアクセスして、端末種別の情報を盛り込むIAM信号の箇所を認識する。また、IP−PBX10は、INVITEメッセージの拡張ヘッダに挿入されている端末種別の情報をキーとして、読取情報/typeテーブル(図7参照)をアクセスし、IAM信号における端末種別情報に係る独自情報を得、この独自情報を、先に得ていたIAM信号における箇所に盛り込む。以上のようにして独自情報(端末種別情報)が挿入されたIAM信号を、着信先の内線端末を収容しているIP−PBX10AにNo.7共通線21を介して送出する。
着信先の内線端末を収容しているIP−PBX10Aでは、IAM信号の独自情報に編集されている端末種別に応じた着信処理を行う。
(A−3)実施形態の効果
上記実施形態によれば、No.7共通線経由のSIP専用線からの着信を端末種別毎の着信として認識することができ、また、SIP専用線経由のNo.7共通線からの着信を端末種別毎の着信として認識することができ、端末種別毎の着信認識機能を利用したサービスを拡張することにより、利便性を向上させることができる。
(B)他の実施形態
上記実施形態においては、交換装置がIP−PBXであるものを示したが、本発明はIP−PBXに限定されるものではなく、呼制御信号のインタフェース部として、SIPメッセージを授受する呼制御信号線を終端するインタフェース部と、共通線方式に従う呼制御信号線を終端するインタフェース部とを有する交換装置であれば、本発明の技術思想を適用することができる。
上記実施形態では、ルーチングラベル/条件テーブル14A及び条件/読取箇所テーブル14Bを有するものを示したが、ルーチングラベル/条件テーブル14A及び条件/読取箇所テーブル14Bに代え、ルーチングラベル/条件テーブル14A及び条件/読取箇所テーブル14Bを融合したテーブルを適用するようにしても良い。すなわち、ルーチングラベルと読取り箇所とを直接対応付けたテーブルを適用するようにしても良い。
10、10A、10B1〜10B3…IP−PBX、11…インタフェース部、12…ポート部、13…呼制御部、13A…呼制御信号変換部、14…記憶部、14A…ルーチングラベル/条件テーブル、14B…条件/読取箇所テーブル、14C…読取情報/typeテーブル。

Claims (3)

  1. 共通線方式に従う共通線呼制御信号を授受する第1の呼制御信号線を終端する第1のインタフェース部と、SIPメッセージを授受する第2の呼制御信号線を終端する第2のインタフェース部と、到来した共通線呼制御信号をSIPメッセージに変換して転送させる第1の呼制御信号変換部と、到来したSIPメッセージを共通線呼制御信号に変換して転送させる第2の呼制御信号変換部とを有する交換装置において、
    共通線呼制御信号ごとにおける複数のルーチングラベルと、その共通線呼制御信号ごとにおける発端末の端末種別情報を含む固定長領域、可変長領域およびオプション領域のいずれかの箇所の情報とを対応付けている第1の記憶部と、
    共通線呼制御信号ごとにおける発端末の端末種別情報の表記と、SIPメッセージにおける発端末の端末種別情報の表記とを対応付けている第2の記憶部とを備え、
    上記第1の呼制御信号変換部は、到来した共通線呼制御信号のルーチングラベルを元に上記第1の記憶部をアクセスして箇所情報を得、到来した共通線呼制御信号の該当箇所から発端末の端末種別情報を得た後、上記第2の記憶部をアクセスしてSIPメッセージにおける発端末の端末種別情報の表記を得、その表記をSIPメッセージの所定箇所に挿入し、
    上記第2の呼制御信号変換部は、到来したSIPメッセージにおける宛先端末の情報に基づいて、共通線呼制御信号に挿入するルーチングラベルを定め、このルーチングラベルを元に上記第1の記憶部をアクセスして箇所情報を得、共通線呼制御信号の該当箇所に、到来したSIPメッセージの発端末の端末種別情報の表記で上記第2の記憶部をアクセスして得た共通線呼制御信号における発端末の端末種別情報の表記を挿入する
    ことを特徴とする交換装置。
  2. 当該交換装置がIP−PBXであることを特徴とする請求項1に記載の交換装置。
  3. 共通線方式に従う共通線呼制御信号を授受する第1の呼制御信号線を終端する第1のインタフェース部と、SIPメッセージを授受する第2の呼制御信号線を終端する第2のインタフェース部とを有する交換装置に搭載されたコンピュータを、
    共通線呼制御信号ごとにおける複数のルーチングラベルと、その共通線呼制御信号ごとにおける発端末の端末種別情報を含む固定長領域、可変長領域およびオプション領域のいずれかの箇所の情報とを対応付けている第1の記憶部と、
    共通線呼制御信号ごとにおける発端末の端末種別情報の表記と、SIPメッセージにおける発端末の端末種別情報の表記とを対応付けている第2の記憶部と、
    到来した共通線呼制御信号をSIPメッセージに変換して転送させるものであって、到来した共通線呼制御信号のルーチングラベルを元に上記第1の記憶部をアクセスして箇所情報を得、到来した共通線呼制御信号の該当箇所から発端末の端末種別情報を得た後、上記第2の記憶部をアクセスしてSIPメッセージにおける発端末の端末種別情報の表記を得、その表記をSIPメッセージの所定箇所に挿入する第1の呼制御信号変換部と、
    到来したSIPメッセージを共通線呼制御信号に変換して転送させるものであって、到来したSIPメッセージにおける宛先端末の情報に基づいて、共通線呼制御信号に挿入するルーチングラベルを定め、このルーチングラベルを元に上記第1の記憶部をアクセスして箇所情報を得、共通線呼制御信号の該当箇所に、到来したSIPメッセージの発端末の端末種別情報の表記で上記第2の記憶部をアクセスして得た共通線呼制御信号における発端末の端末種別情報の表記を挿入する第2の呼制御信号変換部と
    して機能させることを特徴とする呼制御信号変換プログラム。
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